JP2994187B2 - 呼吸数測定装置、呼吸用気体供給装置及び呼吸モニタリングシステム - Google Patents

呼吸数測定装置、呼吸用気体供給装置及び呼吸モニタリングシステム

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JP2994187B2
JP2994187B2 JP5244517A JP24451793A JP2994187B2 JP 2994187 B2 JP2994187 B2 JP 2994187B2 JP 5244517 A JP5244517 A JP 5244517A JP 24451793 A JP24451793 A JP 24451793A JP 2994187 B2 JP2994187 B2 JP 2994187B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、呼吸器疾患患者等に呼
吸用気体を供給する開放型の供給手段と共に用いられ得
る呼吸数測定装置、その機能部を備えた呼吸用気体供給
装置、さらにはかかる供給装置を通信制御装置を介して
中央情報手段装置を結んで、患者の呼吸状態についての
モニタリング等を行うシステムを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、呼吸器疾患の患者に対して酸素ボ
ンベから供給する酸素療法が行われており、最近では空
気中の酸素を分離濃縮して酸素濃縮気体を得るための酸
素濃縮器が開発され、それを用いた酸素療法が次第に普
及するようになってきている。
【0003】かかる酸素濃縮器としては、例えば酸素を
選択的に吸着し得る吸着剤を酸素濃縮機能部として用い
た吸着型酸素濃縮器や、酸素選択透過性膜を酸素濃縮機
能部として用いた膜型酸素濃縮器がある。
【0004】なお、酸素療法が用いられる他の酸素供給
方式として、液体酸素から適当に制御された速度で蒸発
した酸素を患者に供給する方法も知られている。
【0005】酸素濃縮器は、病院において使用するのみ
ならず、在宅医療用に家庭においても使用される場合が
次第に多くなってきている。なおこれらの酸素濃縮器
は、病院や家庭において個々に配置され、別々に運転状
況の把握及びその管理がなされている。
【0006】これらの呼吸用気体装置は、患者(使用
者)の生命を維持するための装置であって、患者の呼吸
状態に適応した条件下での呼吸用気体の供給が求められ
る。なお、呼吸器疾患患者の自発呼吸の補助として、鼻
カニューラ等の開放型の供給手段を介して酸素が供給さ
れる場合が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、まず鼻カニ
ューラ等を用いて呼吸器疾患患者に酸素濃縮気体等の呼
吸用気体を供給する酸素療法において、呼吸用気体を供
給しながら患者の呼吸状態を容易に測定し得る呼吸測定
器を提供することを目的としている。それと共に本発明
は、かかる呼吸測定器の機能を備えた酸素濃縮気体供給
装置や、在宅の酸素療法に用いられる数多くの酸素濃縮
気体供給装置の遠隔モニタリングシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【発明の構成】本発明者は、かかる目的達成のために鋭
意研究した結果、開放型の呼吸用気体供給手段の導管の
途中に接続されたりして、呼吸の圧力変動から精度よく
呼吸数を測定し得る方式を見い出し、本発明に到達した
ものである。
【0009】即ち本発明は、(1)、呼気吸気に基づく
圧力変化を検知する圧力変動検知手段と該検知手段の検
知情報に基づいて呼吸数を求めるための情報処理手段を
有した呼吸数測定装置であって、該情報処理手段が、該
検知手段による呼吸波形なる検知情報を、数値化する手
段と数値化された呼吸波形からドリフト成分を除いて基
準化呼吸波形を求める基準化手段とを含む情報前処理手
段と、該情報前処理手段により得られた整形呼吸波形の
最大値または最小値を求めさらに該最大値又は最小値に
所定の検出レベル率を乗じて検出値を求めて該整形呼吸
波形が該検出値になった時点を呼吸数としてカウントす
る呼吸数カウント手段を具備したものである呼吸数測定
装置を提供するものである。
【0010】かかる本発明には、(2)、該情報前処理
手段が、該基準化呼吸波形からノイズ成分を除いて整形
呼吸波形を得るための波形平滑化手段を具備したもので
ある呼吸数測定装置が含まれる。さらにかかる本発明に
は、(3)該呼吸数カウント手段が、所定のノイズレベ
