JP2949821B2 - Opgwのopユニットの気密試験方法 - Google Patents

Opgwのopユニットの気密試験方法

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JP2949821B2 JP2260536A JP26053690A JP2949821B2 JP 2949821 B2 JP2949821 B2 JP 2949821B2 JP 2260536 A JP2260536 A JP 2260536A JP 26053690 A JP26053690 A JP 26053690A JP 2949821 B2 JP2949821 B2 JP 2949821B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、OPGW(光ファイバ複合架空地線)のOPユニ
ットの気密試験方法に係り、特に試験の際にガス封入端
側と反対端側間のガス圧データ等の伝達を容易化したOP
GWのOPユニットの気密試験方法に関するものである。
[従来の技術] OPGWは、光ファイバを含むOPユニットを中心に収納
し、その外周にアルミ被覆鋼線をよりあわせた構造を有
している。OPGWにあっては、架設後、OPユニットの孔や
亀裂等の欠陥を調べるための気密試験が行われる。
従来のOPユニットの気密試験では、OPユニットの片端
よりガスを大気圧以上で封入し、その後一定時間以上ガ
スの圧力をモニタする方法がとられている。そして、圧
力低下が規定値以下であれば、そのOPユニットには孔や
亀裂がないとしている。
この試験において、先ずガスの封入については、 (1)ガス封入端(ガスボンベを用いる)と、その反対
端の両方の圧力を検出してガスが封入されたと判断す
る。
(2)ガス封入端の圧力のみを検出してガスが封入され
たと判断する。
(3)反対端の圧力のみを検出してガスが封入されたと
判断する。
(4)ガス封入時にはガス圧は検出せず、ガス封入開始
から所定時間経過後にはガスが封入されていると判断す
る。
の4通りの方法がある。そして、これらのうちいずれか
の方法によりガスの封入を確認した後、ガスボンベのバ
ルブを閉める。
次に、OPユニット内のガス圧をモニタする方法として
は、 (1)ガス封入端と反対端の両方でガス圧をモニタす
る。
(2)ガス封入端のみでガス圧をモニタする。
(3)反対端のみでガス圧をモニタする。
の3通りがある。さらに、それぞれのモニタ方法にも、
連続でモニタする方法と一定時間毎にモニタする方法と
がある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、OPGWが張られる立地環境としては、交通の
便が著しく悪い場合が多い。また、上述したガスの封入
やその後のモニタには数時間〜数十時間かかるため、試
験は一昼夜に亘る場合もある。従って、試験の自動化が
強く望まれている。
また、ガス封入端(ガスボンベを準備する側)のみの
ガス圧モニタや、ガスの封入開始から一定時間を見計ら
ってガス圧の封入を終了させる方法は、実際にガスが完
全に封入されたか否か、その信頼性に問題がある。
反対端(ガスボンベを準備しない側)のガス圧を見て
ガスの封入を確認する方法は、ガスの封入を確実に確認
できるという利点はあるが、前述の如く、実フィールド
では交通の便が悪かったり通信手段の確保が難しいなど
の理由で、反対端のガス圧の情報をガス封入端側に伝え
にくいという問題がある。
本発明の目的は、上記課題を解消し、架線後のOPGWの
OPユニットの気密試験が自動化し得ると共に、試験の信
頼性も向上し得るOPGWの光ファイバユニットの気密試験
方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明にあっては架線後の
OPGWのOPユニットの気密性を調べるべく、OPユニット内
に端部よりガスを封入し反対端側においてガス圧をモニ
タする気密試験方法において、上記試験の際に、試験対
象となるOPGW自身の光ファイバを用いて上記反対端側で
検出されたガス圧等の情報をガス封入端側へ伝えるよう
にしたものである。
[作用] OPユニット内へ端部よりガスの導入を開始すると、や
がてガスは反対端側へ達する。反対端側においてガスの
封入が検出されたら、その信号を試験対象となるOPGW自
身の光ファイバを通してガス封入端側へ伝える。ガス封
入端側においては、信号を受信すると直ちにガスの導入
を停止し、ガス圧変化のモニタを開始する。このよう
に、試験対象となるOPGW自身の光ファイバを試験の際の
情報伝達手段として用いることにより、実フィールドに
おいて通信手段の確保に困ることなく、容易に試験を実
施することができるようになる。
[実施例] 次に、本発明の実施例について添付図面を参照して説
明する。
(実施例1) 第1図及び第2図に、本発明に係る試験方法を実施す
る際に用いられる装置の一実施例を示す。第1図はガス
封入端側の装置構成、第2図は反対端側の装置構成を示
している。
第1図に示すように、OPGW1のガス封入端1a側にはガ
ス封入装置3が設けられている。ガス封入装置3は、OP
ユニット(アルミ管)2に同径のT字管4を介して接続
された密閉容器5と、電磁弁8を介してT字管4に接続
されたガスボンベ6とで主に構成されている。T字管4
とOPユニット2間、並びにT字管4と密閉容器5間はゴ
ム管7によって接続されて気密にシールされている。
密閉容器5内には、OPユニット2内から1本の光ファ
イバ9の一端部が引き出されて収容され、その光ファイ
バ9の先端に光アダプタ10が設けられている。密閉容器
5の側壁には、受光部11を容器5内に有する受光素子
(O/E変換素子)12が設けられている。光アダプタ10の
光出射部10aと受光素子12の受光部11は互いに対向させ
て配置されている。受光素子12の出力は電磁弁8に接続
されており、光アダプタ10からの光信号が検出されると
直ちに電磁弁8が閉じられるようになっている。
第2図に示すように、OPGW1の反対端1b側にはガス圧
検出装置13が設けられている。ガス圧検出装置13は、OP
ユニット2に接続された密閉容器14と、密閉容器14の側
壁に取付けられたガス圧センサ15とで主に構成されてい
る。密閉容器14とOPユニット2間はゴム管16で接続され
て気密にシールされている。
密閉容器14内には、OPユニット2内から上記光ファイ
バ9の他端部が引き出されて収容され、その先端に光ア
ダプタ17が設けられている。密閉容器14の側壁には、発
光部18を容器14内に有する発光素子(E/O変換素子)19
が設けられている。光アダプタ17の受光部17aと発光素
子19の発光部18は互いに対向させて配置されている。発
光素子19の入力にはガス圧センサ15の出力が接続されて
おり、ガス圧が所定値以上になったら直ちに発光素子19
を作動させてガス封入検出信号を発振するよう構成され
ている。また、ガス圧センサ15並びに発光素子19には記
録計20が接続されている。記録計20は、上述の如くガス
圧が所定値以上になって発光素子19が作動すると、その
時点からガス圧データの記録を自動的に開始するようセ
ットされている。
次に、この試験装置によるOPユニットの気密試験方法
を説明する。
試験対象となるOPGW1の両端にガス封入装置3並びに
ガス圧検出装置13を取付けた後、電磁弁8を開き、ガス
ボンベ6からOPユニット2及び密閉容器5内にガスを送
り込む。やがてガスはOPGW1の反対端1bに達し密閉容器1
4内に導入される。反対端1bではガス圧センサ15によっ
てガス圧がモニタされ、ガス圧が所定値以上になったら
直ちに発光素子19が作動する。発光素子19の発光部18か
ら出射された光信号は、光アダプタ17で受光され光ファ
イバ9内を通ってガス封入端3側へ伝えられる。ガス封
入端3側では、光信号が光アダプタ11から出射され、こ
れが受光素子12で検出されて直ちに電磁弁8が閉じられ
る。電磁弁8が閉じられると同時に、記録計20によりガ
ス圧データの記録が自動的に開始される。
このように、試験対象となるOPGW1自身の光ファイバ
9を通信線路として用いることにより、反対端1b側にお
けるガス封入検出信号をガス封入端1a側に確実、且つ迅
速に伝達することができる。ガス圧の検出を反対端1b側
で行うことによりガスの封入が確実に検出できるので試
験精度が良い。
(実施例2) 第3図及び第4図に、本発明に係る試験方法を実施す
る際に用いられる装置の他の実施例を示す。
上記実施例の装置は、ガスが封入されたことを示す検
出信号のみを反対端1b側からガス封入端1a側へ伝達する
よう構成されていたが、本装置にあっては、上記ガス封
入検出信号に加えてガス導入停止後のガス圧変化の検出
情報もリニアにガス封入端1a側に伝えるよう構成されて
いる。
すなわち、第4図に示すようにガス圧検出装置13には
記録計20は設けられておらず、第3図に示すようにガス
封入装置3に記録計20が設けられている。そして、ガス
圧検出装置13からはガス封入検出信号に続いてガス圧変
化の検出信号が光ファイバ9を通してガス圧検出装置13
に伝えられるよう構成されている。記録計20は受光素子
12の出力に接続されており、光アダプタ10からの光信号
が検出されると、その時点からガス圧データの記録を自
動的に開始するようセットされている。
このように、ガス封入端1a側においてガス導入停止後
のガス圧変化を記録できるようにしたことにより、反対
端1b側を無人化することができるので、反対端1b側の交
通条件が劣悪な場合や鉄塔が高く上り降りが繁雑な場合
に極めて有利になる。
尚、上記実施例にあっては試験対象となるOPGW1の光
ファイバを一本だけ使用する例を示したが、本発明はこ
れに限られるものではなく、光ファイバを2心以上使用
して双方向の通信線路を形成し、ガス封入端1a側と反対
端1b側の作業者間で音声のやり取りができるようにして
も良い。
[発明の効果] 以上要するに、本発明によれば次の如き優れた効果が
発揮できる。
(1)実フィールドにおいて通信手段の確保に困ること
なく、容易に試験を実施することができる。
(2)ガス封入端側とは反対側の端部におけるガス圧の
変化を検出するようにしたので試験精度が良い。
(3)自動化できるので経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る試験方法を実施するた
めの試験装置の一実施例を示す図、第3図及び第4図は
同じく試験装置の他の実施例を示す図である。 図中、1はOPGW、1aはガス封入端、1bは反対端、2はOP
ユニット、9は光ファイバである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 3/00 - 3/40 G02B 6/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】架線後のOPGWのOPユニットの気密性を調べ
    るべく、OPユニット内に端部よりガスを封入し反対端側
    においてガス圧を検出する気密試験方法において、上記
    試験の際に、試験対象となるOPGW自身の光ファイバを用
    いて上記反対端側で検出されたガス圧等の情報をガス封
    入端側へ伝えるようにしたことを特徴とするOPGWのOPユ
    ニットの気密試験方法。
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