JP3000580U - 携行折り畳み容器 - Google Patents

携行折り畳み容器

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JP3000580U
JP3000580U JP1994000283U JP28394U JP3000580U JP 3000580 U JP3000580 U JP 3000580U JP 1994000283 U JP1994000283 U JP 1994000283U JP 28394 U JP28394 U JP 28394U JP 3000580 U JP3000580 U JP 3000580U
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JP
Japan
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plate
outer peripheral
folding container
plates
bottom plate
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Application number
JP1994000283U
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English (en)
Inventor
充 芋谷
Original Assignee
株式会社芋谷工業
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 4面の外周板1のうちの1面の外周板1に伸
縮自在としたハンドル2を設け、この外周板1の下部
に、底板3を起倒自在に設けると共にキャスター4を設
け、さらに他の3面の外周板1を前記1面の外周板1側
に折り畳み自在としている。そして、前記3面の外周板
1を前記1面の外周板1側に折り畳んだとき、前記1面
の外周板1と底板3の間に前記3面の外周板1が収納さ
れるようにするのが好ましい。 【効果】 折り畳み容器に重い荷物を収納した場合に
も、この折り畳み容器を手押し車に載せることなく、そ
のまま手押し車のように押して運搬することができるの
で、運搬に便利なものとなり、しかも折り畳んだ状態で
はコンパクトなものとなって携行に非常に便利なものと
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、各種の物品を収納したり、各種の物品を収納したまま手押し車の ように押して運搬でき、さらに不使用時には小さく折り畳むことができる携行折 り畳み容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から折り畳み容器に関するものは多種類考案されており、また手押し車に 関するものも多種類考案されているが、これらを組み合わせて一体としたものは 存在しなかった。
【0003】 ところで、折り畳み容器に重い荷物を収納した場合には、この折り畳み容器を 手押し車に載せて運搬している。このような場合、折り畳み容器を手押し車に紐 で縛って、折り畳み容器が手押し車から落ちないように固定している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のように、重い荷物を運搬する度に折り畳み容器を手 押し車に載せて紐で縛るのは、非常に面倒であるという課題を有していた。
【0005】 また、折り畳み容器と手押し車が別体であるので、これらを同時に携行しよう とすると、嵩張って携行し難いという課題を有していた。
【0006】 そこで、この考案は、折り畳み容器に重い荷物を収納した場合にも、この折り 畳み容器を手押し車に載せることなく、そのまま手押し車のように押して運搬す ることができ、しかも折り畳んだ状態ではコンパクトなものとなって携行に非常 に便利な携行折り畳み容器を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 そのため、この考案に係る携行折り畳み容器は、4面の外周板1のうちの1面 の外周板1に伸縮自在としたハンドル2を設け、この外周板1の下部に、底板3 を起倒自在に設けると共にキャスター4を設け、さらに他の3面の外周板1を前 記1面の外周板1側に折り畳み自在としている。
【0008】 そして、前記3面の外周板1を前記1面の外周板1側に折り畳んだとき、前記 1面の外周板1と底板3の間に前記3面の外周板1が収納されるようにするのが 好ましい。
【0009】 さらに、前記4面の外周板1は、両側板5、5および前後板6、7から構成さ れ、側板5は前側板5aと後側板5bとを折り曲げ自在に連結され、前側板5a の前縁部が前板6に折り曲げ自在に連結され、後側板5bの後縁部が後板7に折 り曲げ自在に連結されたものとすることができる。
【0010】 また、前記底板3の後縁部に、前板6の上縁部に形成した係止部11と係脱自在 とした係止体13を設けたものとすることができる。しかも、この係止体13は、後 板7の下部に形成した係止部12とも係脱自在とすることができる。
【0011】
【作用】
この考案に係る携行折り畳み容器は、3面の外周板を1面の外周板1側に折り 畳み、底板3を起こすことにより、1面の外周板1と底板2の間に3面の外周板 1が収納され、コンパクトなものにしておける。そして、この状態では、底板3 の後縁部の係止体13を前板6の上縁部の係止部11に係止して、容器本体が拡がら ないようにしておける。さらに、容器本体が拡がった状態では、底板3の後縁部 の係止体13を後板7の下部の係止部12に係止して、容器本体が縮まないようにし ておける。
【0012】 また、この考案に係る携行折り畳み容器は、ハンドル2を押してそのまま手押 し車のように運搬することができる。
【0013】
【実施例】
以下、この考案に係る携行折り畳み容器の構成を、実施例として示した図面に 基づいて詳細に説明する。
【0014】 この考案に係る携行折り畳み容器は、図に示したように、4面の外周板1のう ちの1面の外周板1に伸縮自在としたハンドル2を設け、この外周板1の下部に 、底板3を起倒自在に設けると共にキャスター4を設け、さらに他の3面の外周 板1を前記1面の外周板1側に折り畳み自在としている。そして、前記3面の外 周板1を前記1面の外周板1側に折り畳んだときには、図4に示したように、前 記1面の外周板1と底板3の間に前記3面の外周板1が収納されるようにしてい る。
【0015】 4面の外周板1は、左右に対向する両側板5、5および前後に対向する前後板 6、7から構成されている。側板5は、前側板5aと後側板5bとをヒンジ8を 介して内方向に略く字状に折り曲げ自在に連結されている。そして、前側板5a の前縁部が前板6に内方向に折り曲げ自在に連結され、後側板5bの後縁部が後 板7に内方向に折り曲げ自在に連結されている。なお、前後板6、7の中央上部 には必要に応じ握持用の窓9、9を形成しておくことができる。
【0016】 ハンドル2は、フレーム体としており、伸縮フレーム2aおよび持手部2bか ら構成されている。
【0017】 底板3は、回動角度を90度として前記1面の外周板1の下部に回動自在に取 り付けることにより起倒自在としている。さらに、この底板3の後寄りには、脚 部10を設けている。また、この底板3の後縁部には、前板6の上縁部に形成した 係止部11と係脱自在とすると共に後板7の下部に形成した係止部12と係脱自在と した係止体13を設けている。
【0018】 キャスター4は、前記脚部10が接地した状態で底板3が水平面となるように前 板6の両側下部に設けている。したがって、折り畳み容器を床等に置いたときに は、キャスター4および脚部10が床等に接地し、容器本体1を安定した状態にし ておける。
【0019】 以上のように構成されたこの考案に係る携行折り畳み容器は、以下に示す状態 で使用することができる。
【0020】 先ず、この考案に係る携行折り畳み容器は、図1に示した状態から、前側板5 aと後側板5bをそれぞれ内方に折り曲げ、前板6に後板7を近づけることによ り、外周板1を平坦状に折り畳み、図3に示した状態にする。そして、ハンドル 3を縮めた状態で、底板3を前板6側に回動させることによりこの底板3を起こ し、図4、5に示した状態にしておくことができる。この状態では、アッタシュ ケースのようにコンパクトな状態として携行したり、そのまま保管しておくこと ができる。
【0021】 なお、この状態では、底板3の後縁部の係止体13を前板6の上縁部の係止部11 に係止して、容器本体が拡がらないようにしている。
【0022】 次に、この考案に係る携行折り畳み容器は、図4に示した状態から、底板3を 前板6側から90度回動させてこの底板3を倒し、前板6から後板7を引き出し 、前側板5aと後側板5bをそれぞれ伸ばすことにより、図2に示した状態にし てしておくことができる。この状態では、容器本体内に任意の収納物を入れ、前 後板6、7に形成した窓9、9に手を掛け、前後板6、7を握持して運搬するこ とができる。また、この状態で、自動車のトランクや収納庫等に収納しておくこ とができる。
【0023】 なお、この状態では、底板3の後縁部の係止体13を後板7の下部の係止部12に 係止して、容器本体が縮まないようにしている。
【0024】 さらに、この考案に係る携行折り畳み容器は、図2に示した状態から、ハンド ル2を伸ばして図1に示したような状態にしておくことができる。この状態では 、容器本体1に任意の収納物を入れ、ハンドル2を手前に引き、容器本体1を傾 けてそのまま手押し車のように押して運搬することができる。
【0025】
【考案の効果】
この考案に係る携行折り畳み容器は、以上に述べたように構成されており、折 り畳み容器に重い荷物を収納した場合にも、この折り畳み容器を手押し車に載せ ることなく、そのまま手押し車のように押して運搬することができるので、運搬 に便利なものとなり、しかも折り畳んだ状態ではコンパクトなものとなって携行 に非常に便利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る携行折り畳み容器の使用状態の
斜視図である。
【図2】この考案に係る携行折り畳み容器の他の使用状
態の斜視図である。
【図3】この考案に係る携行折り畳み容器の折り畳む途
中の状態の斜視図である。
【図4】この考案に係る携行折り畳み容器の折り畳んだ
状態の斜視図である。
【図5】この考案に係る携行折り畳み容器の折り畳んだ
状態を別の角度から見た斜視図である。
【図6】この考案に係る携行折り畳み容器の底板の後縁
部の係止体と後板の下部の係止部とを拡大して示す説明
図である。
【符号の説明】
1 外周板 2 ハンドル 3 底板 4 キャスター 5 側板 5a 前側板 5b 後側板 6 前板 7 後板 11 係止部 12 係止部 13 係止体

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4面の外周板(1)のうちの1面の外周
    板(1)に伸縮自在としたハンドル(2)を設け、この
    外周板(1)の下部に、底板(3)を起倒自在に設ける
    と共にキャスター(4)を設け、さらに他の3面の外周
    板(1)を前記1面の外周板(1)側に折り畳み自在と
    したことを特徴とする携行折り畳み容器。
  2. 【請求項2】 前記3面の外周板(1)を前記1面の外
    周板(1)側に折り畳んだとき、前記1面の外周板
    (1)と底板(3)の間に前記3面の外周板(1)が収
    納されることを特徴とする請求項1記載の携行折り畳み
    容器。
  3. 【請求項3】 前記4面の外周板(1)が、両側板
    (5)(5)および前後板(6)(7)から構成され、
    側板(5)は前側板(5a)と後側板(5b)とを折り
    曲げ自在に連結され、前側板(5a)の前縁部が前板
    (6)に折り曲げ自在に連結され、後側板(5b)の後
    縁部が後板(7)に折り曲げ自在に連結されたことを特
    徴とする請求項1記載の携行折り畳み容器。
  4. 【請求項4】 前記底板(3)の後縁部に、前板(6)
    の上縁部に形成した係止部(11)と係脱自在とした係止
    体(13)を設けたことを特徴とする請求項3記載の携行
    折り畳み容器。
  5. 【請求項5】 前記底板(3)の後縁部に、前板(6)
    の上縁部に形成した係止部(11)と係脱自在とすると共
    に、後板(7)の下部に形成した係止部(12)と係脱自
    在とした係止体(13)を設けたことを特徴とする請求項
    3記載の携行折り畳み容器。
JP1994000283U 1994-01-31 1994-01-31 携行折り畳み容器 Expired - Lifetime JP3000580U (ja)

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