JP2947278B1 - Tdma−tdd移動通信システムの制御チャネルキャリアセンス方法 - Google Patents

Tdma−tdd移動通信システムの制御チャネルキャリアセンス方法

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JP2947278B1 JP10210313A JP21031398A JP2947278B1 JP 2947278 B1 JP2947278 B1 JP 2947278B1 JP 10210313 A JP10210313 A JP 10210313A JP 21031398 A JP21031398 A JP 21031398A JP 2947278 B1 JP2947278 B1 JP 2947278B1
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Abstract

【要約】 【課題】 TDMA−TDD移動通信システムの制御チ
ャネルキャリアセンス方法で、基地局受信の制御チャネ
ルにも干渉がないように制御チャネル送信スロットを決
定する。 【解決手段】 受信区間の各スロットにおける電界強度
からスロット番号を選択し、送信区間のスロットにおけ
る電界強度からは、選択したスロット番号の電界強度だ
けを選び、その中から最低電界強度の送信区間のスロッ
トを制御チャネル送信スロットに決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA−TDD
(Time Division Multiple Acces−Time Division Dupl
exs )移動通信システムの制御キャリア(carrier )セ
ンス(sense )方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TDMA移動通信システムでは、基地局
から基地局情報、無線フレーム(frame )等を報知する
ために制御チャネルの送信を行う。例えばPHSシステ
ムにおいてはTDMA−TDD方式を用いており、基地
局と移動局との間の通信はタイムスロット(time slot
)を単位に時分割で行われ、8タイムスロットで1フ
レームを構成し、1フレーム内の前半の4スロットは基
地局からの送信に割り当てられ(送信区間という)、後
半の4スロットは移動局からの送信(基地局受信)に割
り当てられる(受信区間という)。
【0003】説明の便宜のために送信区間のスロットに
前から順に1、2、3、4の番号を付け、受信区間のス
ロットにも前から順に1、2、3、4の番号を付ける
と、基地局と1つの移動局が交信する場合、基地局が送
信する送信区間のスロット番号と同一スロット番号の受
信区間のスロットで移動局から送信するように定められ
ている。基地局からの制御チャネル(下りの制御チャネ
ル、以下単に制御チャネルというときは下りの制御チャ
ネルを意味する)は送信区間のスロットで送信される
が、複数のフレームに1回送信される。制御チャネルは
通信制御上重要なチャネルであるので、近隣の基地局か
らの干渉の最も小さなスロットを用いて送信しなければ
ならない。
【0004】従来は、この制御チャネルの送信は、予め
個々の基地局に記憶されたタイミング、もしくは中央制
御局から指定されたタイミングで行っていた。然しなが
らPHS(Personal Handiphone System)で代表される
マイクロセル(micro −cell)型TDMA−TDD移動
通信システムでは、システム全体としての基地局台数が
膨大になること、および基地局の増減設が頻繁に行われ
ることから、従来のようなタイミング指定を行うことは
困難である。そこで、このようなTDMA−TDD移動
通信システムでは、個々の基地局が、制御チャネル送信
開始時に自律的に制御チャネルを送信するタイミング
(timing)の検索を行っている。この検索動作のことを
制御チャネルキャリアセンスと呼んでいる。
【0005】従来の制御チャネルキャリアセンス実施方
法は、基地局が制御チャネル送信開始時に、制御チャネ
ルの送信周波数で、当該基地局の送信タイミングで一定
時間に渡り、受信電界強度の測定を行い、最も干渉の少
ないタイミングで制御チャネルの送信を行っていた。
【0006】例えば、特開平7−264659号公報で
開示された「無線電話装置」では、複数の無線基地局が
隣接する場合、それぞれの無線基地局が発信する制御チ
ャネルは互いに非同期で、相互に妨害、干渉する可能性
があるので、予め、基地局の電源立ち上げ時に、制御用
キャリアの電界強度を一定時間計測して、制御用キャリ
アあり/なしのデータテーブルを作成し、そのテーブル
から他の無線基地局が送信していないタイミングを検索
して、そのタイミングで自局の制御用キャリアを送信し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上述のよう
な従来の方法では、基地局は送信区間だけで受信電界強
度の測定を行っているため、移動局に到達する制御チャ
ネルは干渉の少ないことが保証されるが、基地局の受信
区間に関しては干渉の少ないことが保証されておらず、
移動局から呼接続時等に送信される制御チャネル(上り
の制御チャネル)に関しては干渉の少ないことが保証さ
れておらず、移動局から呼接続時等に送信される制御チ
ャネル信号が受信できなくなる恐れがある。
【0008】先に述べたように、基地局からの制御チャ
ネルは、複数フレームに1回の割合で送信区間内の同一
番号のスロットで繰り返して送信され、この繰り返し周
期をT(LCCH)で表すと、移動局の制御チャネル
(上り制御チャネル)信号送出はランダムアクセス方式
であり、T(LCCH)内の任意のフレームの受信区間
で、下り制御フレームと同一番号のスロットで送信され
る。従って、基地局における電界強度の測定は送信区間
だけでなく、受信区間についても済ませておいて、受信
区間で干渉の少ないスロット番号を決定しておく必要が
ある。
【0009】本発明はかかる問題点を解決し、下り制御
チャネルだけでなく、上り制御チャネルに対しても干渉
の少ないスロットを決定するためのTDMA−TDD移
動通信システムの制御チャネルキャリアセンス方法を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、T(LCC
H)周期内の送信区間、受信区間の全スロットに亘り干
渉電界強度を測定し、その測定結果から下り制御チャネ
ルを送信するフレーム番号とスロット番号とを決定する
こととした。
【0011】すなわち本発明のTDMA−TDD移動通
信システムの制御チャネルキャリアセンス方法は、1フ
レーム(frame )が複数のタイムスロット(time slot
)(以下、タイムスロットを単にスロットという)で
構成され、複数のスロットのうちの前半のスロットは基
地局からの送信に使用される送信区間、後半のスロット
は基地局の受信に使用される受信区間であり、基地局か
らの制御チャネルはn(nは任意の正の整数)フレーム
周期に送信区間のスロットから送信されるTDMA−T
DD(Time Division Multiple Acces−Time Division
Duplexs )移動通信システムで、制御チャネル周期内の
総てのスロットを、当該スロットの属するフレームのフ
レーム番号(1、2、・・・、n)と、当該スロットが
前記送信区間のスロットであるか、前記受信区間のスロ
ットであるかの区別と、当該スロットが前記送信区間
(又は受信区間)の何番目のスロットであるかを示すス
ロット番号(1、2、3、または4)とで特定するスロ
ット特定ステップ、前記制御チャネル周期の整数倍の周
期内に含まれる総てのスロットにおいて干渉電波の電界
強度測定を行う測定ステップ、前記受信区間に属する総
てのスロットにおける電界強度のデータから最小の電界
強度データを示すスロット番号を選択するスロット番号
選択ステップ、前記送信区間に属する総てのスロットに
おける電界強度のデータの中から前記スロット番号選択
ステップで選択したスロット番号に対応する電界強度だ
けを選択し、選択した電界強度中最小の電界強度に対応
するスロットを前記制御チャネルの送信スロットに決定
する送信スロット決定ステップを備えたことを特徴とす
る。
【0012】また前記スロット番号選択ステップは、各
スロット番号(1、2、3、・・・)のスロットに対応
する電界強度がレベルしきい値を下回るスロット数をカ
ウントするスロット数カウントステップ、このスロット
数カウントステップでカウントした数値がスロット数し
きい値以上であるスロット番号があるか否かを検査する
判定ステップ、この判定ステップの判定でスロット数カ
ウントステップでカウントした数値がスロット数しきい
値以上であると判定されたスロット番号のうちカウント
数最大のスロット番号を選択する選択ステップを備えた
ことを特徴とする。
【0013】また、前記スロット数カウントステップで
カウントした数値がスロット数しきい値以上であるスロ
ット番号のスロットが存在しないと前記判定ステップで
判定されたときは、前記レベルしきい値、前記スロット
数しきい値などの数値を変更して、前記スロット数カウ
ントステップ、前記判定ステップを繰り返すことを特徴
とする。
【0014】また前記送信スロット決定ステップは、入
力する電界強度から前記スロット番号選択ステップで選
択したスロット番号のスロットだけについて電界強度の
レベルがしきい値以下のものを検索する検索ステップ、
この検索ステップでレベルがしきい値以下のスロットが
得られたか否かを判定する判定ステップ、前記検索ステ
ップで得られた電界強度のうち最小の電界強度のスロッ
トを制御チャネル送信スロットに決定する決定ステップ
を備えたことを特徴とする。
【0015】また、前記検索ステップでレベルがしきい
値以下のスロットが得られなかったと前記判定ステップ
で判定されたときは、前記レベルしきい値などの数値を
変更して前記検索ステップ、前記判定ステップを繰り返
すことを特徴とする。
【0016】さらに、前記測定ステップで測定する電界
強度が前記制御チャネル送信周期の複数倍のスロットに
亘るときは、同一スロット(フレーム番号同一、送信又
は受信区間同一、スロット番号同一)については、その
電界強度の平均値を出力することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1はPHSにおける無線タイミ
ングを示すフォーマット図である。PHSにおいては、
1フレームは8スロットから構成され、前半の4スロッ
トが基地局からの送信用に使用され、送信区間と称さ
れ、後半の4スロットが移動局からの送信用に使用さ
れ、受信区間と称される。送信区間の4スロットは、前
から1、2、3、4のスロット番号が付けられ、受信区
間の4スロットも同様に、前から1、2、3、4のスロ
ット番号が付けられる。1つの移動局と基地局との交信
では、同一フレーム内の同一番号のスロットが使用され
る。1フレーム内の8スロットに送信区間、受信区間を
とおして、前から1、2、3、4、5、6、7、8の番
号を付ける場合もある。この場合1つの移動局との交信
のためのスロットの組合わせ番号は(1と5)、(2と
6)、(3と7)、(4と8)となる。
【0018】基地局からの制御チャネル信号送出は間欠
的に行われ、複数フレーム(以下nフレームとする)に
1回の割合で同一スロット番号のスロットで送信が行わ
れる。この下り制御チャネル送信周期をT(LCCH)
で表す。以下、説明の便宜のために、周期T(LCC
H)の1周期内の総てのスロットに番号をつける。周期
T(LCCH)内にnフレーム含まれるとする。送信区
間のスロットであるか、受信区間のスロットであるかを
区別するために、最初にT(送信区間のスロット)かR
(受信区間のスロット)の英字を、次に1〜nのフレー
ム番号を示す数字を、最後に送信区間又は受信区間での
スロット番号1〜4の数値で各スロットを示すことにす
る。例えば番号T52のスロットは第5番フレームの送
信区間第2番スロットであり、基地局からこのスロット
を使用して送信する場合、対応する移動局は番号R52
のスロットで送信することになる。
【0019】基地局は、制御チャネル送信開始に際し、
その前に周期T(LCCH)の1周期内の総てのスロッ
トにおける電界強度を測定し、その測定結果に基づき、
どのスロットで制御チャネルを送信するかを決定する。
図2は本発明の一実施形態を示すブロック図で、無線部
からの受信信号入力1は、受信電界強度測定手段2に入
力される。受信電界強度測定手段2は中央制御部9より
予め指定された測定条件で、受信信号入力1の受信電界
強度を測定し、総てのスロットにおける受信電界強度を
当該スロットのスロット番号を付けて出力する。図2の
受信電界強度測定手段2からの出力線上に、Sで示され
るものは、この受信電界強度の測定値を表し、Sの下添
字は当該スロットのスロット番号を示す。
【0020】図2に示すように、受信区間の総ての受信
電界強度測定値3はスロット番号選択手段4に入力さ
れ、送信区間の総ての受信電界強度測定値6は送信スロ
ット決定手段7に入力されるよう制御される。また、ス
ロット番号選択手段4で選択したスロット番号5は送信
スロット決定手段7に入力される。送信スロット決定手
段7ではスロット番号5と送信区間の総ての受信電界強
度測定値6とから送信スロット8を決定する。
【0021】通常は、受信電界強度測定手段2は下り制
御チャネル送信周期T(LCCH)の整数倍の時間に亘
り測定を行い、得られたデータを平均化して出力する。
或は得られたデータに同一スロット番号に属するものに
は同一下添字を付けて複数回出力し、スロット番号選択
手段4と送信スロット決定手段7で平均化と等価な処理
を行うこともできる。
【0022】図3は、図2のスロット番号選択手段4の
動作を示すフローチャートである。ステップ1では「入
力する電界強度測定値に対し、各スロット番号のスロッ
トにつき、レベルがしきい値を下回るスロット数をカウ
ント」する。図2に示す例では、受信電界強度測定手段
2からはスロット番号毎に分類して入力されているの
で、例えば第1行入力のスロット番号1のスロットの電
界強度SR11 、SR12 、・・・SRn1 ではレベルがしき
い値を下回る電界強度数は2、第2行入力のスロット番
号2のスロットの電界強度SR12 、SR22 、・・・S
Rn2 ではレベルがしきい値を下回る電界強度数は15、
第3行入力のスロット番号3のスロットの電界強度S
R13 、SR23 、・・・SRn3 ではレベルがしきい値を下
回る電界強度数は9、第4行入力のスロット番号4のス
ロットの電界強度SR14 、SR24 、・・・SRn4 ではレ
ベルがしきい値を下回る電界強度数は3とし、しきい値
が8とすれば、ステップ32はYESであり、ステップ
33ではスロット番号2がカウント数が最も多い(1
5)から数値2がスロット番号5として送信スロット決
定手段7に入力される。
【0023】図4は、図2の送信スロット決定手段7の
動作を示すフローチャートである。ステップ41では
「入力電界強度6から、スロット番号選択手段4で選択
されたスロット番号のスロットの電界強度だけについ
て、レベルがしきい値以下のものを選択する。すなわち
入力電界強度6が図2に示す通り、ST11 、ST12 、S
T13 、ST14、ST21 、ST22 、・・・STn4 であり、
スロット番号選択手段4で選択したスロット番号5はス
ロット番号2であるとすれば、電界強度ST12 、S
T22 、ST32 、ST42 、・・・STn2 だけについて考え
(入力電界強度6のうちその他のものは無視して)、レ
ベルがしきい値以下のものを検索する。
【0024】レベルがしきい値以下の電界強度がS
T32 、ST42 であったとすれば、ステップ42を経て、
この2つの電界強度がステップ43で比較され、電界強
度ST32が最低であれば、スロットT32(フレーム番
号3の送信区間でスロット番号2のスロット)が制御チ
ャネル送出スロットに決定される。また、図3のステッ
プ32の判定がNOであるか、図4のステップ42の判
定がNOである場合は、いずれも「候補なし」として中
央制御部9に表示し、中央制御部9はこれに応じて、受
信電界測定手段2、スロット番号選択手段4、送信スロ
ット決定手段7に新たな検索条件を設定し、制御チャネ
ルキャリアセンスを新しい検索条件により再実行する。
【0025】総合的なプログラムステップを示すと図5
のフローチャートになる。すなわち、ステップ51で、
受信電界強度測定手段2に測定時間等を設定し、スロッ
ト番号選択手段4に受信レベルしきい値(受信区間)、
スロット数しきい値を設定し、送信スロット決定手段7
に受信レベルしきい値(送信区間)を設定する。ステッ
プ52の判定で設定条件を満たすスロットがあれが、そ
のスロットで制御チャネルの送信を開始し(ステップ5
3)、ステップ52の判定で設定条件を満たすスロット
がなければステップ51へ戻り、設定値を変更した上で
ステップ52、53を繰り返す。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、基地
局の制御キャリアセンス時に上り制御チャネル受信のタ
イミングにも干渉がないことを確認しているので、移動
局が上り制御チャネルを送信した際に干渉により妨害さ
れることがなくなり、上り制御チャネル信号が基地局に
到来する確率が増大する。従って、移動局からの位置登
録要求、発信要求、及び網からの着信要求時に上り制御
チャネル接続率が増すため呼接続率を改善することがで
きる。また、制御チャネル送信タイミングの決定方法を
中央制御部から変更できるため、システムの動作状況に
応じて柔軟にパラメータを変更して、より確実に制御チ
ャネル送信タイミングの決定を行うことができる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】PHSの無線フォーマットを示すフォーマット
図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図3】図2のスロット番号選択手段の動作ステップを
示すフローチャートである。
【図4】図2の送信スロット決定手段の動作ステップを
示すフローチャートである。
【図5】図2の装置全体の動作ステップを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 受信信号入力 2 受信電界強度測定手段 3 受信電界強度(受信区間) 4 スロット番号選択手段 5 スロット番号 6 受信電界強度(送信区間) 7 送信スロット決定手段 8 送信スロット 9 中央制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレーム(frame )が複数のタイムス
    ロット(time slot)(以下、タイムスロットを単にス
    ロットという)で構成され、複数のスロットのうちの前
    半のスロットは基地局からの送信に使用される送信区
    間、後半のスロットは基地局の受信に使用される受信区
    間であり、基地局からの制御チャネルはn(nは任意の
    正の整数)フレーム周期に送信区間のスロットから送信
    されるTDMA−TDD(Time Division Multiple Acc
    ess −Time Division Duplex)移動通信システムで、 制御チャネル周期内の総てのスロットを、 当該スロットの属するフレームのフレーム番号(1、
    2、・・・、n)と、当該スロットが前記送信区間のス
    ロットであるか、前記受信区間のスロットであるかの区
    別と、当該スロットが前記送信区間(又は受信区間)の
    何番目のスロットであるかを示すスロット番号(1、
    2、3、・・・)とで特定するスロット特定ステップ、 前記制御チャネル周期の整数倍の周期内に含まれる総て
    のスロットにおいて干渉電波の電界強度測定を行う測定
    ステップ、 前記受信区間に属する総てのスロットにおける電界強度
    のデータから最小の電界強度データを示すスロット番号
    を選択するスロット番号選択ステップ、 前記送信区間に属する総てのスロットにおける電界強度
    のデータの中から前記スロット番号選択ステップで選択
    したスロット番号に対応する電界強度だけを選択し、選
    択した電界強度中最小の電界強度に対応するスロットを
    前記制御チャネルの送信スロットに決定する送信スロッ
    ト決定ステップ、 を備えたことを特徴とするTDMA−TDD移動通信シ
    ステムの制御チャネルキャリアセンス方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のTDMA−TDD移動通
    信システムの制御チャネルキャリアセンス方法におい
    て、前記スロット番号選択ステップは、 各スロット番号(1、2、3、・・・)のスロットに対
    応する電界強度がレベルしきい値を下回るスロット数を
    カウントするスロット数カウントステップ、このスロッ
    ト数カウントステップでカウントした数値がスロット数
    しきい値以上であるスロット番号があるか否かを検査す
    る判定ステップ、 この判定ステップの判定でスロット数カウントステップ
    でカウントした数値がスロット数しきい値以上であると
    判定されたスロット番号のうちカウント数最大のスロッ
    ト番号を選択する選択ステップ、 を備えたことを特徴とするTDMA−TDD移動通信シ
    ステムの制御チャネルキャリアセンス方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のTDMA−TDD移動通
    信システムの制御チャネルキャリアセンス方法におい
    て、 前記スロット数カウントステップでカウントした数値が
    スロット数しきい値以上であるスロット番号のスロット
    が存在しないと前記判定ステップで判定されたときは、 前記レベルしきい値、前記スロット数しきい値などの数
    値を変更して、前記スロット数カウントステップ、前記
    判定ステップを繰り返すことを特徴とするTDMA−T
    DD移動通信システムの制御チャネルキャリアセンス方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のTDMA−TDD移動通
    信システムの制御チャネルキャリアセンス方法におい
    て、前記送信スロット決定ステップは、 入力する電界強度から前記スロット番号選択ステップで
    選択したスロット番号のスロットだけについて電界強度
    のレベルがしきい値以下のものを検索する検索ステッ
    プ、 この検索ステップでレベルがしきい値以下のスロットが
    得られたか否かを判定する判定ステップ、 前記検索ステップで得られた電界強度のうち最小の電界
    強度のスロットを制御チャネル送信スロットに決定する
    決定ステップ、 を備えたことを特徴とするTDMA−TDD移動通信シ
    ステムの制御チャネルキャリアセンス方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のTDMA−TDD移動通
    信システムの制御チャネルキャリアセンス方法におい
    て、 前記検索ステップでレベルがしきい値以下のスロットが
    得られなかったと前記判定ステップで判定されたとき
    は、 前記レベルしきい値などの数値を変更して前記検索ステ
    ップ、前記判定ステップを繰り返すことを特徴とするT
    DMA−TDD移動通信システムの制御チャネルキャリ
    アセンス方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のTDMA−TDD移動通
    信システムの制御チャネルキャリアセンス方法におい
    て、前記測定ステップで測定する電界強度が前記制御チ
    ャネル送信周期の複数倍のスロットに亘るときは、同一
    スロット(フレーム番号同一、送信又は受信区間同一、
    スロット番号同一)については、その電界強度の平均値
    を出力することを特徴とするTDMA−TDD移動通信
    システムの制御チャネルキャリアセンス方法。
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