JP2972307B2 - 障害フレーム除去方式 - Google Patents
障害フレーム除去方式Info
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- JP2972307B2 JP2972307B2 JP2245522A JP24552290A JP2972307B2 JP 2972307 B2 JP2972307 B2 JP 2972307B2 JP 2245522 A JP2245522 A JP 2245522A JP 24552290 A JP24552290 A JP 24552290A JP 2972307 B2 JP2972307 B2 JP 2972307B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は障害フレーム除去方式、特にループ型ネット
ワークにおける障害フレーム除去方式に関する。
ワークにおける障害フレーム除去方式に関する。
従来、ループ型ネットワークにおいては、一つのノー
ドステーションから送信されたフレームがループ型の伝
送路上を一周して、再び送信したノードステーションに
戻ってきたときに、フレームに含まれる発信元アドレス
(SA)を検出して、そのフレームを引取り、伝送路上か
ら除去している。
ドステーションから送信されたフレームがループ型の伝
送路上を一周して、再び送信したノードステーションに
戻ってきたときに、フレームに含まれる発信元アドレス
(SA)を検出して、そのフレームを引取り、伝送路上か
ら除去している。
上述したループ型ネットワークの従来のノードステー
ションでは、フレーム送信直後のノードステーションの
障害や送信フレームのSAのビット誤り等により、送信し
たノードステーションが不明の障害フレームが発生する
と、どのノードステーションでも除去されず、ループ型
の伝送路上を無限に周回し続ける可能性があり、更に障
害フレームが例えば同報フレームの場合には、全ノード
ステーションはそのフレームを無限に受信し続けること
になり、ノードステーションが過負荷となって、警報を
出力して始めて障害フレームの存在が判り、処理しなけ
ればならないという欠点がある。
ションでは、フレーム送信直後のノードステーションの
障害や送信フレームのSAのビット誤り等により、送信し
たノードステーションが不明の障害フレームが発生する
と、どのノードステーションでも除去されず、ループ型
の伝送路上を無限に周回し続ける可能性があり、更に障
害フレームが例えば同報フレームの場合には、全ノード
ステーションはそのフレームを無限に受信し続けること
になり、ノードステーションが過負荷となって、警報を
出力して始めて障害フレームの存在が判り、処理しなけ
ればならないという欠点がある。
本発明の障害フレーム除去方式は、ループ型ネットワ
ークシステムのノードステーションにおける障害フレー
ム除去方式において、最も新しく受信した複数のデータ
フレームのそれぞれのフレームチェックシーケンスを格
納する前記複数の格納手段と、この複数の格納手段に格
納されたフレームチェックシーケンスが同一であるとき
一致信号を出力する比較手段と、受信データフレームの
内の未処理のデータフレームを計数し予め設定した一定
数に達したとき溢れ信号を出力する計数手段と、前記一
致信号と溢れ信号とを入手したとき受信データフレーム
を予定め設定してある一定時間の間破棄して中断しない
中断手段とを有することにより構成される。
ークシステムのノードステーションにおける障害フレー
ム除去方式において、最も新しく受信した複数のデータ
フレームのそれぞれのフレームチェックシーケンスを格
納する前記複数の格納手段と、この複数の格納手段に格
納されたフレームチェックシーケンスが同一であるとき
一致信号を出力する比較手段と、受信データフレームの
内の未処理のデータフレームを計数し予め設定した一定
数に達したとき溢れ信号を出力する計数手段と、前記一
致信号と溢れ信号とを入手したとき受信データフレーム
を予定め設定してある一定時間の間破棄して中断しない
中断手段とを有することにより構成される。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第
1図の実施例に用いられるデータフレームの形成図、第
3図は第1図の実施例が適用されるネットワークシステ
ムの一例を示す構成図である。第2図に示すデータフレ
ームは宛先アドレス(DA)21,発信元アドレス(SA)22,
データ23およびフレームチェックシーケンス(FCS)24
を含む構成になっている。第3図はノードステーション
1,2〜4が伝送路5,6〜8により接続されループ型ネット
ワークシステムを構成していることを示している。第1
図の実施例は第3図のノードステーション1を例として
示されている。ノードステーション1は伝送路5からフ
レームを受信し、伝送路6へフレームを送信する。
1図の実施例に用いられるデータフレームの形成図、第
3図は第1図の実施例が適用されるネットワークシステ
ムの一例を示す構成図である。第2図に示すデータフレ
ームは宛先アドレス(DA)21,発信元アドレス(SA)22,
データ23およびフレームチェックシーケンス(FCS)24
を含む構成になっている。第3図はノードステーション
1,2〜4が伝送路5,6〜8により接続されループ型ネット
ワークシステムを構成していることを示している。第1
図の実施例は第3図のノードステーション1を例として
示されている。ノードステーション1は伝送路5からフ
レームを受信し、伝送路6へフレームを送信する。
第1図のノードステーション1はフレーム受信セレク
タ10,フレーム受信部11,フレーム中継部12,未処理フレ
ームカウンタ13,3台のFCS格納部14,15および16,フレー
ム処理部17,FCS比較部18,障害フレーム検出部19および
フレーム送信セレクタ20を有して構成される。フレーム
受信セレクタ10は伝送路5から自局が受信すべきフレー
ムを受信すると、フレーム受信部11に受信フレームを送
り、中継すべきフレームを受信すると、フレーム中継部
12にそのフレームを送る。フレーム中継部12はフレーム
受信セレクタ10から中継すべきフレームを受けると、フ
レーム送信セレクタ20にそのフレームを送る。フレーム
受信部11はフレーム受信セレクタ10からデータフレーム
を受けると、未処理フレームカウンタ13にカウントアッ
プの通知をすると共にFCS格納部14,15および16にそのデ
ータフレームのFCSを送り、更に、データフレームをフ
レーム処理部17に送る。フレーム処理部17はフレームを
受けるとフレームの内容に従って処理を行ない、データ
フレームの処理を完了すると未処理フレームカウンタ13
にカウントダウンの通知をする。フレーム送信セレクタ
20は、通常はフレーム中継部12からのフレームを受けた
ときはこのフレームを、また、フレーム処理部から自局
発で他局宛のフレームを受けたときはそのフレームを伝
送路6に送信する。FCS格納部14,15および16はフレーム
受信部11が最新に受信したデータフレームのFCSの3個
分だけを、FCS格納部14→FCS格納部15→FCS格納部16→F
CS格納部14→FCS格納部15→…のように、循環して格納
していく。FCS比較部18は3台のFCS格納部14,15および1
6の内容を常に比較していて、3台の内容が一致、即ち
3回連続して同じFCSを持つデータフレームが受信され
たときに、障害フレーム検出部19に一致信号を出力す
る。未処理フレームカウンタ13は内蔵するカウンタをフ
レーム受信部11からのカウントアップ通知によりカウン
トアップし、フレーム処理部17からのカウントダウン通
知によりカウントダウンしているが、内蔵するカウンタ
の値が予め定められた値に達すると、即ち未処理フレー
ム数が一定数に達すると溢れ信号を障害フレーム検出部
19に出力する。障害フレーム検出部19は未処理フレーム
カウンタ13からの溢れ信号を受け、かつFCS比較部18か
ら一致信号を受けると、短期間に同じデータフレームを
少くとも3回に亘って連続して受信したことにより、障
害フレームの発生であると判定し、障害フレームを除去
する必要があると認識して、フレーム中継部12に少くと
もフレームのシステム一周の時間分の中継の中断を指示
する。
タ10,フレーム受信部11,フレーム中継部12,未処理フレ
ームカウンタ13,3台のFCS格納部14,15および16,フレー
ム処理部17,FCS比較部18,障害フレーム検出部19および
フレーム送信セレクタ20を有して構成される。フレーム
受信セレクタ10は伝送路5から自局が受信すべきフレー
ムを受信すると、フレーム受信部11に受信フレームを送
り、中継すべきフレームを受信すると、フレーム中継部
12にそのフレームを送る。フレーム中継部12はフレーム
受信セレクタ10から中継すべきフレームを受けると、フ
レーム送信セレクタ20にそのフレームを送る。フレーム
受信部11はフレーム受信セレクタ10からデータフレーム
を受けると、未処理フレームカウンタ13にカウントアッ
プの通知をすると共にFCS格納部14,15および16にそのデ
ータフレームのFCSを送り、更に、データフレームをフ
レーム処理部17に送る。フレーム処理部17はフレームを
受けるとフレームの内容に従って処理を行ない、データ
フレームの処理を完了すると未処理フレームカウンタ13
にカウントダウンの通知をする。フレーム送信セレクタ
20は、通常はフレーム中継部12からのフレームを受けた
ときはこのフレームを、また、フレーム処理部から自局
発で他局宛のフレームを受けたときはそのフレームを伝
送路6に送信する。FCS格納部14,15および16はフレーム
受信部11が最新に受信したデータフレームのFCSの3個
分だけを、FCS格納部14→FCS格納部15→FCS格納部16→F
CS格納部14→FCS格納部15→…のように、循環して格納
していく。FCS比較部18は3台のFCS格納部14,15および1
6の内容を常に比較していて、3台の内容が一致、即ち
3回連続して同じFCSを持つデータフレームが受信され
たときに、障害フレーム検出部19に一致信号を出力す
る。未処理フレームカウンタ13は内蔵するカウンタをフ
レーム受信部11からのカウントアップ通知によりカウン
トアップし、フレーム処理部17からのカウントダウン通
知によりカウントダウンしているが、内蔵するカウンタ
の値が予め定められた値に達すると、即ち未処理フレー
ム数が一定数に達すると溢れ信号を障害フレーム検出部
19に出力する。障害フレーム検出部19は未処理フレーム
カウンタ13からの溢れ信号を受け、かつFCS比較部18か
ら一致信号を受けると、短期間に同じデータフレームを
少くとも3回に亘って連続して受信したことにより、障
害フレームの発生であると判定し、障害フレームを除去
する必要があると認識して、フレーム中継部12に少くと
もフレームのシステム一周の時間分の中継の中断を指示
する。
なお本実施例ではデータフレーム等の有効なフレーム
の間には何も伝送されないものとしたが、フレーム間に
アイドルパターンを伝送する方式の場合には上述の中継
の中断中にアイドルパターンを送信するようにしても一
向に拘わない。
の間には何も伝送されないものとしたが、フレーム間に
アイドルパターンを伝送する方式の場合には上述の中継
の中断中にアイドルパターンを送信するようにしても一
向に拘わない。
以上説明したように本発明は、受信した複数のデータ
フレームのFCSの比較と受信したデータフレームの未処
理の数とから障害フレームを検出して、ノードステーシ
ョンでの中継を一定時間中断することにより、障害フレ
ームを除去できるので、ループ型ネットワークシステム
の特定のノードステーションに本発明の設備を設けるこ
とにより伝送路の障害フレームによる各ノードステーシ
ョンでの受信処理および冗送処理を軽減できる効果があ
る。
フレームのFCSの比較と受信したデータフレームの未処
理の数とから障害フレームを検出して、ノードステーシ
ョンでの中継を一定時間中断することにより、障害フレ
ームを除去できるので、ループ型ネットワークシステム
の特定のノードステーションに本発明の設備を設けるこ
とにより伝送路の障害フレームによる各ノードステーシ
ョンでの受信処理および冗送処理を軽減できる効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図の実施例に用いられるデータフレームの形式図、第3
図は第1図の実施例が適用されるネットワークシステム
の一例を示す図である。 1,2〜4……ノードステーション、5,6〜8……伝送路、
10……フレーム受信セレクタ、11……フレーム受信部、
12……フレーム中継部、13……未処理フレームカウン
タ、14,15,16……FCS格納部、17……フレーム処理部、1
8……FCS比較部、19……障害フレーム検出部、20……フ
レーム送信セレクタ、21……宛先アドレス(DA)、22…
…発信元アドレス(SA)、23……データ、24……フレー
ムチェックシーケンス(FCS)。
図の実施例に用いられるデータフレームの形式図、第3
図は第1図の実施例が適用されるネットワークシステム
の一例を示す図である。 1,2〜4……ノードステーション、5,6〜8……伝送路、
10……フレーム受信セレクタ、11……フレーム受信部、
12……フレーム中継部、13……未処理フレームカウン
タ、14,15,16……FCS格納部、17……フレーム処理部、1
8……FCS比較部、19……障害フレーム検出部、20……フ
レーム送信セレクタ、21……宛先アドレス(DA)、22…
…発信元アドレス(SA)、23……データ、24……フレー
ムチェックシーケンス(FCS)。
Claims (1)
- 【請求項1】ループ型ネットワークシステムのノードス
テーションにおける障害フレーム除去方式において、最
も新しく受信した複数のデータフレームのそれぞれのフ
レームチェックシーケンスを格納する前記複数の格納手
段と、この複数の格納手段に格納されたフレームチェッ
クシーケンスが同一であるとき一致信号を出力する比較
手段と、受信データフレームの内の未処理のデータフレ
ームを計数し予め設定した一定数に達したとき溢れ信号
を出力する計数手段と、前記一致信号と溢れ信号とを入
手したとき受信データフレームを予定め設定してある一
定時間の間破棄して中継しない中断手段とを有すること
を特徴とする障害フレーム除去方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2245522A JP2972307B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 障害フレーム除去方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2245522A JP2972307B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 障害フレーム除去方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04123632A JPH04123632A (ja) | 1992-04-23 |
JP2972307B2 true JP2972307B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=17134938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2245522A Expired - Fee Related JP2972307B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 障害フレーム除去方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2972307B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP2245522A patent/JP2972307B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04123632A (ja) | 1992-04-23 |
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Legal Events
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R250 | Receipt of annual fees |
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S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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