JP2972694B2 - スペクトラム拡散通信装置 - Google Patents

スペクトラム拡散通信装置

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JP2972694B2
JP2972694B2 JP4100498A JP4100498A JP2972694B2 JP 2972694 B2 JP2972694 B2 JP 2972694B2 JP 4100498 A JP4100498 A JP 4100498A JP 4100498 A JP4100498 A JP 4100498A JP 2972694 B2 JP2972694 B2 JP 2972694B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データおよび
電算機データや、動画像等の大容量の情報、あるいは、
リアルタイムかつ大容量の高速データ等の異なる伝送速
度の情報信号を、効率的に扱うことのできるスペクトラ
ム拡散通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有線通信の分野では、パケット通信技術
によって、電算機データ等を異なる伝送速度でサービス
することが可能となっている。このため、無線通信の分
野でも無線LAN等でその対応が求められている。従来
は、パイロット信号を別に用意したり、情報信号のフレ
ーム内にプリアンブル信号を乗せることにより異なる伝
送速度での情報伝送を実現している。
【0003】近年、米国で標準化された北米符号分割多
重ディジタルセルラ(IS95)方式は音声程度の伝送
速度での可変レート伝送を実現している(Roberto Pado
vani, "Revers Link Performance of IS-95 Based Cell
ular Systems" , IEEE Personal Comm. Third Quarter
1994 Vol.1 No.3 , PP. 28-34)。この方式において
は、可変レート伝送の実現のために、送信側でトラヒッ
クチャネルと呼ばれる情報伝送用のチャネルに誤り検出
用に付加されたCRC(cyclic redundancy check)ビ
ット、畳込み符号化処理等が伝送速度判定にも用いられ
ている。これらは受信機側で復号処理後に再符号化処理
を行うことによりシンボル誤り率の検出、CRCチェッ
ク等の手段で、伝送速度の情報をパイロット信号やプリ
アンブル信号などに付加することなく、可変レートで送
られてくる情報の伝送速度のブラインド判定を実現して
いる。
【0004】ところで、このような再符号化処理を行う
ことによるシンボル誤り率の検出、CRCチェック等に
よる伝送速度の判定は復号処理の後に行われるために、
予め伝送速度を固定してから復号処理を行うことは困難
である。したがって、ある伝送速度で送信された信号で
あると仮定して復号処理を行った結果に対する判定方法
を取る必要がある。したがって、あるフレームに対して
並列に複数の復号処理が可能であるか、正しいレート判
定がなされるまでに全ての可変し得る伝送速度での復号
処理の繰り返しが可能なことが求められる。
【0005】ここで、前記IS95方式における基地局
の送信機及び移動局の受信機の概略構成の一例を図6及
び図7にそれぞれ示す。図6に示す基地局の送信機にお
いては、8.6、4.0、2.0、0.8(kbps)
(bps:bit per second)の4種類の伝送速度のいず
れかの伝送速度の情報信号511が入力される。それぞ
れの伝送速度において、フレームは172、80、4
0、16ビットで構成されている。入力された情報信号
511はCRC付加部512で伝送速度が8.6および
4.0(kbps)である場合にフレーム中にそれぞれ
12および8ビットのCRCビットが付加される。次
に、受信側において復号処理をする際の精度向上等の目
的で復号用テールビット付加部513で全ての伝送速度
において8ビットの0がフレームの終わりに付加され
る。その後、レート1/2、拘束長9ビットの畳込み符
号化処理が符号化部514で行われる。この結果、各々
の伝送速度は19.2、9.6、4.8、2.4(ks
ps)(sps:symbol per second)となる。そし
て、シンボル繰り返し部515において各々を0、1、
3、7回繰り返す処理がなされ、いずれの情報伝送速度
であっても最大のシンボル速度である19.2(ksp
s)に統一される。例えば、符号化後の速度が4.8k
spsの場合にはシンボルを3回繰り返す処理が行わ
れ、同じビットが4連続シンボル繰り返されることとな
る。
【0006】その後、バースト的な誤りをランダム化す
るためにインターリーブ部516でブロックインタリー
ブ処理が施され、ロングコード発生器517において生
成されコード変換器518により19.2kHzの信号
とされたユーザ識別のためのロングコードによりランダ
ム符号化され、マルチプレクサ520に入力される。マ
ルチプレクサ520は、前記信号と電力制御信号とを選
択して出力するものであり、この際に電力制御信号にも
コード変換器519からのロングコード信号が重畳され
る。マルチプレクサ520からの出力信号は、チャネル
間の直交化のためのウォルッシュ符号により直交変換さ
れ、該直交変換された信号は、2相に分けられて、拡散
符号発生器521、522により生成されるセル識別の
ための拡散符号で拡散された後に、搬送波に重畳されて
送信信号523となる。
【0007】移動局の受信機側では、図7に示すよう
に、前記基地局からの送信信号523を復調してベース
バンド信号を得る。例えばフィンガ回路と呼ばれるレイ
ク受信回路にてセル識別の拡散符号の同期、周波数同
期、逆拡散などの処理が行なわれ、デマルチプレクサ6
11、コード変換器612、613、ロングコード発生
器614、加算器により元のシンボルが復元され、復元
されたシンボルはデインターリーブ部615にてデイン
タリーブされる。この段階では受信された情報信号が前
記4種類の伝送速度のうちのいずれの伝送速度で基地局
送信機に入力された情報信号であるかの判定を行ってい
ない。そこで、全ての伝送速度によるビタビ復号処理が
復号処理部616、617、618、619で行われ
る。この復号処理の結果を元に伝送速度の判定を行うこ
とになる。ここでは、復号処理の後にテールビットを除
去して、再符号化器621、624、626、627で
再符号化を行い、受信信号と比較することでシンボル誤
り率を求めることにより伝送速度を判定する伝送速度判
定手段と、CRCビットを含めて9.2、4.4(kb
ps)を伝送速度とする場合にはCRCのチェックを行
うことで伝送速度を判定する伝送速度判定手段とを併用
する伝送速度判定回路628による構成を示している。
この伝送速度の判定結果に基づいて、所望の伝送速度の
復号用テールビットとCRCビットを除去した情報
(9.2、4.4kbpsのときはCRC除去回路62
2、625の出力)が切替え手段629で選択されて復
号信号となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成にお
いては、受信機はどの伝送速度の情報が送信されている
かの判定を復号処理後に行っている。この場合、復号処
理後に各々で再符号化した結果と受信信号との間でのシ
ンボル誤り率を4種類の伝送速度で比較したり、CRC
のチェックをしたりする処理により、伝送速度を判定し
て所望の伝送速度での再生信号を得ることになる。した
がって、受信機において受信された信号を複数の復号処
理部に分配して複数の復号処理を並列に行うことになる
ために復号処理部が複雑になっている。
【0009】従来のセルラーシステムにおいては音声程
度の伝送であったためにその復号処理部は実現可能なレ
ベルであったが、より高速な伝送速度が求められるシス
テム、例えばMPEG2相当の動画像伝送の可能なFP
LMTS(Future Public Land Mobile Telecommunicat
ion Systems)のフェーズ2に求められているシステム
においては、1チャネル当たり最大で数Mbps程度の
伝送速度を持つ情報信号の復号処理部を実現する必要が
あるために、より高速な処理が求められる。また、この
ような高速な伝送システムにおいては選択する伝送速度
の種類が増加することが想定される。この場合、従来の
システムでは選択する伝送速度の種類が増加する毎に復
号処理部の並列数を増加する必要があるためにさらに実
現が困難となる。さらに、従来の構成ではフレーム内が
ある固定の情報列、例えばオール0のような場合にCR
Cでは伝送速度が判定不能になる場合がある。このため
にコンピュータデータ等の低い誤り率が要求される送信
に対しては何らかの対策なしに送信することは難しい。
【0010】そこで、本発明は、復号処理を複数の伝送
速度で施すことなく、また、フレーム内の情報列がどの
ような構成であっても伝送速度の判定が行なえるブライ
ンド型可変レートデータ伝送が可能なスペクトラム拡散
通信装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスペクトラム拡散通信装置は、基準となる
伝送速度が定められており、フレーム単位で可変レート
伝送を行うことのできるスペクトラム拡散通信装置であ
って、前記基準となる伝送速度以下の情報伝送速度を有
する入力信号についてシンボル繰り返しを行って、前記
基準となる伝送速度の繰り返し信号を出力する信号繰り
返し手段と、少なくとも2種類以上の互いに独立なラン
ダム符号系列を発生する符号発生手段と、該符号発生手
段から出力される2種類以上の互いに独立なランダム符
号系列を、当該入力信号の情報伝送速度に応じた切替え
パターンであって、情報信号の区切りに依らずに各伝送
速度に共通の長さを有する切替えパターンにより切り替
えて出力する切替え手段と、該切替え手段から出力され
る符号系列を前記繰り返し信号に乗算する手段とを備え
る送信機を有することを特徴とする。また、前記切替え
パターンは直交行列の各々の行で構成された直交符号に
対応したパターンとされている。さらに、前記切替え手
段は、前記入力信号が基準となる伝送速度であるとき、
その切替えパターンを、一種類のランダム符号系列若し
くは時間間隔で隣り合う拡散符号系列が常に互いに独立
ランダム符号系列のいずれか一方のパターンとしてい
る。
【0012】さらにまた、上記目的を達成するために、
本発明のスペクトラム拡散通信装置は、基準となる伝送
速度が定められており、フレーム単位で可変レート伝送
を行うことのできるスペクトラム拡散通信装置であっ
て、少なくとも2種類以上の互いに独立なランダム符号
系列を発生する符号発生手段と、受信信号を複数に分配
する分配手段と、前記分配された各々の経路上で対応す
る前記ランダム符号系列と前記受信信号とを乗算する乗
算手段と、該乗算手段による乗算結果を情報信号の区切
りに依らずに各伝送速度で共通の時間で区切り、該区切
られた乗算結果に基づいて、前記受信信号が、どの伝送
速度に対応するランダム符号系列切替えパターンで拡散
されているかを推定する伝送速度推定手段と、該伝送速
度推定手段による推定結果を記憶する記憶手段と、少な
くとも二回以上の伝送速度推定により当該伝送速度の判
定を行う伝送速度判定手段と、該伝送速度判定手段の判
定結果に基づき当該受信信号を積算する積算手段と、前
記伝送速度判定手段の判定結果に基づき前記積算手段の
出力の復号処理を行う復号手段とを備える受信機を有す
ることを特徴とする。
【0013】さらにまた、上記目的を達成するために、
本発明のスペクトラム拡散通信装置は、入力信号の情報
伝送速度と伝搬環境との両方あるいはいずれか一方に応
じて、入力信号を1または複数に分配する分配手段と、
該分配手段の出力が入力される複数の送信部とを有し、
該複数の送信部からの出力を加算して送信する送信手段
と、受信信号を1または複数に分配する分配手段と、該
分配手段の出力が入力される複数の受信部とを有し、該
複数の受信部からの出力を結合して出力する受信手段と
を備え、前記複数の送信部は、それぞれランダム符号系
列が互いに独立な前記請求項1〜3のいずれか1項にお
ける送信機とされており、前記複数の受信部は、それぞ
れランダム符号系列が互いに独立な前記請求項4におけ
る受信機とされていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明によるスペクトラム拡散通
信装置の一実施の形態について、添付図面を参照して詳
細に説明する。図1には本発明におけるスペクトラム拡
散通信装置の送信機及び受信機の構成が示されている。
なお、ここでの情報変調はBPSK変調とする。また、
2種類のランダム符号系列PN1、PN2の切替えによ
り伝送速度を判定する場合を示している。
【0015】図1において、複数の伝送速度を取り得る
情報信号111は復号用テールビット付加部112にお
いて符号化処理時の拘束長に応じてフレームの終わりに
オール0が付加される。例えば、従来例のIS95方式
と同様の拘束長であれば8ビットの0が付加されること
になる。次に、符号化処理部113において畳込み符号
化が行われた後に、情報変調部114で例えばBPSK
等の情報変調処理がなされる。その後、前述と同様のシ
ンボルの繰り返し処理が行われ、全ての伝送速度の情報
信号が基準となる伝送速度に統一される。その後、イン
タリーブ部116で情報信号のバースト的な誤りを減ら
す目的でインタリーブ処理が行われる。次に、同一経路
上に少なくとも2種類以上のランダム符号系列の発生が
可能な拡散符号発生器117で発生したランダム符号系
列を伝送速度に応じた切替パターンに従って切替えて出
力する切替え手段118から出力される拡散符号系列と
乗算されることで拡散信号119が得られる。この切替
え手段118の切替えパターンについては後述する。
【0016】なお、本実施の形態においては前述した従
来の送信機に示された幾つかの処理を省略しているが、
本提案方式を満足する形で付加することが可能である。
例えば、従来の送信機においてCRC付加部512が示
されているがCRCによる情報信号の誤り検出を行うた
めに付加しても良い。また、インターリーブ後にユーザ
識別のためのロングコードの加算処理が省略されている
がこれも同様に付加しても構わない。この後の直交変換
も同様である。さらに従来例ではI、Q相で拡散処理を
行っているが、この場合にはI、Q相の各々に2種類の
拡散系列を割り当てることになる。また、本実施の形態
においては、符号化部113の後に情報変調部114を
構成したが、拡散処理後に情報変調を行うような構成も
可能である。また、BPSK変調でなくQPSK変調を
行う場合には、I、Q相の各々に少なくとも2種類以上
の拡散符号系列発生手段が用意されることになる。この
場合、I、Q相に使用される拡散符号系列が共通であっ
ても異なっていても構わない。
【0017】一方、受信機側において、送信機側におけ
る拡散処理直後と同様の状態を示す受信信号120は2
つに分配され、各々の経路で送信機側で用いられた2種
類のランダム符号系列PN1、PN2のいずれかを発生
する逆拡散符号発生器121、122により乗算され
る。各乗算された信号は伝送速度推定部123に入力さ
れ、この伝送速度推定部123はどの伝送速度のランダ
ム符号系列切替えパターンで拡散されているかを推定し
て、この結果を推定結果記憶手段124に記憶する。こ
こで、少なくとも2回以上の伝送速度の推定結果が記憶
された後に伝送速度判定部125でどの伝送速度の情報
信号であるかの判定がなされる。この判定結果を元に、
遅延器126、127で該判定に要する期間だけ遅延さ
れた乗算後の信号が切替え手段128で伝送速度に応じ
て切替え選択された後にデインターリーブ部129でデ
インターリーブされ、伝送速度に応じた積算がなされ
る。ここでは伝送速度を伝える制御信号が破線で示され
ている。次に、伝送速度の判定結果に応じて情報復調部
130で情報の復調がなされた後に復号処理部131で
伝送速度に応じた復号処理がなされ復号信号132が得
られる。なお、切替手段128にて伝送速度に応じて切
り替え選択された信号を積算した後、デインターリーブ
するようにしてもよい。
【0018】なお、本実施の形態の受信機においては、
送信機側の付加及び変更に応じて、機能を付加及び変更
することが可能である。したがって、前記図7の従来の
受信機において示された幾つかの機能が省かれている。
これらは送信機側に機能が付加されることにより追加さ
れる。例えば、送信側でCRC付加部が追加されるとC
RCチェック回路が追加される。ただし、CRCチェッ
ク時に伝送速度は既知となっているので伝送速度に応じ
た変更手段を有していれば一種類の伝送速度でのCRC
チェック処理を行うことになる。また、送信側において
ユーザ識別のためのロングコードが付加されていれば、
ロングコードをはずすための処理等を行う必要がある。
【0019】図2は、フレーム内の情報信号を拡散する
際に、前記切替え手段118において、情報信号の伝送
速度に応じてどのようにランダム符号系列PN1、2が
選択されているかの一例を示す図である。この図におい
て、拡散前の符号化情報信号を図中左側に示し、それに
対応する拡散後の符号化情報信号をその右側に示してい
る。ここでは、基準となる伝送速度をa(sps)とし
て、従来と同様に4種類の伝送速度を取り得る場合につ
いて図示している。また、プリアンブル信号、復号化用
テールビット信号等がフレーム内の構成要素となること
が想定されるが図示は省略する。また、切替えパターン
の構成要素が0のときにPN1、1のときにPN2を選
択するものとする。
【0020】図示する例においては、伝送速度a(sp
s)の際の信号はPN1だけで拡散されて、PN2では
拡散されない。したがって、a(sps)の場合は00
00が切替えパターンとなっている。このように、基準
となる伝送速度でこのパターンを採用すれば受信側で伝
送速度が判定された後は従来通りに逆拡散符号系列を切
替えずに受信可能となり、基準となる伝送速度以下の場
合に切替えを行うことになるので、回路負荷が最も重い
基準速度時の負荷軽減となる。
【0021】また、伝送速度がa/2(sps)の場合
は、図示するように切替えパターンが0101となり、
同一データがPN1、PN2の順で1/a(sec.)
づつ拡散される。なお、このパターンのように時間間隔
で隣り合う拡散符号系列が常に異なるランダム符号系列
となるパターンを基準となるa(sps)に用いた場合
には、2シンボル期間以内の遅延波の分離が可能とな
る。
【0022】また、伝送速度がa/4(sps)の場合
は、初めにPN1で2/a(sec.)の間拡散された
後にPN2で2/a(sec.)の間拡散される。この
a/4(sps)の場合も、a/2(sps)と同様
に、PN1、PN2で拡散される間は同一データであ
る。最後に、レートa/8(sps)の場合は、同一デ
ータが繰り返されるa/8(sec.)の1/a(se
c.)まではPN1、1/aからは2/a(sec.)
間隔でPN2、PN1、PN2で拡散されて最後は1/
a(sec.)の間PN1で拡散される。
【0023】図3は、前記切替パターンの一例を示す図
であり、前記図2の伝送速度毎の切替えパターンは、図
3に示した4×4のアダマール行列の各行をaは1行
目、a/2は2行目というように割り当てている。ま
た、図3に併記した8×8のアダマール行列を拡散符号
系列切替え用パターンに用いれば8/a(sec.)毎
に8種類のレートを選択することも可能である。このよ
うに、各切替パターンを直交行列の各々の行で構成され
た直交符号に対応するパターンとすることにより、伝送
速度判定の際に各伝送速度間での確からしさを一様にす
ることができる。なお、ここでは各レート間のPN1、
PN2の発生パターンが直交するようにアダマール行列
を用いているが直交することにこだわらなければ、例え
ば4/a(sec.)の発生パターンで16種類のレー
トを判定することも可能である。
【0024】次に、前記図2に示した場合と同様に4種
類の伝送速度の情報信号である可能性のある送信信号を
受信した受信機における伝送速度判定手順の一例を図4
に示す。ここで、4/a(sec.)の符号数をQ(c
hip)と置き、Qチップ単位で伝送速度推定処理を行
っているものとする。なお、この伝送速度推定の単位
は、これに限られることはなく、伝送速度の種類や拡散
符号の切替パターンに応じて、適宜決定することができ
る。なお、ここでは、伝送速度の判定条件を満した時、
または、フレームの終わりまで伝送速度推定を繰り返し
た時に伝送速度を判定する場合について示している。
【0025】前記伝送速度推定部123では、PN1、
PN2と乗算された各受信信号120について、それぞ
れQ/4チップづつ積算した後にそれらの絶対値をとる
(S1、S2)。次に、4/a(sec.)間でPN1
とPN2の発生パターンが伝送速度a(sps)の条件
を満たしている場合、 推定結果記憶手段124でカウ
ンターaを+1する(S3、S4)。a/2、a/4、
a/8についても同様に4/a(sec.)間隔で条件
を満たしているかの判定を伝送速度推定部123で行
い、条件を満たしている場合には推定結果記憶部124
で各々のカウンターであるb、c、dを+1する(S
6,S7、S9,S10、S12,S13)。すなわ
ち、Q/4チップ(1/a(sec.)に対応する)の
受信信号とPN1およびPN2との相関出力の絶対値が
前記切替パターンのいずれに対応しているのかを判定す
る。そして、いずれかの切替パターンに一致していると
きには対応するカウンタをインクリメントする。
【0026】そして、条件が満たされた伝送速度に関し
ては、カウンタの計数値がその伝送速度であると判定す
るための閾値を超えたかどうかを伝送速度判定部125
で確認する(S5、S8、S11、S14)。この時に
推定結果記憶手段124の所望伝送速度のカウンタの値
が閾値を超えていた場合にはその伝送速度で送信された
情報信号であると判定する。また、フレームの終わりま
で判定を繰り返してもレートが判定閾値を超えない場合
には、どの伝送速度のカウンタが最も高い値を示してい
るかを比較することで伝送速度を判定する(S15、S
16、S17、S18)。
【0027】なお、ここではフレームの終わりまで推定
を繰り返す場合を示したが、フレームを超えない所定回
数で伝送速度の推定を打ち切っても構わない。また、こ
こでは伝送速度を常に確定することとしているが、閾値
等の条件を満たさない場合には伝送速度判定不能として
処理することも可能である。さらに、推定を電力値で行
うとか、推定値をその値のままで加算した結果で判定を
行う等、他の方法での判定も可能となる。
【0028】このように、スペクトラム拡散通信装置に
おけるスペクトラム拡散送信機、およびスペクトラム拡
散受信機を構成することにより、パイロット信号、プリ
アンブル信号などに伝送速度情報を付加することなく、
伝送速度の判定を行うことができる。さらに、復号処理
以前に伝送速度の判定が行われるために、復号処理を所
望のレートでのみ行えば良いので復号処理部を簡略化す
ると共に、その処理量を削減できる。さらに、伝送速度
推定を行う周期を長くすることで容易に多種類の伝送速
度を判定できるようになる。
【0029】以上の説明においては、入力信号の伝送速
度が前記基準となる伝送速度以下であるものとして説明
したが、入力信号の伝送速度が前記基準となる伝送速度
よりも高速であるときにおいても本発明を適用すること
が可能である。また、入力信号の伝送速度が前記基準と
なる伝送速度以下の場合であっても、伝搬環境に応じて
当該伝送速度を変更する(低下させる)ことが必要とな
る場合がある。このような各場合に対処できるようにし
た本発明の他の実施の形態について、図5を参照して説
明する。
【0030】図5は、本発明のこの実施の形態の一構成
例を示すブロック図である。この図において、前記図1
に示した構成要素と同一の構成要素には同一の番号を付
して説明の重複を避けることとする。図示するように、
この実施の形態においては、各チャネルに対応した複数
の送信部301〜30nおよび複数の受信部401〜4
0nが設けられている。各送信部301〜30nは同一
の構成とされており、それぞれ、前記図1に示した復号
用テールビット付加部112〜切替手段118が設けら
れている。また、212は送信側制御信号211により
制御され、入力される情報信号111を前記複数の送信
部301〜30nのうちの所定数の送信部に分配する分
配処理部である。
【0031】例えば、入力情報信号の伝送速度が前記基
準となる伝送速度よりも高速であるときには、前記送信
側制御信号211により、前記送信部301〜30nの
うち該入力信号111の伝送速度に対応する数の送信部
に前記入力信号を分配して、各送信部において並列に当
該情報信号について送信処理を行い、各送信部301〜
30nの出力を加算して拡散信号119を送信すること
ができる。また、伝搬状態が悪化して、所定の伝送速度
では所定の通信品質を期待することができない場合に
は、前記送信側制御信号211により、複数の送信部に
入力信号を分配し、複数のチャネルを使用して、低伝送
速度で当該入力信号を送信することができる。なお、入
力信号の通信品質が満たされた際の伝送速度が基準伝送
速度以下であるときには、前記送信部301〜30nの
うちの任意の1つに該入力信号を入力する。この場合
は、前述した図1の場合と同様の動作となる。
【0032】一方、受信側装置においては、送信機から
送信される前記拡散信号119に対応する受信信号12
0が受信され、該受信信号120は並列に設けられた受
信部401〜40nに並列に入力される。各受信部40
1〜40nはいずれも同一の構成とされており、基本的
に前記図1に示した受信機と同一の構成とされている。
ただし、前記伝送速度推定部123、推定結果記憶手段
124および伝送速度判定部125に代えて、チャネル
有無判定及び伝送速度推定部223、チャネル及び伝送
速度推定結果記憶手段およびチャネル及び伝送速度判定
部225とされている。前記チャネル有無判定及び伝送
速度推定部223は、当該受信部に割り当てられたチャ
ネルに受信すべき信号があるか否かを判定するとともに
前記伝送速度推定部123と同様に当該チャネルの伝送
速度の推定を行う。また、チャネル及び伝送速度推定結
果記憶手段224及びチャネル及び伝送速度判定部22
5も、当該チャネルに受信すべき信号があるか否かを判
定するとともに、前記伝送速度推定結果記憶手段124
および前記伝送速度判定部125と同一の処理を行う。
前述の場合と同様にして、前記各受信部401〜40n
において並列にそれぞれのチャネルの信号の受信処理が
行われ、各受信部401〜40nの出力は、結合処理部
231において再びもとの伝送速度の信号に復元され
て、復号信号132とされる。
【0033】また、226は前記切替手段128からの
出力信号から伝搬路状態を推定する伝搬路推定部であ
り、各受信部401〜40nにおける伝搬路推定部22
6の出力は加算されて受信側チャネル制御信号232と
して出力される。前述のように、伝搬路状態に応じて伝
送速度を変更する場合には、この受信側チャネル制御信
号232を前記送信側チャネル制御信号211とする。
また、この受信側チャネル制御信号自体を送信側に伝送
するようにしてもよい。
【0034】なお、以上の説明においては、PN1およ
びPN2の2種類のランダム符号系列を入力信号の伝送
速度に対応した切替パターンで切り替えて得られる拡散
符号系列を用いる場合について説明したが、3種類以上
のランダム符号系列を使用し、これらを所定のパターン
で切り替えて得られる拡散符号系列を使用するようにし
てもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスペクト
ラム拡散通信装置によれば、送信機に、基準となる伝送
速度以下の伝送速度の入力信号についてシンボル繰り返
しを行って、基準となる伝送速度の繰り返し信号を出力
する信号繰り返し手段と、少なくとも2種類以上のラン
ダム符号系列を発生する符号発生手段から出力される2
種類以上のランダム符号系列を当該入力信号の情報伝送
速度に応じた所定の切替えパターンで情報信号の区切り
に依らずに切り替えて出力する切替え手段とを具備した
ことにより、パイロット信号、プリアンブル信号などに
伝送速度情報を付加することなく、伝送速度の判定を行
うことができ、復号処理以前に伝送速度の判定が行われ
るために、復号処理を所望のレートでのみ行えば良いの
で復号器を簡略化すると共に、その処理量を削減できる
上に、伝送速度推定を行う周期を増やすことで容易に多
種類の伝送速度を判定できるという優れた効果を奏す
る。
【0036】また、前記切替えパターンを直交符号に対
応したパターンとすることで、伝送速度判定の際に各伝
送速度間での確からしさを一様とすることができ、各伝
送速度間での判定誤りを一様にするという優れた効果を
奏する。さらに、入力信号が基準となる伝送速度である
ときに、一種類のランダム符号系列による切替えパター
ンを用いることにより、判定後の処理が最も高速になる
際の逆拡散処理を容易にするという優れた効果を奏す
る。また、基準となる伝送速度における一シンボル周期
を超える遅延波の分離等が困難な場合には、一種類のラ
ンダム符号系列ではなく時間間隔で隣り合う拡散符号系
列が常に異なるランダム符号系列となるような切替えパ
ターンとすることで、この逆拡散処理の時点で少なくと
も2シンボル周期を超えない遅延波の分離を行うことも
できるという優れた効果を奏する。
【0037】さらにまた、データの区切りに依らずに各
伝送速度で共通の時間で区切り、その時間内でどの伝送
速度のランダム符号系列切替えパターンで拡散されてい
るかを推定する伝送速度推定手段と、この推定結果を記
憶する記憶手段と、少なくとも二回以上の伝送速度推定
により伝送速度判定を行う伝送速度判定手段と、その判
定結果に基づき復号処理を行う復号手段を有するスペク
トラム拡散通信用受信機によれば、上述の送信機におい
て送信された信号の伝送速度を精度良く判定することが
できるという優れた効果を奏する。さらにまた、入力さ
れた情報の伝送速度が基準となる伝送速度以上の場合お
よび/または伝搬環境に応じた伝送速度の変更手段を有
している場合に、上述のスペクトラム拡散通信装置を一
つのチャネルとして複数有することにより、基準となる
伝送速度を超えるような伝送速度の情報が伝送できるよ
うになるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスペクトラム拡散通信装置の一実施の
形態におけるスペクトラム拡散送信機及びスペクトラム
拡散受信機の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図1に示したスペクトラム拡散送信機におい
て、拡散前と拡散後のフレーム構成の一例を示す図であ
る。
【図3】ランダム符号系列切替えに用いる直交行列の具
体的な例を示す図である。
【図4】図1に示したスペクトラム拡散受信機におけ
る、伝送速度推定部、推定結果記憶手段、伝送速度判定
部での具体的な伝送速度判定方法を示す状態図である。
【図5】本発明のスペクトラム拡散通信装置の他の実施
の形態の構成例を示すブロック図である。
【図6】ディジタルセルラ方式の携帯電話システムの基
地局のトラヒックチャネルの送信部の従来の構成例を示
すブロック図である。
【図7】ディジタルセルラ方式の携帯電話システムの移
動機の受信部の従来の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
111、511 情報信号 112、513 復号用テールビット付加部 512 CRC付加部 113、514 符号化処理部 114 情報変調部 115、515 シンボル繰り返し部 116、516 インタリーブ部 117、521、522 拡散符号発生器 118、128、629 切替え手段 119 拡散信号 120 受信信号 121、122 逆拡散符号発生器 123 伝送速度推定部 124 推定結果記憶手段 125、628 伝送速度判定部 126、127 遅延器 129、615 デインタリーブ部 130 情報復調部 131、616、617、618、619 復号処理部 132 復号信号 211 送信側チャネル制御信号 212 分配処理部 223 チャネル有無判定及び伝送速度推定部 224 チャネル及び伝送速度推定結果記憶手段 225 チャネル及び伝送速度判定部 226 伝搬路推定部 231 結合処理部 232 受信側チャネル制御信号 301〜30n 送信部 401〜40n 受信部 517 ロングコード発生器 518、519 コード変換器 520 マルチプレクサ 523 送信信号 611 デマルチプレクサ 612、613 コード変換器 614 ロングコード発生器 620、623 CRCチェック回路 621、624、626、627 再符号化器 622、625 CRC除去回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04B 7/24 - 7/26 H04J 13/00 - 13/06 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準となる伝送速度が定められており、
    フレーム単位で可変レート伝送を行うことのできるスペ
    クトラム拡散通信装置であって、 前記基準となる伝送速度以下の情報伝送速度を有する入
    力信号についてシンボル繰り返しを行って、前記基準と
    なる伝送速度の繰り返し信号を出力する信号繰り返し手
    段と、 少なくとも2種類以上の互いに独立なランダム符号系列
    を発生する符号発生手段と、 該符号発生手段から出力される2種類以上の互いに独立
    ランダム符号系列を、当該入力信号の情報伝送速度に
    応じた切替えパターンであって、情報信号の区切りに依
    らずに各伝送速度に共通の長さを有する切替えパターン
    により切り替えて出力する切替え手段と、 該切替え手段から出力される符号系列を前記繰り返し信
    号に乗算する手段とを備える送信機を有することを特徴
    とするスペクトラム拡散通信装置。
  2. 【請求項2】 前記切替えパターンは直交符号に対応し
    たパターンとされていることを特徴とする前記請求項1
    記載のスペクトラム拡散通信装置。
  3. 【請求項3】 前記切替え手段は、前記入力信号が基準
    となる伝送速度であるとき、その切替えパターンを、
    種類のランダム符号系列若しくは時間間隔で隣り合う拡
    散符号系列が常に互いに独立なランダム符号系列のいず
    れか一方のパターンとすることを特徴とする前記請求項
    1または2に記載のスペクトラム拡散通信装置。
  4. 【請求項4】 基準となる伝送速度が定められており、
    フレーム単位で可変レート伝送を行うことのできるスペ
    クトラム拡散通信装置であって、 少なくとも2種類以上の互いに独立なランダム符号系列
    を発生する符号発生手段と、 受信信号を複数に分配する分配手段と、 前記分配された各々の経路上で対応する前記ランダム符
    号系列と前記受信信号とを乗算する乗算手段と、 該乗算手段による乗算結果を情報信号の区切りに依らず
    に各伝送速度で共通の時間で区切り、該区切られた乗算
    結果に基づいて、前記受信信号が、どの伝送速度に対応
    するランダム符号系列切替えパターンで拡散されている
    かを推定する伝送速度推定手段と、 該伝送速度推定手段による推定結果を記憶する記憶手段
    と、 少なくとも二回以上の伝送速度推定により当該伝送速度
    の判定を行う伝送速度判定手段と、 該伝送速度判定手段の判定結果に基づき当該受信信号を
    積算する積算手段と、前記伝送速度判定手段の判定結果
    に基づき前記積算手段の出力の復号処理を行う復号手段
    とを備える受信機を有することを特徴とするスペクトラ
    ム拡散通信装置。
  5. 【請求項5】 入力信号の情報伝送速度と伝搬環境との
    両方あるいはいずれか一方に応じて、入力信号を1また
    は複数に分配する分配手段と、該分配手段の出力が入力
    される複数の送信部とを有し、該複数の送信部からの出
    力を加算して送信する送信手段と、 受信信号を1または複数に分配する分配手段と、該分配
    手段の出力が入力される複数の受信部とを有し、該複数
    の受信部からの出力を結合して出力する受信手段とを備
    え、 前記複数の送信部は、それぞれランダム符号系列が互い
    に独立な前記請求項1〜3のいずれか1項における送信
    機とされており、 前記複数の受信部は、それぞれランダム符号系列が互い
    に独立な前記請求項4における受信機とされていること
    を特徴とするスペクトラム拡散通信装置。
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