JP2946044B1 - 火災の消火方法 - Google Patents
火災の消火方法Info
- Publication number
- JP2946044B1 JP2946044B1 JP24387098A JP24387098A JP2946044B1 JP 2946044 B1 JP2946044 B1 JP 2946044B1 JP 24387098 A JP24387098 A JP 24387098A JP 24387098 A JP24387098 A JP 24387098A JP 2946044 B1 JP2946044 B1 JP 2946044B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire extinguishing
- halon
- nch
- extinguishing agent
- amine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fire-Extinguishing Compositions (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 容易に入手しうる原料を用いて製造すること
が可能であって、しかもオゾン層を破壊する恐れが全く
なく、また比較的分解しやすいために地球温暖化に対す
る寄与も少なく、かつ、規制対象のハロンの消火能力に
匹敵する代替ガス系消火薬剤を用いる消火方法を提供す
る。 【解決手段】 下記一般式（１） 【化１】 （ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨmＦ3-m （１） （式中、ｍは０〜３の整数である）で表されるヒドロポ
リフルオロ３級アミンをガス系消火薬剤の主成分として
用いることを特徴とする火災消火方法。
が可能であって、しかもオゾン層を破壊する恐れが全く
なく、また比較的分解しやすいために地球温暖化に対す
る寄与も少なく、かつ、規制対象のハロンの消火能力に
匹敵する代替ガス系消火薬剤を用いる消火方法を提供す
る。 【解決手段】 下記一般式（１） 【化１】 （ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨmＦ3-m （１） （式中、ｍは０〜３の整数である）で表されるヒドロポ
リフルオロ３級アミンをガス系消火薬剤の主成分として
用いることを特徴とする火災消火方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、オゾン層を破壊す
るために使用が規制されているガス系ハロン消火薬剤の
代替として、室温でガス状のヒドロポリフルオロ３級ア
ミンを用いて効率よく消火する方法に関するものであ
る。
るために使用が規制されているガス系ハロン消火薬剤の
代替として、室温でガス状のヒドロポリフルオロ３級ア
ミンを用いて効率よく消火する方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】最近、地球環境間題の対策としてオゾン
層を保護するために、大気中で難分解性の特定フロンや
ハロンは廃止となった。ガス系消火薬剤としては、従来
よりハロン１３０１（化学式：ＣＦ3Ｂｒ）、ハロン１
２１１（化学式：ＣＦ2ＢｒＣｌ）、ハロン２４０２
（化学式：ＣＦ2ＢｒＣＦ2Ｂｒ）が使用されているが、
消火作用に臭素が重要な役割を果たすことから、ハロン
分子中における臭素の存在は高性能の消火作用を付与さ
せるためには必須のものと考えられてきた。しかしなが
ら、その中に含まれる臭素原子がオゾン層を破壊するこ
とから、特定フロンとともにハロンも廃止となった。近
年、ハロンの代替品が開発されているが、それらはハロ
ンに比べると消火性能や生体安全性の点でかなり劣るた
めに、高度の消火能力が要求される航空機、コンピュー
タールーム、航空管制塔などのようなところでは、必要
欠くべからざる用途（Ｅｓｓｅｎｔｉａ１ Ｕｓｅ）と
して規制ハロンに頼らざるを得ない状況にある。しかし
ながら、将来的にはオゾン層破壊の進展にともない必要
不可欠用途を含めた規制の強化も考えられ、オゾン層を
破壊しない物質で、かつ規制ハロンと同程度以上の性能
（消火性能、生体安全性、他の物質との共存安定性な
ど）を持つハロン代替消火剤の開発が求められている。
特許公報第２５４５７３５号によれば、ハロン代替消火
剤の一種として、（ＣＦ3）2ＮＲf（Ｒf：ポリフルオロ
アルキル基）で示されるポリフルオロ３級アミンをガス
系消火薬剤に用いる方法が開示されている。このポリフ
ルオロ３級アミンには、Ｎ，Ｎ−ビストリフルオロメチ
ル−１，１，２，２−テトラフルオロエチルアミン
［（ＣＦ3）ＮＣＦ2ＣＦ2Ｈ］が包含されている。この
ものは、消火剤としてはすぐれた効果を示すものの、そ
の分子中に含まれる水素原子が１つであり、また、その
水素は窒素原子ではなく、炭素原子に結合していること
から、その大気中での分解性は未だ不十分なものであっ
た。
層を保護するために、大気中で難分解性の特定フロンや
ハロンは廃止となった。ガス系消火薬剤としては、従来
よりハロン１３０１（化学式：ＣＦ3Ｂｒ）、ハロン１