ル範囲では呼吸数としてカウントしないようにするため
のノイズ排除手段を具備したものである呼吸数測定装置
が含まれる。
【0011】また本発明には、(4)、該圧力変動検知
手段が、呼吸用気体の発生手段と呼吸用気体の開放型供
給手段を連結する呼吸用気体供給用導管手段の途中にお
いて、ダイヤフラムの一方側の空間が該気体供給用導管
手段に連通し、該ダイヤフラムの他方側の空間が直列に
配されたタンク手段と通路絞り手段を介して該気体供給
用導管手段に連通するように供給されたダイヤフラム式
圧力変動検知手段である前記(1)の呼吸数測定装置が
含まれる。
【0012】また本発明は、(5)、呼吸用気体の発生
手段と、一端が該発生手段に連通し他端が該呼吸用気体
の開放型供給手段に連通した呼吸用気体供給用導管手段
と、前記(4)記載の呼吸数測定装置を具備した呼吸用
気体供給装置を提供するものである。
【0013】さらに本発明は、(6)、(i)呼吸数を
送信するための第一通信手段をさらに具備した前記
(5)記載の呼吸用気体供給装置と、(ii)該呼吸用気
体供給装置から送信される該デジタル情報を受信するた
めの第二通信手段と、第二通信手段から受信された該デ
ジタル情報を記憶するための記憶手段と、必要に応じて
電話回線を用いてデジタル情報をモデム送信するための
第三通信手段と、必要に応じて第三通信手段を介し、記
憶された該デジタル情報を送信する通信制御手段とを具
備した通信制御装置と、(iii )該通信制御装置から送
信される該デジタル情報をモデム受信する第四通信手段
を具備した中央情報処理装置とを有したことを特徴とす
る呼吸モニタリングシステムを提供するものである。
【0014】以下、本発明について必要に応じて図面を
用いながらさらに詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の呼吸数測定装置の具体例
を模式的に示したものである。即ち、図1は、鼻カニュ
ーラのような呼吸に基づく圧力変動が伝わり得る導管手
段101に、電磁式開閉弁手段103が接続され、さら
にダイヤフラム式の圧力変動検知手段106が具備され
ている。このダイヤフラム式圧力変動検知手段106
は、そのダイヤフラムの一方側空間が直接開閉弁手段1
03に接続されており、ダイヤフラムの他方側空間がタ
ンク手段105及び通路絞り手段104を介して開閉弁
手段103に接続されている。
【0016】かかる圧力変動検知手段106による呼吸
波形なる検知情報は、数値化するための手段と、その数
値化された呼吸波形からドリフト成分を除いて基準化呼
吸波形を求める基準化手段と、基準化呼吸波形からノイ
ズ成分を除いて整形呼吸波形を得るための波形平滑化手
段とを含む情報前処理手段としての波形整形手段107
に送られる。
【0017】波形整形手段107より呼吸数カウント手
段であるCPU102に送られたパルス信号(F)なる
整形呼吸波形は、CPU102において、最大値(呼吸
時の最大ピーク値)又は最小値(吸気時の最小値)が検
出され、さらにその値に所定の検出レベル値を乗じた検
出値が求められて、その検出値に相当する値に整形呼吸
波形の値がなった時点が1呼吸としてカウントされる。
尚、図1中の108は、検出レベル値等の外部設定手段
を表わす。
【0018】計測(カウント)した呼吸数は、呼吸表示
機構(7セグメントLED)109により数値として表
示するようにしてもよい。又、呼吸数を1カウントする
毎にブザー110によりブザー音を発生させたり、表示
ランプ(LED1ケ)111を短時間(例えば1秒間)
点灯させることにより、呼吸数測定者に呼吸数の測定が
行われたことを知らせるようにしてもよい。
【0019】又、1カウント毎にパルス信号(電圧パル
ス)を検出パルスとして発生させ記録計(図示せず)で
記録することにより、記録として保存できるし同時に呼
吸の周期を記録から読み取ることも可能になる。さらに
CPU102より呼吸信号の変化をD/A変換回路11
2を通してアナログ信号(アナログ信号2)として、出
力し記録計(図示せず)に記録することも可能である。
さらに波形整形手段107の出力信号をF/V変換回路
113を通してパルス周波数の変化を電圧信号の変化
(アナログ信号1)として出力することもできる。
【0020】さらに、アナログ2に、パルス出力(検出
パルス)をCPU102内にて、加算して出力すると呼
吸圧力変化の内1呼吸としてカウントしたポイントを記
録した電圧波形の上に明確に表示することができる。測
定者は記録した波形より、呼吸の周期、呼吸波形のパタ
ーン、呼吸信号の強弱等、さまざまな情報を読み取るこ
