JP2945870B2 - 動き検出装置 - Google Patents

動き検出装置

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JP2945870B2
JP2945870B2 JP8169507A JP16950796A JP2945870B2 JP 2945870 B2 JP2945870 B2 JP 2945870B2 JP 8169507 A JP8169507 A JP 8169507A JP 16950796 A JP16950796 A JP 16950796A JP 2945870 B2 JP2945870 B2 JP 2945870B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動いている対象物
の撮像画像に基づきその対象物の動き(対象物の空間的
な位置の変化)を検出する動き検出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像画像から対象物の向きを認識
する方法が提案されている。例えば特開平5−2155
31号公報には、三次元計測装置により対象物の三次元
形状データを取り込み、この三次元形状データを法線デ
ータに変換して対象物の向きを判別する物体識別方法が
提案されている。
【0003】また、ビデオ監視システムにおいては、注
視方向が変更可能なビデオカメラを備え、対象物の移動
に応じてビデオカメラの注視方向(光軸方向)を変更
し、その対象物を追跡するシステムが知られている。こ
のビデオ監視システムにおいては、例えばパターンマッ
チング法によりフレーム画像間の相関値を演算し、その
演算結果が最大となる方向に逐次、ビデオカメラの注視
方向を変更して対象物の追跡が行われるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
5−215531号公報に示される物体識別方法やビデ
オ監視システムにおいては、撮像装置として通常のビデ
オカメラが利用されている。ビデオカメラは、1/30
秒毎にフレーム画像を取り込むようになっているので、
このフレーム画像の取込周期(以下、フレームレートと
いう。)より高速で画像処理を行うことはできない。
【0005】このため、高速で移動する対象物に対して
はその対象物の動きを検出し、この検出結果をフィード
バックして制御システムを構成することは困難である。
例えばゴルフのスイング、野球の投球、バッティング等
の各種運動のフォームを解析する場合、対象物の移動速
度は100km/h(=28m/s)を越え、この場合
の撮像面における対象物の投影像の移動速度は1フレー
ム当たり100画素〜数100画素分にもなる場合があ
るので、従来のビデオカメラによる撮像画像ではフレー
ム画像間の対象物の画像変化が大きく、フレーム画像間
での対象物の動きを迅速かつ確実に検出することは困難
である。
【0006】特に、上記特開平5−215531号公報
に示される物体識別方法は、三次元形状データを法線デ
ータに変換して対象物の向きを検出しているので、各フ
レーム画像毎に対象物の向きを演算するだけで長時間を
要し、フレーム画像間の対象物の向きから対象物の動き
を迅速に検出することは困難である。また、パターンマ
ッチング法によりフレーム画像間の相関値を演算する方
法でもフレーム画像間の画像変化が大きくなるほど、相
関演算のための演算量が増大するので、動き解析のため
の画像処理時間が長時間化する。
【0007】従って、高速で移動する対象物の動きを検
出し、対象物の動きを追跡するシステムに従来の方法を
適用することは極めて困難である。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、対象物が高速で移動している場合にも迅速かつ
確実にその動きを検出することのできる動き検出装置を
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、対象物の撮像
画像からその対象物の動きを検出する動き検出装置であ
って、モニタと、該モニタに対象物を表示するためのモ
ニタ用撮像手段と、複数の画素を二次元状に配列してな
る撮像面を有し、この撮像面に投影された上記対象物の
光像が1画素分移動する時間以下のサンプリング時間で
上記対象物のフレーム画像が取込可能な撮像手段と、上
