JP2983138B2 - レンジスケール制御型レーダ装置 - Google Patents

レンジスケール制御型レーダ装置

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JP2983138B2
JP2983138B2 JP6089362A JP8936294A JP2983138B2 JP 2983138 B2 JP2983138 B2 JP 2983138B2 JP 6089362 A JP6089362 A JP 6089362A JP 8936294 A JP8936294 A JP 8936294A JP 2983138 B2 JP2983138 B2 JP 2983138B2
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カーソルを表示画面
上の上限あるいは下限のある範囲内に移動させることに
よって、レンジ・スケールを切り換えることが可能なレ
ーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のレーダ装置を示す図であ
り、1は特定方向の空間に送信波を放射し、反射波を受
信するアンテナ、2は上記アンテナ1に送信信号を送出
し、上記アンテナが受けた反射信号を受信してディジタ
ル・ビデオ信号へ変換する送受信機、3は上記送受信機
2から送られるディジタル・ビデオ信号より目標の距離
と方向を検出する信号処理器、4は上記信号処理器3が
検出した目標の距離と方向から、ターゲット・シンボル
及びカーソルの表示位置を算出し、その算出されたカー
ソル位置からレンジ・スケールの切り換えの判定を行う
データ処理器、5は上記データ処理器4が算出した位置
にシンボルを発生させるシンボル発生器、6は上記シン
ボル発生器で発生したシンボルを表示する表示器、7は
上記表示器6に表示されるカーソルをオペレータが移動
させる際に操作するスイッチを有する制御装置である。
【0003】従来のレーダ装置は上記のように構成さ
れ、送受信機2から送出される送信波をアンテナ1から
空間に放射し、目標からの反射波をアンテナ1で受信す
る。次いで、この反射波は、送受信機2に送られてディ
ジタル・ビデオ信号に変換される。次いで、信号処理器
3は、送受信機2から送られてくるディジタル・ビデオ
信号から目標の距離と方向を検出する。次いで、データ
処理器4は、信号処理器3で検出された目標の距離と方
向をもとに、シンボル発生器5に送出するターゲット・
シンボルの表示位置の算出を行う。次いで、シンボル発
生器5で発生されたシンボルは表示器6上に表示され
る。
【0004】ここで図5は表示器6上に表示される表示
例を示したものであり、横軸は目標の方向、縦軸は目標
の距離を示している。また、図中の23の位置に表示さ
れる数値は、この表示画面上の最大距離を示すレンジ・
スケール、24は目標の距離と方位を示すターゲット・
シンボル、25はオペレータが複数の目標の中から1つ
の目標を特定するためにターゲット・シンボル24に重
ねたり、レンジ・スケールの切り換え時に利用されるカ
ーソル、26はレンジ・スケール23を切り換える際の
判定条件に用いられる表示画面上の上限、27は同じく
レンジ・スケール23を切り換える際の判定条件に用い
られる表示画面上の下限である。ここで、オペレータ
は、表示画面上のターゲット・シンボル24の表示位置
から目標までの距離及び方位を正確に読み取るために、
検出された目標の距離がレンジ・スケール23よりも遠
方の場合や近距離の場合は、制御装置7上のスイッチを
前後あるいは左右に押してカーソル25を表示画面上の
上限26あるいは下限27に移動させてレンジ・スケー
ル23を切り換えようとする。このとき、制御装置7か
らは、前後及び左右ともそれぞれ独立にオペレータがス
イッチを押す力に比例した電圧が出力される。図6は、
オペレータが前後あるいは左右にスイッチを押した場合
の制御装置7から出力される電圧の特性を示した図であ
り、横軸はオペレータが前後あるいは左右スイッチを押
す力、縦軸は出力電圧を示している。次いで、データ処
理器4では、これらの制御装置7から出力される電圧を
次の2つの式によって積分する。
【0005】
【数1】
【0006】
【数2】
【0007】ここで、fX はオペレータが前後方向にス
イッチを押した場合に制御装置7から出力される電圧、
X は前後方向の積分値、fY はオペレータが左右方向
にスイッチを押した場合に制御装置7から出力される電
圧、FY は左右方向の積分値である。さらに、これらの
積分値から次の2つの式によってカーソル25の座標
X,Yが算出される。
【0008】
【数3】
【0009】
【数4】
【0010】ここで、XMAX 、YMAX は表示画面の中央
を原点とした縦軸方向の最大座標ならびに横軸方向の最
大座標である。また、FXMAXは積分値FX がこの値とな
った場合にカーソル25の座標Xを表示画面上の最大座
標XMAX とすることを規定した値、FYMAXは積分値FY
がこの値となった場合にカーソル25の座標Yを表示画
面上の最大座標YMAX とすることを規定した値である。
さらに、この算出されたカーソル25の座標Xが、図5
に示される表示画面上の上限26あるいは下限27の範
囲内に入っているかの判定を行い、表示画面の上限26
の範囲内に入っている場合はレンジ・スケール23を大
きくし、また、表示画面の下限27の範囲内に入ってい
る場合はレンジ・スケール23を小さくする。さらに、
レンジ・スケール23を切り換えた場合には、カーソル
25を表示画面の中央に表示するようにシンボル発生器
5にデータを送出する。一方、上記の条件を満足しない
場合は、レンジ・スケール23の切り換えは行われな
い。
【0011】ここで、図7は、オペレータが図5の表示
画面上でカーソル25を表示画面上の上限26の範囲内
に移動して、レンジ・スケール23を40から80に切
り換えた場合の表示例を示したものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなレーダ装
置において、オペレータは制御装置7を操作してカーソ
ル25を表示画面の上限26あるいは下限27の範囲内
に移動させ、レンジ・スケール23を切り換えることは
できるが、オペレータがレンジ・スケール23が切り換
わったことを実際に認識できるまでには、人間の反応時
間、表示の切り換え速度及び制御装置7の出力が信号処
理器3まで転送される間のディレイにより時間が掛かっ
てしまう。そのため、オペレータはレンジ・スケール2
3が切り換わったことを認識できるまでは、カーソル2
5が表示画面上の上限26あるいは下限27の範囲内に
入っていないと判断し、カーソル25の移動を続けよう
と制御装置7を操作し続けてしまう。したがって、図6
に示されたような特性を持つ制御装置7からはオペレー
タが操作している間、連続して電圧が出力されるため
に、データ処理器4の内部では表示画面中央に表示され
たはずのカーソル25は移動を続け、再び表示画面上の
上限26あるいは下限27の範囲内に入ってしまい、レ
ンジ・スケール23が切り換わってしまうという課題が
あった。
【0013】また、オペレータが複数の目標の中から1
つの目標を特定しようとターゲット・シンボル24にカ
ーソル25を重ねようとした際、その目標がレンジ・ス
ケール23以上の距離で検出された目標の場合は、オペ
レータは一度、表示画面の上限26の範囲内にカーソル
25を移動させてレンジ・スケール23を切り換えた
後、再度、制御装置7を操作して画面中央のカーソル2
5をターゲット・シンボル24に重ねていたために操作
が煩雑になり、オペレータの操作上の負荷となってい
た。
【0014】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたものであり、オペレータがカーソルを
移動させてレンジ・スケールを切り換えた際に、連続し
てレンジ・スケールが切り換わってしまうという誤動作
を防止でき、また、カーソルの近傍にターゲット・シン
ボルが存在した場合は、レンジ・スケールを切り換える
とともに、そのターゲット・シンボルと同じ位置にカー
ソルを表示させることによって、ターゲット・シンボル
にカーソルを合わせるための時間の削減とオペレータの
操作上の負荷を軽減することができるレーダ装置を得る
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるレーダ
装置においては、オペレータがカーソルを表示画面の上
限あるいは下限の範囲内に移動させてレンジ・スケール
を切り換えようとした際に、レンジ・スケールが切り換
