JP2980751B2 - 光素子間光結合装置 - Google Patents

光素子間光結合装置

Info

Publication number
JP2980751B2
JP2980751B2 JP3290751A JP29075191A JP2980751B2 JP 2980751 B2 JP2980751 B2 JP 2980751B2 JP 3290751 A JP3290751 A JP 3290751A JP 29075191 A JP29075191 A JP 29075191A JP 2980751 B2 JP2980751 B2 JP 2980751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical
pump light
phase conjugate
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3290751A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05119360A (ja
Inventor
和人 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3290751A priority Critical patent/JP2980751B2/ja
Publication of JPH05119360A publication Critical patent/JPH05119360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2980751B2 publication Critical patent/JP2980751B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信(特に双方向光
通信)の信号光をファイバーなどの光素子に結合させる
為等に用いられる光素子間光結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、双方向に信号光を伝送し、その信
号光の一部を光検出部に導いて電気信号に変換する装置
が知られている。例えば、図5に示すように、基本的に
は信号光の一部を分離して光検出器53で電気信号に変
換する光電変換装置がある。この種の装置では、一つの
伝送系内に多くの変換部がある場合には、信号光を増幅
する必要が生じる。信号光の一部を取り出すための光分
岐部52、信号光を増幅するための光アンプ部51で
は、各々の効率を向上させるために信号光は直線偏光で
あることが望まれ、光伝送路として偏波保存ファイバー
などが使われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記装置で
は、光検出器53でのSN比を向上させるために光検出
器側に分離される信号光量を多くするので、光分岐部5
2での信号光の減衰が大きくなり、又光アンプ部51へ
の信号光の結合効率(50%程度)も低いことから、ア
ンプ内部でのゲインが20dB程度必要となる。このた
めに自然放出光によるSN比の劣化などの問題点が生じ
ていた。
【0004】そこで本発明は、信号光を光検出器及び光
ファイバなどの光伝送路等に高効率で結合できなどの
特長を持つ光通信伝送系などに用いられる双方向の光素
子間光結合装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の要旨は、双方向に伝送される信号光を第1と第2の
光素子間で相互に結合する光素子間光結合装置におい
て、第1の光素子(ファイバー、光検出器など)からの
光信号は、これに対する第1のポンプ光(レーザなどか
らのもの)と位相共役鏡で作用して第1のポンプ光の位
相共役波として第2の光素子(ファイバー、光検出器な
ど)に結合し、第2の光素子からの光信号は、これに対
する第2のポンプ光(レーザーなどからのもの)と該位
相共役鏡で作用して第2のポンプ光の位相共役波として
第1の光素子に結合し、該位相共役鏡で、第1の光素子
からの光信号と第1のポンプ光のとる第1の偏光状態
(TEモード、TMモードなど(これらの用語をこの場
合に使うのは適当とは言えないが、実施例で述べる導波
型光検出器における互いに偏波面が直角な直線偏光を表
すこれらの用語を、本明細書では一般的に偏波面が直交
する直線偏光を表す用語として流用する))と、第2の
光素子からの光信号と第2のポンプ光のとる第2の偏光
状態(TEモード、TMモードなど)が直交するように
構成されており、 且つ、第1と第2の光素子からの光信
号が第1と第2の偏光状態の一方であり、第1と第2の
ポンプ光が第1と第2の偏光状態の他方であり、第1の
光素子からの信号光と第2のポンプ光が通って前記位相
