JP2978781B2 - レーザレーダの受信光学装置 - Google Patents

レーザレーダの受信光学装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザレーダの受
信光学装置に係り、とくに自動車等に搭載されて使用さ
れるレーザレーダの受信光学系に好適なレーザレーダの
受信光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スキャン型レーザレーダは、レーザ光を
物体に向けて出射し、物体での反射光を受光して、当該
物体の方向及び距離を検出するものであり、例えば自動
車に搭載して、自車両と前方の他車両との位置と距離と
を検出するために用いられている。
【0003】普通の集光レンズの場合、受光角を持った
光が入射すると焦点位置で像高を持ってしまい、これが
ためフォトダイオードに集光できない角度ができる。そ
こで、従来のスキャン型レーザレーダの受信光学系は、
図9のようなモータ54の往復回転によって、一定範囲
をスキャンさせた平面ミラー53と集光レンズ55とフ
ォトダイオード56で構成されるものと、図10のよう
なレンズの両面がいずれも他方の面の近軸焦点位置にあ
る凸レンズである多数のエレメントを束ねたフライアイ
レンズ57を用いた集光レンズ58とこの集光レンズ5
8の前側焦点位置に配置したフォトダイオード59で構
成するものとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする問題】しかしながら、上記従
来例にあっては、例えば前者の場合は、駆動機構部分が
あるため、固定式の物に比較して耐久性が悪く,且つ装
置全体の構成が複雑となり大型化するという不都合が生
じていた。又、後者の場合は、フライアイレンズを使用
しているため、受信光学系のサイズが大きくなり、コス
ト高となり,且つ構造が複雑化するという不都合が生じ
ていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに構造の単純化および装置全体の小型
化,更には原価低減を図ったレーザレーダの受信光学装
置を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、反射レーザ光を受光する
集光レンズと、この集光レンズによって受光される情報
を受信し電気信号に変換するフォトダイオードとを備え
たレーザレーダの受信光学装置において、フォトダイオ
ードを、複数の素子が面状に配設された四角形状の面状
フォトダイオードとする。また、前述した集光レンズを
単一の非球面レンズで構成すると共に、当該集光レンズ
の焦点距離を、所定の受光角で入射した光によって前述
した面状フォトダイオードの面上に像面が形成されるよ
うに設定されたものとする、という構成を採っている。
【0007】このため、この請求項1記載の発明では、
フォトダイオードの受光面のX方向・Z方向サイズと
受信光学系へのX方向・Z方向の受光角が対応するよう
に集光レンズの焦点距離を決める。そして、フォトダイ
オードをこの集光レンズの最良像面位置(受光角ごとの
収差のバランスがとれた位置)に配置することで、受信
光学系に受光角を持って入射した光は、効率的にフォト
ダイオードに集光することができ、構成が単純化される
ため装置全体の小型化及び原価低減が可能となる。
【0008】請求項2記載の発明では、所定間隔をへだ
てて配置された第一および第二の集光レンズと、これら
の各レンズによって集光される情報を受信し電気信号に
変換するフォトダイオードとを備えたレーザレーダの受
信光学装置において、前述したフォトダイオードを、複
数の素子が面状に配設された四角形状の面状フォトダイ
オードとする。又、第一および第二の集光レンズにより
形成されるレンズ群の焦点距離を、所定の受光角で入射
した光によって前述した面状フォトダイオードの面上に
像面が形成されるように設定する、という構成を採って
いる。
【0009】このため、この請求項2記載の発明では、
前述した請求項1記載の発明の場合と同様に、フォトダ
イオードの受光面のX方向・Z方向サイズと受信光学系
へのX方向・Z方向の受光角が対応するように、集光レ
ンズ群の各レンズの焦点距離を決める。そして、前述し
た請求項1記載の発明の場合と同様に、フォトダイオー
ドをこの集光レンズ群の最良像面位置(受光角ごとの収
差のバランスがとれた位置)に配置することで、受信光
学系に受光角を持って入射した光は、効率的にフォトダ
イオードに集光することができ、構成が単純化されるた
め装置全体の小型化及び原価低減が可能となる。
【0010】請求項3記載の発明では、前述した請求項
2記載のレーザレーダの受信光学装置において、第一の
集光レンズを非球面フレネルレンズとし,第二の集光レ
ンズを非球面レンズとする、という構成を採っている。
【0011】このため、この請求項3記載の発明では、
前述した請求項2記載の発明と同等に機能するほか、更
に精度良く且つ効率的にフォトダイオードに集光するこ
とができ、従って信頼性向上を図り得る。
【0012】請求項4記載の発明では、前述した請求項
2記載のレーザレーダの受信光学装置において、前述し
た面状フォトダイオードを横長の長方形状とする、とい
う構成を採っている。
【0013】このため、この請求項4記載の発明では、
前述した請求項2記載の発明と同等に機能するほか、水
平方向の受光範囲を拡大することができ、このため探索
方向に先方から脇にずれたものに対してもその広角度探
索が可能となる。
【0014】請求項5記載の発明では、請求項2記載の
レーザレーダの受信光学装置において、前述した面状フ
ォトダイオードを方形状とする、という構成を採ってい
る。
【0015】このため、この請求項5記載の発明では、
前述した請求項2記載の発明と同等に機能するほか、上
下方向の大きいものに対しても比較的精度良くその全体
像を探知することができる。
【0016】請求項6記載の発明では、前述した請求項
2記載のレーザレーダの受信光学装置において、レンズ
群の焦点距離をf,当該レンズ群の入射瞳径をd,像側
の光線の傾角をu,像空間の屈折率をnとした場合、こ
れらが次式、 0<〔(n×f×sin(u))/d〕<0.5 ……………… を、満足する関係にあること、という構成を採ってい
る。
【0017】このため、この請求項6記載の発明では、
前述した請求項2記載の発明と同等に機能するほか、入
射瞳径が可能な限り大きく設定し得るので、受信光学系
に入射させる光エネルギーを増やすことができ、かかる
点において受信感度を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図1乃至図3に基づいて説明する。図1はレーザレーダ
の内部構成を示す概略平面図である。この図1に示すレ
ーザレーダは、例えば車両に搭載して前方の車両の位置
(方向及び距離)を検出するものであり、本体ケース1
の内部には、レーザ光をスキャンしながら出射する送信
光学系2と、物体(車両)で反射したレーザ光を受光す
る受信光学系3とを備えている。
【0019】この受信光学系3は、所定間隔をへだてて
配置された第一および第二の集光レンズ4,5と、これ
らの各レンズ4,5によって集光される情報を受信し電
気信号に変換するフォトダイオード6とを備えている。
また、このフォトダイオード6は、複数の素子が面状に
配設された四角形状の面状フォトダイオードが使用され
ている。
【0020】そして、前述した第一および第二の集光レ
ンズ4,5によって形成されるレンズ群の焦点距離は、
上記フォトダイオード6の面上に像面が形成されるよう
に設定されている。即ち、この集光レンズ群の最良像面
位置に、前述したフォトダイオード6が配設されてい
る。
【0021】ここで、各図中の三次限の各座標は、送信
光のスキャン方向(水平方向)をX、送信光の発射する
方向をY、XーY面に対する垂直方向をZで示す。
【0022】図2(A)に、レーザレーダの前述した受
信光学系3のXーY平面における受光の態様を示し、図
2(B)にはレーザレーダの受信光学系のZーY平面に
おける受光の態様を示している。図3は、本実施形態に
おけるレーザレーダの受信光学系3の受光範囲を示す説
明図である。ここで、θx はXーY座標における入射光
の広がりを示し、θz はZーY座標における入射光の広
がりを示す。
【0023】また、図2において、第一の集光レンズ4
としては非球面のフレネルレンズが使用され、また、第
二の集光レンズ5として非球面レンズが使用されてい
る。
【0024】次に、上記実施形態の機能等について説明
する。まず、送信光学系2によってスキャンを行いなが
ら、細線状の光ビームが自車から前方の物体(車両)に
向けて出射される。そして、この物体表面で反射したレ
ーザ光(反射光)は、受信光学系3にて反射レーザ光と
して受信される。
【0025】この場合、受信光学系3への受光角は、図
3のようにX方向θx 、Z方向θzであり、X方向とZ
方向で同じ(又は異なる)角度を受光する。そして、そ
れぞれの方向に対応するように、次式によって集光レ
ンズのX方向とZ方向の焦点距離を定める。 fx =D/tanθxz =D/tanθz ……………………… 但し、fx :X方向の焦点距離 、fz :Z方向の焦
点距離D :フォトダイオードの受光面サイズ(正方形
の一辺)θx :X方向の受光角 、θz :Z方向の
受光角とする。
【0026】即ち、このようにすることにより、受光角
範囲内の反射光は、すべてフォトダイオード6の受光面
で受光することができる。
【0027】ここで、上記実施形態において、フォトダ
イオード6を正方形とした場合(受光面のX方向、Z方
向のサイズが同じもの)について説明したが、フォトダ
イオード6を横長の長方形としてもよい。
【0028】このフォトダイオード6を横長の長方形と
した場合も、次式に従って集光レンズの各方向の焦点
距離を変えることにより、フォトダイオード6にすべて
の反射光を集光することができる。 fx =Dx /tanθxz =Dz /tanθz ……………………… 但し、 fx :X方向の焦点距離、 fz :Z方向の焦点距離 Dx :フォトダイオードのX方向の受光面サイズ Dz :フォトダイオードのZ方向の受光面サイズ θx :X方向の受光角、 θz :Z方向の受光角
【0029】ここで、焦点距離fx ,fz は、上述した
ように受光角とフォトダイオードの受光面サイズとから
一義に定まる。従って、次式より焦点距離一定で入射
瞳径を大きくすると、Fnoが明るくなる。 Fno=f/d …………………………………… 但し、Fno:Fナンバー 、f:焦点距離 、d:入射
瞳径、とする。
【0030】一方、正弦条件を満たした場合、光学系に
おいては「Fno≧0.5」になる。しかしながら、本実
施形態の光学系においては、入射した光束がフォトダイ
オード6の受光面に到達する限り、正弦条件を満たさな
いことによる収差の発生は、問題にならない。
【0031】そこで、次式 0<〔(n×f×sin(u))/d〕<0.5 ……………… の条件を保つように光学系パラメータを調整すると、入
射瞳径が「f×2」以上に大きくなり、光学系に入射す
る光エネルギーを増やすことができる。ここで、fはレ
ンズ群の焦点距離,dは当該レンズ群の入射瞳径,uは
像側の光線の傾角,nは像空間の屈折率を、それぞれ示
す。
【0032】また、上述した説明では、第一の集光レン
ズ(フレネルレンズ)4の持つ収差を無視したが、実際
には第一の集光レンズ(フレネルレンズ)4の収差によ
って特に軸外光で第一の集光レンズ(フレネルレンズ)
4の受光面に入りきらなくなる。そこで、受信光学系3
への受光角ごとの収差のバランスがとれた位置(最良像
面位置)にフォトダイオード6を配置することにより、
受光角範囲内の反射光すべてをフォトダイオード6の受
光面で受光することができる。
【0033】ここで、上記図1乃至図2に開示した実施
形態にあっては、二枚の集光レンズ(第一乃至第二のつ
集光レンズ4,5)を装備した場合を例示したが、上述
した式において「fx =fz ,θx =θz 」である場
合には、単一の集光レンズを用いたものであってもよ
い。
【0034】
【実施例】
〔第1実施例〕X方向の焦点距離fx とZ方向の焦点距
離fz が等しい場合の具体的な例を、図4に示す。この
場合は、図4(A)に示す仕様の単一の集光レンズ11
によって前述した式を満足する受光系を得ることがで
きる。この場合の各部の寸法例は以下の如くなる。 入射瞳径d: 20.0 〔mm〕、 焦点距離f : 28.06〔mm〕 受光角θ : 10.0 〔度 〕、 受光面サイズ(一辺)D:5.0 〔mm〕
【0035】図4(B)は、前述した図4(A)に示す
単一の集光レンズによって得られる集光パターンの例を
示す。即ち、方形状のフォトダイオード6に適合した単
一の集光レンズ11が選定された結果、得られた集光パ
ターンである。
【0036】〔第2実施例〕図2に開示した場合の受光
系3の具体的な実施例を、図5に示す。この場合は、X
方向の焦点距離fx とZ方向の焦点距離fz が異なる場
合であり、各部の寸法例は以下の如くなる。
【0037】入射瞳径d:20.0、X方向焦点距離fx
27.61 〔mm〕、Z方向焦点距離fz :24.00 〔mm〕 X方向の受項角θx :10.0 〔度 〕、Z方向の受光角
θz : 5.0 〔度 〕 X方向の受光面サイズDx : 5.0〔mm〕、Z方向の受
光面サイズDz : 2.0〔mm〕。そして、これに適合す
る第一及び第二の集光レンズ12,13については、図
5(A)の図表に示す仕様のものが最適な集光レンズと
して特定される。
【0038】図5(B)(C)は、図5(A)に示す集
光レンズ12,13の集光の状況を示すもので、図5
(B)はXーY面における集光パターンを示し、図5
(C)はZーY面における集光パターンの例を示す。何
れの場合も横長のフォトダイオード6に適合したレンズ
群が選定された結果、得られた集光パターンである。
【0039】〔第3実施例〕次に、前述した式にかか
る具体例を説明する。ここで、前述した式にかかる関
数部分を次式に置き換える。 f(n,f,u,d)=(n×f×sin(u))/d……………
【0040】(1).式の値が「0.5」に近い場合 この場合の具体例を図7に示す。各部の寸法例は以下の
如くなる。 f(n,f,u,d):0.447 入射瞳径d :40.0 、焦点距離f:19.32 sin(u): 0.9247 そして、これに適合する第一及び第二の集光レンズ1
4,15については、図6(A)の図表に示す仕様のも
のが、最適な集光レンズ群として特定される。図6
(B)は、この図6(A)に示すレンズの集光パターン
を示す。
【0041】(2).式の値が「0」と「0.5」の中
間の場合 この場合の具体例を図7に示す。各部の寸法例は以下の
如くなる。 f(n,f,u,d): 0.310 入射瞳径d :40.0 、焦点距離f: 14.73、 sin(u): 0.8375 そして、これに適合する第一および第二の集光レンズ1
7,18については、図7(A)の図表に示す仕様のも
のが、最適な集光レンズとして特定される。図7(B)
は、この図7(A)に示すレンズの集光パターンを示
す。
【0042】(3).式の値が「0」に近い場合 この場合の具体例を図8に示す。各部の寸法例は以下の
如くなる。 f(n,f,u,d): 0.107 入射瞳径d :40.0 、焦点距離f: 5.50 、 sin(u): 0.7743 そして、これに適合する第一および第二の集光レンズ1
9,20については、図8(A)の図表に示す仕様のも
のが、最適な集光レンズとして特定される。図8(B)
は、この図8(A)に示すレンズの集光パターンを示
す。
【0043】なお、上記各実施例においては、送信光学
系がレーザ光をスキャンしながら送信する場合の装置の
受信光学系であることを前提として説明したが、送信光
学系がレーザ光をスキャンしない固定ビームの送信光学
系であっても、そのまま適用されるものである。また、
上記実施形態および各実施例においては、車載用のレー
ザレーダの受信光学系として用いる場合について説明し
たが、本発明は必ずしも車載用に限定するものではな
い。
【0044】更に、上記実施形態および各実施例におい
ては、XーZ面は、直交する二軸のX方向およびZ方向
に延設された完全な平面であっても,或いはレンズ群に
対して湾曲した形態の面であってもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、従来例のようにミラーを揺動する
手段やフライアイレンズ等が不要となり、かかる点にお
いて構成がいたって単純化され、このため装置全体の小
型化及び原価低減が可能となり、更に、前述したよう
に、レンズ群の焦点距離f,該レンズ群の入射瞳径d,
像側の光線の傾角u,像空間の屈折率nを、「0<
〔(n×f×sin(u))/d〕<0.5」の如く設
定すると、例えば発信光学系の入射瞳径を大きくできる
ので、受信光学系に入射する光エネルギーの増加および
受光効率の向上を,更には当該受信光学系のより一層の
小型化を期待することができ、上述した構成の単純化お
よび小型化に伴って耐久性の向上も期待し得るという従
来にない優れたレーザレーダの受信光学装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略断面図である。
【図2】図1内に開示した受信光学系の集光レンズ部に
おける集光パターンを示す図で、図2(A)はXーY面
内における集光パターンを示す説明図、図2(B)はY
ーZ面内における集光パターンを示す説明図である。
【図3】図1内に開示した受信光学系の受光範囲を示す
説明図である。
【図4】本発明の第1実施例における集光レンズの仕様
および集光パターンを示す図で、図4(A)は集光レン
ズの仕様を示す図表、図4(B)は集光レンズの集光パ
ターンを示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例における集光レンズの仕様
および集光パターンを示す図で、図5(A)は集光レン
ズの仕様を示す図表、図5(B)は集光レンズのXーY
面内における集光パターンを示す説明図、図5(C)は
集光レンズのZーY面内における集光パターンを示す説
明図である。
【図6】本発明の第3実施例(その1)における集光レ
ンズの仕様および集光パターンを示す図で、図6(A)
は集光レンズの仕様を示す図表、図6(B)は集光レン
ズの集光パターンを示す説明図である。
【図7】本発明の第3実施例(その2)における集光レ
ンズの仕様および集光パターンを示す図で、図7(A)
は集光レンズの仕様を示す図表、図7(B)は集光レン
ズの集光パターンを示す説明図である。
【図8】本発明の第3実施例(その3)における集光レ
ンズの仕様および集光パターンを示す図で、図8(A)
は集光レンズの仕様を示す図表、図8(B)は集光レン
ズの集光パターンを示す説明図である。
【図9】従来例を示す説明図である。
【図10】他の従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 送信光学系 3 受信光学系 4,12,14,17,19 第一の集光レンズ 5,13,15,18,20 第二の集光レンズ 6 フォトダイオード 11 集光レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 敏尚 東京都港区赤坂8丁目6番27号 スカイ プラザ赤坂201号 藤井光学株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−273462(JP,A) 特開 平5−1904(JP,A) 特開 平2−77726(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/48 - 7/51 G01S 17/00 - 17/95 G01B 11/00 - 11/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射レーザ光を受光する集光レンズと、
    この集光レンズによって受光される情報を受信し電気信
    号に変換するフォトダイオードとを備えたレーザレーダ
    の受信光学装置において、 前記フォトダイオードを、複数の素子が面状に配設され
    た四角形状の面状フォトダイオードとすると共に、 前記集光レンズを単一の非球面レンズで構成すると共
    に、当該集光レンズの焦点距離を、所定の受光角で入射
    した光によって前記面状フォトダイオードの面上に像面
    が形成されるように設定したことを特徴とするレーザレ
    ーダの受信光学装置。
  2. 【請求項2】 所定間隔をへだてて配置された第一およ
    び第二の集光レンズと、これらの各レンズによって集光
    される情報を受信し電気信号に変換するフォトダイオー
    ドとを備えたレーザレーダの受信光学装置において、 前記フォトダイオードを、複数の素子が面状に配設され
    た四角形状の面状フォトダイオードとすると共に、 前記第一および第二の集光レンズにより形成されるレン
    ズ群の焦点距離を、所定の受光角で入射した光によって
    前記面状フォトダイオードの面上に像面が形成されるよ
    うに特定したことを特徴とするレーザレーダの受信光学
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の集光レンズを非球面フレネル
    レンズとし,前記第二の集光レンズを非球面レンズとし
    たことを特徴とする請求項2記載のレーザレーダの受信
    光学装置。
  4. 【請求項4】 前記面状フォトダイオードを横長の長方
    形状としたことを特徴とする請求項2記載のレーザレー
    ダの受信光学装置。
  5. 【請求項5】 前記面状フォトダイオードを方形状とし
    たことを特徴とする請求項2記載のレーザレーダの受信
    光学装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項2記載のレーザレーダの受信
    光学装置において、 前記レンズ群の焦点距離をf,当該レンズ群の入射瞳径
    をd,像側の光線の傾角をu,像空間の屈折率をnとし
    た場合、これらが次式、 0<〔(n×f×sin(u))/d〕<0.5 を、満足する関係にあることを特徴とするレーザレーダ
    の受信光学装置。
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