JP3000165U - 傘用柄 - Google Patents

傘用柄

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JP3000165U
JP3000165U JP7294U JP7294U JP3000165U JP 3000165 U JP3000165 U JP 3000165U JP 7294 U JP7294 U JP 7294U JP 7294 U JP7294 U JP 7294U JP 3000165 U JP3000165 U JP 3000165U
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JP7294U
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利昌 小角
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株式会社小角
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンパクト化と、使用時の使い勝手の良さの両
方を兼ね備えた傘用柄を提供する。 【構成】内本体1を傘の支柱5に螺合し、この内本体1
の外周面に、上下方向に筒状の外本体2を螺合させる。
外本体2の螺合用のねじ部(21)は上端よりも少し下
までしか形成されておらず、外本体2が内本体1の下方
に抜け落ちてしまうことはない。また、外本体2の下端
には蓋3が取り付けられており、外本体2が内本体1の
上方に抜けてしまうこともない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、傘用の柄に関する。
【0002】
【従来の技術】
傘、特に携帯用の折り畳み傘は、携帯時のサイズをよりコンパクトにするため に、柄の部分も非常に小さくなっており、例えば、柄の長さが1cm〜2cm程度の ものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したように柄の部分を短くするとコンパクトになって携帯 のためには非常に便利になる反面、傘を差したときに持ちづらくなってしまう問 題があった。また逆に、傘を差したときの持ち易さを考慮して柄の部分を長くす ると携帯時に大きく、かつ重くなってしまう問題があった。つまり、従来の技術 では、コンパクト化を優先して柄を小さくすることにより使用時の使い勝手を犠 牲にするか、使用時の使い勝手を優先して柄を大きくすることによりコンパクト 化を犠牲にするか、のいずれかしかなかった。
【0004】 この考案の目的は、コンパクト化と、使用時の使い勝手の良さの両方を兼ね備 えた傘用柄を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の考案は、傘の支柱の下端に取り付けられる柄であって、 傘の支柱に対する螺合部を有する内本体と、この内本体の外周面に沿って前記 支柱の軸方向に摺動可能な外本体と、を備えるとともに、 前記外本体が前記内本体に対し摺動可能な上部の位置と下部の位置で、両本体 を係止させる係止手段と、 を備えたことを特徴とする。
【0006】 請求項2に記載の考案は、傘の支柱の下端に取り付けられる柄であって、 傘の支柱に対する螺合部を有する内本体と、この内本体の外周面に沿って前記 支柱の軸方向に摺動可能な外本体と、を備えるとともに、 前記内本体の外周下端に設けられたねじ部、前記外本体の内周の上端部より下 の部分に設けられたねじ部、および、前記外本体の下端に設けられた蓋、からな り、前記外本体が前記内本体に対し摺動可能な上部の位置と下部の位置で、両本 体を係止させる係止手段、を備えたことを特徴とする。