共役鏡に入るところの第1の偏光状態変換手段(相反、
非相反型旋光子対などから成る)と、第2の光素子から
の信号光と第1のポンプ光が通って前記位相共役鏡に入
るところの第2の偏光状態変換手段(相反、非相反型旋
光子対などから成る)とが設けられて、第1と第2の偏
光状態変換手段は、第1の光素子から第2の光素子への
方向とその逆方向とのうち一方の方向へ進む光に対して
は第1の偏光状態と第2の偏光状態とを交換し他方の方
向へ進む光に対して偏光状態を変化させない様に構成さ
れていることを特徴とする光素子間光結合装置にある。
【0006】
【作用】上記構成の本発明によれば、フォトリフラクテ
ィブ結晶などを用い二光束干渉による位相共役波を発生
させ、二光束を構成する信号光とそれと同じ波長のポン
プ光とを分離させることにより、多くの光学部品を微調
整することなく信号光を所望の検出器、光ファイバなど
に高効率で結合させることができる
【0007】なお、信号光とは、例えば連続もしくは結
晶のフォトリフラクティブ効果の緩和時間よりも速い周
期で変化する信号光等である。
【0008】
【実施例】図1及び図2は位相共役波及びその結合につ
いての説明図である。
【0009】まず、位相共役鏡であるフォトリフラクテ
ィブ結晶において二光束干渉によって位相共役波を発生
させるためには、ポンプ光と信号光の偏光とが一致して
いることが必要である(例えば、ポンプ光がTEモード
なら信号光もTEモードであることが必要)。これら二
つの光がフォトリフラクティブ結晶内で干渉して、光強
度の周期的変化を生ずる。これによってキャリアが生
じ、更にキャリアが拡散して発生する空間電界により、
屈折率の周期的変化が生じる。
【0010】本発明で用いる位相共役波は、例えば信号
光の位相共役波であり、信号光が通過して来た径路と全
く同じ径路を逆行する性質がある。但し、この位相共役
波は、信号光が反射されて生じるのではなくポンプ光が
回折されて生じるのである。このため、例えば信号光が
ファイバから出射されるとすると、ポンプ光が信号光の
位相共役波として極めて高効率で同ファイバに結合でき
るのである
【0011】以下に示す本発明の実施例を説明する準備
として、更に、位相共役鏡ないしダブル位相共役鏡(D
PCM)の原理について図1を用いて説明する。同図に
おいて、1はフォトリフラクティブないし光誘起屈折率
効果(hotoefractive effec
t, 以下PR効果と言う)を有する電気光学結晶であ
る。ここで、PR効果とは光照射により結晶1中に空間
電界分布が生じて、線形電気光学効果(ポッケルス効
果)により屈折率の変化が生じる現象である。この様な
ものとして、強誘電体電気光学結晶であるチタン酸バリ
ウム等や半導体電気光学結晶であるGaAs等がある
が、ここでは、チタン酸バリウムを例にとって説明す
る。図1において、チタン酸バリウム結晶1のc軸が適
当な方向に配置された場合には、入射光束(信号光)が
結晶1の中で散乱されるが、その散乱光と入射光束とで
結晶1中に多くの屈折率格子が形成される。この場合、
散乱光が入射光束との間で(2波結合と呼ばれる)非線
形な相互作用によりエネルギーの交換が行なわれて、散
乱光に入射光束のエネルギーが移っていく。一方、図の
左側から他の入射光束(ポンプ光)が結晶1に入射する
と、この光束によっても結晶1中でその散乱光により屈
折率格子が形成され、この入射光束のエネルギーが散乱
光に移行していく。この様な過程において、2つの入射
光束(信号光とポンプ光)が夫々の散乱光とで形成した
屈折率格子群のうち、共通の屈折率格子が互いの入射光
束を回折させて、この共通の屈折率格子を強調すると言
う誘導散乱を引き起こす。この為に、定常状態ではこの
様な共通の屈折率格子のみが生き残ることになる。ここ
で注意すべきことは、該屈折率格子は一方の入射光束
(信号光)とその散乱光及び他方の入射光束(ポンプ
光)とその散乱光とで形成されたものである為に、入射
光束(信号光とポンプ光)は互いにコヒーレントである
必要はないと言うことである。
【0012】それ故に、2つの入射光束が同時に結晶1
中に存在する時には、入射光束が互いにインコヒーレン
トであってもそれらの散乱光は、夫々、2つの入射光束
の位相共役波となる。更に、これら位相共役波のエネル
ギーは、2つの入射光束から来ている(即ち、2つの入
射光束の該屈折率格子による回折光となっている)こと
に大きな特徴がある。つまり、信号光側への位相共役波
は、そのエネルギーを他方の入射光束(ポンプ光)から
受けるが入射光束(信号光)の時間反転波となってお
り、ポンプ光側への位相共役波は、そのエネルギーを一
方の入射光束(信号光)から受けるが入射光束(ポンプ
光)の時間反転波となっている。以上の理論及び実験の
詳細は、文献「B. Fischer et al.,
IEEEJ. Quantum Electron.
