JP2970547B2 - 無線チャネル試験方法 - Google Patents
無線チャネル試験方法Info
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- JP2970547B2 JP2970547B2 JP8211167A JP21116796A JP2970547B2 JP 2970547 B2 JP2970547 B2 JP 2970547B2 JP 8211167 A JP8211167 A JP 8211167A JP 21116796 A JP21116796 A JP 21116796A JP 2970547 B2 JP2970547 B2 JP 2970547B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信システムの
試験方法、特に無線基地局側システムの試験方法に関す
る。
試験方法、特に無線基地局側システムの試験方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】移動通信システムにおける無線基地局
は、多数の無線周波数により、サービスエリア内各所に
存在する不特定多数の移動端末との間に無線チャネルを
構成することが求められる。従って多種、多様な条件下
で構成されることが予想される多数の無線チャネルを一
定の範囲の特性に保つ必要があり、建設時、障害申告時
の他にも、定期的または随時に回線性能を測定する必要
が生じる。このため従来、無線基地局には、無線基地局
側システムの試験用に特に設計された試験専用端末装置
が置かれていた。図２はその場合の無線チャネル試験シ
ステムの構成を示すブロック図である。
は、多数の無線周波数により、サービスエリア内各所に
存在する不特定多数の移動端末との間に無線チャネルを
構成することが求められる。従って多種、多様な条件下
で構成されることが予想される多数の無線チャネルを一
定の範囲の特性に保つ必要があり、建設時、障害申告時
の他にも、定期的または随時に回線性能を測定する必要
が生じる。このため従来、無線基地局には、無線基地局
側システムの試験用に特に設計された試験専用端末装置
が置かれていた。図２はその場合の無線チャネル試験シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【０００３】図２において、移動交換局２３と無線基地
局２２は通話ライン３０および制御ライン３１で結ばれ
ており、無線基地局２２には試験専用端末装置２１が置
かれている。無線基地局２２はチャネル＃１からチャネ
ル＃ｎまでの無線チャネルを収容している。試験専用端
末装置は無線基地局の制御装置２７に固定的に接続さ
れ、試験実施時には移動交換局２３側の試験台２８から
無線基地局２２および試験専用端末装置２１に対し任意
の無線チャネルを指定して試験呼を発生させ、無線基地
局の指定チャネルにおける試験を実施する。図２の点線
は指定無線チャネルがチャネル＃２である場合を示して
いる。
局２２は通話ライン３０および制御ライン３１で結ばれ
ており、無線基地局２２には試験専用端末装置２１が置
かれている。無線基地局２２はチャネル＃１からチャネ
ル＃ｎまでの無線チャネルを収容している。試験専用端
末装置は無線基地局の制御装置２７に固定的に接続さ
れ、試験実施時には移動交換局２３側の試験台２８から
無線基地局２２および試験専用端末装置２１に対し任意
の無線チャネルを指定して試験呼を発生させ、無線基地
局の指定チャネルにおける試験を実施する。図２の点線
は指定無線チャネルがチャネル＃２である場合を示して
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した試験専用端末
は、個々の移動通信システムの仕様に応じて開発された
ものであるが、実際にユーザに使用される移動端末装置
と同等なものではなく、また市販の移動端末装置に個別
に追加される新規機能に対応するものでないことは勿論
である。
は、個々の移動通信システムの仕様に応じて開発された
ものであるが、実際にユーザに使用される移動端末装置
と同等なものではなく、また市販の移動端末装置に個別
に追加される新規機能に対応するものでないことは勿論
である。
【０００５】本発明の目的は、移動通信システムの各仕
様に対応し、各無線基地局側システムに対する試験のた
めの無線チャネル試験専用端末を設計、開発し、各無線
基地局に設置する必要を無くするとともに、現実に使用
される移動端末装置の有する機能／サービスを無線チャ
ネル試験に反映させることである。
様に対応し、各無線基地局側システムに対する試験のた
めの無線チャネル試験専用端末を設計、開発し、各無線
基地局に設置する必要を無くするとともに、現実に使用
される移動端末装置の有する機能／サービスを無線チャ
ネル試験に反映させることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の無線チャネル試
験方法は、無線基地局のサービスエリア内に自動応答機
能を有する移動端末用装置を配置し、移動交換局は指定
する無線チャネルを捕捉するまでチャネル捕捉動作を繰
返し、移動端末用装置と移動交換局間に無線チャネルを
作成し、無線チャネルの回線品質を移動交換局が主動し
て測定する。
験方法は、無線基地局のサービスエリア内に自動応答機
能を有する移動端末用装置を配置し、移動交換局は指定
する無線チャネルを捕捉するまでチャネル捕捉動作を繰
返し、移動端末用装置と移動交換局間に無線チャネルを
作成し、無線チャネルの回線品質を移動交換局が主動し
て測定する。
【０００７】
【０００８】移動端末用装置は、必要に応じ測定用装置
とともに配置される。
とともに配置される。
【０００９】移動端末用装置は、無線基地局との間の電
波伝播条件の良好な位置を選んで配置されてもよい。
波伝播条件の良好な位置を選んで配置されてもよい。
【００１０】移動端末用装置が車輌に搭載されていても
よい。
よい。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図１は本発明の無線チャ
ネル試験方法が適用される移動通信システムの構成を示
すブロック図である。
て、図面を参照して説明する。図１は本発明の無線チャ
ネル試験方法が適用される移動通信システムの構成を示
すブロック図である。
【００１２】無線基地局２と移動交換局３は通話ライン
１０と制御ライン１１で結ばれ、無線基地局２はチャネ
ル＃１からチャネル＃ｎに至る無線チャネルを収容して
いる。これらの無線チャネルを試験するため、移動端末
用装置１が用いられる。この移動端末用装置１は、ユー
ザーが使用する移動端末用装置そのものであり、必要に
応じて構成される試験装置４を付して、無線基地局２の
サービスエリア内の適宜の場所に配置される。図１にお
ける試験装置４は制御部５とモデム６から構成されてい
る。
１０と制御ライン１１で結ばれ、無線基地局２はチャネ
ル＃１からチャネル＃ｎに至る無線チャネルを収容して
いる。これらの無線チャネルを試験するため、移動端末
用装置１が用いられる。この移動端末用装置１は、ユー
ザーが使用する移動端末用装置そのものであり、必要に
応じて構成される試験装置４を付して、無線基地局２の
サービスエリア内の適宜の場所に配置される。図１にお
ける試験装置４は制御部５とモデム６から構成されてい
る。
【００１３】移動交換局３側の試験台８から、無線基地
局２を介して、移動端末用装置を呼び出して、試験用無
線チャネルを作成するため、この移動端末用装置１は人
の動作を伴わずに着信処理を行うことができる自動応答
機能を備えている。また、特定の無線チャネルを定めて
試験対象チャネルとする場合には、その特定の無線チャ
ネルを指定して呼出す必要から、指定したチャネルを捕
捉するまでチャネル捕捉動作を繰り返すロジック機能１
２を移動交換局３に備えることが必要である。
局２を介して、移動端末用装置を呼び出して、試験用無
線チャネルを作成するため、この移動端末用装置１は人
の動作を伴わずに着信処理を行うことができる自動応答
機能を備えている。また、特定の無線チャネルを定めて
試験対象チャネルとする場合には、その特定の無線チャ
ネルを指定して呼出す必要から、指定したチャネルを捕
捉するまでチャネル捕捉動作を繰り返すロジック機能１
２を移動交換局３に備えることが必要である。
【００１４】指定チャネルが捕捉され、自動応答機能を
備えた移動端末用装置１にアクセスし、試験対象無線チ
ャネルによる通話路が確保された後の、通話路導通試験
およびデータ伝送品質試験は次のように行われる。
備えた移動端末用装置１にアクセスし、試験対象無線チ
ャネルによる通話路が確保された後の、通話路導通試験
およびデータ伝送品質試験は次のように行われる。
【００１５】通話路導通試験では、交換局３側の試験台
８から移動端末用装置１側の試験装置４に対し、予め定
められた下り試験用ＤＴＭＦ（Ｄｕａｌ Ｔｏｎｅ Ｍ
ｕｌｔｉ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ）信号を送出すると、こ
の信号は無線基地局２を経て移動端末用装置１に送ら
れ、さらに試験装置４の制御部５に達する。この信号を
受けた制御部５は、予め指定された上り試験用ＤＴＭＦ
信号を移動端末用装置１から無線基地局２を経て移動交
換台３に返送させる。この信号を移動交換台３側の試験
台８で受信することにより通話路の導通を確認すること
ができる。
８から移動端末用装置１側の試験装置４に対し、予め定
められた下り試験用ＤＴＭＦ（Ｄｕａｌ Ｔｏｎｅ Ｍ
ｕｌｔｉ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ）信号を送出すると、こ
の信号は無線基地局２を経て移動端末用装置１に送ら
れ、さらに試験装置４の制御部５に達する。この信号を
受けた制御部５は、予め指定された上り試験用ＤＴＭＦ
信号を移動端末用装置１から無線基地局２を経て移動交
換台３に返送させる。この信号を移動交換台３側の試験
台８で受信することにより通話路の導通を確認すること
ができる。
【００１６】データ伝送品質試験では、交換機台３の試
験台８から移動端末１側の試験装置４に対し、予め定め
られた下り試験用ｂｉｔパターン信号を送出し、この試
験信号を受けた試験装置４の制御部５は、予め定められ
た上り試験用ｂｉｔパターン信号を移動交換台３側の試
験台８に向けて送出する。移動端末用装置１側の制御部
５及び移動交換台３側の試験台８は、それぞれビット誤
り率（Ｂｉｔ Ｅｒｒｏｒ Ｒａｔｅ）を計算し、制御
部５はその比較結果を試験台８に通知し、試験台８は予
め設定されたビット誤り率の正常値との比較を行って、
下りおよび上り両方向のデータ伝送品質を確認すること
ができる。
験台８から移動端末１側の試験装置４に対し、予め定め
られた下り試験用ｂｉｔパターン信号を送出し、この試
験信号を受けた試験装置４の制御部５は、予め定められ
た上り試験用ｂｉｔパターン信号を移動交換台３側の試
験台８に向けて送出する。移動端末用装置１側の制御部
５及び移動交換台３側の試験台８は、それぞれビット誤
り率（Ｂｉｔ Ｅｒｒｏｒ Ｒａｔｅ）を計算し、制御
部５はその比較結果を試験台８に通知し、試験台８は予
め設定されたビット誤り率の正常値との比較を行って、
下りおよび上り両方向のデータ伝送品質を確認すること
ができる。
【図１】本発明の無線チャネル試験方法が適用される試
験システムの構成を示すブロック図である。
験システムの構成を示すブロック図である。
【図２】従来の無線チャネルの試験方法が適用される試
験システムの構成を示すブロック図である。
験システムの構成を示すブロック図である。
１ 移動端末用装置 ２ 無線基地局 ３ 移動交換台 ４ 試験装置 ５ 制御部 ６ モデム ７ 制御装置 ８ 試験台 １０ 通信ライン １１ 制御ライン １２ ロジック機能 ２１ 試験専用端末装置 ２２ 無線基地局 ２３ 移動交換台 ２７ 制御装置 ２８ 試験台
Claims (4)
- 【請求項１】 移動通信システムにおける移動端末から
無線基地局を介し移動交換局に延びる無線チャネルの回
線品質を試験する無線チャネル試験方法において、 無線基地局のサービスエリア内に自動応答機能を有する
移動端末用装置を配置し、前記移動交換局は、指定する無線チャネルを捕捉するま
でチャネル捕捉動作を繰返し、 前記移動端末用装置と移
動交換局間に無線チャネルを作成し、 前記無線チャネルの回線品質を前記移動交換局が主動し
て測定することを特徴とする無線チャネル試験方法。 - 【請求項２】 前記移動端末用装置は、必要に応じ測定
用装置とともに配置される請求項１に記載の無線チャネ
ル試験方法。 - 【請求項３】 前記移動端末用装置は、前記無線基地局
との間の電波伝播条件の良好な位置を選んで配置される
請求項１または２に記載の無線チャネル試験方法。 - 【請求項４】 前記移動端末用装置が車輌に搭載されて
いる請求項１乃至３のいずれか１項に記載の無線チャネ
ル試験方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8211167A JP2970547B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 無線チャネル試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8211167A JP2970547B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 無線チャネル試験方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1056669A JPH1056669A (ja) | 1998-02-24 |
| JP2970547B2 true JP2970547B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=16601526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8211167A Expired - Fee Related JP2970547B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 無線チャネル試験方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2970547B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP8211167A patent/JP2970547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1056669A (ja) | 1998-02-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |