JP2998085B2 - 自動魚釣り機用作動管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び同記録媒体を搭載した自動魚釣り装置 - Google Patents

自動魚釣り機用作動管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び同記録媒体を搭載した自動魚釣り装置

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JP2998085B2 JP10846998A JP10846998A JP2998085B2 JP 2998085 B2 JP2998085 B2 JP 2998085B2 JP 10846998 A JP10846998 A JP 10846998A JP 10846998 A JP10846998 A JP 10846998A JP 2998085 B2 JP2998085 B2 JP 2998085B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動魚釣り機用作
動管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体及び同記録媒体を搭載した自動魚釣り装置に関
し、とくに自然状態の水深にいる魚、例えばイカの群れ
(これを魚層という)を魚層ごと浅い水深に誘き寄せる
ことにより操業効率の向上を図るものである。
【0002】
【従来の技術】自動魚釣り機によって魚、例えばイカを
獲るには、魚群探知機によって自然状態の水深に存在す
る魚層を発見し、この魚層に釣針を集中的に投入して行
なっている。そして従来、この魚層を移動させるには、
水中灯を海中に投入し、その光力を利用してイカの魚層
を浅い水深に誘き寄せるのがせいぜいであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
水中灯による方式は高価で複雑な設備を要し、また設備
がしけ等で故障したときなどには役に立たない。そこで
水中灯方式によらないで操業することになるのだが、魚
層は漁場、潮流、天候等により水深下で絶えず変化する
ため、水深の浅いところで操業しようとしても思惑通り
にはならない。例えば、水深下100mにいる魚層を対
象とする場合は、同50mにいる魚層に比べ釣針の上昇
下降に費やす時間が倍かかるため、操業効率が半減す
る。従来は自然状態の水深にいる魚層を対象とする漁獲
法であったため、かかる場合の有効な対策はないと思わ
れていた。
【0004】本発明は、漁場、潮流、天候等により設定
した誘導水深に魚層を誘き寄せることにより操業効率の
向上ひいては漁獲高の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明による自動魚釣り機用作動管理データを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、自動魚釣り機の作
動管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体であって、船上に設置される自動魚釣り機を複数
のグループに分け、基準点から一定の水深下に魚の群れ
(魚層)を誘導する誘導水深を想定し、上記各グループ
間を同期させることにより魚層を上記誘導水深に誘き寄
せることを特徴とする。また、請求項1記載の自動魚釣
り機用作動管理データを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体において、上記各グループ間の同期は各
グループ間の水深間隔を一定に保持することによりなす
ことを特徴とする。また、請求項2記載の自動魚釣り機
用作動管理データを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体において、上記各グループ間の同期は各グル
ープ間の水深間隔をグループ内の自動魚釣り機の水深間
隔に置き換えることによりなすことを特徴とする。ま
た、請求項3記載の自動魚釣り機用作動管理データを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
上記各グループ間の同期を各グループ内の自動魚釣り機
を基準点にて一時停止することよりなすことを特徴とす
る。また、請求項3記載の自動魚釣り機用作動管理デー
タを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体にお
いて、上記各グループ間の同期を各グループ内の自動魚
釣り機のドラムの回転数を調整することによりなすこと
を特徴とする。また、請求項1又は請求項2記載の自動
魚釣り機用作動管理データを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体において、各グループ間の基準機の
みを同期させることを特徴とする。また、請求項1記載
の自動魚釣り機用作動管理データを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体において、上記各グループの
巻下げ動作又は巻上げ動作を正反対にすることを特徴と
する。また、請求項1記載の自動魚釣り機用作動管理デ
ータを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
おいて、上記各グループ内の各自動魚釣り機間の水深間
隔を1〜10m程度とすることを特徴とする。また、請
求項1記載の自動魚釣り機用作動管理データを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体において、各グル
ープの中のいずれかの釣針が常に魚層中にあることを特
徴とする。また、請求項1記載の自動魚釣り機用作動管
理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体において、各グループ内の自動魚釣り機を順次運転す
ることを特徴とする。また、請求項1記載の自動魚釣り
機用作動管理データを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体において、各グループ内の自動魚釣り機の
最先の釣針と最後の釣針の水深間隔を魚層の厚さより小
とすることを特徴とする。また本発明による自動魚釣り
装置は、上記自動魚釣り機を複数個備え、かつ請求項1
乃至請求項11いずれか一記載の自動魚釣り機用作動管
理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を搭載したことを特徴とする。また、請求項12記載
の自動魚釣り装置において、上記自動魚釣り機がイカ用
の釣針を備えたことを特徴とする。また、請求項12記
載の自動魚釣り装置において、上記自動魚釣り機が他の
魚用の釣針を備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明による自動魚釣り機
用作動管理データを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体及び同記録媒体を搭載した自動魚釣り装置を
用いてイカを獲る場合を例にして説明する。図1乃至図
5は本発明の第1の実施の形態である。まず、図1を参
照して、本実施の形態におけるイカ釣船全体の概略構成
を説明する。まず、イカ釣船1があり、このイカ釣船1
の左舷と右舷には、夫々所定台数(図示例は7台)の自
動イカ釣機3が配置されている。これら自動イカ釣機3
は、集中制御装置5によって集中的に制御されるように
なっている。自動イカ釣機3からは複数個のイカ用の釣
針(図示省略)を備えた釣糸を海中に垂下する。
【0007】図1に示したイカ釣船全体の構成から、自
動イカ釣機3と集中制御装置5のみを抽出して示すと、
図2に示すようなものとなる。集中制御装置5は、常
に、全ての自動イカ釣機3を監視しており、制御が必要
であると判断した自動イカ釣機3に対して、所定の指令
を出力するものである。
【0008】次に、図3を参照して、各自動イカ釣機3
の内部の構成を説明する。まず、キー31があり、この
キー31によって必要な情報を入力・設定する。尚、殆
どの必要な情報は集中制御装置5によりシリアル伝送に
よって入力される。又、制御手段32があり、この制御
手段32には、「CPU」、「ROM」、「RAM」が
設けられている。又、釣糸を巻き上げ・巻き下げするた
めの回転ドラム(図示せず)を正転・逆転させるための
駆動モータ33が配置されている。又、駆動モータ33
の回転を監視するためのエンコーダ34があり、現在位
置(水深)を演算し集中制御装置5に伝達するととも
に、該集中制御装置5からの指令に従い動作を行う。さ
らに、集中制御装置5との間で信号の授受を行うための
シリアル回路35がある。
【0009】次に、図4を参照して集中制御装置5の内
部の構成を説明する。まず、キー51があり、このキー
51によって必要な情報を入力、設定する。又、制御手
段52があり、この制御手段52には、「CPU」、
「ROM」、「RAM」が設けられている。上記キー5
1及び制御手段52は、シリアル回路53を介して互い
に接続され、信号の授受を行うようになっている。
【0010】この実施の形態では、図5に示すような順
次運転を行う場合を例にとって説明するものとする。こ
こで、順次運転について説明すると、左舷、右舷の夫々
のグループにおいて、前から順次一定の間隔で自動イカ
釣機3を動作させる運転をいう。例えば、図5におい
て、右舷のグループAでは、前から「1」の符号を付し
た自動イカ釣機3(1号機)がまず動作し、所定の間隔
をおいて、「2」の自動イカ釣機3(2号機)が動作し
ていき、順次「3」の自動イカ釣機3(3号機)、
「4」の自動イカ釣機3(4号機)と、順次所定の間隔
をおいて動作していくものである。又、左舷側はグルー
プBとなっており、同様に「1’」の自動イカ釣機3
(1号機)、「2’」の自動イカ釣機3(2号機)とい
った順で、所定の間隔をおいて運転していくものであ
る。
【0011】次に、図6乃至図10を参照して、水深0
m(基準点S)より100m下に魚層Gを発見した場合
において、グループAとグループBとの間の水深間隔D
(グループ間水深間隔D)を100m、各グループ内の
自動イカ釣機3間の水深間隔d(グループ内水深間隔
d)を1mとし、基準点Sより50m下に想定した誘導
水深Lに魚層Gを誘き寄せるときを例にして、その誘導
過程を説明してみる。各図において、グループナンバー
の下の数字は各自動イカ釣機3の運転順序を、またその
下の矢印は各自動イカ釣機3の運転方向を示す。また各
自動イカ釣機3は釣糸36、該釣糸36に付設した多数
の釣針(図示せず)からなる釣針部37及び錘り38を
備え、これらを海中に垂下し、上昇(巻上げ)及び下降
(巻下げ)を繰り返すものである。そして図6の初期状
態において釣糸36は60m、釣針部37は40mとな
っている。
【0012】まず魚群探知機(図示せず)により魚層G
を発見すると、該魚層Gに向けてグループAの1号機か
ら順に所定の水深間隔dをあけて釣針部37を投入して
いく。グループ内水深間隔dは本例では1mとなってい
るから、各グループの先頭機たる1号機と最終機たる7
号機の自動イカ釣機3の水深間隔は6mとなっている。
そして各グループ間の水深間隔D(図22参照)、即ち
グループAの1号機とグループBの1号機の水深間隔は
100m、即ち魚層Gまでの水深となっているから、グ
ループAとグループBとは自動イカ釣機3のドラムの運
転方向が正反対となっている。つまり、グループAの自
動イカ釣機3が巻下げる(釣針部37の下降)とき、グ
ループBの自動イカ釣機3が巻上げる(釣針部37の上
昇)ように設定されている(図6参照)。
【0013】グループAの1号機から順に釣針部37が
魚層Gから離れていくが、図6乃至図8に示すように、
いずれかのグループの釣針部37が常に魚層G内にあ
る。即ち、グループAの1号機は最も早く魚層Gに入っ
ていき(図6)、グループAが巻上げ方向に転ずると1
号機は最も早く魚層Gより離れる。しかし、グループA
の7号機は未だ魚層Gある(図7)。そしてグループA
の7号機が魚層Gより離れるとグループAの各号機は魚
層Gより離れることになるが、この時点でグループBの
1号機が魚層G中に投入され、以下順にグループBの各
号機が魚層G中に投入される(図8)。各グループの各
自動イカ釣機3はこのような巻上げ及び巻下げを繰り返
している。
【0014】ところで、魚層G中にいるイカは、このよ
うにして上昇していく釣針を餌と勘違いして上方に移動
し、あるいは、その上方に移動する仲間の遊泳につられ
て上方に移動する。したがって、ある時間を経過する
と、魚層Gは図6乃至図8に示すように除々に上方に移
動し、ついには図9に示す誘導水深Lに至るのである。
【0015】そして魚群探知機と釣針への実際のイカの
付き具合いから作業員が判断し、キー51により魚層G
を誘導水深Lに導くための設定値である50mに釣針部
37の長さが40mを加えた値、即ち、50+40=9
0の「90」と入力する。これにより、以降の各グルー
プの自動イカ釣機3の巻上げ及び巻下げは、誘導水深L
を指向して基準点より水深「90」mの間を往復するこ
とになる。
【0016】図10に示すフローチャートを参照して上
記誘導過程を確認してみる。まず、図1、図2及び図5
に示す各自動イカ釣機3は、駆動モータ33(図3参
照)の移動量をエンコーダ34(図3参照)から読み取
り、制御手段32(図3参照)により現在位置を示す現
在位置情報及び運転方向に変換し、該現在位置情報をシ
リアル回路35(図3参照)により集中制御装置5(図
2参照)に発信する(ステップ1(S1))。次いで集
中制御装置5では各自動イカ釣機3の現在位置情報及び
運転方向をシリアル回路53にて受信し、制御手段52
により集計する。制御手段52では集計データを基に各
グループ内の各自動イカ釣機3間の水深間隔dを1mと
し、もってグループ間の水深間隔Dが100mとなるよ
うにするため、各自動イカ釣機3ごとの補正量をシリア
ル回路53により各自動イカ釣機3に発信する(ステッ
プ2(S2))。グループ間の同期の仕方については後
述する(図11乃至図18)。次いで集中制御装置5で
は魚層Gを誘導水深Lに導くため設定値である「90」
の入力があるか否かを判断し(ステップ3(S3))、
YESの場合は各自動イカ釣機3の設定水深を90mに
するようシリアル回路53より各自動イカ釣機3に発信
する(ステップ4(S4))。ステップ3(S3)がN
Oの場合はステップ1(S1)に戻り、上記したステッ
プを繰り返すことになる。
【0017】次に、図11乃至図18を参照して、グル
ープ間の同期の仕方について説明する。グループ間の同
期の仕方には、グループ間の水深間隔Dをグループ内
の各自動イカ釣機3間の水深間隔dに置換する方法と、
各グループの先頭機(基準機)のみの同期をとる方法
がある。前者は、さらにa.各自動イカ釣機3を一時
停止する場合と、b.各自動イカ釣機3のドラムの回転
をコントロールする場合がある。この実施の形態におい
ては、aの方法、つまり、自動イカ釣機3のドラムの
回転をコントロールすることはせず、各自動イカ釣機3
を基準点Sで一時停止してグループ内の水深間隔dを制
御することにより、グループ間の同期を図る。
【0018】グループAの1号機を基準機とし、この基
準機からみた水深間隔は図11のようになる。まず、基
準機となる自動イカ釣機3の一時停止を解除し基準機の
巻下げを開始する。次いで基準機が1m移動後、2号機
の一時停止を解除し2号機の巻下げを開始する。このよ
うにして自動イカ釣機3の一時停止の解除(巻下げ)
は、順次、2号機→3号機→4号機→5号機→6号機→
7号機と処理されていく。つまり、基準機が5m移動
後、6号機の一時停止を解除し6号機の巻下げを開始す
る。また基準機が6m移動後、7号機の一時停止を解除
し7号機の巻下げを開始する。次いで基準機が100m
移動後、グループBの1’号機の一時停止を解除し1’