【0007】 請求項3に記載の考案は、傘の支柱の下端に取り付けられる柄であって、 傘の支柱に対する螺合部を有する内本体と、この内本体の外周面に沿って前記 支柱の軸方向に摺動可能な外本体と、を備えるとともに、 前記内本体の外周下端に設けられたねじ部、前記外本体の内周の上端部より下 の部分に設けられたねじ部、および、前記外本体の前記ねじ部の下端に螺合され る蓋、からなり、前記外本体が前記内本体に対し摺動可能な上部の位置と下部の 位置で、両本体を係止させる係止手段、を備えたことを特徴とする。
【0008】 請求項4に記載の考案は、傘の支柱の下端に取り付けられる柄であって、 傘の支柱に対する螺合部を有する内本体と、この内本体の外周面に沿って前記 支柱の軸方向に摺動可能な外本体と、を備えるとともに、 前記内本体の外周下端または前記外本体の内周上端のいずれか一方に設けられ た突出部、および、前記内本体または外本体のうち前記突出部が設けられていな い他方の本体に設けられ、該他方の本体の上端部と下端部に対応する位置で水平 で、前記突出部が摺動可能に挿嵌される溝部、からなり、前記外本体が前記内本 体に対し摺動可能な上部の位置と下部の位置で、両本体を係止させる係止手段、 を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
請求項1に記載の傘用柄は、内本体が傘の支柱に螺合可能であり、これによっ て傘に着脱される。本考案の傘用柄は、内本体と外本体とを備えており、外本体 は内本体に対して上下方向、すなわち、傘の支柱の軸方向に沿う方向に摺動可能 になっている。内本体を傘の支柱に取り付けて外本体を上方に摺動させると柄は 短くなり、逆に外本体を下方に摺動させると柄は長くなる。外本体と内本体とは 、外本体が内本体に対して摺動した上部の位置と、同様に摺動した下部の位置と 、で係止手段によって係止される。これにより、この考案の傘用柄は、柄が短い 状態と長い状態とが維持できるようになっている。
【0010】 請求項2に記載の傘用柄は、内本体が傘の支柱に螺合可能であり、これによっ て傘に着脱される。該内本体の外周下端にはねじ部が設けられており、該ねじ部 と外本体の内周の上端より下の部分に設けられたねじ部とが螺合する。この螺合 においては、外本体を上方向へ回していったとき(上方向へ摺動させたとき)、 外本体は上端付近で停止する。外本体の上端部にはねじ部が形成されていないた めで、このとき、内本体は外本体内に収容された状態となり、柄の長さは短くな っている。一方、外本体を下方向へ回していったとき(下方向へ摺動させたとき )、外本体は下端付近で停止する。外本体の下端に蓋が設けられているためで、 このとき、外本体は内本体の下側に位置し、柄の長さは長くなっている。
【0011】 請求項3に記載の傘用柄は、内本体が傘の支柱に螺合可能であり、これによっ て傘に着脱される。また、前記内本体には外本体が螺合され、さらに、外本体の 下端には蓋が螺合される。つまり、本願考案では、内本体,外本体,蓋の3つの 部品が全て螺合によって組み立てられる。また、この螺合に際しては、外本体の ねじ部が、内本体の螺合用、蓋の螺合用の両方に兼用される。内本体と外本体と の螺合においては、外本体を上方向へ回していったとき(上方向へ摺動させたと き)、外本体は上端付近で停止する。外本体の上端部にはねじ部が形成されてい ないためで、このとき、内本体は外本体内に収容された状態となり、柄の長さは 短くなっている。一方、外本体を下方向へ回していったとき(下方向へ摺動させ たとき)、外本体は下端付近で停止する。外本体の下端に蓋が設けられているた めで、このとき、外本体は内本体の下側に位置し、柄の長さは長くなっている。
