JP2948762B2 - チャタリング防止装置 - Google Patents

チャタリング防止装置

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JP2948762B2 JP19175396A JP19175396A JP2948762B2 JP 2948762 B2 JP2948762 B2 JP 2948762B2 JP 19175396 A JP19175396 A JP 19175396A JP 19175396 A JP19175396 A JP 19175396A JP 2948762 B2 JP2948762 B2 JP 2948762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば水道管に
介設した逆止弁に付設のダッシュポットに付設するチャ
タリング防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水道管などにおいて、送水中に、停電等
の不測の事故によりポンプが急停止すると、ポンプ出口
側の圧力が急低下し、管中の水は徐々に吸入側に向かっ
て逆流を始める。この逆流を防止してポンプなどの損傷
を防止するため、ポンプの出口側には逆止弁が介設され
ている。
【0003】この逆止弁Vの一例を、図1乃至図3を参
照して説明すると、弁箱1内に、副弁座2aを有する弁
体2を軸3を介して揺動自在に設けたものであり、ポン
プが正常に運転されて、図2矢印のごとく水が流れてい
る状態では、その流れによって、同図鎖線のごとく弁体
2及び副弁体2aが揺動して開放し、ポンプが急停止し
て流れが停まると、弁体2が自重により先に弁座5に当
接し、その後、副弁体2aが弁座5aに当接して閉弁す
る。大型弁では、図示鎖線のごとく、副弁体2aに閉弁
用カウンターウエイト4を設ける場合がある。この閉弁
時、副弁体2aが副弁座5aに急激に当接すると、いわ
ゆるウォーターハンマー現象が生じる。このウォーター
ハンマー現象は、管、弁V、その他の装置の損傷を招く
恐れがある。
【0004】このため、近年、そのウォーターハンマー
現象を防止すべく、逆止弁Vにダッシュポットを取付け
るようになっている。そのダッシュポットDの一例とし
て、特公昭64−4070号公報に記載され、図8、9
に示すものがある。このダッシュポットDはシリンダ4
0内にピストン41を設け、このピストン41を軸3に
リンク42を介して連結し、弁体1の揺動に従ってピス
トン41を動かし、このピストン41の動きによって、
シリンダ40内に充填したオイル(油)を管43を介し
てピストン41の両側に交互に移動させるものであり、
そのオイル移動時の抵抗によって副弁体2aが副弁座5
aに急激に当接するのを緩らげる。図中、44は流通抵
抗を調整するニードル弁である。
【0005】このダッシュポットDの作用において、上
記流通抵抗が大きいと弁体2が弁座5にスムースに当接
せずに時間がかかり、いわゆるチャタリングが生じる。
一方、流通抵抗が小さいと、十分な緩閉作用を行い得な
い。
【0006】このため、上記公告公報には、上記チャタ
リングを防止する技術が示されている。この技術は、図
8、9に示すように、ダッシュポットDのシリンダ40
外面にチャタリング防止装置Aを設けたものであり、こ
の装置Aは、ケーシング45内にピストン46を設け、
副弁体2aが副弁座5aに当接する手前において、ダッ
シュポットDのピストン41によって装置Aのピストン
46を同図鎖線のごとく押し下げて、ピストン46内の
孔47とケーシング45の孔48を連通させ、その孔4
7、48を介してシリンダ40内のオイルを管49を介
してシリンダ40内上部に流し、ダッシュポットDの緩
閉作用を弛めて、副弁体2aを副弁座5aにスムースに
当接させる。図中、50はピストン46を復帰させるば
ねである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記公告公報記載のチ
ャタリング装置Aは、ダッシュポットDのシリンダ40
の下部外面に取付けている。このため、寸法的に大とな
り、据え付け時には、その部分の余分なスペースが必要
となる。また、外部に露出するため、調整、点検などの
いわゆるメンテナンスも度々に必要であり、それゆえ、
そのメンテナンスが容易な方向に取り付ける必要があ
る。さらに、外部に取付けてあるため、オイル漏れを起
こさないように、特にシールには配慮する必要がある。
また、シリンダ40上部へオイルを送り返す管49が必
要であり、その配管におけるオイルの外部漏れを防ぐ必
要があるうえに、当然に、その配管スペースを必要と
し、全体のスペースも大となる。
【0008】この発明は、外形寸法が大とならず、オイ
ルの外部漏れなどの危険性が無いものとすることを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、弁箱内に弁体を軸を介し揺動自在に
設けて、その弁体の揺動により弁体を弁座に接離して弁
開閉を行う前述の逆止弁において、前記弁箱外面に取付
けられるダッシュポットのシリンダ内のピストンに、前
記弁体が弁座に当接する手前で開放して前記ピストン両
側を連通させるチャタリング防止弁を設けた構成とした
のである(請求項1)。
【0010】このようにすれば、逆止弁の弁体が弁座に
当接する手前からは、チャタリング防止弁の開放によ
り、ダッシュポットの緩閉作用が弛められ、弁体は弁座
にスムースに当接して、チャタリングが生じることがな
い。また、ダッシュポットのシリンダ内にチャタリング
防止弁があるため、故障しにくく、オイル漏れを危惧す
る必要もなく、さらに、ダッシュポット自体の大きさも
何ら変わることがない。
【0011】上記チャタリング防止弁は、上記ピストン
に、そのピストンが上記逆止弁の弁閉止に向かう側に突
出するプランジャーを出没自在に設け、さらに、ピスト
ンには、前記プランジャーを突出方向に付勢するばねを
設けるとともに、ピストンの両側面に前記プランジャー
の摺動面を介して連通する孔を形成し、常時、プランジ
ャーは、前記ばねによって突出して前記孔を遮断し、上
記弁体が弁座に当接する手前で、上記シリンダの前壁に
当接し、それ以上のピストンの移動によってばねに抗し
てピストン内に押し込まれて前記孔を開放するものであ
る構成とし得る(請求項2)。
【0012】このようにすれば、ダッシュポットのピス
トンによってチャタリング防止弁が操作され、ピストン
自身で自己の動きを制御して、チャタリングを防止す
る。
【0013】上記両発明において、上記ピストン内に上
記ばねの収納スペースを形成し、この収納スペースを、
上記プランジャーに形成した孔により、そのプランジャ
ーが突出するピストン側面側と連通した構成とし得る
(請求項3)。
【0014】このようにすれば、プランジャーの軸方向
の両端にオイルが等圧に印加することとなり、プランジ
ャーが上記前壁との当接以外に妄りに動くことがなくな
る。
【0015】また、上記チャタリング防止弁は、上記ピ
ストンとは別体で、前記ピストンのその両側面に貫通す
る孔にねじ込まれるケーシングに、上記プランジャー、
ばね、連通孔、収納スペースを設けた構成とし得る(請
求項4)。
【0016】このようにすれば、既存のダッシュポット
のピストンに貫通孔を形成し、その孔に当該チャタリン
グ防止弁をねじ込めば、既存のダッシュポットにおいて
も、チャタリング防止作用をなし得るものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】まず、逆止弁Vについて、図1乃
至図3に基づいて説明すると、前述のように、弁箱1内
に、弁体2が軸3を介して揺動自在に設けられ、この弁
体2に副弁座5aが形成されており、その副弁座5aに
軸3に揺動自在の副弁体2aが接離する。この副弁座5
aに後述のダッシュポットDの連結ロッド20の下端が
連結されている。このため、ポンプが正常に動いて、図
2矢印のごとく水が流れれば、その流れによって、弁体
2と副弁体2aは、連結ロッド20を押し上げて、同図
鎖線のごとく共に上昇する。流れがあるかぎり、この状
態が維持される。
【0018】この状態において、ポンプが急停止して流
れが停まると、弁体2は、自重及びカウンターウエイト
4により下方に揺動して弁座5に当接する。一方、副弁
体2aは、ダッシュポットDによる制動力が働くため、
徐々に下方に揺動し、副弁座5aに当接する。この動作
によって、弁座5は2段階に徐々に閉じられ、ウォータ
ーハンマーが防止される。副弁体2a、副弁座5aの数
は任意であり、又、それらを全て設けずに、連結ロッド
20を弁体2に連結することもできる。図中、6は逆止
弁Vの前後を接続するバイパス弁6a付のバイパス管で
ある。
【0019】ダッシュポットDは、図1乃至図3に示す
ように弁箱1の上面にスタンド21をボルト止めし、そ
のスタンド21の上にシリンダ22を設けたものであ
る。図4にその詳細を示し、そのスタンド21を通り上
記連結ロッド20がフランジカップリング23a、軸受
23bを介してシリンダ22内に至っている。シリンダ
22は、前蓋(壁)22a、中筒22b、有底筒22c
の三部品からなり、それらをボルト止めしてスタンド2
1に設けられており、オイルがほぼ満タンに充填されて
いる。
【0020】シリンダ22内に入った連結ロッド20に
はピストン24が設けられており、連結ロッド20の昇
降、すなわち副弁体2aの揺動に従って、ピストン24
がシリンダ22内を移動する。ピストン24によって区
画されたシリンダ22内の上下室は、ゴムホース25に
よって連通されており、ピストン24の移動につれ、こ
のホース25を通して、シリンダ22の上下室のオイル
が相互に出入りする。このオイルの流通抵抗をアングル
型ニードル弁26の開放度の調整によって調節する。シ
リンダ22の中筒22b上部内面には下方に向って徐々
に浅くなる角溝27がその周囲適宜な間隔に形成されて
おり、後述の副弁体2aの閉じ始め時、この溝27を介
してもオイルが下室から上室に通り抜けて、副弁体2a
の閉止時の初期動作をスムースにする。
【0021】上記ピストン24には逆止弁28及びチャ
タリング防止弁30が設けられている。逆止弁28は、
貫通孔29内にボール28a及びばね28bを入れ、ば
ね押え28cをねじ込んだものであり、ピストン24が
上昇する際、オイル圧によってボール28aを下動して
貫通孔29を開放し、その貫通孔29を介して上室のオ
イルを下室に導びき、ゴムホース25によるオイルの移
動を助けて、弁体2、副弁体2aの上方への揺動を円滑
にする。
【0022】チャタリング防止弁30は、その詳細図を
図5、6に示し、円柱状のケーシング31に2段径の貫
通孔32を形成し、その孔32にプランジャー33を摺
動自在に挿入し、ばね34によってそのプランジャー3
3を下方に付勢し、ばね34はばね押え35で抜け止め
したものである。
【0023】ケーシング31及びプランジャー33には
透孔36a、36bが形成されており、プランジャー3
3がばね34に押されて下降している際(図5)、その
両孔36a、36bはプランジャー33の摺動部33a
で遮断され、プランジャー33がばね34に抗して上昇
すると(図6)、摺動部33aが孔36aの開口から離
れ、両孔36a、36bが連通し、この孔36a、36
bを介してピストン24の両側、すなわちシリンダ22
の上下室が連通する。
【0024】この実施形態は以上の構成であり、ポンプ
が正常に動いて、図2矢印のごとく水が流れると、その
流れによって、弁体2と副弁体2aは連結ロッド20を
介してピストン24を押し上げながら、同図鎖線のごと
く共に上昇する。このとき、逆止弁28は開放しオイル
を通過させて、その動作を助ける。
【0025】一方、チャタリング防止弁30は、孔36
bを介してばね34のある貫通孔32(ばね室34a)
に入り、プランジャー33の上下端面のオイル圧が同じ
となり、すなわち等圧となり、プランジャー33は妄り
には動かない。ポンプが正常に働いて、流れがあるかぎ
り、この状態が維持される。
【0026】つぎに、何らかの事情によりポンプが停止
すると、まず、弁体2は自重及びカウンターウエイト4
によって下方に揺動し、副弁座5aが開いている状態で
弁座5に当接して、ウォーターハンマーを防止する。一
方、副弁体2aは連結ロッド20によってダッシュポッ
トDのピストン24に連結されているため、そのピスト
ン24の下降に基づく、シリンダ22内のオイルの流
れ、すなわち、下室から上室へのホース25及び角溝2
7を介してのオイル置換に基づく抵抗力に制御されなが
ら、徐々に下方に揺動する。
【0027】すなわち、ダッシュポットDのピストン2
4の位置が最上部より降下しはじめ、ピストン24は下
方へ移動する。このとき、ピストン24の下方側にある
オイルは、ニードル弁26を通ってピストン24上部へ
戻るものと、角溝27を通ってピストン24上部へ戻る
ものとの2ルートがあり、この2ルートの合計のオイル
量がピストン24の下降速度となる。ここでニードル弁
26から戻る量は(圧力同じなら)一定であるが、角溝
27の深さは副弁体2aが全閉位置に近付くほど浅くな
るから、角溝27から戻る量はだんだんと少なくなり、
降下速度は始めは早いがだんだん遅くなるいわゆる緩閉
となる。さらに降下して、角溝27がなくなると、角溝
27からの戻りがなく、ニードル弁26のみとなるか
ら、さらにゆっくりとした一定速度となる。このため、
角溝27の大きさや長さは、使用条件などにより決定す
る。ニードル弁26の開度も使用条件に合わして調整す
る。
【0028】そして、副弁体2aが副弁座5aの手前、
例えば全閉5度手前(垂直に対し、副弁体2aが5度の
傾斜状態)になると、プランジャー33がシリンダ22
の前蓋22aに当接し、さらにピストン24の下降によ
って、図6に示すように、プランジャー33がピストン
24に対し上昇して孔36a、36bが連通し、この孔
36a、36bを介してオイルが図示鎖線矢印のごとく
シリンダ22の下室から上室に流れ出る。すなわち、オ
イルはダッシュポットD本来の緩閉作用の流出とこのチ
ャタリング防止弁30の流出の両方を行うこととなる。
このため、ピストン24はスムースに下降し、副弁体2
aは副弁座5aにスムースに当接して、逆止弁Vが閉じ
る。すなわち、チャタリング現象が生じることなく、閉
弁する。
【0029】再び、ポンプが働いて、流れが生じれば、
前述の作用により、その流れによって、弁体2、2aは
上方に押されて図2鎖線の状態となる。このとき、ピス
トン24も連結ロッド20を介して共に上昇し、その動
作につれて、プランジャー33は前蓋22aから離れ
て、図5の状態となる。この開弁時、弁体2及び副弁体
2aは、一般的には、流勢で軽く開くことが求められ、
ニードル弁26と角溝27からのオイルの戻り量は閉止
時とは逆にだんだんと増えるようになり、さらに、これ
とは別に、逆止弁28が開放してピストン24上部への
オイルの戻りを助長する。この逆止弁28からの戻り量
は比較的大きいので、弁体2、2aは軽くはやく開くこ
とになり、その要求を満たす。
【0030】図7には、チャタリング防止弁30の別の
実施形態を示し、この実施形態は、ケーシング31をな
くし、ピストン24内にばね34、プランジャー33等
を組み込んだものであり、プランジャー33はプレート
37によって抜け止めされる。また、貫通孔36はピス
トン24の孔36aとプレート37の孔36b’で形成
され、ばね室34a内へは前述のプランジャー33の孔
36bを介してオイルが送り込まれる。
【0031】したがって、図7に示すように、弁体2、
2aの開放時(上方への揺動時)、ばね34によってプ
ランジャー33は押し下げられて、その頭部33aで3
6a、36b’は遮断されている。そして、副弁体2a
が閉じる時(下方への揺動時)、副弁体2aが副弁座5
aに当接する手前において、前記実施形態と同様に、ピ
ストン24の下降にしたがい、プランジャー33がシリ
ンダ22の前蓋22aに当接してピストン24に対し鎖
線のごとく上動し、孔36aと36b’が連通して、シ
リンダ22の下室から上室へオイルが送られ、チャタリ
ングが防止される。
【0032】なお、実施形態ではピストン24のオイル
流通路(孔36a)を2ヵ所としたが、閉止速度を早く
する場合は3ヵ所以上としてもよいし、流通路の内径を
大きくしてもよい。逆に遅くする場合は、1ヵ所とした
り内径を小さくすればよい。また、チャタリング防止弁
30の作動開度(プランジャー33が当接する位置)を
変更する場合は、ケーシング31のねじこみ位置を変更
するとか、またプランジャー33を突出長さの異なるも
のと入れ替えて対応する。
【0033】この実施形態のチャタリング防止弁30
は、図4等に示すダッシュポットDのピストン24のみ
ならず、図8で示したダッシュポットDのピストン41
等にも採用でき、また、逆止弁Vも図示以外のものも採
用し得ることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】この発明は以上のように構成し、ダッシ
ュポットのシリンダ内にチャタリング防止弁を設けたの
で、ダッシュポットの外形寸法も大きくならず、チャタ
リング防止弁の付設に基づく、オイルの外部漏れなどの
恐れもない。
【0035】また、チャタリング防止弁をピストンとは
別体のものとすれば、既存のダッシュポットのピストン
にそのチャタリング防止弁を取付けるだけで、チャタリ
ング防止効果を得ることができる。
【0036】さらに、チャタリング防止弁のプランジャ
ーの両端にオイルを等圧に印加するようにすれば、プラ
ンジャーが妄りに動かず、動作が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダッシュポット付き逆止弁の一例の分解斜視図
【図2】同逆止弁の要部切断正面図
【図3】同逆止弁の要部切断右側面図
【図4】ダッシュポットの一実施形態の断面図
【図5】図4の要部拡大断面図
【図6】同実施形態の作用説明用要部拡大断面図
【図7】チャタリング防止弁の他の実施形態の要部拡大
断面図
【図8】従来のダッシュポットの断面図
【図9】図8の要部拡大断面図
【符号の説明】
A チャタリング防止装置 D ダッシュポット V 逆止弁 1 逆止弁の弁箱 2 逆止弁の弁体 2a 逆止弁の副弁体 3 弁体の揺動軸 4 カウンターウエイト 5 逆止弁の弁座 5a 逆止弁の副弁座 20 連結ロッド 22 シリンダ 22a シリンダ前壁(前蓋) 24 ピストン 25 ゴムホース 30 チャタリング防止弁 31 ケーシング 32 貫通孔 33 プランジャー 34 ばね 34a ばね収納スペース 36a、36b、36b’ 孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱1内に弁体2、2aを軸3を介し揺
    動自在に設けて、その弁体の揺動により弁体を弁座5、
    5aに接離して弁開閉を行う逆止弁において、 上記弁箱1外面に取付けられるダッシュポットDのシリ
    ンダ22内のピストン24に、前記弁体が弁座に当接す
    る手前で開放して前記ピストン24両側を連通させるチ
    ャタリング防止弁30を設けたことを特徴とするチャタ
    リング防止装置。
  2. 【請求項2】 上記チャタリング防止弁30が、上記ピ
    ストン24に、そのピストン24が上記逆止弁Vの弁閉
    止に向かう側に突出するプランジャー33を出没自在に
    設け、さらに、ピストン24には、前記プランジャー3
    3を突出方向に付勢するばね34を設けるとともに、ピ
    ストン24の両側面に前記プランジャー33の摺動面を
    介して連通する孔36a、36bを形成し、常時、プラ
    ンジャー33は、前記ばね34によって突出して前記孔
    36a、36bを遮断し、上記弁体が弁座に当接する手
    前で、上記シリンダ22の前壁22aに当接し、それ以
    上のピストン24の移動によってばね34に抗してピス
    トン24内に押し込まれて前記孔36a、36bを開放
    するものである構成としたことを特徴とする請求項1記
    載のチャタリング防止装置。
  3. 【請求項3】 上記ピストン24内に上記ばね34の収
    納スペース34aを形成し、この収納スペース34a
    を、上記プランジャー33に形成した孔36bにより、
    そのプランジャー33が突出するピストン24側面側に
    連通したことを特徴とする請求項2記載のチャタリング
    防止装置。
  4. 【請求項4】 上記チャタリング防止弁30が、上記ピ
    ストン24とは別体で、前記ピストン24のその両側面
    に貫通する孔にねじ込まれるケーシング31に、上記プ
    ランジャー33、ばね34、連通孔36a、36b、収
    納スペース34aを設けたものであることを特徴とする
    請求項2又は3記載のチャタリング防止装置。
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