JP2990068B2 - 船釣り用天秤 - Google Patents
船釣り用天秤Info
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- JP2990068B2 JP2990068B2 JP8178337A JP17833796A JP2990068B2 JP 2990068 B2 JP2990068 B2 JP 2990068B2 JP 8178337 A JP8178337 A JP 8178337A JP 17833796 A JP17833796 A JP 17833796A JP 2990068 B2 JP2990068 B2 JP 2990068B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は船釣り用の天秤に関
し、特に大物釣りに効果的な天秤に関する。
し、特に大物釣りに効果的な天秤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、船釣りでイサキ、タイ、ヒラマ
サ、ブリなどを釣る際の仕掛けとしては、図4に示すよ
うに、ミチイト21の先端にサルカンと呼ばれる連結具
22を介してL字状の天秤23を取付けるとともにこの
天秤23の中間屈曲部にさびき釣り用の撒き餌器付き錘
24や単体の錘を連結し、天秤23の先端にサルカン2
5を介してハリス26を連結しており、さらに必要に応
じて天秤23とハリス26の間にゴムクッション27を
介装したものも知られている。
サ、ブリなどを釣る際の仕掛けとしては、図4に示すよ
うに、ミチイト21の先端にサルカンと呼ばれる連結具
22を介してL字状の天秤23を取付けるとともにこの
天秤23の中間屈曲部にさびき釣り用の撒き餌器付き錘
24や単体の錘を連結し、天秤23の先端にサルカン2
5を介してハリス26を連結しており、さらに必要に応
じて天秤23とハリス26の間にゴムクッション27を
介装したものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な仕掛けで大物の魚を釣った場合には、引きが非常に強
くかつ瞬時に数mから数10mも引いてしまうため、釣
り人の技術がかなり高くても瞬間的なミチイト21の繰
り出しが間に合わなかったり、追いつかなかったりし、
細い糸からなるハリス26が糸切れし、魚を釣り上げる
ことができないという問題があった。勿論、魚が掛かっ
た瞬間の衝撃を吸収するために、上記のようにゴムクッ
ション27が介装されることがあるが、大物釣りの場合
は上記のように引きが強く、かつ引きの距離が長いので
その効果は殆ど発揮しないという問題がある。一方、か
なりの衝撃でも糸切れしないような太いハリスを用いた
場合には魚が警戒して全く釣れなくなってしまう。
な仕掛けで大物の魚を釣った場合には、引きが非常に強
くかつ瞬時に数mから数10mも引いてしまうため、釣
り人の技術がかなり高くても瞬間的なミチイト21の繰
り出しが間に合わなかったり、追いつかなかったりし、
細い糸からなるハリス26が糸切れし、魚を釣り上げる
ことができないという問題があった。勿論、魚が掛かっ
た瞬間の衝撃を吸収するために、上記のようにゴムクッ
ション27が介装されることがあるが、大物釣りの場合
は上記のように引きが強く、かつ引きの距離が長いので
その効果は殆ど発揮しないという問題がある。一方、か
なりの衝撃でも糸切れしないような太いハリスを用いた
場合には魚が警戒して全く釣れなくなってしまう。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、細い
ハリスを用いながら大物を釣り上げることができる船釣
り用天秤を提案することを目的とする。
ハリスを用いながら大物を釣り上げることができる船釣
り用天秤を提案することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、図中の参照符号を付して示すならば、請求
項1にあっては、先端にハリス9に対する連結具18
が、基端にミチイト4に対する連結具17が設けらると
ともに中間位置に被係合部材14が設けられたナカイト
7と、このナカイト7を挿通するガイドリング12が適
当間隔置きに固着されかつ中間位置にナカイト7が挿通
されるとともに被係合部材14が係合する係合リング1
3が固着された支杆6と、支杆6の中間位置に設けられ
た錘11や撒き餌器10の吊り下げ用のフック部8とを
備えてなる構成を採用するものである。
に本発明は、図中の参照符号を付して示すならば、請求
項1にあっては、先端にハリス9に対する連結具18
が、基端にミチイト4に対する連結具17が設けらると
ともに中間位置に被係合部材14が設けられたナカイト
7と、このナカイト7を挿通するガイドリング12が適
当間隔置きに固着されかつ中間位置にナカイト7が挿通
されるとともに被係合部材14が係合する係合リング1
3が固着された支杆6と、支杆6の中間位置に設けられ
た錘11や撒き餌器10の吊り下げ用のフック部8とを
備えてなる構成を採用するものである。
【0006】また、請求項2にあっては、ナカイト7が
伸縮性のあるゴムの紐状体から成る請求項1に記載の構
成を採用するものである。
伸縮性のあるゴムの紐状体から成る請求項1に記載の構
成を採用するものである。
【0007】また、請求項3にあっては、被係合部材1
4よりミチイト4側のナカイト7を太い紐状体15で、
被係合部材14よりハリス9側のナカイト7を細い紐状
体16で構成してなる請求項2に記載の構成を採用する
ものである。
4よりミチイト4側のナカイト7を太い紐状体15で、
被係合部材14よりハリス9側のナカイト7を細い紐状
体16で構成してなる請求項2に記載の構成を採用する
ものである。
【0008】また、請求項4にあっては、支杆6を湾曲
させてなる請求項1〜3の何れかに記載の構成を採用す
るものである。
させてなる請求項1〜3の何れかに記載の構成を採用す
るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の船釣
り用天秤を図1〜図3を参照しながら説明する。
り用天秤を図1〜図3を参照しながら説明する。
【0010】図1において、1は釣り人(図示せず)が
乗った船で、2は釣り竿、3はリールであり、リール3
から延出されたミチイト4の先端に天秤5が連結されて
いる。天秤5は支杆6とナカイト7とフック部8とを備
え、そのナカイト7の基端にミチイト4の先端が連結さ
れ、ナカイト7の先端にハリス9が連結されている。ま
た、フック部8にはさびき釣り用の撒き餌器10が連結
され、その下部に錘11が連結されている。
乗った船で、2は釣り竿、3はリールであり、リール3
から延出されたミチイト4の先端に天秤5が連結されて
いる。天秤5は支杆6とナカイト7とフック部8とを備
え、そのナカイト7の基端にミチイト4の先端が連結さ
れ、ナカイト7の先端にハリス9が連結されている。ま
た、フック部8にはさびき釣り用の撒き餌器10が連結
され、その下部に錘11が連結されている。
【0011】天秤5の構成を図2に、その要部の詳細構
成を図3に示す。図2、図3において、支杆6は、直径
2.5〜3mm程度のステンレス鋼線を適当な曲率半径
で湾曲させて構成されており、ナカイト7が挿通される
複数の(図示例では6つの)ガイドリング12と、1つ
の係合リング13が適当間隔置きに固着されている。係
合リング13は支杆6の略中間部に配設されている。ガ
イドリング12は、適当な径の線材12aを円形に成形
してその両端部12bを円の平面に対して垂直に折り曲
げて支杆6に沿わせ、その両端部12bと支杆6の周囲
に細線を巻回して固定するとともにロウ付けすることに
より強固に固着されている。また、係合リング13は若
干径の大きい線材13aをガイドリング12と比して小
さな径の円形に巻回し、ガイドリング12と同様に支杆
6に強固に固着されている。
成を図3に示す。図2、図3において、支杆6は、直径
2.5〜3mm程度のステンレス鋼線を適当な曲率半径
で湾曲させて構成されており、ナカイト7が挿通される
複数の(図示例では6つの)ガイドリング12と、1つ
の係合リング13が適当間隔置きに固着されている。係
合リング13は支杆6の略中間部に配設されている。ガ
イドリング12は、適当な径の線材12aを円形に成形
してその両端部12bを円の平面に対して垂直に折り曲
げて支杆6に沿わせ、その両端部12bと支杆6の周囲
に細線を巻回して固定するとともにロウ付けすることに
より強固に固着されている。また、係合リング13は若
干径の大きい線材13aをガイドリング12と比して小
さな径の円形に巻回し、ガイドリング12と同様に支杆
6に強固に固着されている。
【0012】ナカイト7は、伸縮性のあるウレタンゴム
から成る紐状体にて構成され、その中間位置には係合リ
ング13に係合可能な外径のリング体から成る被係合部
材14が介装されている。この被係合部材14よりミチ
イト4側の部分が直径3mm程度の太い紐状体15に
て、被係合部材14よりハリス9側の部分は直径2.5
mm程度の細い紐状体16にて構成されている。太い紐
状体15の両端にはローリングサルカンと呼ばれる連結
具17が、細い紐状体16の両端には箱型サルカンと呼