【0012】 請求項4に記載の傘用柄は、内本体が傘の支柱に螺合可能であり、これによっ て傘に着脱される。内本体または外本体のいずれか一方には突出部が設けられて おり、この突出部が、他方の本体に設けられた溝部に摺動可能に挿嵌される。こ の構成においては、前記溝部に沿って前記突出部を摺動させながら外本体を上方 へ摺動させ、突出部を溝部の水平な部分にはめ込むと、内本体が外本体に収容さ れた状態となる。なおこのとき、内本体に突出部,外本体に溝部が形成された構 成では、外本体の下端側の水平部に突出部が位置し、内本体に溝部,外本体に突 出部が形成された構成では、内本体の上端側の水平部に突出部が位置する。一方 、突出部を溝部に沿って摺動させながら外本体を下方向へ摺動させ、溝部の水平 な部分にはめ込むと、外本体が内本体の下方に位置する状態となる。このとき、 突出部が溝部の水平な部分にはめ込まれているため、柄を手に持ち、外本体に上 方向に押す力が加わっても両者の係止状態が外れることがない。なおこのとき、 内本体に突出部,外本体に溝部が形成された構成では、外本体の上端側の水平部 に突出部が位置し、内本体に溝部,外本体に突出部が形成された構成では、内本 体の下端側の水平部に突出部が位置する。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明する。
【0014】 図1〜図3はこの考案の請求項1〜3の実施例に係る図である。図1(A), (B)は傘用柄の全体の断面構成を示しており、図1(A)は柄を縮めた状態、 図1(B)は柄を伸ばした状態を示している。また、図2(A),(B)は傘用 柄の内本体の平面図,断面図、図3(A),(B)は傘用柄の外本体の平面図、 断面図である。なお、ここでは、傘を差した状態で上になる方を上側、下になる 方を下側という。
【0015】 この実施例の傘用柄は、内本体1、外本体2、蓋3、およびピン4を備え、内 本体1が傘の支柱5に螺合されることにより、支柱5に対して着脱自在になって いる。内本体1、外本体2、および蓋3は、樹脂成型部品で構成されている。
【0016】 内本体1は円筒状に構成され、内壁面には、支柱5との螺合を行うための支柱 螺合部11が形成されている。支柱螺合部11は、内本体1の上面よりもやや下 に下がった位置に、内側に突出して設けられている。この位置に設けたことによ り、傘を畳んだときに傘の骨の先を内本体の上側部分に収容することができる。 支柱螺合部11は、内本体1の内壁から内側に水平に突出させたリング状の片を 、支柱5のほぼ外周に対向する位置で下側に屈曲させ、この屈曲させた面に雌ね じ部12を形成したものである。一方、支柱5の下端には、雄ねじ部51が形成 され、この雄ねじ部51が前記内本体1の雌ねじ部12に螺合され、両者1,5 が固定される。
【0017】 内本体1の外周面の下端には、ほぼ1条分の雄ねじ部13が形成されている。 この雄ねじ部13は、内本体1に外本体2を螺合させるためのものである。
【0018】 なお、内本体1の上端近傍には、穴部14が形成され、この穴部14に前記ピ ン4が差し込まれる。このピンは、先端に穴41が設けられ、傘をつり下げるた めの紐が取り付けられるようになっている。なお、ピン4については必ずしも必 要とはしない。
【0019】 外本体2は、円筒状に構成され円筒部の内径は、前記内本体1の外径大のサイ ズになっている。この構成により、外本体2内に内本体1がはめ込まれるように なっている。なお、内本体1の高さと外本体2の高さはほぼ同等に形成すること が、両者の高さを有効に利用できる点で好ましい。外本体2の内壁面には雌ねじ 部21が設けられている。この雌ねじ部21は、内壁面の下端に始まり、上端の 少し下の部分まで形成されている。このように上端の少し下の部分で雌ねじ部2 1を止めたことによって、図1(B)に示すように、内本体1と外本体2との螺 合時に、外本体2が内本体1の下方に抜け落ちてしまうことがない。
【0020】 蓋3は、外本体2の厚みと同じ幅の鍔32を持ち、外本体2の内壁に螺合可能 に形成されている。すなわち、蓋3には雄ねじ部31が形成され、これによって 、蓋3を外本体2に螺合させるようになっている。
【0021】 以上のような構成の傘用柄を組み立てる場合には、まず、内本体1の上側から 外本体2をはめ込み両者を螺合させる(ねじ部13,21)。そして、外本体2 の下側に蓋3を螺合させるとともに、内本体の孔部14にピン4をはめ込み、こ のピンに紐を取り付ける。このようにして本実施例の傘用柄が組み立てられる。 この傘用柄は、傘の支柱5の下端に、内本体1の雌ねじ部12を螺合させること で傘の本体に取り付けられる。使用に際しては、傘を持ち運ぶときには外本体2 を内本体1の周面に沿って摺動させながら上方へねじ込んでゆく。すると、図1 (A)に示すように内本体1が外本体2内に入ってしまい、柄が短くなる。この とき、外本体2に蓋3が設けられているため、内本体1が蓋3に係止され、外本 体2が内本体3の上方に抜けてしまうことがない。また、傘を差すときには、外 本体2を内本体1の周面に沿って下側へ回してゆくと図1(B)に示すように外 本体2が引き出され、その分だけ柄が長くなる。なお、このとき、外本体2のね じ山が上記したように上端近傍で途切れているために、両本体1,2がその位置 で係止され、上本体1が抜け落ちてしまうことがない。
【0022】 上記のようにして傘の柄の長さを2段階に切り換えることができるようになる 。なお、この実施例では、外本体2の蓋3を、外本体1の外に出すように構成し ているが、図4に示すように、蓋3′を外本体2′の中に完全にはめ込むような 構成としてもよい。この場合の蓋3′と外本体2′との係合に関しては、フック 等を用いて係合できるようにしたり、また、上記の実施例と同様に螺合によって 係合できるようにしてもよい。この構成では、図1〜図3に示す実施例に比べて 製品化したときに蓋3′の取り外しが困難になるため、蓋3′の落下が生じ難い 利点がある。
【0023】 図5〜図7は、請求項1,4の実施例に係る図である。図5(A),(B)は この実施例の柄の全体の断面構成を示しており、図5(A)は柄を縮めた状態、 図5(B)は柄を伸ばした状態を示している。また、図6(A)〜(C)は傘用 柄の内本体の平面図,断面図,側面図、図7(A)〜(C)は傘用柄の外本体の 平面図,断面図,側面図である。
【0024】 この実施例の傘用柄は、内本体6、外本体7、係合用ねじ8を備えており、内 本体6および外本体7は樹脂成型される。
【0025】 この実施例の傘用柄の内本体6は、底部61を備える円筒形状をしており、底 部61の中央部に、固定ねじ支持部62が立設されている。固定ねじ支持部62 は、中心に支柱との螺合を行うためのねじ9を固定するためのねじ孔部63を形 成している。このねじ孔部63にねじ9が螺合されて固定される。なお、ねじ9 の固定に際しては、この実施例のようにねじ孔63を形成しこれにねじ9をねじ 込む方法の他に、接着剤等を用いて固定する方法等を用いることができる。また 、ねじ孔63を貫通させて内本体6の底面からねじをねじ込むようにしてもよい 。このねじ9は、傘の支柱10との螺合を行うものであって、対となる支柱10 には、図5(A)に示すように、中心に雌ねじ部が設けられており、この雌ねじ 部とねじ9との螺合によって内本体6が支柱10に固定される。
【0026】 内本体6の底部61には、係合用ねじ(突出部)8を螺合するためのねじ孔6 4が形成されている。このねじ孔64の形成部は、内本体6の底の厚みが他の部 分よりも厚くなって、ねじ孔64が形成できるようになっている。これは逆に言 えば、螺子孔64を形成する部分は底の厚みを厚くしているが、他の部分では底 の厚みが薄くなっており、内本体6ができるだけ軽量化されている。
【0027】 外本体7は、は底部71を備える円筒形状に構成され、円筒部の内径は、前記 内本体6の外径大のサイズになっている。この構成により、外本体7内に内本体 6がはめ込まれるようになっている。なお、内本体6の高さと外本体7の高さは ほぼ同等に形成することが好ましい。外本体7の周面には、図7(C)に示すよ うに、係合溝72が形成されている。係合溝72は、外本体7の上端近傍に水平 な溝部からなる係合部72aが形成されるとともに、外本体7の下端近傍に水平 な溝部からなる係合部72bが形成され、両係合部72a,72bが斜めの溝部 で接続されている。この係合溝72の幅は、前記係合用ねじ8の頭部よりも若干 広くなっており、係合溝72内を係合用ねじ8の頭部が移動できるようになって いる。