QE−25, 550−569(1989)」に述べ
られている。
【0013】図2には、導波型光検出器3から出射され
た信号光2(この検出器3に入射して出てきたもの)と
偏波保存ファイバ7から出たポンプ光6とがPR結晶1
に入射し、これら二つの光2,6によって発生した位相
共役波4(ポンプ光6の位相共役波4のみが示されてい
るが信号光2のそれも存在する)が、偏波保存ファイバ
7と同じ光ファイバ5に結合する過程が示されている。
【0014】図示するように、偏波保存ファイバ7から
PR結晶1までの光学長と、PR結晶1から光ファイバ
5までの光学長とが、同じになる位置で、信号光の成分
をもつ位相共役波4が集光する先に、光ファイバ5を設
置することで、光検出器3から出た信号光2は、ポンプ
光の位相共役波4としてファイバ5に高効率で結合す
る。このとき、ビームスプリッター8で、位相共役波4
とポンプ光6とが同じ偏光であるなら、この二つを分離
することはできない。このことから、双方向の光伝送を
可能にするためには、この部分(ビームスプリッター
8)で二つの偏光を直交させる手段を設けることが必要
となる。その直交手段により双方向通信を可能にした実
施例を図3に示す。
【0015】以下に、図3を用いて本発明の第一の実施
例について説明する。図3は、第一の実施例の光結合装
置の概略構成図である。
【0016】図示するように、夫々、信号光用ファイバ
5,5′からPR結晶1,1′までの光学長と結晶1,
1′からポンプ光用の光ファイバ7,7′までの光学長
とが等しく、PR結晶1,1′で発生する位相共役波
(夫々、光ファイバ7,7′からの第1のポンプ光(ポ
ンプ光1という)のものと、光ファイバ5,5′からの
信号光のもの)の光軸上に、光ファイバ5,5′,7,
7′の中心が置かれている。また、導波型低損失光検出
器3の出入端からPR結晶1までの光学長と、第2のポ
ンプ光(ポンプ光2という)を出す半導体レーザ10の
出射端からPR結晶1までの光学長とが同じである。そ
して、光検出器3の出入端が、半導体レーザ10からの
ポンプ光2の位相共役波の光軸上にある。
【0017】尚、導波型低損失光検出器3は、一端から
の信号光が他端からほぼそのままで出てゆく量子非破壊
光検出器であるのが好ましい(これについては、例え
ば、特願平2−45085に示される)。又、半導体レ
ーザ10の出力波長は、ポンプ光及び信号光と同じで
ある。
【0018】本実施例では、偏光面を回転させる相反・
非相反の旋光子対11,12;14,15:11′,1
2′;14′,15′を対で用いている。このため、双
方向の信号光の進行方向で偏光面が90°回転し、逆側
では0°になり光はそのまま透過する。従って、左の偏
波保存ファイバ5から出た信号光(信号光はTMモー
ド、ポンプ光1、2はTEモードとする(ここでは導波
型光検出器3でのTMモードとTEモードに対応する直
線偏光モードであることを意味する))は、ビームスプ
リッター8を通過し旋光子対14,15でTEモードに
変換されてPR結晶1に入射する。一方、レーザ10か
ら出射するポンプ光2は、ビームスプリッター9で折り
返されて、旋光子対11,12で偏光を変えられること
なく結晶1に入射する。その結果、ポンプ光2の位相共
役波(ここではTEモード)を発生する。この位相共役
波は、旋光子対11,12で偏光面を90°回転されて
TMモードになり、ビームスプリッター9で検出器3側
に反射されてTMモードで検出器3に結合される(TM
モードは導波路のサブバンド間を励起して光を検出する
タイプのものに有効である)
【0019】この検出器3から図3右側へ出射された信
号光は、ビームスプリッタ9′で折り返されて、旋光子
対11′,12′で偏光を変えられることなくTMモー
ドで結晶1′に入射する。このとき、対向するファイバ
ー5′側からの信号光と、これと結晶1′で干渉して位
相共役波を発生させるためのレーザ10からのポンプ光
2とは、前述したようにPR結晶1′においてTEモー
ドなので、これらの光と検出器3から結晶1′に入る信
号光との間で位相共役波を発生させることはない。一
方、偏波保存ファイバー7′からのポンプ光2(TEモ
ード)はその前の旋光子対18′では偏光を変えられず
ビームスプリッター8′で折り返され、次の旋光子対1
4′,15′でTMードに変換される。従って、この
ポンプ光2と光検出器3からの信号光は結晶1′で干渉
して信号光の情報を持つポンプ光2の位相共役波がTM
モードで発生する。この位相共役波は旋光子対14′,
15′で偏光は変えられずビームスプリッター8′で折
り返されずに右側にある偏波保存ファイバ5′に結合す
る。こうして、図3左側のファイバー5からの信号光
は、検出器3で検出されると共に、高効率で右側のファ
イバ5′に結合されて左から右へと伝送される。この場
合の各光の偏光状態を、図3の二重線の矢印の横の表示
で示す。
【0020】右側のファイバ5′から左側のファイバー
5へ伝送される信号光の伝送及び光検出も同様である。
この場合の各光の偏光状態は、一重線の矢印の横の表示
で示す。
【0021】尚、本実施例では、旋光子の対11,1
2;14,15:11′,12′;14′,15′が、
図2及び図3のビームスプリッター8,8′;9,9′
においてポンプ光1とそれの位相共役波、ポンプ光2と
それの位相共役波の偏光状態を直交させ、更にPR結晶
1,1′において左から右への信号光とそれに対するポ
ンプ光の偏光状態と、右から左への信号光とそれに対す
るポンプ光の偏光状態とを直交させるための手段に相当
する。又、本実施例では、ファイバ7,7′の前にある
旋光子対18,18′は、レーザ10の光を除くために
用いたが、レーザ10の両側にも旋光子対を置きファイ
バ7,7′からの光(これらは共にTEモードである)
を除くように構成してもよい。
【0022】次に、第2実施例について説明する。図4
は第2実施例の光結合装置の概略説明図である。
【0023】図示するように、第2実施例では、導波型
光検出器及び半導体レーザが夫々2個ずつ用いられる。
例えば、一方の半導体レーザB′は左側に、他方の半導
体レーザA′は右側に、夫々レーザ光を出力するように
構成されている。尚、導波型光検出器の導波路Aと半導
体レーザA′との、そして導波型光検出器の導波路Bと
半導体レーザB′との位置関係・形状は、第1実施例と
同じである。
【0024】上記のように構成されているので、図4に
おいて左側のファイバ5からの信号光は、導波型光検出
器の導波路Bに、右側のファイバ5′からの信号光は、
導波型光検出器の導波路Aに、夫々結合する。つまり、
左右のファイバ5,5′からの信号光を容易に分離して
読み出すことができる。従って、左右のファイバを経て
送信されてきた信号列が相当に詰まっていても読み出す
ことができる。
【0025】なお、図4において、図3と同符号のもの
は同部材ないし素子であることを示す。
【0026】以上説明したように、第1及び第2の実施
例では、以下に列挙する効果を奏する。
【0027】 1)位相共役波を利用するので、各光素子の位置決めが
容易である。 2)現在のプロセス技術で容易に作製できる光検出器、
半導体レーザをモノリシックに構成するので、熱の影響
を抑制することができる。 3)光検出器を量子非破壊検出器(QND)にするの
で、光損失を大幅に低減することができる
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の双方向の光
素子間光結合装置によれば、PR結晶などの位相共役鏡
を用い二光束干渉による位相共役波を発生させ、その位
相共役光を光伝送路等に光結合させるので、多くの光学
部品を微調整することなく信号光などの所望光を所望の
検出器、光ファイバなどの伝送路に高効率で結合させる
ことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】位相共役の説明図である。
【図2】位相共役波の結合についての説明図である。
【図3】第1実施例の概略構成図である。
【図4】第2実施例の概略構成図である。
【図5】従来の光電変換装置例の説明図である。
【符号の説明】
1,1′ フォトリフラクティブ結晶 2 信号光 3,A,B 光検出器 4 ポンプ光6の位相共役波 5,5′,7,7′ 光ファイバ 8,8′,9,9′ 偏光ビームスプリッタ 10,A′B′ 半導体レーザ 11,11′,14,14′ 非相反旋光子 12,12′,15,15′ 相反旋光子 18,18′ 旋光子対 51 光アンプ部 52 光分岐部 53 光検出部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】双方向に伝送される信号光を第1と第2の
    光素子間で相互に結合する光素子間光結合装置におい
    て、第1の光素子からの光信号は、これに対する第1の
    ポンプ光と位相共役鏡で作用して第1のポンプ光の位相
    共役波として第2の光素子に結合し、第2の光素子から
    の光信号は、これに対する第2のポンプ光と該位相共役
    鏡で作用して第2のポンプ光の位相共役波として第1の
    光素子に結合し、該位相共役鏡で、第1の光素子からの
    光信号と第1のポンプ光のとる第1の偏光状態と、第2
    の光素子からの光信号と第2のポンプ光のとる第2の偏