ばれる連結具18がそれぞれ連結されている。これら太
い紐状体15と細い紐状体16とは、連結具17、被係
合部材14、連結具18を介して互いに連結されてナカ
イト7を構成している。なお、これら被係合部材14及
び連結具17、18はガイドリング12を自在に通過可
能である。
から成る紐状体にて構成され、その中間位置には係合リ
ング13に係合可能な外径のリング体から成る被係合部
材14が介装されている。この被係合部材14よりミチ
イト4側の部分が直径3mm程度の太い紐状体15に
て、被係合部材14よりハリス9側の部分は直径2.5
mm程度の細い紐状体16にて構成されている。太い紐
状体15の両端にはローリングサルカンと呼ばれる連結
具17が、細い紐状体16の両端には箱型サルカンと呼
ばれる連結具18がそれぞれ連結されている。これら太
い紐状体15と細い紐状体16とは、連結具17、被係
合部材14、連結具18を介して互いに連結されてナカ
イト7を構成している。なお、これら被係合部材14及
び連結具17、18はガイドリング12を自在に通過可
能である。
【0013】フック部8は、適当な直径の線材8aを一
側に片寄った略V字状に折り曲げ、その両端部をガイド
リング12の場合と同様に支杆6に強固に固着して構成
されている。このフック部8は、支杆6に対してガイド
リング12や係合リング13とは反対側に突設されてい
る。また、フック部8の下端にはスナップ付きサルカン
と呼ばれる連結具19が装着され、撒き餌器10や錘1
1を着脱自在に連結できるように構成されている。
側に片寄った略V字状に折り曲げ、その両端部をガイド
リング12の場合と同様に支杆6に強固に固着して構成
されている。このフック部8は、支杆6に対してガイド
リング12や係合リング13とは反対側に突設されてい
る。また、フック部8の下端にはスナップ付きサルカン
と呼ばれる連結具19が装着され、撒き餌器10や錘1
1を着脱自在に連結できるように構成されている。
【0014】以上の構成の船釣り用天秤の使用動作を説
明すると、ミチイト4の先端に天秤5を接続し、その先
端にハリス9を接続し、天秤5のフック部8に撒き餌器
10や錘11を取付け、次にリール3でミチイト4を巻
き取った状態で釣り竿2を海側に出して天秤5及びハリ
ス9を海中に投入する。その際に、フック部8に撒き餌
器10及び錘11の荷重が作用しているので支杆6はナ
カイト7に沿って下方に移動し、ナカイト7の中間の被
係合部材14に係合リング13が係合して支持され、そ
の状態で海中に沈んで行く。また、天秤5の支杆6が湾
曲しているので、投入時にハリス9が撒き餌器10や錘
11に絡まったりする恐れがなく、容易かつ円滑に海中
に投入できる。
明すると、ミチイト4の先端に天秤5を接続し、その先
端にハリス9を接続し、天秤5のフック部8に撒き餌器
10や錘11を取付け、次にリール3でミチイト4を巻
き取った状態で釣り竿2を海側に出して天秤5及びハリ
ス9を海中に投入する。その際に、フック部8に撒き餌
器10及び錘11の荷重が作用しているので支杆6はナ
カイト7に沿って下方に移動し、ナカイト7の中間の被
係合部材14に係合リング13が係合して支持され、そ
の状態で海中に沈んで行く。また、天秤5の支杆6が湾
曲しているので、投入時にハリス9が撒き餌器10や錘
11に絡まったりする恐れがなく、容易かつ円滑に海中
に投入できる。
【0015】天秤5やハリス9を海中の中層に位置させ
ると、リール3はロック状態にはせずに、魚の引きによ
って自在にミチイト4が繰り出されるように軽く制動が
加わった状態にする。そして、釣り竿2の先端を小刻み
に上下させ、撒き餌器10から撒き餌を振り出す。振り
出された撒き餌は白抜き矢印で示す海流に乗ってハリス
9の方に流れ、この撒き餌に誘われて魚が集まり、ハリ
ス9の針9aに付けられた餌20に食い付き、針9aに
掛かる。
ると、リール3はロック状態にはせずに、魚の引きによ
って自在にミチイト4が繰り出されるように軽く制動が
加わった状態にする。そして、釣り竿2の先端を小刻み
に上下させ、撒き餌器10から撒き餌を振り出す。振り
出された撒き餌は白抜き矢印で示す海流に乗ってハリス
9の方に流れ、この撒き餌に誘われて魚が集まり、ハリ
ス9の針9aに付けられた餌20に食い付き、針9aに
掛かる。
【0016】針9aに掛かった魚は瞬間的に激しく動
き、大物の魚の場合には衝撃的にかつ数m〜数10mに
も達する長い距離にわたって強い引きを生じる。一方、
天秤5に取付けられている撒き餌器10や錘11は重量
が大きいので衝撃的な動きに対しては殆ど動かない。そ
のため、従来の天秤では簡単にハリスが切れてしまって
いたが、本実施形態の天秤5では、これら撒き餌器10
や錘11を取付けた支杆6に対してナカイト7がハリス
9側に向けては自由に繰り出される状態であるため、さ
らにナカイト7が伸縮性のあるウレタンゴムから成る紐
状体15、16にて構成されて衝撃が吸収されるため、
ハリス9が細い糸であっても糸切れを生じる恐れはな
い。
き、大物の魚の場合には衝撃的にかつ数m〜数10mに
も達する長い距離にわたって強い引きを生じる。一方、
天秤5に取付けられている撒き餌器10や錘11は重量
が大きいので衝撃的な動きに対しては殆ど動かない。そ
のため、従来の天秤では簡単にハリスが切れてしまって
いたが、本実施形態の天秤5では、これら撒き餌器10
や錘11を取付けた支杆6に対してナカイト7がハリス
9側に向けては自由に繰り出される状態であるため、さ
らにナカイト7が伸縮性のあるウレタンゴムから成る紐
状体15、16にて構成されて衝撃が吸収されるため、
ハリス9が細い糸であっても糸切れを生じる恐れはな
い。
【0017】その後、魚の動きの鎮静化を図りながらリ
ール3を徐々に巻き取って行くことによって最終的に魚
を釣り上げる。その間に、ハリス9に瞬間的に大きな張
力が作用した場合にも、上記ナカイト7の伸縮性によっ
てその衝撃を確実に吸収することができ、ハリス9が糸
切れすることはない。特に、被係合部材14よりハリス
9側の部分を細い紐状体16にて構成し、被係合部材1
4よりミチイト4側の部分を太い紐状体15にて構成し
ているので、小さな衝撃力の段階から細い紐状体16の
伸縮性によって効果的に衝撃が吸収され、衝撃力が大き
いために細い紐状体16がほぼ延び切った後は太い紐状
体15の伸縮性によって衝撃が吸収されるので、広い範
囲の衝撃力を円滑に吸収することができ、ハリス9の糸
切れを確実に防止することができる。
ール3を徐々に巻き取って行くことによって最終的に魚
を釣り上げる。その間に、ハリス9に瞬間的に大きな張
力が作用した場合にも、上記ナカイト7の伸縮性によっ
てその衝撃を確実に吸収することができ、ハリス9が糸
切れすることはない。特に、被係合部材14よりハリス
9側の部分を細い紐状体16にて構成し、被係合部材1
4よりミチイト4側の部分を太い紐状体15にて構成し
ているので、小さな衝撃力の段階から細い紐状体16の
伸縮性によって効果的に衝撃が吸収され、衝撃力が大き
いために細い紐状体16がほぼ延び切った後は太い紐状
体15の伸縮性によって衝撃が吸収されるので、広い範
囲の衝撃力を円滑に吸収することができ、ハリス9の糸
切れを確実に防止することができる。
【0018】なお、上記実施形態では、フック部8に撒
き餌器10と錘11を装着し、さびき釣りする場合を例
示したが、錘11だけを装着して使用することもでき、
その場合も同様の作用効果を奏することは言うまでもな
い。
き餌器10と錘11を装着し、さびき釣りする場合を例
示したが、錘11だけを装着して使用することもでき、
その場合も同様の作用効果を奏することは言うまでもな
い。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、中間位置に
被係合部材が設けられたナカイトと、このナカイトを挿
通するガイドリングが適当間隔置きに固着されかつ中間
位置にナカイトが挿通されるとともに被係合部材が係合
する係合リングが固着された支杆と、支杆の中間位置に
設けられた錘や撒き餌器の吊り下げ用のフック部とを備
え、ナカイトがハリス側に向けては自由に繰り出される
ように構成しているので、フック部に重い錘等を装着し
た状態で衝撃的にかつ長い距離の引きがあってもハリス
に大きな張力が作用して糸切れするようなことがなく、
したがって細いハリスを用いながら大物の魚を釣り上げ
ることができる。
被係合部材が設けられたナカイトと、このナカイトを挿
通するガイドリングが適当間隔置きに固着されかつ中間
位置にナカイトが挿通されるとともに被係合部材が係合
する係合リングが固着された支杆と、支杆の中間位置に
設けられた錘や撒き餌器の吊り下げ用のフック部とを備
え、ナカイトがハリス側に向けては自由に繰り出される
ように構成しているので、フック部に重い錘等を装着し
た状態で衝撃的にかつ長い距離の引きがあってもハリス
に大きな張力が作用して糸切れするようなことがなく、
したがって細いハリスを用いながら大物の魚を釣り上げ
ることができる。
【0020】請求項2によれば、ナカイトが伸縮性のあ
るゴムの紐状体から成るので、ハリスに作用する衝撃を
吸収でき、一層糸切れの恐れをなくすことができる。
るゴムの紐状体から成るので、ハリスに作用する衝撃を
吸収でき、一層糸切れの恐れをなくすことができる。
【0021】請求項3によれば、被係合部材よりミチイ
ト側のナカイトを太い紐状体で、被係合部材よりハリス
側のナカイトを細い紐状体で構成しているので、弱い衝
撃でも細い方の紐状体で衝撃を吸収し、細い紐状体がほ
ぼ延び切った後は太い紐状体にて衝撃を吸収できるの
で、広い範囲の衝撃力を円滑に吸収することができ、ハ
リスの糸切れを確実に防止することができる。
ト側のナカイトを太い紐状体で、被係合部材よりハリス
側のナカイトを細い紐状体で構成しているので、弱い衝
撃でも細い方の紐状体で衝撃を吸収し、細い紐状体がほ
ぼ延び切った後は太い紐状体にて衝撃を吸収できるの
で、広い範囲の衝撃力を円滑に吸収することができ、ハ
リスの糸切れを確実に防止することができる。
【0022】請求項4によれば、支杆を湾曲させている
ので、ハリスが撒き餌器や錘に絡まったりする恐れがな
く、天秤及びハリスを容易かつ円滑に海中に投入するこ
とができる。
ので、ハリスが撒き餌器や錘に絡まったりする恐れがな
く、天秤及びハリスを容易かつ円滑に海中に投入するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施形態の天秤の使用状態の説明図
である。
である。
【図2】同実施形態の天秤の斜視図である。
【図3】同実施形態の天秤の要部の拡大正面図である。
【図4】従来例の天秤を用いた仕掛けの構成図である。
4 ミチイト 5 天秤 6 支杆 7 ナカイト 8 フック部 9 ハリス 10 撒き餌器 11 錘 12 ガイドリング 13 係合リング 14 被係合部材 15 太い紐状体 16 細い紐状体 17 連結具 18 連結具
Claims (4)
- 【請求項1】 先端にハリスに対する連結具が、基端に
ミチイトに対する連結具が設けらるとともに中間位置に
被係合部材が設けられたナカイトと、このナカイトを挿
通するガイドリングが適当間隔置きに固着されかつ中間
位置にナカイトが挿通されるとともに被係合部材が係合
する係合リングが固着された支杆と、支杆の中間位置に
設けられた錘や撒き餌器の吊り下げ用のフック部とを備
えたことを特徴とする船釣り用天秤。 - 【請求項2】 ナカイトが、伸縮性のあるゴムの紐状体
から成ることを特徴とする請求項1記載の船釣り用天
秤。 - 【請求項3】 被係合部材よりミチイト側のナカイトを
太い紐状体で、被係合部材よりハリス側のナカイトを細
い紐状体で構成したことを特徴とする請求項2記載の船
釣り用天秤。 - 【請求項4】 支杆を湾曲させたことを特徴とする請求
項1記載の船釣り用天秤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8178337A JP2990068B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 船釣り用天秤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8178337A JP2990068B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 船釣り用天秤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014462A JPH1014462A (ja) | 1998-01-20 |
JP2990068B2 true JP2990068B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=16046733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8178337A Expired - Lifetime JP2990068B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 船釣り用天秤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2990068B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP8178337A patent/JP2990068B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1014462A (ja) | 1998-01-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990914 |