JP2967062B2 - きのこの人工栽培方法及びきのこの栽培環境の自動制御装置 - Google Patents
きのこの人工栽培方法及びきのこの栽培環境の自動制御装置Info
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- JP2967062B2 JP2967062B2 JP9060625A JP6062597A JP2967062B2 JP 2967062 B2 JP2967062 B2 JP 2967062B2 JP 9060625 A JP9060625 A JP 9060625A JP 6062597 A JP6062597 A JP 6062597A JP 2967062 B2 JP2967062 B2 JP 2967062B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はきのこの人工栽培方
法及びこの方法を適用したきのこの栽培環境の自動制御
装置に関する。
法及びこの方法を適用したきのこの栽培環境の自動制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】きのこの人工栽培では生育段階に応じて
的確に栽培環境を管理することがきのこの収量を増大さ
せ、良好な形状に生育させ、効率的に栽培できるように
する上できわめて重要である。通常、きのこの栽培環境
の制御は培養室あるいは生育室といった栽培室内の温度
および湿度を管理することでよって行われる。培養室、
生育室にはクーラー、ヒーター、換気扇、加湿器等の栽
培環境を調整する装置類が設置されており、これらを制
御して温度および湿度を管理することがなされている。
的確に栽培環境を管理することがきのこの収量を増大さ
せ、良好な形状に生育させ、効率的に栽培できるように
する上できわめて重要である。通常、きのこの栽培環境
の制御は培養室あるいは生育室といった栽培室内の温度
および湿度を管理することでよって行われる。培養室、
生育室にはクーラー、ヒーター、換気扇、加湿器等の栽
培環境を調整する装置類が設置されており、これらを制
御して温度および湿度を管理することがなされている。
【0003】また、きのこはその呼吸活動により炭酸ガ
スが発生し、この炭酸ガスがきのこの形状や収量、栽培
時間(栽培サイクル)に影響を与えることから、栽培室
内の炭酸ガス濃度を制御することもなされている。しか
しながら、きのこ栽培における炭酸ガス測定器は、栽培
環境の湿度が高いために使いやすいものががなく、測定
値にばらつきがあったり、真値を示すまでに時間がかか
るといった問題があり、的確に炭酸ガス濃度を管理する
ことは難しいものである。
スが発生し、この炭酸ガスがきのこの形状や収量、栽培
時間(栽培サイクル)に影響を与えることから、栽培室
内の炭酸ガス濃度を制御することもなされている。しか
しながら、きのこ栽培における炭酸ガス測定器は、栽培
環境の湿度が高いために使いやすいものががなく、測定
値にばらつきがあったり、真値を示すまでに時間がかか
るといった問題があり、的確に炭酸ガス濃度を管理する
ことは難しいものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】栽培室の温度、湿度、
炭酸ガス濃度といった栽培環境は熱交換器(又は換気扇
等の換気装置)、クーラー、ヒーター、加湿器等の環境
調節機器を適宜作動させて制御する。ここで、栽培室の
炭酸ガス濃度の制御は換気によって炭酸ガスを希釈する
ことによってなされる。しかしながら、栽培室内の温
度、湿度と外気の温度、湿度は通常は一致しないから、
外気を導入する場合には栽培室の栽培環境が適正値にな
るように速やかに制御しなければならない。
炭酸ガス濃度といった栽培環境は熱交換器(又は換気扇
等の換気装置)、クーラー、ヒーター、加湿器等の環境
調節機器を適宜作動させて制御する。ここで、栽培室の
炭酸ガス濃度の制御は換気によって炭酸ガスを希釈する
ことによってなされる。しかしながら、栽培室内の温
度、湿度と外気の温度、湿度は通常は一致しないから、
外気を導入する場合には栽培室の栽培環境が適正値にな
るように速やかに制御しなければならない。
【0005】このように栽培室の栽培環境を一定条件と
するためには、熱交換器(又は換気扇等の換気装置)、
クーラー、ヒーター、加湿器等の環境調節機器が大量に
必要であり、過大な設備投資が必要になる。また、従来
のきのこ栽培では温度および湿度の管理を単独に制御し
ていて、栽培条件を有機的に条件つけて制御していない
ため全体として見た場合に的確な環境制御がなされない
という問題がある。また、炭酸ガス濃度を監視しながら
栽培室を所定の栽培環境に制御する場合には、センサの
反応速度が遅かったりするために、制御開始および制御
停止までに時間がかかり、最適環境から外れている時間
帯が相当程度生じる状況になっている。
するためには、熱交換器(又は換気扇等の換気装置)、
クーラー、ヒーター、加湿器等の環境調節機器が大量に
必要であり、過大な設備投資が必要になる。また、従来
のきのこ栽培では温度および湿度の管理を単独に制御し
ていて、栽培条件を有機的に条件つけて制御していない
ため全体として見た場合に的確な環境制御がなされない
という問題がある。また、炭酸ガス濃度を監視しながら
栽培室を所定の栽培環境に制御する場合には、センサの
反応速度が遅かったりするために、制御開始および制御
停止までに時間がかかり、最適環境から外れている時間
帯が相当程度生じる状況になっている。
【0006】本発明はこれらの問題点を解消すべくなさ
れたものであり、その目的とするところは、外気を導入
して栽培室の栽培環境を所定の適正範囲に調整する場合
に、栽培室内の温度、湿度、炭酸ガス濃度が適正範囲か
ら外れる時間を抑えることを可能とし、これによって良
質のきのこの生産を可能とし、収量の増大を図り、効率
的なきのこの生産を可能とするきのこの人工栽培方法及
びきのこの栽培環境の自動制御装置を提供するにある。
れたものであり、その目的とするところは、外気を導入
して栽培室の栽培環境を所定の適正範囲に調整する場合
に、栽培室内の温度、湿度、炭酸ガス濃度が適正範囲か
ら外れる時間を抑えることを可能とし、これによって良
質のきのこの生産を可能とし、収量の増大を図り、効率
的なきのこの生産を可能とするきのこの人工栽培方法及
びきのこの栽培環境の自動制御装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、きのこの人工栽
培の栽培室に換気装置、クーラー、ヒーター、加湿器等
の環境調節機器を設置し、これらをセンサーにより制御
して栽培室の温度、湿度、炭酸ガス濃度等をきのこの栽
培に最適な環境に維持しつつ、きのこを生育させるきの
この人工栽培方法において、前記栽培室に外気を導入し
て栽培室の栽培環境を所定の適正範囲に調整する際に、
栽培室内の温度、湿度、炭酸ガス濃度等の栽培環境と、
外気の温度および湿度を、前記栽培室に外気を導入する
前に計測し、栽培室に外気を導入する前あるいは外気導
入とともに、前記栽培室内の温度、湿度、炭酸ガス等の
栽培環境と前記外気の温度および湿度の計測結果に基づ
き、前記クーラー、ヒーターおよび加湿器を選択的に使
用するとともに、これら環境調節機器の作動時間および
作動タイミングを、相関して変動する栽培室内の温度お
よび湿度を栽培室の栽培環境の適正範囲となるよう制御
することを特徴とする。また、きのこの人工栽培の栽培
室に換気装置、クーラー、ヒーター、加湿器等の環境調
節機器を設置し、これらをセンサーにより制御して栽培
室の温度、湿度、炭酸ガス濃度等をきのこの栽培に最適
な環境に維持しつつ、きのこを生育させるきのこの栽培
環境の自動制御装置において、栽培室内の温度、湿度、
炭酸ガス濃度等の栽培環境を検知する室内環境計測部
と、前記栽培室に導入する外気の温度および湿度を栽培
室に外気を導入する前に計測する外気計測部と、該外気
計測部による計測結果と前記室内環境計測部による栽培
室の栽培環境の計測結果とに基づき、栽培室に外気を導
入する前あるいは外気導入とともに、前記クーラー、ヒ
ーターおよび加湿器を選択的に作動させ、これら環境調
節機器の作動時間および作動タイミングを、相関して変
動する温度および湿度が栽培室の栽培環境の適正範囲と
なるよう設定するための予測制御部と、該制御予測部の
指令に従って前記環境調節機器を作動させるとともに前
記換気装置を作動させて外気を導入する制御部とを備え
たことを特徴とする。
するため次の構成を備える。すなわち、きのこの人工栽
培の栽培室に換気装置、クーラー、ヒーター、加湿器等
の環境調節機器を設置し、これらをセンサーにより制御
して栽培室の温度、湿度、炭酸ガス濃度等をきのこの栽
培に最適な環境に維持しつつ、きのこを生育させるきの
この人工栽培方法において、前記栽培室に外気を導入し
て栽培室の栽培環境を所定の適正範囲に調整する際に、
栽培室内の温度、湿度、炭酸ガス濃度等の栽培環境と、
外気の温度および湿度を、前記栽培室に外気を導入する
前に計測し、栽培室に外気を導入する前あるいは外気導
入とともに、前記栽培室内の温度、湿度、炭酸ガス等の
栽培環境と前記外気の温度および湿度の計測結果に基づ
き、前記クーラー、ヒーターおよび加湿器を選択的に使
用するとともに、これら環境調節機器の作動時間および
作動タイミングを、相関して変動する栽培室内の温度お