記撮像手段で撮像された上記対象物の画像に含まれる少
なくとも3個の特定部位の画像を指定する指定手段と、
上記撮像手段で取り込まれたフレーム画像毎に上記特定
部位の画像を抽出する画像抽出手段と、抽出された上記
特定部位の画像の撮像画面内における位置を算出する第
1の位置算出手段と、フレーム画像毎に撮像画面内の位
置情報と上記撮像手段の位置情報とから各特定部位の空
間的な位置を算出する第2の位置算出手段と、フレーム
画像毎に上記複数の特定部位の空間的な位置情報に基づ
き上記対象物の位置及び向きを検出し、検出結果を前記
モニタの撮影画像に重畳表示させる姿勢検出手段とを備
えたものである。
【0010】上記構成によれば、撮像手段により運動し
ている対象物の動画が取り込まれる。この動画を構成す
る各フレーム画像は、撮像面に投影された対象物の光像
が1画素分移動する時間と同一若しくはそれよりも短い
サンプリング時間で取り込まれる。フレーム画像が取り
込まれる毎に、対象物の画像内に予め指定された対象物
の向きを決定するための少なくとも3個の特定部位の画
像が抽出され、その特定部位の撮像画面内における位置
が算出される。更に、フレーム画像毎に各特定部位の撮
影画面内の位置情報と撮像手段の位置情報とに基づきそ
の特定部位の空間的な位置が算出され、少なくとも3個
の特定部位の空間的な位置情報に基づき対象物の位置及
び向きが検出され、検出結果はモニタの撮影画像に重畳
表示される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る動き検出装
置のブロック図である。動き検出装置1は、少なくとも
3箇所以上の特定の部位に識別マークが付された対象物
を撮像する撮像部2、この撮像部2の第1の撮像素子2
2で撮像された画像をモニタ表示する表示部3、上記撮
像部2の第2の撮像素子23で撮像された画像に基づき
フレーム画像毎に識別マークが付された特定部位の画像
を抽出する特定画像抽出部4、この特定画像抽出部4で
抽出された各特定部位の撮像画像面内における位置情報
に基づき対象物の動き(各フレーム画像における空間的
な位置及び向き)を検出する姿勢検出部5及び入力部6
から構成されている。
【0012】撮像部2は、撮影レンズ21、第1,第2
の撮像素子22,23及びビームスプリッタ24を備え
ている。第1の撮像素子22は、撮影レンズ21の光軸
上の後方適所に配置され、ビームスプリッタ24は、光
軸上の撮影レンズ21と第1の撮像素子22間の適所に
配置されている。また、第2の撮像素子23は、ビーム
スプリッタ24の下方位置であって、ビームスプリッタ
24からの距離がビームスプリッタ24と第1の撮像素
子22との間の距離と同一となる位置に配置されてい
る。
【0013】撮影レンズ21は、被写体の光像を第1の
撮像素子22の撮像面に結像するものである。ビームス
プリッタ24は、上記光像の一部を第2の撮像素子23
に導くものである。ビームスプリッタ24は、反射面全
体が半透過性のミラーで構成してもよく、部分的に一部
光像が透過する(例えば反射面の周辺部は全反射し、中
央部は一部透過する)ミラーで構成してよい。第2の撮
像素子23はビームスプリッタ24に対する位置関係が
第1の撮像素子22と同一に設定されているので、上記
光像の一部は、第2の撮像素子23の撮像面に結像され
る。
【0014】第1の撮像素子22は、撮影対象物をモニ
タ表示するための撮像手段で、CCDエリアセンサ22
1とこのCCDエリアセンサ221の駆動を制御するC
CDドライバ222とからなる通常のビデオカメラに使
用される撮像素子で構成されている。CCDエリアセン
サ222は、二次元状に配列された多数の光電変換素子
(以下、画素という。)を有し、被写体の光像(以下、
被写体像という。)を各画素で電気信号(蓄積電荷)に
光電変換して取り込む。CCDドライバ222は、1/
30秒毎に所定時間だけCCDエリアセンサ221の電
荷蓄積動作(撮像動作)を行わせ、その撮像画像(フレ
ーム画像)を表示部3に出力する。表示部3では、入力
された各フレーム画像が1/30秒毎に更新的に表示さ
れ、これにより被写体像が動画として再生される。
【0015】一方、第2の撮像素子23は、対象物に付
された識別マークにより特定される特定部位を検出する
ための撮像手段で、フレーム画像を高速(例えばフレー
ムレートτ=0.1ms)で取り込むとともに、各フレ
