JP2947471B1 - ターンガイド - Google Patents
ターンガイドInfo
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- Japan
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- turn guide
- ball holding
- ball
- holding hole
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- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Abstract
するとともに、軽量でかつ自己潤滑性のあるターンガイ
ドを提供する。 【解決手段】 合成樹脂製のドーナツ状円盤と金属ボー
ルの組み合わせからなり、該円盤には表裏を貫通する複
数のボール保持孔が形成され、該各ボール保持孔の中に
金属ボールが遊嵌されていることを特徴とするターンガ
イド。
Description
ルから構成されるターンガイドに関し、例えば自動車の
回転座席の回転をスムーズにし、がたつきを防止するた
めに用いるターンガイドに関する。
どは、中心の軸に円筒状のキャップを遊嵌させて自由な
回動を得るものが多かったが、この場合回転板の上から
かかる重力はすべて中心軸にかかり、回転斑が生じるば
かりでなく、回転板にがたつきが生じ、水平を維持でき
ないという欠点があった。
円盤の上に回転板を重ね、その間にコロの役目をするタ
ーンガイドを挟持して用いることが知られている。
ターンガイドは金属板に環状の溝を設け、その中に多数
の円柱状のコロを嵌合したものであったため、回転が完
全にスムーズにならず、無理な力を加えるとがたつきを
生じる可能性があった。また、材質はいずれも鋼鉄など
の金属製であり、潤滑のためのグリースが必要であり、
また重量が増すという欠点もあった。
消し、回転板の回転をスムーズにし、がたつきを防止す
るとともに、軽量でかつ自己潤滑性のあるターンガイド
を提供することを目的とするものである。
な手段からなる。
ボールの組み合わせからなり、該円盤には表裏を貫通す
る複数のボール保持孔が形成され、該各ボール保持孔の
中に金属ボールが遊嵌されていることを特徴とするター
ンガイド。
分の厚みより部分的に厚くなっていることを特徴とする
上記(1)記載のターンガイド。
を水平に切り取った形状であることを特徴とする上記
(1)記載のターンガイド。
金属ボールの直径よりわずかに小さいことを特徴とする
上記(3)記載のターンガイド。
を貫通する円弧状の長孔が形成されていることを特徴と
する上記(1)記載のターンガイド。
を特徴とする上記(1)記載のターンガイド。
ンガイドを2枚組み合わせて用いたターンガイド。
理嵌めしたことを特徴とする上記(1)記載のターンガ
イド。
ターンガイドの構成について説明する。
図であり、図2は側面図である。本発明のターンガイド
は基本的には樹脂製の円盤1と金属ボール2との組み合
わせから構成されている。円盤1は樹脂製の薄いドーナ
ツ状を形成しており、その板状部には複数のボール保持
孔3が形成されており、その中に金属ボール2が遊嵌さ
れている。
ル保持孔3の近傍にはボールを保持するための肉厚部4
が形成されている。
示す断面図であり、ボール保持孔3の内壁は球面の上下
を水平に切り取った形状をしている。ボール保持孔3の
内壁が形成する球の直径は金属ボールの直径よりわずか
に大きく形成されている。また、ボール保持孔3の上下
の開口部の直径は金属ボール2の直径よりわずかに小さ
く形成されている。したがって、金属ボール2はボール
保持孔3の中で自由に回転することはできるが、通常の
力ではボール保持孔3からはずれて抜け落ちることはな
い。
長孔5が平板部を貫通して形成されている。
法、使用方法等について説明する。
塑性樹脂製が好ましく、例えば、ナイロン、PBT、A
BS、ポリアセタールあるいはこれらにガラス繊維を配
合した強化樹脂が用いられる。熱可塑性樹脂の場合、射
出成形することにより生産性を著しく向上することがで
きる。ただし、本発明のターンガイドの場合、球面の内
壁を有するボール保持孔があるので、これを一挙に射出
成形するには、金型の抜き方を工夫する必要がある。一
例として樹脂が冷え切らないうちに球状の中子を抜く方
法が考えられるが、その際には、それに適した樹脂を選
ぶ必要がある。しかし、本発明のターンガイドは、必ず
しも一挙にボール保持孔を射出成形する必要はなく、円
筒状の貫通孔を形成した後、切削加工により、内壁を球
面にしてもよい。
選ばれるが、例えば回転座席に用いる場合には、直径1
0cm〜50cmが好ましく、金属ボールは直径5mm
〜15mmが選ばれる。そして、金属ボール保持孔の内
径は遊嵌される金属ボールの直径より0.5mm〜1.
5mm大きくするのが好ましい。金属ボールをボール保
持孔に嵌めこむには樹脂の柔軟性を利用して無理嵌めす
ることができる。
の上の固定テーブルの表面にサークル状の溝を切り、そ
の溝に本発明のターンガイドのボールが回動するように
置き、その上にテーブルを置くことにより回転テーブル
として使用することができる。
ターンテーブルの直径の異なるものを2個作成し、同芯
状に置いて使用したり、また、各ターンテーブルの間に
円盤を挟むことにより2重構造とすることが好ましい。
たボール保持孔の中の金属ボールが回転するため、テー
ブルのがたつきが解消され、スムーズな回転の回転テー
ブルあるいは回転座席が得られる。
り、外径250mm、幅16mm、厚さ3mm、ボール
保持孔部の厚さ7mm、ボール保持孔の最大直径11m
mのターンテーブルをナイロン樹脂で射出成形した。ボ
ール保持孔の部分は球体を有する中子を樹脂が完全に固
化しないうちに引き抜くことにより形成することができ
た。金属ボールは直径10mmのものを用い、手で押し
込むことによりボール保持孔に遊嵌させた。
イドをもう一つ成形し、これら2枚のターンガイドを2
重構造にして用い、自動車の回転座席に適用した結果、
従来の回転座席に比べ、スムーズに回転するものが得ら
れた。
を奏する。
転に斑がない。
あるので自己潤滑性があり、グリースを必要とせず、メ
ンテナンスが容易である。
生産効率がよい。
いた状態を示す断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 合成樹脂製のドーナツ状円盤と金属ボー
ルの組み合わせからなり、該円盤には表裏を貫通する複
数のボール保持孔が形成され、該各ボール保持孔の中に
金属ボールが遊嵌されていることを特徴とするターンガ
イド。 - 【請求項2】 ボール保持孔の部分の厚みが他の部分の
厚みより部分的に厚くなっていることを特徴とする請求
項1記載のターンガイド。 - 【請求項3】 ボール保持孔の内壁が、球面の上下を水
平に切り取った形状であることを特徴とする請求項1記
載のターンガイド。 - 【請求項4】 ボール保持孔の上下開口部の直径が金属
ボールの直径よりわずかに小さいことを特徴とする請求
項3記載のターンガイド。 - 【請求項5】 円盤の各ボール保持孔の間には表裏を貫
通する円弧状の長孔が形成されていることを特徴とする
請求項1記載のターンガイド。 - 【請求項6】 合成樹脂が熱可塑性樹脂であることを特
徴とする請求項1記載のターンガイド。 - 【請求項7】 直径の異なる請求項1記載のターンガイ
ドを2枚組み合わせて用いたターンガイド。 - 【請求項8】 円盤を射出成形し、金属ボールを無理嵌
めしたことを特徴とする請求項1記載のターンガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26871398A JP2947471B1 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | ターンガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26871398A JP2947471B1 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | ターンガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2947471B1 true JP2947471B1 (ja) | 1999-09-13 |
JP2000093249A JP2000093249A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17462332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26871398A Expired - Fee Related JP2947471B1 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | ターンガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2947471B1 (ja) |
-
1998
- 1998-09-22 JP JP26871398A patent/JP2947471B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000093249A (ja) | 2000-04-04 |
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