JP2945897B1 - 難加工金属線材の曲げ加工方法並びにそのコイル部成形方法 - Google Patents

難加工金属線材の曲げ加工方法並びにそのコイル部成形方法

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Abstract

【要約】 【課題】 難加工金属線材の複雑な形状の曲げ加工を可
能とする。 【解決手段】 所定の長さの難加工金属線材Wを用意
し、その非加工領域の一部を導電性クランプ装置330
で保持し、第1の曲げ加工位置に第1の導電性押圧部材
342を当接させ、それに所定の加圧力を加えつつ、第
1の導電性押圧部材342と導電性クランプ装置330
との間に難加工金属線材Wを介して通電して、難加工金
属線材を所定量曲げ、円形断面を有する導電性棒材35
2上に難加工金属線材Wの前記所定量曲げられた部位の
一部を位置させ、難加工金属線材Wの第2の曲げ加工位
置に第2の導電性押圧部材362を当接させ、第2の導
電性押圧部材362に一定の加圧力を加えつつ、第2の
導電性押圧部材362と導電性棒材352との間に難加
工金属線材Wを介して通電し、第2の導電性押圧部材3
62と導電性棒材352とを曲げ方向に相対的に移動さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常温加工ではスプ
リングバックが大きく、加工硬化し易く、割れ易い材
料、すなわち難加工金属線材の曲げ加工方法に関し、特
に、形状記憶効果や超弾性特性を有するNiTi系合金
を含むチタン合金等の難加工金属線材の曲げ加工方法に
関す。さらに詳しくは、コイル形状部等の曲率半径の小
さい曲げ部を有する携帯電話用アンテナ等を難加工金属
線材で構成するのに適した難加工金属線材のコイル部成
形方法に関す。
【0002】
【従来の技術】近年における小型携帯通信機器の需要お
よびその性能の増大に伴い、その外径寸法のより小型化
が求められと共に、それに用いられるアンテナも性能の
向上および小型化が求められている。さらに、このよう
なアンテナは使用の度に通信機器本体から引き出されて
機器から延伸された状態で用いられるので、その引き出
しの際に簡単に屈曲しないこと、および、その延伸状態
で誤って他の物体に接触させたときに破損することがな
いこと等が要求されている。
【0003】かかるアンテナの小型化および耐屈曲性か
つ耐破損性を満たすものとして、形状記憶効果や超弾性
特性を有するNiTi系合金を含むチタン合金等の難加
工金属線材を用いてアンテナを構成し、このアンテナに
コイル形状部を形成することが考えられている。
【0004】従来、難加工金属線材の曲げ加工は、スプ
リングバック等を防止するために、線材全体を、ヒータ
ーを用いた輻射加熱、高周波加熱または抵抗加熱等によ
り所定の温度まで加熱し、加熱された線材をプレス等に
より型内で変形加工する、いわゆる熱間加工法により一
般的に行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の曲げ加工方法においては、いずれの加熱方法にお
いても線材全体を加熱していることから、時間がかかる
こと、大量の熱が周囲に放射されるので余計なスペース
や耐熱設備を必要とすること、および、線材の温度管理
に精密で高価な温度センサを必要とすること等の問題が
あった。
【0006】また、上記加熱方法の中で抵抗加熱方法
は、線材の電気抵抗を利用した内部加熱であるので、線
材のみを短時間で周囲への影響を少なくして加熱するこ
とが可能である。しかし、線材全体を均一に加熱するこ
とが困難であり、プレス加工を用いる限り、複雑な形状
の曲げ加工を行うのは難しく単純な形状の曲げ加工にの
み制限されている。
【0007】すなわち、上述のコイル形状等の複雑な形
状を曲げ加工する技術は未だ存在しない。
【0008】本発明の目的は、かかる従来の問題を解決
し、複雑な形状の曲げ加工を行うことが可能な難加工金
属線材の曲げ加工方法を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、複雑な形状、特にコ
イル形状の曲げ加工を行うことに適した難加工金属線材
のコイル部成形方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の一形態は、所定の曲げ曲率の表面を
有する導電性支持部材上に難加工金属線材を固定的に載
置し、前記難加工金属線材の曲げ加工位置に導電性押圧
部材を当接させ、前記導電性押圧部材に一定の加圧力を
加えつつ、前記導電性押圧部材と前記導電性支持部材と
の間に前記難加工金属線材を介して、該難加工金属線材
が前記所定の曲げ曲率に変形するまで通電することを特
徴とする難加工金属線材の曲げ加工方法である。
【0011】また、本発明の他の形態は、所定の曲げ曲
率の表面を有する導電性支持部材上に難加工金属線材を
固定的に載置し、前記難加工金属線材の曲げ加工位置に
導電性押圧部材を当接させ、前記導電性押圧部材に一定
の加圧力を加えつつ、前記導電性押圧部材と前記導電性
支持部材との間に前記難加工金属線材を介して通電し、
前記導電性押圧部材と前記導電性支持部材とを前記難加
工金属線材の曲げ方向に相対的に移動させることを特徴
とする難加工金属線材の曲げ加工方法である。
【0012】さらに、本発明のさらに他の形態は、所定
の長さの難加工金属線材を用意し、該難加工金属線材の
非加工領域の一部を導電性クランプ装置で保持し、前記
難加工金属線材の第1の曲げ加工位置に第1の導電性押
圧部材を当接させ、前記第1の導電性押圧部材に所定の
加圧力を加えつつ、前記第1の導電性押圧部材と前記導
電性クランプ装置との間に前記難加工金属線材を介して
通電して、前記難加工金属線材を所定量曲げ、円形断面
を有する導電性棒材上に前記難加工金属線材の前記所定
量曲げられた部位の一部を位置させ、前記難加工金属線
材の第2の曲げ加工位置に第2の導電性押圧部材を当接
させ、前記第2の導電性押圧部材に一定の加圧力を加え
つつ、前記第2の導電性押圧部材と前記導電性棒材との
間に前記難加工金属線材を介して通電し、前記第2の導
電性押圧部材と前記導電性棒材とを前記難加工金属線材
の曲げ方向に相対的に移動させることを特徴とする難加
工金属線材のコイル部成形方法である。
【0013】ここで、前記所定の曲げ曲率の表面を有す
る導電性支持部材は、円形断面を有する棒材であり、前
記相対的移動は、該棒材を所定速度で回転させつつその
軸線方向に移動させることにより行われてるのが好まし
い。
【0014】なお、前記難加工金属線材はNiTi系合
金であることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明による難加工金属線材の曲
げ加工方法の一例として、携帯電話用アンテナにコイル
形状部を成形する場合につき、添付の図面を参照しつつ
説明する。
【0016】まず、理解を容易とするために、加工対象
である携帯電話用アンテナを図15に基づき概略説明す
る。
【0017】図15において、100はアンテナ全体を
示し、102は直線部、104はコイル形状部である。
一般に、携帯電話用アンテナ100には、通信に用いら
れる電波の波長の1/4の長さが要求される。この要求
を満たす限り全体を直線状にすることも可能であるが、
ローディングコイルと称されるコイル形状部104を設
けることによって全長を短くし、小型化の要求に応えて
いる。なお、このコイル形状部104のコイル径、巻き
数およびピッチ等はアンテナに求められる電気的特性が
所定の値となるよう設定されることは云うまでもない。
【0018】ここで、本発明方法を実施する曲げ加工装
置につき概略説明するに、図1において、200はワー
クピースの供給機であり、ワークピースWの一端を保持
して加工機300に供給する。
【0019】加工機300は、基台310上にローラ3
12に支持され移動可能に設けられた本体320、同じ
く基台310に固定されたモータ314を備えている。
本体320は本体に対し回転可能に設けられた導電性の
クランプ装置330を備え、クランプ装置330は、本
例では、本体320に回転可能に支持された中空のシャ
フト322の一端に保持されている。シャフト322の
中心には線材のワークピースWを挿通可能なガイド孔3
24が形成されている。また、シャフト322の他端に
はタイミングプーリ326が設けられている。一方、本
体320にはガイドねじ323がシャフト322の軸線
と平行に形成され、このガイドねじ323にはリードね
じ325が噛み合わされている。リードねじ325は上
述のモータ314に駆動可能に連結されていると共に、
タイミングプーリ327を有している。そして、タイミ
ングプーリ326および327はタイミングベルト32
8でもって、同期して回転される。
【0020】次に、クランプ装置330につき、図2な
いし図6を参照して説明する。クランプ装置330はシ
ャフト322の一端に設けられたフランジ332と、該
フランジ332に対し左右に開き得る一対のチャック片
334、334を備えている。それぞれのチャック片3
34には線材のワークピースWが係合する断面半円のガ
イド溝336がシャフト322のガイド孔324の延長
線上に形成されると共に、外端部にはガイド溝336の
上下に位置され後述するガイド棒の先端の二股部が係合
する一対の係合溝338が形成されている。
【0021】また、クランプ装置330の側方には、リ
ニアスライド装置340が配置されており、第1の導電
性押圧部材342を左右方向に駆動可能である。そし
て、第1の導電性押圧部材342およびフランジ332
ひいてはチャック片334は通電のために電源Pに接続
されている。さらに、リニアスライド装置340と反対
側のチャック片334の側方にはチャック片334の端
面から突出可能に押圧部材344が配置されている(図
5、図6参照)。
【0022】さらに図7および図8を参照するに、35
0は本体320に対峙して基台310に設けられたガイ
ド棒スライド装置であり、導電性支持部材または導電性
棒材としてのガイド棒352を前述のシャフト322の
ガイド孔324の延長線上において摺動させる。ガイド
棒352は前述のように、その先端にU字状溝354で
分割された二股部356が形成されている(図4、図5
参照)。なお、U字状溝354の溝幅は加工する線材の
ワークピースWの直径とほぼ等しく、ガイド棒352の
直径はコイル形状部104の内径とほぼ等しい。ガイド
棒352としては、硬くて、ある程度の導電性がある材
料であればよく、例えば、ダイス鋼、ハイス鋼等が用い
られ得る。
【0023】なお、クランプ装置330のほぼ上方に
は、例えば図9に示すように、エアシリンダ装置360
が配置されており、第2の導電性押圧部材362を上下
動させ、曲げ加工時に該導電性押圧部材362を所定の
一定圧で押圧可能とされている。そして、第2の導電性
押圧部材362およびガイド棒スライド装置350ひい
てはガイド棒352は通電のために電源Pに接続されて
いる。第2の導電性押圧部材362としては、耐熱、耐
摩耗性があり、さらに硬くて、導電性がある材料が好ま
しく、例えば、銅タングステン、銀タングステン等を挙
げることができる。なお、第2の導電性押圧部材362
を所定の一定圧で押圧するためには、エアシリンダ装置
に代えてばね等を利用してもよい。
【0024】次に、上述の加工機300を用いて、図1
5に示した携帯電話用のアンテナ10を得るための曲げ
加工方法を、その順序に従って説明する。
【0025】まず、不図示の裁断機によって所定の長さ
に切断されたNiTi系合金線材のワークピースWの一
端を供給機200で保持する。供給機200はワークピ
ースWを加工機300のシャフト322のガイド孔32
4内に挿入し、ワークピースWの先端がコイル形状部1
04に相当する長さチャック片334の端面から突出し
た位置で停止し、保持を解除する。この状態で、不図示
の制御装置からの指令によりクランプ装置30が作動
し、一対のチャック片334を閉じ、そのガイド溝33
6でもってワークピースWを保持する(図1ないし3参
照)。
【0026】そこで、不図示の制御装置からの指令によ
りリニアスライド装置340を作動させ、第1の導電性
押圧部材342をワークピースWの第1の曲げ加工位置
に当接させる。そして、ワークピースWの第1の曲げ加
工位置に所定の加圧力を加えつつ、第1の導電性押圧部
材342と導電性クランプ装置330との間に電源Pか
らワークピースWを介して通電する。この通電によりワ
ークピースWではその第1の曲げ加工位置において、線
材の横断方向に電流が流れ、電気抵抗により所定の昇温
速度で加熱される。そして、ある温度に達したときに、
加圧力により曲げ変形が開始し、所定量の曲げ変形に達
したときに通電を停止する。すると、ワークピースWは
チャック片334により冷却され、ほぼ瞬時にその変形
も止まる。なお、本例では、この第1の曲げ加工位置
(図15に106として示す)において、ほぼ直角に折
り曲げた例を示しており、直径0.7mmのNiTi系
合金線材で曲率半径0.5mm程度に折り曲げられ得る
ことが確認されている。
【0027】次に、ワークピースWがこの第1の曲げ加
工位置で直角に折り曲げられた状態(図5参照)で、不
図示の制御装置からの指令によりガイド棒スライド装置
350を作動させ、ガイド棒352の先端の二股部35
6をチャック片334の一対の係合溝338に係合させ
る。すると、図6に示すように、ワークピースWの折り
曲げられた部位はガイド棒352のU字状溝354から
突出し、その一部がガイド棒352上に位置した形態と
なる。このとき、押圧部材344を作動させ、ワークピ
ースWの折り曲げられた部分をチャック片334の端面
から湾曲しつつ離れるように弾性変形させる。
【0028】そこで、不図示の制御装置からの指令によ
りエアシリンダ装置360を作動させ、第2の導電性押
圧部材362を下降させてワークピースWの第2の曲げ
加工位置に当接させる。そして、第2の導電性押圧部材
362に一定の加圧力を加えつつ、第2の導電性押圧部
材362とガイド棒352との間にワークピースWを介
して通電する。同時に、モータ314を作動させ、リー
ドねじ325を回転させる。この通電によりワークピー
スWではその第2の曲げ加工位置において、上記第1の
曲げ加工位置の場合と同様に線材の横断方向に電流が流
れ、電気抵抗により所定の昇温速度で加熱される。そし
て、ある温度(例えば、摂氏200〜300度)に達し
たときに、一定の加圧力により曲げ変形が開始し、所定
量の曲げ変形に達することになる。この第2の曲げ加工
位置では、上述のように、モータ314の作動によりリ
ードねじ325が回転しているので、第2の導電性押圧
部材362とガイド棒352とはワークピースWの曲げ
方向に相対的に移動されており、上述の加熱位置が順次
ワークピースWの未加熱部位に移動することになり、曲
げ加工、換言すると、コイル部成形加工が連続的に行わ
れる。
【0029】さらに詳しく述べると、リードねじ325
が回転すると、そのねじ325のピッチおよび回転速度
に応じて、本体320が後退移動する。同時に、タイミ
ングベルト328でタイミングプーリ326、327を
介して連係されているシャフト322、クランプ装置3
30およびガイド棒352もワークピースWと共にリー
ドねじ325と同一速度で回転する。従って、このリー
ドねじ325のピッチおよび回転速度をワークピースW
のコイル形状部104のピッチに対応させて設定すれば
よい。
【0030】ここで、コイル形状部104の成形が完了
すると通電が停止されると共に、モータ314が停止さ
れ、次いで図14に示されるようにガイド棒スライド装
置350が作動されて、ガイド棒352がコイル形状部
104から引き出される。
【0031】なお、本発明がNiTi系合金線材のアン
テナを曲げ加工する例によって説明されたが、本発明は
この例に限定されないことは明らかである。例えば、他
のチタン合金等の難加工材の曲げ加工にも適用でき、さ
らにアンテナに限らず、メガネのフレーム、テンプル等
の曲げ加工にも適用できることは云うまでもない。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、加工部分のみが加熱さ
れるので、被加工品の全体を加熱して曲げ加工を行って
いた従来の方法に比べて、加工不要部分への熱影響が少
ない。
【0033】また、NiTi形状記憶合金の場合には、
加熱が局部的で加熱時間が短くて済むので、加熱による
素材特性の変化が少ない。さらに、加熱により元の形状
に戻ることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための加工装置の一例を
示す一部破断側面図である。
【図2】図1の加工装置の一部の平面図である。
【図3】図1の加工装置のクランプ装置およびのチャッ
ク片を説明するための図で、(A)は斜視図、(B)は
その一部拡大図である。
【図4】図1の加工装置のクランプ装置のチャック片に
よるワークピースWの保持状態を説明するための斜視図
である。
【図5】ワークピースWの第1の曲げ加工位置における
曲げ状態を説明するための斜視図である。
【図6】ワークピースWの曲げ加工部位の弾性変形状態
を説明するための斜視図である。
【図7】本発明方法を実施するための加工装置の本体と
ガイド棒スライド装置との関係を示す側面図である。
【図8】本発明方法を実施するための加工装置のガイド
棒とチャック片との係合状態および第2の導電性押圧部
材との関係を示す側面図である。
【図9】図8の状態の第2の導電性押圧部材とワークピ
ースWとの関係を示す斜視図である。
【図10】図8の状態の第2の導電性押圧部材とワーク
ピースWとの関係を示す正面図である。
【図11】本発明方法を実施するための加工装置のコイ
ル成形状態を示す側面図である。
【図12】本発明方法を実施するための加工装置のコイ
ル成形状態を示す斜視図である。
【図13】本発明方法を実施するための加工装置のコイ
ル成形状態を示す正面図である。
【図14】本発明方法を実施するための加工装置のコイ
ル成形完了後の状態を示す側面図である。
【図15】本発明方法の加工対象の一例としての携帯電
話用アンテナを示す側面図である。
【符号の説明】
320 本体 322 シャフト 325 リードねじ 328 タイミングベルト 330 クランプ装置 342 第1の導電性押圧部材 352 ガイド棒(導電性棒材) 362 第2の導電性押圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21F 3/04 B21D 7/16 H04B 7/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形断面を有する棒材からなる導電性支
    持部材上に難加工金属線材を固定的に載置し、 前記難加工金属線材の曲げ加工位置に導電性押圧部材を
    当接させ、 前記導電性押圧部材に一定の加圧力を加えつつ、前記導
    電性押圧部材と前記導電性支持部材との間に前記難加工
    金属線材を介して通電し、 前記導電性押圧部材と前記導電性支持部材とを前記難加
    工金属線材の曲げ方向に該棒材を所定速度で回転させつ
    つその軸線方向に相対的に移動させることを特徴とする
    難加工金属線材の曲げ加工方法。
  2. 【請求項2】 前記難加工金属線材はNiTi系合金で
    あることを特徴とする請求項1に記載の難加工金属線材
    の曲げ加工方法。
  3. 【請求項3】 所定の長さの難加工金属線材を用意し、 該難加工金属線材の非加工領域の一部を導電性クランプ
    装置で保持し、 前記難加工金属線材の第1の曲げ加工位置に第1の導電
    性押圧部材を当接させ、 前記第1の導電性押圧部材に所定の加圧力を加えつつ、
    前記第1の導電性押圧部材と前記導電性クランプ装置と
    の間に前記難加工金属線材を介して通電して、前記難加
    工金属線材を所定量曲げ、 円形断面を有する導電性棒材上に前記難加工金属線材の
    前記所定量曲げられた部位の一部を位置させ、 前記難加工金属線材の第2の曲げ加工位置に第2の導電
    性押圧部材を当接させ、 前記第2の導電性押圧部材に一定の加圧力を加えつつ、
    前記第2の導電性押圧部材と前記導電性棒材との間に前
    記難加工金属線材を介して通電し、 前記第2の導電性押圧部材と前記導電性棒材とを前記難
    加工金属線材の曲げ方向に相対的に移動させることを特
    徴とする難加工金属線材のコイル部成形方法。
  4. 【請求項4】 前記相対的移動は、前記クランプ装置と
    前記棒材を所定速度で回転させつつその軸線方向に移動
    させることにより行われることを特徴とする請求項3に
    記載の難加工金属線材のコイル部成形方法。
  5. 【請求項5】 前記難加工金属線材はNiTi系合金で
    あることを特徴とする請求項4に記載の難加工金属線材
    のコイル部成形方法。
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