２１１（化学式：ＣＦ2ＢｒＣｌ）、ハロン２４０２
（化学式：ＣＦ2ＢｒＣＦ2Ｂｒ）が使用されているが、
消火作用に臭素が重要な役割を果たすことから、ハロン
分子中における臭素の存在は高性能の消火作用を付与さ
せるためには必須のものと考えられてきた。しかしなが
ら、その中に含まれる臭素原子がオゾン層を破壊するこ
とから、特定フロンとともにハロンも廃止となった。近
年、ハロンの代替品が開発されているが、それらはハロ
ンに比べると消火性能や生体安全性の点でかなり劣るた
めに、高度の消火能力が要求される航空機、コンピュー
タールーム、航空管制塔などのようなところでは、必要
欠くべからざる用途（Ｅｓｓｅｎｔｉａ１ Ｕｓｅ）と
して規制ハロンに頼らざるを得ない状況にある。しかし
ながら、将来的にはオゾン層破壊の進展にともない必要
不可欠用途を含めた規制の強化も考えられ、オゾン層を
破壊しない物質で、かつ規制ハロンと同程度以上の性能
（消火性能、生体安全性、他の物質との共存安定性な
ど）を持つハロン代替消火剤の開発が求められている。
特許公報第２５４５７３５号によれば、ハロン代替消火
剤の一種として、（ＣＦ3）2ＮＲf（Ｒf：ポリフルオロ
アルキル基）で示されるポリフルオロ３級アミンをガス
系消火薬剤に用いる方法が開示されている。このポリフ
ルオロ３級アミンには、Ｎ，Ｎ−ビストリフルオロメチ
ル−１，１，２，２−テトラフルオロエチルアミン
［（ＣＦ3）ＮＣＦ2ＣＦ2Ｈ］が包含されている。この
ものは、消火剤としてはすぐれた効果を示すものの、そ
の分子中に含まれる水素原子が１つであり、また、その
水素は窒素原子ではなく、炭素原子に結合していること
から、その大気中での分解性は未だ不十分なものであっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、容易に入手
しうる原料を用いて製造することが可能であって、しか
もオゾン層を破壊する恐れが全くなく、また比較的分解
しやすいために地球温暖化に対する寄与も少なく、か
つ、規制対象のハロンの消火能力に匹敵する代替ガス系
消火薬剤を用いる消火方法を提供することをその課題と
する。
しうる原料を用いて製造することが可能であって、しか
もオゾン層を破壊する恐れが全くなく、また比較的分解
しやすいために地球温暖化に対する寄与も少なく、か
つ、規制対象のハロンの消火能力に匹敵する代替ガス系
消火薬剤を用いる消火方法を提供することをその課題と
する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決すべく鋭意研究を重ねた結果、代替ガス系消火薬剤と
して室温でガス状のヒドロポリフルオロ３級アミンを用
いることによりその課題を解決し得ることを見出し、こ
の知見に基づいて本発明を完成するに至った。即ち、本
発明によれば、下記一般式（１）
決すべく鋭意研究を重ねた結果、代替ガス系消火薬剤と
して室温でガス状のヒドロポリフルオロ３級アミンを用
いることによりその課題を解決し得ることを見出し、こ
の知見に基づいて本発明を完成するに至った。即ち、本
発明によれば、下記一般式（１）
【化２】 （ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨmＦ3-m （１） （式中、ｍは０〜３の整数である）で表されるヒドロポ
リフルオロ３級アミンをガス系消火薬剤の主成分として
用いることを特徴とする火災消火方法が提供される。
リフルオロ３級アミンをガス系消火薬剤の主成分として
用いることを特徴とする火災消火方法が提供される。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明で用いる前記一般式（１）
で表されるヒドロポリフルオロ３級アミンには、ビス
（トリフルオロメチル）−２，２，２−トリフルオロエ
チルアミン［（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＦ3］、ビス（トリフ
ルオロメチル）−２，２−ジフルオロエチルアミン
［（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨＦ2］、ビス（トリフルオロメ
チル）−２−フルオロエチルアミン［（ＣＦ3）2ＮＣＨ
2ＣＨ2Ｆ］及びビス（トリフルオロメチル）エチルアミ
ン［（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨ3］が包含される。本発明で
用いる前記化合物は、入手容易な化合物を原料として製
造可能である。例えば、前記化合物は、いずれも、ペル
フルオロ−２−アザ−２−プロペンから非プロトン性極
性溶媒中、アルカリ金属フッ化物及び対応するスルホン
酸エステルと反応させて収率よく製造される。
で表されるヒドロポリフルオロ３級アミンには、ビス
（トリフルオロメチル）−２，２，２−トリフルオロエ
チルアミン［（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＦ3］、ビス（トリフ
ルオロメチル）−２，２−ジフルオロエチルアミン
［（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨＦ2］、ビス（トリフルオロメ
チル）−２−フルオロエチルアミン［（ＣＦ3）2ＮＣＨ
2ＣＨ2Ｆ］及びビス（トリフルオロメチル）エチルアミ
ン［（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨ3］が包含される。本発明で
用いる前記化合物は、入手容易な化合物を原料として製
造可能である。例えば、前記化合物は、いずれも、ペル
フルオロ−２−アザ−２−プロペンから非プロトン性極
性溶媒中、アルカリ金属フッ化物及び対応するスルホン
酸エステルと反応させて収率よく製造される。
【０００６】
【発明の効果】本発明のヒドロポリフルオロアミンから
なる消火薬剤は、分子内に２つ以上の水素原子を有して
いるために、ペルフルオロ化合物より大気寿命がはるか
に短く、またオゾン層破壊の原困となる臭素原子が含ま
れていないために規制ハロンの代替消火剤として好適で
ある。また、本発明で用いるヒドロポリフルオロ３級ア
ミンはそれ自体が優れた消火薬剤として作用するだけで
なく、その低表面エネルギーを利用して、粉末消火薬剤
（主成分：第一リン酸アンモニウム）に少量添加するこ
とにより、微粉末の消火薬剤の凝縮防止作用を付与させ
るなどの相乗的効果を持つ。
なる消火薬剤は、分子内に２つ以上の水素原子を有して
いるために、ペルフルオロ化合物より大気寿命がはるか
に短く、またオゾン層破壊の原困となる臭素原子が含ま
れていないために規制ハロンの代替消火剤として好適で
ある。また、本発明で用いるヒドロポリフルオロ３級ア
ミンはそれ自体が優れた消火薬剤として作用するだけで
なく、その低表面エネルギーを利用して、粉末消火薬剤
（主成分：第一リン酸アンモニウム）に少量添加するこ
とにより、微粉末の消火薬剤の凝縮防止作用を付与させ
るなどの相乗的効果を持つ。
【０００７】本発明で消火薬として用いる前記ポリフル
オロ３級アミンは、その分子中に２〜５個の水素原子を
含むにもかかわらず、その消火効果は水素原子を１個有
するＣＦ3ＣＨＦＣＦ3やＣＨＦ3よりも優れている。
（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨ3及び（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨ2Ｆ
は、その製造が容易でしかも水素原子を多く含むにもか
かわらず、充分な消火効果を有することから、その使用
が特に有利である。
オロ３級アミンは、その分子中に２〜５個の水素原子を
含むにもかかわらず、その消火効果は水素原子を１個有
するＣＦ3ＣＨＦＣＦ3やＣＨＦ3よりも優れている。
（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨ3及び（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨ2Ｆ
は、その製造が容易でしかも水素原子を多く含むにもか
かわらず、充分な消火効果を有することから、その使用
が特に有利である。
【０００８】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【０００９】実施例１〜３及び比較例１〜５ 消火能力の大きさを層流燃焼速度の測定により行った。
層流燃焼速度の測定には、内径２０．０ｃｍ、高さ３
０．０ｃｍの円筒型燃焼容器を用いた。化学量論比のメ
タン９，５ｍｏｌ％、空気９０．０ｍｏｌ％と０．５ｍ
ｏｌ％の試験試料又は比較試料から成る予混合気（混合
気温度：室温；混合気圧力：１ａｔｍ）を容器内に充填
した後、中心で火花点火し、火炎の伝播速度をイオンプ
ローブにより測定した。火炎は、初期段階においてほぼ
定圧で伝播するので、層流燃焼速度Ｓuと火炎伝播速度
Ｓbとの閻に次式が成立する。 Ｓu＝κＳb（ρb／ρu）＝κＳb（ＴuＭb）／（ＴbＭu） （２） 但し、ρ：密度、Ｔ：温度、Ｍ：平均モル質量、κ：補
正係数（添字ｕ：未燃側、添字ｂ：既燃側）を示し、Ｔ
bには断熱火炎温度、Ｍb、には各化学種の平衡濃度から
得られた値をそれぞれ用い、κ＝１としてＳuを求め
た。試験試料としてビス（トリフルオロメチル）−２，
２，２−トリフルオロエチルアミン（（ＣＦ3）2ＮＣＨ
2ＣＦ3）、ビス（トリフルオロメチル）−２，２−ジフ
ルオロェチルアミン（（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨＦ2）、ビ
ス（トリフルオロメチル）エチルアミン（（ＣＦ3）2Ｎ
ＣＨ2ＣＨ3）の３種、比較試料としてブロモトリフルオ
ロメタン（ハロン１３０１：ＣＦ3Ｂｒ）、１，１，
１，２，３，３，３−ヘプタフルオロプロパン（ＣＦ3
ＣＨＦＣＦ3）、トリフルオロメタン（ＣＨＦ3）、ペル
フルオロブタン（Ｃ4Ｆ10）の４種を用いた。また、ブ
ランク試験として試料がない揚合の燃焼速度も測定し
た。その結果を表１に示した。表１の結果より、本発明
で用いる（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＦ3、（ＣＦ3）2ＮＣＨ 2
ＣＨＦ2、（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨ3は臭素原子を有する
ハロン１３０１に次ぐ優れた消火性能を有することが明
らかになった。
層流燃焼速度の測定には、内径２０．０ｃｍ、高さ３
０．０ｃｍの円筒型燃焼容器を用いた。化学量論比のメ
タン９，５ｍｏｌ％、空気９０．０ｍｏｌ％と０．５ｍ
ｏｌ％の試験試料又は比較試料から成る予混合気（混合
気温度：室温；混合気圧力：１ａｔｍ）を容器内に充填
した後、中心で火花点火し、火炎の伝播速度をイオンプ
ローブにより測定した。火炎は、初期段階においてほぼ
定圧で伝播するので、層流燃焼速度Ｓuと火炎伝播速度
Ｓbとの閻に次式が成立する。 Ｓu＝κＳb（ρb／ρu）＝κＳb（ＴuＭb）／（ＴbＭu） （２） 但し、ρ：密度、Ｔ：温度、Ｍ：平均モル質量、κ：補
正係数（添字ｕ：未燃側、添字ｂ：既燃側）を示し、Ｔ
bには断熱火炎温度、Ｍb、には各化学種の平衡濃度から
得られた値をそれぞれ用い、κ＝１としてＳuを求め
た。試験試料としてビス（トリフルオロメチル）−２，
２，２−トリフルオロエチルアミン（（ＣＦ3）2ＮＣＨ
2ＣＦ3）、ビス（トリフルオロメチル）−２，２−ジフ
ルオロェチルアミン（（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨＦ2）、ビ
ス（トリフルオロメチル）エチルアミン（（ＣＦ3）2Ｎ
ＣＨ2ＣＨ3）の３種、比較試料としてブロモトリフルオ
ロメタン（ハロン１３０１：ＣＦ3Ｂｒ）、１，１，
１，２，３，３，３−ヘプタフルオロプロパン（ＣＦ3
ＣＨＦＣＦ3）、トリフルオロメタン（ＣＨＦ3）、ペル
フルオロブタン（Ｃ4Ｆ10）の４種を用いた。また、ブ
ランク試験として試料がない揚合の燃焼速度も測定し
た。その結果を表１に示した。表１の結果より、本発明
で用いる（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＦ3、（ＣＦ3）2ＮＣＨ 2
ＣＨＦ2、（ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨ3は臭素原子を有する
ハロン１３０１に次ぐ優れた消火性能を有することが明
らかになった。
【００１０】
【表１】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 稔 東京都文京区本郷２−40−17本郷若井ビ ル６階 財団法人地球環境産業技術研究 機構 新規冷媒等プロジェクト室内 (72)発明者 田窪 征司 東京都文京区本郷２−40−17本郷若井ビ ル６階 財団法人地球環境産業技術研究 機構 新規冷媒等プロジェクト室内 (72)発明者 関屋 章 茨城県つくば市東１丁目１番 工業技術 院物質工学工業技術研究所内 審査官 小川 慶子 (56)参考文献 特開 平８−24363（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A62D 1/06
Claims (2)
- 【請求項１】 下記一般式（１） 【化１】 （ＣＦ3）2ＮＣＨ2ＣＨmＦ3-m （１） （式中、ｍは０〜３の整数である）で表されるヒドロポ
リフルオロ３級アミンをガス系消火薬剤の主成分として
用いることを特徴とする火災消火方法。 - 【請求項２】 該ヒドロポリフルオロ３級アミンが、ビ
ス（トリフルオロメチル）−２−フルオロエチルアミン
及び／又はビス（トリフルオロメチル）エチルアミンで
ある請求項１の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24387098A JP2946044B1 (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 火災の消火方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24387098A JP2946044B1 (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 火災の消火方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2946044B1 true JP2946044B1 (ja) | 1999-09-06 |
| JP2000070400A JP2000070400A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17110213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24387098A Expired - Lifetime JP2946044B1 (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 火災の消火方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2946044B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5017631B2 (ja) * | 2006-06-09 | 2012-09-05 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 新規なフッ素化合物およびこのものを含有してなる難燃化剤 |
-
1998
- 1998-08-28 JP JP24387098A patent/JP2946044B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000070400A (ja) | 2000-03-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1056254A (zh) | 灭火剂组合物及其使用方法 | |
| EP0804264B1 (en) | Fire extinguishing process and composition | |
| Takizawa et al. | Flammability assessment of CH2CFCF3: comparison with fluoroalkenes and fluoroalkanes | |
| US3828085A (en) | Novel amidoamine oxides | |
| CN110639157B (zh) | 一种高效复合灭火剂及其制备方法 | |
| US20100155652A1 (en) | Method for generating pollution credits | |
| US20070210275A1 (en) | Method for generating pollution credits | |
| EP0708806A1 (en) | AZEOTROPE-LIKE COMPOSITIONS CONTAINING TRIFLUOROMETHANE AND CARBONIC ANHYDRIDE OR HEXAFLUOROETHANE AND CARBONIC ANHYDRIDE | |
| Mc Hale | Survey of vapor phase chemical agents for combustion suppression | |
| JP2946044B1 (ja) | 火災の消火方法 | |
| PT95848B (pt) | Processo para a preparacao de uma nova mistura azeotropica de baixo ponto de ebulicao a base de fluoroalcanos | |
| JP2893038B1 (ja) | 消火薬剤 | |
| AU620687B2 (en) | Fire extinguishing compositions | |
| US7087788B2 (en) | Fluorosulfone compounds | |
| JP2545735B2 (ja) | 火災消火方法 | |
| WO2010001430A2 (en) | Extinguishing agents comprising blends of fluoroiodocarbon and hydrofluorocarbon | |
| EP3650083A1 (en) | Fire extinguishing composition | |
| JP2001095945A (ja) | 含フッ素モノエーテルを主成分とするガス系火災消火薬剤 | |
| Williams et al. | Extinction Studies of Hydrofluorocarons in Methane/Air and PropandAir Counterflow Diffusion Flames: The Role of the CF, Radical | |
| JP2000245860A (ja) | ガス系消火薬剤及びそれを用いる火災の消火方法 | |
| JPH0542230A (ja) | 消火剤 | |
| UA77071C2 (en) | Aerosol-forming solid-fuel fire-extinguishing mixtures (variants) | |
| WILLIAMS et al. | Extinction Studies of Polyfluoropropanes and Halons in Methane/Air and Propane/Air Counterflow Diffusion Flames(Interim Report, Oct. 1996- Mar. 1997) | |
| Prather et al. | Future chlorine-bromine loading and ozone depletion | |
| Zlochover et al. | The inerting of methane-air mixtures by halon 1301 (CF3Br) and halon substitutes |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702 Year of fee payment: 9 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |