JP2962716B1 - ゴルフクラブ用ケース - Google Patents

Abstract

【要約】 【課題】 クラブの形状に添うとともに、個性化された
ものとする。 【解決手段】 ゴルフクラブ１のシャフト１ａが挿入さ
れる筒１０と、この筒１０のシャフト挿入端に固着され
てクラブヘッド１ｂを被うカバー２０とから成るゴルフ
クラブ用ケースである。カバー２０は、筒１０に固着さ
れた筒状胴部２１と、この胴部２１上端から側方に突出
する頭部２２とから成って、犬、馬などの胴に対し頭が
側方に突出する動物のその形体に似せてあり、かつ、そ
の頭部２２は上下方向の中程周囲の一部がスライドファ
スナー２７により開閉自在となって動物の口部になって
いる。このようにすれば、カバー２０はクラブのヘッド
部の形状に添い、その動物の口部を開閉してゴルフクラ
ブを出し入れすれば、その動物の口からの出し入れとな
り、ユニークなものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ゴルフクラブを
収納して運ぶためのケースに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】ゴルフクラブを運ぶ際、そのクラブの干
渉（絡み）を防止して損傷を防ぐべく、クラブを一本ご
とケースに入れ、そのケースごとゴルフバックに入れる
のが一般的になっている。

【０００３】そのケースの多くは、ゴルフクラブのシャ
フトが挿入される筒と、この筒の前記シャフト挿入端に
固着されてクラブヘッドを被うカバーとから成り、その
カバーは、クラブヘッドがシャフトから側方に突出して
いることからそれに添うべく前記筒から側方に突出する
袋状としている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来の上記ゴルフクラ
ブ用ケースのカバーには、動物などを模したもの、又は
著名なキャラクターに模したもの等があるが、クラブの
形状に十分に添ったものとなっておらず、個性化にも劣
る。ゴルファーはカバーにも個性化（峻別化）を望む。

【０００５】この発明は、以上の実情の下、クラブの形
状に十分に添うとともに、個性化されたゴルフクラブ用
ケースを提供することを課題とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、クラブシャフトとヘッドの位置関係
が、犬、馬などの胴に対し頭が側方に突出した動物のそ
の胴と頭の関係に似ていることに着目し、上記カバーを
それらの動物に似せたのである。このようにすれば、カ
バーはクラブのヘッド部の形状に添い、その動物の口部
を開閉してゴルフクラブを出し入れすれば、その動物の
口からの出し入れとなり、ユニークなものとなる。

【０００７】

【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態として
は、ゴルフクラブのシャフトが挿入される筒と、この筒
の前記シャフト挿入端に固着されてクラブヘッドを被う
カバーとから成る上述のゴルフクラブ用ケースにおい
て、前記カバーは、前記筒に固着された筒状胴部と、こ
の胴部上端から側方に突出する頭部とから成って、犬、
馬などの胴に対し頭が側方に突出する動物のその形体に
似せてあり、かつ、その頭部は上下方向の中程周囲の一
部がファスナーにより上下方向に開閉自在となって前記
動物の口部になっている構成を採用し得る。

【０００８】上記ファスナーは、面ファスナーなどの種
々のものを採用し得るが、スライドファスナーである
と、その歯部が動物の歯に似て、より動物に似たものと
なる。

【０００９】

【実施例】一実施例を図１乃至図４に示し、ゴルフクラ
ブ１のシャフト１ａが挿入される筒１０と、この筒１０
の前記シャフト１ａの挿入端に固着されてクラブヘッド
１ｂを被うカバー２０とから成る。カバー２０は、合成
樹脂製筒体の内面をクロス（布）張りし、表面をレザー
地張りしたものである。

【００１０】カバー２０は、上記筒１０に挿入されてそ
の上端で固着された筒状胴部２１とこの胴部２１上端か
ら側方に突出する頭部２２とから成る。これらの胴部２
１及び頭部２２は、表面をレザー地で成し、裏面を起毛
布で成したものであり、適宜にクッション材を充填し
て、膨らみをもたせている。また、胴部２１及び頭部２
２には、腕２３、耳２４、目２５及び鼻２６を適宜に設
けて、犬に似せてある。

【００１１】頭部２２は、上下方向の中程周囲の一部が
スライドファスナー２７で開閉自在になっており、この
ファスナー２７は、恰も犬の口部に似たものとなってい
る。このため、図３に示すように、ファスナー２７を開
けると、犬が大きく口を開けた状態となって、ゴルフク
ラブ１の出し入れが自在である。

【００１２】なお、このゴルフクラブ用ケースは、一本
づつ持ち運びする場合にも使用し得ることは勿論であ
る。図１において、筒１０とカバー２０は実際の大きさ
の比率を示す。

【００１３】

【発明の効果】この発明は、以上のようにして、クラブ
ヘッドカバーを、胴から頭が側方に突出する動物に似せ
て、クラブヘッドに添うようにしたので、今までになか
った個性のあるゴルフクラブ用ケースとなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】一実施例の正面図

【図２】（ａ）は同実施例の要部正面斜視図、（ｂ）は
同要部背面斜視図

【図３】同実施例の作用説明用要部斜視図

【図４】同実施例の要部を示し、（ａ）は正面図、
（ｂ）は右側面図、（ｃ）は左側面図、（ｄ）は平面
図、（ｅ）は背面図

【符号の説明】

１ ゴルフクラブ １ａ クラブシャフト １ｂ クラブヘッド １０ 筒 ２０ カバー ２１ 胴部 ２２ 頭部 ２３ 腕 ２４ 耳 ２５ 目 ２６ 鼻 ２７ スライドファスナー

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゴルフクラブ１のシャフト１ａが挿入さ
   れる筒１０と、この筒１０の前記シャフト挿入端に固着
   されてクラブヘッド１ｂを被うカバー２０とから成るゴ
   ルフクラブ用ケースであって、 上記カバー２０は、上記筒１０に固着された筒状胴部２
   １と、この胴部２１上端から側方に突出する頭部２２と
   から成って、犬、馬などの胴に対し頭が側方に突出する
   動物のその形体に似せてあり、かつ、その頭部２２は上
   下方向の中程周囲の一部がファスナー２７により上下方
   向に開閉自在となって前記動物の口部になっていること
   を特徴とするゴルフクラブ用ケース。