JP2003078483A - 送信電力制御方法及び制御装置 - Google Patents

送信電力制御方法及び制御装置

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JP2003078483A
JP2003078483A JP2001262214A JP2001262214A JP2003078483A JP 2003078483 A JP2003078483 A JP 2003078483A JP 2001262214 A JP2001262214 A JP 2001262214A JP 2001262214 A JP2001262214 A JP 2001262214A JP 2003078483 A JP2003078483 A JP 2003078483A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、移動機が使用するタイムスロ
ットに割当てることが決められた他の移動機による当該
タイムスロットでの通信の多重度が変化した場合に、当
該移動機の上り回線通信における送信電力制御をより的
確にできるようにした送信電力制御方法を提供すること
である。 【解決手段】上記課題は、符号分割多元接続・時分割多
重方式の移動通信システムにおいて上り回線通信に使用
されるタイムスロットに割当てられた移動機の当該タイ
ムスロットでの送信電力を制御する送信電力制御方法に
おいて、上記タイムスロットに割当てることが決められ
た他の移動機による通信の多重度が変化したときに、そ
の変化分に基づいて補正情報を生成し、その補正情報と
干渉量とに基づいて上記タイムスロットでの上記移動機
の送信電力を制御する送信電力制御方法にて達成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信電力制御方法
及び制御装置係り、詳しくは、符号分割多元接続・時分
割多重(CDMA・TDD)方式の移動通信システムにおける
移動機の送信電力を制御する送信電力制御方法及びその
送信電力制御方法に適用される制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】符号分割多元接続・時分割多重(CDMA・
TDD)方式の移動通信システムにおける移動機の送信電
力の制御は、従来、例えば、図6に示すようになされ
る。
【0003】図6は、複数のタイムスロット#0、#1、#
2、…に分割された各無線フレームF #0、F#1、F#2
…において上り回線通信に使用されるタイムスロット#1
に割当てられた移動機UEの送信電力Pの制御状態と、当
該移動機UEの通信に対する基地局での干渉量IBTSの状
態を示す。
【0004】無線フレームF#0のタイムスロット#1にお
いて移動機UEの送信電力がP0に制御され、移動機UEか
ら基地局に対する上り回線通信が所定の拡散符号(拡散
コード)を用いてなされる。この際に、基地局は、当該
移動機UEの通信に対する干渉量IBTS1を測定する。その
後、他の移動機からの要求に対して、例えば、タイムス
ロット#1に当該他の移動機を割当てることが決定される
(ユーザ割当て多重度の増大)。
【0005】そして、所定のタイミングt1において上
記のように測定された干渉量IBTS1が基地局から移動機
UEに所定の制御チャネルにて通知される。この時点で、
上記のようにタイムスロット#1に割当てが決定された他
の移動機は実際に通信を行っていないので、この移動機
UEに通知された干渉量IBTS1には、当該他の移動機の通
信の影響は考慮されていない。
【0006】移動機UEは、前述したように報知された干
渉量IBTS1と、当該移動機UEにて算出された伝搬損失L
に基づいて送信電力の値を決定する。そして、次の無線
フレームF#1のタイムスロット#1において当該移動機UE
の送信電力がその決定された値P1に制御され、移動機U
Eから基地局に対する上り回線通信がなされる。この無
線フレームF#1のタイムスロット#1では、上述したよう
に当該タイムスロット#1への割当てが決定された上記他
の移動機も基地局に対する通信を開始し、このタイムス
ロット#1における他の移動機による通信の多重度が増加
する。その結果、このタイムスロット#1における当該移
動機UEの通信に対する実際の干渉量は、上記のように測
定された干渉量IBTS1より大きくなる。
【0007】上記無線フレームF#1のタイムスロット#1
において移動機UEから基地局に対する上り回線通信に際
して、基地局は、その移動機UEの通信に対する干渉量I
BTS2を測定する。その後、所定のタイミングt2におい
て上記のように測定された干渉量IBTS2が基地局から移
動機UEに所定の制御チャネルにて通知される。この時点
で、上記のようにタイムスロット#1に割当てられた他の
移動機は所定の拡散符号を用いて通信を行っているの
で、この測定された干渉量IBST2には、当該他の移動機
の上記所定の拡散符号を用いた通信の影響が考慮されて
いる。
【0008】移動機UEは、前述したのと同様に、上記干
渉量IBTS2と、当該移動機UEにて算出された伝搬損失L
に基づいて送信電力の値を決定する。そして、次の無線
フレームF#2のタイムスロット#1において当該移動機UE
の送信電力がその決定された値P2に制御され、移動機U
Eから基地局に対する上り回線通信がなされる。上記無
線フレームF#2のタイムスロット#1において制御される
移動機UEの送信電力の値P2は、当該タイムスロット#1
に割当てられた上記他の移動機の通信を加味した干渉量
BTS2に基づいて決定されるので、前の無線フレームF
#1のタイムスロット#1において制御された送信電力の値
P1より大きくなる。
【0009】これにより、移動機UEの送信電力が基地局
での干渉量に応じて制御されることになり、移動通信シ
ステムにおける上り回線通信の品質を安定させることが
できるようになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
に、移動機UEが使用するタイムスロット#1に他の移動機
の割当てが決定された直後の無線フレームのタイムスロ
ット#1における当該移動機UEの送信電力は、そのタイム
スロット#1で上記他の移動機の通信が実際に開始されて
いる、即ち、そのタイムスロット#1での他の移動機によ
る通信の多重度が増加したにもかかわらず、その通信の
多重度の増加が考慮されずに測定された干渉量IBTS
基づいて決定される。そのため、上記他の移動機の割り
当てが決定された直後において当該移動機UEによる上り
回線通信の品質が一時的に劣化する。
【0011】また、図5において、上記のように移動機
UEが無線フレームF#2のタイムスロット#1で通信を行な
う際にその通信に対する干渉量IBTS3が基地局にて測
定された後に、次の無線フレームF#3(図示略)におけ
るタイムスロット#1に割当てられる他の移動機の数が減
少し、他の移動機による通信の多重度が減少した場合、
当該次の無線フレームF#3のタイムスロット#1での当該
移動機UEの通信に対する実際の干渉量は、タイムスロッ
ト#1に割当てられた他の移動機の数が減少している分、
上記測定された干渉量IBTS3より少なくなる。それにも
係わらず、当該移動機UEは、上記のように測定された干
渉量IBTS3に基づいて送信電力制御を行う。このため、
無線フレームF#3のタイムスロット#1に割当てられた他
の移動機の上り回線通信に対して上記のように送信電力
制御がなされる移動機UEの通信がより大きな干渉として
作用してしまう。
【0012】また、上記のように移動機UEがあるタイム
スロットで通信を行なう場合に、そのタイムスロットに
割当てられる他の移動機の数は変化しなくても、他の移
動機からの要求に応じて当該他の移動機の通信に使用さ
れる拡散符号の数が変化(増加、減少)することにより
当該他の移動機による通信の多重度が変化した場合に
も、上述した状況と同様の状況となりうる。
【0013】そこで、本発明の第一の課題は、移動機が
使用するタイムスロットに割当てることが決められた他
の移動機による当該タイムスロットでの通信の多重度が
変化した場合に、当該移動機の上り回線通信における送
信電力制御をより的確にできるようにした送信電力制御
方法を提供することである。
【0014】また、本発明の第二の課題は、そのような
送信電力制御方法に用いられる制御装置を提供すること
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るため、本発明は、請求項1に記載されるように、符号
分割多元接続・時分割多重方式の移動通信システムにお
いて上り回線通信に使用されるタイムスロットに割当て
られた移動機の通信に対する基地局での干渉量に基づい
て移動機の上記タイムスロットでの送信電力を制御する
送信電力制御方法において、上記タイムスロットに割当
てることが決められた他の移動機による当該タイムスロ
ットでの通信の多重度が変化したときに、その変化分に
基づいて補正情報を生成し、上記干渉量と上記補正情報
とに基づいて上記タイムスロットでの移動機の送信電力
を制御するように構成される。
【0016】このような送信電力制御方法では、移動機
が使用するタイムスロットに割当てられることが決めら
れた他の移動機による当該タイムスロットでの通信の多
重度が変化したときに、その変化分に基づいて生成され
る補正情報と基地局での干渉量に基づいて移動機の上記
タイムスロットでの送信電力が制御される。
【0017】上記他の移動機による当該タイムスロット
での通信の多重度は、上記他の移動機による当該タイム
スロットでの通信に使用される拡散符号の総数に対応す
る。特に、上記他の移動機のそれぞれが単一の拡散符号
を用いて通信を行う場合、その多重度は、当該他の移動
機の数に対応する。
【0018】当該移動機が使用するタイムスロットに割
当てることが決められた他の移動機による当該タイムス
ロットでの通信の多重度の変化分から当該移動機の通信
に影響を与える干渉量の変動分を推定することができ
る。従って、上記補正情報は、当該移動機の通信に影響
を与える干渉量の変動分の推定値を表すことができる。
【0019】上記補正情報の表現形式は、特に限定され
ず、例えば、推定される干渉量に換算したものであって
も、他の移動機による通信の多重度の変化量(他の移動
機の数の変化分、他の移動機の通信に使用される拡散符
号の総数の変化分、他の移動機の通信に使用される伝送
レートなど)を表すものであってもよい。
【0020】上記補正情報は、基地局での干渉量と別個
に移動機に通知しても、該補正情報と上記干渉量とを統
一的な情報に変換した後に、移動機に通知してもよい。
移動機での処理負担を軽減する観点から、後者の方が好
ましい。
【0021】上記後者の場合、本発明は、請求項2に記
載されるように、上記送信電力制御方法において、上記
基地局での干渉量を上記補正情報を用いて補正して、補
正済み干渉量を生成し、該補正済み干渉量を基地局から
移動機に通知し、移動機が上記通知された補正済み干渉
量に基づいて上記タイムスロットでの送信電力の制御を
行うように構成することができる。
【0022】また、本発明は、請求項3に記載されるよ
うに、上記各送信電力制御方法において、上記基地局と
接続され、移動機からの要求に基づいて当該移動機のタ
イムスロットへの割当てを行なう無線制御装置が上記補
正情報を生成するように構成することができる。
【0023】このような送信電力制御方法では、移動機
のタイムスロットへの割当てを行なう無線制御装置は、
送信電力制御を行うべき移動機が割当てられたタイムス
ロットに割当てられることが決められた他の移動機によ
る通信の多重度の変化が容易に判るので、当該タイムス
ロットに割当てることが決められた他の移動機による当
該タイムスロットでの通信の多重度の変化に基づいた補
正情報を効率的に生成することができるようになる。
【0024】また、本発明は、請求項4に記載されるよ
うに、上記送信電力制御方法において、上記基地局と接
続され、移動機からの要求に基づいて当該移動機のタイ
ムスロットへの割当てを行なう無線制御装置が上記補正
情報を生成すると共に、該補正情報を用いて上記基地局
での干渉量を補正して補正済み干渉量を生成するように
構成することができる。
【0025】上記第二の課題を解決するため、本発明
は、請求項5に記載されるように、符号分割多元接続・
時分割多重方式の移動通信システムにおいて上り回線通
信に使用されるタイムスロットに割当てられた移動機の
送信電力を制御するために用いられるべき制御情報を生
成する制御装置において、上記タイムスロットに割当て
ることが決められた他の移動機による当該タイムスロッ
トでの通信の多重度が変化したときに、その変化分に基
づいて補正情報を生成する補正情報生成手段を有し、上
記移動機の通信に対する基地局での干渉量と共に、上記
補正情報が上記タイムスロットでの移動機の送信電力を
制御するために用いられるよう構成される。
【0026】このような制御装置は、移動機が使用する
タイムスロットに対して他の移動機の割当てが決定さ
れ、そのタイムスロットに割当てられることが決定され
た他の移動機による当該タイムスロットでの通信の多重
度が変化したときに、その変化分に対応した補正情報を
生成する。そして、その補正情報が基地局での干渉量と
共に当該移動機での送信電力の制御に用いられるように
なる。
【0027】移動機の電力制御をより容易にすることが
できるとう観点から、本発明は、請求項6に記載される
ように、上記制御装置において、上記移動機の通信に対
する基地局での干渉量を上記補正情報を用いて補正して
補正済み干渉量を生成する補正済み干渉量生成手段を有
し、上記補正済み干渉量を上記タイムスロットでの移動
機の送信電力を制御するために用いられるように構成で
きる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0029】本発明の実施の一形態に係る送信電力制御
が適用される移動通信システムの構成例が図1に示され
る。この移動通信システムは、符号分割多元接続・時分
割多重(CDMA・TDD)方式の通信システムであり、複数
のタイムスロットに分割された各無線フレームが上り回
線及び下り回線に使用される。そして、上り回線通信に
使用される各タイムスロットにおいて複数の移動機の通
信を多重化することができる。
【0030】図1において、基地局(BTS)100が無
線制御装置(RNC)120を介してネットワーク140
に接続されている。移動機(UE)200は、基地局10
0と無線通信を行ない、この基地局100、無線制御装
置120及びネットワーク140を介して他の通信端末
と情報(音声、データ)通信を行なう。
【0031】移動機200は、例えば、図2に示すよう
に構成される。
【0032】図2において、移動機200は、送受信無
線部201、信号処理部202及び制御部203を有す
る。送受信無線部201は基地局100と無線通信を行
なう。信号処理部202は、受信信号に対して所定の処
理(例えば、復調処理、復号処理等)を施す。その処理
により得られた情報は、ユーザインタフェース(図示
略)によりユーザに提示(音声出力、データ表示等)さ
れる。また、信号処理部202は、ユーザインタフェー
ス(操作部、マイク等)を介して入力された情報に所定
の処理(例えば、符号化処理、変調処理等)を施し、そ
の処理により得られた情報を送受信無線部201に供給
する。送受信無線部201は、信号処理部202から供
給される情報を基地局100に無線送信する。
【0033】制御部203は、信号処理部202を制御
すると共に送受信無線部201の制御を行う。制御部2
03は、基地局100から報知チャネルにて通知される
当該移動機200に割当てられたタイムスロットの情報
に基づいて送受信無線部201での送信タイミング制御
を行う。また、制御部203は、送受信無線部201に
て受信された後述するような補正済み干渉量(IBTS
β)を信号処理部202を介して取得する。制御部20
3は、例えば、基地局100から送信されるパイロット
信号の受信レベル等に基づいて伝搬損失Lを演算し、上
記補正済み干渉量(IBTS+β)及び伝搬損失Lに基づ
いて送信電力制御情報を生成する。このように生成され
た送信電力制御情報に基づいて制御部203は、送受信
無線部201での送信電力を制御する。
【0034】基地局100は、例えば、図3に示すよう
に構成される。
【0035】図3において、基地局100は、送受信無
線部110、変復調処理部113及び制御部114を有
する。送受信無線部110は、送信増幅器110及び受
信増幅器112を有する。送受信無線部110は、上記
移動機200と無線通信を行なう。送受信無線部110
が移動機200からの信号を受信すると、その受信信号
が受信増幅器112にて増幅され、変復調処理部113
に供給される。変復調処理部113は、入力された受信
信号に対して復調処理等を施し、その処理により得られ
た信号を無線制御装置120に転送する。このように無
線制御装置120に転送された信号は、更に、ネットワ
ーク140を介して他の通信端末に転送される。
【0036】また、ネットワーク140を介して無線制
御装置120に転送される他の通信端末からの信号が無
線制御装置120から基地局100の変復調処理部11
3に供給される。変復調処理部113は、無線制御装置
120から供給される信号に対して変調処理等を施し、
その処理により得られた信号を送信増幅器111に供給
する。そして、その信号は、送信増幅器111にて増幅
され、送受信無線110から移動機200に送信され
る。
【0037】制御部114は、変復調処理部113の制
御を行うと共に、送受信無線部110及びその送信増幅
器111及び受信増幅器112の制御を行う。制御部1
14は、後述するように無線制御装置120にて割当て
られた移動機200に対する通信(下り回線通信)に使
用すべきタイムスロットに基づいて送受信無線部110
における送信タイミング制御を行う。
【0038】また、制御部114は、変復調処理部11
3にて得られる受信波に対応した復調信号に基づいて通
信相手となる移動機200の通信に対する干渉量IBTS
を演算する。そして、制御部114は、演算した干渉量
BTSを無線制御装置120に供給する。更に、後述す
るように無線制御装置120から補正済み干渉量(I
BTS+β)を取得すると、制御部114は、その補正済
み干渉量(IBTS+β)を送受信無線部110に供給す
る。その補正済み干渉量(IBTS+β)は、送受信無線
部110から所定の制御チャネルにて移動機200に通
知される。
【0039】上記無線制御装置120は、例えば、図4
に示すように構成される。
【0040】この無線制御装置120は、DCA(Dynamic
Channel Allocation)管理部121及び制御部124
を有する。また、DCA管理部121は、チャネル管理部
122及びDCA制御部123を有する。DCA管理部121
では、DCA制御部123での制御のもと、チャネル管理
部122が、各無線フレーム毎に上り回線通信及び下り
回線通信に対するタイムスロットの割当てを行なうと共
に、通信トラフィック等に基づいて上り回線通信に使用
される各タイムスロットに対する移動機の割当てを行な
っている。制御部124は、ネットワーク140からの
移動機200宛ての信号の転送制御を行うとと共に、上
記DCA管理部121の制御を行う。
【0041】また、DCA管理部121は、チャネル管理
部122にて上記移動機200と共にタイムスロットに
割当てられる他の移動機にて使用される拡散符号の総数
(多重度)の変化量(増加量または減少量)に基づいて
補正情報βを生成する。この補正情報βは、その変化分
に伴って推定される上記タイムスロットでの移動機20
0の通信に対する干渉量の変化分を表すパラメータとな
る。また、DCA管理部121は、基地局100から供給
される上記干渉量IBTSと上記補正情報βに基づいて補
正済み干渉量(IBTS+β)を生成する。このDCA管理部
121にて生成された補正済み干渉量(IBTS+β)
は、制御部124での制御のもと、基地局100に供給
され、更に、基地局100から移動機200に報知され
る。
【0042】上記のような移動通信システムにおいて、
移動機200での送信電力の制御は、例えば、図5に示
すようになされる。
【0043】図5は、前述した図6と同様に、複数のタ
イムスロット#0、#1、#2、…に分割された各無線フレー
ムF#0、F#1、F#2、…において上り回線通信に使用さ
れるタイムスロット#1に割当てられた移動機200の送
信電力Pの制御状態と、当該移動機200の通信に対す
る基地局100での干渉量IBTSの状態を示す。
【0044】無線フレームF#0のタイムスロット#1にお
いて移動機200の送信電力がP0に制御され、移動機
200から基地局100に対する上り回線通信が、例え
ば、基地局100から指定される所定の拡散符号を用い
てなされる。この際に、基地局100は、当該移動機2
00の通信に対する干渉量IBTS1を測定する。その後、
時刻t11で、他の移動機から通信の割り当て要求がなさ
れると、その要求が基地局100を介して無線制御装置
120に転送される。その要求を受信した無線制御装置
120では、各タイムスロットに対する移動機の割当て
状況に基づいてDCA管理部121が当該要求を行なった
移動機が割当てられるべきタイムスロットを決定する。
その要求を行なった移動機の割当てられるべきタイムス
ロットが、例えば、タイムスロット#1に決定される(時
刻t12)。
【0045】当該他の移動機のタイムスロット#1への割
当てが決定されると、DCA管理部121は、移動機20
0が既に割当てられているタイムスロット#1に対する移
動機の割当て数が増加したことを判定し、その新たに割
当てられた移動機が使用する拡散符号の数(その数が1
であれば、「1」)に基づいて補正情報βを生成する。
基地局100は、上記のように測定された移動機200
の通信に対する干渉量IBTS1を無線制御装置120に通
知し、無線制御装置120のDCA管理部121にて補正
済み干渉量(IBTS1+β)が生成される。この補正済み
干渉量(IBTS1+β)は、無線制御装置120から基地
局100に供給され、更に、基地局100から所定の制
御チャネルにて移動機200に通知される(時刻t1
3)。
【0046】この時点で、上記のようにタイムスロット
#1への割当てが決定された他の移動機は実際に通信を行
っていないが、そのタイムスロット#1に割当てられた移
動機の当該タイムスロット#1での通信の多重度の増分か
ら推定される干渉量の増分を考慮した補正済み干渉量
(IBTS1+β)を移動機200が取得することができ
る。
【0047】移動機200の制御部203は、上記のよ
うに通知された補正済み干渉量(I BTS+β)と、例え
ば、パイロット信号の受信レベルに基づいて算出された
伝搬損失Lに基づいて送信電力の値(送信電力制御情
報)を決定する。そして、次の無線フレームF#1のタイ
ムスロット#1において、制御部203は、送受信無線部
201での送信電力を上記のように決定された値P1に
制御し、移動機200から基地局100に対する上り回
線通信がなされる。
【0048】無線フレームF#1のタイムスロット#1で
は、上述したように当該タイムスロット#1への割当てが
決定された上記他の移動機も基地局100に対する通信
を開始する。その結果、タイムスロット#1における当該
移動機200の通信に対する干渉量は、上記他の移動機
の通信によって上記のように測定された干渉量IBTS1
り大きくなる。しかし、移動機200の送信電力は、そ
の測定された干渉量IBT S1と上記補正情報βに基づいて
得られた補正済み干渉量(IBTS1+β)に基づいて制御
されることから、従来のように単に基地局100での干
渉量IBTS1に基づいて制御される送信電力の値より大き
な値P1に制御される。従って、無線フレームF#1のタ
イムスロット#1での上記他の移動機の通信による干渉が
あっても、当該タイムスロット#1における移動機200
からの信号の基地局100での受信品質の劣化は極力小
さいなものとなる。
【0049】上記無線フレームF#1のタイムスロット#1
において移動機200から基地局100に対する上り回
線通信に際して、基地局100は、その移動機200の
通信に対する干渉量IBTS2を測定する。この時点で、上
記のようにタイムスロット#1に割当てられた他の移動機
は通信を行っているので、この測定された干渉量IBT S2
には、当該他の移動機の通信の影響が含まれている。ま
た、上記のようにタイムスロット#1に他の移動機が割り
当てられた(時刻t12)後、当該タイムスロット#1への
新たな移動機の割当てはなく、DCA管理部121は、タ
イムスロット#1に割当てられる移動機の数は変化してい
ないと判定し、補正情報の生成は行なわない。その結
果、上記タイムスロット#1の後、所定のタイミングt2
において、上記のように測定された干渉量IBTS2が基地
局100から移動機200に所定の制御チャネルにて通
知される。
【0050】移動機200は、この報知される干渉量I
BTS2を受信すると、従来の方法と同様に、その受信した
干渉量IBTS2と、当該移動機200にて算出された伝搬
損失Lに基づいて送信電力の値を決定する。そして、次
の無線フレームF#2のタイムスロット#1において当該移
動機200の送信電力がその決定された値P2に制御さ
れ、移動機200から基地局100に対する上り回線通
信がなされる。
【0051】上述したように、移動機200の送信電力
が基地局100での干渉量に応じて制御されると共に、
その移動機200が割当てられたタイムスロット#1に他
の移動機が割り当てられた場合には、更に、そのタイム
スロット#1に割当てられる移動機による当該タイムスロ
ット#1での通信の多重度の増分に対応した補正情報βを
考慮して当該移動機200の送信電力の制御がなされ
る。従って、移動機200が使用するタイムスロット#1
に対して他の移動機の割当てが決定された直後におい
て、当該移動機200の上り回線通信の品質が一時的に
劣化することを防止できるようになる。
【0052】また、上記のように移動機200が無線フ
レームF#2のタイムスロット#1で送信電力P2に制御さ
れつつ通信を行なう際に、その通信に対する干渉量I
BTS3が基地局100にて測定される。その後、タイムス
ロット#1に割当てられた他の移動機の通信が終了する
と、無線制御装置120では、DCA管理部121が当該
他の移動機のタイムスロット#1への割当てを解消する。
すると、DCA管理部121は、移動機200が既に割当
てられているタイムスロット#1に対する移動機の割当て
数が減少し、当該タイムスロットでの他の移動機による
通信の多重度が減少したと判定し、その減少分に対応し
た補正情報β(負の値)を生成する。基地局100は、
上記のように測定された移動機200の通信に対する干
渉量IBTS3を無線制御装置120に通知し、無線制御装
置120のDCA管理部121にて補正済み干渉量(I
BTS3+β)が生成される。この補正済み干渉量(IBTS3
+β)は、前述した処理と同様に、無線制御装置120
から基地局100に供給され、更に、基地局100から
移動機100に通知される。
【0053】その後、移動機200の制御部203は、
上記のように通知された補正済み干渉量(IBTS3+β)
と、自機で測定された伝搬損失Lに基づいて送信電力の
値(送信電力制御情報)を決定する。そして、次の無線
フレームF#3(図示略)のタイムスロット#1において、
制御部203は、送受信無線部201での送信電力を上
記のように決定された値に制御し、移動機200から基
地局100に対する上り回線通信がなされる。
【0054】無線フレームF#3のタイムスロット#1で
は、上述したように当該タイムスロットF#1の割当てが
解消された上記他の移動機は通信を行わない。その結
果、タイムスロット#1における当該移動機200の通信
に対する干渉量は、上記他の移動機の通信停止により上
記のように測定された干渉量IBTS3より小さくなる。し
かし、移動機200の送信電力は、その測定されたI
BTS3と上記補正情報β(負の値)に基づいて得られた補
正済み干渉量(IBTS3+β)に基づいて制御される。即
ち、従来のように単に基地局での干渉量IBTS3に基づい
て制御される送信電力値より小さい値に制御される。従
って、無線フレームF#3のタイムスロット#1において、
当該タイムスロット#1に割当てられた更に他の移動機の
通信に対して与える当該移動機200の通信に起因した
干渉量は比較的小さくなる。
【0055】なお、上記例では、無線制御装置120に
て算出された補正情報βと干渉量I BTSとに基づいて算
出される補正済み干渉量(IBTS+β)を移動機200
に通知し、移動機200にてその補正済み干渉量(I
BTS+β)に基づいて送信電力制御を行うようにしてい
るが、上記測定された干渉量IBTSと補正情報βとを別
個に基地局100から移動機200に通知するようにし
てもよい。この場合、移動機200は、その干渉量I
BTS、補正情報β及び伝搬損失Lに基づいて送信電力の
値を決定し、送信電力をその決定された値に制御する。
【0056】また、上記干渉量IBTSと共に、上記補正
情報βに代えて当該移動機200が割当てられたタイム
スロットに割当てられる移動機の数の増加分そのものを
移動機200に通知するようにしてもよい。この場合、
移動機は、その干渉量IBTS、増加分及び伝搬損失Lに
基づいて送信電力の値を決定し、送信電力をその決定さ
れた値に制御する。
【0057】更に、無線制御装置120にて生成された
補正情報βを基地局100に通知し、上記補正済み干渉
量(IBTS+β)を基地局100で生成することもでき
る。
【0058】また、上記例では、移動機200が割当て
られたタイムスロット#1に割当てられる他の移動機の通
信に使用される拡散符号の数に基づいて多重度の変動分
を表したが、殆どの場合、移動機による通信が単一の拡
散符号を用いてなされるのであれば、特に拡散符号の数
を考慮せずに、当該タイムスロット#1に割当てることが
決定された移動機の数の変動分にてその多重度を表すよ
うにしてもよい。
【0059】上記例において、無線制御装置120にお
いて各タイムスロットに対する移動機の割当て等を行な
うDCA管理部121の一部機能は、補正情報生成手段及
び補正済み干渉量生成手段に対応する。
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1乃至6
記載の本願発明によれば、移動機が使用するタイムスロ
ットに割当てることが決められた他の移動機による当該
タイムスロットでの通信の多重度が変化した場合に、当
該移動機においてその多重度の変化分を考慮した送信電
力が行われるようになるので、当該移動機の上り回線通
信における送信電力制御をより的確にできるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る送信電力制御方法
が適用される移動通信システムの構成例を示す図であ
る。
【図2】図1に示す移動通信システムにおける移動機の
構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示す移動通信システムにおける基地局の
構成例を示すブロック図である。
【図4】図1に示す移動通信システムにおける無線制御
装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1に示す移動通信システムにおける移動機で
の送信電力の状態と干渉量IBT Sの状態とを示す図であ
る。
【図6】従来の送信電力制御方法に従って制御される移
動機での送信電力の状態と干渉量IBTSの状態とを示す
図である。
【符号の説明】
100 基地局 110 送受信無線部 111 送信増幅器 112 受信増幅部 113 変復調処理部 114 制御部 120 無線制御装置 140 ネットワーク 200 移動機 201 送受信無線部 202 信号処理部 203 制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 FF01 5K028 BB06 CC02 CC05 EE08 KK01 KK12 LL12 RR02 5K060 BB05 BB07 CC04 CC11 DD04 LL01 LL25 5K067 AA21 BB04 CC04 CC10 DD11 EE02 EE10 GG08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号分割多元接続・時分割多重方式の移動
    通信システムにおいて上り回線通信に使用されるタイム
    スロットに割当てられた移動機の通信に対する基地局で
    の干渉量に基づいて移動機の上記タイムスロットでの送
    信電力を制御する送信電力制御方法において、 上記タイムスロットに割当てることが決められた他の移
    動機による当該タイムスロットでの通信の多重度が変化
    したときに、その変化分に基づいて補正情報を生成し、 上記干渉量と上記補正情報とに基づいて上記タイムスロ
    ットでの上記移動機の送信電力を制御する送信電力制御
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の送信電力制御方法におい
    て、 上記基地局での干渉量を上記補正情報を用いて補正し
    て、補正済み干渉量を生成し、 該補正済み干渉量を基地局から移動機に通知し、 移動機が上記通知された補正済み干渉量に基づいて上記
    タイムスロットでの送信電力の制御を行う送信電力制御
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の送信電力制御方法
    において、 上記基地局と接続され、移動機からの要求に基づいて当
    該移動機のタイムスロットへの割当てを行なう無線制御
    装置が上記補正情報を生成する送信電力制御方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載の送信電力制御方法におい
    て、 上記基地局と接続され、移動機からの要求に基づいて当
    該移動機のタイムスロットへの割当てを行なう無線制御
    装置が上記補正情報を生成すると共に、該補正情報を用
    いて上記基地局での干渉量を補正して補正済み干渉量を
    生成する送信電力制御方法。
  5. 【請求項5】符号分割多元接続・時分割多重方式の移動
    通信システムにおいて上り回線通信に使用されるタイム
    スロットに割当てられた移動機の送信電力を制御するた
    めに用いられるべき制御情報を生成する制御装置におい
    て、 上記タイムスロットに割当てることが決められた他の移
    動機による上当該タイムスロットでの通信の多重度が変
    化したときに、その変化分に基づいて補正情報を生成す
    る補正情報生成手段を有し、 上記移動機の通信に対する基地局での干渉量と共に、上
    記補正情報が上記タイムスロットでの上記移動機の送信
    電力を制御するために用いられるようにした制御装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の制御装置において、 上記移動機の通信に対する基地局での干渉量を上記補正
    情報を用いて補正して補正済み干渉量を生成する補正済
    み干渉量生成手段を有し、 上記補正済み干渉量を上記タイムスロットでの上記移動
    機の送信電力を制御するために用いられるようにした制
    御装置。
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