JP2970497B2 - 油膜を利用した回転体のae検出方法及びその装置 - Google Patents

油膜を利用した回転体のae検出方法及びその装置

Info

Publication number
JP2970497B2
JP2970497B2 JP7276630A JP27663095A JP2970497B2 JP 2970497 B2 JP2970497 B2 JP 2970497B2 JP 7276630 A JP7276630 A JP 7276630A JP 27663095 A JP27663095 A JP 27663095A JP 2970497 B2 JP2970497 B2 JP 2970497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil film
sensor
oil
rotary tool
fixing jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7276630A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0994736A (ja
Inventor
孝義 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAGUCHIKEN
Original Assignee
YAMAGUCHIKEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAGUCHIKEN filed Critical YAMAGUCHIKEN
Priority to JP7276630A priority Critical patent/JP2970497B2/ja
Publication of JPH0994736A publication Critical patent/JPH0994736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2970497B2 publication Critical patent/JP2970497B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転工具等の回転
体と、AEセンサーを取り付けた固定治具との隙間に油
膜を形成介在させ、その油膜を信号伝達媒体としてその
回転体内を伝播するAE信号をより明確に検出する検出
方法及び検出装置に属する。
【0002】
【従来の技術】切削加工中の工具の状態をリアルタイム
で把握することは、自動化や無人・夜間運転が可能とな
り、生産性を向上させるのに重要な技術となっている。
こうした工具の異常状態の検出方法として、従来より工
作機械の工具の近傍にAEセンサーを設け、そこからA
E信号を検出し、その正常時と比較した信号レベルの上
昇に基づいて工具の異常状態を判定していた。なお、A
Eとは、アコースティック・エミッション(Acous
tic Emission)のことで、金属をはじめと
する固体材料が破壊する際、内部に蓄積されていたエネ
ルギーが解放される時に発生する信号で、通常は数十k
Hz〜数MHzの超音波領域の信号を対象にしている。
この信号は、金属を削る時や、切削工具が折れた時にも
発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、切削加
工の大半を占めているエンドミルやドリル加工において
は、工具が回転体であるため、切削加工点から発生する
AE信号を直接に検出することは困難であった。そのた
め従来は、静止した主軸頭の外壁にAEセンサーを取り
付け、その内部の軸受部に保持された回転工具内を伝播
するAE信号を検出するようにしているが、軸受部での
AE信号の減衰や軸受部で発生するノイズの影響を受け
て、検出精度を著しく低下させ、満足すべき検出方法と
はなっていなかった。そのため、簡潔かつ適確な検出方
法でもって、軸受部で発生するノイズや軸受部でのAE
信号の減衰などの影響を受けずに、回転工具等の回転体
から発生するAE信号をより明確に検出する方法の実現
が待たれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題の解
決を目標とするものである。特に、AE信号は、空気中
では減衰しほとんど伝わらないため、信号が伝播する経
路は固体又は液体中としなければならない。本方式のよ
うに、回転体とセンサ固定治具との隙間に空気が存在す
る場合には、その隙間を埋めるための液体等の信号伝達
媒体が必要となる。本発明者は、AE信号が油膜内を超
高速で伝播すること、また油膜は水などと違って粘性が
高く回転体表面における付着性が良好であるため、特に
立て型の回転工具等の回転体との隙間に油膜を適確にあ
る程度長時間にわたって形成介在可能であることに着目
し、AEセンサー固定治具、特に好ましくは回転工具ホ
ルダーの一部外形に合わせ半環状に形成したAEセン
サー固定治具その回転工具ホルダーに近接して取り
付け、その隙間に回転工具ホルダーの下部突縁を利用し
て、油膜を形成介在させ、これを信号伝達媒体として、
その回転工具ホルダー内を伝播するAE信号を検出する
ごとくした油膜を利用した回転工具ホルダーのAE検出
方法及びその装置を提供しようとするものである。 す
なわち、本解決手段は以下に列記するごとくなってい
る。 (1)工作機械の立て型の回転工具において、AEセン
サーを取り付けた固定治具を回転工具ホルダーに近接し
て取り付け、その回転工具ホルダーの下部突縁上方の外
周面に油膜を円筒状に付着させて、固定治具との隙間に
油膜を形成介在させると共に、そのAEセンサーをその
油膜に接触させ、その油膜を信号伝達媒体として、切
削、穿孔等の加工点から発生しその回転工具ホルダー内
を伝播するAE信号を検出するごとくしたことを特徴と
する油膜を利用した回転工具のAE検出方法。 (工作機械の立て型の回転工具において、AEセン
サーを取付けた固定治具を回転工具ホルダーに近接して
半環状に設け、また、前記の回転工具ホルダーの下部突
縁上方の外周面と固定治具との隙間に油膜を形成介在さ
るため、上方から油剤を供給し、下方から余分な油剤
を排出する油剤自動供給装置を付設し、かつそのAEセ
ンサーの感知部を油膜に接触可能なごとく取り付け、そ
の油膜を信 号伝達媒体として、切削、穿孔等の加工点か
ら発生しその回転工具ホルダー内を伝播するAE信号を
検出するごとくしたことを特徴とする油膜を利用した回
転工具のAE検出装置。 (3)固定治具が無給油軸受材料で構成されてなること
を特徴とする前記()項記載の油膜を利用する回転工
具のAE検出装置。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面に基
づき以下に説明する。図1は本発明のAE検出方法の実
施形態を例示する説明図であり、図2はそのA〜A線断
面図で、AEセンサーを取り付けた固定治具の平面図で
ある。図中、1はAEセンサー、2は固定治具、3は回
転工具ホルダー、4は主軸頭、5は油剤自動供給装置、
6は切削工具、9は油膜である。エンドミル加工、ドリ
ル加工等の切削加工に使用されるフライス盤、ボール
盤、マシニングセンター等の工作機械の静止した主軸頭
4には、主軸4aが軸受4bによって回転自在に保持さ
れており、その主軸4aの下端には切削工具6を装着す
る回転工具ホルダー3が一体に連結されている。かくし
て、主軸4aの回動と共に下端の切削工具6は回動して
テーブル8上に固定された加工ワーク7を切削し、切削
によるAE信号を発生する。なお、Mは切削工具6の切
削加工点であり、AE信号発生点である。
【0006】本発明の検出方法は、AEセンサー1を取
り付けた固定治具2を立て型の回転工具ホルダー3に近
接して取り付け、その回転工具ホルダー3と固定治具2
との隙間に油膜9を生成し、そのAEセンサーを油膜に
接触させ、その油膜9を信号伝達媒体として、切削加工
によるAE信号発生点Mから発生し、その回転工具ホル
ダー3内を伝播するAE信号をより明確に検出するごと
くしたことを特徴とする。そして、その検出方法を実施
するために、下部に突縁を有する立て型の回転工具ホル
ダー3の囲りに近接させ、その対向部2aを約90゜の
円弧状とすると共にL字状に立上がらせて半環状に形成
したAEセンサー固定治具2を、2本の保持棒2b、2
bを介し、主軸頭4の下面に垂下して固着する。なお、
固定治具2はホルダー上の切削加工点Mからなるべく近
い距離で、かつ該ホルダー3に接触しない程度に近接さ
せることが望ましい。また主軸頭4の側方には、その回
転工具ホルダー3と固定治具2の対向部2aとの間に形
成された隙間に油膜9を形成介在させるための油剤自動
供給装置5が付設されている。そして固定治具2の対向
部2aの対向面に対しては、油剤自動供給装置5から
方の供給パイプ5aを介して油剤を供給するようにし、
その供給油剤は回転する立て型の回転工具ホルダー3の
対向する外周面にも円筒状に連続付着して固定治具2の
対向部2aとの隙間を埋め、油膜9を生成する。さらに
固定治具2上には、AEセンサー1がその感知部1aを
回転工具ホルダー3側に突出させ、前記の生成油膜9に
接触可能なごとく取り付けられている。かくして、切削
加工点Mに発生したAE信号は、切削工具6→回転工具
ホルダー3→油膜9→AEセンサー1の経路を経て検出
可能となる。なお、汎用のAEセンサーは耐油性が劣る
ため、それを使用する場合は、センサー感知部1aを耐
油性コーティング樹脂等で被覆して耐油処理を施してお
くことが好ましい。あるいは、センサー感知部1aを、
固定治具2の対向部2aの裏面(図2の対向部2aの右
面)に密接固定しておくことで、AE信号を間接的に感
知するようにしてもよい。この際は、対向部2aの右面
側を深く削り込んで、その壁厚を薄くしておき、その削
り込部の奥にAEセンサー感知部1aを密接固定するこ
とが好ましい。
【0007】また前記の隙間に対し常時安定した油膜を
生成させるために、固定治具2の対向面には円周方向に
油溝が刻設され、固定治具2の下方には、上方の供給パ
イプ5aから供給された余分な油剤を排出するための排
出口及び排出パイプ5bが配設されている。固定治具2
の対向部2aには、無給油軸受材料(例えば、「ターカ
イトA」(商品名:W.S.シャムバン社(米国)製の
ポリテトラフロロエチレン樹脂系低摩擦係数の耐摩耗性
材料))が使用される。また、油膜9を生成するための
供給油剤は粘性の比較的高い油剤(例えば、潤滑油「ダ
フニーメカニックオイル220」(商品名:出光興産社
製の粘度ISO VG220)の工業用潤滑油)が使用
される。油剤の粘度は、ISO VG46〜320が好
ましい。また、工作機械に本発明の油膜を利用したAE
検出装置を取り付ける場合は切削工具6の摩耗、欠損等
による自動工具交換が可能な構成であることが必要であ
り、例えば、AEセンサー固定治具2を工具ホルダーの
自動工具交換装置(ATC)アームつかみ部に近接させ
て取り付けることとなるが、そのATCアーム旋回域に
干渉しない位置に取り付けることが必要である。
【0008】
【実施例】本発明の油膜を利用したAE検出方法の有効
性を確認するため、エンドミルを用いた切削加工での工
具損傷を検出する実験を行ったが、図3は本検出方法の
実験例の実験方法を説明するブロック図、図4は本実験
におけるAEセンサーの3ケ所の取り付け位置を示す説
明図、図5は本実験結果の1パスあたりの平均AEイベ
ント総数と逃げ面摩耗幅との関係を示すグラフ図、図6
は切削工具の逃げ面摩耗幅の説明図である。本実験の切
削加工は10mm径の高速度鋼エンドミルを切削工具と