【0028】 以上のような部品の組み立てを説明する。まず、外本体7内に内本体6を底側 から入れる。そして、外本体7の係合溝72を内本体6のねじ孔64に合わせて 係合用ねじ8を取り付ける。このようにして柄が構成される。このとき、図5( A)に示すように、外本体7内に内本体6がほぼ入りきった状態で係合用ねじ8 が前記係合部72bで係止され、図5(B)に示すように、外本体7の上端が内 本体6の下端近傍にまで下げられたときに係合用ねじ8が係合部72aで係止さ れるようにしておけば、内本体6と外本体7の長さを有効に利用して、柄を一番 長い状態と一番短い状態とにすることができる。なおこの実施例では、内本体に 突出部,外本体に溝部(係合溝)を設けているが、逆の構成であってもよい。
【0029】 なお、上記の実施例は図1〜図3に示すように、支柱の外周面に取り付けた内 本体の外周に外本体を螺合させることにより外本体,内本体の摺動および係止を 行う構成、および、図5〜図7に示すように、支柱の中心部に取り付けた内本体 に対して、係合用ねじを用いて外本体,内本体の摺動および螺合を行う構成を示 しているが、内本体を支柱に取り付ける部分の構成と、内本体と外本体とを収縮 させるための部分の構成との組み合わせは任意であり、例えば、図8に示すよう に、支柱15の中心にねじ孔を設け、内本体17との接続をねじ16を用いて行 うとともに、内本体17の外周面に外本体18を螺合させるようにしてもよく、 また、図9に示すように、支柱25の外周面に内本体26を螺合し、内本体26 には係止用ねじ27を設け、外本体28には係合溝(不図示)を設けて内本体2 6と外本体28とを摺動可能にしてもよい。
【0030】 また、以上の実施例は、傘用柄の長さを2段階に切り換えるものであるが、こ の切り換え段数も任意に設定できる。例えば、すなわち、一番内側の内本体に対 して外本体を摺動可能にし、その外本体を内本体として摺動する、さらに外側に 設けられた外本体を備え、さらに・・・を繰り返すことにより、数段階に切り換 えられる傘用柄を構成することができる。また、この実施例では、傘用柄を円筒 状に構成しているがこの形状はこれに限られるものではなく、例えば、多角形の 筒状に構成することも可能である。
【0031】
【考案の効果】
請求項1に記載の考案によれば、傘用柄の長さを切り換えることができ、携帯 時には短くコンパクトにすることができ、しかも、傘を差して使用するときには 長く持ち易いようにすることができる。
【0032】 請求項2に記載の考案によれば、傘用柄の長さを切り換えることができ、携帯 時には短くコンパクトにし、傘を差して使用するときには長く持ち易いようにす ることができる。また、両本体が摺動可能な上部の位置または下部の位置で係止 するときに、その係止が両本体に設けられたねじ部による螺合で行われるため、 係止時の状態を保持し易く、使用時に、上下方向の力が加わっても破損の恐れが 少ない。
【0033】 請求項3に記載の考案によれば、傘用柄の長さを切り換えることができ、携帯 時には短くコンパクトにし、傘を差して使用するときには長く持ち易いようにす ることができる。また、両本体が摺動可能な上部の位置または下部の位置で係止 するときに、その係止が両本体に設けられたねじ部による螺合で行われるため、 係止時の状態を保持し易く、使用時に、上下方向の力が加わっても破損の恐れが 少ない。また、外本体のねじ部が、内本体の螺合用、蓋の螺合用の両方に兼用さ れるため、部品の構成が簡単になり、コスト的に安価になる。さらに、3つの部 品全てが螺合によって組み立てられるため、製造も簡単になる。
【0034】 請求項4に記載の考案によれば、傘用柄の長さを切り換えることができ、携帯 時には短くコンパクトにし、傘を差して使用するときには長く持ち易いようにす ることができる。また、一方の本体に設けられた突起部が他方の本体に設けられ た溝部に沿って摺動することにより、柄の長さが変えられるようになっているた め、簡単に柄の長さを変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3に記載の考案の実施例の傘用柄の