わった直後は、制御装置からの出力電圧を一定時間の
間、ゼロにすることにより、カーソルが移動するのを防
ぎ、連続してレンジ・スケールが切り換わってしまうの
を防止するものである。
【0016】また、カーソルを移動させてレンジ・スケ
ールを切り換えようとした際に、カーソルの近傍にター
ゲット・シンボルが存在した場合は、レンジ・スケール
を切り換えるとともに、そのターゲット・シンボルと同
じ位置にカーソルを表示させることによって、ターゲッ
ト・シンボルにカーソルを合わせるための時間の削減と
オペレータの操作上の負荷を軽減しようとするものであ
る。
【0017】
【作用】この発明においては、オペレータがカーソルを
移動させることによってレンジ・スケールを切り換えた
際に、レンジ・スケールが切り換わった直後は、制御装
置からの出力電圧を一定時間の間、ゼロにすることによ
り、連続的にレンジ・スケールが切り換わってしまう誤
動作を防止することが可能となる。
【0018】また、カーソルを移動させてレンジ・スケ
ールを切り換えようとした際に、カーソルの近傍にター
ゲット・シンボルが存在した場合は、レンジ・スケール
を切り換えるとともに、そのターゲット・シンボルと同
じ位置にカーソルを表示させることによって、ターゲッ
ト・シンボルにカーソルを合わせるための時間が削減さ
れ、オペレータの操作上の負荷も軽減されるという効果
がある。
【0019】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の一実施例を示す図であ
る。1〜7は、上記従来の装置と全く同一のものであ
る。8はデータ処理器4から送られてくるレンジ・スケ
ール切り換えフラグを用いて、データ処理器4に送られ
る制御装置7からの出力電圧を制御するコマンド制御
器、9はデータ処理器4から送られてくるレンジ・スケ
ール切り換えフラグを用いて、カーソル25の近傍にタ
ーゲット・シンボル24が存在したかどうかの判定と、
レンジ・スケール23が切り換わった後のカーソル25
の表示位置を決定する相関処理器である。
【0020】前記のように構成されたレーダ装置におい
ては、オペレータはレンジ・スケール23を切り換えよ
うとする場合、従来の装置と同じように制御装置7を操
作する。次いで、データ処理器4では、従来の装置と同
じ方法で制御装置7から出力される電圧を積分してカー
ソル25の座標X,Yを算出した後、レンジ・スケール
23の切り換え判定を行い、その結果、レンジ・スケー
ル23を切り換える場合は、レンジ・スケール切り換え
フラグをON、一方、レンジ・スケール23を切り換え
ない場合は、レンジ・スケール切り換えフラグをOFF
に設定し、このレンジ・スケール切り換えフラグをコマ
ンド制御器8及び相関処理器9に送る。
【0021】次いで、コマンド制御器8は、図2に示さ
れたフローに従って、制御装置7からデータ処理器4に
送られる出力電圧を制御する。まず、処理ステップ10
では、データ処理器4から送られたレンジ・スケール切
り換えフラグを判定する。次いで、このフラグがONの
場合は、処理ステップ11では、内部で時間をカウント
するために用いるカウンタtをゼロに設定する。次い
で、処理ステップ12では、データ処理器4への出力電
圧をゼロに設定する。さらに、処理ステップ13では、
カウンタtと出力電圧をゼロにしておく時間を規定した
Tとを比較して、t≧Tの条件を満足しない場合は、処
理ステップ14でカウンタtにタイマー値Δtを加算
し、再度、処理ステップ12を実行する。また、この条
件を満足した場合は、処理ステップ15でデータ処理器
4への出力として制御装置7の出力電圧を設定する。な
お、処理ステップ10の判定の結果、レンジ・スケール
切り換えフラグがOFFの場合も、処理ステップ15が
実行され、データ処理器4への出力として制御装置7の
出力電圧を設定する。
【0022】また、相関処理器9は、図3に示されたフ
ローに従って、カーソル25の表示位置を制御する。ま
ず、処理ステップ16ではデータ処理器4から送られて
くるレンジ・スケール切り換えフラグを判定する。次い
で、このフラグがONの場合は、処理ステップ17でカ
ウンタIを1に設定する。次いで、処理ステップ18で
は、レンジ・スケール23が切り換わる直前のカーソル
25の座標Xとターゲット・シンボル24の座標X
(I)との差、カーソル25の座標Yとターゲットシン
ボル24の座標Y(I)との差を求め、次いで、その両
方の差とターゲット・シンボル24の近傍を規定した判
定値ΔX、ΔYとの比較を行う。その結果、両方の差と
も判定値より小さい場合は、カーソル25の近傍にター
ゲット・シンボル24が存在したと判定され、処理ステ
ップ19でカーソル25の座標X,Yにはターゲット・
シンボル24と同じ座標が設定される。
【0023】また、どちらか一方でも差が判定値よりも
大きい場合は、このターゲット・シンボル24はカーソ
ル25の近傍に存在しなかったと判定され、処理ステッ
プ20において、表示器6上に表示されているターゲッ
ト・シンボル24の数NとカウンタIとが比較される。
次いで、I≧Nの条件を満足しない場合は、処理ステッ
プ21でカウンタIに1を加え、次のターゲット・シン
ボル24に対して処理ステップ18を繰り返して実行す
る。また、この条件を満足した場合は、カーソル25の
近傍にはターゲット・シンボル24が存在しなかったと
判定され、処理ステップ22で、カーソル25の座標に
はデータ処理器4が算出したカーソル25の座標が設定
される。なお、処理ステップ16での判定の結果、レン
ジ・スケール切り換えフラグがOFFの場合も、処理ス
テップ22が実行され、カーソル25の座標にはデータ
処理器4が算出したカーソル25の座標が設定される。
【0024】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0025】カーソルを移動させてレンジ・スケールを
切り換えた際に、コマンド制御器を用いてオペレータが
レンジ・スケールが切り換わったことを認識するまでに
かかる時間の間は、制御装置から出力される電圧をゼロ
にすることにより、レンジ・スケールが切り換わった後
に、カーソルが移動を続けて連続してレンジ・スケール
が切り換わってしまうような誤動作を防止することがで
きる。
【0026】また、カーソルを移動させてレンジ・スケ
ールを切り換えようとした際に、相関処理器を用いて、
カーソルの近傍にターゲット・シンボルが存在したかど
うかを判定することにより、ターゲット・シンボルが存
在した場合は、レンジ・スケールを切り換え、さらに、
そのターゲット・シンボルと同じ位置にカーソルを表示
することが可能となるために、ターゲット・シンボルに
カーソルを合わせるための時間を削減することができ、
さらに、オペレータの操作は簡単となり操作上の負荷も
軽減されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるレーダ装置を示す図で
ある。
【図2】この発明のコマンド制御器の処理フローを示す
図である。
【図3】この発明の相関処理器の処理フローを示す図で
ある。
【図4】従来のレーダ装置を示す図である。
【図5】表示画面上のレンジ・スケール、ターゲット・
シンボル、カーソル、上限及び下限の範囲を示す図であ
る。
【図6】制御装置の出力特性を示す図である。
【図7】レンジ・スケールが切り換わった場合の表示例
を示す図である。
【符号の説明】 1 アンテナ 2 送受信機 3 信号処理器 4 データ処理器 5 シンボル発生器 6 表示器 7 制御装置 8 コマンド制御器 9 相関処理器 10 処理ステップ 11 処理ステップ 12 処理ステップ 13 処理ステップ 14 処理ステップ 15 処理ステップ 16 処理ステップ 17 処理ステップ 18 処理ステップ 19 処理ステップ 20 処理ステップ 21 処理ステップ 22 処理ステップ 23 レンジ・スケール 24 ターゲット・シンボル 25 カーソル 26 表示画面上の上限範囲 27 表示画面上の下限範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清末 英敬 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会 社 鎌倉製作所内 (56)参考文献 特開 平7−294627(JP,A) 特開 平5−297803(JP,A) 特開 平4−369493(JP,A) 特開 平4−291184(JP,A) 特開 昭57−128865(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定方向の空間に送信波を放射し、反射
    波を受信するアンテナと、上記アンテナに送信信号を送
    出し、上記アンテナが受けた反射信号を受信してディジ
    タル・ビデオ信号へ変換する送受信機と、上記送受信機
    から送られるディジタル・ビデオ信号から目標の距離と
    方向を検出する信号処理器と、上記信号処理器で検出さ
    れた目標の距離と方向からターゲット・シンボル及びカ
    ーソルの表示位置を算出し、その算出されたカーソル位
    置からレンジ・スケールの切り換えの判定を行うデータ
    処理器と、上記データ処理器で算出された位置にシンボ
    ルを発生させるシンボル発生器と、上記シンボル発生器
    で発生したシンボルを表示する表示器と、上記表示器上
    に表示されるカーソルの位置を制御するための制御装置
    と、上記制御装置で制御されるカーソルの移動によって
    レンジ・スケールが切り換わった場合に、カーソルの移
    動を制限するコマンド制御器を備えたことを特徴とする
    レンジスケール制御型レーダ装置。
  2. 【請求項2】 カーソルの移動によってレンジ・スケー
    ルが切り換わる直前に、このカーソルの近傍にターゲッ
    ト・シンボルが存在したかどうかを判定し、レンジ・ス
    ケールが切り換わった後のカーソルの表示位置を決定す
    る相関処理器を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    レンジスケール制御型レーダ装置。
  3. 【請求項3】 カーソルの移動によってレンジ・スケー
    ルを切り換える際に、表示画面上の上限あるいは下限の
    ある範囲内にカーソルが存在した場合には、レンジ・ス
    ケール切り換えフラグをONに設定するステップ、この
    レンジ・スケール切り換えフラグがONの場合は、内部
    で時間をカウントするために用いるカウンタtをゼロに
    設定し、データ処理器への出力電圧をゼロに設定するス
    テップ、上記カウンタtと出力電圧をゼロに設定してお
    く時間を規定したTとを比較して、t≧Tの条件を満足
    しない場合は、カウンタtにタイマー値Δtを加算した
    後、データ処理器への出力電圧をゼロに設定し、さら
    に、tとTとの比較処理を繰り返し行い、また、t≧T
    の条件を満足した場合は、制御装置からの出力電圧をデ
    ータ処理器への出力電圧として設定するステップ、レン
    ジ・スケール切り換えフラグがOFFの場合は、制御装
    置からの出力電圧をデータ処理器への出力電圧として設
    定するステップとを含むコマンド制御器を備えたことを
    特徴とする請求項1記載のレンジスケール制御型レーダ
    装置。
  4. 【請求項4】 カーソルの移動によってレンジ・スケー
    ルを切り換える際に、表示画面上の上限あるいは下限の
    ある範囲内にカーソルが存在した場合には、レンジ・ス
    ケール切り換えフラグをONに設定するステップ、この
    レンジ・スケール切り換えフラグがONの場合は、内部
    で使用するカウンタIに1を設定し、次いで、カーソル
    のX,Y座標とターゲット・シンボル(I)のX,Y座
    標とを比較して、各々の差の絶対値がΔX,ΔY以下の
    場合は、カーソルのX,Y座標にターゲット・シンボル
    (I)のX,Y座標を設定するステップ、上記各々の差
    がΔX,および、ΔYの条件を満足しない場合は、ター
    ゲット・シンボルの数を示すNとカウンタIとを比較
    し、I≧Nの条件を満足しない場合は、カウンタIに1
    を加え、次のターゲット・シンボル(I)とカーソルの
    座標との比較を行い、また、I≧Nの条件を満足した場
    合は、カーソルのX,Y座標にデータ処理器の出力座標
    X,Yを設定するステップ、レンジ・スケール切り換え
    フラグがOFFの場合は、カーソルのX,Y座標にデー
    タ処理器の出力座標X,Yを設定するステップとを含む
    相関処理器を備えたことを特徴とする請求項1記載のレ
    ンジスケール制御型レーダ装置。
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