号機の巻下げを開始する。次いで基準機が1+100m
移動後、2’号機の一時停止を解除し2’号機の巻下げ
を開始する。このようにして自動イカ釣機3の一時停止
の解除(巻下げ)は、順次、2’号機→3’号機→4’
号機→5’号機→6’号機→7’号機と処理されてい
く。つまり、基準機が5+100m移動後、6’号機の
一時停止を解除し6’号機の巻下げを開始する。また基
準機が6+100m移動後、7’号機の一時停止を解除
し7’号機の巻下げを開始する。
【0019】このようなサイクルにおいて、何らかの理
由でグループ間の同期が不整となることがある。図12
は各グループ内の自動イカ釣機3間の水深間隔が所定の
グループ内の水深間隔d(本件では1m)より大となる
場合であり、図13はグループ内の自動イカ釣機3間の
水深間隔が所定のグループ内の水深間隔d(本件では1
m)より小となる場合である(各図A)。かかる場合は
所定より早く到達した方(図12では左側の自動イカ釣
機3、図13右側の自動イカ釣機3)を基準点Sにて一
時停止させ(各図B)、他方(図12では右側の自動イ
カ釣機3、図13では左側の自動イカ釣機3)が所定の
グループ内の水深間隔dに到達した後に、早く到達した
方(図12では左側、図13では右側)の巻下げを再開
する。
【0020】図14はかかる場合の自動イカ釣機3側の
動作フローチャートである。各自動イカ釣機3は巻下げ
時のドラムの速度データをモータに出力し(ステップ1
1(S11))、巻下げ動作を行なう。次いで現在位置
が設定水深(50+40=「90」)に達したか否かを
判定し(ステップ12(S12))、YESの場合には
巻上げ時のドラムの速度データをモータに出力し(ステ
ップ13(S13))、巻上げ動作を行なう。次いで現
在位置が基準点Sに達したか否かを判定し(ステップ1
4(S14))、YESの場合には一時停止する(ステ
ップ15(S15))。次いで一時停止していた自動イ
カ釣機3は集中制御装置5から一時停止を解除する信号
を受けたか否かを判定し(ステップ16(S16))、
YESの場合は一時停止動作を解除した後、ステップ1
1に戻って巻下げ動作に移行する。一方ステップ12
(S12)において現在位置が上記設定水深「90」に
達していない場合には、ステップ11(S11)に戻っ
て巻下げ動作を続行する。またステップ14(S14)
において現在位置が基準点Sに達していない場合には、
ステップ13(S13)に戻って巻上げ動作を続行す
る。さらにステップ16(S16)において集中制御装
置5から一時停止の解除指令を受けていない場合には、
ステップ15(S15)に戻って一時停止動作を続行す
る。
【0021】集中制御装置5では各自動イカ釣機3の現
在位置情報を基に一時停止を解除するか否かの判定を
し、解除条件が成立した場合は一時停止を解除する信号
を自動イカ釣機3に発信する。これらの信号の授受はリ
アルタイムで行なわれる。
【0022】図15を参照して集中制御装置5側の具体
的なフローチャートを説明する。まず、グループの比較
値(各自動イカ釣機3がグループA、Bのいずれに属す
るかを判定するための値)が先頭グループ(本例ではグ
ループA)の場合(ステップ21(S21))、先頭機
の順次制御コード(各自動イカ釣機3がどのグループに
属していて順次運転において何番目に動作させるかを決
定するためのコード。集中制御装置5にて設定する)を
読み込み(ステップ22(S22))、次いで順次制御
コードを順次運転グループ(各自動イカ釣機3がどのグ
ループに属するかを判断するためのもの)、順次運転番
号(各自動イカ釣機3が順次運転時に何番目に動作する
のかを判断するための番号)に変換する(ステップ23
(S23))。次いでステップ24(S24)に移行し
て順次運転グループがグループ比較値であるか否かを判
定し、YESの場合は順次運転番号が先頭機であるか否
かを判定する(ステップ25(S25))。ステップ2
5(S25)がYESの場合は図16に示す先頭機の順
次処理を行なう(ステップ26(S26))。ステップ
25(S25)がNOの場合は、ステップ27(S2
7)に移行して順次運転番号が中間機であるか否かを判
定し、YESの場合は図18に示す中間機の順次処理を
行なう(ステップ28(S28))。ステップ27(S
27)NOの場合は図18に示すステップ29(S2
9)に移行し、最終機の順次処理を行なう。次いで順次
運転番号が最終機であるか否かを判定し(ステップ30
(S30))、YESの場合はグループ比較値が最終グ
ループ(本例ではグループB)であるか否かを判定する
(ステップ31(S31))。ステップ30(S30)
がNOの場合は次の順次制御コードを読み込んだ後(ス
テップ32(S32))、ステップ23(S23)に戻
る。そして上記ステップ31(S31)YESの場合は
エンドとなる。またステップ31(S31)NOの場合
においてグループ比較値が次のグループであるときは、
前述したステップ22(S22)に戻ることになる。
【0023】図16は先頭機の順次処理を示す。まず、
先頭機が一時停止中か否かを判定し(ステップ261
(S261))、YESの場合は直後の自動イカ釣機3
の現在位置がグループ内の水深間隔d(本例では1m)
の値より上方で巻上げ中又は一時停止中か否かを判定す
る(ステップ262(S262))。そしてステップ2
62(S262)YESの場合は、集中制御装置5より
一時停止の解除指令を先頭機に発信しエンドとなる。一
方、ステップ261(S261)がNOの場合及びステ
ップ262(S262)がNOの場合はエンドとなる。
【0024】図17は中間機の順次処理を示す。まず、
中間機が一時停止中か否かを判定し(ステップ281
(S281))、YESの場合は直前の自動イカ釣機3
の現在位置がグループ内の水深間隔dの値より下方で巻
下げ中か否かを判定する(ステップ282(S28
2))。ステップ282(S282)がYESの場合
は、直後の自動イカ釣機3の現在位置がグループ内の水
深間隔dの値より上方で巻上げ中が又は一時停止中か否
かを判定する(ステップ283(S283))。そして
ステップ283(S283)YESの場合は、集中制御
装置5より一時停止の解除指令を中間機に発信しエンド
となる。一方、ステップ281(S281)、ステップ
282(S282)、ステップ283(S283)が各
NOの場合はエンドとなる。
【0025】図18は最終機の順次処理を示す。まず、
最終機が一時停止中か否かを判定し(ステップ291
(S291))、YESの場合は直前の自動イカ釣機3
の現在位置がグループ内の水深間隔dの値より下方で巻
下げ中か否かを判定する(ステップ292(S29
2))。そしてステップ292(S292)がYESの
場合は、集中制御装置5より一時停止の解除指令を最終
機に発信しエンドとなる。一方、ステップ291(S2
91)がNOの場合及びステップ292(S292)が
NOの場合はエンドとなる。
【0026】なお、このような一時停止をしてグループ
間を同期させるのは次の理由による。即ち、各自動イカ
釣機3にイカがかかると、巻上げ時の負荷変動によりイ
カがかからない自動イカ釣機3との間にドラムの回転数
の差が生じ、これにより巻上げの早い遅いの差が生ずる
のである。従来はこのように各自動イカ釣機3間に水深
差のズレが生ずると、糸絡みを起こす原因となっていた
ので、これを防止するためである。
【0027】上記実施の形態においては、グループ間を
同期させることにより、グループA又はグループBのい
ずれかの自動イカ釣機3が常に魚層Gにあるから、これ
により魚層Gを除々に上方に移動させることが可能とな
る。また絶えず各個のイカを誘き寄せることになるた
め、上方に移動したイカを下方に離散させることがな
い。つまり、魚層Gを誘導水深Lに誘き寄せ、かつこの
誘導水深Lに維持することが可能となる。魚層Gの水深
が100mから50mというように半減すれば、釣針の
上昇下降に費やす時間も減少するため、操業効率は倍加
し、もって漁獲高も向上する効果がある。
【0028】また、グループ間を同期させてあるから、
グループ間及びグループ内の各自動イカ釣機3の水深間
隔が広くなったり狭くなったりせず常に一定するから、
操業効率が向上する。
【0029】しかも実施の形態においては、各グループ
の巻下げ動作又は巻上げ動作が正反対となるため、魚層
Gに釣針がない時間が最短となり、これにより、一層操
業効率が向上する。
【0030】さらに実施の形態においては、各グループ
内の自動イカ釣り機の最先の釣針と最後の釣針の水深間
隔が魚層の厚さより小であるから、魚層Gに釣針が入っ
ている箇数を可及的に多とすることができ、これによっ
ても操業効率を向上する効果がある。
【0031】本発明による自動魚釣り機用作動管理デー
タを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び
同記録媒体を搭載した自動魚釣り装置は上記実施の形態
に制限されない。例えば、グループ間の同期方法は任意
である。図19及び図20は自動イカ釣機3のドラムの
回転を常時補正して各グループ内の自動イカ釣機3間の
水深間隔dを制御する方法(前記bの方法)である。
即ち、この方法は、初回のみグループAの1号機(基準
機)→2号機→・・・6号機→7号機→グループBの
1’号機→2’号機→・・・6’号機→7’号機の順に
順次一時停止を解除し巻下げをする。以降は一時停止に
よる同期ではなく、各自動イカ釣機3のドラムの回転を
補正することにより同期をとる。図19は各グループ内
の自動イカ釣機3間の水深間隔が所定のグループ内の水
深間隔d(前記例に準じて言えば1m)より大となる場
合であり、図20は各グループ内の自動イカ釣機3間の
水深間隔が所定のグループ内の水深間隔d(前記例に準
じて言えば1m)より小となる場合である。かかる場
合、所定より早く到達した方(図19では左側、図20
では右側)の自動イカ釣機3のドラムの回転数を減少す
るとともに、遅く到達する方(図19では右側、図20
では左側)の自動イカ釣機3のドラムの回転数を増大す
ることにより調整する。なお、図19及び図20におい
て巻上げ時を例に説明したが、巻下げにも同様の制御が
可能である。
【0032】図21に示すフローチャートによりかかる
bの場合を説明する。各自動イカ釣機3は、巻下げ動
作時にドラムの速度データ(設定速度)を集中制御装置
5から送られてくる補正量により補正し、その演算結果
をモータに出力する(ステップ41(S41))。次い
で各自動イカ釣機3の現在位置が設定水深に達したか否
かを判定し(ステップ42(S42))、YESの場合
には巻上げ動作に移行する。次いで各自動イカ釣機3
は、巻下げ動作時にドラムの速度データ(設定速度)を
集中制御装置5から送られてくる補正量により補正し、
その演算結果をモータに出力する(ステップ43(S4
3))。次いで各自動イカ釣機3の現在位置が基準点S
に達したか否かを判定し(ステップ44(S44))、
YESの場合にはステップ41(S41)に戻り巻下げ
動作に移行する。前記ステップ42(S42)がNOの
場合はステップ41(S41)に戻り、またステップ4
4(S44)がNOの場合はステップ43(S43)に
戻る。なお、上記した「補正量」とは、各自動イカ釣機
3の水深間隔dを一定に保つためのドラム速度を補正す
る回転数を指称し、各自動イカ釣機3からリアルタイム
で発信される現在位置情報を基に集中制御装置5で処理
され、これを各自動イカ釣機3にリアルタイムで発信す
る。
【0033】図22及び図23は各グループの先頭機
(基準機)のみの同期をとる方法(前記の方法)を示
す。図22はグループAの先頭機(グループA内の基準
機)とグループBの先頭機(グループB内の基準機)の
水深間隔がグループ間の所定の水深間隔D(前記例に準
じて言えば100m)より大となる場合であり、図23
はグループAの先頭機(グループA内の基準機)とグル
ープBの先頭機(グループB内の基準機)の水深間隔が
グループ間の所定の水深間隔D(前記例に準じて言えば
100m)より小となる場合である。かかる場合、所定
より早く到達した方(図22では左側、図23では右
側)の自動イカ釣機3を基準点Sにて一時停止させ、他
方(図22では右側、図23では左側)が所定のグルー
プ間の水深間隔Dに到達した後に、早く到達した方(図
22では左側、図23では右側)の自動イカ釣機3の巻
下げを再開する。
【0034】図24に示すフロチャートによりかかる
による同期の場合を確認してみる。まずステップ51
(S51)においてグループAの先頭機(グループ内基
準機)とグループBの先頭機(グループ内基準機)との
同期が完了したか否かが判定される。これはグループA
の先頭機とグループBの先頭機が所定の水深間隔D(前
記例に準じて言えば100m)になっているか否かで判
定する。ステップ51(S51)YESの場合は、グル
ープA内の順次制御(図15乃至図18参照)が行なわ
れる(ステップ52(S52))。次いでステップ53
(S53)に移行して、グループB内の順次制御(図1
5〜図18参照)が行なわれる。ステップ53(S5
3)が終了するとエンドとなる。ステップ51(S5
1)NOの場合は、YESとなるまでステップ51(S
51)を繰り返す。
【0035】また、前記一実施の形態においては、順次
運転の場合を例に挙げて説明したが、例えば図25に示
すような千鳥運転、図26に示すような同時運転、図2
7に示すような同期運転の場合においても適用可能であ
り、運転の態様は任意である。因に、千鳥運転とは、図
25に示すように、左舷、右舷の全ての自動イカ釣機3
を交互に千鳥状の順番で順次動作させる運転形態をい
う。この場合も上記した順次制御フローチャートに従い
順次制御コード通りに運転する(図15乃至図18参
照)。同時運転とは、図26に示すように、左舷のグル
ープと右舷のグループとに二分して、グループ単位で運
転する形態をいう。つまり、各自動イカ釣機3間の水深
間隔dを「0」とする場合である。この場合も上記した
順次制御フローチャートに従い順次制御コード通りに運
転する(図15乃至図18参照)。同期運転とは、図2
7に示すように、左舷の釣機と右舷の釣機を左右一対の
グループ分けにし、各グループ毎に順次運転を行ってい
く形態をいう。そして、これら何れの場合においても、
本願発明の適用が可能である。いずれの運転態様とする
かは漁場、潮流、天候、漁具等によりにより適宜に決定
する。なお、図25乃至図27において各自動イカ釣機
3中の数字は自動イカ釣機3の動作順序を示す。
【0036】また、グループ内の各自動イカ釣り機の水
深間隔dは経験上1〜10m程度とするのが望ましい
が、これらの数値に限定されず、漁場、潮流、天候等に
より適宜の数値を選択することができる。しかし、水深
間隔dを過度に広くするとイカの誘き寄せに不適となり
魚層Gの移動がない(いわゆる魚層が「浮かない」現
象)。反対に過度に狭くすると魚層Gを浮かせることは
できるが、全ての釣針が魚層Gか外れてしまう時間が長
くなるため、イカが魚層Gより離散することがあり適当
でない。またグループ間の水深間隔Dについても、漁
場、潮流、天候等により適宜の数値を選択することがで
きる。
【0037】また、グループは右舷と左舷に2ブロック
とするだけでなく、例えば、右舷の前半部と後半部、左
舷の前半部と後半部というようにさらに細分することも
可能である。
【0038】また、基準点Sの設定位置は任意であり、
例えば、水面より数m上方を0mとすることもできる。
【0039】また、自動イカ釣機3間の実際の水深間隔
をグループ内の水深間隔d又はグループ間の水深間隔D
に調整するのは必ずしも基準点Sにおいて行なう必要は
なく、どの地点においてもグループ内の水深間隔d又は
グループ間の水深間隔Dへの調整が可能である。
【0040】また、各グループの巻下げ動作又は巻上げ
動作を同方向とすることもでき、この場合は糸絡みを起
こす確率が一層小となる効果がある。
【0041】また、自動魚釣り機に漁獲対象とする魚用
の釣針を備えれば、本発明による自動魚釣り機用作動管
理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体及び同記録媒体を搭載した自動魚釣り装置は、イカ以
外の魚の漁獲にも適用することができる。
【0042】さらに、本発明による自動魚釣り機用作動
管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、既存(規格が合えば他社製品にも適用可)の自
動魚釣り機乃至自動魚釣り装置にも搭載可能である。
【0043】
【発明の効果】このように本発明による自動魚釣り機用
作動管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体及び同記録媒体を搭載した自動魚釣り装置によ
れば、想定した誘導水深に魚層を誘き寄せることがで
き、これにより、操業効率の向上ひいては漁獲高の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す図で、イカ釣船全
体の構成を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す図で、各イカ釣機
と集中制御装置との関係を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示す図で、各イカ釣機
の内部の構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示す図で、集中制御装
置の内部の構成を示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態を示す図で、順次運転を
説明するための平面図である。
【図6】本発明の一実施の形態を示す図で、誘導水深へ
の誘導過程を説明するための図である。
【図7】本発明の一実施の形態を示す図で、誘導水深へ
の誘導過程を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施の形態を示す図で、誘導水深へ
の誘導過程を説明するための図である。
【図9】本発明の一実施の形態を示す図で、誘導水深へ
の誘導過程を説明するための図である。
【図10】本発明の一実施の形態を示す図で、作用(誘
導過程)を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明の一実施の形態を示す図で、グループ
間の「同期」を説明する図である。
【図12】本発明の一実施の形態を示す図で、グループ
間の「同期」を説明する図である。
【図13】本発明の一実施の形態を示す図で、グループ
間の「同期」を説明する図である。
【図14】本発明の一実施の形態を示す図で、作用(グ
ループ間の「同期」)を説明するためのフローチャート
である。
【図15】本発明の一実施の形態を示す図で、作用(グ
ループ間の「同期」)を説明するためのフローチャート
である。
【図16】本発明の一実施の形態を示す図で、作用(グ
ループ間の「同期」)を説明するためのフローチャート
である。
【図17】本発明の一実施の形態を示す図で、作用(グ
ループ間の「同期」)を説明するためのフローチャート
である。
【図18】本発明の一実施の形態を示す図で、作用(グ
ループ間の「同期」)を説明するためのフローチャート
である。
【図19】本発明の他の実施の形態を示す図で、グルー
プ間の「同期」を説明する図である。
【図20】本発明の他の実施の形態を示す図で、グルー
プ間の「同期」を説明する図である。
【図21】本発明の他の実施の形態を示す図で、作用
(グループ間の「同期」)を説明するためのフローチャ
ートである。
【図22】本発明の他の実施の形態を示す図で、グルー
プ間の「同期」を説明する図である。
【図23】本発明の他の実施の形態を示す図で、グルー
プ間の「同期」を説明する図である。
【図24】本発明の他の実施の形態を示す図で、作用
(グループ間の「同期」)を説明するためのフローチャ
ートである。
【図25】本発明の他の実施の形態を示す図で、千鳥運
転を説明するための平面図である。
【図26】本発明の他の実施の形態を示す図で、同時運
転を説明するための平面図である。
【図27】本発明の他の実施の形態を示す図で、同期運
転を説明するための平面図である。
【符号の説明】
1 イカ釣船 3 自動イカ釣機 5 集中制御装置 31 キー 32 制御手段 33 駆動モータ 34 エンコーダ 35 シリアル回路 36 釣糸 37 釣針部 38 錘 51 キー 52 制御手段 53 シリアル回路 G 魚層 d グループ内の水深間隔 D グループ間の水深間隔 L 誘導水深 S 基準点

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動魚釣り機の作動管理データを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、船上
    に設置される自動魚釣り機を複数のグループに分け、基
    準点から一定の水深下に魚の群れ(魚層)を誘導する誘
    導水深を想定し、上記各グループ間を同期させることに
    より魚層を上記誘導水深に誘き寄せることを特徴とする
    自動魚釣り機用作動管理データを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動魚釣り機用作動管理
    データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    において、上記各グループ間の同期は各グループ間の水
    深間隔を一定に保持することによりなすことを特徴とす
    る自動魚釣り機用作動管理データを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動魚釣り機用作動管理
    データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    において、上記各グループ間の同期は各グループ間の水
    深間隔をグループ内の自動魚釣り機の水深間隔に置き換
    えることによりなすことを特徴とする自動魚釣り機用作
    動管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動魚釣り機用作動管理
    データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    において、上記各グループ間の同期を各グループ内の自
    動魚釣り機を基準点にて一時停止することよりなすこと
    を特徴とする自動魚釣り機用作動管理データを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の自動魚釣り機用作動管理
    データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    において、上記各グループ間の同期を各グループ内の自
    動魚釣り機のドラムの回転数を調整することによりなす
    ことを特徴とする自動魚釣り機用作動管理データを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2記載の自動魚釣り
    機用作動管理データを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体において、各グループ間の基準機のみを同
    期させることを特徴とする自動魚釣り機用作動管理デー
    タを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の自動魚釣り機用作動管理
    データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    において、上記各グループの巻下げ動作又は巻上げ動作
    を正反対にすることを特徴とする自動魚釣り機用作動管
    理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の自動魚釣り機用作動管理
    データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    において、上記各グループ内の各自動魚釣り機間の水深
    間隔を1〜10m程度とすることを特徴とする自動魚釣
    り機用作動管理データを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の自動魚釣り機用作動管理
    データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    において、各グループの中のいずれかの釣針が常に魚層
    中にあることを特徴とする自動魚釣り機用作動管理デー
    タを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の自動魚釣り機用作動管
    理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体において、各グループ内の自動魚釣り機を順次運転す
    ることを特徴とする自動魚釣り機用作動管理データを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の自動魚釣り機用作動管
    理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体において、各グループ内の自動魚釣り機の最先の釣針
    と最後の釣針の水深間隔を魚層の厚さより小とすること
    を特徴とする自動魚釣り機用作動管理データを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 上記自動魚釣り機を複数個備え、かつ
    請求項1乃至請求項11いずれか一記載の自動魚釣り機
    用作動管理データを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体を搭載したことを特徴とする自動魚釣り装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の自動魚釣り装置にお
    いて、上記自動魚釣り機がイカ用の釣針を備えたことを
    特徴とする自動魚釣り装置。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の自動魚釣り装置にお
    いて、上記自動魚釣り機が他の魚用の釣針を備えたこと
    を特徴とする自動魚釣り装置。
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