JP2975302B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2975302B2
JP2975302B2 JP7347795A JP34779595A JP2975302B2 JP 2975302 B2 JP2975302 B2 JP 2975302B2 JP 7347795 A JP7347795 A JP 7347795A JP 34779595 A JP34779595 A JP 34779595A JP 2975302 B2 JP2975302 B2 JP 2975302B2
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JP
Japan
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tapered fiber
lamp
light guide
light source
equation
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JP7347795A
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厚 内海
光司 大川
昌浩 三浦
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯に便利な医療
用の内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から各種の内視鏡が医療の検診や治
療用として用いられてきた。しかしながら、従来の内視
鏡では、内視鏡本体と、(そのライトガイドへ光を供給
する)光源装置とは、別体であって、両者をライトガイ
ドを有するコードにて接続し、上記光源装置は別の場所
に設置して内視鏡本体を操作(使用)していた。つま
り、従来の光源装置は数十乃至数百ワット(W)のラン
プを使用し、重量及び容積が大であって、携帯に不便で
あった。
【0003】また、携帯して使用するために電池を光源
装置に使用したものもあったが、ランプと、内視鏡内の
ライトガイドとの結合効率───ランプの全発光光束の
内でライトガイドに有効に入射される光量の割合(百分
率)───が1%以下と極めて悪く、実際に使用するう
えで照度が不足した。又は、十分な照度を得るためには
大きなパワーの光源を使用せざるを得ず、結果的に電源
装置を分散してポケットに収納する等の不便を生じ、か
つ、冷却ファンを要する等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の内視
鏡は、光源装置が大型で重量も大きくて(内視鏡本体と
は)別体とされ、移動・運搬に不便であると共に、電力
消費も多かった。あるいは、上述のように、光源装置に
電池を使用した構造であっても、照度が不足し、若しく
は、ポケットに分散して電源装置を収納せねばならず、
極めて不便であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る内視鏡は、
グリップ部に一体状に、光源装置を付設したものであ
る。また、接眼部及び先端首振り用操作部とを有するグ
リップ部に、ランプと電池とテーパファイバを有する光
源装置を、一体状に付設したものである。
【0006】また、ランプを低出射角の高輝度ランプと
し、電池をリチウム電池とし、テーパファイバをライト
ガイド基端面へ光を導く先端側へしだいに縮径状とした
内視鏡である。
【0007】また、低出射角の高輝度ランプとリチウム
電池と先端側へしだいに縮径状のテーパファイバとを、
有する光源装置を、グリップ部に一体状に付設し、上記
テーパファイバは上記ランプとライトガイド基端面との
間に介装され、該テーパファイバの入射端の外径をD
1 、テーパファイバの入射の開口数をNA1 、テーパフ
ァイバの出射端の外径をD2 、テーパファイバの出射の
開口数をNA2 、ライトガイドの外径をD0 、コア/ク
ラッド間の屈折率より定まるテーパファイバ固有の開口
数をNA0 としたとき、
【数1】
【数2】
【数3】上記の数式1と数式2と数式3を満たすように
設定した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を詳説する。
【0009】図4〜図6に示す本発明の内視鏡は、片手
で握持可能なグリップ9とそのグリップ9から前方へ延
伸した身体挿入部21とを有し、上記グリップ9はその基
端に接眼部15、及び、その中間部に揺動自在な先端首振
り用操作部16を、有する。
【0010】このグリップ部9に一体状に光源装置8が
付設されている。つまり、(ライトガイドを有するコー
ドを介さず)直接に、剛性のある突出状分岐部9aに、
光源装置8が付設される。
【0011】身体挿入部21は、適度の可撓性と押圧力に
対する剛性を具備すると共に、先端には図4の矢印Aの
ように、直進弯曲自在に変形する先端首振部22を有す
る。この挿入部21内は、(外径寸法を例えば5mm以下と
した)最外保護管の内部に、イメージガイド、ライトガ
イド3(図6参照)、先端首振り用ワイヤ17(図6参
照)及びワーキングチャンネル用チューブ等が、挿入さ
れている。なお、図5に於て、23はワーキングチャンネ
ル接続部を示す。
【0012】操作部16は、L型やU型として、回転軸24
に固着され、この操作部16を揺動操作すれば、ギア減速
機構25を介して、ワイヤ巻取リール18を回転させること
が可能で、これによって、挿入部21の先端の首振部22を
首振りさせ得る。そして、図6から図7のように、光源
装置8の一部(又は全体)が、グリップ部9から、着脱
自在になっている。この光源装置8は、ランプ2と(電
源としての)電池1、及び、先端側へ縮径するテーパ状
のテーパファイバ4を、具備する。
【0013】そして、テーパファイバ4は、図6と図7
の図例では、グリップ部9から突出した分岐部9a内に
固着され、大径の入射端4aが(図7に示した離脱状態
で)外部へ露出する。分岐部9aの先端外周に雄ねじ部
27が形成され、離脱された光源装置の内のテーパガイド
以外の部品は、ケーシング20内に収納されると共に、突
出状の筒部28の先端の袋ナット19が設けられ、この袋ナ
ット19を上記雄ねじ部27に螺合して、一体状にかつ着脱
可能として、取付けられる。
【0014】ところで、グリップ部9に図4〜図7の如
く、一体状に、光源装置8を付設して、内視鏡として、
実用可能とするためには、この光源装置を小型・軽量化
し、かつ、有効な光量をライトガイド3の基端面から入
射させることが、必須であり、本発明では、そのために
光源装置8を以下のように、構成する。
【0015】即ち、図1と図2に於て、光源用のランプ
2としては低出射角の(高集光性を有する)高輝度ラン
プとする。つまり、図2に示すようにランプ2の出射角
2θ1 が20°以下の光成分の比率が、前方全光量の1/
2以上のものを、「低出射角の高輝度ランプ」と呼ぶこ
ととする。この条件を満たすランプであれば種類・構造
を問わないが、その代表例としてはランプガラス球先端
部に一体的にレンズ構造を備えたハロゲンランプを挙げ
ることができる。
【0016】電池1は、小型・高寿命の性能を発揮させ
るため、リチウム電池とする。テーパファイバ4は、ラ
ンプ2と、ライトガイド3の基端面3aとの間に、介装
される。つまり、テーパファイバはその出射光をライト
ガイド3へ、低損失で、且つ、光密度の増強を伴いなが
ら先端に導くためのもので、先端側へしだいに縮径状で
ある。
【0017】このテーパファイバ4は多成分ガラスファ
イバ母材を(加熱)延伸して作られ、そのテーパファイ
バ固有の開口数NA0 は、 0.4以上とする。即ち、 N
0 ≧ 0.4 とする。
【0018】なお、図1に於て、5はライトガイドプラ
グの一部品であり、その軸心孔6の基端側孔部にテーパ
ファイバ4を挿入して接着剤等で固着し、その先端の出
射端4bを、軸心孔6の中間細径部へ挿入する。他方、
7はライトガイド3のカバーであり、このカバー7の先
端から僅かに露出状に突出したライトガイド3の基端
を、この中間細径部へ挿入して、テーパファイバ4の出
射端4bと突き合わせ状に当接し、又は、微小間隙をも
って対面させる。
【0019】図2・図3は図1又は図6の要部を拡大か
つ簡略化して図示した説明図であって、その図2と図3
に示すように、テーパファイバ4の(大径の)入射端4
aの外径をD1 、その入射の開口数をNA1 、その出射
端4bの外径をD2 、その出射の開口数をNA2 、ライ
トガイド3の外径をD0 とし、かつ、(既述のように)
テーパファイバ4の固有の開口数(コア/クラッド間の
屈折率より定まる)をNA0 としたとき、以下の数式1
と数式2と数式3を満たすように各部寸法と特性を設定
する。
【0020】
【数1】
【0021】
【数2】
【0022】
【数3】
【0023】上記数式1に於て、 0.9未満であるとテー
パファイバ4の出射端4bが、(ライトガイド基端面3
aの径に比して)余りに小径となり、ライトガイド3の
断面の内で有効に活用されない部分が多くなる。逆に、
1.5を越えると、テーパファイバ4の出射端4bから出
射した光量の内で多くの無駄を生じる(有効にライトガ
イド3内へ伝達されない)。
【0024】また、数式2に於て、 0.7未満であるとテ
ーパファイバ4の光密度増強能を有効に使い切っておら
ず、効果の点で問題があり、逆に 1.1を越えるとテーパ
ファイバ4の途中で漏れ出る光エネルギーの量が大きく
なり、発熱等の問題がある。また、数式3を充満しない
場合には、数式2と同様発熱等の問題がある。
【0025】このように、電源として電池1を用い、し
かも、リチウム電池が長寿命と軽量小型である点、及
び、出力電圧・電流が安定している点で望ましい。そし
て10V以下のリチウム電池が良い。また、ランプ2は、
低出射角の高輝度ランプであって、例えば、1ワットか
ら10ワット程度の先端レンズ付きハロゲンランプが好適
である。(特に5ワット以下が望ましい。)このように
して、図4〜図7に示す如くコードレスの内視鏡を構成
し、移動・運搬を容易とし、術者の活動・使用範囲を拡
大し、診断及び治療に至便なものとした。なお、光源装
置8の一部又は全体を着脱自在とすれば、携帯時にのみ
分解して、コンパクトにかばんやケース等に収納しやす
くて至便である。
【0026】なお、図8は本発明の実施の別の形態を示
し、図8(イ)に示したような取付(接続)状態から、
図8(ロ)のように光源装置8を離脱(分離)した状態
とできるが、このとき、テーパファイバ4をケーシング
(ランプハウス)20側に設けて、ランプ2・電池1等と
一体に(グリップ部9の分岐部9aから)離脱する構造
である。なお、分岐部9aの先端に、ライトガイド3の
先端が臨んでおり、例えば、袋ナット19等にて着脱する
構成である。
【0027】
【実施例】次に、実施例を説明すると、ランプ2とし
て、 2.5V(ボルト)、 1.7W(ワット)のハロゲンラ
ンプであって、次の表1の特性を有するものを用いる。
【0028】
【表1】
【0029】そして、テーパファイバ4として、コア/
クラッド共多成分系ガラスとして、固有開口数NA0
0.62、入射端径D1 を 3.6mm、出射端径を1.28mm、長さ
Lを38mmとしたものを用いる。ライトガイド3として、
開口数NAを 0.5、外径を 250ミクロンとしたプラスチ
ックファイバ19本を使用する。なお、電池1として3V
(ボルト)のリチウム電池を用いた。その場合の照度の
実測結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】この表1と表2より、光源装置8とライト
ガイド3との結合効率Bは次の数式4のように極めて高
い効率となる。
【0032】
【数4】
【0033】この実施例と比較のため、次のような従来
例のものにて実測した結果を示す。つまり、 200Wのメ
タルハライドランプ光源を用いる。その場合、全発光光
束量は、6250lmであり、これを 250ミクロンのプラスチ
ックファイバが7芯で構成されるライトガイドで(直接
に)受けると、ライトガイドの外径が0.75mm径で、照明
面積 0.2mm2 (距離:5mm)の場合、光量は、4lm(lx
/m2 )となり、結合効率Bは次の数式5のように極め
て低いことが分かった。
【0034】
【数5】
【0035】なお、本発明の内視鏡を産業用ファイバス
コープとして用いるも好ましく、そのとき、軽量小型で
携帯に便利なものとなる。
【0036】
【発明の効果】本発明は上述の構成により次のような著
大な効果を奏する。
【0037】 ランプ2の前方全光束量の約5%〜40
%を、ライトガイド3へ送ることが 可能となる。 ファイバとランプとの結合効率が著しく改善でき
た。 従って、電力消費を低減して、長い時間の使用を可
能とし、十分な照明を行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部拡大説明図である。
【図2】本発明の概要説明図である。
【図3】テーパファイバの説明図である。
【図4】本発明の実施の一形態を示す全体図である。
【図5】要部斜視図である。
【図6】一部破断で示した要部拡大図である。
【図7】着脱自在であることを示す説明図である。
【図8】本発明の実施の他の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電池 2 ランプ 3 ライトガイド 3a 基端面 4 テーパファイバ 4a 入射端 4b 出射端 8 光源装置 9 グリップ部 15 接眼部 16 首振り用操作部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−30898(JP,A) 特開 昭57−20728(JP,A) 特開 平8−10220(JP,A) 特開 平8−136824(JP,A) 特開 平8−125892(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 23/26 A61B 1/00 300 A61B 1/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低出射角の高輝度ランプとリチウム電池
    と先端側へしだいに縮径状のテーパファイバとを、有す
    る光源装置を、グリップ部に一体状に付設し、上記テー
    パファイバは上記ランプとライトガイド基端面との間に
    介装され、該テーパファイバの入射端の外径をD1 、テ
    ーパファイバの入射の開口数をNA1 、テーパファイバ
    の出射端の外径をD2 、テーパファイバの出射の開口数
    をNA2 、ライトガイドの外径をD0 、コア/クラッド
    間の屈折率より定まるテーパファイバ固有の開口数をN
    0 としたとき、以下の数式1と数式2と数式3を満た
    すように設定したことを特徴とする内視鏡。 【数1】 【数2】 【数3】
JP7347795A 1995-12-14 1995-12-14 内視鏡 Expired - Lifetime JP2975302B2 (ja)

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EP96119875A EP0781525A1 (en) 1995-12-14 1996-12-11 Endoscope
US08/764,781 US5888194A (en) 1995-12-14 1996-12-12 Endoscope including an improved lighting apparatus

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