JP2976068B2 - 水中送波器 - Google Patents

水中送波器

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JP2976068B2
JP2976068B2 JP8340928A JP34092896A JP2976068B2 JP 2976068 B2 JP2976068 B2 JP 2976068B2 JP 8340928 A JP8340928 A JP 8340928A JP 34092896 A JP34092896 A JP 34092896A JP 2976068 B2 JP2976068 B2 JP 2976068B2
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榮司 菱沼
茂 赤司
隆 吉川
章好 河守
秀則 小畑
友宏 坪井
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Oki Electric Industry Co Ltd
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BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中送波器に係
り、より詳しくは、製造が容易でプリストレスの微妙な
調整が可能な水中送波器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水中送波器の製造は、例えば、1990
年5月、海洋音響学会において開示(海洋音響学会第6
回講演論文集、希土類磁歪材を用いた送受話器につい
て、59ページ〜62ページ)されている。すなわち、
水中送波器に使用するフレクステンショナル音源を組み
立てるには、楕円形状のシェルの短軸方向に応力を加え
て撓ませ、長軸を伸ばしておいてから、駆動用振動子を
ヨーク材を介してシェル部分の長軸方向に挿入する。こ
の際、ヨーク材の厚みを変えてプリストレスを調整す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
水中送波器によれば、プリストレスの微妙な調整を行う
際にヨーク材を加工したり、シェルをあらかじめ変形さ
せる際に大がかりな工具を用いなければならず、煩雑で
ある。また、シェルに圧縮応力を加える際に、弾性限界
を越えた圧縮応力を与えてしまい、シェルを破壊する恐
れもあった。
【0004】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、製造が容易で、プリストレスの微妙
な調整が可能な水中送波器を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる水中送波
器は、次のように構成したものである。 (1) 駆動用振動子の両端部にそれぞれフランジ部を
当接し、このフランジ部をシェルに連接させてフレクス
テンショナル音源を形成し、駆動用振動子の伸縮をシェ
ルに伝達してシェルを伸縮させるようにした水中送波器
であって、両フランジ部を相互に接近する方向に付勢し
ておき、フランジ部とシェルとの連接を、フランジ部に
対してゆるみ止めを施す押しネジと、フランジ部に対し
てゆるみ止めを施す引きネジを介して行うようにしたも
のである。
【0006】この場合、シェルに設けたねじ穴に螺入し
た押しネジの先端部をフランジ部に当接させると共に、
引きネジをシェルに設けたねじ挿通穴を通してフランジ
部に設けたネジ穴に螺入し、押しネジと引きネジの締付
けトルクを調整することによって駆動用振動子に与える
プリストレスを調整するようにしてもよい。このとき、
押しネジの先端部を平滑にすると共にフランジ部の外側
面に平滑な鏡面部を形成し、この押しネジの先端部の平
滑部をフランジ部の鏡面部に当接させるようにしてもよ
い。
【0007】(2) 複数の駆動用振動子を平行に配設
し、各駆動用振動子の両端部にそれぞれフランジ部を当
接し、各フランジ部ごとに押しネジと引きネジをそれぞ
れ取付けてこれらネジによって各駆動用振動子に与える
プリストレスを別個に調整する。
【0008】(3) 駆動用振動子の両端部にそれぞれ
フランジ部を当接し、このフランジ部を振動板に連接さ
せてランジュバン音源を形成し、駆動用振動子の伸縮を
フランジ部から振動板に伝達してこの振動板を振動させ
るようにした水中送波器であって、両フランジ部を相互
に接近する方向に付勢しておき、フランジ部と振動板と
の連接を、フランジ部に対してゆるみ止めを施す押しネ
ジと、フランジ部に対してゆるみ止めを施す引きネジを
介して行うようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施形態1 図1は本発明の第1の実施形態の縦断面図である。1は
水中送受器の外郭を形成する断面楕円形状で筒状のシェ
ルで、アルミニウムのような金属あるいは繊維強化プラ
スチック(FRP)によって構成され、その両側面(図
の前後面)は側蓋で覆われている。2は希土類合金から
なる駆動用振動子で、シェル1の長軸方向(図の左右方
向)に配設して組み込まれ、フレクステンショナル音源
を構成している。
【0010】3,3は駆動用振動子2の両端部に当接さ
れた一対のフランジ部、4,4はフランジ部3,3の外
側面3aに開口するバネ穴である。5は両端部にストッ
パ5a,5bを有し、両フランジ部3,3に摺動可能に
取付けられたシャフトで、バネ穴4,4とストッパ5
a,5bとの間には、コイルバネ6,6が介装されてい
る。そして、コイルバネ6,6によって、フランジ部
3,3はシャフト5に沿って相互に接近する方向、すな
わち内側方向に付勢され、駆動用振動子2に予めプリス
トレスを与えておく。なお、図示してないが、両フラン
ジ部3,3の間には、コイルバネ6,6を介して複数の
シャフト5が設けられている。
【0011】7,7はフランジ部3,3の外側面3aか
ら内側方向に向けて設けた複数のネジ穴、8,8はフラ
ンジ部3,3の外側面3aの一部分(または全面部分)
に設けた鏡面部で、平滑に仕上げられている。
【0012】9,9はフランジ部3,3に対してゆるみ
止めを施す押しネジで、脚部の先端部にはそのネジ軸方
向に対して直角な平滑部が形成されている。そして、シ
ェル1の長軸方向の両端部に設けた凹部10a,10a
からシェル1に設けた押しネジ穴10,10に螺入し
て、その先端部の平滑部をフランジ部3,3の鏡面部
8,8に当接させてある。この際、押しネジ9,9の締
付けトルクを調整することによって、駆動用振動子2に
与えるプリストレスを微調整する。11,11はフラン
ジ部3,3に対してゆるみ止めを施す引きネジで、シェ
ル1の長軸方向の両端部近傍に設けた引きネジ挿通穴1
2,12に挿通して、フランジ部3,3に設けたネジ穴
7,7に螺入される。
【0013】こうして、駆動用振動子2が伸びると、そ
の駆動力はフランジ部3,3、押しネジ9,9を介して
シェル1に伝えられ、シェル1が長軸方向に伸張する。
一方、駆動用振動子2が縮むと、コイルバネ6,6の付
勢力によって、フランジ部3,3、引きネジ11,11
が内側方向に引き寄せられ、シェル1が長軸方向に収縮
する。
【0014】上記のように構成した本実施形態の作用を
説明する。水中送波器を組み立てるには、まず、駆動用
振動子2の両端部にフランジ部3,3を当接させ、この
フランジ部3,3に設けたバネ穴4,4にコイルバネ
6,6を挿入し、両コイルバネ6,6の間にシャフト5
を係止させて駆動用振動子2にあらかじめプリストレス
を与えておく。
【0015】そして、シェル1の一方のネジ穴10に押
しネジ9を螺入して締め込み、フランジ部3の鏡面部8
に押しネジ9の平滑部を当接させる。同様にして、シェ
ル1の他方のネジ穴10にも押しネジ9を螺入して締め
込む。そして、この締め込みの際、押しネジ9,9のト
ルクを調節することによって、駆動用振動子2に与える
プリストレスを微調整する。
【0016】次に、一方の引きネジ11を引きネジ挿通
穴12に挿入し、フランジ3のネジ穴7に螺入して締め
込む。この際、引きネジ11の螺入が止まるところまで
締め込んでおく。同様にして、他方の引きネジ挿通穴1
2にも引きネジ11を挿入してフランジ3のネジ穴7に
螺入して締め込んでおく。
【0017】こうして組み立てた水中送波器において、
まず、駆動用振動子2が伸びるときは、その駆動力がフ
ランジ部3,3、押しネジ9,9を介してシェル1に伝
えられ、シェル1が長軸方向の外側に向かって伸びる。
一方、駆動用振動子2が縮むときは、コイルバネ5,5
の付勢力によってフランジ部3,3、引きネジ11,1
1が引き寄せられ、シェル1が長軸方向の内側に向かっ
て縮み、このような伸縮のサイクルによって、シェル1
が振動する。
【0018】本実施形態によれば、プリストレスの微調
整が、押しネジ9,9及び引きネジ11,11の締め込
みのみによって行われる。また、水中送波器を深い深度
に沈めると水圧が大きくなるが、シェル1自体が長軸方
向に伸びる際に、あらかじめ押しネジ9,9のトルクを
使用深度にあわせて調節しておくだけで、実際の駆動用
振動子2に加わるプリストレスを設定できる。
【0019】実施形態2 図2は本発明の第2の実施形態の斜視図である。なお、
第1の実施形態と同一部分には同じ符号を付し、説明を
省略する。2aはシェル1の長軸方向に組み込んだ希土
類合金からなる第1の駆動用振動子、3a,3aは第1
の駆動用振動子2aの両端部に当接して配設した第1の
フランジ部である。また、2bはシェル1の長軸方向に
第1の駆動用振動子2aと平行に組み込んだ希土類合金
からなる第2の駆動用振動子、3b,3bは第2の駆動
用振動子2bの両端部に当接して配設した第2のフラン
ジ部である。
【0020】9aは第1のフランジ部3aに対してゆる
み止めを施す第1の押しネジ、11aは第1のフランジ
部3aに対してゆるみ止めを施す第1の引きネジであ
る。また、9bは第2のフランジ部3bに対してゆるみ
止めを施す第2の押しネジ、11bは第2のフランジ部
3bに対してゆるみ止めを施す第2の引きネジである。
なお、図示していないが、シェル1には、第1の実施形
態の場合と同様に、第1、第2の押しネジ9a,9bを
螺入するネジ穴、及び第1、第2の引きネジ11a,1
1bを挿通するネジ挿通穴が設けられており、また、フ
ランジ部3a,3a、3b,3bには第1、第2の引き
ネジ11a,11bを螺入するネジ穴が設けられてい
る。さらに、第1のフランジ部3a,3aとの間及び第
2のフランジ部3b,3bの間には、第1の実施形態の
場合と同様に、コイルバネ6,6を介して複数のシャフ
ト5が設けられている。
【0021】すなわち、本実施形態では、第1のフラン
ジ部3aに第1の押しネジ9aと第1の引きネジ11a
を設け、さらにこれらとは別個に、第2のフランジ部3
bに第2の押しネジ9bと第2の引きネジ11bを設け
て、それぞれのフランジ部3a,3bをそれぞれに取付
けたネジ9a,11aとネジ9b,11bによって別個
に調節するようになっている。
【0022】上記のように構成した水中送波器によれ
ば、まず、第1のネジ穴に第1の押しネジ9aを螺入し
て締め込み、第1のフランジ部3aの鏡面部に第1の押
しネジ9aの平滑部を当接させて、締め付けトルクを調
節する。次に、第2のネジ穴に第2の押しネジ9bを螺
入して締め込み、第2のフランジ部3bの鏡面部に第2
の押しネジ9bの平滑部を当接させて、締め付けトルク
を調節する。こうして、各駆動用振動子2a,2bに対
して個々に締め付けトルクによる調整を行い、各々のト
ルクを等しくする。
【0023】次に、第1の引きネジ11aを引きネジ挿
通穴に挿通して第1のフランジ部3aのネジ穴に螺入し
て締め込む。また、第2の引きネジ11bを引きネジ挿
通穴に通して第2のフランジ部3bのネジ穴に螺入して
締め込む。こうして、それぞれの引きネジ11a,11
bを締め付けて固定する。
【0024】ところで、本実施形態と異なり、1つのフ
ランジ部に2個の駆動用振動子を平行に取り付けて、こ
れらを共通の1個の押しネジと引きネジで一括して調整
するようにすることもできるが、この場合は、1つのフ
ランジ部から各駆動用振動子にプリストレスを一括して
加えることになり、駆動用振動子の長さが不均一な場合
は応力が片掛かりとなって均一なプリストレスが得られ
なくなる恐れがある。
【0025】これに対して、本実施形態によれば、別個
に設けた第1、第2のフランジ部3a,3bごとに第
1、第2の駆動用振動子2a,2bを取付け、それぞれ
のフランジ部3a,3bごとに押しネジ9a,9bと引
きネジ11a,11bを設けて調整するようにしたの
で、個々の駆動用振動子2a,2bごとにプリストレス
を調節することができ、均一なプリストレスが得られ
る。なお、上記の説明では、駆動用振動子を2箇所に設
けたが、3箇所若しくはそれ以上の箇所に設けてもよ
い。
【0026】実施形態3 図3は本発明の第3の実施形態の斜視図である。なお、
第1の実施形態と同一または相当部分には同じ符号を付
し、説明を省略する。14,14は一定の距離を隔てて
対向配設された一対の円盤状の振動板である。2a,2
bは平行に配設された第1、第2の駆動用振動子で、振
動板14,14の面に対して直交して組み込まれ、フレ
クステンショナル音源以外のランジュバン音源やその他
のプリストレスの調整を必要とする全ての音源に適用で
きる。
【0027】3a,3aは第1の駆動用振動子2aの両
端部に当接して配設された第1のフランジ部、3b,3
bは第2の駆動用振動子2bの両端部に当接して配設さ
れた第2のフランジ部である。なお、図示してないが、
本実施形態においても、円板14,14には第1,第2
の押しネジ9a,9bを螺入するネジ穴、第1,第2の
引きネジ11a,11bを挿通するネジ挿通穴が設けら
れており、また、フランジ部3a,3bには第1,第2
の引きネジ11a,11bを螺入するネジ穴が設けら
れ、さらに対向するフランジ部3a,3a,3b,3b
の間には、コイルスプリングを介してシャフトが設けら
れている。本実施形態の作用、効果は、第1の実施形態
で示した場合と実質的に同じであり、駆動用振動子2
a,2bの伸縮により振動板14,14が振動する。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる水中送波器によれば、以下に示すような効果が
得られる。 (1) 駆動用振動子の両端部にそれぞれフランジ部を
当接し、このフランジ部をシェルに連接させてフレクス
テンショナル音源を形成し、両フランジ部を相互に接近
する方向に付勢しておき、フランジ部とシェルとの連接
を、フランジ部に対してゆるみ止めを施す押しネジと、
フランジ部に対してゆるみ止めを施す引きネジを介して
行うように構成したので、水中送波器の製造が容易にな
り、かつプリストレスの微妙な調整が可能となる。
【0029】この場合、押しネジの先端部をシェルに設
けたネジ穴に螺入してフランジ部に当接させると共に、
引きネジの先端部をシェルに設けたネジ挿通穴を介して
フランジ部に設けたネジ穴に螺入するように構成し、ま
た、押しネジの先端部を平滑にすると共にフランジ部の
外側面に平滑な鏡面部を形成し、押しネジの先端部の平
滑部をフランジ部の鏡面部に当接させるように構成した
場合は、プリストレスの微妙な調整が極めて緻密に行わ
れる。
【0030】(2) 複数の駆動用振動子を平行に配設
し、各駆動用振動子の両端部にそれぞれフランジ部を当
接し、各フランジ部ごとに押しネジと引きネジをそれぞ
れ取付けるように構成したので、各駆動用振動子のプリ
ストレスを別個に調整することができ、駆動用振動子間
でのプリストレスのばらつきをなくすことができる。
【0031】(3) 駆動用振動子の両端部にそれぞれ
フランジ部を当接し、このフランジ部を振動板に連接さ
せてランジュバン音源を形成し、両フランジ部を相互に
接近する方向に付勢しておき、フランジ部と振動板との
連接を、フランジ部に対してゆるみ止めを施す押しネジ
と、フランジ部に対してゆるみ止めを施す引きネジを介
して行うように構成したので、水中送波器の製造が容易
になり、かつプリストレスの微妙な調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の斜視図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の斜視図である。
【符号の説明】
1 シェル 2 駆動用振動子 2a 第1の駆動用振動子 2b 第2の駆動用振動子 3 フランジ部 3a 第1のフランジ部 3b 第2のフランジ部 4 バネ穴 5 シャフト 6 コイルバネ 7 ネジ穴 8 鏡面部 9 押しネジ 9a 第1の押しネジ 9b 第2の押しネジ 10 ネジ穴 11 引きネジ 11a 第1の引きネジ 11b 第2の引きネジ 14 振動板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河守 章好 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 小畑 秀則 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 坪井 友宏 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−114413(JP,A) 特開 昭63−18800(JP,A) 特開 平1−169382(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04R 1/44

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用振動子の両端部にそれぞれフラン
    ジ部を当接し、該フランジ部をシェルに連接させてフレ
    クステンショナル音源を形成し、前記駆動用振動子の伸
    縮を前記シェルに伝達して該シェルを伸縮させるように
    した水中送波器において、 前記両フランジ部を相互に接近する方向に付勢してお
    き、前記フランジ部とシェルとの連接を、該フランジ部
    に対してゆるみ止めを施す押しネジと、該フランジ部に
    対してゆるみ止めを施す引きネジを介して行うようにし
    たことを特徴とする水中送波器。
  2. 【請求項2】 シェルに設けたねじ穴に螺入した押しネ
    ジの先端部をフランジ部に当接させると共に、引きネジ
    を前記シェルに設けたねじ挿通穴に挿通して前記フラン
    ジ部に設けたネジ穴に螺入し、前記押しネジと引きネジ
    の締付けトルクを調整することによって駆動用振動子に
    与えるプリストレスを調整するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の水中送波器。
  3. 【請求項3】 押しネジの先端部を平滑にすると共にフ
    ランジ部の外側面に平滑な鏡面部を形成し、前記押しネ
    ジの先端部に設けた平滑部を前記フランジ部に設けた鏡
    面部に当接させるようにしたことを特徴とする請求項2
    記載の水中送波器。
  4. 【請求項4】 複数の駆動用振動子を平行に配設し、各
    駆動用振動子の両端部にそれぞれフランジ部を当接し、
    各フランジ部ごとに押しネジと引きネジをそれぞれ取付
    けて、これらのネジによって各駆動用振動子に与えるプ
    リストレスを別個に調整するようにしたことを特徴とす
    る請求項1,2または3のいずれかに記載の水中送波
    器。
  5. 【請求項5】 駆動用振動子の両端部にそれぞれフラン
    ジ部を当接し、該フランジ部を振動板に連接させてラン
    ジュバン音源を形成し、前記駆動用振動子の伸縮を前記
    振動板に伝達して該振動板を振動させるようにした水中
    送波器において、 前記両フランジ部を相互に接近する方向に付勢してお
    き、前記フランジ部と振動板との連接を、該フランジ部
    に対してゆるみ止めを施す押しネジと、該フランジ部に
    対してゆるみ止めを施す引きネジを介して行うようにし
    たことを特徴とする水中送波器。
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