とが、可能となる。
【0021】呼吸数測定のアルゴリズムの具体例を以下
に示す。即ち図1に示す如く、波形整形手段107より
CPU102に送られたパルス信号(F)は、「信号の
前処理」を施されたのた後「呼吸の検出」に用いられ
る。
【0022】信号の前処理の目的は、センサー信号のド
リフト成分をキャンセルすることを、今一つはノイズ成
分をキャンセルすることにある。かかる情報の前処理手
段の具体的態様のフローチャートを図2に示す。
【0023】図2における数値化とは、センサーからの
信号はパルス信号であり、そのパルス数を一定の周期
(時間)ごとに呼吸圧力信号に比例した数値に置換する
ことである。例えば周期100msにて、センサーに加
わる圧力が0の場合400kパルス/秒とすると100
ms当りのパルスカウント数は40,000パルスとな
る。
【0024】この様に呼吸圧力信号を数値化した後、波
形整形手段107内のコンピューター手段で演算し以下
の処理を行う。まずセンサー信号の「ドリフト成分をキ
ャセルする」ために図3に示す零点基準値を、以下に示
す平滑化計算式(I)により求める。 平滑化計算式;Pt =Pt-1 ×(1−Rate)+Rt ×Rate ……(I)
【0025】この平滑化計算式(I)において、Pt
零点基準値のデータを、Rt は生データ(センサーから
の信号を数値化したもの)を、Rateは時定数より以
下の式で求める所定の基準値平滑化係数を示す。
【0026】Rate=(1/t)×T t:時定数(sec) T:サンプリング周期(sec)
【0027】ここではセンサー信号のドリフト成分を求
めることが目的である。センサー信号のドリフトは使用
環境の温度湿度や長期間使用による信号(パルス数)の
ずれにより発生するものであるから、基準値平滑化係数
は非常に小さい値(例えば時定数100sec、演算周
期100msの場合0.01)を選ぶことによりゆるや
かな零点基準値を求める。種々の条件下で鋭意研究した
結果、ここでの所定のRate(基準値平滑化係数)と
しては演算周期が100msの場合に0.01〜0.0
2程度、時定数で50〜100secが最適となる結論
に達した。
【0028】次に、図2における減算について説明す
る。ここでは、センサーからの信号(パルス数)値から
ノイズ成分をキャンセルし、呼吸信号のごとく零を中心
とした基準化呼吸波形に変換する計算を行う。その計算
式としては、Rt2 =Rt1 −Pt1 が好ましい。ここ
でRt1 はセンサーからの生データを数値化したデータ
であり、Pt1 はセンサーのドリフト成分を示す零点基
準値である。又、Rt2は減算により求められた値であ
り、センサー信号は吸気圧力(負圧)によりパルス数は
上昇するので、減算結果は正(+)の値となり、呼気圧
力(正圧)においては、パルス数は下降し減算結果は、
負(−)の値となる。
【0029】次にさらに検出精度を高めるために具備す
ることが好ましいものとして、図2におけるノイズ成分
のキャンセルを目的とした平滑化演算手段について説明
する。演算式は、前述の基準化平滑化計算式(1)と同
様のものを使用するが所定のRate(波形平滑化係
数)は大きい数値(例 演算周期100msの場合0.
3〜0.5、時定数で2.0〜3.3sec)を使用す
る。ノイズ成分は、呼吸圧力の変化に比べて速さ変化を
示すものであり、そのノイズ信号を呼吸数としてミスカ
ウントすることを防止するためであり、過小なRate
(波形平滑化係数)を使用すると測定しようとする呼吸
信号の変化までも減小させてしまうこととなる。種々の
条件下で鋭意研究した結果、ここでのRate(波形平
滑化係数)として0.3〜0.4の範囲、特に0.35
程度が最適であるとの結論に達した。 この様にRat
e(波形平滑化係数)を所定の範囲に設定することによ
って、例えば後述する図6に示す如く吸気時のピークが
ノイズ成分によってあたかも複数個あるような場合で
も、図6の波線に示すように適正なピーク検出が可能に
なる。
【0030】次に呼吸数をカウントするための呼吸数カ
ウント手段におけるアルゴリズムについて図4及び図5
により説明する。前述の前処理された呼吸圧力信号をコ
ンピュータの演算の所定周期(100ms)ごとにチェ
ックし、差圧に関する圧力信号の最低値(パルス数の最
高値、図5中のa)を記憶する。この方法(アルゴリズ
ム)では、図4に示すごとく圧力下降中は、最低値を記
録し、圧力下降が継続中は周期ごとに最低値の記録が更
新される。即ちやがて圧力下降から圧力上昇に変った時
のデータをaとして記憶する。
【0031】次に、圧力信号の上昇(パルス数の下降)
を周期(100ms)ごとにチェックし、やがて図5の
ごとくa信号に検出レベル率を乗じた検出値bになると
呼吸数カウントに+1を加える。この検出レベル率につ
いて種々の条件下で鋭意研究した結果、0.8〜0.9
5程度が妥当であることを見い出した。
【0032】次に圧力信号が零レベル以下(パルス数が
負の値)になると吸気サイクルの終了を検知したと判断
し、図4のごとく再度圧力下降を待つ。この様な動作繰
返し1分間当りの呼吸数を測定する。
【0033】この様に検出レベル率の適正な設定や、吸
気信号が零レベル以下(パルス数が負の値)にならない
と次の呼吸数カウントを行わないと言った条件を適正に
設定した場合には、前述の「ノイズ成分のキャンセルを
目的とした平滑化演算」の効果であるミスカウント防止
をさらに確実にし、後述の図6のごとく複雑な吸気期間
の信号においても正確な呼吸数の測定を可能になる。
【0034】上記は、吸気期間中の信号波形に含まれる
ノイズ成分によるミスカウント防止について述べたが、
次に圧力信号が零近傍に有る場合のミスカウント防止に
ついて説明する。この方式は図6の差圧が0の基準値近
傍のノイズレベル中に示すごとく、例えば圧力信号が基
準値(±0の値)より負圧側(吸気側)にノイズレベル
として扱う所定の範囲を設定して、そのノイズレベル範
囲内に圧力信号が有るか否かの判定手段と、その範囲内
に有る場合は呼吸数測定用の信号として扱わない(呼吸
数測定を行わない)ようにする処理手段を設けることに
より、「呼吸信号が無い場合」に、鼻カニューラ等の導
管手段ゆれによる圧力信号の乱れや酸素供給装置が発生
する圧力信号の乱れを呼吸数としてミスカウントするこ
とを防止するものである。
【0035】所定のノイズレベルの選定については、選
抜レベルを種々用意して鋭意研究した結果、−0.5mm
2 O程度に設定することにより、ミスカウントは発生
せずしないことを見出した。また吸気信号が非常に弱い
人の場合でも−1mmH2 O以下の信号が検出されたこと
から、このノイズレベルの範囲の下限を−1〜−0.5
mmH2 O内に選定すれば良いと判断できた。
【0036】1分間当りの呼吸数の表示については、1
分間カウントした値をそのまま表示する手段を具備した
場合他に、例えば30秒間のカウント値を1分間当りに
て換算する手段をCPUに具備してもよく、あるいは、
吸気検出時間の間隔を測定して、1分間当りの呼吸数を
求める手段を具備せしめることも可能である。
【0037】上記説明は、吸気圧力のピークを検知する
方式を採用した場合について述べたが、呼気圧力のピー
クを検知する方式を採用した場合も同様に考えられる。
また、本発明における圧力変動検知手段としては、図1
に示されるダイヤフラム式圧力変動検知手段の他、例え
ば半導体圧力センサー、ベロー式圧力センサー等呼吸に
基づく圧力変化が検知できるものであればいかなるもの
であってもよい。
【0038】図7は、本発明の呼吸用気体供給装置の具
体例を模式的に示したものである。即ち、図1は、呼吸
用気体の発生手段としての圧力変動吸着型酸素濃縮器1
と、呼吸用気体の開放型供給手段としての鼻カニューラ
3と、それらを連結する導管手段2とからなる呼吸用気
体供給装置であって、その導管手段2の途中に、ダイヤ
フラム式圧力変動検知手段6が、そのダイヤフラムの一
方側の空間が通路絞り手段としての細管(例えば内径
2.0mm、長さ4m、又は内径0.3mm、長さ50mm)
及びタンク手段としてのタンク5(例えば内容積20〜
30cm3 )を介して導管手段2に連通しており、ダイヤ
フラムの他方側空間も導管手段に連通した状態でダイヤ
フラム式圧力変動検知手段6が具備されたものを示して
いる。なお、開閉弁40は、導管手段内の圧力変動を検
知する際にのみ開くようにしたものであり、それによっ
て導管手段内の気体に含まれる水分が圧力変動検知手段
6に到達しにくいようにすることができる。
【0039】また図7において発振回路7は、ダイヤフ
ラム式圧力変動検知器が受ける吸気と呼気により変化す
る差圧信号を電気パルスに変換する手段である。ダイヤ
フラム式圧力変動検知手段は、ダイヤフラムが圧力変動
を受けて変動すると、静電容量が変化するよう構成され
ており(静電容量式差圧検知センサーとなっており)、
該静電容量(C)と電気抵抗(R)を組合せた公知のC
R形発振回路により電気パルスを発生する。従って、該
電気パルスのパルス数はダイヤフラム式圧力変動検知手
段に加わる圧力変動により変化する。態様例として、本