ーム画像を高速処理可能な並列ビジョンセンサで構成さ
れている。なお、フレームレートτは、撮影対象の移動
速度に応じて操作者が入力部6より適当に設定し得るよ
うになっている。
【0016】並列ビジョンセンサは、各光電変換素子と
並列演算素子(PE:Processing Element)とを1対1
に対応させ、画素データの並列演算及び高速処理が可能
になされたセンサである(Proc. IEEE Int. Conf. on I
ntelligent Robotics and Systems,pp.373-377,199
2)。並列ビジョンセンサは、その撮像面にn×mのマ
トリックス状に配列された複数の画素を有するととも
に、各画素に対応して複数の並列演算素子を有し、各並
列演算素子は対応する画素とそれに隣接する4個の画素
に接続されている。
【0017】図2は、各画素に結合された並列演算素子
のブロック構成の一例を示す図である。並列演算素子
は、3個の演算用シフトレジスタ231a,231b,
231c、ALU(Arithmetic and Logical Unit)2
32、乗算器233及び6個のMUX(Multiplexer)
234a〜234fから構成されている。ALU232
は、AND、OR、EX−OR及び加減算等の演算が可
能になっている。このように第2の撮像素子23は、並
列ビジョンシステムで構成されているので、ビデオレー
トτ(約33ms)よりはるかに高速でフレーム画像を
取り込み、所要の画像処理を実行することが可能になっ
ている。
【0018】表示部3は、CRT、LCD等の画像表示
装置からなり、第1の撮像素子22で撮像された画像や
上記姿勢検出部5の検出結果を表示させるものである。
【0019】特定画像抽出部4は、第2の撮像素子23
で撮像された対象物の画像からこの対象物に付された識
別マークの画像をフレーム画像毎に抽出し、撮像画面内
における位置座標を算出するとともに、この位置座標と
撮像部2の対象物に対する相対的な撮像位置とから対象
物の各特定部位の空間的な位置を算出するものである。
ある二つの識別マークが撮像部2に対して正対している
とき、その識別マークの距離は最大であり、その距離が
短くなれば、識別マークが付された特定部位はいずれか
の方向に回転していることを示す。そして、その回転方
向は撮像部2に取り込まれている他の識別マークの特定
部位との関係で判別することができる。更に、撮像部2
を2つ設け、対象物を三角測距すれば、三次元的な位置
関係は更に明瞭になる。
【0020】特定画像抽出部4は、セルフウィンドウ法
により上記識別マークの画像を抽出し、その画像を構成
する画素位置から撮像画面内の位置座標を算出する。ま
た、図略の自動焦調節装置(AF装置)により算出され
る対象物の識別マークが付された特定部位までの距離と
上記位置座標とからその特定部位の空間的な位置を算出
する。
【0021】識別マークは、対象物の移動に伴う当該対
象物の特定部位の動きを検出するため、その特定部位に
付されるのものである。例えばテニスのストロークにお
けるラケット、グリップ部位の動きを検出する場合、図
3(a)(b)に示すように、テニスプレイヤーの手の
ひらP1、手の甲P2、上腕の内側P3、上腕の外側P
4、ラケットRのグリップの先端部の表裏面P5,P6
及びグリップエンドP7等の複数箇所の部位に識別マー
クMが添付される。識別マークMは、例えば図4に示す
ように、丸印,三角印,星印,四角印等の形状を有し、
かつ、添付される周囲(図3の例では、手やラケットの
部分)に対してコントラストが明瞭となる、例えば鮮明
な赤色等の識別力の高いマークである。各部位の識別マ
ークMは、全て同じマークでもよいし、個々に異なるマ
ークでもよい。
【0022】フォアハンドストロークの動きをプレーヤ
ーの斜め前から撮像すると、テイクバックの状態ではプ
レーヤーの腕は図3(a)の状態となり、フォロースル
ーの状態では図3(b)の状態となり、各識別マークM
の付されている特定部位の判別が問題となる。すなわ
ち、一連の動きを特定部位を変えながら追跡し、その動
きの位置と向きを算出している。識別マークMを全て同
じマークとした場合、各識別マークMの付された特定部
位を識別する必要があるが、動きを検出する前に各識別
マークMの相対的な位置関係を特定画像抽出部4に入力
しておけば、追跡中に当初追跡していた識別マークMが
隠れ、隠れていた別の識別マークMが現われても、この
識別マークMと隠れていない他の識別マークMとの相対
的な位置関係から、現われた別の識別マークMがどの部
位に付されたマークであるかを判別することができる。
【0023】なお、対象物の向きは、その対象物上の3
点の位置が分かれば知ることができるので、識別マーク
Mは、少なくとも3個付されていればよい。しかし、対
象物の動きにより識別マークMが隠れることがあるの
で、かかる場合にも対象物の向きを検出し得るように予
備の識別マークMを設けておくことが望ましい。
【0024】セルフウィンドウ法は、最初に撮像画像内
で抽出すべき画像(識別マークMの画像。以下、ターゲ
ットという。)を特定するとともに、そのターゲットの
形状を1画素分だけ相似的に拡大した形状のウィンドウ
を作成し、次に、フレーム画像が取り込まれる毎に、現
フレーム画像と前フレーム画像で作成したウィンドウと
の積画像を演算することにより現フレーム画像における
ターゲットを抽出するとともに、このターゲットに対す
るウィンドウを作成し、以下、各フレーム画像が取り込
まれる毎にウィンドウによるターゲットの抽出とウィン
ドウの再作成とを繰り返してターゲットの動きを検出す
るものである。
【0025】各フレーム画像は、後述するように撮像面
におけるターゲットの移動距離が1画素以内となるサン
プリング周期で取り込まれるので、現フレーム画像と前
フレーム画像で作成したウィンドウとの積画像を演算す
ることにより現フレーム画像において確実にターゲット
を抽出することができるようになっている。
【0026】図5は、画像処理におけるセルフウィンド
ウ法の具体的な演算方法を示す概念図である。
【0027】識別マークMによりN個の特定部位が指定
されている場合、時刻kで取り込まれたフレーム画像を
k(i,j)、このフレーム画像fk(i,j)におけ
るr(=1,2,…N)番目の特定部位に関する処理画
像をgk,r(i,j)、この処理画像gk,r(i,j)に
対するウィンドウ画像をWk,r(i,j)とすると、セ
ルフウィンドウ法による演算は、下記数1に示す(1)
〜(4)のアルゴリズムにより行われる。
【0028】
【数1】
【0029】特定画像抽出部4は、第2の撮像素子23
により高速のフレームレートτ(例えばτ=0.1m
s)で取り込まれた各フレーム画像についてセルフウィ
ンドウ法により識別マークMを抽出し、第2の撮像素子
23の撮像面における識別マークMの位置座標と対象物
に対する撮像部2の撮像位置とから識別マークMの空間
的な位置座標を演算する。
【0030】高速のフレームレートで取り込まれた各フ
レーム画像毎に識別マークMが抽出される(すなわち、
識別マークMを抽出するサンプリング周波数が高周波化
されている)ので、第2の撮像素子23の撮像面におい
て識別マークMが高速で移動した場合にも特定画像抽出
部4ではセルフウィンドウ法により識別マークMの動き
を確実に追跡することが可能になっている。
【0031】例えば撮影レンズ21の焦点距離fを20
mm、第2の撮像素子23の横方向の画素ピッチを0.
02mmとし、撮像部2から5m離れた位置でテニスプ
レーヤーがv=100km/hで水平方向(撮像部2の
光軸に対して垂直方向)にストロークした場合、第2の
撮像素子23の撮像面における識別マークMの移動量D
xは、ビデオレートではフレームレート当たりDx=
(20×0.033)・v/(0.02×5)=6.6
v≒183画素となるが、フレーム画像が第2の撮像素
子23により、例えば0.1msの高速レートで取り込
まれていると、フレームレート当たりDxは、ビデオレ
ートの場合に対して約1/330の0.8画素となり、
セルフウィンドウ法により識別マークMの追跡が確保で
きている。
【0032】姿勢検出部5は、特定画像抽出部4による
識別マークMの空間的な位置座標に基づき対象物の動き
(すなわち、各フレーム画像毎の空間的な位置及びその
向き)を演算し、その演算結果を表示部3に出力するも
のである。表示部3は、姿勢検出部5から入力される対
象物の位置及向きの情報に基づき対象物の移動軌跡を第
1の撮像素子22で撮像された画像に重畳して表示す
る。すなわち、例えばテニスプレーヤーのストローク画
像の場合、1ストロークにおけるラケットやプレーヤー
の手の動きに合わせて識別マークが付された特定部位の
移動軌跡を表示する。
【0033】また、入力部6は、サンプリングレートτ
及び画像取込時間Tの入力、識別マークMの指定を行う
ものである。
【0034】次に、対象物の動き検出装置の動作制御に
ついて、図6に示すフローチャートに従って説明する。
なお、ここでは、上述したテニスラケットのストローク
画像を例に説明するが、本発明に係る動き検出装置は、
テニスに限らず、ゴルフのスイング、サッカー、野球、
水泳、体操等の各種の運動における身体の動きや運動用
具の扱い方を研究、解析するための計測装置として利用
することができる。
【0035】まず、ラケットRを握ったプレーヤーのグ
リップ部を第1の撮像素子22で撮像し、その撮像画像
を表示部3に表示させ、操作者によりその表示画像から
ストロークの動きを調べるのに好適な識別マークMが3
個以上設定される(#1)。
【0036】例えば図3において、P1,P2,P3の
識別マークMが設定される。このとき、操作者は、スト
ロークの動き全体が撮像し得るように撮像部2の視野を
適当に設定することが必要である。
【0037】続いて、操作者により、入力部6からサン
プリング時間(フレームレート)τと測定時間Tが設定
される(#2)。なお、サンプリング時間τ及び測定時
間Tは、撮影対象の移動速度に応じて適当な値が設定さ
れる。
【0038】テニスラケットのストロークのフォームを
確認するため低速でラケットを振る場合は、ビデオレー
トでも十分であるが、実際のストロークフォームを分析
するため、例えば上述の例で示したように、およそ10
0km/hの高速でラケットを振る場合は、サンプリン
グ時間を0.2ms以下、測定時間を3秒程度に設定す
れば、複雑な演算処理を必要とせずに確実にストローク
動作を追跡することができる。
【0039】続いて、操作者により図略の操作ボタンに
より測定開始が指示されると(#3)、サンプリング時
間τ及び測定時間Tを計時する内部タイマ(図略)のカ
ウントが開始されるとともに(#4)、第2の撮像素子
23による撮像動作が開始される(#5)。
【0040】最初にフレーム画像が取り込まれると、特
定画像抽出部4によりこのフレーム画像について上述し
たセルフウィンドウ法により指定された3個の識別マー
クMの抽出が行われるとともに(#5)、その抽出画像
の撮像画面における位置座標が算出され、この位置座標
と撮像部2の位置とから対象物の識別マークMが付され
た特定部位の空間的な位置座標が算出される。そして、
姿勢検出部5により3個の特定部位の空間的な位置座標
に基づきプレーヤーのグリップ部及びラケットの空間的
な位置と向きとが算出され(#6,#7)、この算出結
果は直ちに表示部3に出力され、第1の撮像素子22で
撮像された画像に重畳して表示される(#8)。
【0041】続いて、サンプリング時間τが経過してい
るか否が判別され(#9)、経過していれば(#9でY
ES)、更に測定時間Tが経過しているか否かが判別さ
れ(#10)、経過していなければ(#10でNO)、
#5に戻り、次のフレーム画像が取り込まれるととも
に、そのフレーム画像について3個の識別マークMの抽
出及び空間的な位置座標の算出並びにプレーヤーのグリ
ップ部及びラケットの空間的な位置及び向きの算出、そ
の算出結果の表示等が行われる(#5〜#8)。なお、
対象物の位置及び向きの算出及び表示は、トラッキング
のサンプリング時間τで行う必要はないので、所望の表
示サンプリング時間ΔTを別に設定し、この表示サンプ
リング時間ΔT毎に上記#6〜#8の処理を行うように
してもよい。
【0042】以下、同様の手順で、測定時間T内でサン
プリング時間τ毎に高速でフレーム画像が取り込まれ、
各フレーム画像について識別マークMの抽出及び空間的
な位置座標の算出並びにプレーヤーのグリップ部及びラ
ケットRの位置、向きの算出等が行われ、この算出結果
が表示部3に逐次、第1の撮像素子22で撮像されたモ
ニタ画像に重畳して表示される。この場合、各特定点の
移動軌跡を重畳して表示させるとよい。このようにする
と、モニタ画像からストロークにおける手首の使い方や
ラケットの扱い方を容易に把握することができる。そし
て、測定時間Tが経過すると(#10でYES)、第2
の撮像素子23による撮像動作を停止して測定を終了す
る。
【0043】なお、上記フローチャートでは動きのデー
タを表示部3に出力して表示されるようにしていたが、
図略のメモリに記憶させるようにしてもよい。第1の撮
像素子22によるモニタ画像を録画しておき、再生時に
メモリに記憶している動きのデータを再生画像に同期し
て出力させるようにすれば、測定データの有効活用が可
能になる。
【0044】また、上記フローチャートでは、モニタ画
像に動きの演算結果を重畳してリアルタイムで表示させ
るようにしていたが、記録したグリップ部等の動きの情
報を表示部3にグラフィク表示させるようにしてもよ
い。
【0045】本発明に係る動き検出装置は、高速動作に
対しても複雑な演算処理をすることなく確実に動作を追
跡することができるので、その結果としてプレーヤーの
動きが高速で検出され、プレーヤーの動作中にその動き
の修正指示等が可能で、従来の装置に比して測定結果を
より有効に活用することができる。
【0046】また、本発明に係る動き検出装置は、自動
車の運転者の居眠りやわき見を監視する監視装置に適用
することも可能である。
【0047】図7は、上記監視装置のブロック構成図で
ある。監視装置は、図1において、入力部6を除去し、
監視制御部7とスピーカ8とを追加した構成を有してい
る。図1において、特定点追跡部4は、撮像画像の中の
識別マークMを指定することにより対象物の特定部位を
指定するようになっていたが、この実施形態では、運転
者の顔の特徴点、例えば目、鼻、耳等の特徴的な形状を
有する部位の画像が初期指定されるようになっている。
この初期設定は、運転者が表示部3にモニタ表示された
自分の顔画像に対してポインタ等により目、鼻等の特徴
点を囲むことにより指定される。
【0048】監視制御部7は、特定画像抽出部4による
運転者の顔の向きの情報に基づき運転者の状態(正常な
顔の向きに対して下向きである居眠り状態や横向きであ
るわき見等の異常な運転状態)を判別し、異常な運転状
態のときは運転者に警告を発するものである。スピーカ
8は、警告音を発するものである。
【0049】この監視装置では、予め運転者の顔の特徴
点を3点以上、登録しておき、運転者が自動車を運転し
ている間、運転者の顔の向きを監視する。撮像部2によ
り高速のフレームレートτで取り込まれる各フレーム画
像毎に、特定画像抽出部4で3個の特徴点が抽出される
とともに、その空間的な位置座標が演算される。この位
置座標は、第2の撮像素子23の撮像面における特徴点
の位置と撮像部2の取付位置とから算出される。そし
て、この位置情報に基づき姿勢検出部5で運転者の顔の
向きが演算され、この演算結果が監視制御部7に入力さ
れる。
【0050】監視制御部7は、所定時間内の運転者の顔
の動きを監視し、例えば所定時間以上、運転者が前方以
外の方向を向き続けていると、わき見若しくは居眠りの
おそれがあると判断して、スピーカ8で警告を発生させ
る。この警告は断続音等の注意を喚起する音でもよく、
メッセージを音声で発音するものでもよい。
【0051】なお、上記監視機能を自動車の低速時に作
動させると、過剰に警告音が発せられるおそれがあるの
で、好ましくは自動車の速度が所定速度以上になってい
るとき、上記監視装置を作動させるようにするとよい。
【0052】本監視装置では、運転者の顔の動きを高速
で検出することができるので、安全確認のため運転者が
頻繁に顔を動かしている場合でも確実にその動きを検出
して異常な運転状態を判別することができ、しかもその
判別結果をリアルタイムで運転者にフィードバックする
ことにより重大事故を未然に防止することができる。
【0053】なお、この実施形態では、顔の動きから運
転者の運転状態を判別するようにしているが、例えば瞳
を特徴点とし、この瞳が所定時間以上隠れているとき、
異常な運転状態と判別して警告を発するようにしてもよ
い。
【0054】また、スピーカ8に代えて自動車に付属し
ているラジオを警告装置としてもよい。すなわち、運転
者の運転姿勢が異常であると判別されると、オフ状態の
ラジオのスイッチをオンにし、あるいはオン状態のラジ
オのボリュウムを大きくしてラジオ放送により異常を伝
達するようにしてもよい。更に、顔の動きを時間周波数
領域で分析し、顔の動きが単調になっているとき、上記
警告を発するようにしてもよい。
【0055】上記実施形態では、運動のフォームの解析
装置や監視装置について説明したが、本発明に係る動き
検出装置は、対象物の動き検出し、その検出結果に基づ
き何らかの制御を行うシステムに広く適用することがで
きる。例えばオペレータの動きに応じて遠隔地にある操
作部材の制御を行わせるテレイグジスタンスの入力装
置、任意の向きで搬送されている方向性のある部品を受
け取る装置における部品の受取方向及び受取位置を決定
する装置、人工衛星のドッキングの際に相手の衛星の動
きに合わせて自己の姿勢の微調整を行うドッキング誘導
装置、オペーレータの顔の動きにより表示画面上のポイ
ンタを移動させて所望の入力指示を行う位置指示装置等
にも適用することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動いている対象物のフレーム画像を、撮像面に投影され
た対象物の光像が1画素分移動する時間以下のサンプリ
ング時間で取り込み、各フレーム画像毎に対象物に指定
された少なくとも3個の特定部位の空間的な位置座標を
算出し、更にこの算出結果に基づき対象物の空間的な位
置及び向きを算出し、フレーム画像間の対象物の空間的
な位置及び向きの変化から対象物の動きを検出するよう
にしたので、高速で動いている対象物の動きを迅速かつ
正確に検出することができ、かつ検出結果をモニタの撮
影画像に重畳表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物体の動き検出装置のブロック図
である。
【図2】並列演算素子のブロック構成の一例を示す図で
ある。
【図3】識別マークが付されるテニスプレイヤーの特定
部位の一例を示す図である。
【図4】識別マークの一例を示す図である。
【図5】画像処理におけるセルフウィンドウ法の具体的
な演算方法を示す概念図である。
【図6】本発明に係る物体の動き検出装置の動作制御を
示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る物体の動き検出装置が適用された
居眠り等の監視装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 動き検出装置 2,2′ 撮像部 21 撮影レンズ 22 第1の撮像素子 221 CCDエリアセンサ 222 CCDドライバ 23 第2の撮像素子(撮像手段) 231a〜231c シフトレジスタ 232 ALU 233 乗算器 234a〜234f MUX 24 ビームスプリッタ 3 表示部 4 特定画像抽出部(画像抽出手段,第1,第2の位置
算出手段) 5 姿勢検出部(姿勢検出手段) 6 入力部(指定手段) 7 監視制御部 8 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 正俊 千葉県柏市大室1571番地の32 (56)参考文献 特開 平5−159058(JP,A) 特開 平7−264458(JP,A) 石井正俊,「2次元情報処理アーキテ クチャ」,1996年,極限集積化シリコン 知能エレクトロニクス,p242−251 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 7/20 H04N 7/18 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の撮像画像からその対象物の動き
    を検出する動き検出装置であって、モニタと、該モニタ
    に対象物を表示するためのモニタ用撮像手段と、複数の
    画素を二次元状に配列してなる撮像面を有し、この撮像
    面に投影された上記対象物の光像が1画素分移動する時
    間以下のサンプリング時間で上記対象物のフレーム画像
    が取込可能な撮像手段と、上記撮像手段で撮像された上
    記対象物の画像に含まれる少なくとも3個の特定部位の
    画像を指定する指定手段と、上記撮像手段で取り込まれ
    たフレーム画像毎に上記特定部位の画像を抽出する画像
    抽出手段と、抽出された上記特定部位の画像の撮像画面
    内における位置を算出する第1の位置算出手段と、フレ
    ーム画像毎に撮像画面内の位置情報と上記撮像手段の位
    置情報とから各特定部位の空間的な位置を算出する第2
    の位置算出手段と、フレーム画像毎に上記複数の特定部
    位の空間的な位置情報に基づき上記対象物の位置及び向
    きを検出し、検出結果を前記モニタの撮影画像に重畳表
    示させる姿勢検出手段とを備えたことを特徴とする動き
    検出装置。
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