よび湿度を栽培室の栽培環境の適正範囲となるよう制御
することを特徴とする。また、きのこの人工栽培の栽培
室に換気装置、クーラー、ヒーター、加湿器等の環境調
節機器を設置し、これらをセンサーにより制御して栽培
室の温度、湿度、炭酸ガス濃度等をきのこの栽培に最適
な環境に維持しつつ、きのこを生育させるきのこの栽培
環境の自動制御装置において、栽培室内の温度、湿度、
炭酸ガス濃度等の栽培環境を検知する室内環境計測部
と、前記栽培室に導入する外気の温度および湿度を栽培
室に外気を導入する前に計測する外気計測部と、該外気
計測部による計測結果と前記室内環境計測部による栽培
室の栽培環境の計測結果とに基づき、栽培室に外気を導
入する前あるいは外気導入とともに、前記クーラー、ヒ
ーターおよび加湿器を選択的に作動させ、これら環境調
節機器の作動時間および作動タイミングを、相関して変
動する温度および湿度が栽培室の栽培環境の適正範囲と
なるよう設定するための予測制御部と、該制御予測部の
指令に従って前記環境調節機器を作動させるとともに前
記換気装置を作動させて外気を導入する制御部とを備え
たことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて説明する。図1は本発明に係るきのこの人工栽培
方法およびきのこの栽培環境の自動制御装置の構成を示
す説明図である。本実施形態の人工栽培方法は、栽培室
内の栽培環境を温度、湿度、炭酸ガス濃度に基づいて制
御するものである。
ついて説明する。図1は本発明に係るきのこの人工栽培
方法およびきのこの栽培環境の自動制御装置の構成を示
す説明図である。本実施形態の人工栽培方法は、栽培室
内の栽培環境を温度、湿度、炭酸ガス濃度に基づいて制
御するものである。
【0009】図で10は栽培室の室内環境を計測する室
内環境計測部である。この室内環境計測部10は室内の
温度、湿度、炭酸ガス濃度を計測するための温度計、湿
度計、炭酸ガス濃度計を備えている。これら温度計、湿
度計、炭酸ガス濃度計は一般に使用されている温度セン
サ、炭酸ガスセンサ等を備えたもので、とくにその構成
が限定されるものではない。また、温度計および湿度計
にはこれらの計測結果に基づいてヒーターあるいはクー
ラー、加湿器を作動させるコントローラが付設される。
内環境計測部である。この室内環境計測部10は室内の
温度、湿度、炭酸ガス濃度を計測するための温度計、湿
度計、炭酸ガス濃度計を備えている。これら温度計、湿
度計、炭酸ガス濃度計は一般に使用されている温度セン
サ、炭酸ガスセンサ等を備えたもので、とくにその構成
が限定されるものではない。また、温度計および湿度計
にはこれらの計測結果に基づいてヒーターあるいはクー
ラー、加湿器を作動させるコントローラが付設される。
【0010】20は栽培室内の栽培環境を調節する環境
調節機器としての熱交換機、換気扇、クーラー、ヒータ
ー、加湿器である。熱交換機は栽培室の内気と外気を熱
交換して栽培室内に外気を導入するもの、換気扇は単に
外気を導入するものである。前記温度計、湿度計に付設
されているコントローラはこれら環境調節機器20のク
ーラー、ヒーター、加湿器を作動させ栽培室内の栽培環
境をあらかじめ設定した最適温度、湿度に管理する。
調節機器としての熱交換機、換気扇、クーラー、ヒータ
ー、加湿器である。熱交換機は栽培室の内気と外気を熱
交換して栽培室内に外気を導入するもの、換気扇は単に
外気を導入するものである。前記温度計、湿度計に付設
されているコントローラはこれら環境調節機器20のク
ーラー、ヒーター、加湿器を作動させ栽培室内の栽培環
境をあらかじめ設定した最適温度、湿度に管理する。
【0011】30は外気計測部である。この外気計測部
30は栽培室に導入する外気の温度と湿度を計測するた
めの温度計と湿度計を備える。なお、外気測定部30に
は炭酸ガス濃度計を備えていない。これは外気の炭酸ガ
ス濃度がほぼ320ppmで安定していることから、と
くに計測するまでもないからである。
30は栽培室に導入する外気の温度と湿度を計測するた
めの温度計と湿度計を備える。なお、外気測定部30に
は炭酸ガス濃度計を備えていない。これは外気の炭酸ガ
ス濃度がほぼ320ppmで安定していることから、と
くに計測するまでもないからである。
【0012】40は栽培室に外気を導入する際に環境調
節機器20をどのように制御すべきかを予測する制御予
測部である。すなわち、この制御予測部40では室内環
境計測部10によって計測された栽培室内の温度、湿
度、炭酸ガス濃度と、外気計測部30によって計測され
た外気の温度と湿度の計測結果に基づき、栽培室に外気
を導入した際に上記環境調節機器20をどのように選択
して作動させるべきかを予測する。たとえば、外気温が
栽培室の設定温度よりも低い場合には外気導入に備えて
ヒーターを作動させ、外気温度が栽培室の設定温度より
も高い場合には外気導入に備えてクーラーを作動させる
といった予測判断である。
節機器20をどのように制御すべきかを予測する制御予
測部である。すなわち、この制御予測部40では室内環
境計測部10によって計測された栽培室内の温度、湿
度、炭酸ガス濃度と、外気計測部30によって計測され
た外気の温度と湿度の計測結果に基づき、栽培室に外気
を導入した際に上記環境調節機器20をどのように選択
して作動させるべきかを予測する。たとえば、外気温が
栽培室の設定温度よりも低い場合には外気導入に備えて
ヒーターを作動させ、外気温度が栽培室の設定温度より
も高い場合には外気導入に備えてクーラーを作動させる
といった予測判断である。
【0013】50は制御予測部40の指令内容に基づい
て熱交換機、換気扇、クーラー、ヒーター、加湿器等の
環境調節機器20を作動して栽培室の栽培環境を適正範
囲に調整するための制御部である。なお、装置構成とし
て制御予測部40と制御部50とを一体の制御部として
構成することももちろん可能である。本明細書で制御予
測部40を明示しているのは、予測内容を明確にするた
めである。室内環境計測部10は常時、室内温度、湿
度、炭酸ガス濃度を監視しており、これらのうちで温度
あるいは湿度が適正範囲から外れた場合は、前述したコ
ントローラにより環境調節機器20が制御されて栽培室
内の温度および湿度がコントロールされる。
て熱交換機、換気扇、クーラー、ヒーター、加湿器等の
環境調節機器20を作動して栽培室の栽培環境を適正範
囲に調整するための制御部である。なお、装置構成とし
て制御予測部40と制御部50とを一体の制御部として
構成することももちろん可能である。本明細書で制御予
測部40を明示しているのは、予測内容を明確にするた
めである。室内環境計測部10は常時、室内温度、湿
度、炭酸ガス濃度を監視しており、これらのうちで温度
あるいは湿度が適正範囲から外れた場合は、前述したコ
ントローラにより環境調節機器20が制御されて栽培室
内の温度および湿度がコントロールされる。
【0014】以下では、ぶなしめじの培養室を例に外気
を導入した際に栽培環境条件を自動調整する方法につい
て説明する。ぶなしめじの培養室として好適な温度、湿
度、炭酸ガス濃度は次のとおりである。 温度 20〜24℃ 湿度 60%以上 炭酸ガス濃度 3000〜6000ppm ここで、栽培室の炭酸ガス濃度が上昇して設定範囲より
も炭酸ガス濃度が高くなると、外気を導入して栽培室の
炭酸ガス濃度を所定範囲に戻すように調整される。この
とき、従来のように単に外気を導入したのでは、栽培室
の温度および湿度が影響を受け、所定の温度、湿度に調
整されていた栽培環境が設定範囲から外れてしまうこと
が生じる。
を導入した際に栽培環境条件を自動調整する方法につい
て説明する。ぶなしめじの培養室として好適な温度、湿
度、炭酸ガス濃度は次のとおりである。 温度 20〜24℃ 湿度 60%以上 炭酸ガス濃度 3000〜6000ppm ここで、栽培室の炭酸ガス濃度が上昇して設定範囲より
も炭酸ガス濃度が高くなると、外気を導入して栽培室の
炭酸ガス濃度を所定範囲に戻すように調整される。この
とき、従来のように単に外気を導入したのでは、栽培室
の温度および湿度が影響を受け、所定の温度、湿度に調
整されていた栽培環境が設定範囲から外れてしまうこと
が生じる。
【0015】本実施形態の自動調整方法では、このよう
な栽培環境の変動を防止するため、外気を導入するにあ
たって、前記の外気計測部30で外気の温度および湿度
を計測し、制御予測部40で栽培室の栽培環境との比較
を行って制御部50による制御内容を決める。すなわ
ち、制御予測部40は栽培室に外気を導入した際に、栽
培室の環境ができるだけ影響を受けないよう環境調節機
器20を作動させるように予測して調整する。
な栽培環境の変動を防止するため、外気を導入するにあ
たって、前記の外気計測部30で外気の温度および湿度
を計測し、制御予測部40で栽培室の栽培環境との比較
を行って制御部50による制御内容を決める。すなわ
ち、制御予測部40は栽培室に外気を導入した際に、栽
培室の環境ができるだけ影響を受けないよう環境調節機
器20を作動させるように予測して調整する。
【0016】上記の培養室の環境を管理する場合で制御
予測部40による予測、調整方法について説明する。 外気の温度が培養室の最適温度よりも低く、外気の
湿度が培養室の最適湿度よりも低い場合。 外気の導入により栽培室の温度の低下と湿度の低下を招
くから、外気導入用の熱交換機または換気扇の作動に加
えて、ヒーターの作動と加湿器を作動させる。 外気の温度が培養室の最適温度よりも高く、外気の
湿度が培養室の最適湿度よりも高い場合。 外気の導入により栽培室の温度の上昇と湿度の上昇を招
くから、外気導入用の熱交換器または換気扇の作動に加
えて、クーラーを作動させる。 外気の温度が培養室の最適温度よりも高く、外気の
湿度が培養室の湿度よりも低い場合。 外気の導入により栽培室の温度の上昇を招くから、外気
導入用の熱交換器または換気扇の作動に加えて、クーラ
ーを作動させる。なお、外気の湿度が培養室の湿度より
も低い場合であっても、絶対湿度に換算すると導入する
外気の方が栽培室内よりも大きくなることがある。外気
導入によって湿度が減少するとは限らないことに注意す
る。 外気の温度が培養室の最適温度よりも低く、外気の
湿度が培養室の最適湿度よりも高い場合。 外気の導入により栽培室の温度の低下を招くから、外気
導入用の熱交換器または換気扇の作動に加えて、ヒータ
ーを作動させる。この場合、培養室の室内の絶対湿度と
外気の絶対湿度の関係で加湿器の制御を判定する。図2
はほんしめじの培養室の例で、外気の絶対湿度とそのと
きに培養室内で加湿が必要か否かをグラフで示したもの
である。図のA部分が培養室の絶対湿度帯である。外気
の絶対湿度との関係で、斜線部分が加湿すべき範囲を示
す。
予測部40による予測、調整方法について説明する。 外気の温度が培養室の最適温度よりも低く、外気の
湿度が培養室の最適湿度よりも低い場合。 外気の導入により栽培室の温度の低下と湿度の低下を招
くから、外気導入用の熱交換機または換気扇の作動に加
えて、ヒーターの作動と加湿器を作動させる。 外気の温度が培養室の最適温度よりも高く、外気の
湿度が培養室の最適湿度よりも高い場合。 外気の導入により栽培室の温度の上昇と湿度の上昇を招
くから、外気導入用の熱交換器または換気扇の作動に加
えて、クーラーを作動させる。 外気の温度が培養室の最適温度よりも高く、外気の
湿度が培養室の湿度よりも低い場合。 外気の導入により栽培室の温度の上昇を招くから、外気
導入用の熱交換器または換気扇の作動に加えて、クーラ
ーを作動させる。なお、外気の湿度が培養室の湿度より
も低い場合であっても、絶対湿度に換算すると導入する
外気の方が栽培室内よりも大きくなることがある。外気
導入によって湿度が減少するとは限らないことに注意す
る。 外気の温度が培養室の最適温度よりも低く、外気の
湿度が培養室の最適湿度よりも高い場合。 外気の導入により栽培室の温度の低下を招くから、外気
導入用の熱交換器または換気扇の作動に加えて、ヒータ
ーを作動させる。この場合、培養室の室内の絶対湿度と
外気の絶対湿度の関係で加湿器の制御を判定する。図2
はほんしめじの培養室の例で、外気の絶対湿度とそのと
きに培養室内で加湿が必要か否かをグラフで示したもの
である。図のA部分が培養室の絶対湿度帯である。外気
の絶対湿度との関係で、斜線部分が加湿すべき範囲を示
す。
【0017】上記のように制御予測部40では培養室の
最適温度および湿度と、外気の温度、湿度とを比較して
制御部50に対して環境調節機器20を制御する方法を
指令する。制御部50に対する指令は外気を導入した際
に培養室の室内環境ができるだけ変動しないようにする
ためのものであり、そのためには培養室の最適温度、湿
度と計測された外気の温度、湿度とから、環境調節機器
20のどの機器を作動させるかといった駆動対象を選択
する他に、複数台ある装置のうちの何台を作動させる
か、各々何分間作動させるかといった作動強度を併せて
判断して指令することができる。また、外気を導入する
以前から環境調節機器20を外気導入に備えて作動開始
するように制御することも可能であり、外気導入と環境
調節機器20を作動させるタイミングの設定を制御する
ことももちろん可能である。
最適温度および湿度と、外気の温度、湿度とを比較して
制御部50に対して環境調節機器20を制御する方法を
指令する。制御部50に対する指令は外気を導入した際
に培養室の室内環境ができるだけ変動しないようにする
ためのものであり、そのためには培養室の最適温度、湿
度と計測された外気の温度、湿度とから、環境調節機器
20のどの機器を作動させるかといった駆動対象を選択
する他に、複数台ある装置のうちの何台を作動させる
か、各々何分間作動させるかといった作動強度を併せて
判断して指令することができる。また、外気を導入する
以前から環境調節機器20を外気導入に備えて作動開始
するように制御することも可能であり、外気導入と環境
調節機器20を作動させるタイミングの設定を制御する
ことももちろん可能である。
【0018】制御予測部40からの指令により制御部5
0は熱交換機または換気扇を作動させて外気を培養室に
導入するが、その際に、制御部50は外気導入によって
培養室の温度、湿度が変動することを見越し、あらかじ
めクーラー、ヒーター、加湿器といった環境調節機器2
0を作動させ、外気導入によって培養室の温度、湿度が
変動を抑えるように制御する。外気を導入することによ
り、培養室の炭酸ガス濃度が減少していくから、炭酸ガ
ス濃度計で炭酸ガス濃度が一定レベルまで減少したこと
が検知されたところで外気の導入を停止する。このよう
に外気の導入に対応して培養室の室内環境(温度、湿
度)ができるだけ変化しないよう環境調節機器20を作
動させることにより、単に外気を導入する方法にくらべ
て培養室の室内環境が最適環境からなるべく外れない状
態で維持することが可能になる。
0は熱交換機または換気扇を作動させて外気を培養室に
導入するが、その際に、制御部50は外気導入によって
培養室の温度、湿度が変動することを見越し、あらかじ
めクーラー、ヒーター、加湿器といった環境調節機器2
0を作動させ、外気導入によって培養室の温度、湿度が
変動を抑えるように制御する。外気を導入することによ
り、培養室の炭酸ガス濃度が減少していくから、炭酸ガ
ス濃度計で炭酸ガス濃度が一定レベルまで減少したこと
が検知されたところで外気の導入を停止する。このよう
に外気の導入に対応して培養室の室内環境(温度、湿
度)ができるだけ変化しないよう環境調節機器20を作
動させることにより、単に外気を導入する方法にくらべ
て培養室の室内環境が最適環境からなるべく外れない状
態で維持することが可能になる。
【0019】外気の導入に対応してこれを補完する意味
で環境調節機器20を作動させる時間は適宜設定される
が、ふつう10分間程度である。炭酸ガス濃度が適正範
囲に調整されて、外気導入を停止した後は、培養室内で
温度および湿度を所定値に管理する通常の制御、すなわ
ち温度計、湿度計の監視結果に基づいてコントローラに
よりクーラー、ヒーター、加湿器を制御して所定温度、
湿度範囲に培養室を管理する。
で環境調節機器20を作動させる時間は適宜設定される
が、ふつう10分間程度である。炭酸ガス濃度が適正範
囲に調整されて、外気導入を停止した後は、培養室内で
温度および湿度を所定値に管理する通常の制御、すなわ
ち温度計、湿度計の監視結果に基づいてコントローラに
よりクーラー、ヒーター、加湿器を制御して所定温度、
湿度範囲に培養室を管理する。
【0020】培養室の炭酸ガス濃度が再度、適正範囲よ
りも高くなった場合は、上記と同様に、そのときの外気
の温度、湿度に基づいて環境調節機器20を制御して培
養室の室内環境を調整する。本実施形態の制御方法は1
日のうちでも、季節によっても大きく変動する外気の状
態に応じて培養室の室内環境を適切に管理するものであ
り、培養室の室内環境をきわめて的確に管理することが
できる。本発明方法に係る制御方法は、外気を導入する
ことによって変動する要因を抑えるように制御するもの
であるから、外気を導入した際に室内環境が適正範囲か
ら外れたとしても長時間にわたって適正範囲から外れる
ことを防止することができ、より的確な栽培環境の制御
が可能となる。
りも高くなった場合は、上記と同様に、そのときの外気
の温度、湿度に基づいて環境調節機器20を制御して培
養室の室内環境を調整する。本実施形態の制御方法は1
日のうちでも、季節によっても大きく変動する外気の状
態に応じて培養室の室内環境を適切に管理するものであ
り、培養室の室内環境をきわめて的確に管理することが
できる。本発明方法に係る制御方法は、外気を導入する
ことによって変動する要因を抑えるように制御するもの
であるから、外気を導入した際に室内環境が適正範囲か
ら外れたとしても長時間にわたって適正範囲から外れる
ことを防止することができ、より的確な栽培環境の制御
が可能となる。
【0021】また、上記説明での制御は培養室の炭酸ガ
ス濃度が適正範囲から外れたことにより、外気を導入し
て炭酸ガス濃度を適正値に調整したものであるが、場合
によって、温度あるいは湿度が適正範囲から外れた場合
で、外気を導入して適正範囲に調整できる場合も、上述
した制御方法と同様な方法によって制御することができ
る。たとえば、室内温度が適正範囲よりも上昇し、外気
を導入することによって適正範囲に調整できるような場
合には、外気導入による制御条件を予測して環境調節機
器20を制御するとともに、外気を導入することによっ
て室内温度が適正範囲に戻ったところで外気導入を停止
するようにすればよい。
ス濃度が適正範囲から外れたことにより、外気を導入し
て炭酸ガス濃度を適正値に調整したものであるが、場合
によって、温度あるいは湿度が適正範囲から外れた場合
で、外気を導入して適正範囲に調整できる場合も、上述
した制御方法と同様な方法によって制御することができ
る。たとえば、室内温度が適正範囲よりも上昇し、外気
を導入することによって適正範囲に調整できるような場
合には、外気導入による制御条件を予測して環境調節機
器20を制御するとともに、外気を導入することによっ
て室内温度が適正範囲に戻ったところで外気導入を停止
するようにすればよい。
【0022】上記例はぶなしめじの培養室の例である
が、培養室に限らず生育室等の環境を管理する場合にお
いてもまったく同様に適用することができる。また、ぶ
なしめじ以外の、えのき、なめこ等のきのこの人工栽培
においても同様に適用することが可能である。
が、培養室に限らず生育室等の環境を管理する場合にお
いてもまったく同様に適用することができる。また、ぶ
なしめじ以外の、えのき、なめこ等のきのこの人工栽培
においても同様に適用することが可能である。
【0023】なお、培養室、生育室等に設置する熱交換
機、換気扇、クーラー、ヒーター、加湿器等の装置構成
等はとくに限定されるものではない。たとえば、外気を
導入する場合に室内に均等に外気が導入されるようにダ
クトを配設したり、室内全体から均等に内気を排出する
ように配設すること、室内全体で炭酸ガス濃度が均一に
なるように攪拌装置を設けるといった構成を採用するこ
と等ができる。
機、換気扇、クーラー、ヒーター、加湿器等の装置構成
等はとくに限定されるものではない。たとえば、外気を
導入する場合に室内に均等に外気が導入されるようにダ
クトを配設したり、室内全体から均等に内気を排出する
ように配設すること、室内全体で炭酸ガス濃度が均一に
なるように攪拌装置を設けるといった構成を採用するこ
と等ができる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るきのこの人工栽培方法及び
きのこの栽培環境の自動制御装置によれば、上述したよ
うに、栽培室に外気を導入した際であっても、栽培室の
栽培環境が変動しないように調整することが可能であ
り、栽培室の栽培環境が適正範囲から外れることを抑え
て、好適な栽培環境を維持することができることから、
良質のきのこを生産することを可能とし、きのこの増収
を図るとともに栽培サイクルを短縮することができる等
の著効を奏する。
きのこの栽培環境の自動制御装置によれば、上述したよ
うに、栽培室に外気を導入した際であっても、栽培室の
栽培環境が変動しないように調整することが可能であ
り、栽培室の栽培環境が適正範囲から外れることを抑え
て、好適な栽培環境を維持することができることから、
良質のきのこを生産することを可能とし、きのこの増収
を図るとともに栽培サイクルを短縮することができる等
の著効を奏する。
【図1】本発明に係る自動制御方法によりきのこの栽培
環境を制御する方法を示す説明図である。
環境を制御する方法を示す説明図である。
【図2】外気絶対湿度により培養室内での加湿の要否を
示すグラクである。
示すグラクである。
10 室内環境計測部 20 環境調節機器 30 外気計測部 40 制御予測部 50 制御部
Claims (2)
- 【請求項1】 きのこの人工栽培の栽培室に換気装置、
クーラー、ヒーター、加湿器等の環境調節機器を設置
し、これらをセンサーにより制御して栽培室の温度、湿
度、炭酸ガス濃度等をきのこの栽培に最適な環境に維持
しつつ、きのこを生育させるきのこの人工栽培方法にお
いて、 前記栽培室に外気を導入して栽培室の栽培環境を所定の
適正範囲に調整する際に、栽培室内の温度、湿度、炭酸ガス濃度等の栽培環境と、
外気の温度および湿度を、前記栽培室に外気を導入する
前に計測し、栽培室に外気を導入する前あるいは外気導入とともに、
前記栽培室内の温度、湿度、炭酸ガス等の栽培環境と前
記外気の温度および湿度の計測結果に基づき、前記クー
ラー、ヒーターおよび加湿器を選択的に使用するととも
に、これら環境調節機器の作動時間および作動タイミン
グを、相関して変動する栽培室内の温度および湿度を栽
培室の栽培環境の適正範囲となるよう制御する ことを特
徴とするきのこの人工栽培方法。 - 【請求項2】 きのこの人工栽培の栽培室に換気装置、
クーラー、ヒーター、加湿器等の環境調節機器を設置
し、これらをセンサーにより制御して栽培室の温度、湿
度、炭酸ガス濃度等をきのこの栽培に最適な環境に維持
しつつ、きのこを生育させるきのこの栽培環境の自動制
御装置において、栽培室内の温度、湿度、炭酸ガス濃度等の栽培環境を検
知する室内環境計測部 と、 前記栽培室に導入する外気の温度および湿度を栽培室に
外気を導入する前に計測する外気計測部と、 該外気計測部による計測結果と前記室内環境計測部によ
る栽培室の栽培環境の計測結果とに基づき、栽培室に外
気を導入する前あるいは外気導入とともに、前記クーラ
ー、ヒーターおよび加湿器を選択的に作動させ、これら
環境調節機器の作動時間および作動タイミングを、相関
して変動する温度および湿度が栽培室の栽培環境の適正
範囲となるよう設定するための制御予測部と、 該制御予測部の指令に従って前記環境調節機器を作動さ
せるとともに前記換気 装置を作動させて外気を導入する
制御部とを備えたことを特徴とするきのこの栽培環境の
自動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9060625A JP2967062B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | きのこの人工栽培方法及びきのこの栽培環境の自動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9060625A JP2967062B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | きのこの人工栽培方法及びきのこの栽培環境の自動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10248378A JPH10248378A (ja) | 1998-09-22 |
JP2967062B2 true JP2967062B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=13147679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9060625A Expired - Fee Related JP2967062B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | きのこの人工栽培方法及びきのこの栽培環境の自動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2967062B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004012497A1 (ja) * | 2002-08-06 | 2004-02-12 | Matsushita Ecology Systems Co., Ltd. | 植物の栽培・培養環境装置と栽培・培養方法、栽培・培養設備 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2156779B1 (es) * | 1999-12-23 | 2002-02-01 | Penaranda Jesus Sanz | Medidor y regulador de actuacion automatica sobre los niveles de co2, temperatura y humedad en los cultivos de setas, champiñones y similares. |
JP2011160754A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Asano Sangyo Kk | きのこ栽培施設用換気装置 |
CN102792852B (zh) * | 2012-05-10 | 2014-05-07 | 镇江市丹徒区正东生态农业发展中心 | 食用菌工厂化栽培中的瓶装料营养均衡控制方法 |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP9060625A patent/JP2967062B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004012497A1 (ja) * | 2002-08-06 | 2004-02-12 | Matsushita Ecology Systems Co., Ltd. | 植物の栽培・培養環境装置と栽培・培養方法、栽培・培養設備 |
JP2004065104A (ja) * | 2002-08-06 | 2004-03-04 | Matsushita Ecology Systems Co Ltd | 植物の栽培または培養方法及び植物の栽培または培養環境装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10248378A (ja) | 1998-09-22 |
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