発明の実施例では、吸気信号(負圧信号)により、電気
パルス数は増加し、呼気信号(正圧信号)により電気パ
ルス数は減少するよう構成されている。
【0040】図7において、情報前処理手段としての波
形整形回路31は発信回路7で発生させた電気パルスを
CPU(マイクロコンピュータ)32で認識しやすくす
るため、前記の図2の如き整形呼吸波形を得るために用
いられる波形整形回路である。呼吸数カウント手段とし
てのCPU32では、電気パルスをカウントし(例えば
0.1秒毎)該カウントした数値を前記の図4の如きア
ルゴリズムによって1分間当りの呼吸数(BPM)を求
めることができる。
【0041】本発明におけるダイヤフラム式圧力変動検
知手段の態様例として、差圧を受けて変位するダイヤフ
ラムに連動する移動電極と、これに対向して配置した固
定電極との間の静電容量が、ダイヤフラムに作用する圧
力の差に応じて変化することを検出するようにしたダイ
ヤフラム式圧力検出器であって、ダイヤフラムに表面を
導電性物質で処理した高分子フイルムを用い、その導電
性物質を移動電極としたものがあげられる(特開昭64
―21330号公報参照)。
【0042】かかる検知手段のさらに好ましい態様例と
して、ダイヤフラムを高分子フイルムに導電層を積層し
た導電性フイルムとし、その導電層を移動電極とすると
共に、固定電極も導電性フイルムとしたことを特徴とし
たものがあげられる(特開平1―274027号公報参
照)。
【0043】図8は、このような本発明のダイヤフラム
式圧力変動検知手段の具体例の側断面図を模式的に示し
たものである。
【0044】図において10が圧により変位するダイヤ
フラムであり、11がこれに対向配置された固定電極で
あり、ダイヤフラム10が有機高分子フイルム10a上
に金属薄膜、金属酸化物薄膜等よりなる導電層10bを
形成した導電性フイルムよりなる。なお、固定電極もま
た支持板12上において有機高分子フイルム11a上に
金属薄膜、金属酸化物薄膜等よりなる導電層11bを形
成することが望ましい。ダイヤフラム10の他方の側に
は作動空間を設定する所定厚みの規則枠13を介して、
ダイヤフラム10の最大変位を規制する規制側板14が
配置されている。そして、固定電極11、ダイヤフラム
10、規制枠13、規制側板14はこの順で必要個所に
シール材(図示省略)を介在させて支持板12上に載置
し、各要素の4隅に設けたボルト穴に挿通したボルト
(図示省略)により締付け、図8に示すように組み立て
られる。
【0045】なお、この組み立てに際しては、固定電極
11は支持板12上に自然状態で載置し、その上に中間
枠を配置してもよい。この状態においては、固定電極1
1はカール等によるしわのため部分的に支持板12上に
密着した状態となっており、その高い部分は中間枠の上
面より突き出ている。次いでこの上にダイヤフラム1
0、規制枠13、規制側板14を載置して締付け組み立
てる。するとダイヤフラム10は固定電極11のしわの
高い部分で押圧されて若干張力が付与された状態で固定
される。従って固定電極11とダイヤフラム10との間
には固定電極11とダイヤフラム10とが一部接触した
ギャップが形成される。そしてこのギャップにより温湿
度変化に対して特性の安定した呼気検出器が実現され
た。
【0046】ところで、上記ギャップの変化を静電容量
変化として安定して検出するため各要素は以下のように
構成されている。
【0047】ダイヤフラム10は移動電極となる、導電
層10bが規制枠13側になるように配置すると共に、
規制枠13のダイヤフラム10側には金属薄層13aを
形成し、導電層10bの外部へ取り出し端子としてい
る。なお、規制枠13の厚みはダイヤフラム10に高差
圧が付与された時もダイヤフラム10が破壊されず、か
つ、通常の作動範囲では障害とならない厚みとする必要
がある。本例では略1mmとしたが、測定圧に応じて選定
すべきである。
【0048】また、固定電極11は導電層がダイヤフラ
ム10側となるように配置すると共に、中間枠をその固
定電極11側に金属薄膜を形成したものとして固定電極
11の外部への取り出し端子としてもよい。
【0049】更に、規制側板14、支持板12の外面側
には夫々金属薄膜を積層し、これを接地することにより
外部電位変化等の測定への影響を防止するようにしてあ
る。
【0050】一方、固定電極11及び規制側板14には
夫々貫通孔を設けると共に、固定電極11に対面する支
持板12の内面には中心の圧導入口から固定電極11の
各貫通孔、更にはこの貫通孔間に圧を伝える流路を図示
の如く車輪状にパターン化して形成した金属薄膜を積層
し、ダイヤフラム10の応答性の向上を計ってある。こ
れは、ダイヤフラム10及び固定電極の規制側板14、
支持板12への密着を防止し、速応性を確保する点で有
効である。
【0051】なお、移動電極のダイヤフラム10と固定
電極11の間の静電容量変化は、取り出し端子に周知の
静電容量測定回路を接続することにより測定できる。
【0052】以上の構成において、移動電極なるダイヤ
フラム10を50μm厚のポリエチレンテレフタレート
(PET)フイルム10a上にNiを蒸着(10b)し
たニッケル蒸着導電性フイルムとし、固定電極11を7
5μm厚のPETフイルム上にインジュウム・錫酸化物
(ITO)を形成した透明導電性フイルムとし、中間枠
12に85μmの銅張ポリイミドフイルムからなるフレ
キシブルプリント回路基板を、規制枠13に1mm厚の銅
張プリント回路基板を、規制側板14と支持板12に同
じく銅張プリント回路基板を用い、ダイヤフラム10の
受圧部を半径4cmの円形としたものがあげられる。
【0053】なお、図8における15は差圧信号の片側
圧力信号を伝えるための密閉室を形成するための規制板
を表わし、16は差圧信号の片側の信号を伝えるための
密閉室を形成するための規制枠を表わし、17は図1又
は図4の導管41に接続されて流体圧力+呼吸圧力変動
の信号を導くための接続口を、18は図1又は図4の導
管42に接続されて流体圧力(絞りとタンクを経由して
伝えられる圧力)の信号を導くための接続口を、19は
ダイヤフラムが形成する静電容量と電気抵抗を組合せて
電気パルスを発生させる発振回路を表わす。
【0054】図8の構成における静電容量の測定は、次
式で求められる。
【0055】
【数1】 (但し、Cは静電容量、εはPET及び空気の誘電率、
Sは電極の面積、dは電極間の距離を表わす。)
【0056】その静電容量から、次式により発振周波数
に変換され得る。
【0057】F=K/C (但し、Fが発振周波数(パルス/秒)であり、Kはゲ
インを表わす。)
【0058】図9は本発明におけるダイヤフラム式圧力
変動検知手段の今一つの具体例の側断面図を模式的に示
したものである。即ち図9は、図8に示すダイヤフラム
式圧力変動検知手段と図1に示す絞り手段としての細管
4及びタンク手段としてのタンク5を一体化し実用的
な、小型形状に改良したものである。
【0059】図8においては絞り手段4とタンク手段5
の間、及びダイヤフラム式圧力変動検知手段6とのおの
おのの間を、導管手段で接続して構成しているか、図9
の改良型においては、図8における4,5,6を一体化
してタンク手段43を形成するための室構成部材45と
細管44を採用することにより、図8における各々4,
5,6の間を接続する導管手段を不要としたものであ
る。接続口46は図7における開閉弁40に接続され
る。この様な構造にすることによって、呼吸信号検出手
段は小型になり、収納スペースを少くすることに成功し
た。又導圧管手段は不要となったので、接続部は少くな
り従って接続部からの圧力信号洩れは発生せず、性能は
安定化される。
【0060】図10は、図9のダイヤフラム式圧力変動
検知手段を、図7で示される呼吸用気体(酸素濃縮気
体)供給装置に組み込んだものを前記図2及び図4に示
されるアルゴリズムで運転した場合の呼吸数の測定結果
を、前記したようなアナログ信号1及びアナログ信号2
の経時変化として、各々(b)、(c)に表示したもの
である。尚図10中の(a)は、差圧を直接マノメータ
を用いて測定した場合の圧力の経時変化を表わしたもの
であり、(d)は胸郭の動きより呼吸数を測定する装置
レスピー(商標)による測定結果を表わしたものであ
る。この様に、本発明の装置による測定結果(b)、
(c)特に(c)の測定結果が、他の方法による測定結
果と同等に粘度よく得られていることがわかる。尚、マ
ノメータやレスピーを用いた装置では、操作性や価格の
点で実用的でない等の問題点がある。
【0061】本発明の呼吸用気体供給システムは、
(i)前記したような呼吸用気体供給装置に第一通信手
段を具備したものと、(ii)その装置から送信されるデ
ジタル情報を受信するための第二通信手段と、その情報
を記憶するための記憶手段と、必要に応じて電話回線を
用いてモデム送信する第三通信手段と、その通信制御手
段とを具備した通信制御装置と、(iii )その通信制御
装置から送信されるデジタル情報をモデム受信する第四
通信手段を具備した中央情報処理装置を有したことを特
徴とするものである。
【0062】図11は、本発明の呼吸用気体供給システ
ムの好ましい具体例について、そのシステムの構成と情
報の流れを示したものである。図11において、各患者
宅において使用されている呼吸用気体供給装置21の運
転状態や使用状況などに関する情報即ちモニタリングデ
ータは、その装置21における通信回路かRS232C
ケーブル等のケーブル手段22を介して通信制御装置2
3における通信回路に常時取り込まれ、処理される。通
信制御装置23で処理されたデータは、一定周期で公衆
電話回線24を介して中央情報処理装置へ送信される。
各患者宅から中央情報処理装置25に送信されたデータ
は、通信処理専用コンピュータによって処理され、デー
タベースにそのデータを記録する。なお、この通信処理
専用コンピュータにおいて、フロッピーディスクに例え
ば1日分などの新定期間分のデータをまとめて格納さ
れ、必要に応じてそのフロッピーディスクからデータを
読み取って、データ処理専用コンピュータを用いてデー
タベースにそのデータを記録するようにすることが望ま
しい。このようにすることによって、中央情報処理装置
25のデータベースに蓄積されたデータは、装置の運転
状態や患者の使用状況等の把握を可能にし多角的な運用
が容易にできるようになる。
【0063】図11における呼吸用気体供給装置21
は、呼吸用気体発生手段として特開昭62―14061
9号に開示されたような通常用いられる圧力変動吸着型
酸素濃縮機能部26を含み、そこからの酸素濃縮気体で
ある呼吸用気体の供給手段として鼻カニューラ27を含
む。またかかる酸素濃縮機能部26には、その運転状態
や患者の使用状況に関する情報を定量的に把握する情報
収集機能部として、吸着床等における半導体センサーを
用いた圧力センサー、使用に供する気体についての濃度
センサー、使用に供する気体の流量設定器における設定
値の認識手段等を含んだ情報収集系が含まれる。ここで
得られたアナログ情報は、圧力変動検知手段で得られた
情報と共に、必要に応じてA/D変換器によってデジタ
ル情報に変換され、SIO(シリアル入出力装置)を介
して、それらのデータを出力するための通信回路に送ら
れ、RS―232C通信ポート28からシリアル伝送さ
れる。すなわち情報処理系により、得られたデータは、
直接あるいはA/D変換後に、CPUに処理され、SI
O(シリアル入出力装置)を介して、通信回路に送ら
れ、RS―232C通信ポートから、シリアル伝送され
る。
【0064】図11における通信制御装置23では、呼
吸用気体供給装置からシリアル送信されたデジタル情報
がRS―232C通信ポート29を介して通信回路に受
信され、SIOを具備したCPU(中央処理装置)を経
て記憶手段(ROMやRAM)を備えたメモリに記憶さ
れる。すなわちRS―232C通信ポートを介して通信
回路に受信され、SIOを具備したCIPUを経て、記
憶手段(ROMやRAM)を備えたメモリに記憶され
る。また同装置23に具備されたカレンダーICも用い
ながらCPUでデジタル情報が所定の編集処理され、そ
の処理された情報がモデムを用いて伝送される。
【0065】図11に示す中央情報処理装置25は、第
四通信手段であるモデムに加えて、情報処理コンピュー
タとして、通信処理部とデータ処理部の2台のコンピュ
ータより構成されている。通信処理部は、各患者宅から
送られてくる周期通信に加え、緊急の警報通信に備える
ため、24時間の運転体制をとることが容易になる。な
お、無停電電源装置により電源をバックアップするなど
万一の状態にも備えていることが望ましい。データ処理
部では、記録されたデータに基づいて、呼吸用気体供給
装置の履歴管理や患者使用状況に関する情報の処理を行
ってもよい。
【0066】かかる中央情報処理装置25と通信制御装
置23との間の通信は、電話回線24によることが望ま
しく、特に公衆電話回線を用いることが実用上便利であ
る。公衆電話回線を用いた場合には、通信制御装置とし
て、送信先の電話番号や送信スケジュール等を記憶する
記憶手段を具備し、更に電話回線との接続手段を供え、
それに接続された電話器から利用されていない時におい
てのみ送信できるようにするための送信コントロール手
段を具備したネットワーク制御機能を備えたものが実用
上有利に用いられる。
【0067】
【発明の効果】本発明の呼吸測定装置によれば、呼吸補
助用の気体を連続的に供給した状態のままで、精度よく
呼吸数の呼吸の測定が容易にできる優れた効果が得られ
る。
【0068】本発明の呼吸用気体供給装置は、呼吸数測
定機能部も備えるので、使用者の呼吸の状態が精度よく
把握できる優れた効果を奏する。
【0069】本発明の呼吸用気体供給システムによれ
ば、遠隔監視により患者の呼吸の状況を把握して治療に
フィードバックすることが可能になり、また、患者や医
師にオンライン監視という安心感を与えるという優れた
効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の呼吸数測定装置の好ましい具体例の模
式図。
【図2】本発明の呼吸数測定の情報前処理手段における
アルゴリズムの例示。
【図3】本発明の呼吸数測定の情報前処理手段における
ドリフト成分除去の例示。
【図4】本発明の呼吸数カウント手段におけるアルゴリ
ズムの例示。
【図5】本発明の呼吸数カウント手段における呼吸数カ
ウントの例示。
【図6】本発明の呼吸数カウント手段におけるノイズ排
除の例示。
【図7】本発明の呼吸用気体供給装置の好ましい具体例
の概略図。
【図8】本発明の呼吸測定器等におけるダイヤフラム式
圧力変動検知手段の具体例の概略断面図。
【図9】本発明の呼吸測定器におけるダイヤフラム式圧
力変動検知手段の好ましい具体例の概略断面図。
【図10】本発明の呼吸測定装置による測定結果等の例
示。
【図11】本発明の呼吸用気体供給システムの好ましい
具体例の概略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61M 16/00 370 A61B 5/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼気吸気に基づく圧力変化を検知する圧
    力変動検知手段と該検知手段の検知情報に基づいて呼吸
    数を求めるための情報処理手段を有した呼吸数測定装置
    であって、該情報処理手段が、該検知手段による呼吸波
    形なる検知情報を数値化する手段と数値化された呼吸波
    形からドリフト成分を除いて基準化呼吸波形を求める基
    準化手段とを含む情報前処理手段と、該情報前処理手段
    により得られた整形呼吸波形の最大値または最小値を求
    めさらに該最大値又は最小値に所定の検出レベル率を乗
    じて検出値を求めて該整形呼吸波形が該検出値になった
    時点を呼吸数としてカウントする呼吸数カウント手段を
    具備したものである呼吸数測定装置。
  2. 【請求項2】 該情報前処理手段が、該基準化呼吸波形
    からノイズ成分を除いて整形呼吸波形を得るための波形
    平滑化手段を具備したものである請求項1の呼吸数測定
    装置。
  3. 【請求項3】 該呼吸数カウント手段が、所定のノイズ
    レベル範囲では呼吸数としてカウントしないようにする
    ためのノイズ排除手段を具備したものである請求項1の
    呼吸数測定装置。
  4. 【請求項4】 該圧力変動検知手段が、呼吸用気体の発
    生手段と呼吸用気体の開放型供給手段を連結する呼吸用
    気体供給用導管手段の途中において、ダイヤフラムの一
    方側の空間が該気体供給用導管手段に連通し、該ダイヤ
    フラムの他方側の空間が直列に配されたタンク手段と通
    路絞り手段を介して該気体供給用導管手段に連通するよ
    うに供給されたダイヤフラム式圧力変動検知手段である
    請求項1の呼吸数測定装置。
  5. 【請求項5】 呼吸用気体の発生手段と、一端が該発生
    手段に連通し他端が該呼吸用気体の開放型供給手段に連
    通した呼吸用気体供給用導管手段と、請求項4の呼吸数
    測定装置を具備した呼吸用気体供給装置。
  6. 【請求項6】 (i)呼吸数を送信するための第一通信
    手段をさらに具備した請求項5の呼吸用気体供給装置
    と、(ii)該呼吸用気体供給装置から送信される該デジ
    タル情報を受信するための第二通信手段と、第二通信手
    段から受信された該デジタル情報を記憶するための記憶
    手段と、必要に応じて電話回線を用いてデジタル情報を
    モデム送信するための第三通信手段と、必要に応じて第
    三通信手段を介し、記憶された該デジタル情報を送信す
    る通信制御手段とを具備した通信制御装置と、(iii )
    該通信制御装置から送信される該デジタル情報をモデム
    受信する第四通信手段を具備した中央情報処理装置とを
    有したことを特徴とする呼吸モニタリングシステム。
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