した、S50C材の側面加工であるが、本実験では、予
め新品、逃げ面摩耗幅6b(図6)が0.09mm、
0.17mm、0.31mmの4本のエンドミルを用意
しておき、それぞれのエンドミルで3パス(1パスは1
20mm)の側面加工を行い、そのとき発信されたAE
信号を図4のごとく、本発明の検出方法によるAEセン
サー1、主軸頭の外面に取り付けたAEセンサー1b、
テーブルの表面に取り付けたAEセンサー1Cの3ケ所
のAEセンサーで受信し、分析装置へ送信するようにし
た。分析装置ではそのAE信号を増幅検波してコンパレ
ータに出力し、コンパレータには所定のしきい値レベル
が設定されていて、このしきい値レベルを越える出力信
号をカウントするようにし、その結果より1パス当たり
の平均AEイベント総数を求めた。
【0009】前記の逃げ面摩耗幅6bは切削工具の切れ
刃の逃げ面6a(図6)にできる摩耗の幅であって、一
般に工具寿命の基準値として用いられているが、本実験
においても逃げ面摩耗幅の増大と共にAEイベント総数
が多く検出されていて、そのことを裏付けている。本実
験の結果を図5にグラフ図示しているが、本発明のAE
検出方法が主軸頭、テーブルにAEセンサーを取り付け
た場合と比べて、AE出力が大きく、かつしきい値レベ
ルを大きく設定しているにもかかわらずAEイベント総
数が多く検出されており、切削工具の摩耗進行状態をよ
り明確に判断可能なことを確認できた。またこのことか
ら、本発明の検出方法を切削工具の状態監視システムに
組み込み、十分活用することが可能となることを証明で
きた。
【0010】
【発明の効果】以上に詳述したところから明らかなよう
に、本発明によれば、下部に突縁を有する立て型の回転
工具ホルダーとAEセンサーを取り付けた固定治具の隙
間に油膜を適確にかつある程度長時間にわたって形成介
在可能であるので、安定、確実なAE信号の検出が可能
となる。また、本発明によれば、切削加工点の近傍から
ノイズの影響を受けず直接AE信号を検出でき、より信
頼性ある工具損傷検出が可能となるのみならず、さまざ
まな加工方法(エンドミル加工、ドリル加工、乾式、湿
式加工など)における工具損傷の検出が可能となり、実
用的かつ、信頼性の高いインプロセスでの工具状態監視
システムを確立できる。さらに、本発明装置は油剤を油
膜形成のみ使用し、また、余分な油剤を排出する機能を
有することで、あらゆる切削環境(乾式、湿式)に対応
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAE検出方法の実施形態を例示する説
明図である。
【図2】図1のA〜A線断面図で、AEセンサーを取り
付けた固定治具の平面図である。
【図3】本検出方法の実験例の実験方法を説明するブロ
ック図である。
【図4】本実験によるAEセンサーの3ケ所の取り付け
位置を示す説明図である。
【図5】本実験結果の1パスあたりの平均AEイベント
総数と逃げ面摩耗幅との関係を示すグラフ図である。
【図6】切削工具の逃げ面摩耗幅の説明図である。
【符号の説明】
1 AEセンサー 1a 感知部 1b 主軸頭の外壁に取り付けたAEセンサー 1c テーブルの表面に取り付けたAEセンサー 2 固定治具 2a 対向部 2b 保持棒 3 回転工
具ホルダー 4 主軸頭 4a 主軸 4b 軸受 5 油剤自
動供給装置 5a 供給パイプ 5b 排出パ
イプ 6 切削工具 6a 逃げ面 6b 逃げ面摩耗幅 7 加工ワ
ーク 8 テーブル 9 油膜 M 切削加工点

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械の立て型の回転工具において、A
    Eセンサーを取り付けた固定治具を回転工具ホルダーに
    近接して取り付け、その回転工具ホルダーの下部突縁上
    方の外周面に油膜を円筒状に付着させて、固定治具との
    隙間に油膜を形成介在させると共に、そのAEセンサー
    をその油膜に接触させ、その油膜を信号伝達媒体とし
    て、切削、穿孔等の加工点から発生しその回転工具ホル
    ダー内を伝播するAE信号を検出するごとくしたことを
    特徴とする油膜を利用した回転工具のAE検出方法。
  2. 【請求項2】工作機械の立て型の回転工具において、A
    Eセンサーを取付けた固定治具を回転工具ホルダーに近
    接して半環状に設け、また、前記の回転工具ホルダーの
    下部突縁上方の外周面と固定治具との隙間に油膜を形成
    介在させるため、上方から油剤を供給し、下方から余分
    な油剤を排出する油剤自動供給装置を付設し、かつその
    AEセンサーの感知部を油膜に接触可能なごとく取り付
    、その油膜を信号伝達媒体として、切削、穿孔等の加
    工点から発生しその回転工具ホルダー内を伝播するAE
    信号を検出するごとくしたことを特徴とする油膜を利用
    した回転工具のAE検出装置。
  3. 【請求項3】固定治具が無給油軸受材料で構成されてな
    ることを特徴とする請求項記載の油膜を利用する回転
    工具のAE検出装置。
JP7276630A 1995-09-29 1995-09-29 油膜を利用した回転体のae検出方法及びその装置 Expired - Fee Related JP2970497B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7276630A JP2970497B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 油膜を利用した回転体のae検出方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7276630A JP2970497B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 油膜を利用した回転体のae検出方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0994736A JPH0994736A (ja) 1997-04-08
JP2970497B2 true JP2970497B2 (ja) 1999-11-02

Family

ID=17572127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7276630A Expired - Fee Related JP2970497B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 油膜を利用した回転体のae検出方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2970497B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114633153B (zh) * 2022-04-14 2023-02-28 江苏财经职业技术学院 一种机床刀具磨损快速检测装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0543051U (ja) * 1991-11-15 1993-06-11 三菱重工業株式会社 異常回転音響検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0994736A (ja) 1997-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4786220A (en) Cutting tool wear monitor
US4694686A (en) Cutting tool wear monitor
Seemuang et al. Using spindle noise to monitor tool wear in a turning process
Wang et al. Tool wear evaluation under minimum quantity lubrication by clustering energy of acoustic emission burst signals
Tlusty et al. A critical review of sensors for unmanned machining
US4831365A (en) Cutting tool wear detection apparatus and method
El-Wardany et al. Tool condition monitoring in drilling using vibration signature analysis
Choi et al. Real‐time monitoring of tool fracture in turning using sensor fusion
Rao Tool wear monitoring through the dynamics of stable turning
US12030149B2 (en) Machine-tool unit having a tool sensor for sensing a cutting-edge load on a tool
Sadat et al. Detection of tool flank wear using acoustic signature analysis
Singh et al. Comparative study of chatter detection methods for high-speed micromilling of Ti6Al4V
Kossakowska et al. Application of self-propelled rotary tools for turning of difficult-to-machine materials
Lee et al. Prospects for in-process diagnosis of metal cutting by monitoring vibration signals
EP0165745A2 (en) Cutting tool wear monitor
WO2002060626A1 (en) Method of machining multi-layer workpiece
JP2970497B2 (ja) 油膜を利用した回転体のae検出方法及びその装置
Kim et al. Milling cutter wear monitoring using spindle shaft vibration
JP2010069540A (ja) 穴あけ加工の異常検知装置および異常検知装置を備えた工作機械、異常検知方法
Rantatalo et al. Laser Doppler Vibrometry measurement of a rotating milling machine spindle
Charoenprasit et al. Monitoring tool wear in drilling process using spindle noise features
JPS6147654B2 (ja)
JPH0543051U (ja) 異常回転音響検出装置
Ning et al. Monitoring of chatter in high speed endmilling using audio signals method
JPH10109204A (ja) 切削工具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees