JP2963721B2 - 移動式炉心内計装装置 - Google Patents
移動式炉心内計装装置Info
- Publication number
- JP2963721B2 JP2963721B2 JP2090272A JP9027290A JP2963721B2 JP 2963721 B2 JP2963721 B2 JP 2963721B2 JP 2090272 A JP2090272 A JP 2090272A JP 9027290 A JP9027290 A JP 9027290A JP 2963721 B2 JP2963721 B2 JP 2963721B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- reactor
- tip
- containment vessel
- guide tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えばBWR原子力発電所の炉心校正システ
ムとして使用されている移動式炉心内計装装置（Traver
ing incore Prove 以下TIPと称する）に関する。
ムとして使用されている移動式炉心内計装装置（Traver
ing incore Prove 以下TIPと称する）に関する。
（従来の技術） 原子炉は、炉心内部の放射能が外部に流出するのを防
止するため、２重、３重の密閉壁構造となっている。こ
のため炉心（原子炉圧力容器）は、少なくともコンクリ
ートの厚い壁で構成し、外部から隔離されている。
止するため、２重、３重の密閉壁構造となっている。こ
のため炉心（原子炉圧力容器）は、少なくともコンクリ
ートの厚い壁で構成し、外部から隔離されている。
原子炉の制御を行うためには、各種制御機器用ケーブ
ル等を原子炉建屋から格納容器壁及び、圧力容器壁を貫
通させ、圧力容器内まで導く必要がある。この格納容器
壁の貫通部には、TIPフランジが用いられ、このTIPフラ
ンジから放射能が原子炉建屋の内部および外部に流出す
るのを防ぐために、各種シール部材が用いられている。
ル等を原子炉建屋から格納容器壁及び、圧力容器壁を貫
通させ、圧力容器内まで導く必要がある。この格納容器
壁の貫通部には、TIPフランジが用いられ、このTIPフラ
ンジから放射能が原子炉建屋の内部および外部に流出す
るのを防ぐために、各種シール部材が用いられている。
TIP（Travering Incore Prove 以下TIPと称する）
は移動式炉心内計測器で、駆動用のケーブルと、この先
端に検出部を有する単体の検出装置からなり、原子炉内
部の動作（原子炉の出力）状態の確認を行う計測器であ
って、常時原子炉内に設置されている計測器とは違い、
必要時に原子炉の出力を計測する常設の計測器、すなわ
ち、局部出力領域モニタ（Local Power Range Monit
or 以下LPRMと称する）の検出値の校正等に使用され
る。
は移動式炉心内計測器で、駆動用のケーブルと、この先
端に検出部を有する単体の検出装置からなり、原子炉内
部の動作（原子炉の出力）状態の確認を行う計測器であ
って、常時原子炉内に設置されている計測器とは違い、
必要時に原子炉の出力を計測する常設の計測器、すなわ
ち、局部出力領域モニタ（Local Power Range Monit
or 以下LPRMと称する）の検出値の校正等に使用され
る。
このTIPを炉心内に設置のLPRMに沿って炉心内に挿入
するために、各LPRMには各々TIP挿入用案内管が設けら
れている。この案内管の内のどれにTIPを挿入するかを
選択するために索引装置が格納容器内に備えている。
するために、各LPRMには各々TIP挿入用案内管が設けら
れている。この案内管の内のどれにTIPを挿入するかを
選択するために索引装置が格納容器内に備えている。
（発明が解決しようとする課題） 前記索引装置は、格納容器内にあるのは現在のTIPフ
ランジが、TIP挿入用案内管を１本のみを通す構造とな
っているためである。従って、索引装置が不良となった
場合には、原子炉の運転状態のままで修理を行うことが
できない。すなわち、原子炉の運転状態のままで修理を
行うと、作業員は放射能汚染の可能性があり、好ましく
ない。従って、索引装置を点検又は修理を行う場合に
は、比較的簡単にすむ場合であっても、必ず原子炉を停
止せざるを得なく、また、原子炉の再始動の場合には格
納容器内の放射能の状態等を必ず確認する必要がある事
から、原子炉の再始動までに時間を必要とする。
ランジが、TIP挿入用案内管を１本のみを通す構造とな
っているためである。従って、索引装置が不良となった
場合には、原子炉の運転状態のままで修理を行うことが
できない。すなわち、原子炉の運転状態のままで修理を
行うと、作業員は放射能汚染の可能性があり、好ましく
ない。従って、索引装置を点検又は修理を行う場合に
は、比較的簡単にすむ場合であっても、必ず原子炉を停
止せざるを得なく、また、原子炉の再始動の場合には格
納容器内の放射能の状態等を必ず確認する必要がある事
から、原子炉の再始動までに時間を必要とする。
本発明は、原子炉の運転中であっても、原子炉を停止
させることなく、索引装置の点検または修理が、放射能
汚染が少ない区域ででき、原子炉の停止時間および再始
動時間に要する時間を短縮できる移動式炉心内計装装置
を提供することを目的とする。
させることなく、索引装置の点検または修理が、放射能
汚染が少ない区域ででき、原子炉の停止時間および再始
動時間に要する時間を短縮できる移動式炉心内計装装置
を提供することを目的とする。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、前記目的を達成するため、原子炉圧力容器
全体を包囲する格納容器の一部に原子炉建屋内と連通す
る貫通穴が形成され、この貫通穴に挿通固定される筒状
のフランジと、 前記格納容器内側であって、前記フランジ内でかつ前
記格納容器壁に当接するように固定され、複数の案内管
挿通穴を有するシール部材と、 前記格納容器内側であって、前記フランジ内で前記シ
ール部材と所定間隔を存して挿通固定され、複数の案内
管挿通穴を有する遮断用フランジと 前記フランジ内に挿通固定されている遮断用フランジ
およびシール部材の案内管挿通穴にそれぞれ挿通され、
前記原子炉内に設置されている局部出力領域モニタに沿
って移動式炉心内計測器（TIP）を挿入するための複数
のTIP挿入用案内管と、 前記格納容器外の前記原子炉建屋内に配設され、前記
各TIP挿入用案内管のうちのいずれかに前記移動式炉心
内計測器を挿入するかを選択する索引装置と、 前記フランジの前記格納容器内側であって、前記各TIP
挿入用案内管に対して直交する方向に移動可能で、かつ
前記シール部材と前記遮断用フランジの間に摺接可能で
あって前記原子炉に異常が発生し、放射能が外部に流出
するのを防止する時、前記各TIP挿入用案内管を切断す
る遮断用バルブカッタとを具備したものである。
全体を包囲する格納容器の一部に原子炉建屋内と連通す
る貫通穴が形成され、この貫通穴に挿通固定される筒状
のフランジと、 前記格納容器内側であって、前記フランジ内でかつ前
記格納容器壁に当接するように固定され、複数の案内管
挿通穴を有するシール部材と、 前記格納容器内側であって、前記フランジ内で前記シ
ール部材と所定間隔を存して挿通固定され、複数の案内
管挿通穴を有する遮断用フランジと 前記フランジ内に挿通固定されている遮断用フランジ
およびシール部材の案内管挿通穴にそれぞれ挿通され、
前記原子炉内に設置されている局部出力領域モニタに沿
って移動式炉心内計測器（TIP）を挿入するための複数
のTIP挿入用案内管と、 前記格納容器外の前記原子炉建屋内に配設され、前記
各TIP挿入用案内管のうちのいずれかに前記移動式炉心
内計測器を挿入するかを選択する索引装置と、 前記フランジの前記格納容器内側であって、前記各TIP
挿入用案内管に対して直交する方向に移動可能で、かつ
前記シール部材と前記遮断用フランジの間に摺接可能で
あって前記原子炉に異常が発生し、放射能が外部に流出
するのを防止する時、前記各TIP挿入用案内管を切断す
る遮断用バルブカッタとを具備したものである。
（作 用） 本発明によれば、原子炉に異常が発生したとき、遮断
用バルブカッタが、遮断用フランジとシール部材の間に
これらに摺接しながら駆動し、TIP挿入用案内間が切断
され、この結果TIP挿入用案内管の穴が閉塞される。従
って、原子炉の運転中であっても、原子炉を停止させる
ことなく、索引装置の点検または修理が、放射能汚染が
少ない区域ででき、原子炉の停止時間および再始動時間
に要する時間を短縮できる。
用バルブカッタが、遮断用フランジとシール部材の間に
これらに摺接しながら駆動し、TIP挿入用案内間が切断
され、この結果TIP挿入用案内管の穴が閉塞される。従
って、原子炉の運転中であっても、原子炉を停止させる
ことなく、索引装置の点検または修理が、放射能汚染が
少ない区域ででき、原子炉の停止時間および再始動時間
に要する時間を短縮できる。
（実施例） 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。第１図は本発明の一実施例の概略構成図であり、図
示しないコンクリートからなる原子炉圧力容器（炉心）
１の全体は、原子炉格納容器２により包囲され、この原
子炉格納容器２壁には、原子炉の制御を行うために各種
制御機器用ケーブル等を原子炉建屋３から格納容器２お
よび前記圧力容器壁１を貫通させる圧力容器１内まで導
くために、貫通穴４が形成され、この貫通穴４に、第２
図および第３図に示すようにTIPフランジ５、シール部
材６、遮断用フランジ７、TIP挿入用案内管８、遮断用
バルブカッター12、案内用ねじ13、傘歯車14、減速機構
15、モータ16、索引装置17、カッター支持用構造材18が
設けられている。
る。第１図は本発明の一実施例の概略構成図であり、図
示しないコンクリートからなる原子炉圧力容器（炉心）
１の全体は、原子炉格納容器２により包囲され、この原
子炉格納容器２壁には、原子炉の制御を行うために各種
制御機器用ケーブル等を原子炉建屋３から格納容器２お
よび前記圧力容器壁１を貫通させる圧力容器１内まで導
くために、貫通穴４が形成され、この貫通穴４に、第２
図および第３図に示すようにTIPフランジ５、シール部
材６、遮断用フランジ７、TIP挿入用案内管８、遮断用
バルブカッター12、案内用ねじ13、傘歯車14、減速機構
15、モータ16、索引装置17、カッター支持用構造材18が
設けられている。
すなわち、TIPフランジ５は、筒状であって、格納容
器２の貫通穴４に挿通固定され、該壁面の一部に後述す
る遮断用バルブカッター12が挿通されるようにカッタ挿
入穴９が形成されている。シール部材６は、例えばテフ
ロンシール材からなり、格納容器２内側であって、フラ
ンジ５内でかつ格納容器２壁に当接するように固定さ
れ、複数の案内管挿通穴（図示しない）を有している。
遮断用フランジ７は、格納容器２内側であって、フラン
ジ５内で前記シール部材６と所定間隔を存して挿通固定
され、複数の案内管挿通穴（図示しない）を有してい
る。TIP挿入用案内管８は、フランジ５内に挿通固定さ
れている遮断用フランジ７およびシール部材６の案内管
挿通穴にそれぞれ挿通され、原子炉内に設置されている
局部出力領域モニタ10（第１図）に沿って移動式炉心内
計測器（TIP）を挿入するためのもので、これを複数
（ここでは10本）を備えている。
器２の貫通穴４に挿通固定され、該壁面の一部に後述す
る遮断用バルブカッター12が挿通されるようにカッタ挿
入穴９が形成されている。シール部材６は、例えばテフ
ロンシール材からなり、格納容器２内側であって、フラ
ンジ５内でかつ格納容器２壁に当接するように固定さ
れ、複数の案内管挿通穴（図示しない）を有している。
遮断用フランジ７は、格納容器２内側であって、フラン
ジ５内で前記シール部材６と所定間隔を存して挿通固定
され、複数の案内管挿通穴（図示しない）を有してい
る。TIP挿入用案内管８は、フランジ５内に挿通固定さ
れている遮断用フランジ７およびシール部材６の案内管
挿通穴にそれぞれ挿通され、原子炉内に設置されている
局部出力領域モニタ10（第１図）に沿って移動式炉心内
計測器（TIP）を挿入するためのもので、これを複数
（ここでは10本）を備えている。
格納容器２の内側に位置しているTIPフランジ５に
は、カッター支持用構造材18が固定され、これにはモー
タ16と、この動力を伝達する減速機構15が支持固定され
ている。この減速機構15の出力軸には、傘歯車14が固定
され、この傘歯車14と前記フランジ５のとの間には、前
記各TIP挿入用案内管に対して直交する方向に、案内用
ねじ（リードスクリュー）13が回転可能に支持されてい
る。すなわち、案内用ねじ13の一端は、フランジ５に回
転可能に支持され、案内用ねじ13の他端は、前記傘歯車
14に連結されている。案内用ねじ13には、これが回転す
ることによって遮断用バルブカッター12が上下動に可能
に支持され、この先端が原子炉の正常時はカッター挿入
穴９に第２図のように浅く嵌まっており、原子炉の異常
時は第３図のようにシール部材６と遮断用フランジ７の
隙間に、これらに面接触しながら下動し、これによりTI
P挿入用案内管８が切断されるようになっている。
は、カッター支持用構造材18が固定され、これにはモー
タ16と、この動力を伝達する減速機構15が支持固定され
ている。この減速機構15の出力軸には、傘歯車14が固定
され、この傘歯車14と前記フランジ５のとの間には、前
記各TIP挿入用案内管に対して直交する方向に、案内用
ねじ（リードスクリュー）13が回転可能に支持されてい
る。すなわち、案内用ねじ13の一端は、フランジ５に回
転可能に支持され、案内用ねじ13の他端は、前記傘歯車
14に連結されている。案内用ねじ13には、これが回転す
ることによって遮断用バルブカッター12が上下動に可能
に支持され、この先端が原子炉の正常時はカッター挿入
穴９に第２図のように浅く嵌まっており、原子炉の異常
時は第３図のようにシール部材６と遮断用フランジ７の
隙間に、これらに面接触しながら下動し、これによりTI
P挿入用案内管８が切断されるようになっている。
また、索引装置17は、格納容器２外の原子炉建屋３内
に配設され、各TIP挿入用案内管８のうちのいずれかに
前記移動式炉心内計測器を挿入するかを選択するもので
ある。
に配設され、各TIP挿入用案内管８のうちのいずれかに
前記移動式炉心内計測器を挿入するかを選択するもので
ある。
以上のように構成された移動式炉心内計装装置におい
て、図示しない検出器により、原子炉に異常が発生した
ことが検出されたとき、モータ16が駆動され、この回転
駆動力が減速機構15を介して傘歯車14に伝達され、これ
により案内用ねじ13が回転することから、遮断用バルブ
カッター12は第２図の状態から第３図のように下動して
TIP挿入用案内管８の全てが切断され、この切断後モー
タ16は停止するので、遮断用バルブカッター12も第３図
の状態となる。
て、図示しない検出器により、原子炉に異常が発生した
ことが検出されたとき、モータ16が駆動され、この回転
駆動力が減速機構15を介して傘歯車14に伝達され、これ
により案内用ねじ13が回転することから、遮断用バルブ
カッター12は第２図の状態から第３図のように下動して
TIP挿入用案内管８の全てが切断され、この切断後モー
タ16は停止するので、遮断用バルブカッター12も第３図
の状態となる。
遮断用バルブカッター12は、TIP挿入用案内管８を切
断する際には、遮断用フランジ７とシール部材６に面接
触しながら下動し、最終的には第３図のようにTIP挿入
用案内管８の穴が閉塞される。従って、原子炉の運転中
であっても、原子炉を停止させることなく、索引装置17
の点検または修理が、放射能汚染が少ない区域ででき、
原子炉の停止時間および再始動時間に要する時間を短縮
できる。
断する際には、遮断用フランジ７とシール部材６に面接
触しながら下動し、最終的には第３図のようにTIP挿入
用案内管８の穴が閉塞される。従って、原子炉の運転中
であっても、原子炉を停止させることなく、索引装置17
の点検または修理が、放射能汚染が少ない区域ででき、
原子炉の停止時間および再始動時間に要する時間を短縮
できる。
なお、前述の実施例ではカッター支持用構造材18に、
モータ16と、減速機構15を支持固定し、減速機構15の出
力軸とフランジ５との間に、傘歯車14と、案内用ねじ13
を回転可能に設け、この案内用ねじ13に遮断用バルブカ
ッター12を螺進可能に設けたが、フランジ５内にモータ
16、減速機構15、案内用ねじ13、遮断用バルブカッター
12を設けるようにしてもよい。その他、本発明は要旨を
変更しない範囲で、種々変形して実施できる。
モータ16と、減速機構15を支持固定し、減速機構15の出
力軸とフランジ５との間に、傘歯車14と、案内用ねじ13
を回転可能に設け、この案内用ねじ13に遮断用バルブカ
ッター12を螺進可能に設けたが、フランジ５内にモータ
16、減速機構15、案内用ねじ13、遮断用バルブカッター
12を設けるようにしてもよい。その他、本発明は要旨を
変更しない範囲で、種々変形して実施できる。
［発明の効果］ 以上述べた本発明によれば、原子炉の運転中であって
も、原子炉を停止させることなく、索引装置の点検また
は修理が、放射能汚染が少ない区域ででき、原子炉の停
止時間および再始動時間に要する時間を短縮できる移動
式炉心内計装装置を提供することができる。
も、原子炉を停止させることなく、索引装置の点検また
は修理が、放射能汚染が少ない区域ででき、原子炉の停
止時間および再始動時間に要する時間を短縮できる移動
式炉心内計装装置を提供することができる。
第１図は本発明の移動式炉心内計装装置の一実施例を示
す概略構成図、第２図および第３図は第１図のTIPフラ
ンジの具体的構成を説明するための図である。 １……原子炉圧力容器、２……格納容器壁、３……原子
炉建屋、４……貫通穴、５……TIPフランジ、６……シ
ール部材、７……遮断用フランジ、８……TIP挿入用案
内管、12……遮断用バルブカッター、13……案内用ね
じ、14……傘歯車、15……減速機構、16……モータ。
す概略構成図、第２図および第３図は第１図のTIPフラ
ンジの具体的構成を説明するための図である。 １……原子炉圧力容器、２……格納容器壁、３……原子
炉建屋、４……貫通穴、５……TIPフランジ、６……シ
ール部材、７……遮断用フランジ、８……TIP挿入用案
内管、12……遮断用バルブカッター、13……案内用ね
じ、14……傘歯車、15……減速機構、16……モータ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−135842（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−184877（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−102193（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−116097（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−88389（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−158197（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−137697（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−112296（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G21C 17/10 G21C 19/20 G21D 1/00
Claims (1)
- 【請求項１】原子炉圧力容器全体を包囲する格納容器の
一部に原子炉建屋内と連通する貫通穴が形成され、この
貫通穴に挿通固定される筒状のフランジと、 前記格納容器内側であって、前記フランジ内でかつ前記
格納容器壁に当接するように固定され、複数の案内管挿
通穴を有するシール部材と、 前記格納容器内側であって、前記フランジ内で前記シー
ル部材と所定間隔を存して挿通固定され、複数の案内管
挿通穴を有する遮断用フランジと、 前記フランジ内に挿通固定されている遮断用フランジお
よびシール部材の案内管挿通穴にそれぞれ挿通され、前
記原子炉内に設置されている局部出力領域モニタに沿っ
て移動式炉心内計測器（TIP）を挿入するための複数のT
IP挿入用案内管と、 前記格納容器外の前記原子炉建屋内に配設され、前記各
TIP挿入用案内管のうちのいずれかに前記移動式炉心内
計測器を挿入するかを選択する索引装置と、 前記フランジの前記格納容器内側であって、前記各TIP
挿入用案内管に対して直交する方向に移動可能で、かつ
前記シール部材と前記遮断用フランジの間に摺接可能で
あって前記原子炉に異常が発生し、放射能が外部に流出
するのを防止する時、前記各TIP挿入用案内間を切断す
る遮断用バルブカッタとを具備した移動式炉心内計装装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2090272A JP2963721B2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 移動式炉心内計装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2090272A JP2963721B2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 移動式炉心内計装装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03289598A JPH03289598A (ja) | 1991-12-19 |
| JP2963721B2 true JP2963721B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=13993878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2090272A Expired - Lifetime JP2963721B2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 移動式炉心内計装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2963721B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5560985B2 (ja) | 2009-08-03 | 2014-07-30 | 株式会社リコー | トナー、並びに現像剤、画像形成方法及び画像形成装置 |
-
1990
- 1990-04-06 JP JP2090272A patent/JP2963721B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03289598A (ja) | 1991-12-19 |
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