    光状態とが直交するように構成されており、且つ、第1
    と第2の光素子からの光信号が第1と第2の偏光状態の
    一方であり、第1と第2のポンプ光が第1と第2の偏光
    状態の他方であり、第1の光素子からの信号光と第2の
    ポンプ光が通って前記位相共役鏡に入るところの第1の
    偏光状態変換手段と、第2の光素子からの信号光と第1
    のポンプ光が通って前記位相共役鏡に入るところの第2
    の偏光状態変換手段とが設けられて、第1と第2の偏光
    状態変換手段は、第1の光素子から第2の光素子への方
    向とその逆方向とのうち一方の方向へ進む光に対しては
    第1の偏光状態と第2の偏光状態とを交換し他方の方向
    へ進む光に対して偏光状態を変化させない様に構成され
    ていることを特徴とする光素子間光結合装置。
  2. 【請求項2】前記第2の光素子が導波型光検出器である
    ことを特徴とする請求項1記載の光素子間光結合装置。
  3. 【請求項3】更に第3の偏光状態変換手段と第2の位相
    共役鏡と第4の偏光状態変換手段と第3の光素子を有
    し、これらは前記導波型光検出器に関して第2の偏光状
    態変換手段と前記位相共役鏡と第1の偏光状態変換手段
    と第1の光素子と対称的に設けられ、双方向に伝送され
    る信号光を最終的に第1と第3の光素子間で相互に結合
    する光素子間光結合装置として働き、第3の光素子から
    の光信号は、これに対する第3のポンプ光と第2の位相
    共役鏡で作用して第3のポンプ光の位相共役波として導
    波型光検出器に結合し、導波型光検出器からの光信号
    は、これに対する第4のポンプ光と該第2の位相共役鏡
    で作用して第4のポンプ光の 位相共役波として第3の光
    素子に結合し、該第2の位相共役鏡で、第3の光素子か
    らの光信号と第3のポンプ光のとる第1の偏光状態と、
    導波型光検出器からの光信号と第4のポンプ光のとる第
    2の偏光状態とが直交するように構成されており、且
    つ、第3の光素子と導波型光検出器からの光信号が第1
    と第2の偏光状態の前記一方であり、第3と第4のポン
    プ光が第1と第2の偏光状態の前記他方であり、第3の
    光素子からの信号光と第4のポンプ光が通って前記第2
    の位相共役鏡に入るところの第4の偏光状態変換手段
    と、導波型光検出器からの信号光と第3のポンプ光が通
    って前記第2の位相共役鏡に入るところの第3の偏光状
    態変換手段は、第1の光素子から導波型光検出器への方
    向とその逆方向とのうち前記他方の方向へ進む光に対し
    ては第1の偏光状態と第2の偏光状態とを交換し前記一
    方の方向へ進む光に対して偏光状態を変化させない様に
    構成されていることを特徴とする請求 項2記載の光素
    子間光結合装置。
  4. 【請求項4】第1のポンプ光の位相共役波と第3のポン
    プ光の位相共役波は前記導波型光検出器の共通の導波路
    に結合する様に構成されていることを特徴とする請求項
    3記載の光素子間光結合装置。
  5. 【請求項5】第1のポンプ光の位相共役波と第3のポン
    プ光の位相共役波は前記導波型光検出器の別個の導波路
    に夫々結合する様に構成されていることを特徴とする請
    求項3記載の光素子間光結合装置。
JP3290751A 1991-10-09 1991-10-09 光素子間光結合装置 Expired - Fee Related JP2980751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3290751A JP2980751B2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 光素子間光結合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3290751A JP2980751B2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 光素子間光結合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05119360A JPH05119360A (ja) 1993-05-18
