JP2968517B2 - 容器内の前もって決められている充填レベルを測定および/または監視するための装置 - Google Patents

容器内の前もって決められている充填レベルを測定および/または監視するための装置

Info

Publication number
JP2968517B2
JP2968517B2 JP10120905A JP12090598A JP2968517B2 JP 2968517 B2 JP2968517 B2 JP 2968517B2 JP 10120905 A JP10120905 A JP 10120905A JP 12090598 A JP12090598 A JP 12090598A JP 2968517 B2 JP2968517 B2 JP 2968517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
frequency
phase
amplitude
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10120905A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10339654A (ja
Inventor
ゲットマン イゴーア
ロパティン ゼルゲイ
ドライアー フォルカー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Endress and Hauser SE and Co KG
Original Assignee
Endress and Hauser SE and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Endress and Hauser SE and Co KG filed Critical Endress and Hauser SE and Co KG
Publication of JPH10339654A publication Critical patent/JPH10339654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2968517B2 publication Critical patent/JP2968517B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/22Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water
    • G01F23/28Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring the variations of parameters of electromagnetic or acoustic waves applied directly to the liquid or fluent solid material
    • G01F23/296Acoustic waves
    • G01F23/2966Acoustic waves making use of acoustical resonance or standing waves
    • G01F23/2967Acoustic waves making use of acoustical resonance or standing waves for discrete levels

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内の前もって
決められた充填レベルを測定および/または監視するた
めの装置に関する。この装置は、前もって決められた充
填レベルの高さに取り付けられた1つの機械的振動構造
体と、1つの電気機械トランスジューサと、1つの評価
ユニットと、1つの制御ループとを含んでおり、電気機
械トランスジューサは少なくとも1つの送信器を有し、
電気機械トランスジューサは1つの受信器を有し、送信
器には電気的送信信号が加えられ、送信器は機械的振動
構造体を励振して振動を発生させ、受信器は振動構造体
の機械的振動をピックアップし、それらを電気的受信信
号に変換し、評価ユニットは受信信号をピックアップし
て、その周波数を決定し、前記周波数を基準周波数と比
較して、その周波数が基準周波数より小さな値を持って
いれば機械的振動構造体が充填材料によって覆われてい
ることを示す出力信号を発生し、その値がより大きけれ
ば機械的振動構造体は覆われていないことを示す出力信
号を発生し、制御ループは電気的送信信号と電気的受信
信号との間に存在する位相差を、振動構造体が共振周波
数で振動する所定の一定の値に合わせて調整する。
【0002】
【従来の技術】多くの工業の分野、特に化学工業、そし
て食品材料工業分野において、この形式の充填レベルリ
ミットスイッチが用いられている。それらはリミットレ
ベル検出の目的を果たし、例えば、過充填の防止のため
に、またはポンプ空転に対する安全装置として用いられ
ている。
【0003】第DE−A 44 19 617号は、容
器内の前もって決められた充填レベルを測定および/ま
たは監視するための装置を説明している。この装置は、
前もって決められた充填レベルの高さに取り付けられた
1つの機械的振動構造体と、1つの電気機械トランスジ
ューサと、1つの評価ユニットと、1つの制御ループと
を含み、トランスジューサは少なくとも1つの送信器を
有し、トランスジューサは1つの受信器を有し、送信器
には電気的送信信号が加えられ、送信器は機械的振動構
造体を励振して振動を生じさせ、受信器は振動構造体の
機械的振動をピックアップし、そしてそれらを電気的受
信信号に変換し、評価ユニットは受信信号をピックアッ
プして、その周波数を決め、それを基準周波数と比較し
て、その周波数が基準周波数よりも小さな値を有してい
れば、機械的振動構造体が充填材料によって覆われてい
ることを、そしてもしその値がより大きければ、それが
覆われていないことを、示す出力信号を発生させ、制御
ループは電気的送信信号と電気的受信信号との間に存在
する位相差を、振動構造体が共振周波数において振動す
る所定の一定値に合わせて調整されるように構成されて
いる。
【0004】例えば、受信信号が増幅され、そして位相
シフタを通して送信信号にフィードバックされるように
