JP2986196B2 - 立体物品反転装置 - Google Patents

立体物品反転装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、主として角形チップコンデンサや角形チッ
プ抵抗等の超小型の電子部品の表裏両面に数字や記号等
の印刷を施す印刷装置における電子部品を表裏反転させ
るにのに用いる立体物品反転装置に関するものである。
<従来の技術> 斯かる超小型のチップ形電子部品は、例えば幅が1.25
mm、長さが2mm、厚さが0.6mm程度の極めて微小なもので
あるが、抵抗値や静電容量等を表示するための印刷を施
さなければならず、また、印刷を片面のみに施すと、プ
リント基板に搭載する際に印刷面を表側に向ける工程を
必要とするので、同一の印刷を両面に施す必要がある。
そこで、本出願人は、単一の印刷手段によりチップ形
物品の両面に印刷を施せるようにして小型化、コストダ
ウン、高速化および設置床面積の大幅な縮小を図ること
ができるチップ形物品の両面印刷装置を案出し、出願し
ている(特願昭60−48743号)。
この両面印刷装置は、その全体構成の概略平面を示し
た第5図のように、物品搬送用ターンテーブル1の端周
部に、同心円に沿って並行する外側の第1の搬送路2と
内側の第2の搬送路3とが設けられている。この円形の
ループ形搬送路2,3に沿って物品供給部4、物品位置決
め部5、印刷部6、インク乾燥部7、物品取り出し部8
および物品反転装置9が、矢印で示すターンテーブル1
の回転方向に順次配設されている。
ループ形搬送路2,3には、物品反転装置9を示した第
6図のように、直列状態の2個のチップ形物品Wの長さ
よりも僅かに長い方形状であって周端からターンテーブ
ル1の半径方向に延びる複数個の保持溝10が端周部に沿
って等間隔に形成されている。そして、各保持溝10の間
には、この保持溝10の深さaよりも浅い深さbで且つ保
持溝10の中央部を通る区分溝11がターンテーブル1と同
心円状に形成され、この区分溝11により第1の搬送路2
と第2の搬送路3とが分離形成されている。この区分溝
11には、例えば、第5図に示すように、物品供給部4の
物品移送用ローダの供給出口に対向してストッパ12が配
設され、このストッパ12によりローダから供給される物
品Wが第2の搬送路3に入るのを防止している。また、
物品位置決め部5においては、区分溝11に仕切壁が挿入
配設されており、この仕切壁の両面に吸引力により両側
の搬送路2,3の物品Wを押し付て物品Wの半径方向の位
置決めを行うようになっている。
この両面印刷装置の作用を簡単に説明すると、常時一
定速度で回転するターンテブル1に対し、物品供給部4
において、保持溝10が対向する毎に第1の搬送路2に物
品Wが供給され、物品位置決め部5で半径方向の位置決
めを行われた後に、印刷部6を通過する時に一面に印刷
を施され、インク乾燥部7において印刷に供されたイン
クが乾燥される。そして、物品取り出し部8で第2の搬
送路3の両面印刷済み物品Wが取り出され、続いて物品
反転装置9において、一面にのみ印刷済の第1の搬送路
2上の物品Wが取り出し用エアーシュート13を通じて取
り出されて表裏反転された後に、送り込み用エアーシュ
ート14を通じて第2の搬送路3に送り込まれ、印刷部6
およびインク乾燥部7を通って他面にも同様の印刷を施
される。
次に、第6図に示した物品反転装置9について説明す
る。端周部に物品Wを収容する切欠き状の収納部15が一
定間隔で配設されるとともに物品脱落防止用カバー16が
外接された反転用円板17が、これの回転軸18をターンテ
ーブル1の面に対し平行状態でターンテーブル1の近傍
に配置され、ターンテーブル1に同期して矢印方向に回
転する。この反転用円板17の両側位置に、前述の各エア
ーシュート13,14が保持溝10と収納部15とを各々連通す
るよう介設されている。そして、取り出し用エアーシュ
ート13には、第1の搬送路2上の物品Wを該エアーシュ
ート13内をA点からB点方向に移動させて収納部15内に
