JP2947232B2 - 秘話データ受信方式及び方法 - Google Patents

秘話データ受信方式及び方法

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JP2947232B2
JP2947232B2 JP18780997A JP18780997A JP2947232B2 JP 2947232 B2 JP2947232 B2 JP 2947232B2 JP 18780997 A JP18780997 A JP 18780997A JP 18780997 A JP18780997 A JP 18780997A JP 2947232 B2 JP2947232 B2 JP 2947232B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はローカルエリアネッ
トワーク(Local Area Network;「LAN」という)
に関し、特にCSMA/CD(Carrier Sense Multip
le Access withCollision Detection;キャリア検出
多重アクセス衝突検出)方式のローカルエリアネットワ
ークに関する。
【0002】
【従来の技術】LANは、通信回線を利用したデータ交
換網(DDX;digital data exchange)など広域ネ
ットワークと計算機の内部バスとの中間に位置づけられ
る。すなわち、構内など比較的限られた場所に設置さ
れ、コンピュータとその関連機器を高速で結ぶ構内用デ
ータ通信ネットワークである。
【0003】LAN等のネットワークは、異なるノード
内の複数のプロセス間で単なるメッセージの転送だけで
はなく、相手ノードの持つファイルやデータベース等の
共用資源に対するアクセスや、ジョブの申し込み等まで
を含めた幅広い通信機能を実現するため、種々の制御情
報授受に関する約束事をプロトコル(通信規約)として
厳密に規定する必要がある。
【0004】このプロトコルは、通信機能の拡張や新し
い通信技術の導入を容易とするため、適切な機能単位で
「プロトコル層」と呼ばれる階層に分類され、各ノード
の対応するプロトコル層毎に独立にプロトコルが設定さ
れる。
【0005】プロトコルの階層構造は、基本的には、デ
ータ転送に関する階層である下位層と転送に伴う通信処
理に関する階層である上位層とに分類されている。
【0006】通信回線の制御から業務に依存する通信機
能までをいくつかの層に階層化し、それぞれの層が上位
層に提供するサービスと各層の機能を定めたものを参照
モデルと呼ぶ。ISO(国際標準化機構)では上記プロ
トコルに関して、通信機能を7層化したOSI(Open
System Interconnection;開放型システム間相互接
続)参照モデル(Basic Reference Model:The Basi
c Model Second Edition、ISO7498−1、1
994年11月)を規格化している。
【0007】従来、LANにおいては、非同期時分割多
重方式の1つであり、IEEEで企画され広く知られて
いるプロトコルであるCSMA/CD方式(ANSI/
IEEE802.3、1993年改訂)(規格1)が広
く普及している。この方式は、ステーションであるデー
タ端末(DTE;Data Terminal Equipment)が自身
の判断でランダムにデータフレームを送出する方式であ
り、送信要求の発生したDTEは、まず共通伝送路を監
視し、他の端末が送信中であるか否かを調べ(Carrier
Sense)、共通伝送路が使用中であれば送信を待ち合わ
せる、が空いていればデータフレームを送出する。この
ように、複数のDTEが共通の伝送路を使用してデータ
フレームを送出する(Multiple Access)。
【0008】データフレームの伝搬遅延があるために、
共通伝送路の空きを検出するだけでは複数のデータ端末
が同時にデータフレームを送出すると衝突が発生し、正
常なデータフレームが宛先に送達されない。衝突の生じ
たデータフレームの伝送路占有時間を短縮するため、各
DTEは送信中に衝突の有無を監視し(Collisi
on Detection)、衝突検出時は送信を中止して一定
時間待ち合わせた後再送のため再度同一手順を反復す
る。この方式では、伝送路に接続されたDTEに対して
は全て平等にアクセスする権利をもつ。
【0009】次に従来方式の構成と動作について図面を
参照して説明する。
【0010】図4に、CSMA/CD方式のLAN規格
1を、OSI参照モデルと対比した位置づけを示す。O
SIの物理層には、MAU(Media Attachment Uni
t;媒体接続ユニット)401が対応し、MAU401
を制御するデータリンク層がMAC401(メディアア
クセス制御サブ層)に対応する。
【0011】図5は、規格1で定義されているデータパ
ケットを簡潔に示したデータパケットのデータ構成を示
す説明図である。データパケットは、受信側DTEに対
して同期を行うことを目的としたプリアンブルデータ
と、データパケットの発信元のアドレスを示す始点アド
レスと、受信先のDTEのアドレスである終点アドレス
と、データ長と、データと、データパケットの誤りを検
出する誤り検出符号(フレームチェックシーケンス)
と、から構成されている。
【0012】図7は、このCSMA/CD方式の転送概
念を示すため、従来のDTEを、ネットワーク回線上に
接続した1セグメント分のネットワークの受信ステップ
を模式的に示した説明図である。図7に示す例では、4
台のDTEが接続された例を示している。
【0013】図7(a)のステップ1は、DTE704
からDTE701に対してデータを送信しようとしてい
る場合を示した図である。DTE704はデータパケッ
トの送信を開始する前に、ネットワーク回線上にデータ
が流れていないかどうかを確認するために、ネットワー
ク回線上のデータをたえず受信動作を行い監視している
(キャリアセンス動作)。もし、ネットワーク回線上に
データパケットの転送が行われていなかった場合には、
データパケットの送出を試みる。送出されたデータパケ
ットは他の全てのDTE701〜703によって受信さ
れるが、図5に示した終点アドレス値が受信した各DT
E内で解読され、各DTEが持つ固有のアドレス値と一
致していれば、一致したDTEのみが受信動作を継続
し、後に続くデータ列を受信していく。逆に一致しなか
った各DTEはデータパケットの受信動作を停止する。
【0014】次に図7(b)のステップ2は、DTE7
01とDTE704とが偶然にも同時に送信を開始した
場合を説明するための説明図である。この場合、各DT
E701〜704は衝突(コリジョン)が発生したもの
として、送信をしばらく停止しなければならない(コリ
ジョン検出動作)。
【0015】図8は、ネットワーク回線上のデータを示
したものである。
【0016】DTE704からの送信に限らず、他のD
TEからのデータ送信でも同様の動作をする。
【0017】各DTEは、キャリアセンス動作を利用し
て正規の目的以外に使用することも考えられ、ネットワ
ーク回線上に現れた全てのデータパケットを受信するこ
とも可能であり、他のDTE間のデータを盗聴すること
が容易であり、セキュリティ面では無防備な方式であ
る。但し、ネットワークの管理装置などは、この盗聴動
作を、ネットワーク回線上に流れているデータの統計情
報を得るために使用している。
【0018】図6に、さらに具体的な従来のMAU40
1の構成の一例をブロック図にて示す。規格1のMAU
401は、一般には、トランシーバ601と呼ばれてい
る。このトランシーバ601は、データパケットの送信
を行う送信機102と、MAC402からAUI信号を
介して送られてくる送信信号が適正なレベルであるかを
監視する送信スケルチ回路103と、パケット長が適正
な長さであるかどうかを監視するジャバタイマー104
と、無送信時に衝突が検知できるかどうかをテストする
テスト信号生成するためのハートビート生成器105
と、内部動作の基準クロックとして衝突を上位層のMA
C402へ知らせる信号の両方で使用される10MHz
発振器106と、MAC402とのインターフェースで
あるAUI信号を駆動するためのラインドライバ10
7、113と、受信したデータがコリジョン状態の信号
かどうかを判断するコリジョンコンパレータ108と、
しきい値電源Vth109と、受信フィルタ110と、
受信した信号の電位が無送信時の雑音かそれとも信号を
受信したかどうかを判別するためのスケルチ回路111
と、イコライザアンプ112と、受信バッファ114
と、電圧制御により制御される電流源115と、制御ゲ
ート116と、を備えて構成されている。
【0019】このトランシーバ601は、同時線路12
0と接続される。上位層としてAUI信号を通してMA
C402へ接続される。
【0020】次にこのトランシーバの動作について説明
する。
【0021】まず、同軸線路120にデータが流れてい
るかどうかを絶えず監視するため、受信バッファ114
は、同軸線路120の信号を同軸線路120に影響を与
えずにトランシーバ601の内部へ取り込む。
【0022】取り込んだ電気信号は、イコライザ612
により同軸回線120によって特性を補正する。また、
取り込んだ電気信号は受信フィルタ610により、ろ波
されてしきい値電源Vth109の電圧を基にコリジョ
ン(衝突)状態であるかどうかを判断する目的で、コリ
ジョンコンパレータ108へ入力される。
【0023】コリジョンコンパレータ108は、入力さ
れた信号を用いて、コリジョン発生状態を、制御ゲート
116を介して、コリジョン用のAUI(Attachment
UnitInterface;接続ユニット・インタフェース)信号
(CO±)を駆動するためのラインドライバ107へ送
る。
【0024】さらに、受信フィルタ610の出力とイコ
ライザアンプ612の出力はスケルチ回路111に入力
され、無通状態かどうか判断する。無通状態の時には、
スケルチ回路111は、受信データ用のAUI信号(R
X±)を駆動するためのラインドライバ113を無通状
態になるように制御する。一方、通信状態でデータを受
信するスケルチ回路111は、受信データ用のAUI信
号(RX±)を駆動するためのラインドライバ113
を、イコライザアンプ612の出力をAUIにドライブ
するように制御する。
【0025】MAC402は、常にAUI信号を監視し
データを受信中の時は送信を控える。
【0026】送信時は、MAC402から送信データパ
ケットがAUI信号を通して送られてくる。この送信デ
ータパケットの受信電圧レベルが適正な値以上の電位か
または無送信時の雑音レベルなのかを送信スケルチ回路
103が判断して送信機102とハートビート生成器1
05へ結果を伝える。
【0027】送信機102は、正当な受信電圧レベルで
あれば、電流源115を制御して同軸線路120から規
格1で定義された電流値(40mA)の電流を吸い込む
ことで電気的にデータパケット信号として送出する。
【0028】送信を開始した時に、コリジョンの発生を
AUI信号のCO±信号によって通知されたMAC40
2は、しばらくしてから送信動作を停止し、再実行する
ため乱数時間送信を延期する。
【0029】また、上記CSMA/CD方式は、全ての
データパケットを受信するためこのキャリアセンス動作
を用いて盗聴が可能である。この盗聴を防止するためコ
リジョンを用いて盗聴を防止する方法として、例えば特
開平4−326831号公報には、同軸性バスの最大往
復伝搬遅延時間をτ0、衝突検出のために送信DTEが
送信開始後に同軸性バスを監視する一定時間をτ1、受
信側DTEがパケットを受信してから返信を送信開始す
るまでの待機時間をτ2としたときの関係を、τ0<τ1
<τ2になるように時間計測を行いながら、秘話受信を
実現する通信方式が提案されている。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方式は
下記記載の問題点を有している。
【0031】第1の問題点は、自身のDTE宛てのパケ
ットデータを通信を行っている当事者DTE以外のDT
Eに盗聴されてしまう、ということである。さらに、通
信を行っている当事者同士、盗聴されていることすら気
づかないため、セキュリティ上無防備である、というこ
とである。逆に、有効に利用したネットワーク監視装置
が統計情報等を得るために全てのネットワーク回線上の
データを取り込んでいる。このため、ネットワーク管理
者が、管理という名目で、個人のプライバシーを侵害す
る可能性もある。
【0032】その理由は、CSMA/CD方式を用いた
ことよる、キャリアセンス動作が他のDTE間通信の盗
聴を可能としている、ためである。
【0033】第2の問題点は、上記公報等により提案さ
れる、時間による制御では、制御の難しい時間を相手に
制御を試みるため回路の微調整等が必要になる、という
ことである。規格1で定められた往復最大伝搬遅延時間
は、τ0=512ビットタイムであり、最小のデータパ
ケットではパケット長が64オクテット(1オクテット
=8ビット)と、始点と終点アドレス等の負荷情報も含
めたとしても、512ビットにしかならず、上記公報に
提案の関係式(不等式)の成立が難しく、またたとえ成
立したとしても、秘話化されるデータ量が少ない、とい
う問題を有している。
【0034】その理由は、同軸性バスを監視する一定時
間の定義(規定)による時間制御による方式をとったた
めに、時間の余裕が無くなるためである。
【0035】このように、CSMA/CD方式のLAN
による通信は、各DTEが全てのデータを受信しアドレ
スを解釈し、自DTE宛てのアドレスデータを持つデー
タパケットと認識した場合にのみ、上位層へデータを渡
す方式であり、全データを読み出し他DTE宛てのアド
レスのデータをも読み出すことがあるため、秘話には適
していない。
【0036】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、CSMA/CD
方式の特徴であるコリジョン(衝突)を利用して秘話受
信を行う、通信方式を提供することにある。
【0037】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、CSMA/CD(Carrier Sense Mult
iple Access with Collision Detection;キャリア
検出多重アクセス衝突検出)方式のローカルエリアネッ
トワーク(Local Area Network、「LAN」という)
通信において、送信元の端末(DTE)から通常のデー
タ転送により予め秘話受信を行う相手端末に対して秘話
の開始を宣言する情報転送を行い、次からのデータ転送
について、LAN回線に接続した各端末は前記LAN回
線に転送される全てのデータを受信すると共に、前記相
手端末は、自端末宛てのアドレスを持ち、且つ、秘話転
送を開始を宣言した始点アドレスを持つデータパケット
を認識した際、意図的にデータパケットの送信を開始し
て、受信データとの間でコリジョン(衝突)を発生さ
せ、前記送信元の端末は衝突を検知しても送信を停止せ
ずに送信を続け、前記相手端末は、送信データを、受信
した衝突状態の信号から差し引くことにより、前記送信
元の端末からのデータを抽出することにより、秘話受信
を行うことを特徴とする。
【0038】また、本発明のネットワーク端末装置は、
CSMA/CD(Carrier SenseMultiple Access wi
th Collision Detection;キャリア検出多重アクセス
衝突検出)方式のローカルエリアネットワーク(Local
Area Network、「LAN」という)通信端末におい
て、ネットワーク回線上へデータパケット信号を送信す
る送信手段と、前記ネットワーク回線からデータパケッ
ト信号を受信する受信手段と、前記ネットワーク回線上
に発生するコリジョン状態を検知する衝突検知手段と、
始点と終点アドレスデータを受信データパケットから認
識するアドレス認識手段と、を備え、更に、衝突の発生
を検知しても無視して送信を継続するように制御する手
段と、コリジョン状態の受信信号から自らがコリジョン
発生用に送出している送信信号を差し引く差分信号生成
手段と、前記差分信号生成手段を制御する手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0039】[作用]本発明の原理・作用について説明
すると、本発明においては、CSMA/CD方式のLA
N通信において、意図的にコリジョンを発生することに
より秘話を行うようにしたものである。
【0040】受信手段によりたえずネットワーク回線上
のデータの流れを監視する。予め通常のデータ転送によ
り秘話受信を行う相手に対して秘話の開始を宣言する情
報転送を実施し、アドレス認識手段により自DTE宛て
のパケットデータを受信したことを検知し且つ秘話転送
を行う送信元からのデータであると検知した際に、意図
的に送信手段から送信を開始しコリジョン(衝突)を発
生させる。受信したDTEは送信データを差分信号生成
手段を利用して差し引くことによりコリジョン信号から
相手のDTEからのデータを抽出することができる。当
事者以外のDTEは送信/受信のいずれの信号か判別で
きないためコリジョン信号から送信と受信のデータを分
離することができないため単なるコリジョン状態として
扱うため当事者以外のDTEは、受信妨害を受けたよう
な形態となり、秘話通信として機能する。
【0041】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0042】図1は、本発明の好ましい実施の形態の構
成を示す図である。図1を参照すると、本発明の実施の
形態は、トランシーバ101と、MAC130からな
り、トランシーバ101は、送信機102、送信スケル
チ回路103、シャバタイマー104、ハートビート生
成器105、発振器106、ラインドライバ107、1
13、コリションコンパレータ108、しきい値電源1
09、受信フィルタ110、スケルチ回路111、イコ
ライザアンプ112、受信バッファ114、電流源11
5、制御ゲート116、117、スイッチ118、及
び、オフセット用電源119を備えて構成されている。
【0043】トランシーバ101とMAC130は、ハ
ードウェアにより実現される。具体的には、それぞれ別
々な、もしくは1つに統合したIC(集積回路)として
実現される。
【0044】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図2を参照して詳細に説明する。
【0045】DTE204からDTE201へのデータ
転送を想定する。
【0046】予め通常のデータ転送により秘話受信を行
う相手に対して秘話の開始を宣言する情報転送を実施し
て次のデータ転送から秘話の受信の実施を開始する。
【0047】DTE4は、ネットワーク回線上を監視し
てデータの転送が行われていないことを確認した時にの
み、送信を開始することができる(図2(a)参照)。
【0048】DTE201〜203は、DTE204か
らのデータを受信して、自DTE宛てのデータパケット
かどうかを判断し、自DTE宛てのアドレスとして認識
することができ、かつ、秘話データとして、他のDTE
に対して、転送データパケットを読み込まれたくない場
合、すなわち予め秘話転送を約束したDTEからのデー
タならば、自ら擬似的なパケットデータを意図的に出力
してコリジョン(衝突)を発生させる。
【0049】このとき、送信しているDTEは、予め秘
話での転送とわかっているため、コリジョンを検知して
も、通信を中断しないようにしておく。
【0050】受信DTEであるDTE201は、コリジ
ョン状態の信号を入力して自らがコリジョン発生用に送
出しているデータを差し引くことにより、送信先のデー
タ、すなわちDTE204の送出したデータを受信解読
することができる。
【0051】図2に示したように、他のDTE202と
203にとっては、コリジョン状態の受信を行ったとし
ても、DTE201とDTE204のどちらから出力さ
れた信号かを分離することはできず、単なるコリション
状態としか扱うことができないため受信動作を止める。
他のDTE同士のデータ転送においても同様の受信動作
を行う。
【0052】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例を図面を参照して以下
に説明する。
【0053】図1を参照すると、本発明の一実施例にお
いて、物理層すなわちトランシーバ101は、データパ
ケットの送信を行う送信機102と、MAC130から
AUI信号を介して送られてくる送信信号が適正なレベ
ルであるかを監視する送信スケルチ回路103と、パケ
ット長が適正な長さであるかどうかを監視するジャバタ
イマー104と、無送信時に衝突が検知できるかどうか
をテストするテスト信号生成するためのハートビート生
成器105と、内部動作の基準クロックとして衝突を上
位層のMAC130へ知らせる信号の両方で使用される
10MHz発振器106と、MAC130とのインター
フェースであるAUI信号を駆動するためのラインドラ
イバ107、113と、受信したデータがコリジョン状
態の信号どうかを判断するコリジョンコンパレータ10
8と、しきい値電源Vth109と、オフセット電圧の
調整可能な受信フィルタ110と、受信した信号の電位
が無送信時の雑音かそれとも信号を受信したかどうかを
判別するためのスケルチ回路111と、オフセット電圧
の調整可能なイコライザアンプ112と、受信バッファ
114と、電圧制御により制御される電流源115と、
制御ゲート116、117と、オフセット用電源Vof
f119と、制御ゲート117により制御されオフセッ
ト用電源Voff119を受信フィルタ110とイコラ
イザアンプ112に供給制御するスイッチSW118
と、を備えて構成されている。
【0054】このトランシーバ101は、同軸線路12
0と接続される。上位層としてAUI信号を通してMA
C130へ接続される。
【0055】次に本発明の一実施例の動作について説明
する。
【0056】図5は、規格1で定義されているデータパ
ケットを簡潔に示したデータパケットのデータ構成を示
す説明図である。
【0057】データパケットは、受信側DTEに対して
同期を行うことを目的としたプリアンブルデータと、デ
ータパケットの発信元のアドレスを示す始点アドレス
と、受信先のDTEのアドレスである終点アドレスと、
データ長と、データと、データパケットの誤りを検出す
る誤り検出符号と、から構成されている。
【0058】このCSMA/CD方式の転送概念を示す
ため、DTEをネットワーク回線上に接続した1セグメ
ント分のネットワークの受信ステップを示した図2を用
いて説明する。図2は、4台のDTEが接続された例を
示している。
【0059】図2の状態では、予め通常のデータ転送に
より、秘話受信を行う相手に対して秘話の開始を宣言す
るための情報転送を行うことを前提とする。
【0060】図2(a)のステップ1は、DTE204
からDTE201に対してデータを送信しようとしてい
る場合を示した図である。DTE204は、データパケ
ットの送信を開始する前にネットワーク回線上にデータ
が流れていないかどうかを確認するためにネットワーク
回線上のデータをたえず受信動作を行い監視している
(キャリアセンス動作)。もし、ネットワーク回線上に
データパケットの転送が行われていなかった場合には、
データパケットの送出を試みる。送出されたデータパケ
ットは、他の全てのDTE201〜203によって受信
され、図5に示した終点アドレス値が、受信した各DT
E内で解読され、各DTEが持つ固有のアドレス値と一
致していれば、アドレスが一致したDTEのみが受信動
作を継続し、後に続くデータ列を受信していく。アドレ
スが一致しなかったDTEは、データパケットの受信動
作を停止する。図2(a)は、DTE201が一致した
と想定した例を示している。
【0061】次に図2(b)ステップ2では、アドレス
の一致したDTE201が他のデータ転送を行っていな
いDTEに対して、受信妨害用のコリジョンデータを意
図的に送出したときのデータの流れを示した図である。
このとき、送信しているDTEはコリジョンを検知して
も送信を中断しないようにしておく。
【0062】受信DTE(DTE201)は、コリジョ
ン状態の信号を入力し、自らがコリジョン発生用に送出
しているデータを差し引くことにより、送信先のデー
タ、すなわちDTE204の送出したデータを受信解読
することができる。
【0063】この場合、DTE202〜203は、衝突
(コリジョン)が発生したものとして受信をしばらく停
止する(コリジョン検出動作)。たとえDTE202と
203がコリジョン状態の受信を行ったとしても、DT
E201とDTE204のどちらから出力された信号か
を区別することができないため、単なるコリジョン状態
として扱うしかない。
【0064】図3に、ネットワーク回線上のデータを示
す。
【0065】DTE204からの送信に限らず他のDT
Eからのデータ送信でも同様の動作をする。
【0066】次に、トランシーバ101の動作について
図1を参照して詳細に説明する。以下では、はじめに通
常動作について説明を行った後に秘話モードでの動作に
ついて説明する。
【0067】通常動作モードは、MAC130から与え
られるCTL信号により指定される。本実施例では、通
常動作モードは例えばCLT信号は値が0で指定され
る。
【0068】同軸線路120にデータが流れているかど
うかを絶えず監視するため、受信バッファ114は、同
軸線路120の信号を、同軸線路120に影響を与えず
にトランシーバ101の内部へ取り込む。
【0069】取り込んだ電気信号は、イコライザアンプ
112により同時回線120によって劣化した特性を補
正する。また、取り込んだ電気信号は、受信フィルタ1
10によりろ波されてしきい値電源Vth109の電圧
を基にしてコリジョン(衝突)状態であるかどうかを判
断する目的で、コリジョンコンパレータ108へ入力さ
れる。コリジョンコンパレータ108は、入力された信
号を用いてコリジョン発生状態を制御ゲート116を介
してコリジョン用のAUI信号(CO±)を駆動するた
めのラインドライバ107へ送る。
【0070】さらに、受信フィルタ110の出力とイコ
ライザアンプ112の出力はスケルチ回路111に入力
され、無通状態かどうか判断する。無通状態の時は、ス
ケルチ回路111は受信データ用のAUI信号(RX
±)を駆動するためのラインドライバ113を、無通状
態になるように制御する。逆に、通信状態でデータを受
信する時は、スケルチ回路111は、受信データ用のA
UI信号(RX±)を駆動するためのラインドライバ1
13を、イコライザアンプ112の出力をAUIにドラ
イブするように制御する。
【0071】通常動作モードでは、MAC130は、常
に、AUI信号を監視し、データの受信中の時は、送信
を控える。
【0072】送信時は、MAC130から送信データパ
ケットが、AUI信号を通して送られてくる。この送信
データパケットの受信電圧レベルが適正な値以上の電位
かまたは無送信時の雑音レベルなのかを、送信スケルチ
回路103が判断をして、送信機102とハートビート
生成器105へ結果を伝える。送信機102は、正当な
受信電圧レベルであれば、電流源115を制御して、同
軸線路120から規格1で定義された電流値(40m
A)の電流を吸い込むことで、電気的にデータパケット
信号として送出する。
【0073】送信を開始した時に、コリジョンの発生を
AUI信号のCO±信号によって通知されたMAC13
0は、しばらくしてから送信動作を停止し、再実行する
ため乱数時間送信を延期する。
【0074】次に、秘話モードでの受信側の動作を説明
する。
【0075】MAC130からCTL信号により秘話モ
ードが指定されている場合には、通常動作時の動作以外
に、MAC130の指示の下で、自DTE宛てのパケッ
トデータを受信した際に、意図的に送信を開始し、コリ
ジョン(衝突)を発生させる。
【0076】さらに、送信機102によって出力される
データの信号が制御ゲート117を介してスイッチSW
118を制御することにより、オフセット用電源電圧V
offが受信フィルタ110とイコライザアンプ112
に電圧値として与えられる。
【0077】オフセット電圧値Voffは、受信フィル
タ110とイコライザアンプ112のオフセット電圧と
して使用され、コリジョン状態の受信した信号から、自
DTEから送出した信号を差し引くように動作する。
【0078】送信側は、コリジョンが発生しても、送信
を中断せずにそのままパケットデータを送信し続ける。
図3に、ネットワーク回線上のデータの流れを示す。受
信ノードは秘話パケットを受信時、コリジョン(衝突)
を発生させ、送信ノードはコリジョンを検知しても送信
を中断しない。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0080】本発明の第1の効果は、自身のDTE宛て
のパケットデータを通信を行っている当事者DTE以外
のDTEの盗聴を防止することができる、ということで
ある。
【0081】その理由は、本発明においては、自DTE
宛てのパケットデータを受信した際に、意図的に送信を
開始し、コリジョン(衝突)を発生させ、受信したDT
Eは送信データを差し引くことにより、コリジョン信号
から相手のDTEからのデータを抽出でき、当事者以外
のDTEは送信/受信のいずれの信号か判別できずコリ
ジョン信号から送信と受信のデータを分離することがで
きないため単なるコリジョン状態として扱うため、当事
者以外のDTEは、あたかも受信妨害を受けたような形
態となり秘話通信として動作するためである。
【0082】本発明の第2の効果は、複雑な時間制御を
要すること無く、最小パケット長のデータに対しても充
分な長さの秘話性を保つことができる、ということであ
る。
【0083】その理由は、本発明においては、データパ
ケット内のアドレスデータの判断で即刻秘話を開始する
ため、一定時間を待機状態にする必要もなく、時間制御
をも必要としていないためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を説明するための図であり、
DTEをネットワーク回線上に接続した1セグメント分
のネットワークの受信ステップを模式的に示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を説明するための図であり、
DTEをネットワーク回線上に接続した1セグメント分
のネットワークのネットワーク回線上のデータを模式的
に示す図である。
【図4】OSI参照モデルと規格1の対応関係を示す説
明図である。
【図5】データパケットのデータ構成を示す説明図であ
る。
【図6】従来のローカルエリアネットワークの構成を示
すブロック図である。
【図7】従来のローカルエリアネットワークを説明する
ための図であり、DTEをネットワーク回線上に接続し
た1セグメント分のネットワークの受信ステップを模式
的に示す図である。
【図8】従来のローカルエリアネットワークを説明する
ための図であり、DTEをネットワーク回線上に接続し
た1セグメント分のネットワークのネットワーク回線上
のデータを模式的に示す図である。
【符号の説明】
101 トランシーバ 102 送信機 103 送信スケルチ回路 104 ジャバタイマー 105 ハートビート生成器 106 10MHz発振器 107、113 ラインドライバ 108 コリジョンコンパレータ 109 しきい値Vth 110 受信フィルタ 111 スケルチ回路 112 イコライザアンプ 111 受信バッファ 115 電流源 116、117 制御ゲート 112 スイッチSW 119 オフセット電源Voff 120 同軸線路 113 MAC 201〜204 DTE 401 MAU 402 MAC 405 ネットワーク回線 601 トランシーバ 610 受信フィルタ 612 イコライザアンプ 701〜704 DTE

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CSMA/CD(Carrier Sense Multip
    le Access with Collision Detection:キャリア検
    出多重アクセス衝突検出)方式のローカルエリアネット
    ワーク(Local Area Network、「LAN」という)通
    信において、 送信元の端末(DTE)から通常のデータ転送により予
    め秘話受信を行う相手端末に対して秘話の開始を宣言す
    る情報転送を行い、 次からのデータ転送について、LAN回線に接続した各
    端末は前記LAN回線に転送される全てのデータを受信
    すると共に、前記相手端末は、自端末宛てのアドレスを
    持ち、且つ、秘話転送を開始を宣言した始点アドレスを
    持つデータパケットを認識した際、意図的にデータパケ
    ットの送信を開始して、受信データとの間でコリジョン
    (衝突)を発生させ、 前記送信元の端末は衝突を検知しても送信を停止せずに
    送信を続け、 前記相手端末は、送信データを、受信した衝突状態の信
    号から差し引くことにより、前記送信元の端末からのデ
    ータを抽出することにより、秘話受信を実現するLAN
    用プロトコルを備えたことを特徴とするLANの秘話デ
    ータ通信方式。
  2. 【請求項2】CSMA/CD(Carrier Sense Multip
    le Access with Collision Detection:キャリア検
    出多重アクセス衝突検出)方式のローカルエリアネット
    ワーク(Local Area Network、「LAN」という)通
    信において、 送信元の端末(DTE)から通常のデータ転送により予
    め秘話受信を行う相手端末に対して秘話の開始を宣言す
    る情報転送を行い、 次からのデータ転送について、LAN回線に接続した各
    端末は前記LAN回線に転送される全てのデータを受信
    すると共に、前記相手端末は、自端末宛てのアドレスを
    持ち、且つ、秘話転送を開始を宣言した始点アドレスを
    持つデータパケットを認識した際、意図的にデータパケ
    ットの送信を開始して、受信データとの間でコリジョン
    (衝突)を発生させ、 前記送信元の端末は衝突を検知しても送信を停止せずに
    送信を続け、 前記相手端末は、送信データを、受信した衝突状態の信
    号から差し引くことにより、前記送信元の端末からのデ
    ータを抽出することにより、秘話受信を行う、ことを特
    徴とするLANの秘話データ通信方法。
  3. 【請求項3】CSMA/CD(Carrier Sense Multip
    le Access with Collision Detection:キャリア検
    出多重アクセス衝突検出)方式のローカルエリアネット
    ワーク(Local Area Network、「LAN」という)通
    信端末において、 ネットワーク回線上へデータパケット信号を送信する送
    信手段と、 前記ネットワーク回線からデータパケット信号を受信す
    る受信手段と、 前記ネットワーク回線上に発生するコリジョン状態を検
    知する衝突検知手段と、 始点と終点アドレスデータを受信データパケットから認
    識するアドレス認識手段と、を備え、更に、 衝突の発生を検知しても無視して送信を継続するように
    制御する手段と、 コリジョン状態の受信信号から自らがコリジョン発生用
    に送出している送信信号を差し引く差分信号生成手段
    と、 前記差分信号生成手段を制御する手段と、 を備えたことを特徴とするネットワーク端末装置。
  4. 【請求項4】前記差分信号生成手段が、前記受信手段及
    び前記衝突検知手段に減算回路を有することを特徴とす
    る請求項3記載のネットワーク端末装置。
  5. 【請求項5】前記差分信号生成手段が、前記受信手段及
    び前記衝突検知手段のオフセット電圧を変化させて差分
    電位を得る回路を備えたことを特徴とする請求項3記載
    のネットワーク端末装置。
  6. 【請求項6】ネットワーク回線のデータを受信前記受信
    バッファ手段を構成する受信フィルタ及び前記衝突検知
    手段のオフセット電圧を変化させて差分電位を得る回路
    を備えたことを特徴とする請求項3記載のネットワーク
    端末装置。
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