JP2959624B2 - ランダムアクセス制御方式 - Google Patents
ランダムアクセス制御方式Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W60/00—Affiliation to network, e.g. registration; Terminating affiliation with the network, e.g. de-registration
- H04W60/02—Affiliation to network, e.g. registration; Terminating affiliation with the network, e.g. de-registration by periodical registration
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＤＭＡ移動通信
ネットワークに関し、特に、ＣＤＭＡ移動通信ネットワ
ークにおけるランダムアクセス制御方式に関する。
ネットワークに関し、特に、ＣＤＭＡ移動通信ネットワ
ークにおけるランダムアクセス制御方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＣＤＭＡ (code-division multip
le access)移動通信ネットワークのランダムアクセス方
式は、例えば、ＴＩＡ／ＥＩＡ／ＩＳ−９５−Ａ（１９
９５年７月発行）の第６−１０８頁の図6.6.3.1.1.1-1A
(Access Channel Request andResponse Attempts)及び
第６−１１０頁の図6.6.3.1.1.1-2(Access Procedure E
xample) に示されている。このランダムアクセス方式で
は、通信チャネルで行われている開ループによる送信電
力値と比べて所定値だけ低い上り送信電力でアクセスバ
ーストの送出を開始する。そのアクセスバーストに対し
て基地局からの受信応答が無ければ、次にシステムで設
定される一定値だけ送信電力値を増加して、同一のアク
セスバースト送信する。以上の動作を基地局から受信応
答があるまで繰り返していた。
le access)移動通信ネットワークのランダムアクセス方
式は、例えば、ＴＩＡ／ＥＩＡ／ＩＳ−９５−Ａ（１９
９５年７月発行）の第６−１０８頁の図6.6.3.1.1.1-1A
(Access Channel Request andResponse Attempts)及び
第６−１１０頁の図6.6.3.1.1.1-2(Access Procedure E
xample) に示されている。このランダムアクセス方式で
は、通信チャネルで行われている開ループによる送信電
力値と比べて所定値だけ低い上り送信電力でアクセスバ
ーストの送出を開始する。そのアクセスバーストに対し
て基地局からの受信応答が無ければ、次にシステムで設
定される一定値だけ送信電力値を増加して、同一のアク
セスバースト送信する。以上の動作を基地局から受信応
答があるまで繰り返していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このランダムアクセス
方式における問題点は、アクセスバーストの受信遅延が
大きいことである。
方式における問題点は、アクセスバーストの受信遅延が
大きいことである。
【０００４】その理由は、最初のアクセスバーストは送
信レベルが低いため、基地局でこのバーストを受信でき
る可能性は低く、徐々に送信電力をあげることによって
始めて受信することになるからである。
信レベルが低いため、基地局でこのバーストを受信でき
る可能性は低く、徐々に送信電力をあげることによって
始めて受信することになるからである。
【０００５】それ故、本発明の課題は、高速化を可能と
し、スループットを向上させた、ＣＤＭＡ移動通信ネッ
トワークのランダムアクセス方式を提供することにあ
る。
し、スループットを向上させた、ＣＤＭＡ移動通信ネッ
トワークのランダムアクセス方式を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基地局
と、複数の移動局と、該複数の移動局で共用される前記
複数の移動局から前記基地局への上りランダムアクセス
チャネルと、前記基地局から前記複数の移動局への下り
チャネルとを備えたＣＤＭＡ移動通信ネットワークにお
いて、前記複数の移動局の各々は、前記下りチャネルの
信号の受信電力を測定電力として測定する受信電力測定
手段と、前記複数の移動局の各々が前記上りランダムア
クセスチャネルへアクセスする時、前記測定電力より高
い送信電力でアクセスバーストを前記上りランダムアク
セスチャネルに送信するアクセスバースト送信手段とを
有するランダムアクセス制御方式であって、前記複数の
移動局の各々における前記アクセスバースト送信手段
は、前記複数の移動局の各々が前記上りランダムアクセ
スチャネルへアクセスする時、前記測定電力が高くなる
につれて大きくなる正の値を前記測定電力に加算するこ
とにより得られた加算値に等しい送信電力でアクセスバ
ーストを前記上りランダムアクセスチャネルに送信する
ものであることを特徴とするランダムアクセス制御方式
が得られる。
と、複数の移動局と、該複数の移動局で共用される前記
複数の移動局から前記基地局への上りランダムアクセス
チャネルと、前記基地局から前記複数の移動局への下り
チャネルとを備えたＣＤＭＡ移動通信ネットワークにお
いて、前記複数の移動局の各々は、前記下りチャネルの
信号の受信電力を測定電力として測定する受信電力測定
手段と、前記複数の移動局の各々が前記上りランダムア
クセスチャネルへアクセスする時、前記測定電力より高
い送信電力でアクセスバーストを前記上りランダムアク
セスチャネルに送信するアクセスバースト送信手段とを
有するランダムアクセス制御方式であって、前記複数の
移動局の各々における前記アクセスバースト送信手段
は、前記複数の移動局の各々が前記上りランダムアクセ
スチャネルへアクセスする時、前記測定電力が高くなる
につれて大きくなる正の値を前記測定電力に加算するこ
とにより得られた加算値に等しい送信電力でアクセスバ
ーストを前記上りランダムアクセスチャネルに送信する
ものであることを特徴とするランダムアクセス制御方式
が得られる。
【０００７】
【０００８】
【０００９】更に本発明によれば、前記複数の移動局の
各々における前記アクセスバースト送信手段は、前記ア
クセスバーストに、前記複数の移動局の各々を特定する
情報を含ませた状態で、前記アクセスバーストを送信す
ることを特徴とするランダムアクセス制御方式が得られ
る。
各々における前記アクセスバースト送信手段は、前記ア
クセスバーストに、前記複数の移動局の各々を特定する
情報を含ませた状態で、前記アクセスバーストを送信す
ることを特徴とするランダムアクセス制御方式が得られ
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１１】図１を参照すると、本発明の一実施例によ
るランダムアクセス方式は、基地局２と、複数の移動局
と、複数の移動局で共用される複数の移動局から基地局
２への上りランダムアクセスチャネルと、基地局２から
複数の移動局への下りチャネルとを備えたＣＤＭＡ移動
通信ネットワークに用いられる。図示の例では、複数の
移動局のうちの一つのみが参照符号１で示されている
が、複数の移動局のうちの他の移動局も移動局１と同様
の構造で同様の動作をする。
るランダムアクセス方式は、基地局２と、複数の移動局
と、複数の移動局で共用される複数の移動局から基地局
２への上りランダムアクセスチャネルと、基地局２から
複数の移動局への下りチャネルとを備えたＣＤＭＡ移動
通信ネットワークに用いられる。図示の例では、複数の
移動局のうちの一つのみが参照符号１で示されている
が、複数の移動局のうちの他の移動局も移動局１と同様
の構造で同様の動作をする。
【００１２】移動局１は、アンテナ１５、送信部１０、
送信電力制御部１１、受信電力測定部１３、受信部１
４、制御部１２、及びインタフェース１４を有する。イ
ンタフェース１４は、それに携帯電話端末としての液晶
表示装置やダイヤルキーパッド等が接続された場合、マ
ンマシンインタフェースとして機能する。また、インタ
フェース１４は、それにパーソナルコンピュータが接続
された場合は、外部端末インタフェースとして機能す
る。
送信電力制御部１１、受信電力測定部１３、受信部１
４、制御部１２、及びインタフェース１４を有する。イ
ンタフェース１４は、それに携帯電話端末としての液晶
表示装置やダイヤルキーパッド等が接続された場合、マ
ンマシンインタフェースとして機能する。また、インタ
フェース１４は、それにパーソナルコンピュータが接続
された場合は、外部端末インタフェースとして機能す
る。
【００１３】移動局１は、基地局２からの下りチャネル
の信号をアンテナ１５を介して受信信号として受信し、
この受信信号の受信電力を測定電力として測定する受信
電力測定部分（これは受信部１４及び受信電力測定部１
３を含む。）と、移動局１が上りランダムアクセスチャ
ネルへアクセスする時、測定電力より高い送信電力でア
クセスバーストを上りランダムアクセスチャネルにアン
テナ１５を介して送信するアクセスバースト送信部分
（これは制御部１２、送信電力制御部１１、及び送信部
１０を含む。）とを有する。
の信号をアンテナ１５を介して受信信号として受信し、
この受信信号の受信電力を測定電力として測定する受信
電力測定部分（これは受信部１４及び受信電力測定部１
３を含む。）と、移動局１が上りランダムアクセスチャ
ネルへアクセスする時、測定電力より高い送信電力でア
クセスバーストを上りランダムアクセスチャネルにアン
テナ１５を介して送信するアクセスバースト送信部分
（これは制御部１２、送信電力制御部１１、及び送信部
１０を含む。）とを有する。
【００１４】アクセスバースト送信部分（１２、１１、
及び１０）は、移動局１が上りランダムアクセスチャネ
ルへアクセスする時、測定電力より一定値だけ高い送信
電力でアクセスバーストを上りランダムアクセスチャネ
ルに送信するものである。
及び１０）は、移動局１が上りランダムアクセスチャネ
ルへアクセスする時、測定電力より一定値だけ高い送信
電力でアクセスバーストを上りランダムアクセスチャネ
ルに送信するものである。
【００１５】この構造では、待ち受け状態の移動局１
は、基地局２から常時又は定期的に送信される下りチャ
ネルの信号を受信して、その受信電力を測定電力として
測定している。基地局２に送信信号を送信しようとする
移動局１は測定電力より一定値だけ高い送信電力でアク
セスバーストを送信する。
は、基地局２から常時又は定期的に送信される下りチャ
ネルの信号を受信して、その受信電力を測定電力として
測定している。基地局２に送信信号を送信しようとする
移動局１は測定電力より一定値だけ高い送信電力でアク
セスバーストを送信する。
【００１６】このため、基地局２ではそのアクセスバー
ストを受信できる確率が高くなり、いったん基地局２が
移動局１からのアクセスバーストを受信できれば、移動
局１及び基地局２間で正確な送信電力制御を行うことが
でき、移動局１からのアクセスが早期に完了できる。
ストを受信できる確率が高くなり、いったん基地局２が
移動局１からのアクセスバーストを受信できれば、移動
局１及び基地局２間で正確な送信電力制御を行うことが
でき、移動局１からのアクセスが早期に完了できる。
【００１７】代りに、アクセスバースト送信部分（１
２、１１、及び１０）は、移動局１が上りランダムアク
セスチャネルへアクセスする時、測定電力が高くなるに
つれて大きくなる正の値を測定電力に加算することによ
り得られた加算値に等しい送信電力でアクセスバースト
を上りランダムアクセスチャネルに送信するものであっ
ても良い。
２、１１、及び１０）は、移動局１が上りランダムアク
セスチャネルへアクセスする時、測定電力が高くなるに
つれて大きくなる正の値を測定電力に加算することによ
り得られた加算値に等しい送信電力でアクセスバースト
を上りランダムアクセスチャネルに送信するものであっ
ても良い。
【００１８】この場合、基地局２からの距離の異なる二
つの移動局のランダムアクセスが競合しても基地局２に
近い移動局の信号は必ず基地局２に受信される。
つの移動局のランダムアクセスが競合しても基地局２に
近い移動局の信号は必ず基地局２に受信される。
【００１９】例えば、移動局１が発呼動作を行う時に、
移動局１が上りランダムアクセスチャネルへアクセスす
る。この際、移動局１のアクセスバースト送信部分（１
２、１１、及び１０）は、アクセスバーストに移動局１
を特定する情報を含ませた状態で、アクセスバーストを
送信する。
移動局１が上りランダムアクセスチャネルへアクセスす
る。この際、移動局１のアクセスバースト送信部分（１
２、１１、及び１０）は、アクセスバーストに移動局１
を特定する情報を含ませた状態で、アクセスバーストを
送信する。
【００２０】基地局２は、アクセスバーストを受信する
と、公知の方法で送信電力指示を下りチャネルを用いて
移動局１に対して行う。
と、公知の方法で送信電力指示を下りチャネルを用いて
移動局１に対して行う。
【００２１】移動局１は、指示された適性な送信電力
（アクセスバーストの送信電力より低い）で、発呼に必
要な宛先の電話番号等の残情報を含むランダムアクセス
情報を上りランダムアクセスチャネルに送信する。
（アクセスバーストの送信電力より低い）で、発呼に必
要な宛先の電話番号等の残情報を含むランダムアクセス
情報を上りランダムアクセスチャネルに送信する。
【００２２】このように、高い送信電力のアクセスバー
ストで送る情報量を送信電力制御に必要な最小限の情報
量に制限し、アクセスバーストで送ることができなかっ
た情報はランダムアクセス情報としてアクセスバースト
の送信電力より低い適性な送信電力で基地局に送信す
る。
ストで送る情報量を送信電力制御に必要な最小限の情報
量に制限し、アクセスバーストで送ることができなかっ
た情報はランダムアクセス情報としてアクセスバースト
の送信電力より低い適性な送信電力で基地局に送信す
る。
【００２３】次に図２を参照して図１の移動局１の動作
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【００２４】ステップＳ１００において、移動局１の受
信部１４は、基地局２から常時または定期的に送信され
る信号（報知信号や着信信号）を受信信号として受信す
る。ステップＳ１００に続くステップＳ１０１では、受
信電力測定部１３は、受信信号の受信電力値（受信レベ
ル）を測定し、受信電力値を制御部１２に報告する。
信部１４は、基地局２から常時または定期的に送信され
る信号（報知信号や着信信号）を受信信号として受信す
る。ステップＳ１００に続くステップＳ１０１では、受
信電力測定部１３は、受信信号の受信電力値（受信レベ
ル）を測定し、受信電力値を制御部１２に報告する。
【００２５】ステップＳ１０１に続くステップＳ１０２
では、制御部１２は、その受信電力値の平均をとり、受
信電力平均値Ｐr を演算する。制御部１２は、更に、該
受信電力平均値Ｐr に、このシステムで決定される一定
値Ｐo を加える。また、該送信電力値にシステムで決定
されるアクセスバースト補正量Ｐa を加えて送信電力値
（送信レベル）Ｐtxを求める。即ち、送信電力値Ｐtx
は、（受信電力平均値Ｐr ）＋（システムで決定される
一定値Ｐo ）＋（アクセスバースト補正値Ｐa ）で表さ
れる。
では、制御部１２は、その受信電力値の平均をとり、受
信電力平均値Ｐr を演算する。制御部１２は、更に、該
受信電力平均値Ｐr に、このシステムで決定される一定
値Ｐo を加える。また、該送信電力値にシステムで決定
されるアクセスバースト補正量Ｐa を加えて送信電力値
（送信レベル）Ｐtxを求める。即ち、送信電力値Ｐtx
は、（受信電力平均値Ｐr ）＋（システムで決定される
一定値Ｐo ）＋（アクセスバースト補正値Ｐa ）で表さ
れる。
【００２６】ここで、アクセスバースト補正量Ｐa も、
一定値である。従って、この場合、送信電力値Ｐtxは、
受信電力平均値Ｐr より、一定値（Ｐo ＋Ｐa ）だけ高
い。
一定値である。従って、この場合、送信電力値Ｐtxは、
受信電力平均値Ｐr より、一定値（Ｐo ＋Ｐa ）だけ高
い。
【００２７】代りに、アクセスバースト補正量Ｐa は、
受信電力平均値Ｐr の単調増加関数ｆ（Ｐr ）で決定さ
れるようにしても良い。この単調増加関数の一例とし
て、（ａ・Ｐr ＋ｂ）のような一次関数が考えられる。
ここで、ａ及びｂは正の定数である。この場合、送信電
力値Ｐtxは、（受信電力平均値Ｐr ）＋（システムで決
定される一定値Ｐo ）＋（アクセスバースト補正値Ｐa
＝ａ・Ｐr ＋ｂ）で表される。従って、送信電力値Ｐtx
は、受信電力平均値Ｐr が高くなるにつれて大きくなる
正の値を受信電力平均値Ｐr に加算することにより得ら
れた加算値に等しい。
受信電力平均値Ｐr の単調増加関数ｆ（Ｐr ）で決定さ
れるようにしても良い。この単調増加関数の一例とし
て、（ａ・Ｐr ＋ｂ）のような一次関数が考えられる。
ここで、ａ及びｂは正の定数である。この場合、送信電
力値Ｐtxは、（受信電力平均値Ｐr ）＋（システムで決
定される一定値Ｐo ）＋（アクセスバースト補正値Ｐa
＝ａ・Ｐr ＋ｂ）で表される。従って、送信電力値Ｐtx
は、受信電力平均値Ｐr が高くなるにつれて大きくなる
正の値を受信電力平均値Ｐr に加算することにより得ら
れた加算値に等しい。
【００２８】ステップＳ１０２に続くステップＳ１０３
において、移動局１が、例えば、発呼を開始するため
に、移動局１を特定する情報等を含む信号を送信する要
求が移動局１に発生した場合、制御部１２は、送信電力
制御部１１にその時点の送信電力値Ｐtx0 を設定する
（ステップＳ１０４）。送信部１０は、設定された送信
電力値でアクセスバーストを、アクセスバーストに前記
信号を含ませた状態で、上りランダムアクセスチャネル
に送信する（ステップＳ１０５）。
において、移動局１が、例えば、発呼を開始するため
に、移動局１を特定する情報等を含む信号を送信する要
求が移動局１に発生した場合、制御部１２は、送信電力
制御部１１にその時点の送信電力値Ｐtx0 を設定する
（ステップＳ１０４）。送信部１０は、設定された送信
電力値でアクセスバーストを、アクセスバーストに前記
信号を含ませた状態で、上りランダムアクセスチャネル
に送信する（ステップＳ１０５）。
【００２９】アクセスバーストを受信した基地局２はそ
の受信電力値を判定して、移動局１が必要とされる品質
で通信を行うように、移動局１に対して下りチャネルを
用いて送信電力指示を行う。ステップＳ１０５に続くス
テップＳ１０６において、移動局１の受信部１４、受信
電力測定部１３、及び制御部１２は、送信電力指示を基
地局２からの応答として受信すると、その受信信号の電
力制御値を送信電力値として送信電力制御部１１に設定
する（ステップＳ１０７）。ステップＳ１０６におい
て、基地局２からの応答がない場合、移動局１は、再
度、アクセスバーストをある時間後にその時間に得られ
た送信電力値Ｐtx1 で送信する。
の受信電力値を判定して、移動局１が必要とされる品質
で通信を行うように、移動局１に対して下りチャネルを
用いて送信電力指示を行う。ステップＳ１０５に続くス
テップＳ１０６において、移動局１の受信部１４、受信
電力測定部１３、及び制御部１２は、送信電力指示を基
地局２からの応答として受信すると、その受信信号の電
力制御値を送信電力値として送信電力制御部１１に設定
する（ステップＳ１０７）。ステップＳ１０６におい
て、基地局２からの応答がない場合、移動局１は、再
度、アクセスバーストをある時間後にその時間に得られ
た送信電力値Ｐtx1 で送信する。
【００３０】ステップＳ１０７に続くステップＳ１０８
では、送信部１０は、設定された送信電力値で、発呼に
必要な宛先の電話番号等の残情報を含むランダムアクセ
ス情報を上りランダムアクセスチャネルに送信する。ス
テップＳ１０８に続くステップＳ１０９では、全ての残
情報（ランダムアクセス情報）が送信されたか否かの判
定が送信部１０において行われる。この際、全ての残情
報（ランダムアクセス情報）が送信されていない場合、
ステップＳ１０６に動作は戻り、全ての残情報が送信さ
れた場合、ステップＳ１００に動作は戻る。この動作に
よる移動局１の送信電力の変化の一例を図３に示す。
では、送信部１０は、設定された送信電力値で、発呼に
必要な宛先の電話番号等の残情報を含むランダムアクセ
ス情報を上りランダムアクセスチャネルに送信する。ス
テップＳ１０８に続くステップＳ１０９では、全ての残
情報（ランダムアクセス情報）が送信されたか否かの判
定が送信部１０において行われる。この際、全ての残情
報（ランダムアクセス情報）が送信されていない場合、
ステップＳ１０６に動作は戻り、全ての残情報が送信さ
れた場合、ステップＳ１００に動作は戻る。この動作に
よる移動局１の送信電力の変化の一例を図３に示す。
【００３１】図１に加えて図４を参照して、基地局２
は、各フレームが付随チャネルとその付随チャネルに続
く情報チャネルとを有するフレームを下りチャネル（下
りＣＨ）に送出する。情報チャネルは、移動局１のユー
ザに送られる音声やデータの情報を含んでいる。付随チ
ャネルは、無線回線の管理等の制御を行う情報を含んで
おり、それ故、付随チャネルは、制御チャネルとも呼ば
れる。
は、各フレームが付随チャネルとその付随チャネルに続
く情報チャネルとを有するフレームを下りチャネル（下
りＣＨ）に送出する。情報チャネルは、移動局１のユー
ザに送られる音声やデータの情報を含んでいる。付随チ
ャネルは、無線回線の管理等の制御を行う情報を含んで
おり、それ故、付随チャネルは、制御チャネルとも呼ば
れる。
【００３２】移動局１は、上述したように、移動局１を
特定する情報等の送信電力制御に必要な最小限の情報を
アクセスバーストとして上りランダムアクセスチャネル
（ランダムアクセスＣＨ）に送出する。その後、移動局
１は、アクセスバーストで送ることができなかった、発
呼に必要な宛先の電話番号等の残情報をランダムアクセ
ス情報として上りランダムアクセスチャネル（ランダム
アクセスＣＨ）に送出する。この際、図４に示すよう
に、移動局１は、下りチャネル（下りＣＨ）のフレーム
に同期をとって、アクセスバースト及びランダムアクセ
ス情報を上りランダムアクセスチャネルに送出する。こ
こで、アクセスバーストの送出と、誤りが生じても影響
の小さいまたは再送が可能な情報（例えば、再送による
誤り制御が可能な付随チャネルの情報）の送出とを同一
タイミングにする。
特定する情報等の送信電力制御に必要な最小限の情報を
アクセスバーストとして上りランダムアクセスチャネル
（ランダムアクセスＣＨ）に送出する。その後、移動局
１は、アクセスバーストで送ることができなかった、発
呼に必要な宛先の電話番号等の残情報をランダムアクセ
ス情報として上りランダムアクセスチャネル（ランダム
アクセスＣＨ）に送出する。この際、図４に示すよう
に、移動局１は、下りチャネル（下りＣＨ）のフレーム
に同期をとって、アクセスバースト及びランダムアクセ
ス情報を上りランダムアクセスチャネルに送出する。こ
こで、アクセスバーストの送出と、誤りが生じても影響
の小さいまたは再送が可能な情報（例えば、再送による
誤り制御が可能な付随チャネルの情報）の送出とを同一
タイミングにする。
【００３３】図１において、図示の基地局２は、アンテ
ナ２３、送受信部２１、干渉レベル測定部２０、送信タ
イミング制御部２２を有する。
ナ２３、送受信部２１、干渉レベル測定部２０、送信タ
イミング制御部２２を有する。
【００３４】図１に加えて図５をも参照して、干渉レベ
ル測定部２０は、妨害波（干渉波）の受信電力（干渉波
電力）値を測定し、受信電力（干渉波電力）値を送信タ
イミング制御部２２に報告する。送信タイミング制御部
２２は、その受信電力値の１フレーム内での時間的変化
を検出する。該時間変化値を複数フレームで平均化を行
い、干渉波の大きなタイミングを求める。送信タイミン
グ制御部２２はこのタイミングに基地局２のフレーム
（付随チャネル及び情報チャネル）の下りチャネルへの
送出タイミングを調整する。
ル測定部２０は、妨害波（干渉波）の受信電力（干渉波
電力）値を測定し、受信電力（干渉波電力）値を送信タ
イミング制御部２２に報告する。送信タイミング制御部
２２は、その受信電力値の１フレーム内での時間的変化
を検出する。該時間変化値を複数フレームで平均化を行
い、干渉波の大きなタイミングを求める。送信タイミン
グ制御部２２はこのタイミングに基地局２のフレーム
（付随チャネル及び情報チャネル）の下りチャネルへの
送出タイミングを調整する。
【００３５】この基地局の構造では、２つの基地局間で
同期をとることができる。その理由は、干渉の変化する
時間を決定しているためである。
同期をとることができる。その理由は、干渉の変化する
時間を決定しているためである。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第１の効果
は、ランダムアクセスの遅延を低減することができるこ
とである。
は、ランダムアクセスの遅延を低減することができるこ
とである。
【００３７】その理由は、初期アクセスバーストを基地
局が受信するのに十分なレベルの送信電力で送信するか
らである。
局が受信するのに十分なレベルの送信電力で送信するか
らである。
【００３８】本発明の第２の効果は、ランダムアクセス
チャネルのスループットを向上できる。
チャネルのスループットを向上できる。
【００３９】その理由は、短時間に移動局から基地局へ
の信号送出が終了するからである。
の信号送出が終了するからである。
【図１】本発明の一実施例によるランダムアクセス方式
のブロック図である。
のブロック図である。
【図２】図１のランダムアクセス方式における移動局の
動作を説明するためのフローチャートである。
動作を説明するためのフローチャートである。
【図３】図２の移動局の動作に従って送出されるアクセ
スバースト及びランダムアクセス情報の送信電力を示し
た図である。
スバースト及びランダムアクセス情報の送信電力を示し
た図である。
【図４】図１のランダムアクセス方式の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
ためのタイミングチャートである。
【図５】図１のランダムアクセス方式の基地局の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
説明するためのタイミングチャートである。
１ 移動局 ２ 基地局 １０ 送信部 １１ 送信電力制御部 １２ 制御部 １３ 受信電力測定部 １４ 受信部 １５ アンテナ １６ インタフェース ２０ 干渉レベル測定部 ２１ 送受信部 ２２ 送信タイミング制御部 ２３ アンテナ
Claims (2)
- 【請求項１】 基地局と、複数の移動局と、該複数の移
動局で共用される前記複数の移動局から前記基地局への
上りランダムアクセスチャネルと、前記基地局から前記
複数の移動局への下りチャネルとを備えたＣＤＭＡ移動
通信ネットワークにおいて、 前記複数の移動局の各々は、 前記下りチャネルの信号の受信電力を測定電力として測
定する受信電力測定手段と、 前記複数の移動局の各々が前記上りランダムアクセスチ
ャネルへアクセスする時、前記測定電力より高い送信電
力でアクセスバーストを前記上りランダムアクセスチャ
ネルに送信するアクセスバースト送信手段とを有するラ
ンダムアクセス制御方式であって、 前記複数の移動局の各々における前記アクセスバースト
送信手段は、前記複数の移動局の各々が前記上りランダ
ムアクセスチャネルへアクセスする時、前記測定電力が
高くなるにつれて大きくなる正の値を前記測定電力に加
算することにより得られた加算値に等しい送信電力でア
クセスバーストを前記上りランダムアクセスチャネルに
送信するものであることを特徴とするランダムアクセス
制御方式。 - 【請求項２】 前記複数の移動局の各々における前記ア
クセスバースト送信手段は、前記アクセスバーストに、
前記複数の移動局の各々を特定する情報を含ませた状態
で、前記アクセスバーストを送信することを特徴とする
請求項１に記載のランダムアクセス制御方式。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP8228836A JP2959624B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | ランダムアクセス制御方式 |
| SE9703101A SE9703101L (sv) | 1996-08-29 | 1997-08-28 | Slumpvis åtkomststyrning för ett CDMA-nät |
| CN97115280A CN1077370C (zh) | 1996-08-29 | 1997-08-29 | 码分多址联接网络的随机接入控制 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8228836A JP2959624B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | ランダムアクセス制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1075210A JPH1075210A (ja) | 1998-03-17 |
| JP2959624B2 true JP2959624B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=16882627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8228836A Expired - Fee Related JP2959624B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | ランダムアクセス制御方式 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2959624B2 (ja) |
| CN (1) | CN1077370C (ja) |
| SE (1) | SE9703101L (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| KR100429540B1 (ko) * | 1998-08-26 | 2004-08-09 | 삼성전자주식회사 | 이동통신시스템의패킷데이터통신장치및방법 |
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| KR100336033B1 (ko) * | 1999-07-21 | 2002-05-08 | 박종섭 | 이동통신 단말기의 접속 제어방법 |
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| US5485486A (en) * | 1989-11-07 | 1996-01-16 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for controlling transmission power in a CDMA cellular mobile telephone system |
| US5559789A (en) * | 1994-01-31 | 1996-09-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | CDMA/TDD Radio Communication System |
| JP3202125B2 (ja) * | 1994-03-10 | 2001-08-27 | 沖電気工業株式会社 | 符号分割多元接続システム |
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1996
- 1996-08-29 JP JP8228836A patent/JP2959624B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-08-28 SE SE9703101A patent/SE9703101L/xx not_active Application Discontinuation
- 1997-08-29 CN CN97115280A patent/CN1077370C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| SE9703101D0 (sv) | 1997-08-28 |
| CN1077370C (zh) | 2002-01-02 |
| SE9703101L (sv) | 1998-03-01 |
| CN1175829A (zh) | 1998-03-11 |
| JPH1075210A (ja) | 1998-03-17 |
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