制御ループが形成される。
【0005】これら用途においては、共振周波数におい
て振動を発生させるための機械的振動構造体の信頼でき
る励振が確実ではなかったため、この形式の装置を、高
度に粘性のある媒体あるいは水を含むまたは粘性のある
泡における測定にも利用することは不可能であった。
【0006】後述の発明に至ることになった最初の研究
によればその原因は、既述の装置は、機械的振動構造
体、電気機械トランスジューサおよび制御ループからな
る複雑な振動系であるという点にある。また、個々のコ
ンポーネントは、完全には電気的に絶縁されておらず、
そして互いに他から機械的に分離されてはいない。電気
的結合と機械的結合の両方が発生する。
【0007】位相差の固定値は、振動構造体が気体また
は液体内で振動するときの系の共振に相当する。しか
し、系の振動品質が何らかの理由によって低下すると、
位相差の固定値はもはや存在しなくなる。機械的振動構
造体がゼロ以外の振幅を持って振動し、かつ位相差が固
定値を有しているような周波数は存在しない。この位相
差を制御ループによって調整することはできない。その
結果、誤動作が生じる。
【0008】例えば、粘性のある媒体内に、または液体
を含むまたは粘性のある泡内に振動構造体を浸すことに
よって、例えば機械的振動構造体の動きが減衰するとき
に、振動品質における低下が発生する。さらに、材料疲
労の場合や、または非対称復元力をもたらす、例えば非
対象沈殿形成による非対象の場合のような、装置内のエ
ネルギーロスによって振動品質が低下する。原理的に
は、充填材料に解放される振動エネルギーまたは装置の
締め具を通して容器に解放されるエネルギーのような、
あらゆる形式のエネルギーロスが振動品質における低下
を招く。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、冒頭で述べた形式の装置において、装置の振動品
質に無関係な一定の位相差が、機械的振動構造体の共振
周波数において送信信号と受信信号との間に存在するよ
うに構成することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば課題は、
受信信号を伝達する受信信号線が、電気的インピーダン
スを介して送信信号を伝達する送信信号線に接続されて
おり、受信信号の中の複数の妨害信号成分が互いに相殺
しあうようにこのインピーダンスは設定されていること
により解決される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の1つの実施例によれば、
受信信号は3つのコンポーネント、すなわち機械的振動
構造体の振動によって左右される1つの測定信号と、送
信器と受信器との間の電気的結合によって左右される第
1付加信号と、送信器と受信器との間の機械的結合によ
って左右される第2付加信号と、であり、ここにおい
て、第1および第2付加信号が、実質的に同等な振幅を
有し、そして実質的に逆位相の経過特性を有するように
インピーダンスが決められる。
【0012】さらなる改善によれば、送信器23および
受信器24は圧電素子である。
【0013】さらなる改善によれば、送信信号と受信信
号との間の位相差は基準値に対し20°〜90°の間の
値または−90°〜−20°の間の値とされる。
【0014】さらなる改善によれば、インピーダンスは
1つのキャパシタンスである。
【0015】本発明の1つの改善によれば、インピーダ
ンスは1つの抵抗、1つのインダクタンス、または少な
くとも1つの抵抗および/または少なくとも1つのイン
ダクタンスおよび/または少なくとも1つのキャパシタ
ンスの組み合わせである。
【0016】
【実施例】本発明およびさらなる利点は、実施例が描か
れている図面を参照しながら、より詳細に説明される。
図中では、同等な素子には同等な参照記号が与えられて
いる。
【0017】図1は、機械的振動構造体1の実施例を通
る長さ方向断面図を示している。これは基本的に円筒形
ハウジング11を有しており、このハウジングは円形ダ
イヤフラム12によって前面においてクローズオフフラ
ッシュとなっている。ねじ山13はハウジング11上に
全周的に形成され、このねじ山によってこの装置は(描
かれていない)開口内にねじ込まれ、容器内の前もって
決められた充填レベルのレベルに配置される。例えばハ
ウジング11上に全周的に形成されたフランジのよう
な、当業技術者にとって知られている締め付け方法も同
様に利用できる。
【0018】容器内に向けられる振動バー14は、ハウ
ジング11の外側のダイヤフラム12上に全周的に形成
される。それらのバーはハウジング11の内部に配置さ
れた電気機械トランスジューサ2によってそれらの長さ
方向軸に垂直に振動させられる。
【0019】しかし、本発明は2つの振動バーを持つ機
械的振動装置に限定されるわけではなく、単に1つのま
たは何の振動バーも持たないリミットスイッチを利用す
ることも可能である。最後に指摘された場合において
は、例えば振動ダイヤフラムのみが容器内に注がれた充
填材料と接触することができる。
【0020】トランスジューサ2は、スタック状に配置
された3つの環状圧電素子を有している。金属リング2
1、22のそれぞれは、スタックの両端に配置される。
金属リング21は、圧力ピン121上に作られるダイヤ
フラムに対面しており、ピンはダイヤフラム12の外側
環状表面上に全周的に形成される。ハウジング11の内
部に向けられている張力ボルト3は、ダイヤフラム12
の中心に設けられる。このボルトには絶縁部31が設け
られており、これはトランスジューサ2を貫通してい
る。ナット32は、ダイヤフラムから遠い、張力ボルト
3の一端上にねじ取り付けされている。このナットはダ
イヤフラムから遠い側の金属リング22上に取り付けら
れる。ナット32は締め付けられる。ダイヤフラム12
はこうしてあらかじめ張力が与えられる。
【0021】ダイヤフラムに対面する2つの圧電素子
は、送信器23として動作し、そしてダイヤフラムから
離れた圧電素子は受信器24として働く。図2は、トラ
ンスジューサ2およびそれに接続される電気回路の概略
を示している。送信器23と受信器24の各々は、それ
らの環状表面上に配置された2つの電極をそれぞれ有し
ており、そのそれぞれの第1電極は線4を通して、いず
れの場合にも基準電位、例えばグランド、に接続され
る。送信器23のそれぞれの第2電極は、いずれの場合
にも送信信号線5に接続される。受信器24の第2電極
は受信信号線6に接続される。
【0022】各圧電素子すなわち送信器23および受信
器24は、それぞれスタックの長さ方向軸に平行に対し
分極する。AC電圧が送信信号線5の上に印加される
と、送信器23は厚さ振動を行う。その結果、スタック
の高さが振動する。スタックは張力ボルト3,ナット3
2および圧力ピン121によってクランプされており、
そしてダイヤフラム12に結合されているので、ダイヤ
フラム12がこれら厚さ振動によって励振され、たわみ
振動を発生する。振動バー14はそれらの末端において
ダイヤフラム12に固定的に接続されている。その結
果、ダイヤフラム12のたわみ振動は振動バー14に、
それらの長さ方向軸に垂直な振動を発生させる。
【0023】結果的に、振動バー14の振動は、ダイヤ
フラム12のたわみ振動を導き、これは逆にスタックの
厚さ振動を生じさせる。この厚さ振動は受信器24両端
の電圧降下を変化させるよう働く。相当する受信信号E
はそれぞれの信号線6を通して得られる。
【0024】この電気的受信信号E、Eの振幅が大
きくなれば、振動バー14の機械的振動振幅も大きくな
る。このことを利用するために、装置はその共振周波数
において動作することが望ましい。機械的振動振幅
は共振周波数fにおいて最大となる。
【0025】理想振動装置の一例として、高調波発振器
が考慮されるならば、その振動振幅は振動周波数の関数
としてただ1つの最大値を持つ。振動励振と発振器の振
動との間の位相差は、この最大値の領域において180
°の急激な位相変化を受ける。共振周波数においては、
振動振幅は最大であり、そして位相差は90°である。
【0026】同様な基本的な物理的原理に基づいて、こ
の装置における共振の場合にもまた、送信信号と電気的
信号Eとの間には固定された位相関係が存在する。この
位相差の一定値は、送信器23および受信器24の分極
ならびに装置の機械的および電気的振動特性に依存す
る。測定によれば、一般的にこの値が基準ポイント例え
ば0°または180°に対して20°〜90°の間また
は−90°〜−20°の間に存在することを示してい
る。
【0027】機械的振動構造体をその共振周波数f
振動をさせるために、制御ループが備えられ、制御ルー
プは電気的送信信号と電気的受信信号Eとの間に存在す
る位相差を、特定の一定値Δφになるよう制御する。
この形式の制御ループの1つの実施例が図2に描かれて
いる。この場合においては、受信信号Eは増幅器7およ
び位相シフタ8を通して送信信号にフィードバックされ
る。位相シフタは、その位相を特定の一定値Δφだけ
シフトさせる。増幅器7は自励条件が満足されるように
作られるべきである。その結果、機械的振動構造体はト
ランスジューサ2によって励振され、その共振周波数に
おいて振動を発生する。もし振動構造体が充填材料によ
って覆われているならば、共振周波数fは振動構造体
が自由に振動している時よりも低い値を持つ。他方で
は、共振周波数fで呈する位相差の固定値は、振動構
造体が充填材料によって覆われているかどうかには無関
係である。
【0028】受信信号Eは受信信号線6を通して評価ユ
ニット9の入力に供給される。その周波数は周波数測定
回路91によって求められ、そして結果はコンパレータ
92に供給される。コンパレータは測定された周波数を
メモり内に格納された基準周波数fと比較する。もし
測定された周波数が基準周波数fよりも小さければ、
評価ユニット9は機械的振動構造体が充填材料によって
覆われていることを表す出力信号を発生する。もしこの
周波数が基準周波数fよりも大きな値を有していれ
ば、評価ユニット9は機械的振動構造体が充填材料によ
って覆われていないことを表す出力信号を発生する。こ
の出力信号は例えば、相応の値をもつ電圧または相応の
値をもつ電流か、あるいはその上に相応の周波数または
相応の持続時間を持つパルスの形式で信号電流が重ね合
わせられている電流である。
【0029】高調波発振器においては、振動品質の減衰
または減少は共振の場合においては最大振幅の減少をも
たらす。そのような場合、周波数の関数としての位相増
加は、突発的であるよりはむしろ連続的に進行し、精密
に表現すれば、これがより緩やかに進行すればそれだ
け、振動品質の減衰または減少がより大きいことを示し
ている。しかし、全体として、きわめて大きな減衰があ
ったとしても、共振周波数においては180°の全体と
しての位相変化が確実であり、そして90°の位相差が
存在する。90°の位相差の、共振に相当する固定され
た値は常に存在し、そして共振周波数にあるものと仮定
される。
【0030】理想的な発振器と対照的に、上に説明され
た装置においては、電気的および機械的特性の結合が、
送信器23、受信器24と機械的振動構造体との間に存
在する。機械的結合は、基本的にトランスジューサ2の
機械的クランピングに左右される。このため、例えば振
動バー14が抑制され、そしてその結果振動バーが動か
ないときであっても、送信器23を励振する送信信号に
よって受信信号Eが生じる。
【0031】電気的結合は、送信器23と受信器24と
の間に存在する。それらは互いに他と電気的に独立して
いるわけではなく、かえってそれらの間には一般的に容
量性接続が存在する。この接続は図2において、送信信
号線5と受信信号線との間に挿入されているキャパシタ
ンスCによって等価回路図の形式で描かれている。
【0032】従って、受信信号Eは3つのコンポーネン
ト、すなわち測定信号E、機械的結合に左右される第
1付加信号Emech、そして電気的結合によって左右
される第2付加信号Eelから構成される。
【0033】E=E+Emech+Eel 測定信号Eは、機械的振動構造体の振動に基づいてお
り、周波数依存振幅A(f)および周波数依存位相Δ
φ(f)を有している。各々の場合における位相は、
電気的送信信号を基準とした電気的受信信号信号Eのそ
れぞれのコンポーネントの位相オフセットを表してい
る。
【0034】図3−aは、振幅A(f)を、そして図
3−bは位相Δφ(f)を、周波数fの関数として測
定信号Eについて描いている。この曲線は、例えば有
限要素計算のようなシミュレーション計算によって計算
的に求めることができる。
【0035】それらは、送信信号線5を周波数ジェネレ
ータに接続することにより、そして例えばレーザ振動計
