JP2954658B2 - パイロット操作式逆止め弁 - Google Patents

パイロット操作式逆止め弁

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパイロツト操作式逆止め弁に関する。
(従来技術) パイロツト操作式逆止め弁の一形式として実公昭62−
17663号公報には第3図に示すように、第1ポートA1と
第2ポートA2を有する弁本体1にパイロツト圧作用室
2、ピストン収装孔3、中空室4、第1嵌合孔5及び第
2嵌合孔6を順に連設し、第2嵌合孔6に一端にねじ部
7aを有する第1スリーブ7を進退可能に嵌合してねじ部
7aに螺着したロツクナツト8にて固定し、第1嵌合孔5
に第1スリーブ7に一体に連結した第2スリーブ9を嵌
合し、第2スリーブ9に進退方向に沿って一端が中空室
4に開口する小径孔10、大径孔11、弁孔12を連設し、小
径孔10と大径孔11の連接部に弁座13を設け、かつ一端が
大径孔11に開口し他端が第2スリーブ9の外周部に開口
する側孔14を設け、弁孔12に弁座13に着離して大径孔11
と小径孔10間を導通または遮断するポペツト弁体15を進
退可能に嵌合してスプリング16にて弁座13に着座する方
向へ付勢し、ピストン収装孔3にパイロツト圧作用室2
に導入されるパイロツト圧液により作動してポペツト本
体15を弁座13から離脱させるパイロツトピストン17を進
退可能に嵌合し、弁本体1に第1ポートA1と中空室4を
連通する第1導通路18と、第2ポートA2と側孔14を連通
する第2導通路19を設け、かつピストン収装孔3と中空
室4の間にパイロツトピストン17の最大進出量を規制す
る規制部20を設けたパイロツト操作式逆止め弁が開示さ
れている。
かかる構造のパイロツト操作式逆止め弁の作動を第3
図に示すように、第1ポートA1を管路21を介して切換弁
22の一方のアクチユエータ側ポートに接続し、第2ポー
トA2に管路23を介して液圧シリンダ24のピストン前側室
に接続し、切換弁22の他方のアクチユエータ側ポートと
シリンダ24のピストン後側室を管路25を介して接続し、
さらに管路25から分岐したパイロツト管路26をパイロツ
ト圧作用室2に接続した場合について説明する。
切換弁21の一方のソレノイド22aを作動して第1ポー
トA1を液圧ポンプ27に接続し、液圧シリンダ24のピスト
ン後側室をリザーバ28に接続すると、同ポンプ27から吐
出された圧液が中空室4に入り、ポペツト弁体15が弁座
13から離脱して大径孔11、側孔14、第2導通路19を通
り、第2ポートA2からピストン前側室に流入して液圧シ
リンダ24のピストンが上動する。
切換弁22を中立位置に切換て第1ポートA1と液圧ポン
プ27間を遮断し、ピストン後側室をリザーバ28に接続さ
せると、スプリング16にてポペツト弁体15が弁座13に着
座して小径孔10と大径孔11間が遮断されるので、ピスト
ン後側室からの圧液の流出が阻止されて液圧シリンダ24
のピストンが停止する。
切換弁22の他方のソレノイド22bを作動して第1ポー
トA1をリザーバ28に接続し、ピストン後側室を液圧ポン
プ27に接続すると、圧液がパイロツト管路26を通ってパ
イロツト圧作用室2に導入され、パイロツトピストン17
にてポペツト本体15が押動されて小径孔10と大径孔11間
が導通するので、ピストン前側室の圧液が第2導通路1
9、側孔14、大径孔11、小径孔10、中空室4、第1導通
路18を通ってリザーバ28に戻り、ピストンが下動する。
しかして、上述した従来のパイロツト操作式逆止め弁
によれば、弁本体1にパイロツトピストン17の最大進出
量を規制する規制部20を設けるとともに、ポペツト弁体
15と弁座13を内設したスリーブ7を嵌合孔5,6に進退可
能に嵌合したので、ロツクナツト8を緩めてスリーブ7
を進退させることによりパイロツトピストン17の作動時
におけるポペツト弁体15の弁座13からの離間間隔を調整
して同弁体の開度を変えることができる。これにより、
パイロツトピストン17の作動時に第2ポートA2から第1
ポートA1へ流れる圧液の流量を負荷に応じて調整でき
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記した従来のパイロツト操作式逆止め弁の
ように、ポペツト弁体14の弁座12からの離間間隔を調整
して第2ポートA2から第1ポートA1へ流れる圧液の流量
を制御する場合、スリーブ7の進退量に対する流量変化
が大きいので精密な流量の調整が困難である。
本発明はかかる問題点に鑑み、第2ポートから第1ポ
ートへ流れるときの精密な流量の調整を可能にするパイ
ロツト操作式逆止め弁を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明に係るパイロツト操作式逆止め弁は、第1ポー
トと第2ポートを有する弁本体に設けた嵌合孔に進退可
能に嵌合されロツク手段にて固定されるスリーブに進退
方向に沿って弁孔、小径の連通孔、ピストン収装孔を連
設するとともに前記弁孔と前記小径の連通孔の連接部に
弁座を設けかつ一端がスリーブ外周面に開口し他端が前
記弁孔に連通する第1側孔及び一端がスリーブ外周面に
開口し他端が前記ピストン収装孔に連通する第2側孔を
設け、前記弁孔に前記弁座に着離して前記第1側孔と前
記小径の連通孔間を導通または遮断するポペツト弁体の
進退可能に嵌合してスプリングにて前記弁座に着座する
方向へ付勢し、前記ピストン収装孔にパイロツト圧作用
室に導入されるパイロツト圧液により前記ポペツト弁体
を前記弁座から離脱する方向へ押動するパイロツトピス
トンを進退可能に嵌合し、前記弁本体に前記第1ポート
と前記第2側孔を連通する第1導通路及び前記第2ポー
トと前記第1側孔を連通する第2導通路を設けるととも
に同第2導通路と前記第1側孔の連接部に前記スリーブ
の進退により同第1側孔の第2導通路への開口面積を変
化させる絞り手段を設け、かつ前記弁本体に前記第1側
孔を迂回して前記第1ポートと前記第2ポートを連通す
るバイパス導通路を設け、同導通路に第1ポートから第
2ポートへの圧液の自由流れを許容し逆方向への圧液の
流れを阻止するチエツク弁体を設けたことを特徴とす
る。
(発明の作用、効果) 上記構成によれば、第1ポートを液圧源に接続した場
合、圧液の一部は第1導通路、第2側孔を通って小径の
連通孔に流入し、ポペツト弁体をスプリングに抗して押
動して弁座から離脱させ、第1側孔、第2導通路を通っ
て第2ポートから流出するが、圧液の多くはバイパス導
通路を通り自由流れとなって第2ポートへ流れる。
また、第1ポート及びパイロツト圧作用室を液圧源か
ら遮断した場合、スプリングにてポペツト弁体が弁座に
着座して小径の連通孔と第1側孔間が遮断されるので、
第2ポートから第1ポートへ向かう圧液の流れが阻止さ
れる。
一方、パイロツト圧作用室にパイロツト圧液を導入し
た場合、パイロツトピストンにてポペツト弁体が押動さ
れて弁座から離脱し、小径の連通孔と第1側孔間が導通
するので、第2ポートから流入する圧液が第2導通路、
第1側孔、小径の連通孔、第2側孔、第1導通路を通っ
て第1ポートへ流れる。
しかして本発明によれば、弁本体にスリーブの進退に
より第1側孔の第2導通路への開口面積を変化させる絞
り手段を設けたので、ロツク手段を緩めスリーブを進退
して開口面積を調整しておくことによりパイロツトピス
トン作動時に第2ポートから第1ポートへ流れる圧液の
流量を負荷に応じて精確に調整することが可能となる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を図面に基づき説明するに、
第1図には本発明の第1実施例に係るパイロツト操作式
逆止め弁が示されている。当該逆止め弁は第1ポートA
1、第2ポートA2、第3ポートB1及び第4ポートB2を有
する弁本体30を備えている。この弁本体30内部には嵌合
孔31と一端が弁本体30の外部に開口するねじ孔32が連設
され、嵌合孔31には3箇所に拡径部31a,31b,31cが設け
られている。
嵌合孔31にはスリーブ33が嵌合されている。このスリ
ーブ33の外側端部外周にはねじ孔32に螺合するねじ部34
と弁本体30外部に突出するねじ部35が設けられ、同ねじ
部35にスプリングワツシヤ36とロツクナツト37が装着さ
れている。スリーブ33はこのロツクナツト37を緩めて回
転させると、嵌合孔31に沿って進退する。
スリーブ33の内部には進退方向にねじ孔38、摺動孔39
aと環状溝39bを有した弁孔39、小径の連通孔41、中径孔
43aと摺動孔43bを有したピストン収装孔43及びねじ孔44
が同心状に連設され、環状溝39bと小径の連通孔41の連
接部には弁座45が設けられている。
また、スリーブ33には一端がスリーブ33の外周部に開
口し他端が環状溝39bに開口する2本の第1側孔46及び
一端がスリーブ33の外周部に設けた環状溝47に開口し他
端が中径孔43aに開口する2本の第2側孔48が設けられ
ている。そして、2本の第1側孔46はスリーブ33の軸心
に関して対称に配置されている。同じく第2側孔48も対
称に配置されている。
この第1側孔46のスリーブ33の外周部に開口する端面
は嵌合孔31の拡径部31aの一隅部31dに対接するように配
設され、スリーブ33を進退させたとき、この一隅部31d
が第1側孔46の拡径孔31aに対する開口面積を変化させ
る絞り手段として作用する。また、環状溝47は嵌合孔31
の拡径部31bに対向して配設されている。
弁孔39には弁座45に着離して環状溝39bと小径の連通
孔41間を導通または遮断するポペツト弁体49が進退可能
に嵌合され、ねじ孔38に螺着したリテーナ50にて抜け止
めされている。そして、ポペツト弁体49とリテーナ50の
間に装着したスプリング51にて同弁体49が弁座45に着座
する方向へ付勢されている。このポペツト弁体49の内部
には一端が環溝39bに開口し他端が同弁体49の背部に開
口する通路52が設けられている。また、リテーナ50には
六角穴50aが貫設されている ピストン収装孔43にはパイロツトピストン53とプラグ
54が進退可能に嵌合され、ねじ孔44に螺着したリテーナ
55にて抜け止めされている。このプラグ54の一端には凹
所54aが設けられ、パイロツトピストン53の背面と凹所5
4aにてパイロツト圧作用室56が区画され、同作用室56は
パイロツトピストン53に設けた通路57とスリーブ33に設
けた通路58を介して嵌合孔31の拡径部31cに連通され、
拡径部31cは図示しない導通路を介して第3ポートB1に
連通されている。また、リテーナ55にはねじ穴55aが貫
設されている。
パイロツトピストン53の前部にはピストンロツド59が
突設され、同ロツド59の先端は中径孔43aを貫通して小
径の連通孔41内に突入しポペツト弁体49に対向してい
る。
次に、弁本体30には7本の通路60〜66が設けられ、通
路60、通路63、通路64、通路65の外側端部はそれぞれプ
ラグ67〜70にて閉塞されている。そして、第1ポートA1
と第2側孔48間が通路62、通路63、通路60及び嵌合孔31
の拡径孔31b、環状溝47からなる第1導通路を介して連
通され、第2ポートA2と第1側孔46が通路61と嵌合孔31
の拡径部31aからなる第2導通路を介して連通されてい
る。
また、第1ポートA1と第2ポートA2が通路62、通路6
3、通路64、通路65および通路61からなるバイパス導通
路を介して連通され、通路64には第1ポートA1から第2
ポートA2への圧液の自由流れを許容し逆方向の圧液の流
れを阻止するチエツク弁体71が配設されている。
さらに、第3ポートB1と第4ポートB2が通路66を介し
て連通されている。
なお、72は拡径部31aと拡径部31b間を液密に遮断する
Oリング、73は拡径部31cとねじ孔31の間を液密に遮断
するOリング、74はパイロツト圧作用室56とねじ孔44間
を液密に遮断するOリング、75と76はそれぞれ第2ポー
トA2と第4ポートB2に液密に管路を接続するためのOリ
ングである。
第1実施例に係るパイロツト操作式逆止め弁は以上の
構成からなり、次に同逆止め弁の作動を第1図に示すよ
うに、第1ポートA1を管路77を介して切換弁78の一方の
アクチユエータ側ポートに接続し、第2ポートA2を管路
79を介して液圧シリンダ80のピストン前側室に接続し、
切換弁78の他方のアクチユエータ側ポートを管路81を介
して第3ポートB1に接続し、かつ液圧シリンダ80のピス
トン後側室を管路82を介して第4ポートB2に接続した場
合について説明する。
切換弁78の一方のソレノイド78aを作動して第1ポー
トA1を液圧ポンプ83に接続し、第3ポートB1をリザーバ
84に接続すると、同ポンプ83から吐出された圧液の多く
は通路62、通路63、通路64を通りチエツク弁体71を開い
て通路65、通路61を通り第2ポートA2から液圧シリンダ
80のピストン前側室に流入する。同時に圧液の一部が通
路60、拡径部31b、環状溝47、第2側孔48、中径孔43aを
通って小径の連通孔41に流入し、スプリング51に抗して
ポペツト弁体49を押動して弁座45から離脱させながら環
状溝39b、第1側孔46、拡径部31a、通路61を通って第2
ポートA2からピストン前側室に流入する。これにより、
液圧シリンダ80のピストンが上動する。その際、第1側
孔46を通る圧液の流量は絞り手段31dにて制限される
が、通路62、通路63、通路64、通路65および通路61から
なるバイパス導通路を通る圧液は自由流れとなって第2
ポートA2からピストン前側室に流入する。
次に、切換弁78を中立位置に切換て第1ポートA1及び
第3ポートB1をリザーバ84に接続すると、スプリング51
にてポペツト弁体49が弁座45に着座し、かつ負荷Wにて
加圧されたピストン前側室の圧液が通路52を通ってポペ
ツト弁体49の背部に作用して同弁体49を弁座45に押圧す
るので、環状溝39bと小径の連通孔41間が遮断され、ピ
ストン前側室からの圧液の排出が阻止されて液圧シリン
ダ80のピストンが停止する。
ついで、切換弁78の他方のソレノイド78bを作動して
第1ポートA1をリザーバ84に接続し、第3ポートB1を液
圧ポンプ83に接続すると、同ポンプ83から吐出された圧
液が通路66を通り第4ポートB2から液圧シリンダ80のピ
ストン後側室に流入するとともに、図示しない導通路、
拡径部31c、通路58、通路57を通ってパイロツト圧作用
室56に導入される。これにより、パイロツトピストン53
のピストンロツド59にてポペツト弁体49がスプリング51
に抗して押動され、弁座45から離脱して小径の連通孔41
と環状溝39b間が連通するので、ピストン前側室から排
出された圧液が第2ポートA2から、通路61、拡径部31
a、第1側孔46、環状溝39b、小径の連通孔41、中径孔43
a、第2側孔48、拡径部31b、通路60、通路63、通路62を
通って第1ポートA1からリザーバ84へ戻り、これに伴い
液圧シリンダ80のピストンが下動する。
しかし本実施例に係るパイロツト操作式逆止め弁によ
れば、スリーブ33の進退により拡径部の一隅部31dにて
第1側孔46の拡径孔31aに対する開口面積が変化するの
で、ロツクナツト37を緩めスリーブ33を進退させて開口
面積を調整しておくことにより、パイロツトピストン53
の作動時に第2ポートA2から第1ポートA1へ流れる圧液
の流量を負荷Wの大きさに応じて精密に調整することが
可能である。
また、停電等の緊急事態により液圧ポンプ83が停止し
た場合、リテーナ55のねじ穴55aにボルトをねじ込み、
プラグ54を介してパイロツトピストン53を押動すればポ
ペツト弁体49が弁座45から離脱するので、液圧ポンプ83
停止時にも手動操作にてピストンを下動できる。
なお、上記第1実施例では第1側孔46を2本設けた
が、同側孔46の本数や径を負荷に合わせて設定すること
により一層精密な流量の調整が可能となる。
また、上記第1実施例では第1ポートA1と第2ポート
A2を連通するバイパス導通路を通路62、通路63、通路6
4、通路65及び通路61にて構成したが、第2図に示す第
2実施例のように一端が嵌合孔31の底面内側に開口し他
端をプラグ85にて閉塞した通路86及び同通路86と通路65
を連通する通路87を設け、通路87にチエツク弁体71を配
設してバイパス導通路を構成してもよい。
かかる構成によれば、第1ポートA1に液圧ポンプ83を
接続した場合、圧液は通路60、拡径部31b、第2側孔4
8、中径孔43a及び小径の連通孔41、環状溝39bを通り、
ここで分岐して一部が第1側孔46、拡径部31a、通路61
を通って第2ポートA2へ流れるが、圧液の多くは環状溝
39bから通路52、リテーナ50の六角穴50a、通路86、通路
87、通路65、通路61を通り自由流れとなって液圧シリン
ダ80のピストン前側室に流入する。
なお、第2実施例の他の構成は第1実施例と同じであ
るので同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省
略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るパイロツト操作式逆
止め弁の断面図、第2図は本発明の第2実施例に係るパ
イロツト操作式逆止め弁の断面図、第3図は従来のパイ
ロツト操作式逆止め弁の断面図である。 符号の説明 30……弁本体、31……嵌合孔、31d……絞り手段、33…
…スリーブ、37……ロツクナツト、39……弁孔、41……
小径の連通孔、43……ピストン収装孔、45……弁座、46
……第1側孔、48……第2側孔、49……ポペツト弁体、
51……スプリング、53……パイロツトピストン、56……
パイロツト圧作用室、60〜66,86,87……通路、71……チ
エツク弁体、A1……第1ポート、A2……第2ポート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ポートと第2ポートを有する弁本体に
    設けた嵌合孔に進退可能に嵌合されロツク手段にて固定
    されるスリーブに進退方向に沿って弁孔、小径の連通
    孔、ピストン収装孔を連設するとともに前記弁孔を前記
    小径の連通孔の連接部に弁座を設けかつ一端がスリーブ
    外周面に開口し他端が前記弁孔に連通する第1側孔及び
    一端がスリーブ外周面に開口し他端が前記ピストン収装
    孔に連通する第2側孔を設け、前記弁孔に前記弁座に着
    離して前記第1側孔と前記小径の連通孔間を導通または
    遮断するポペツト弁体を進退可能に嵌合してスプリング
    にて前記弁座に着座する方向へ付勢し、前記ピストン収
    装孔にパイロツト圧作用室に導入されるパイロツト圧液
    により前記ポペツト弁体を前記弁座から離脱する方向へ
    押動するパイロツトピストンを進退可能に嵌合し、前記
    弁本体に前記第1ポートと前記第2側孔を連通する第1
    導通路及び前記第2ポートと前記第1側孔を連通する第
    2導通路を設けるとともに同第2導通路と前記第1側孔
    の連接部に前記スリーブの進退により同第1側孔の第2
    導通路への開口面積を変化させる絞り手段を設け、かつ
    前記弁本体に前記第1側孔を迂回して前記第1ポートと
    前記第2ポートを連通するバイパス導通路を設け、同導
    通路に第1ポートから第2ポートへの圧液の自由流れを
    許容し逆方向への圧液の流れを阻止するチエツク弁体を
    設けたことを特徴とするパイロツト操作式逆止め弁。
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