JP3000596B2 - インバータの寿命表示回路 - Google Patents
インバータの寿命表示回路Info
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- JP3000596B2 JP3000596B2 JP1250303A JP25030389A JP3000596B2 JP 3000596 B2 JP3000596 B2 JP 3000596B2 JP 1250303 A JP1250303 A JP 1250303A JP 25030389 A JP25030389 A JP 25030389A JP 3000596 B2 JP3000596 B2 JP 3000596B2
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- inverter
- life
- capacitor
- circuit
- emitting diode
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/40—Testing power supplies
- G01R31/42—AC power supplies
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、その主要構成要素劣化検出によるインバ
ータの寿命予知・表示回路に関する。
ータの寿命予知・表示回路に関する。
従来、インバータの寿命を積極的且つ正確に予知・検
出する手段は無く、該インバータの負荷状態或いはその
周囲温度等の運転条件とその主要構成要素の予想故障率
等から定めた時間インターバルにて前記インバータの保
守・点検を行っていた。
出する手段は無く、該インバータの負荷状態或いはその
周囲温度等の運転条件とその主要構成要素の予想故障率
等から定めた時間インターバルにて前記インバータの保
守・点検を行っていた。
なお第3図は、前記インバータの寿命に大きく影響す
る電解コンデンサを多用しDC/DCコンバータから成る従
来のインバータ用直流制御電源回路の回路図の例示であ
る。
る電解コンデンサを多用しDC/DCコンバータから成る従
来のインバータ用直流制御電源回路の回路図の例示であ
る。
第3図において、1のDC/DCコンバータは自励発振形
チョッパ回路を基本として構成されたものであり、C1〜
C8は電解コンデンサ、D1〜D7はダイオード、TR1とTR2と
はトランジスタである。またTsは変圧器であり、前記コ
ンバータの直流入力電圧を断続して得たチョッパ電流を
通電する1次主巻線と、前記トランジスタTR1のスイッ
チング用にそのベースに対する前記チョッパ電流の正帰
還信号を発生させ抵抗RfとコンデンサCoとから成る時定
数回路を介して給電する正帰還用巻線と、前記主巻線に
対しそれぞれ適当な巻線比を有する複数の2次巻線とを
有するものである。
チョッパ回路を基本として構成されたものであり、C1〜
C8は電解コンデンサ、D1〜D7はダイオード、TR1とTR2と
はトランジスタである。またTsは変圧器であり、前記コ
ンバータの直流入力電圧を断続して得たチョッパ電流を
通電する1次主巻線と、前記トランジスタTR1のスイッ
チング用にそのベースに対する前記チョッパ電流の正帰
還信号を発生させ抵抗RfとコンデンサCoとから成る時定
数回路を介して給電する正帰還用巻線と、前記主巻線に
対しそれぞれ適当な巻線比を有する複数の2次巻線とを
有するものである。
前記時定数回路による指定通流率と前記変圧器巻線比
により決定された前記各2次巻線出力電圧は前記各ダイ
オードD2〜D7により整流され、更には前記トランジスタ
TR2の制御にて再調整され、所要の各制御用直流電圧と
なり端子P2−M2,…,P6−M6,P7−M2よりそれぞれ出力さ
れる。
により決定された前記各2次巻線出力電圧は前記各ダイ
オードD2〜D7により整流され、更には前記トランジスタ
TR2の制御にて再調整され、所要の各制御用直流電圧と
なり端子P2−M2,…,P6−M6,P7−M2よりそれぞれ出力さ
れる。
しかしながら上記の如き従来の保守・点検によっては
インバータの寿命予知とされによるインバータの故障事
前防止には限界があった。
インバータの寿命予知とされによるインバータの故障事
前防止には限界があった。
上記に鑑み本発明は、インバータの主要構成要素の劣
化検出により該インバータの寿命の概略推定を可能とし
その保守・点検時期の適確化を図り、不意のインバータ
故障の防止をより確実になすことを可能とするインバー
タの寿命表示回路の提供を目的とするものである。
化検出により該インバータの寿命の概略推定を可能とし
その保守・点検時期の適確化を図り、不意のインバータ
故障の防止をより確実になすことを可能とするインバー
タの寿命表示回路の提供を目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明のインバータの寿
命表示回路は、インバータにおける単一または複数の直
流制御電源回路における直流出力電圧平滑用の電解コン
デンサの全部または適当に選定された幾つかに対し、コ
ンデンサと発光ダイオードとの直列接続回路をそれぞれ
並列に接続して成り、前記インバータの寿命関連主要素
である前記電解コンデンサの劣化状態を前記発光ダイオ
ードの点灯度合により表示するものである。
命表示回路は、インバータにおける単一または複数の直
流制御電源回路における直流出力電圧平滑用の電解コン
デンサの全部または適当に選定された幾つかに対し、コ
ンデンサと発光ダイオードとの直列接続回路をそれぞれ
並列に接続して成り、前記インバータの寿命関連主要素
である前記電解コンデンサの劣化状態を前記発光ダイオ
ードの点灯度合により表示するものである。
一般にインバータの寿命は、該インバータにおける直
流平滑回路に使用される電解コンデンサの劣化をその最
大要件として決定される。
流平滑回路に使用される電解コンデンサの劣化をその最
大要件として決定される。
また前記電解コンデンサの劣化は一般にその静電容量
の低下をもたらし、従って前記の如き直流平滑回路に使
用される電解コンデンサの劣化は該平滑回路におけるリ
ップル電圧の増大を招くことになる。すなわち前記イン
バータの寿命は、電解コンデンサを使用したその直流平
滑回路におけるリップル電圧の増大度合より概略推定が
可能となる。
の低下をもたらし、従って前記の如き直流平滑回路に使
用される電解コンデンサの劣化は該平滑回路におけるリ
ップル電圧の増大を招くことになる。すなわち前記イン
バータの寿命は、電解コンデンサを使用したその直流平
滑回路におけるリップル電圧の増大度合より概略推定が
可能となる。
本発明は、上記に従い、対象とする電解コンデンサの
両端に交流分通過用のコンデンサと発光ダイオードとの
直列回路を並列に接続し、該発光ダイオードに前記リッ
プル電圧に対応した電流を通電させその点灯度合により
前記インバータ寿命の推定表示を行うものである。
両端に交流分通過用のコンデンサと発光ダイオードとの
直列回路を並列に接続し、該発光ダイオードに前記リッ
プル電圧に対応した電流を通電させその点灯度合により
前記インバータ寿命の推定表示を行うものである。
なお複数個の並列接続された電解コンデンサ群はそれ
らの合成静電容量を有する1個の等価電解コンデンサと
みなされ、前記コンデンサ群に対する前記の如きリップ
ル電圧の検出は前記の如き発光ダイオード回路の1組を
設置すれば良く、また前記リップル電圧の増大は前記並
列コンデンサ群中の何れかのコンデンサにおける劣化を
示すものとなる。
らの合成静電容量を有する1個の等価電解コンデンサと
みなされ、前記コンデンサ群に対する前記の如きリップ
ル電圧の検出は前記の如き発光ダイオード回路の1組を
設置すれば良く、また前記リップル電圧の増大は前記並
列コンデンサ群中の何れかのコンデンサにおける劣化を
示すものとなる。
更になお、前記インバータの寿命表示に当っては、原
則として、電解コンデンサの単体または複数個並列群そ
れぞれに対し前記の如き発光ダイオード回路の設置を要
するが、もし何れか1個または1群の電解コンデンサが
使用条件或いは故障率の実績等により他の電解コンデン
サまたはコンデンサ群に比し最も短寿命であることが確
実に推定し得る場合には該最短寿命コンデンサまたはコ
ンデンサ群のみに対する前記発光ダイオード回路の設置
により前記インバータ寿命の概略推定が可能となる。
則として、電解コンデンサの単体または複数個並列群そ
れぞれに対し前記の如き発光ダイオード回路の設置を要
するが、もし何れか1個または1群の電解コンデンサが
使用条件或いは故障率の実績等により他の電解コンデン
サまたはコンデンサ群に比し最も短寿命であることが確
実に推定し得る場合には該最短寿命コンデンサまたはコ
ンデンサ群のみに対する前記発光ダイオード回路の設置
により前記インバータ寿命の概略推定が可能となる。
以下この発明の実施例を図面により説明する。第1図
と第2図とはこの発明の第1と第2の実施例を示す回路
図である。なお第1図と第2図とにおいては前記第3図
に示す直流制御電源回路の回路図の場合と同一機能の構
成要素に対しては同一の表示符号を附している。
と第2図とはこの発明の第1と第2の実施例を示す回路
図である。なお第1図と第2図とにおいては前記第3図
に示す直流制御電源回路の回路図の場合と同一機能の構
成要素に対しては同一の表示符号を附している。
第1図は第3図の回路図において、図示DC/DCコンバ
ータを用いるインバータの寿命推定が電解コンデンサC1
〜C8中のC21個を対象として確実に可能であると予測で
きる場合に、該コンデンサC2の端子電圧を入力とする寿
命表示回路2を設けたものである。該表示回路2におい
てCiは直流電圧を阻止しリップル交流電圧のみを通過さ
せる交流用コンデンサ、LEDは発光ダイオード、Riは該
発光ダイオードに対する印加電圧整合用の抵抗である。
ータを用いるインバータの寿命推定が電解コンデンサC1
〜C8中のC21個を対象として確実に可能であると予測で
きる場合に、該コンデンサC2の端子電圧を入力とする寿
命表示回路2を設けたものである。該表示回路2におい
てCiは直流電圧を阻止しリップル交流電圧のみを通過さ
せる交流用コンデンサ、LEDは発光ダイオード、Riは該
発光ダイオードに対する印加電圧整合用の抵抗である。
従って前記発光ダイオードLEDは、寿命表示回路2の
入力電圧すなわち前記コンデンサC2の劣化の進行と共に
その値の増大する前記リップル電圧の値に応じてその点
灯度合を変化させ、前記コンデンサの劣化度合従って前
記インバータの寿命表示を行うことになる。なお前記コ
ンデンサC1〜C8が全て同様の劣化特性を有すると推測さ
れる場合、前記発光ダイオード関連回路は前記コンデン
サC1〜C8全てに設置される必要がある。
入力電圧すなわち前記コンデンサC2の劣化の進行と共に
その値の増大する前記リップル電圧の値に応じてその点
灯度合を変化させ、前記コンデンサの劣化度合従って前
記インバータの寿命表示を行うことになる。なお前記コ
ンデンサC1〜C8が全て同様の劣化特性を有すると推測さ
れる場合、前記発光ダイオード関連回路は前記コンデン
サC1〜C8全てに設置される必要がある。
次に第2図は、第1図の寿命表示回路2において前記
発光ダイオードLEDに対する逆電圧印加防止用のダイオ
ードDiを設け寿命表示回路2aとなしたものである。
発光ダイオードLEDに対する逆電圧印加防止用のダイオ
ードDiを設け寿命表示回路2aとなしたものである。
この発明によれば、インバータの寿命決定の主要素で
ある直流平滑回路用電解コンデンサに対し、該コンデン
サの端子電圧中のリップル電圧にて作動点灯する発光ダ
イオードを設けることにより、前記電解コンデンサの劣
化度の検知従って前記インバータの寿命予測が視覚的に
簡単に可能となり、前記インバータに対する適確且つ効
率的な予防保全ができ従ってインバータ運転の信頼性向
上を図ることができる。
ある直流平滑回路用電解コンデンサに対し、該コンデン
サの端子電圧中のリップル電圧にて作動点灯する発光ダ
イオードを設けることにより、前記電解コンデンサの劣
化度の検知従って前記インバータの寿命予測が視覚的に
簡単に可能となり、前記インバータに対する適確且つ効
率的な予防保全ができ従ってインバータ運転の信頼性向
上を図ることができる。
第1図と第2図とはこの発明の第1と第2の実施例を示
す回路図、第3図は従来のインバータ用直流制御電源回
路の回路図である。 1……DC/DCコンバータ、2,2a……寿命表示回路、Co,Ci
……コンデンサ、C1〜C8……電解コンデンサ、D1〜D7…
…ダイオード、LED……発光ダイオード、Rf,Ri……抵
抗、TR1,TR2……トランジスタ、Ts……変圧器。
す回路図、第3図は従来のインバータ用直流制御電源回
路の回路図である。 1……DC/DCコンバータ、2,2a……寿命表示回路、Co,Ci
……コンデンサ、C1〜C8……電解コンデンサ、D1〜D7…
…ダイオード、LED……発光ダイオード、Rf,Ri……抵
抗、TR1,TR2……トランジスタ、Ts……変圧器。
Claims (1)
- 【請求項1】インバータにおける単一または複数の直流
制御電源回路における直流出力電圧平滑用の電解コンデ
ンサの全部または適当に選定された幾つかに対し、コン
デンサと発光ダイオードとの直列接続回路をそれぞれ並
列に接続して成り、前記インバータの寿命関連主要素で
ある前記電解コンデンサの劣化状態を前記発光ダイオー
ドの点灯度合により表示することを特徴とするインバー
タの寿命表示回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1250303A JP3000596B2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | インバータの寿命表示回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1250303A JP3000596B2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | インバータの寿命表示回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03117319A JPH03117319A (ja) | 1991-05-20 |
JP3000596B2 true JP3000596B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=17205905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1250303A Expired - Fee Related JP3000596B2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | インバータの寿命表示回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000596B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3328517B2 (ja) * | 1996-09-25 | 2002-09-24 | 株式会社三社電機製作所 | コンデンサに流れるリップル電流の評価装置 |
JP5778377B2 (ja) * | 2009-02-18 | 2015-09-16 | Dxアンテナ株式会社 | 寿命検出装置および寿命検出方法 |
CN101696999A (zh) * | 2009-10-16 | 2010-04-21 | 深圳华为通信技术有限公司 | 无线数据业务设备自诊断方法及系统 |
JP2018004523A (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 東洋電機製造株式会社 | コンデンサ状態判定装置 |
CN106093665B (zh) * | 2016-08-05 | 2019-05-21 | 广州金升阳科技有限公司 | 一种开关电源用指示电路及其使用方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5789328U (ja) * | 1980-11-20 | 1982-06-02 |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP1250303A patent/JP3000596B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03117319A (ja) | 1991-05-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |