JP2963441B1 - センサ位置検出装置及び携帯端末 - Google Patents
センサ位置検出装置及び携帯端末Info
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- JP2963441B1 JP2963441B1 JP10163677A JP16367798A JP2963441B1 JP 2963441 B1 JP2963441 B1 JP 2963441B1 JP 10163677 A JP10163677 A JP 10163677A JP 16367798 A JP16367798 A JP 16367798A JP 2963441 B1 JP2963441 B1 JP 2963441B1
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Abstract
【要約】
【課題】 多数のセンサを使用してもセンサ用ケーブル
の設置に多大な空間を必要とせず、そして、作動したセ
ンサの場所を監視室にいても、高い精度で知ることがで
き、更に、回路の切断や短絡等という異常状態を判断す
ることができるセンサ位置検出装置及び携帯端末を提供
する。 【解決手段】 制御部10と、電源部11と、センサの
作動電流を検出する電流変動検出部13と、TDR方式
で作動センサ位置を測定するTDR検出部14と、電流
変動検出部とTDR検出部とを切替える線路切替部15
と、記憶部16と、を具備するセンサ位置検出装置1に
おいて、特定データ送受信部17、モード切替手段1
8、特定データ記録手段19、測定データ記録手段2
0、折返送信手段21、センサ位置決定手段22、異常
状態判定手段23、表示部24、通信制御部25又はL
AN接続部26を備える。
の設置に多大な空間を必要とせず、そして、作動したセ
ンサの場所を監視室にいても、高い精度で知ることがで
き、更に、回路の切断や短絡等という異常状態を判断す
ることができるセンサ位置検出装置及び携帯端末を提供
する。 【解決手段】 制御部10と、電源部11と、センサの
作動電流を検出する電流変動検出部13と、TDR方式
で作動センサ位置を測定するTDR検出部14と、電流
変動検出部とTDR検出部とを切替える線路切替部15
と、記憶部16と、を具備するセンサ位置検出装置1に
おいて、特定データ送受信部17、モード切替手段1
8、特定データ記録手段19、測定データ記録手段2
0、折返送信手段21、センサ位置決定手段22、異常
状態判定手段23、表示部24、通信制御部25又はL
AN接続部26を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサ位置検出装
置及び携帯端末であり、特に、建屋内において、作動し
たセンサの位置を検出することができるセンサ位置検出
装置及び携帯端末に関する。
置及び携帯端末であり、特に、建屋内において、作動し
たセンサの位置を検出することができるセンサ位置検出
装置及び携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建屋内における、火事、不審者の
侵入等の異常事態発生又は正常状態を、監視センタに通
報・表示等するために、各種センサを配置し、そして、
それぞれセンサ用ケーブルを監視センタまで設置し、監
視表示装置に接続していた。センサが作動すると、監視
センタから監視者が作動センサの場所に行って作動する
異常状態であるか確認し、そして、異常状態のときはそ
れに対処していた。1つのセンサには1つのセンサ用ケ
ーブルを必要とするため、多数のセンサを使用するとき
は、センサ用ケーブルも多数となり、監視室までの設置
に多大な空間や労力等を要求されるため、配置するセン
サの数を制限するか、複数のセンサを並列又は直列に接
続せざるを得なかった。並列又は直列に接続して使用す
るときは、作動したセンサの配置位置は監視センタでは
把握できないため、監視者は、可能性のある複数の場所
を順次確認にまわらざるを得ず、緊急を要する場合等で
は、対処の遅れが生じることもあった。
侵入等の異常事態発生又は正常状態を、監視センタに通
報・表示等するために、各種センサを配置し、そして、
それぞれセンサ用ケーブルを監視センタまで設置し、監
視表示装置に接続していた。センサが作動すると、監視
センタから監視者が作動センサの場所に行って作動する
異常状態であるか確認し、そして、異常状態のときはそ
れに対処していた。1つのセンサには1つのセンサ用ケ
ーブルを必要とするため、多数のセンサを使用するとき
は、センサ用ケーブルも多数となり、監視室までの設置
に多大な空間や労力等を要求されるため、配置するセン
サの数を制限するか、複数のセンサを並列又は直列に接
続せざるを得なかった。並列又は直列に接続して使用す
るときは、作動したセンサの配置位置は監視センタでは
把握できないため、監視者は、可能性のある複数の場所
を順次確認にまわらざるを得ず、緊急を要する場合等で
は、対処の遅れが生じることもあった。
【0003】最近、TDR(Time Domain
Reflectnmeter)方式を利用したケーブル
チェック装置が提案されている。このケーブルチェック
装置は、パルス信号をケーブルを介して障害部位まで送
出し、その反射波を受けるまでの時間を測定し、その応
答時間から位置を算出するものである。
Reflectnmeter)方式を利用したケーブル
チェック装置が提案されている。このケーブルチェック
装置は、パルス信号をケーブルを介して障害部位まで送
出し、その反射波を受けるまでの時間を測定し、その応
答時間から位置を算出するものである。
【0004】このTDR方式を利用して複数のセンサの
位置を測定するセンサ位置測定装置とすることが研究さ
れている。その場合、複数のセンサの作動を1又は2の
ケーブルでセンサ位置測定装置に知らせるための接続と
して、図2(a)に示す並列方式と、図3(a)に示す
直列方式とが考えられる。並列方式に接続するセンサ
は、不作動時は開路、そして、作動時に閉路となるタイ
プである。一方、直列方式に接続するセンサは、不作動
時は閉路であり、そして、作動時に開路となるタイプで
ある。
位置を測定するセンサ位置測定装置とすることが研究さ
れている。その場合、複数のセンサの作動を1又は2の
ケーブルでセンサ位置測定装置に知らせるための接続と
して、図2(a)に示す並列方式と、図3(a)に示す
直列方式とが考えられる。並列方式に接続するセンサ
は、不作動時は開路、そして、作動時に閉路となるタイ
プである。一方、直列方式に接続するセンサは、不作動
時は閉路であり、そして、作動時に開路となるタイプで
ある。
【0005】TDR方式のセンサ位置測定装置における
複数のセンサを並列方式に接続する場合、すべてのセン
サが不作動のとき(図2a参照)、線路は開路となって
おり、パルス信号は線路の末端で反射されるため、2T
の時間で、そして、反射パルス信号の方向が送出パルス
信号と同一方向で、戻ってくる(図2b参照)が、セン
サが作動したとき(図2c参照)、線路は閉路となり、
パルス信号は作動センサ13nの位置で往復することと
なるため、2Tnの時間で、そして、反射パルス信号の
方向が逆方向で、戻ってくる(図2d参照)。このた
め、センサが作動したかどうかを反射パルス信号の方向
で知ることができ、そして、時間2Tn及びセンサ用ケ
ーブル14内でのパルス信号の伝達速度V等から、作動
したセンサ14nまでの距離(Tn×V)等を算出する
ことができ、センサ位置を知ることができる。なお、線
路が、故意又は故障等により途中で切断されたとき(図
2e参照)は、切断された線路位置での反射が生じ、2
Tcの時間で、そして、反射パルス信号の方向が同一方
向で、戻ってくる(図2f参照)ので、切断した線路位
置までの距離(Tc×V)等を算出することができ、切
断位置を知ることができる。また、線路が、故意又は故
障等により、途中で短絡したとき(図2g参照)は、短
絡した線路位置で反射され、2Tsの時間で、そして、
反射パルス信号の方向が逆方向で、戻ってくる(図2h
参照)ので、短絡した線路位置までの距離(Ts×V)
等を算出することができ、短絡位置を知ることができ
る。
複数のセンサを並列方式に接続する場合、すべてのセン
サが不作動のとき(図2a参照)、線路は開路となって
おり、パルス信号は線路の末端で反射されるため、2T
の時間で、そして、反射パルス信号の方向が送出パルス
信号と同一方向で、戻ってくる(図2b参照)が、セン
サが作動したとき(図2c参照)、線路は閉路となり、
パルス信号は作動センサ13nの位置で往復することと
なるため、2Tnの時間で、そして、反射パルス信号の
方向が逆方向で、戻ってくる(図2d参照)。このた
め、センサが作動したかどうかを反射パルス信号の方向
で知ることができ、そして、時間2Tn及びセンサ用ケ
ーブル14内でのパルス信号の伝達速度V等から、作動
したセンサ14nまでの距離(Tn×V)等を算出する
ことができ、センサ位置を知ることができる。なお、線
路が、故意又は故障等により途中で切断されたとき(図
2e参照)は、切断された線路位置での反射が生じ、2
Tcの時間で、そして、反射パルス信号の方向が同一方
向で、戻ってくる(図2f参照)ので、切断した線路位
置までの距離(Tc×V)等を算出することができ、切
断位置を知ることができる。また、線路が、故意又は故
障等により、途中で短絡したとき(図2g参照)は、短
絡した線路位置で反射され、2Tsの時間で、そして、
反射パルス信号の方向が逆方向で、戻ってくる(図2h
参照)ので、短絡した線路位置までの距離(Ts×V)
等を算出することができ、短絡位置を知ることができ
る。
【0006】TDR方式のセンサ位置測定装置における
複数のセンサを直列方式に接続する場合、すべてのセン
サが不作動(図3a参照)のとき、線路は閉路となって
おり、パルス信号は線路を往復するため、2Tの時間
で、そして、反射パルスの方向が送出パルス信号と逆方
向で、戻ってくるが(図3b参照)、センサが作動した
とき(図3c参照)、線路は作動センサ13xの位置で
開路となるため、反射パルス信号は作動センサ13xの
位置で反射され、2Txの時間で、そして、反射パルス
信号の方向が送出パルス信号と同一方向で、戻ってくる
(図3d参照)。このため、センサが作動したかどうか
を反射パルス信号の方向で知ることができ、そして、時
間2Tx及び線路内でのパルス信号の伝達速度V等か
ら、作動したセンサ14xまでの距離(Tx×V)等を
算出することができ、センサ位置を知ることができる。
なお、回路が、故意又は故障等により、途中で切断され
たとき(図3e参照)は、切断された線路位置で反射さ
れ、2Tcの時間で、そして、反射パルス信号の方向が
同一方向で、戻ってくる(図3f参照)ので、切断した
個所までの距離(Tc×V)等を算出することができ、
切断位置を知ることができる。また、線路が、故意又は
故障等により、途中で短絡したとき(図3g参照)は、
短絡した線路位置で往復し、2Tsの時間で、そして、
反射パルス信号の方向が逆方向で、戻る(図3h参照)
ので、短絡した線路位置までの距離(Ts×V)等を算
出することができ、短絡位置を知ることができる。
複数のセンサを直列方式に接続する場合、すべてのセン
サが不作動(図3a参照)のとき、線路は閉路となって
おり、パルス信号は線路を往復するため、2Tの時間
で、そして、反射パルスの方向が送出パルス信号と逆方
向で、戻ってくるが(図3b参照)、センサが作動した
とき(図3c参照)、線路は作動センサ13xの位置で
開路となるため、反射パルス信号は作動センサ13xの
位置で反射され、2Txの時間で、そして、反射パルス
信号の方向が送出パルス信号と同一方向で、戻ってくる
(図3d参照)。このため、センサが作動したかどうか
を反射パルス信号の方向で知ることができ、そして、時
間2Tx及び線路内でのパルス信号の伝達速度V等か
ら、作動したセンサ14xまでの距離(Tx×V)等を
算出することができ、センサ位置を知ることができる。
なお、回路が、故意又は故障等により、途中で切断され
たとき(図3e参照)は、切断された線路位置で反射さ
れ、2Tcの時間で、そして、反射パルス信号の方向が
同一方向で、戻ってくる(図3f参照)ので、切断した
個所までの距離(Tc×V)等を算出することができ、
切断位置を知ることができる。また、線路が、故意又は
故障等により、途中で短絡したとき(図3g参照)は、
短絡した線路位置で往復し、2Tsの時間で、そして、
反射パルス信号の方向が逆方向で、戻る(図3h参照)
ので、短絡した線路位置までの距離(Ts×V)等を算
出することができ、短絡位置を知ることができる。
【0007】しかしながら、これらのTDR方式のセン
サ位置測定装置は、並列方式、直列方式とも、パルス信
号の伝達速度Vが不明であると、作動したセンサまでの
距離を算出することができない。更に、パルス信号の伝
達速度Vは、周囲の影響を受け、そして、経年劣化等が
生じるため、作動したセンサからの反射時間Tn、T
x、Tc、Tsを測定しても誤差が大きくなり、精度を
高めることはできなかった。また、並列方式のときは、
センサの作動(線路の閉路)と線路短絡(異常状態)と
は、反射パルスの方向がともに送出パルス信号と逆方向
であるため、センサの作動と回路短絡(異常状態)と
は、区別ができない。同様に、直列方式のときは、セン
サの作動(線路の開路)と回路切断(異常状態)とは、
反射パルス信号の方向がともに送出パルス信号と同じ方
向であるため、センサの作動と回路切断(異常状態)と
は、区別ができない。
サ位置測定装置は、並列方式、直列方式とも、パルス信
号の伝達速度Vが不明であると、作動したセンサまでの
距離を算出することができない。更に、パルス信号の伝
達速度Vは、周囲の影響を受け、そして、経年劣化等が
生じるため、作動したセンサからの反射時間Tn、T
x、Tc、Tsを測定しても誤差が大きくなり、精度を
高めることはできなかった。また、並列方式のときは、
センサの作動(線路の閉路)と線路短絡(異常状態)と
は、反射パルスの方向がともに送出パルス信号と逆方向
であるため、センサの作動と回路短絡(異常状態)と
は、区別ができない。同様に、直列方式のときは、セン
サの作動(線路の開路)と回路切断(異常状態)とは、
反射パルス信号の方向がともに送出パルス信号と同じ方
向であるため、センサの作動と回路切断(異常状態)と
は、区別ができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら従来
の問題点を解決するものであり、多数のセンサを使用し
てもセンサ用ケーブルの設置に多大な空間を必要とせ
ず、そして、作動したセンサの場所を監視室にいても、
高い精度で知ることができ、更に、回路の切断や短絡等
という異常状態を判断することができるセンサ位置検出
装置及び携帯端末を提供することである。
の問題点を解決するものであり、多数のセンサを使用し
てもセンサ用ケーブルの設置に多大な空間を必要とせ
ず、そして、作動したセンサの場所を監視室にいても、
高い精度で知ることができ、更に、回路の切断や短絡等
という異常状態を判断することができるセンサ位置検出
装置及び携帯端末を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御部と、電
源部と、センサの作動電流を検出する電流変動検出部
と、TDR方式で作動センサ位置を測定するTDR検出
部と、電流変動検出部とTDR検出部とを切替える線路
切替部と、記憶部と、を具備するセンサ位置検出装置に
おいて、センサ特定データを送信し受信する特定データ
送受信部を備えるセンサ位置検出装置である。
源部と、センサの作動電流を検出する電流変動検出部
と、TDR方式で作動センサ位置を測定するTDR検出
部と、電流変動検出部とTDR検出部とを切替える線路
切替部と、記憶部と、を具備するセンサ位置検出装置に
おいて、センサ特定データを送信し受信する特定データ
送受信部を備えるセンサ位置検出装置である。
【0010】また、本発明は、センサ登録モード、セン
サ監視検出モード等の各種モードを切替えるモード切替
手段を備えるセンサ位置検出装置である。
サ監視検出モード等の各種モードを切替えるモード切替
手段を備えるセンサ位置検出装置である。
【0011】そして、本発明は、上記特定データ送受信
部が受信したセンサ特定データを上記記憶部に記録する
特定データ記録手段を備えるセンサ位置検出装置であ
る。
部が受信したセンサ特定データを上記記憶部に記録する
特定データ記録手段を備えるセンサ位置検出装置であ
る。
【0012】更に、本発明は、上記TDR検出部が測定
して得た測定センサデータを上記記憶部に記録する測定
データ記録手段を備えるセンサ位置検出装置である。
して得た測定センサデータを上記記憶部に記録する測定
データ記録手段を備えるセンサ位置検出装置である。
【0013】また、本発明は、上記特定データ送受信部
が受信したセンサ特定データに対応するセンサデータを
上記記憶部から読み出し、かつ、該センサデータを送信
する折返送信手段を備えるセンサ位置検出装置である。
が受信したセンサ特定データに対応するセンサデータを
上記記憶部から読み出し、かつ、該センサデータを送信
する折返送信手段を備えるセンサ位置検出装置である。
【0014】そして、本発明は、上記TDR検出部が測
定して得た測定センサデータと上記記憶部に記憶する記
録センサデータとから作動したセンサを決定するセンサ
位置決定手段を備えるセンサ位置検出装置である。
定して得た測定センサデータと上記記憶部に記憶する記
録センサデータとから作動したセンサを決定するセンサ
位置決定手段を備えるセンサ位置検出装置である。
【0015】更に、本発明は、上記TDR検出部が測定
して得た測定センサデータと上記記憶部に記録する記録
センサデータとから作動したセンサを決定することがで
きないとき、異常状態と判定する異常状態判定手段を備
えるセンサ位置検出装置である。
して得た測定センサデータと上記記憶部に記録する記録
センサデータとから作動したセンサを決定することがで
きないとき、異常状態と判定する異常状態判定手段を備
えるセンサ位置検出装置である。
【0016】また、本発明は、補助電源を有するセンサ
位置検出装置である。
位置検出装置である。
【0017】そして、本発明は、表示部を備えるセンサ
位置検出装置である。
位置検出装置である。
【0018】更に、本発明は、通信制御部又はLAN接
続部を備えるセンサ位置検出装置である。
続部を備えるセンサ位置検出装置である。
【0019】また、本発明は、上記通信制御部又はLA
N接続部は、上記TDR検出部の動作したとき使用する
センサ位置検出装置である。
N接続部は、上記TDR検出部の動作したとき使用する
センサ位置検出装置である。
【0020】そして、本発明は、上記通信制御部又はL
AN接続部は、所定の通報先を備えるセンサ位置検出装
置である。
AN接続部は、所定の通報先を備えるセンサ位置検出装
置である。
【0021】更に、本発明は、端末制御部と、端末電源
部と、端末入力部と、センサ位置検出装置にセンサ特定
データをセンサ用ケーブルを介して送信する端末送信部
と、センサ位置検出装置からのセンサデータをセンサ用
ケーブルを介して受信する端末受信部と、端末センサ作
動部と、を有する携帯端末である。
部と、端末入力部と、センサ位置検出装置にセンサ特定
データをセンサ用ケーブルを介して送信する端末送信部
と、センサ位置検出装置からのセンサデータをセンサ用
ケーブルを介して受信する端末受信部と、端末センサ作
動部と、を有する携帯端末である。
【0022】また、本発明は、端末表示部を有する携帯
端末である。
端末である。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態を説明
する。本発明のセンサ位置検出装置の一実施例につい
て、図1〜図10を用いて説明する。図1は、本実施例
のセンサ位置検出装置を使用する建屋内状態監視システ
ムの一例の説明図である。図2は、センサ接続の並列方
式の説明図である。図3は、センサ接続の直列方式の説
明図である。図4は、実施例のセンサ位置検出装置の説
明図である。図5は、実施例の携帯端末の説明図であ
る。図6は、本実施例のセンサ位置検出装置のセンサ登
録モードの動作の一例のフローチャートの説明図であ
る。図7は、本実施例の携帯端末のセンサ登録モードの
動作の一例のフローチャートの説明図である。図8は、
本実施例のセンサ位置検出装置のセンサ検知検出モード
の動作の一例のフローチャートの説明図である。図9
は、本実施例のセンサ位置検出装置の表示部又は監視室
等におけるセンサデータ等の表示の一例の説明図であ
る。図10は、本実施例のセンサ位置検出装置の記憶部
におけるセンサデータ等の一例の説明図である。
する。本発明のセンサ位置検出装置の一実施例につい
て、図1〜図10を用いて説明する。図1は、本実施例
のセンサ位置検出装置を使用する建屋内状態監視システ
ムの一例の説明図である。図2は、センサ接続の並列方
式の説明図である。図3は、センサ接続の直列方式の説
明図である。図4は、実施例のセンサ位置検出装置の説
明図である。図5は、実施例の携帯端末の説明図であ
る。図6は、本実施例のセンサ位置検出装置のセンサ登
録モードの動作の一例のフローチャートの説明図であ
る。図7は、本実施例の携帯端末のセンサ登録モードの
動作の一例のフローチャートの説明図である。図8は、
本実施例のセンサ位置検出装置のセンサ検知検出モード
の動作の一例のフローチャートの説明図である。図9
は、本実施例のセンサ位置検出装置の表示部又は監視室
等におけるセンサデータ等の表示の一例の説明図であ
る。図10は、本実施例のセンサ位置検出装置の記憶部
におけるセンサデータ等の一例の説明図である。
【0024】本実施例のセンサ位置検出装置を使用する
建屋内状態監視システムの一例について、図1〜図3を
用いて説明する。この建屋内状態監視システムは、図1
に示すように、センサ位置検出装置1と、携帯端末3
と、複数のセンサ41と、センサ用ケーブル42、監視
センタ43又は遠隔監視センタ44等からなる。センサ
位置検出装置1及び携帯端末3については、後述する。
センサ41は、建屋内の各所に設置され、光、温度、
煙、湿度等を監視し、火事、不審者の侵入等の異常事態
発生又は正常状態をセンサ用ケーブル42からなる線路
を介して、監視センタ43等に通報・表示等に使用す
る。多数のセンサ41の作動を1又は少数のケーブル4
2で監視室に知らせるための接続方法として、従来例と
同様に、図2(a)に示す並列方式と、図3(a)に示
す直列方式とがあり、両方式とも、この建屋内状態監視
システムでは採用可能である。並列方式に接続するセン
サ41は、不作動時は線路開路、そして、作動時に線路
閉路となるタイプである。直列方式に接続するセンサ4
1は、不作動時は線路閉路、そして、作動時に線路開路
となるタイプである。
建屋内状態監視システムの一例について、図1〜図3を
用いて説明する。この建屋内状態監視システムは、図1
に示すように、センサ位置検出装置1と、携帯端末3
と、複数のセンサ41と、センサ用ケーブル42、監視
センタ43又は遠隔監視センタ44等からなる。センサ
位置検出装置1及び携帯端末3については、後述する。
センサ41は、建屋内の各所に設置され、光、温度、
煙、湿度等を監視し、火事、不審者の侵入等の異常事態
発生又は正常状態をセンサ用ケーブル42からなる線路
を介して、監視センタ43等に通報・表示等に使用す
る。多数のセンサ41の作動を1又は少数のケーブル4
2で監視室に知らせるための接続方法として、従来例と
同様に、図2(a)に示す並列方式と、図3(a)に示
す直列方式とがあり、両方式とも、この建屋内状態監視
システムでは採用可能である。並列方式に接続するセン
サ41は、不作動時は線路開路、そして、作動時に線路
閉路となるタイプである。直列方式に接続するセンサ4
1は、不作動時は線路閉路、そして、作動時に線路開路
となるタイプである。
【0025】本実施例のセンサ位置検出装置1につい
て、図4を用いて説明する。センサ位置検出装置1は、
制御部10と、電源部11と、線路信号保持回路12
と、電流変動検出部13と、TDR検出部14と、線路
切替部15と、記憶部16と、特定データ送受信部17
と、モード切替手段18と、特定データ記録手段19
と、測定データ記録手段20と、折返送信手段21と、
センサ位置決定手段22と、異常状態判定手段23と、
表示部24と、通信制御部25又はLAN接続部26と
を備えている。制御部10と、TDR検出部14と、特
定データ送受信部17と、モード切替手段18と、特定
データ記録手段19と、測定データ記録手段20と、折
返送信手段21と、センサ位置決定手段22と、異常状
態判定手段23と、通信制御部25又はLAN接続部2
6とで、制御システムを構成している。制御部10は、
センサ位置検出装置1全体の動作を制御する。電源部1
1は、センサ位置検出装置1全体の電源を供給するもの
であり、そして、停電時でも供給できるように、補助電
源を有している。線路信号保持回路12は、センサ用ケ
ーブル42に信号保持電流を供給する。電流変動検出部
13は、作動したセンサにより生じる変動電流を検出す
る。TDR検出部14は、パルス信号を送信し、反射パ
ルス信号を受信して、TDR方式の検出を実行する。T
DR方式の検出方法は、従来例と同様である。線路切替
部15は、センサ登録モードのときはTDR検出部14
及び特定データ送受信部17側に切替える。一方、セン
サ監視検出モードのときは、最初電流変動検出部13側
に接続するよう切替え、そして、TDR検出部14を動
作させるとき、TDR検出部14及び特定データ送受信
部17をセンサ用ケーブル42に接続するよう切替え
る。記憶部16は、各センサ41のセンサ書誌データ、
センサ特定データ、測定センサデータ等の各種センサデ
ータを記憶する。記憶するデータの一例は、後述する。
特定データ送受信部17は、センサ特定データ等の送信
や受信に使用し、その詳細は、後述する。モード切替手
段18は、センサ登録モード、センサ監視検出モード等
の各種モードを切替える。特定データ記録手段19は、
センサ登録モード時、特定データ送受信部17が受信し
たセンサ特定データを記憶部16に記録する。測定デー
タ記録手段20は、センサ登録モード時やセンサ監視検
出モード時等に、TDR検出部14が測定して得た測定
センサデータを記憶部16に記録する。特定データ記録
手段19と測定データ記録手段20とを、1つのデータ
記録手段とすることは可能である。折返送信手段21
は、センサ登録モード時、特定データ送受信部17が受
信したセンサ特定データに対応するセンサデータを記憶
部16から読み出し、そして、センサデータをセンサ送
受信部17及びセンサ用ケーブル42を介して送信す
る。センサ位置決定手段22は、センサ監視検出モード
時、TDR検出部14が測定して得た測定センサデータ
と記憶部16に記憶する記録センサデータとから作動し
たセンサを決定する。異常状態判定手段23は、位置検
出モード時、TDR検出部14が測定して得た測定セン
サデータと記憶部16に記録する記録センサデータとか
ら作動したセンサを決定することができないとき、異常
状態発生と判定する。センサ位置決定手段22と異常状
態判定手段23とを、1つの決定判定手段とすることは
可能である。作動センサの決定方法及び異常状態発生の
判定方法は、後述する。表示部24は、センサ位置検出
装置1の動作状況等を表示する。表示するセンサデータ
等の一例は、後述する。通信制御部25又はLAN接続
部26は、センサ位置検出装置1の動作状況等を、外部
の遠隔監視センタ44等に公衆回線、専用回線、INS
(高度情報通信システム)回線、無線等を使用し、又は
監視センタ43等にLAN(域内通信網)を使用して送
信する。また、所定の通報先を事前に備えておき、異常
事態発生時にすぐに連絡できるようにすることも可能で
ある。
て、図4を用いて説明する。センサ位置検出装置1は、
制御部10と、電源部11と、線路信号保持回路12
と、電流変動検出部13と、TDR検出部14と、線路
切替部15と、記憶部16と、特定データ送受信部17
と、モード切替手段18と、特定データ記録手段19
と、測定データ記録手段20と、折返送信手段21と、
センサ位置決定手段22と、異常状態判定手段23と、
表示部24と、通信制御部25又はLAN接続部26と
を備えている。制御部10と、TDR検出部14と、特
定データ送受信部17と、モード切替手段18と、特定
データ記録手段19と、測定データ記録手段20と、折
返送信手段21と、センサ位置決定手段22と、異常状
態判定手段23と、通信制御部25又はLAN接続部2
6とで、制御システムを構成している。制御部10は、
センサ位置検出装置1全体の動作を制御する。電源部1
1は、センサ位置検出装置1全体の電源を供給するもの
であり、そして、停電時でも供給できるように、補助電
源を有している。線路信号保持回路12は、センサ用ケ
ーブル42に信号保持電流を供給する。電流変動検出部
13は、作動したセンサにより生じる変動電流を検出す
る。TDR検出部14は、パルス信号を送信し、反射パ
ルス信号を受信して、TDR方式の検出を実行する。T
DR方式の検出方法は、従来例と同様である。線路切替
部15は、センサ登録モードのときはTDR検出部14
及び特定データ送受信部17側に切替える。一方、セン
サ監視検出モードのときは、最初電流変動検出部13側
に接続するよう切替え、そして、TDR検出部14を動
作させるとき、TDR検出部14及び特定データ送受信
部17をセンサ用ケーブル42に接続するよう切替え
る。記憶部16は、各センサ41のセンサ書誌データ、
センサ特定データ、測定センサデータ等の各種センサデ
ータを記憶する。記憶するデータの一例は、後述する。
特定データ送受信部17は、センサ特定データ等の送信
や受信に使用し、その詳細は、後述する。モード切替手
段18は、センサ登録モード、センサ監視検出モード等
の各種モードを切替える。特定データ記録手段19は、
センサ登録モード時、特定データ送受信部17が受信し
たセンサ特定データを記憶部16に記録する。測定デー
タ記録手段20は、センサ登録モード時やセンサ監視検
出モード時等に、TDR検出部14が測定して得た測定
センサデータを記憶部16に記録する。特定データ記録
手段19と測定データ記録手段20とを、1つのデータ
記録手段とすることは可能である。折返送信手段21
は、センサ登録モード時、特定データ送受信部17が受
信したセンサ特定データに対応するセンサデータを記憶
部16から読み出し、そして、センサデータをセンサ送
受信部17及びセンサ用ケーブル42を介して送信す
る。センサ位置決定手段22は、センサ監視検出モード
時、TDR検出部14が測定して得た測定センサデータ
と記憶部16に記憶する記録センサデータとから作動し
たセンサを決定する。異常状態判定手段23は、位置検
出モード時、TDR検出部14が測定して得た測定セン
サデータと記憶部16に記録する記録センサデータとか
ら作動したセンサを決定することができないとき、異常
状態発生と判定する。センサ位置決定手段22と異常状
態判定手段23とを、1つの決定判定手段とすることは
可能である。作動センサの決定方法及び異常状態発生の
判定方法は、後述する。表示部24は、センサ位置検出
装置1の動作状況等を表示する。表示するセンサデータ
等の一例は、後述する。通信制御部25又はLAN接続
部26は、センサ位置検出装置1の動作状況等を、外部
の遠隔監視センタ44等に公衆回線、専用回線、INS
(高度情報通信システム)回線、無線等を使用し、又は
監視センタ43等にLAN(域内通信網)を使用して送
信する。また、所定の通報先を事前に備えておき、異常
事態発生時にすぐに連絡できるようにすることも可能で
ある。
【0026】これにより、本実施例のセンサ位置検出装
置1は、センサ設置時等に、作業者がセンサ41の設置
場所において、センサ登録等の作業を実行するときに、
センサ位置検出装置の操作者がいなくとも、作業者に登
録内容等を知らせることができる。また、センサ監視検
出モードで作動したセンサの位置を決定するときに、測
定センサデータと記録センサデータとを比較するので、
高い精度でセンサの位置を検出することができるととも
に、センサ用ケーブル42の切断や短絡等の異常状態の
ときは、異常状態発生と判定することが可能である。セ
ンサ登録モード、センサ監視検出モード等の処理につい
ては、後述する。各種モードとしては、テストモード
(センサ位置検出装置1やセンサ41、センサ用ケーブ
ル42等をテスト又は保守する時等に使用する。)、セ
ンサ登録更新モード(センサ41の増設の時等に使用す
る。)、停電時モード(センサ位置検出装置1の電源部
11が停電の時等に使用する。)等がある。
置1は、センサ設置時等に、作業者がセンサ41の設置
場所において、センサ登録等の作業を実行するときに、
センサ位置検出装置の操作者がいなくとも、作業者に登
録内容等を知らせることができる。また、センサ監視検
出モードで作動したセンサの位置を決定するときに、測
定センサデータと記録センサデータとを比較するので、
高い精度でセンサの位置を検出することができるととも
に、センサ用ケーブル42の切断や短絡等の異常状態の
ときは、異常状態発生と判定することが可能である。セ
ンサ登録モード、センサ監視検出モード等の処理につい
ては、後述する。各種モードとしては、テストモード
(センサ位置検出装置1やセンサ41、センサ用ケーブ
ル42等をテスト又は保守する時等に使用する。)、セ
ンサ登録更新モード(センサ41の増設の時等に使用す
る。)、停電時モード(センサ位置検出装置1の電源部
11が停電の時等に使用する。)等がある。
【0027】次に、携帯端末3を説明する。携帯端末3
は、図5に示すように、端末制御部31と、端末電源部
32と、端末入力部33と、端末送受信部34と、端末
表示部35と、を有する。端末制御部31は、携帯端末
3全体の動作を制御する。端末電源部32は、携帯端末
3全体の電源を供給する。端末入力部33は、作業者が
センサ位置検出装置1にセンサ登録するときに、センサ
特定データ等を入力する。端末送受信部34は、センサ
位置検出装置1にセンサ特定データをセンサ用ケーブル
42を介して送信し、また、センサ位置検出装置1から
のセンサ特定データをセンサ用ケーブル42を介して受
信する。端末表示部34は、作業者が携帯端末3に入力
したセンサ特定データやセンサ位置検出装置1からのセ
ンサ書誌データ等を表示する。センサ特定データとは、
センサ名、センサ設置場所、センサ種別等であり、ま
た、センサ特定番号とし、そして、センサ位置検出装置
1の記憶部16にはセンサ特定番号に対応するセンサ
名、センサ設置場所、センサ種別等のセンサ書誌データ
を記録しておくことも可能である。これにより、本実施
例の携帯端末3は、センサ設置時等に、作業者がセンサ
41の設置場所において、センサ登録等の作業を実行す
るときに、センサ位置検出装置の操作者がいなくとも、
作業者に登録内容等を知らせることができる。
は、図5に示すように、端末制御部31と、端末電源部
32と、端末入力部33と、端末送受信部34と、端末
表示部35と、を有する。端末制御部31は、携帯端末
3全体の動作を制御する。端末電源部32は、携帯端末
3全体の電源を供給する。端末入力部33は、作業者が
センサ位置検出装置1にセンサ登録するときに、センサ
特定データ等を入力する。端末送受信部34は、センサ
位置検出装置1にセンサ特定データをセンサ用ケーブル
42を介して送信し、また、センサ位置検出装置1から
のセンサ特定データをセンサ用ケーブル42を介して受
信する。端末表示部34は、作業者が携帯端末3に入力
したセンサ特定データやセンサ位置検出装置1からのセ
ンサ書誌データ等を表示する。センサ特定データとは、
センサ名、センサ設置場所、センサ種別等であり、ま
た、センサ特定番号とし、そして、センサ位置検出装置
1の記憶部16にはセンサ特定番号に対応するセンサ
名、センサ設置場所、センサ種別等のセンサ書誌データ
を記録しておくことも可能である。これにより、本実施
例の携帯端末3は、センサ設置時等に、作業者がセンサ
41の設置場所において、センサ登録等の作業を実行す
るときに、センサ位置検出装置の操作者がいなくとも、
作業者に登録内容等を知らせることができる。
【0028】本実施例のセンサ位置検出装置1のセンサ
登録モードにおける動作の一例について、図6のフロー
チャートを用いて説明する。センサ登録モードでは、作
業者がセンサの設置場所に行き、携帯端末3を用いて、
センサ位置検出装置1にセンサ特定データ等を送信し、
測定センサデータ等を記憶部16に記録する。 (S101)線路信号保持回路をONとする。 (S102)線路切替部15は、線路42をTDR検出
部14側に切替える。 (S103)特定データ送受信部17は、登録開始デー
タを受信待機する。 (S104)携帯端末3からの登録開始データを受信す
ると、特定データ送受信部17は、登録開始OKデータ
を携帯端末3に送信する。 (S105)特定データ送受信部17は、登録終了デー
タを受信すると終了処理となり、受信しないと次のステ
ップS106に進む。 (S106)特定データ送受信部17は、センサ特定デ
ータを受信しないと前のステップS105に戻り、受信
すると次のステップS107に進む。 (S107)特定データ記憶手段19は、センサ特定デ
ータを記憶部16に記録する。 (S108)TDR検出部14は、パルス信号を線路4
2に送出する。 (S109)TDR検出部14は、反射パルス信号を受
信し、反射パルス信号の応答時間、極性等のセンサデー
タを測定する。 (S110)測定データ記憶手段20は、TDR検出部
14が測定して得た応答時間、極性等の測定センサデー
タを記憶部16に記録する。 (S111)折返送信手段21は、記憶部16に記録し
たセンサ特定データ、記憶するセンサ書誌データ、記録
センサデータ等の登録済センサデータを、携帯端末3に
送信し、ステップS105に戻る。これにより、作業者
は、センサの設置場所に行き、携帯端末3を用いて、確
認しながら、各種センサデータを記憶部16に記録する
とともに、センサの設置作業をすることができる。
登録モードにおける動作の一例について、図6のフロー
チャートを用いて説明する。センサ登録モードでは、作
業者がセンサの設置場所に行き、携帯端末3を用いて、
センサ位置検出装置1にセンサ特定データ等を送信し、
測定センサデータ等を記憶部16に記録する。 (S101)線路信号保持回路をONとする。 (S102)線路切替部15は、線路42をTDR検出
部14側に切替える。 (S103)特定データ送受信部17は、登録開始デー
タを受信待機する。 (S104)携帯端末3からの登録開始データを受信す
ると、特定データ送受信部17は、登録開始OKデータ
を携帯端末3に送信する。 (S105)特定データ送受信部17は、登録終了デー
タを受信すると終了処理となり、受信しないと次のステ
ップS106に進む。 (S106)特定データ送受信部17は、センサ特定デ
ータを受信しないと前のステップS105に戻り、受信
すると次のステップS107に進む。 (S107)特定データ記憶手段19は、センサ特定デ
ータを記憶部16に記録する。 (S108)TDR検出部14は、パルス信号を線路4
2に送出する。 (S109)TDR検出部14は、反射パルス信号を受
信し、反射パルス信号の応答時間、極性等のセンサデー
タを測定する。 (S110)測定データ記憶手段20は、TDR検出部
14が測定して得た応答時間、極性等の測定センサデー
タを記憶部16に記録する。 (S111)折返送信手段21は、記憶部16に記録し
たセンサ特定データ、記憶するセンサ書誌データ、記録
センサデータ等の登録済センサデータを、携帯端末3に
送信し、ステップS105に戻る。これにより、作業者
は、センサの設置場所に行き、携帯端末3を用いて、確
認しながら、各種センサデータを記憶部16に記録する
とともに、センサの設置作業をすることができる。
【0029】本実施例の携帯端末3のセンサ登録モード
の動作の一例について、図7のフローチャートを用いて
説明する。センサ位置検出装置1のセンサ登録モードに
対応する。 (S201)作業者は、端末入力部33からセンサ登録
モード開始を指示する。 (S202)端末送信部34は登録開始データをセンサ
位置検出装置1に送信する。 (S203)端末受信部35は、センサ位置検出装置1
からの登録開始OKデータを受信する。 (S204)作業者は、携帯端末3にセンサ特定データ
を入力する。 (S205)作業者は、センサ41を取付ける端子に携
帯端末3を接続する。 (S206)作業者は、携帯端末3のセンサ登録モード
を起動する。 (S207)端末送信部34は、センサ特定データを送
信する。 (S208)センサ位置検出装置1からのパルス信号に
より反射パルス信号が返信される。 (S209)端末受信部35は、センサ位置検出装置1
からの登録済センサデータの受信待機する。 (S210)センサ登録作業が終了ではないときステッ
プS204に戻り、終了すると次のステップS211に
進む。 (S211)作業者は、端末入力部33から登録終了デ
ータを入力し、端末送信部34は、登録終了データをセ
ンサ位置検出装置1に送信する。 (S212)端末表示部36は登録終了を表示し、セン
サ登録作業は終了する。そして、ステップS201に戻
る。 これにより、携帯端末3は、センサ位置検出装置1に登
録モードを実行させることができる。
の動作の一例について、図7のフローチャートを用いて
説明する。センサ位置検出装置1のセンサ登録モードに
対応する。 (S201)作業者は、端末入力部33からセンサ登録
モード開始を指示する。 (S202)端末送信部34は登録開始データをセンサ
位置検出装置1に送信する。 (S203)端末受信部35は、センサ位置検出装置1
からの登録開始OKデータを受信する。 (S204)作業者は、携帯端末3にセンサ特定データ
を入力する。 (S205)作業者は、センサ41を取付ける端子に携
帯端末3を接続する。 (S206)作業者は、携帯端末3のセンサ登録モード
を起動する。 (S207)端末送信部34は、センサ特定データを送
信する。 (S208)センサ位置検出装置1からのパルス信号に
より反射パルス信号が返信される。 (S209)端末受信部35は、センサ位置検出装置1
からの登録済センサデータの受信待機する。 (S210)センサ登録作業が終了ではないときステッ
プS204に戻り、終了すると次のステップS211に
進む。 (S211)作業者は、端末入力部33から登録終了デ
ータを入力し、端末送信部34は、登録終了データをセ
ンサ位置検出装置1に送信する。 (S212)端末表示部36は登録終了を表示し、セン
サ登録作業は終了する。そして、ステップS201に戻
る。 これにより、携帯端末3は、センサ位置検出装置1に登
録モードを実行させることができる。
【0030】本実施例のセンサ位置検出装置1のセンサ
監視検出モードについて説明する。線路切替部15は、
センサ用ケーブル42を電流変動検出部13側に接続す
る。センサ41が作動していないとき、電流の変動は生
じないので、そのままである。センサ41n、41xが
作動すると、検出電流に変動が生じ、電流変動検出部1
3は、センサの作動電流を検出し、線路切替部15はセ
ンサ用ケーブル42をTDR検出部14及び特定データ
送受信部17側に切替える。TDR検出部14はパルス
信号を発生し、センサ用ケーブル42に送出する。パル
ス信号は作動したセンサ41n、41xの位置で反射す
る。反射パルス信号をTDR検出部14は検出し、セン
サ位置決定手段22は、応答時間等の測定センサデータ
と記憶部16に記録する記録応答時間等の記録センサデ
ータとを比較し、そして、作動センサの位置を決定す
る。決定する方法は、例えば、測定センサデータの応答
時間と記録応答時間を比較し、そして、測定誤差等を考
慮して一致するものがあるとき、その一致する記録応答
時間に対応するセンサが作動したセンサである。また、
作動センサまでの距離(Tn又はTx×V)を算出して
比較することもできる。比較する際、反射パルス信号の
極性が適切であることが必要である。応答時間が一致し
ない又は算出した距離の位置にセンサが存在しないと
き、あるいは、反射パルス信号の極性が不適切であると
き、異常状態判定手段26は、異常状態発生と判断す
る。反射パルス信号の極性が適切でない等の異常状態発
生の判断方法は、従来例の図2(e)〜図2(h)及び
図3(e)〜図3(h)で説明した方法と同様である。
反射パルス信号の極性により、線路の切断又は短絡であ
ると判定することができる場合があり、そのとき、その
発生場所までの距離(Tc又はTs×V)も算出するこ
とができる。
監視検出モードについて説明する。線路切替部15は、
センサ用ケーブル42を電流変動検出部13側に接続す
る。センサ41が作動していないとき、電流の変動は生
じないので、そのままである。センサ41n、41xが
作動すると、検出電流に変動が生じ、電流変動検出部1
3は、センサの作動電流を検出し、線路切替部15はセ
ンサ用ケーブル42をTDR検出部14及び特定データ
送受信部17側に切替える。TDR検出部14はパルス
信号を発生し、センサ用ケーブル42に送出する。パル
ス信号は作動したセンサ41n、41xの位置で反射す
る。反射パルス信号をTDR検出部14は検出し、セン
サ位置決定手段22は、応答時間等の測定センサデータ
と記憶部16に記録する記録応答時間等の記録センサデ
ータとを比較し、そして、作動センサの位置を決定す
る。決定する方法は、例えば、測定センサデータの応答
時間と記録応答時間を比較し、そして、測定誤差等を考
慮して一致するものがあるとき、その一致する記録応答
時間に対応するセンサが作動したセンサである。また、
作動センサまでの距離(Tn又はTx×V)を算出して
比較することもできる。比較する際、反射パルス信号の
極性が適切であることが必要である。応答時間が一致し
ない又は算出した距離の位置にセンサが存在しないと
き、あるいは、反射パルス信号の極性が不適切であると
き、異常状態判定手段26は、異常状態発生と判断す
る。反射パルス信号の極性が適切でない等の異常状態発
生の判断方法は、従来例の図2(e)〜図2(h)及び
図3(e)〜図3(h)で説明した方法と同様である。
反射パルス信号の極性により、線路の切断又は短絡であ
ると判定することができる場合があり、そのとき、その
発生場所までの距離(Tc又はTs×V)も算出するこ
とができる。
【0031】本実施例のセンサ位置検出装置の位置検出
モードにおける動作の一例について、図8のフローチャ
ートを用いて説明する。 (S301)センサ登録モード又はセンサ登録更新モー
ドのときは、登録処理又は登録更新処理を実行し、相違
するときは次のステップに進む。 (S302)テストモードのときは、テスト処理を実行
し、相違するときは次のステップに進む。 (S303)停電発生のときは、停電処理を実行し、相
違するときは次のステップに進む。 (S304)電流変動検出部が線路電流の変化を検知す
ると次のステップに進み、検知しないとステップS30
1に戻る。 (S305)線路信号保持回路12をONとする。 (S306)線路切替部15は、電流変動検出部13側
を選択する。 (S307)TDR検出部14は、パルス信号を線路4
2に送出する。 (S308)反射パルス信号の応答時間、極性等を測定
する。 (S309)線路切替部15は、線路42を線路信号保
持回路12側に戻す。 (S310)線路信号保持回路12をOFFとする。 (S311)反射パルス信号の測定データを記憶部16
に記録する記録センサデータと比較する。その際、極性
等も考慮する。 (S312)一致するかチェックし、一致すれば次のス
テップS313に進み、一致しないときは、異常状態発
生のため、ステップS321に行く。 (S313)一致するときセンサ名等の記録センサデー
タを記憶部16から取出す。 (S314)センサ名等の記録センサデータを表示部2
4に表示する。 (S315)ロギングデータとして記録し、ステップS
301に戻る。 (S321)切断又は短絡であるため、該当する線路位
置までの距離を算出する。 (S322)線路情報等を表示部24に表示し、記録部
16に記録し、ステップS315に進む。 このように、本実施例のセンサ位置検出装置1は、多数
のセンサ41を使用してもセンサ用ケーブル42の設置
に多大な空間を必要とせず、そして、センサ監視検出モ
ードにより、作動センサの位置や線路の切断、短絡等を
その発生とともにその位置を、監視室にいても高い精度
で知ることができる。
モードにおける動作の一例について、図8のフローチャ
ートを用いて説明する。 (S301)センサ登録モード又はセンサ登録更新モー
ドのときは、登録処理又は登録更新処理を実行し、相違
するときは次のステップに進む。 (S302)テストモードのときは、テスト処理を実行
し、相違するときは次のステップに進む。 (S303)停電発生のときは、停電処理を実行し、相
違するときは次のステップに進む。 (S304)電流変動検出部が線路電流の変化を検知す
ると次のステップに進み、検知しないとステップS30
1に戻る。 (S305)線路信号保持回路12をONとする。 (S306)線路切替部15は、電流変動検出部13側
を選択する。 (S307)TDR検出部14は、パルス信号を線路4
2に送出する。 (S308)反射パルス信号の応答時間、極性等を測定
する。 (S309)線路切替部15は、線路42を線路信号保
持回路12側に戻す。 (S310)線路信号保持回路12をOFFとする。 (S311)反射パルス信号の測定データを記憶部16
に記録する記録センサデータと比較する。その際、極性
等も考慮する。 (S312)一致するかチェックし、一致すれば次のス
テップS313に進み、一致しないときは、異常状態発
生のため、ステップS321に行く。 (S313)一致するときセンサ名等の記録センサデー
タを記憶部16から取出す。 (S314)センサ名等の記録センサデータを表示部2
4に表示する。 (S315)ロギングデータとして記録し、ステップS
301に戻る。 (S321)切断又は短絡であるため、該当する線路位
置までの距離を算出する。 (S322)線路情報等を表示部24に表示し、記録部
16に記録し、ステップS315に進む。 このように、本実施例のセンサ位置検出装置1は、多数
のセンサ41を使用してもセンサ用ケーブル42の設置
に多大な空間を必要とせず、そして、センサ監視検出モ
ードにより、作動センサの位置や線路の切断、短絡等を
その発生とともにその位置を、監視室にいても高い精度
で知ることができる。
【0032】センサ位置検出装置1の表示部24又は監
視室43等における表示の一例について、図9を用いて
説明する。図9(a)は、センサ登録時のセンサデータ
であり、センサNo.設置場所、センサ動作、登録日、
動作確認等が各センサ毎に、一覧表に作成される。図9
(b)は、障害発生時のセンサデータであり、センサN
o.設置場所、センサ動作、障害検出日、動作状況、発
生時間等の一覧表が作成される。図9(c)は、障害発
生センサに対応する設置場所等の表示例であり、記憶部
16に事前にセンサ書誌データとして記録されており、
作動センサが特定されると、記憶部16から読み出さ
れ、表示される。
視室43等における表示の一例について、図9を用いて
説明する。図9(a)は、センサ登録時のセンサデータ
であり、センサNo.設置場所、センサ動作、登録日、
動作確認等が各センサ毎に、一覧表に作成される。図9
(b)は、障害発生時のセンサデータであり、センサN
o.設置場所、センサ動作、障害検出日、動作状況、発
生時間等の一覧表が作成される。図9(c)は、障害発
生センサに対応する設置場所等の表示例であり、記憶部
16に事前にセンサ書誌データとして記録されており、
作動センサが特定されると、記憶部16から読み出さ
れ、表示される。
【0033】また、センサ位置検出装置1の記憶部16
における記録する各種データの一例について、図10を
用いて説明する。図10(a)は、登録データの例であ
り、No.(登録時に自動的に採番する。)、センサN
o.、ロケーション(センサの位置情報)、反射時間
(反射パルスの応答時間)、登録日時、センサ初期状態
(センサ不作動時のスイッチの状態)等がある。図10
(b)は、ロケーションについて、階層構造とする例で
ある。図10(c)は、ロギングデータの例であり、セ
ンサNo.、ロケーション、反射時間、採取日時(ロギ
ングデータ採取日時)、センサ採取時状態(センサ作動
時のスイッチの状態)、センサ異常(センサの作動で異
常検知)、異常(線路切断又は短絡)、イベント(監視
中に異常発生)等がある。図10(d)は、ロギング表
示例であり、イベント、時間、場所、センサNo.通報
記録(通報済、失敗)等がある。
における記録する各種データの一例について、図10を
用いて説明する。図10(a)は、登録データの例であ
り、No.(登録時に自動的に採番する。)、センサN
o.、ロケーション(センサの位置情報)、反射時間
(反射パルスの応答時間)、登録日時、センサ初期状態
(センサ不作動時のスイッチの状態)等がある。図10
(b)は、ロケーションについて、階層構造とする例で
ある。図10(c)は、ロギングデータの例であり、セ
ンサNo.、ロケーション、反射時間、採取日時(ロギ
ングデータ採取日時)、センサ採取時状態(センサ作動
時のスイッチの状態)、センサ異常(センサの作動で異
常検知)、異常(線路切断又は短絡)、イベント(監視
中に異常発生)等がある。図10(d)は、ロギング表
示例であり、イベント、時間、場所、センサNo.通報
記録(通報済、失敗)等がある。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、多数のセンサを使用し
てもセンサ用ケーブルの設置に多大な空間を必要とせ
ず、そして、作動したセンサの場所を監視室にいても、
高い精度で知ることができ、そして、回路の切断や短絡
という異常状態を判断することができるセンサ位置検出
装置及び携帯端末を得ることができる。
てもセンサ用ケーブルの設置に多大な空間を必要とせ
ず、そして、作動したセンサの場所を監視室にいても、
高い精度で知ることができ、そして、回路の切断や短絡
という異常状態を判断することができるセンサ位置検出
装置及び携帯端末を得ることができる。
【図1】本実施例のセンサ位置検出装置を使用する建屋
内状態監視システムの一例の説明図。
内状態監視システムの一例の説明図。
【図2】センサ接続の並列方式の説明図。
【図3】センサ接続の直列方式の説明図。
【図4】実施例のセンサ位置検出装置の説明図。
【図5】実施例の携帯端末の説明図。
【図6】本実施例のセンサ位置検出装置のセンサ登録モ
ードの動作の一例のフローチャートの説明図。
ードの動作の一例のフローチャートの説明図。
【図7】本実施例の携帯端末のセンサ登録モードの動作
の一例のフローチャートの説明図。
の一例のフローチャートの説明図。
【図8】本実施例のセンサ位置検出装置の位置検出モー
ドの動作の一例のフローチャートの説明図。
ドの動作の一例のフローチャートの説明図。
【図9】本実施例のセンサ位置検出装置の表示部又は監
視室等におけるセンサデータ等の表示の一例の説明図。
視室等におけるセンサデータ等の表示の一例の説明図。
【図10】本実施例のセンサ位置検出装置の記憶部にお
けるセンサデータ等の一例の説明図。
けるセンサデータ等の一例の説明図。
1 センサ位置検出装置 10 制御部 11 電源部 12 線路信号保持回路 13 電流変動検出部 14 TDR検出部 15 線路切替部 16 記憶部 17 特定データ送受信部 18 モード切替手段 19 特定データ記録手段 20 測定データ記録手段 21 折返送信手段 22 センサ位置決定手段 23 異常状態判定手段 24 表示部 25 通信制御部 26 LAN接続部 3 携帯端末 31 端末制御部 32 端末電源部 33 端末入力部 34 端末送受信部 35 端末表示部 41 センサ 42 センサ用ケーブル 43 監視室 44 遠隔監視センタ
フロントページの続き (72)発明者 武貞 睦治 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内 (72)発明者 兼巻 良勝 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内 (72)発明者 長澤 登 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内 (72)発明者 星 俊一郎 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内 (72)発明者 岩崎 美奈 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−193894(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 17/00 G08B 23/00 - 31/00
Claims (14)
- 【請求項1】 制御部と、電源部と、センサの作動電流
を検出する電流変動検出部と、TDR方式で作動センサ
位置を測定するTDR検出部と、電流変動検出部とTD
R検出部とを切替える線路切替部と、記憶部と、を具備
するセンサ位置検出装置において、 センサ特定データを送信し受信する特定データ送受信部
を備えることを特徴とするセンサ位置検出装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のセンサ位置検出装置にお
いて、 センサ登録モード、センサ監視検出モード等の各種モー
ドを切替えるモード切替手段を備えることを特徴とする
センサ位置検出装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のセンサ位置検出
装置において、 上記特定データ送受信部が受信したセンサ特定データを
上記記憶部に記録する特定データ記録手段を備えること
を特徴とするセンサ位置検出装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のセ
ンサ位置検出装置において、 上記TDR検出部が測定して得た測定センサデータを上
記記憶部に記録する測定データ記録手段を備えることを
特徴とするセンサ位置検出装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のセ
ンサ位置検出装置において、 上記特定データ送受信部が受信したセンサ特定データに
対応するセンサデータを上記記憶部から読み出し、か
つ、該センサデータを送信する折返送信手段を備えるこ
とを特徴とするセンサ位置検出装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のセ
ンサ位置検出装置において、 上記TDR検出部が測定して得た測定センサデータと上
記記憶部に記憶する記録センサデータとから作動したセ
ンサを決定するセンサ位置決定手段を備えることを特徴
とするセンサ位置検出装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のセ
ンサ位置検出装置において、 上記TDR検出部が測定して得た測定センサデータと上
記記憶部に記録する記録センサデータとから作動したセ
ンサを決定することができないとき、異常状態と判定す
る異常状態判定手段を備えることを特徴とするセンサ位
置検出装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載のセ
ンサ位置検出装置において、 補助電源を有することを特徴とするセンサ位置検出装
置。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載のセ
ンサ位置検出装置において、 表示部を備えることを特徴とするセンサ位置検出装置。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
センサ位置検出装置において、 通信制御部又はLAN接続部を備えることを特徴とする
センサ位置検出装置。 - 【請求項11】 請求項10記載のセンサ位置検出装置
において、 上記通信制御部又はLAN接続部は、上記TDR検出部
の動作したとき使用することを特徴とするセンサ位置検
出装置。 - 【請求項12】 請求項10又は11に記載のセンサ位
置検出装置において、 上記通信制御部又はLAN接続部は、所定の通報先を備
えることを特徴とするセンサ位置検出装置。 - 【請求項13】 端末制御部と、端末電源部と、端末入
力部と、センサ位置検出装置にセンサ特定データをセン
サ用ケーブルを介して送信する端末送信部と、センサ位
置検出装置からのセンサデータをセンサ用ケーブルを介
して受信する端末受信部と、端末センサ作動部と、を有
することを特徴とする携帯端末。 - 【請求項14】 請求項13記載の携帯端末において、 端末表示部を有することを特徴とする携帯端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10163677A JP2963441B1 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | センサ位置検出装置及び携帯端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10163677A JP2963441B1 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | センサ位置検出装置及び携帯端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2963441B1 true JP2963441B1 (ja) | 1999-10-18 |
JPH11353566A JPH11353566A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15778508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10163677A Expired - Fee Related JP2963441B1 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | センサ位置検出装置及び携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2963441B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3550556B2 (ja) * | 2001-06-29 | 2004-08-04 | 日立電子サービス株式会社 | リモート監視システムおよび方法 |
JP2006068923A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Kyocera Mita Corp | 省エネ装置 |
JP6861013B2 (ja) * | 2016-11-02 | 2021-04-21 | 日立Astemo株式会社 | 電子制御装置及び通信機器 |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP10163677A patent/JP2963441B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH11353566A (ja) | 1999-12-24 |
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