送り込むエアー吹き出し部19が対設され、同様に送り込
み用エアーシュート14にも、反転用円板17が180゜回転
して裏表反転された収納部15内の物品Wを該エアーシュ
ート14内をC点からD点方向に移動させ、且つ保持溝10
内を第1の搬送路2から第2の搬送路3内に移動させる
エアー吹き出し部(図示せず)が対設され、送り込み用
エアーシュート14に対向して第2の搬送路3の内側位置
にストッパ20が設けられている。
<発明が解決しようとする課題> この両面印刷装置、単一の印刷部6およびインク乾燥
部7によりチップ形物品Wの両面に印刷を施すことがで
き、全体にループ状として小型化、コストダウン、高速
化および設置床面積の大幅な縮小を図ることができる顕
著な効果を奏するものであるが、実用化に際して円滑に
運転を行うためには、特に物品反転装置9に改良の余地
を残している。
即ち、ターンテーブル1の外側近傍箇所に反転用円板
9を配設する構成であることから、両エアーシュート1
3,14の形状が第5図に示すように必然的に湾曲した弧状
になるので、物品Wがスムーズに移動しないでトラブル
が発生し易い。
また、反転用円板17により反転した物品Wを内側の第
2の搬送路3に収納する時に、保持溝10内の外側の第1
の搬送路2を通って第2の搬送路3内に送り込むので、
物品Wが第6図に示す角部Eに当接して滞留するトラブ
ルが発生し易い。
更に、保持溝10の深さaは超小型のチップ形物品Wの
厚さ程度であって、区分溝11の深さbはそれよりも更に
浅いために、この区分溝11にエアー吹き出し口を配置す
ることができず、取り出し用エアーシュート13に対して
は第2の搬送路3の内側に、且つ送り込み用エアーシュ
ート14に対しては第1の搬送路2の外側にそれぞれエア
ー吹き出し口を配置している。従って、エアー吹き出し
口から物品Wまでの作用距離が長くなるので、吹き出し
エアーによる物品Wの搬送が安定に行われ難い。以上3
点の問題点によって物品反転装置9における物品Wの安
定な搬送を得られない。
更にまた、物品搬送用ターンテーブル1には、約300
個の保持溝10および区分溝11が形設されるのであるが、
この保持溝10の深さaおよび区分溝11の深さb共に0.01
mm単位の寸法精度を要し、しかも、組立時に区分溝11に
ストッパ12を位置させる時の調整が困難であり、これら
がコスト高の一因になっている。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであり、物品を常に安定に搬送することができると
ともにコストダウンを達成できる両面印刷装置における
立体物品反転装置を提供することを技術的課題とするも
のである。
<課題を解決するための手段> 本発明は、上記した課題を達成するための技術的手段
として、立体物品反転装置を次のように構成した。即
ち、チップ形立体物品の両面に印刷を施すに際して第1
の搬送路を移動中の一面印刷済みの物品を取り出して裏
表反転させた後に第2の搬送路に戻す立体物品反転装置
において、輪形状であってその周端に沿って物品を収容
する保持溝が等間隔に配列されてなる前記第1および第
2の両搬送路が並行に形成され、且つ該両搬送路間に区
分溝が円形に形設された搬送ロータリと、円筒状であっ
て周面に物品を収容する物品搬送部が等間隔で配設され
た反転ロータリとを備え、この反転ロータリが、前記搬
送ロータリを内部に挿通させて該搬送ロータリに対し直
交し、且つ直径の延長線が前記搬送ロータリの半径方向
に合致する状態で回転自在に支持されるとともに、前記
搬送ロータリに同期して回転され、前記第1の搬送路の
保持溝と前記物品搬送部とを連通する取り出し用エアー
シュートと、前記第2の搬送路の保持溝と前記物品搬送
部とを連通する送り込み用エアーシュートとを、前記反
転ロータリの水平直径線に沿って配設したことを特徴と
して構成されている。
<作用> 第1の搬送路の保持溝が取り出し用エアーシュートに
対向する毎に、該保持溝上の一面印刷済み物品が、吹き
出しエアーにより取り出し用エアーシュートを通じて取
り出されて反転ロータリの物品搬送部内に送り込まれ
る。この物品は、反転ロータリが180゜回転して表裏反
転された後に、送り込み用エアーシュートに対向した時
点で吹き出しエアーにより送り込み用エアーシュートに
送り出され、且つ第2の搬送路の保持溝内に送り込まれ
る。
この立体物品反転装置では、円筒状の反転ロータリ
が、搬送ロータリを内部に挿通させて該ロータリに対し
直交状態に位置するとともに、直径の延長線が搬送ロー
タリの半径方向に合致する状態で回転自在に支持されて
いるので、搬送ロータリの両搬送路の各保持溝と反転ロ
ータリの物品搬送部とが同一直線上に位置し、これらの
間に介設する各エアーシュートを共に直線形状とするこ
とができる。その結果、物品の搬送経路が直線状となる
ので、物体を円滑に移動させることができる。
また、第1の搬送路から取り出した物品を反転ロータ
リにより反対側の第2の搬送路側に移送して第2の搬送
路の保持溝内に送り込むので、従来装置のように反転し
た物品を第1の搬送路を通って第2の搬送路内に送り込
む場合のように物品が保持溝の角部に当接して滞留する
トラブルが発生することがない。
更に、両搬送路の各保持溝を互いに連通させる必要が
ないので、両搬送路間の区分溝を、各保持溝の深さより
も充分に深く形設することができ、この区分溝にエアー
吹き出し口を配置することができ、エアー吹き出し口か
ら物品までの作用距離が可及的に短縮され、吹き出しエ
アーが物品に効果的に作用する。以上3点の改良により
物品を常に安定に搬送することができる。
しかも、区分溝を保持溝の深さaよりも深く形成でき
るので、製作に際しさほど高い寸法精度を要せず、この
区分溝にストッパ等を配設する場合の組立調整も簡易化
できる。
<実施例> 以下、本発明の好適な一実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。
本発明の一実施例の斜視図を示した第1図およびその
縦断面図を示した第2図において、輪状の搬送ロータリ
21は既存の物品反転装置9における物品搬送用ターンテ
ーブルに相当するもので、第2図に示すように端周部の
リング状突出部の上面に、同心円に沿って並行する外側
の第1の搬送路22と内側の第2の搬送路23とが設けられ
ている。この各ループ状搬送路22,23には、第1図に示
すように何れもチップ形物品を収容する保持溝24,25が
端周に沿って等間隔に配列形成されている。両搬送路2
2,23の間には、第4図に示すように保持溝24,25の深さ
aよりも深い深さcの円形の区分溝26が形設されてい
る。
この搬送ロータリ21の下面には、第2図に示すように
搬送ロータリギャ27が該搬送ロータリ21に同心状に配し
て固着されている。また、搬送ロータリ21は、下面の受
けベアリング28および内周面の回転支持ベアリング29に
それぞれ転接して回転自在に支持されている。
円筒状の反転ロータリ30は、第1図に示すように、一
端周面にチップ形物品を収容する切欠き状の物品搬送部
31が等間隔で配設され、他端部に反転ロータリギャ32が
外嵌固定されている。そして、搬送ロータリ21を内部に
挿通させて該ロータリ21に対し直交状態に位置するとと
もに、物品搬送部31における直径の延長線が搬送ロータ
リ21の半径方向に合致する状態で、3個のローラ33が12
0゜の角度間隔で外周面中央部に圧接されて回転自在に
支持されている。
第1の搬送路22と反転ロータリ30との間には、溝状の
取り出し用エアーシュート34が、保持溝24と物品搬送部
31とを各々連通するよう介設されているとともに、第2
の搬送路23と反転ロータリ30との間には、溝状の送り込
み用エアーシュート35が、保持溝25と物品搬送部31とを
各々連通するよう介設されている。区分溝26における取
り出し用エアーシュート34に対向する箇所に、第1の搬
送路22の保持溝24内のチップ形物品を取り出し用エアー
シュート34内を移動させて物品搬送部31内に送り込むエ
アー吹き出し口が配設されている。一方、反転ロータリ
30の外側における送り込み用エアーシュート35に対向す
る箇所にも、物品搬送部31内のチップ形物品を送り込み
用エアーシュート35内を移動させて第2の搬送路23の保
持溝25内に送り込むエアー吹き出し口(図示せず)が配
設されている。尚、図示していないが、反転ロータリ30
の物品搬送部31部分の両エアーシュート34,35よりも上
方の半部の内面および外面に、少許の間隙でカバーが対
設され、物品搬送部31内に収容されているチップ形物品
の脱落を防止している。
次に、第3図により搬送ロータリ21および反転ロータ
リ30の回転駆動系を説明する。駆動源のモータ36の回転
が、チェーン37を介してトルクリミター39を具備した伝
達軸38に伝達され、更にチェーン40を介して印刷部6の
印刷ローラ軸42に伝達され、印刷ローラ41が回転駆動さ
れる。
この印刷ローラ軸42の回転が、タイミングベルト43を
介して中間軸44に伝達され、更に互いに噛合するベベル
ギャ45,46により回転方向を変更して駆動軸47に伝達さ
れ、この駆動軸47に固着した駆動ギャ48と搬送ロータリ
ギャ27とが噛合していることにより、搬送ロータリ21が
印刷ローラ41に同期して回転駆動される。
この搬送ロータリ21の回転が、搬送ロータリギャ27に
噛合する受動ギャ49により受動軸50に伝達され、更に互
いに噛合するベベルギャ51,52により回転方向を変更し
て伝達軸53に伝達され、この伝達軸54に伝達ギャ54と反
転ロータリギャ32とが噛合していることにより、反転ロ
ータリ30が、印刷ローラ41および搬送ロータリ21に同期
して回転駆動される。
次に、前記実施例の作用について説明する。チップ形
部品の両面印刷装置に適用する場合は、第5図の両面印
刷装置におけるターンテーブル1および物品反転装置9
に代えて前記実施例の搬送ロータリ21および反転ロータ
リ30並びに両エアーシュート34,35等からなる立体物品
反転装置を置換するだけでよい。
そして、常時一定速度で回転する搬送ロータリ21に対
し、物品供給部4において、第1の搬送路22の保持溝24
が対向する毎にこの保持溝24に物品が供給され、物品位
置決め部6で半径方向の位置決めを行われた後に、印刷
部6を通過する時に一面に印刷を施され、インク乾燥部
7において印刷に供されたインクが乾燥される。そし
て、物品取り出し部8で両面印刷済みの第2の搬送路23
内の物品が取り出される。
続いて物品反転装置において、第1の搬送路22の保持
溝24が取り出し用エアーシュート34に対向する毎に、保
持溝24上の一面にのみ印刷済みの物品が、エアー吹き出
し口35からの吐出エアーにより取り出し用エアーシュー
ト34を通じて取り出され、反転ロータリ30の物品搬送部
31内に送り込まれる。この物品は、反転ロータリ30が第
1図の矢印方向に180゜回転して表裏反転された後に、
送り込み用エアーシュート35に対向した時点でエアー吹
き出し口からの吐出エアーにより送り込み用エアーシュ
ート35に送り出され、且つ物品取り出し部8で物品が取
り出されて空白状態となっている第2の搬送路23の保持
溝25内に送り込まれ、印刷部6およびインク乾燥部7を
通って反転された他面にも同様の印刷が施される。
この立体物品反転装置では、円筒状の反転ロータリ30
が、搬送ロータリ21を内部に挿通させて該ロータリ21に
対し直交状態に位置するとともに、物品搬送部31部分に
おける直径の延長線が搬送ロータリ21の半径方向に合致
する状態で回転自在に支持されているので、搬送ロータ
リ21の両搬送路22,23の各保持溝24,25と反転ロータリ30
の物品搬送部31とが同一直線上に位置し、これらの間に
介設する各エアーシュート34,35を共に直線形状とする
ことができる。その結果、物品の搬送経路が直線状とな
るので、物品を円滑に移動させることができる。
また、外側の第1の搬送路22から取り出した物品を反
転ロータリ30により内側の第2の搬送路23側に移送して
第2の搬送路23の保持溝25内に送り込むので、従来装置
のように反転した物品を外側の第1の搬送路を通って第
2の搬送路内に送り込む場合のように物品が保持溝の角
部に当接して滞留するトラブルが絶無となる。
更に、両搬送路22,23の各保持溝24,25を連通させる必
要がないので、第4図に示すように、両搬送路22,23間
の区分溝26を、各保持溝24,25の深さaよりも充分に深
い深さcに形設することができ、この区分溝26にエアー
吹き出し口35を配置することができ、エアー吹き出し口
35から物品までの作用距離が可及的に短縮され、吹き出
しエアーが物品に効果的に作用する。以上3点の改良に
より物品を常に安定に搬送することができる。
しかも、区分溝26を保持溝24,25の深さaよりも深い
深さcに形成できるので、製作に際してさほど高い寸法
精度を要せず、この区分溝26にストッパ等を配設する場
合の組立調整も簡易化できる。
<発明の効果> 以上のように本発明の立体物品反転装置によると、搬
送ロータリの両搬送路の各保持溝、反転ロータリの物品
搬送部およびこれらの間に介設する各エアーシュートか
らなる物品の搬送経路を直線状に配設できるので、物品
を停滞することなくスムーズに移動できる。
また、第1の搬送路から取り出した物品を反転ロータ
リにより搬送ロータリを飛び越えて反対側の第2の搬送
路側に移送し、それの保持溝内に送り込むので、物品の
保持溝の角部に当接することによる詰まりが生じること
がない。
更に、区分溝を、各保持溝の深さよりも深く形成でき
るので、区分溝にエアー吹き出し口を配置して吹き出し
エアーを物品に効果的に作用させることができる。従っ
て、物品を常に安定に搬送することができる。
しかも、区分溝を保持溝の深さよりも深く形成できる
ので、製作に際してさほど高い寸法精度を要せず、この
区分溝にストッパ等を配設する場合の組立調整を簡易化
でき、相当のコストダウンを達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、 第2図はそれの縦断面図、 第3図はそれの駆動系の概略構成図、 第4図はそれの一部の縦断面図、 第5図は本発明を適用できる従来の立体物品の両面印刷
装置の全体構成の概略平面図、 第6図はそれの物品反転装置の斜視図である。 21……搬送ロータリ 22……第1の搬送路 23……第2の搬送路 24……第1の搬送路の保持溝 25……第2の搬送路の保持溝 26……区分溝 30……反転ロータリ 31……物品搬送部 34……取り出し用エアーシュート 35……送り込み用エアーシュート
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 17/36 B65G 47/14 B65G 47/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チップ形立体物品の両面に印刷を施すに際
    して第1の搬送路を移動中の一面印刷済みの物品を取り
    出して表裏反転させた後に第2の搬送路に戻す立体物品
    反転装置において、輪形状であってその周端に沿って物
    品を収容する保持溝が等間隔に配列されてなる前記第1
    および第2の両搬送路が並行に形成され、且つ該両搬送
    路間に区分溝が円形に形設された搬送ロータリと、円筒
    状であって周面に物品を収容する物品搬送部が等間隔で
    配設された反転ロータリとを備え、この反転ロータリ
    が、前記搬送ロータリを内部に挿通させて該搬送ロータ
    リに対し直交し、且つ直径の延長線が前記搬送ロータリ
    の半径方向に合致する状態で回転自在に支持されるとと
    もに、前記搬送ロータリに同期して回転され、前記第1
    の搬送路の保持溝と前記物品搬送部とを連通する取り出
    し用エアーシュートと、前記第2の搬送路の保持溝と前
    記物品搬送部とを連通する送り込み用エアーシュートと
    を、前記反転ロータリの水平直径線に沿って配設したこ
    とを特徴とする立体物品反転装置。
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