JP2980751B2 true JP2980751B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=17760062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3290751A Expired - Fee Related JP2980751B2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 光素子間光結合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2980751B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5596667A (en) * 1992-10-20 1997-01-21 Fujitsu Limited Application of phase conjugate optics to optical systems
JP2001356377A (ja) * 2000-06-16 2001-12-26 Kdd Submarine Cable Systems Inc ポンプ光発生装置及びファイバラマン増幅器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05119360A (ja) 1993-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0828178B1 (en) Wavelength conversion apparatus with improved efficiency, easy adjustability, and polarization insensitivity
US6205262B1 (en) Optical recirculation depolarizer and method of depolarizing light
US5461687A (en) Wavelength controlled optical true time delay generator
Breer et al. Low-crosstalk WDM by Bragg diffraction from thermally fixed reflection holograms in lithium niobate
EP0733223B1 (en) Waveguide coupler
JPH03171103A (ja) ハイブリッド光学アイソレーター、サーキュレーターあるいはスイッチ、及びこれを使用するシステム
JPH1195051A (ja) 光信号処理装置および光信号処理方法
EP0848278B1 (en) Optical circulator
CN110716365B (zh) 一种基于反向相位匹配的频率解关联偏振纠缠源制备装置
US5062153A (en) Reading device of polarimetric and interferometric sensors
JP2980751B2 (ja) 光素子間光結合装置
CN1295742A (zh) 光波长变换器
JPH10232416A (ja) ループ形態で4波混合を使用する小型位相共役反射器
WO1993020475A1 (en) Improvements to optical phase shifting
Smith et al. Surface-acoustic-wave directional coupler for apodization of integrated acoustooptic filters
JPH11174268A (ja) 光機能素子
JPH05100259A (ja) 光素子間光結合装置
AU675424B2 (en) Improvements to optical phase shifting
Kostuk et al. Monolithic free-space interconnects with substrate-mode holographic optical elements
JPS61112123A (ja) 偏波解消器
JP2612913B2 (ja) 光増幅装置
CN113009720A (zh) 光隔离器
JP2024009444A (ja) モード依存損失測定装置、およびモード依存損失測定方法
JPH0777670A (ja) 光アイソレータ
WO1993025014A1 (en) An optical isolator and an optical telecommunications system

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees