JP2612913B2 - 光増幅装置 - Google Patents

光増幅装置

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JP2612913B2
JP2612913B2 JP63249946A JP24994688A JP2612913B2 JP 2612913 B2 JP2612913 B2 JP 2612913B2 JP 63249946 A JP63249946 A JP 63249946A JP 24994688 A JP24994688 A JP 24994688A JP 2612913 B2 JP2612913 B2 JP 2612913B2
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克明 曲
裕三 吉國
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光伝送または光交換用として好適な光増幅装
置に関するものである。
[従来の技術] 光伝送のために光増幅装置として、双方向に光増幅特
性をもつ光増幅器、たとえば半導体レーザの注入同期増
幅器あるいは共振器型または進行波型の半導体レーザ増
幅器が考えられている。
このような光増幅器の一種として、内部に回折格子を
有したり、両端面に反射ミラーを設けることにより光の
フィードバック効果を有する共振器型光増幅器がある。
[発明が解決しようとする課題] このような共振器型光増幅器においては、その光増幅
器を構成する半導体レーザの活性層厚は0.2μm以下に
充分制御することができるが、活性層幅に関しては現状
のプロセス技術で1μm以下に加工することは困難であ
る。従って、導波路断面が長方形となり、活性層の厚み
方向と幅方向とでは電場のフィールド分布が異なる。そ
の結果、活性層厚方向に電場が生ずる縦偏波と活性層幅
方向に電場が生ずる横偏波とではフィールド分布に差が
生じ、信号利得が異なる。すなわち、縦偏波と横偏波と
では共振条件を満足する増幅波長が若干異なると共に閉
じ込め係数の差により、信号利得に差が生じるという欠
点を有している。
また、従来の光増幅器は双方向に増幅特性を有するた
め、かかる光増幅器を多段に接続した場合、端面残留反
射率による戻り光の影響で外部に共振器が構成されてし
まい、そのために戻り光により光増幅器が発振してしま
うという欠点を有している。
そこで、本発明の目的は、共振器型光増幅器が有する
利得の偏波面依存性を解決し、偏波面に依存しない一定
の光増幅を行なうようにした光増幅装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明は、 共振器型光増幅器と、前記共振器型光増幅器の両側に
配置された第1および第2の偏光子と、前記第1および
第2の偏光子の各々の外側に配置され、および入力偏波
光を45゜だけ互いに逆方向に回転させる第1および第2
のファラデー回転子と、入力光を受ける第1端、この第
1反の直交し、かつ光増幅出力を取り出す第2端、およ
び前記第1および第2のファラデー回転子とそれぞれ結
合され、かつ互いに直交した第3および第4端を有する
偏光ビームスプリッタとを具えたことを特徴とする。
[作 用] 本発明は、共振器型光増幅器の両側の光路に各1個の
偏光子、さらにこれら偏光子の外側に各1個のファラデ
ー回転子を配置して、かかる光増幅器の両側の光路を偏
光ビームスプリッタで交叉させて光の入出力を行なう構
造を採ることにより、入射光を縦偏波成分と横偏波成分
とに分離し、横偏波成分と縦偏波成分を独立した光路で
同一の偏波面に変換して偏光子を通過させてから、同一
の光増幅器で光増幅を行なうため、偏波面依存性のない
一方向光増幅を行なうことができる。本発明は、偏波面
に依存しない一方向増幅という点が従来の技術とは異な
る。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の構成を示し、ここで、1
は偏光ビームスプリッタ、2および3は偏光の回転方向
が互いに逆になっているファラデー回転子である。4は
共振器型光増幅器、5〜7は全反射ミラー、8および9
は偏光子である。
偏光ビームスプリッタ1は横偏波を透過し、縦偏波を
反射するものであるとする。偏光子8および9は横偏波
から+45゜(縦偏波かあ−45゜)傾いた偏波面のみを透
過するように設定されているものとする。
ここで、偏光子8および9は共振器型光増幅器4の両
側に配置され、これら偏光子8および9の各外側に、全
反射ミラー5および6を、それぞれ、介して、ファラデ
ー回転子2および3を配置する。ファラデー回転子2を
直接に偏光ビームスプリッタ1の一端に結合し、ファラ
デー回転子3を全反射ミラー7を介して、偏光ビームス
プリッタ1の、前記一端とは直交する他の一端に結合す
る。この偏光ビームスプリッタ1の入射端(ここでは、
上記他の一端と直交するさらに他の一端)をポートXに
結合する。偏光ビームスプリッタ1の出射端(ここで
は、上記一端と直交する残余の一端)をポートYに結合
する。なお、全反射ミラー5,6および7は、いずれも、
入射光と直交する方向に反射光を得るように配置されて
いる。
今、任意の偏波状態の光がポートXより偏光ビームス
プリッタ1の入射端に入射されたとする。この入力光は
偏光ビームスプリッタ1により横偏波と縦偏波に切り分
けられ、前者は光路Aを、後者は光路Bを進む。
光路Aを進む横偏波はファラデー回転子2によって+
45゜回転され、さらに偏光子8を通過して光増幅器4で
増幅される。この光増幅器4で増幅された出力光は偏光
子9を透過し、さらにファラデー回転子3によって偏波
面が−45゜回転されることによって横偏波に戻される。
ついで、光路Bから偏光ビームスプリッタ1を透過して
その出射端よりポートYへ出力される。
一方、偏光ビームスプリッタ1から出射して光路Bを
進む縦偏波はファラデー回転子3によって−45゜回転さ
れるが、この偏波方向は横偏波から+45゜回転した偏波
方向と一致するため、偏光子9を透過し、光増幅器4で
増幅され、さらに偏光子8を透過することができる。そ
の後、光路Aを進み、ファラデー回転子2によって偏波
面が+45゜回転するために縦偏波に戻されてから偏光ビ
ームスプリッタ1に入射し、ここで反射されてポートY
に出力される。
ところで光路AおよびBの両方の光路に対して、光増
幅器4を通過する際の偏波面は一致しているので、縦偏
波と横偏波とでは同一の増幅利得が得られる。すなわ
ち、注入光の偏波面を保存しながら偏波面依存性のない
増幅特性を得ることができる。
他方、この状態でポートYから入力光が注入された場
合には、偏光ビームスプリッタ1によって縦偏波が光路
Aに、横偏波か光路Bに分離されて進んでいく。その縦
偏波はファラデー回転子2によって偏波面を+45゜回転
されるために、偏光子8を透過することができない。ま
た、横偏波はファラデー回転子3によって偏波面を−45
゜回転されるため、偏光子9を透過することができな
い。すなわち、ポートYからの入力光に対しては、出力
は全く得られないことになり、一方向増幅が可能となっ
ている。
すなわち、本発明の実施例によって偏波面依存性のな
い一方向光増幅装置を構成することができる。
なお、本実施例においては、偏光子とファラデー回転
子,ファラデー回転子と偏光ビームスプリッタを光結合
するために全反射ミラーを用いたが、各素子を結合する
方法は全反射ミラーに限られるわけではなく、偏波面を
保持するものであれば他の方法でも良いことは言うまで
もない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明による光増幅装置では、
共振器型光増幅器の両側に各1個の偏光子を配置し、さ
らにこれら偏光子の各外側に回転方向が互いに異なる2
個のファラデー回転子を配置し、光増幅器の両側からの
出力光の各々が偏光ビームスプリッタの直交する相異な
る2つの光路の取り出し光路に結合することにより偏光
ビームスプリッタを通して光の入出力を行なうようにし
たので、本発明は、偏波面依存性のない一方向光増幅を
行うことができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光増幅装置の一実施例を示す構成
図である。 1……偏光ビームスプリッタ、 2,3……偏波面の回転方向が互いに逆のファラデー回転
子、 4……共振器型光増幅器、 5,6,7……全反射ミラー、 8,9……偏光子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共振器型光増幅器と、 前記共振器型光増幅器の両側に配置された第1および第
    2の偏光子と、 前記第1および第2の偏光子の各々の外側に配置され、
    および入力偏波光を45゜だけ互いに逆方向に回転させる
    第1および第2のファラデー回転子と、 入力光を受ける第1端、この第1端の直交し、かつ光増
    幅出力を取り出す第2端、および前記第1および第2の
    ファラデー回転子とそれぞれ結合され、かつ互いに直交
    した第3および第4端を有する偏光ビームスプリッタと を具えたことを特徴とする光増幅装置。
JP63249946A 1988-10-05 1988-10-05 光増幅装置 Expired - Lifetime JP2612913B2 (ja)

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JPH0297919A JPH0297919A (ja) 1990-04-10
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Electronics Letters Vol.24 No.17 P.1075〜P.1076

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