を用いて周波数ジェネレータの周波数の関数として振動
バー14の振動の位相および振幅を求めることにより実
験的に測定することが可能である。
【0036】これら2つの図の各々において、実線が高
い振動品質を持つ装置に相当し、破線は低い振動品質を
持つ装置に相当している。どちらの場合においても、測
定信号の振幅A(f)および位相Δφ(f)は、標
準的な高調波発振器の経過特性を有しており、これはす
でにこれまでに説明されている。
【0037】2つの付加信号Emech、Eelの各々
は、基本的に一定の振幅Amech、Aelおよび、基
本的に一定の位相Δφmech、Δφelを有してい
る。この場合においてもまた、位相は電気的送信信号を
基準とした電気的受信信号Eのそれぞれのコンポーネン
トの位相オフセットを表している。
【0038】図3−cは、振幅Amechを、そして図
3−dは位相Δφmechを、周波数fの関数として第
1付加信号Emechに関して示している。この曲線
は、例えば有限要素計算のようなシミュレーション計算
によって計算的に求めることができる。それらは他の2
つの信号コンポーネント、すなわち測定信号Eおよび
第2付加信号Eelが抑制されているときに実験的に測
定することが可能である。
【0039】もしそれらの振幅がほとんどゼロの値を有
しているならば、受信信号Eは第1付加信号Emech
に等しく、そして例えばオシロスコープによって測定す
ることができる。
【0040】測定信号Eは、振動バー14が機械的に
固定されるように振動バー14を抑制することにより除
去することができる。第2付加信号Eelは、受信器2
4の電気的絶縁、例えばグランド接続された金属シール
ドの形状によって避けることができる。もし可能であれ
ば、どのような形式の電気的信号の結合も阻止するため
に短絡線を用いることもまた推奨できる。
【0041】図3−eにおける実線は、振幅Aelを、
そして図3−fにおける実線は位相Δφelを、周波数
fの関数として第2付加信号Eelに関して示してい
る。これらの曲線もまた、シミュレーション計算によっ
て得られる。それらは例えば、送信器23として、そし
て受信器24として、非分極圧電素子を用いることによ
り実験により記録することができる。これらにおいて
は、送信信号によって何の機械的動きも発生されること
がなく、そしてその結果、受信信号Eは、電気的結合を
基にした第2付加信号Eelに相当する。後者の信号
は、同様に、オシロスコープによって測定される。
【0042】付加信号Emech、Eelの振幅A
mech、Aelおよび位相Δφmec 、Δφ
elは、実質的に周波数に無関係であり、そしてそれぞ
れの装置の機械的構造に、そして送信器23および受信
器24の電気的および機械的特性に明瞭に関係してい
る。振幅Amechは普通、振幅Aelよりも実質的に
大きい。
【0043】標準的には、位相Δφmech,Δφel
は互いに他に対して実質的に等しいか、または実質的に
180°だけオフセットされている。後者の場合は図3
−cおよび図3−eに描かれている。これら2つの付加
信号が周波数範囲に亘って同じ位相を有しているなら
ば、受信器24aの電極の端子を交換するか、または後
者の分極を180°回転させるかの、いずれかが必要で
ある。後者は例えば、圧電素子を回転させることによっ
て達成することができる。結果として、2つの付加信号
は望ましい、対向する、すなわち互いに他に対して18
0°だけオフセットされた、位相を持っている。送信器
23を相当する方法で取り扱うことにより、同じ結果が
得られることは当然である。実際には、0°または18
0°とは明らかに異なる量だけ違う位相Δφmech
Δφelであるような状況もまた生じることがある。同
様な方法において、以下が適用される。この実施例にお
いては、基本的な関係がより簡単に説明され、そしてよ
り明確にそれを行うことができるように、180°の差
異が選択されている。
【0044】図3−gは、信号Eの振幅A(f)を、そ
して図3−hは信号Eの位相Δφ(f)を示している。
2つの曲線は、上に説明された受信信号Eの3つのコン
ポーネントの位相および振幅正確重ね合わせからの結果
である。
【0045】
【数1】
【0046】両方の曲線は各々4つの領域I,II,I
II,IV,を有しており、これは以下において極めて
簡単な方法で説明される。第1の領域Iにおいては、第
1付加信号が最も大きな振幅Amechを有しているた
め、これが優勢である。この信号の位相Δφmech
約180°だけ位相Δφ(f)およびΔφelとは異
なっている。従って、結果としての振幅A(f)は振幅
mech(f)から振幅A(f)とAelの和を減
じたものにおおよそ相当している。
【0047】
【数2】
【0048】この領域Iにおいては、結果的な位相Δφ
(f)は、0°である。
【0049】第2の領域IIにおいては、測定信号E
M1は、第1付加信号の振幅Amec h1を越えるその
増加する振幅AM1(f)によって、主要な勢力を有し
ている。同様に、その位相ΔφM1(f)は、この領域
IIにおいては0°である。
【0050】従って、結果的な信号の振幅Aは、測定信
号A(f)と第2付加信号Ael(f)の振幅の和か
ら、第1付加信号の振幅Amechだけ減じたものにほ
とんど相当する。
【0051】
【数3】
【0052】領域Iと領域IIとの間の領域境界の前で
は、受信信号Eの振幅A(f)はかなり減少する。この
周波数範囲においては、受信信号Eの位相Δφ(f)は
180°から0°まで減少する。領域IIにおいては、
振幅Aは上昇し、そして位相Δφ(f)は0°において
変化しないままである。共振周波数fは領域IIと領
域IIIとの間に存在する。その結果、測定信号E
180°の急激な位相変化を有する。この信号はまた、
その振幅A(f)によって領域IIIにおいては優勢
であり、この振幅は減少するがしかし、第1付加信号E
mechの振幅Amechを越えたままである。従っ
て、領域IIIにおいては、受信信号の振幅Aは基本的
に測定信号の振幅A(f)と第1付加信号Amech
(f)の和から、第2付加信号の振幅Ael(f)だけ
減じたものに相当する。
【0053】
【数4】
【0054】これは測定信号A(f)の振幅における
減少によって周波数と共に減少する。この領域IIIに
おいては、位相は180°である。
【0055】領域IVにおいては、測定信号A(f)
の振幅は第1付加信号の振幅Ame chの下に降下す
る。この領域IVにおいては、受信信号Eの振幅Aは最
終値に漸近して減少し、この最終値は2つの付加信号の
振幅AmechおよびAelの間の差異に相当してい
る。
【0056】
【数5】
【0057】位相Δφ(f)は180°の値に留まって
いる。
【0058】電気的送信信号と電気信号Eとの間の位相
差は、周波数の関数としての、互いに反対の方向におけ
る各々180°の2つの急激な位相変化を有している。
その結果、位相Δφ(f)が固定値Δφを持つ2つの
周波数が存在する。この固定値は、共振に相当してお
り、そして最初に説明されたもので、この場合には90
°である。すなわちこの周波数は、領域Iと領域IIと
の間の領域境界に、および領域IIと領域IIIとの間
の境界境界に存在する。以下において、反共振周波数f
arとして参照される最初の周波数は、電気的受信信号
Eの振幅が、この場合には無視できる程度に小さいた
め、ほとんど意味はない。そのため制御ループの周波数
決定素子はアクティブとはならない。結果として、フィ
ードバックは中断され、そして自励条件は満足されな
い。第2の周波数は装置の共振周波数f である。これ
は装置の動作の間の臨界周波数であり、そして制御ルー
プによって自動的に調整される。
【0059】個々の信号E,Emech,Eelの位
相Δφ,Δφmech,Δφelの値は、異なる装置に
関しては異なるものであることは言うまでもないか、し
かしそれらの基本的な経過特性は言及された全ての装置
に適用され、そして実施例の説明を参照して理解するこ
とができる。
【0060】もし、機械的振動構造体が消振されている
かまたは減じられた振動品質を有しているような条件が
発生するならば、測定信号の振幅A(f)および位相
Δφ (f)は、図3−aおよび図3−bにおける破線
によって描かれている経過特性をなぞる。振幅A
(f)は、周波数とともにより緩やかに上昇および下
降し、そして明らかにより低い最大値を有するものとな
る。位相Δφ(f)は、急激な位相変化を生じること
はなく、周波数とともに連続的に上昇する。装置の振動
品質がより減少するならば、より低い振幅の最大値、お
よびより低い位相の傾斜が生じる。しかし、位相Δφ
(f)は常に漸近的に値0°および180°に達し、そ
して共振周波数においては90°のままである。付加信
号EmechおよびEelは、変化しないままである。
【0061】3つのコンポーネントの振幅および位相正
確重ね合わせから結果的に得られる信号Eの振幅A
(f)および位相Δφ(f)は、振動品質における減少
のない最初に提示された例とは明らかに異なる。振幅A
(f)の最大値は大きく低下し、そして位相Δφ(f)
は、互いに反対方向の各々180°の2つの急激な位相
変化の代わりに、互いに反対方向の2つの連続的な位相
変化を有する。明らかに最大位相差は180°よりも少
ない。装置の振動品質に依存して、これは90°よりも
小さいこともある。
【0062】このため、もし、例えば泡内における、ま
たは粘性のある媒体内における機械的振動構造体の消振
が、または例えば送信器23として、または受信器24
として動作する圧電素子と機械的振動構造体との間の機
械的接続のゆるみによって生ずる、装置の振動品質にお
ける何らかの形式の減少が生じるならば、電気的送信信
号と電気的信号Eとの間の位相差は周波数の関数とし
て互いに反対方向の2つの連続する位相変化を有するま
まであるがしかし、最大位相差は極めて小さくなる。最
大位相差が小さくなると、共振周波数fと反共振周波
数far1との間に存在する間隔はより小さくなる。
【0063】送信信号と受信信号Eとの間の、共振に相
当する一定の位相関係は制御ループによって測定され、
制御ループは機械的振動装置を励振して共振周波数f
において振動を発生させる。説明されている装置が、高
い振動品質と関連した、覆われていない状態において機
能的であるためには、ここで示されている実施例におい
て固定された位相差Δφは90°である。示されてい
る実施例においては、これは位相シフタ8によって発生
される。
【0064】充填材料の特性によって、または振動品質
における減少によって、受信信号の位相Δφ(f)が、
もはや全体の周波数範囲に亘って、この固定された値Δ
φではなくなるような、以前に説明されたような状況
が発生するならば、機械的振動装置の信頼できる励振は
もはや不可能である。従って装置は機能しなくなる。
【0065】本発明によれば、この問題は送信信号線5
を電気的インピーダンスZを通して受信信号線6に接続
することによって解決される。これは付加的な電気的結
合を構成する。この接続は増幅器7および位相シフタ8
を含む制御ループの部分に電気的に並列に配置される。
例えば、このインピーダンスZは1つの抵抗、1つのキ
ャパシタンス、1つのインダクタンスまたは列挙された
コンポーネントの組み合わせである。
【0066】インピーダンスZは第2付加信号の振幅A
elおよび位相Δφelの両方に影響を与える。これ
は、前記第2付加信号の振幅Aelが可能な限り第1付
加信号の振幅Amechに等しくなるよう、そして前記
第2付加信号の位相Δφelが位相Δφmechに対し
て180°だけシフトされるように設けられるべきであ
る。研究によれば、ほとんどの場合には、例えば数ピコ
ファラッドのキャパシタンスである、相当するキャパシ
タンスを持つキャパシタを用いるだけで十分である。こ
のキャパシタンスの値は、モデル計算によって前進的に
求めることができるか、または整調できるキャパシタを
用いて実行される一連の測定によって決めることができ
るかのいずれかである。
【0067】2つの付加信号EmechおよびEel
実質的に同じ位相を有しているならば、受信器24の電
極の端子を交換するか、または受信器の分極を180°
回転させるかのいずれかが必要である。後者シナリオは
例えば圧電素子を回転させることにより達成できる。結
果として、2つの付加信号は望ましい反対の、すなわち
互いに他に対して180°だけオフセットしている、位
相を有する。相当する方法で送信器23を操作すること
により、同じ結果が得られるのは当然である。
【0068】送信信号線5と受信信号線6が互いに他に
対して、妥当に設けられたインピーダンスZを通して接
続されているような場合に関して、周波数fの関数とし
て第2付加信号Eelの振幅Aelを図3−eが、そし
て位相Δφelを図3−fが、各々の場合において破線
として描いている。
【0069】前に説明された従来技術においては、2つ
の付加信号の振幅AmechおよびAelは、大きな程
度異なっている。従ってより大きな振幅を持つ信号は、
広い周波数範囲において優勢である。一方、本発明によ
る装置においては、振幅AmechおよびAelは、実
質的に同等であることが望ましく、そしてそれらの位相
ΔφmechおよびΔφelは、実質的に反対であるこ
とが望ましい。振幅および位相正確和Amech
iΔφmech+Ael iΔφelは、受信信号に臨界
的な影響を有している。もし、2つの俯瞰信号が反対の
位相を有しているならば、結果的に2つの信号の振幅A
mechおよびAelの間の差異A=A ech−A
elは、影響を受ける。この差異は、付加信号E
mech、Eelの個々の振幅AmechおよびAel
と比較すれば、極めて低い値を有している。Aの値は
図3−aに描かれている。
【0070】この場合においてもまた、第1付加信号の
振幅Amechが第2付加信号の振幅よりも僅かに大き
いと仮定するならば、第1付加信号の位相Δφmech
は、今や臨界的である差異Aがその大きさにおいて測
定信号の振幅A(f)よりも大きな周波数に関して臨
界的である。
【0071】結果的な受信信号Eの振幅A(f)および
位相Δφ(f)が図4−aおよび図4−bに描かれてい
る。これらの図によれば、振幅A(f)は、値Aに漸
近的である。これは反共振周波数farにおいて最小値
を、そして共振周波数fにおいて最大値を有してい
る。図3−gに描かれている経過特性と比較すれば、最
小値はかなりの程度小さく発生しており、そして共振周
波数と反共振周波数との間の差異は明らかに大きくなっ
ている。破線によって示されているように、このことは
測定信号の振幅A(f)の最大値が振動品質における
減衰または減少によって明らかに減じられたときにも当
てはまる。
【0072】2つの付加信号が互いに正確に相殺しあう
ような理想的な場合に関しては、Aは値ゼロを有し、
そして受信信号Eの振幅A(f)は、測定信号の振幅A
(f)に等しい。
【0073】原理的には、受信信号の位相Δφ(f)
は、図3−hの例におけると同様、周波数の関数として
同じ経過特性を有する。第1の急激な位相変化が発生す
る反共振周波数farは図3−hに描かれている場合よ
りも図4−bに描かれている場合においてより低いと考
えられる。従って、位相Δφ(f)が値0°を持つ周波
数範囲は広がる。第2の急激な位相変化が発生する周波
数の値は、両方の図において同等であり、そして共振周
波数fに相当している。
【0074】破線は振動品質における減衰または減少が
存在する場合に関する位相Δφ(f)の経過特性を示し
ている。これによれば、周波数の関数としての電気的送
信信号と電気的受信信号Eとの間の位相差が何ら急激な
位相変化を有しないとしても、これは互いに他に対して
反対方向での2つの連続する位相変化を有している。最
大位相差が180°よりも小さいとしても、少なくとも
90°の最大位相差が、装置の振動品質における極めて
大きな減衰または減少の場合でも確保される。
【0075】2つの付加信号が互いに正確に相殺しあう
理想的な場合、換言すればAがゼロの値であるとき、
この場合にもまた受信信号Eの位相Δφ(f)は測定信
号の位相Δφ(f)に等しいということが成り立つ。
【0076】その振動品質に関わりなく、本発明による
装置の受信信号Eは常に、機械的振動構造体の共振周波
数において同じ固定された位相差Δφを有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】機械的振動構造体および電気機械トランスジュ
ーサを通る長さ方向断面図である。
【図2】図1のトランスジューサおよびそれに接続され
る回路の概略図である。
【図3】高い、および低い振動品質に関する、周波数の
関数としての測定信号の振幅および位相をと、周波数の
関数としての第1付加信号の振幅および位相と、付加的
な電気的結合のある場合とない場合の、周波数の関数と
しての第2付加信号の振幅と、周波数の関数としての第
2付加信号の位相と、高いおよび低い振動品質に関する
周波数の関数としての受信信号の振幅および位相を表す
図である。
【図4】付加的な電気的結合を持つ、高い、および低い
振動品質に関する、周波数の関数としての受信信号の振
幅および位相を表す図である。
【符号の説明】
1 振動構造体 2 トランスジューサ 3 張力ボルト 4 線 5 送信信号線 6 受信信号線 7 増幅器 8 位相シフタ 9 評価ユニット 11 ハウジング 12 ダイヤフラム 14 振動バー 21, 22 金属リング 23 送信器 24 受信器 31 絶縁 32 ナット 91 周波数測定回路 92 コンパレータ 121 圧力ピン
フロントページの続き (72)発明者 ゼルゲイ ロパティン ドイツ連邦共和国 レーラッハ フライ ブルガー シュトラーセ 231−アー (72)発明者 フォルカー ドライアー ドイツ連邦共和国 レーラッハ ゼーゲ マットシュトラーセ 6 (56)参考文献 特開 平7−333038(JP,A) 特開 平4−250320(JP,A) 実開 昭60−48127(JP,U) 実開 昭60−35225(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 23/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内の前もって決められている充填レ
    ベルを測定および/または監視するための装置におい
    て、 前もって決められている充填レベルの高さに取り付けら
    れた1つの機械的振動構造体(1)と、1つの電気機械
    トランスジューサ(2)と、1つの評価ユニット(9)
    と、1つの制御ループと、受信信号(E)を伝達する1
    つの受信信号線(6)とを有し、 前記トランスジューサは少なくとも1つの送信器(2
    3)を有し、該送信器へ電気的送信信号が加えられ、 前記送信器は機械的振動構造体(1)を励振して振動を
    発生させ、 前記トランスジューサは1つの受信器(24)を有し、
    該受信器は振動構造体(1)の機械的振動をピックアッ
    プして、そしてそれらを電気的信号(E)に変換し、 前記評価ユニットは受信信号(E)をピックアップして
    その周波数を求め、該周波数を基準周波数(f)と比
    較し、その周波数が基準周波数(fR)よりも小さな値
    を有しているならば、機械的振動構造体(1)は充填材
    料によって覆われていることを表す出力信号を発生さ
    せ、前記の値がより大きければ、機械的振動構造体は覆
    われていないことを表す出力信号を発生させ、 前記制御ループは、電気的送信信号と電気的受信信号
    (E)との間に存在する位相差を、振動構造体(1)が
    共振周波数(f)において振動する所定の一定値(Δ
    φ)に合わせて調整し、 受信信号(E)を伝達する前記受信信号線(6)は、電
    気的インピーダンス(Z)を介して、送信信号を伝達す
    る送信信号線(5)と接続されており、 前記受信信号(E)の中の複数の妨害信号成分が互いに
    相殺しあうように前記インピーダンス(Z)は設定され
    ている ことを特徴とする、 容器内の前もって決められている充填レベルを測定およ
    び/または監視するための装置。
  2. 【請求項2】 受信信号(E)は3つのコンポーネン
    ト、すなわち機械的振動構造体の振動によって左右され
    る測定信号と、送信器(23)と受信器(24)との間
    の電気的結合によって左右される第1付加信号と、送信
    器(23)と受信器(24)との間の機械的結合によっ
    て左右される第2付加信号とを有しており、前記インピ
    ーダンス(Z)は、第1および第2付加信号が実質的に
    同等な振幅(Ael,Amech)をかつ、実質的に逆
    位相の経過特性を持つように決められる、請求項第1項
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 送信器(23)および受信器(24)が
    圧電素子である、請求項第1項記載の装置。
  4. 【請求項4】 送信信号と受信信号(E)との間の位相
    差は、基準値に対し20°と90°の間または−90°
    と−20°との間の値である、請求項第1項記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記インピーダンス(Z)はキャパシタ
    ンスである、請求項第1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記インピーダンス(Z)は、1つの抵
    抗、1つのインダクタンスまたは、少なくとも1つの抵
    抗および/または少なくとも1つのインダクタンスおよ
    び/または少なくとも1つのキャパシタンスの組み合わ
    せである、請求項第1項記載の装置。
JP10120905A 1997-04-30 1998-04-30 容器内の前もって決められている充填レベルを測定および/または監視するための装置 Expired - Fee Related JP2968517B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP19970107155 EP0875742B1 (de) 1997-04-30 1997-04-30 Vorrichtung zur Feststellung und/oder Überwachung eines vorbestimmten Füllstands in einem Behälter
DE97107155.0 1997-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10339654A JPH10339654A (ja) 1998-12-22
JP2968517B2 true JP2968517B2 (ja) 1999-10-25

Family

ID=8226748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10120905A Expired - Fee Related JP2968517B2 (ja) 1997-04-30 1998-04-30 容器内の前もって決められている充填レベルを測定および/または監視するための装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0875742B1 (ja)
JP (1) JP2968517B2 (ja)
CA (1) CA2235027C (ja)
DE (1) DE59712903D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003270221A (ja) * 2002-03-18 2003-09-25 It Research:Kk 物質特性測定装置および物質特性測定方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0985916B1 (de) * 1998-09-09 2007-07-18 Endress + Hauser GmbH + Co. KG Vorrichtung zur Feststellung und/oder Überwachung eines vorbestimmten Füllstandes in einem Behälter
DE10023302C2 (de) * 2000-05-15 2003-11-13 Grieshaber Vega Kg Piezoelektrisch erregbares Schwingelement
DE102005062001A1 (de) * 2005-12-22 2007-06-28 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung mindestens einer Messgröße eines Mediums
DE102010039585A1 (de) 2010-08-20 2012-02-23 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Vorrichtung zur Bestimmung und/oder Überwachung zumindest eines vorbestimmten Füllstands
DE102014118393A1 (de) * 2014-12-11 2016-06-16 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Vorrichtung und ein Verfahren zur Bestimmung und/oder Überwachung mindestens einer Prozessgröße

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0758335B2 (ja) * 1986-06-30 1995-06-21 松下電器産業株式会社 粉粒体検知装置
DE4402234C1 (de) * 1994-01-26 1995-04-20 Endress Hauser Gmbh Co Verfahren und Anordnung zur Feststellung und/oder Überwachung eines vorbestimmten Füllstands in einem Behälter
DE4419617C2 (de) * 1994-06-03 1998-07-02 Endress Hauser Gmbh Co Anordnung zur Feststellung und/oder Überwachung eines vorbestimmten Füllstands in einem Behälter
DE4439879C1 (de) * 1994-11-08 1996-02-01 Grieshaber Vega Kg Vibrations-Füllstand-Grenzschalter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003270221A (ja) * 2002-03-18 2003-09-25 It Research:Kk 物質特性測定装置および物質特性測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2235027C (en) 2001-02-20
DE59712903D1 (de) 2008-01-31
CA2235027A1 (en) 1998-10-30
JPH10339654A (ja) 1998-12-22
EP0875742B1 (de) 2007-12-19
EP0875742A1 (de) 1998-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2880501B2 (ja) 容器内の前もって決められた充填レベルを測定および/または監視するための装置
JPS6098315A (ja) 容器内の予め定められた充填レベルを検出および/または監視するための装置
JP3157492B2 (ja) 容器内の設定された充填レベルを監視する装置
US4594891A (en) Resonating rod
RU2291403C2 (ru) Устройство для контроля заданного уровня измеряемой среды в емкости
JP2872219B2 (ja) 液体の過充填を検出するための方法および装置
RU2239794C2 (ru) Устройство для определения и/или контроля уровня загруженного материала в емкости
RU2247606C2 (ru) Устройство для определения и/или контроля заданного уровня заполнения емкости
JP3217770B2 (ja) 容器内の所定の充填状態を検出および/または監視するための装置
US4240285A (en) Measurement of the density of liquids
US6236322B1 (en) Apparatus for establishing and/or monitoring a predetermined filling level in a container
US5748566A (en) Ultrasonic transducer
US20030168945A1 (en) Electromechanical transducer
JPH0765919B2 (ja) 容器の所定充填レベルを確認/監視する装置
JPH05107098A (ja) 容器内の所定の充填レベル状態の検出監視装置
US6138507A (en) Apparatus for establishing and/or monitoring a predetermined filling level in a container through controlled transducer phase and impedance
US5969621A (en) Apparatus for establishing and/or monitoring a predetermined filling level in a container
JP2968517B2 (ja) 容器内の前もって決められている充填レベルを測定および/または監視するための装置
US7893603B2 (en) Apparatus for determining and/or monitoring a process variable
US6429571B2 (en) Method to control piezoelectric drives
JP2880502B2 (ja) 容器内において所定の充填レベルを達成及び/又は監視する装置
US5844491A (en) Apparatus for establishing and/or monitoring a predetermined filling level in a container
JP2880503B2 (ja) 容器内において所定の充填レベルを達成及び/又は監視する装置
US7716991B2 (en) Apparatus for measuring pressure using acoustic impedance variation
US6653760B1 (en) Ultrasonic transducer using third harmonic frequency

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080820

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees