JP2947214B2 - 液晶投射ディスプレイ - Google Patents

液晶投射ディスプレイ

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JP2947214B2
JP2947214B2 JP9088954A JP8895497A JP2947214B2 JP 2947214 B2 JP2947214 B2 JP 2947214B2 JP 9088954 A JP9088954 A JP 9088954A JP 8895497 A JP8895497 A JP 8895497A JP 2947214 B2 JP2947214 B2 JP 2947214B2
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恵一 窪田
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NEC Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/1336Illuminating devices
    • G02F1/133621Illuminating devices providing coloured light
    • G02F1/133623Inclined coloured light beams

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液晶表示素子を用
いた投射ディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大画面で高精細度のテレビジョン
の実現が望まれている。これを実現する装置としては、
現在、CRTプロジェクションがあるが、装置として大
がかりで高価格になるために現在、家庭用に普及するに
は至っていない。低価格で大画面のディスプレイを実現
する装置としては、液晶TVを投射する方式がある。こ
の方式については、例えば雑誌「プロシーディング・オ
ブ・ザ・エス・アイ・ディー(Proceeding
of the S.I.D.)」1982年、375〜
378頁に記載の論文「エルシーデー・フル・カラー・
ビデオ・プロジェクタ(LCD Full−Color
Video Projector)」に詳しく述べら
れている。この論文によれば、図3に示すような液晶T
Vに投射光を入射して表示した画像を拡大投影すること
によって大画面の表示が可能になる。図3において、光
源25からの白色光はレンズ26を通過した後、ダイク
ロックミラー29,30によって赤色,青色,緑色の3
色に分解され、各々の光は反射鏡27,28,31,3
2を経て3個の液晶TV(液晶表示素子)21,22,
23に導かれる。各液晶TVを通過した光は合成プリズ
ム24で一つに合成され投射レンズ33でスクリーン上
に拡大投射される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液晶TVを投射するデ
ィスプレイでは光源としてハロゲンランプやキセノンラ
ンプなどの白色光源が用いられるが、CRTプロジェク
ションに用いられるCRTに比べ発光効率が低いため
に、高輝度を得るためには光源の消費電力が高く、装置
の放熱の問題が生じていた。特に、白色光源では赤外光
を含むために、赤外光を遮断する光学フィルタを用いる
が十分でなく、投射光で液晶TVの表示性能を著しく害
していた。また、白色光を赤色,緑色,青色に分解する
光学系を必要とし、装置の小型化、低価格化の妨げとな
っていた。このために、白色光源とカラーフィルタ付の
単板液晶TVを用いた簡易な液晶投射ディスプレイがあ
るが、カラーフィルタを透過する光量は必然的に1/3
以下となり、高輝度の投影が不可能であった。
【0004】この発明の目的は上記の欠点をなくし、高
輝度で低消費電力が可能な小型液晶投射ディスプレイを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶投射ディス
プレイは、液晶表示素子面に配置されたマイクロレンズ
アレイに対し複数の光源から出射した各々異なる可視光
領域の光を各々異なる方向から多重化して入射させ、前
記マイクロレンズアレイにより前記液晶表示素子の各画
素へ前記異なる可視光領域の光ごとに前記光源の像を結
像させることを特徴とする。
【0006】また本発明の液晶投射ディスプレイは、異
なる可視光領域の光をそれぞれ放射する複数の光源と、
面上にマイクロレンズアレイが配置された液晶表示素子
と、マイクロレンズアレイに対し異なる可視光領域の光
を各々異なる方向から多重化して入射させる光学系を有
し、前記マイクロレンズアレイにより前記液晶表示素子
の各画素へ前記異なる可視光領域の光ごとに前記光源の
像を結像させることを特徴とする。
【0007】さらに本発明の液晶投射ディスプレイは、
異なる可視光領域の光をそれぞれ放射する複数の光源
と、面上にマイクロレンズアレイが配置された液晶表示
素子と、マイクロレンズアレイに対し異なる可視光領域
の光を各々異なる方向から多重化して入射させるレンズ
を有し、前記マイクロレンズアレイにより前記液晶表示
素子の各画素へ前記異なる可視光領域の光ごとに前記光
源の像を結像させること特徴とする。
【0008】この発明では、3色の独立した発光光源を
用い、それぞれの光源からの3色の光の多重像を光学系
で液晶TV上に結像し、それぞれを液晶TVの3色画素
に入射することで光源からの光量を損失することなく変
調し、投射することができる。このため、簡易な構成に
よる、小形、低価格な低消費電力の液晶プロジェクタが
実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1にこの発明による液晶投射デ
ィスプレイの実施例を示す。赤色光源1、緑色光源2、
青色光源3からの各赤色光4、緑色光5、青色光6がレ
ンズ7によってほぼ平行光になり、マイクロレンズアレ
イ8で液晶表示素子である液晶TV9上に結像される。
液晶TV9によって各3色光は画像信号で変調され、レ
ンズ10によって拡大投射される。この場合の、液晶T
Vでの各色の光線の光路を図2に示す。マイクロレンズ
アレイ8を透過した光は、赤色光4が赤色画素9aに、
緑色光5が緑色画素9bに、青色光6が青色画素9cに
結像、集光する。液晶TV9は片方の透明基板10に透
明電極11、ブラックマトリクス13、配向膜14を構
成し、もう片方の透明基板18に薄膜トランジスタアレ
イ17、配向膜16を設け、これらの透基板10,18
で液晶をはさんだ構造をもつ。液晶TV9は各画素9
a,9b、9cの光透過率を画像信号の各色信号に応じ
て変化させ、これら画素を透過する各色光4,5,6を
強度変調する。液晶TVを透過した光はこれら画素を拡
大投射するレンズによってスクリーン上に結像される。
マイクロレンズアレイ8の配列ピッチと液晶TV9のカ
ラー3画素単位毎のピッチを等しく取れば、液晶TV9
の全ての画素に対して、上記関係をとることができる。
【0010】光源としては、単色の発光が可能なCRT
方式光源管や、蛍光灯式光源管を用いることができる。
図4はCRT方式光源管の例を示し、ヒータ50、カソ
ード49、第1グリッド44、第2グリッド43、第3
グリッド42、過集束レンズ48をガラスバルブ46内
に有している。このガラスバルブ46の正面内側には蛍
光面41が形成されており、ガラスバルブはベース45
に取り付けられている。このようなCRT方式光源管で
は、カソード49からの電子ビーム47が、過集束レン
ズ48で集束され、蛍光面41に照射された可視光が発
光される。電子ビームから蛍光へのエネルギー変換率が
高いために高照度の光源が得られる。また、図5に示す
ような白色光源54をダイクロイックプリズム51で3
色光に分解し、反射体52,53で2色光を折り返し、
赤色光,緑色光,青色光を得るような3色光源であって
も良い。
【0011】マイクロレンズアレイ3は図2に示した様
な球面形状を持つレンズの他にガラス板にイオンを拡散
させて屈折率分布を持たせたマイクロレンズアレイでも
良い。
【0012】また、液晶TV9は、従来の液晶TVと同
じ様に各色の画素にカラーフィルタが構成されているも
のを用いても、本発明の効果は同様に得られる。各画素
が透明なものに比べて透過率は低下するものの、各色の
彩度が向上する効果が期待できる。また、投射光学系で
液晶TVの後方にマイクロレンズアレイ8と同ピッチの
マイクロレンズアレイを置き、投射効率を高めることも
可能である。
【0013】
【発明の効果】このように、各色の光源からの光は各色
に対応する液晶TVの各画素に個別に導かれるために、
光の損失がなく、単板の液晶TVを用いることができる
ので小形で、高輝度、低消費電力、低コストの液晶プロ
ジェクションが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例を示す図、
【図2】本発明の実施例における光学系の詳細を示す
図、
【図3】従来の液晶プロジェクターを示す図、
【図4】本発明に用いる光源の一例を示す図、
【図5】本発明に用いる光源の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 光源 2 光源 3 光源 7 レンズ 8 マイクロレンズアレイ 9 液晶TV 10 レンズ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示素子面に配置されたマイクロレン
    ズアレイに対し複数の光源から出射した各々異なる可視
    光領域の光を各々異なる方向から多重化して入射させ、
    前記マイクロレンズアレイにより前記液晶表示素子の各
    画素へ前記異なる可視光領域の光ごとに前記光源の像を
    結像させることを特徴とする液晶投射ディスプレイ。
  2. 【請求項2】異なる可視光領域の光をそれぞれ放射する
    複数の光源と、面上にマイクロレンズアレイが配置され
    た液晶表示素子と、マイクロレンズアレイに対し異なる
    可視光領域の光を各々異なる方向から多重化して入射さ
    せる光学系を有し、前記マイクロレンズアレイにより前
    記液晶表示素子の各画素へ前記異なる可視光領域の光ご
    とに前記光源の像を結像させることを特徴とする液晶投
    射ディスプレイ。
  3. 【請求項3】異なる可視光領域の光をそれぞれ放射する
    複数の光源と、面上にマイクロレンズアレイが配置され
    た液晶表示素子と、マイクロレンズアレイに対し異なる
    可視光領域の光を各々異なる方向から多重化して入射さ
    せるレンズを有し、前記マイクロレンズアレイにより前
    記液晶表示素子の各画素へ前記異なる可視光領域の光ご
    とに前記光源の像を結像させること特徴とする液晶投射
    ディスプレイ。
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