断面構成図であり、(A)は柄を縮めた状態、(B)は
柄を伸ばした状態を示している。
【図2】(A),(B)は同傘用柄の内本体の平面図,
断面図である。
【図3】(A),(B)は同傘用柄の外本体の平面図,
断面図である。
【図4】同傘用柄の蓋部分の他の構成例を示す図であ
る。
【図5】請求項1,4に記載の考案の実施例の傘用柄の
断面構成図であり、(A)は柄を縮めた状態、(B)は
柄を伸ばした状態を示している。
【図6】(A)〜(C)は同傘用柄の内本体の平面図,
断面図,側面図である。
【図7】(A)〜(C)は同傘用柄の外本体の平面図,
断面図,側面図である。
【図8】この考案の他の実施例を示す図である。
【図9】この考案の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1,6 内本体 2,7 外本体 3 蓋 5,10 支柱 8 係合用ねじ(突出部) 9 ねじ 11 支柱螺合部 12 雌ねじ部(対支柱用) 13 雄ねじ部(対外本体用) 21 雌ねじ部(対内本体用) 62 固定ねじ支持部 63 ねじ孔(対支柱固定用のねじ用) 64 ねじ孔(対外本体用) 72 係合溝 72a,72b 係合部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】傘の支柱の下端に取り付けられる柄であっ
    て、 傘の支柱に対する螺合部を有する内本体と、この内本体
    の外周面に沿って前記支柱の軸方向に摺動可能な外本体
    と、を備えるとともに、 前記外本体が前記内本体に対し摺動可能な上部の位置と
    下部の位置で、両本体を係止させる係止手段、を備えて
    なる傘用柄。
  2. 【請求項2】傘の支柱の下端に取り付けられる柄であっ
    て、 傘の支柱に対する螺合部を有する内本体と、この内本体
    の外周面に沿って前記支柱の軸方向に摺動可能な外本体
    と、を備えるとともに、 前記内本体の外周下端に設けられたねじ部、前記外本体
    の内周の上端部より下の部分に設けられたねじ部、およ
    び、前記外本体の下端に設けられた蓋、からなり、前記
    外本体が前記内本体に対し摺動可能な上部の位置と下部
    の位置で、両本体を係止させる係止手段、を備えてなる
    傘用柄。
  3. 【請求項3】傘の支柱の下端に取り付けられる柄であっ
    て、 傘の支柱に対する螺合部を有する内本体と、この内本体
    の外周面に沿って前記支柱の軸方向に摺動可能な外本体
    と、を備えるとともに、 前記内本体の外周下端に設けられたねじ部、前記外本体
    の内周の上端部より下の部分に設けられたねじ部、およ
    び、前記外本体の前記ねじ部の下端に螺合される蓋、か
    らなり、前記外本体が前記内本体に対し摺動可能な上部
    の位置と下部の位置で、両本体を係止させる係止手段、
    を備えてなる傘用柄。
  4. 【請求項4】傘の支柱の下端に取り付けられる柄であっ
    て、 傘の支柱に対する螺合部を有する内本体と、この内本体
    の外周面に沿って前記支柱の軸方向に摺動可能な外本体
    と、を備えるとともに、 前記内本体の外周下端または前記外本体の内周上端のい
    ずれか一方に設けられた突出部、および、前記内本体ま
    たは外本体のうち前記突出部が設けられていない他方の
    本体に設けられ、該他方の本体の上端部と下端部に対応
    する位置で水平で、前記突出部が摺動可能に挿嵌される
    溝部、からなり、前記外本体が前記内本体に対し摺動可
    能な上部の位置と下部の位置で、両本体を係止させる係
    止手段、を備えてなる傘用柄。
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