JP2941779B1 - 複数計算機間のデータベースレプリケーション制御方法 - Google Patents

複数計算機間のデータベースレプリケーション制御方法

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JP2941779B1 JP10125080A JP12508098A JP2941779B1 JP 2941779 B1 JP2941779 B1 JP 2941779B1 JP 10125080 A JP10125080 A JP 10125080A JP 12508098 A JP12508098 A JP 12508098A JP 2941779 B1 JP2941779 B1 JP 2941779B1
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Abstract

【要約】 【課題】 更新情報が送信された際、スレーブ計算機の
データベース処理機能を一時的に停止しローカルシステ
ムでのデータ更新を抑止する必要をなくすことである。 【解決手段】 マスタ計算機11でデータベース21の
変更が発生すると、データベース21の機能として有し
ている回復用ログの他に回復用ログデータの中からレプ
リケーションに必要となるデータを抽出し、レプリカ用
ログを作成し、該レプリカ用ログをスレーブ計算機12
に対しメッセージ連携を用いて配信し、前記スレーブ計
算機12で前記配信された前記レプリカ用ログをもとに
データベース操作言語に翻訳し、当該スレーブ計算機1
2のデータベース22に対し更新処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の計算機が
同一ネットワーク上に接続され、データレプリケーショ
ンによってデータベースを構成しているシステムにおい
て、マスタ計算機からスレーブ計算機に変更データを反
映させる複数計算機間のデータベースレプリケーション
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数計算機間でデータベースのレプリケ
ーション(同一伝送媒体上に接続された複数の計算機シ
ステム、および当該各計算機システム上で稼動している
データベースシステムの構成において、マスタ計算機で
稼動しているデータベースとスレーブ計算機で稼動して
いるデータベースとが同一の内容を保持する)をデータ
ベースログ(回復用ログ)とキューを用いて実現するも
のとしては、特開平3−122729号公報にあるよう
に、データベースログを分割しキューを用いてスレーブ
計算機に転送し、当該スレーブ計算機ではこのログを組
み立ててデータベースにログを適用する方法がある。
【0003】しかしながら、この方法ではデータベース
の回復用ログに適用してデータの更新処理を行うため
に、自システム内の更新処理を一時的に停止する必要が
生じるとともに、データベース内の回復用ログに対する
アクセス頻度が高くなる。また、更新情報として回復用
ログ(REDO,再実行レコード)を前記スレーブ計算
機に送信しているが、回復用ログにはレプリケーション
に必要となる以外の情報も多数あり、そこから必要な情
報をスレーブ側で抜き出さなければならない。その他、
回復目的のログを直接利用するため、ログ形式(フォー
マット)が同一のデータベース管理システム(以下、D
BMSという)で構成されたシステムにのみ有効であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の複数計算機間の
データベースレプリケーション制御方法は以上のように
構成されているので、マスタ計算機からの更新情報が送
信されてきた際にスレーブ計算機のデータベース処理機
能を一時的に停止し、ローカルシステムでのデータ更新
を抑止する必要が生じる課題があった。また、データベ
ースログ(回復用ログ)に対するアクセス頻度が高くな
るため、前記データベースログに対するアクセス用のバ
ッファをメモリ上に用意しておく必要がある課題があっ
た。また、回復用ログのデータ形式(フォーマット)が
同一でないDBMS間で連携をとる場合には、別途、ゲ
ートウエイ装置(機能)を設け、ログデータの変換機能
(翻訳機能)を用意する必要がある課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、マスタ計算機からの更新情報
が送信されてきた際、スレーブ計算機のデータベース処
理機能を一時的に停止しローカルシステムでのデータ更
新を抑止する必要をなくし、またメモリ上への前記デー
タベースログに対するアクセス用のバッファの設定や、
ゲートウエイ装置(機能)などのログデータの変換機能
(翻訳機能)を不要にすることの可能な複数計算機間の
データベースレプリケーション制御方法を得ることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る複数計算
機間のデータベースレプリケーション制御方法は、マス
タ計算機でデータベースの変更が発生すると、データベ
ースの機能として有している回復用ログの他に回復用ロ
グデータの中から、レプリケーションに必要となるデー
タを抽出し、レプリカ用ログを作成し、該作成した前記
レプリカ用ログをスレーブ計算機に対しメッセージ連携
を用いて配信し、前記スレーブ計算機では、前記配信さ
れたレプリカ用ログをもとにデータベース操作言語に翻
訳し、当該スレーブ計算機のデータベースに対し更新処
理を施し、データベースレプリケーションの一貫性を保
証するとともに、スレーブ計算機のデータベースに対
し、 当該スレーブ計算機において生じた更新処理と同時
に、マスタ計算機から配信されたレプリカ用ログによる
更新処理が発生すると、レプリケーションの対象となっ
ているデータベース操作言語に翻訳された前記レプリカ
用ログ、および前記スレーブ計算機において生じた更新
処理の対象となっているデータベース操作言語に翻訳さ
れたデータをキューへ蓄積し、前記レプリカ用ログおよ
び前記データに付されたタイムスタンプから更新の順番
を判定し、該判定した順番で当該スレーブ計算機のデー
タベースに対し更新処理を順次行うようにしたものであ
る。
【0007】この発明に係る複数計算機間のデータベー
スレプリケーション制御方法は、キューへ蓄積するレプ
リカ用ログおよびデータの数または周期をあらかじめ設
定しておき、前記キューへ蓄積された前記レプリカ用ロ
グおよび前記データの数が前記設定した数または周期の
いずれかの値を超過した場合に更新処理が実行される
うにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1. 図1は、この実施の形態1による複数計算機間のデータ
ベースレプリケーション制御方法が適用される伝送媒体
で接続されたマスタ計算機とスレーブ計算機、およびデ
ータベースシステムの構成を示すブロック図である。こ
こでマスタ計算機とは、複数の計算機が同一ネットワー
ク上(LAN、回線)に接続され、各計算機が共通的に
使用するデータベースをレプリケーションしている構成
において、変更の発生した計算機であり、スレーブ計算
機とは前記マスタ計算機での更新結果を反映させたい計
算機である。
【0009】この実施の形態1の複数計算機間のデータ
ベースレプリケーション制御方法は、同一伝送媒体(L
AN、回線)上で接続された複数の計算機システムとこ
の上で稼動している複数のデータベースシステムの構成
において、マスタ計算機で稼動しているデータベースと
スレーブ計算機で稼動しているデータベースが、同一の
内容を保持する(レプリケーションを実現する)ことを
前提として、マスタ計算機のデータベースで変更が発生
した場合、同一の変更をスレーブ計算機のデータベース
にも反映させるものであり、このため、回復用ログの他
にレプリケーション用のログを作成し、この更新情報を
マスタ計算機の更新結果を反映させたいスレーブ計算機
にメッセージ連携を用いて配信する。前記スレーブ計算
機では、前記更新情報を、データベースに対して更新を
行うためのデータベース操作言語DML(Databa
se Manipulate Language)に変
換し、データベースシステムに反映させる。ここでメッ
セージ連携とは、複数計算機間のトランザクション処理
において更新レコードをキューを用いて配信するもので
ある。
【0010】図1において、1はネットワークなどの伝
送媒体、11はマスタ計算機、11aはマスタ計算機1
1のデータベース管理システム(以下、DBMSとい
う)、12はスレーブ計算機、12aはスレーブ計算機
12のDBMS、13はユーザ計算機、13aはユーザ
計算機13のユーザプログラム、21はマスタ計算機1
1上で可動するデータベース、22はスレーブ計算機1
2上で可動するデータベースである。
【0011】次に動作について説明する。この複数計算
機間のデータベースレプリケーション制御方法の概略
は、複数の計算機でデータレプリケーションを構築して
いるシステムにおいて、マスタ計算機11で発生した変
更データ(回復用ログ情報)を磁気ディスク等の外部媒
体に出力する際に、同時にマスタ計算機11のメモリか
ら読み込みレプリケーション用のログとして加工する。
この場合、前記マスタ計算機11のDBMS11aで管
理されているメモリ上のバッファプールから前記外部媒
体へ回復ログを書き出すタイミングを捉えて、更新情報
(レプリカ用ログ)をデータレプリケーションを構成す
るシステム内で共通化した形式で作成する。この更新情
報をデータレプリケーションを構築している他の計算機
に配信する手段としてはメッセージ連携機能を用いる。
この更新情報を受け取った前記他の計算機では、メッセ
ージキューから前記更新情報を取り出し、これをもとに
データベース変更言語に翻訳する。データベース変更言
語の実行は、自システム内でローカルに発生する更新処
理との整合性をとるために、一旦、翻訳したデータベー
ス変更言語および自システム内で発行するデータベース
変更言語をキューイングしておき、ある一定周期で他の
マスタ計算機から配信された更新情報と自システムで発
生した更新情報を日付、時刻などのタイムスタンプを活
用してソート処理行い、実施可能なデータベース変更
言語を選別し、さらにその実行順序を決定して逐次実行
することで実現する。
【0012】図2は、ユーザ計算機13とマスタ計算機
11内のデータベース処理動作を示すシーケンス図であ
る。ユーザプログラム13aからの更新要求が発行され
ると(ステップST1:UPDATE要求)、DBMS
11aでは、この情報を一旦、メモリ31上に蓄積し、
完了報告をユーザプログラム13aに返す(ステップS
T2:UPDATE完了報告)。さらに、ユーザプログ
ラム13aからコミット要求が発行されると(ステップ
ST3:回復同期点要求)、DBMS11a側ではコミ
ット準備完了報告を返し(ステップST4:回復同期点
準備完了報告)、ユーザプログラム13aではコミット
実施要求を発行する(ステップST5:回復同期点実施
要求)。これらのシーケンスは、通常、2相コミットと
呼ばれている方式であり、本実施の形態ではコミット実
施要求(ステップST5)後の処理において、メモリ3
1上に蓄積した情報を物理媒体上のデータベース21に
書き出すとともに回復用ログを磁気ディスク等の外部媒
体33に出力する。また、これと同時に回復用ログに書
き出す情報をもとにレプリケーション用の更新情報を作
成し、メッセージ連携用のキューエリア34に書き出
す。
【0013】図3は、より詳細にコミット実施要求(図
2に示すステップST5)後の処理動作を示す説明図で
ある。図3に示すマスタ計算機11では、変更が発生し
たデータを前記メモリ31とは異なるメモリ42上のバ
ッファプール43へ保持してあり、ステップST3のコ
ミット要求に基づいて物理媒体上のデータベース21へ
変更データを反映させるとともに(ステップST1
1)、外部媒体33の回復用ログにデータベースの情報
を書き出す(ステップST12)。このステップST1
2のタイミングをとらえて、前記回復用ログに書き出す
情報からレプリカログに必要となる情報を抽出し加工し
て更新情報作成処理47を行い(ステップST13)、
この結果得られる更新情報をマスタ計算機11のメッセ
ージ連携用のキューエリア34に書き出す(ステップS
T14)。
【0014】図4は、メッセージ連携用のキューエリア
34に書き出す前記更新情報を示すデータ構成図であ
る。この更新情報をマスタ計算機11からスレーブ計算
機12へメッセージ連携機能を用いて配信する。
【0015】図5は、スレーブ計算機12において更新
情報51を受け取ったときの動作を示す説明図である。
図5において、51はスレーブ計算機12において受け
取った更新情報、61は受け取った更新情報51からデ
ータベース変更用言語DMLへの変換処理、62は前記
変換処理61により変換されたデータベース変更用言語
DMLが蓄積されるキュー、62aは前記データベース
変更用言語DMLで具現化されている更新情報である。
【0016】スレーブ計算機12においては、図5に示
すように、受け取った更新情報51からデータベース変
更用言語DMLへの変換処理(DML変換)61を行
い、このデータベース変更用言語DMLで具現化された
更新情報62aをキュー62に蓄積する。
【0017】図6は、マスタ計算機11からスレーブ計
算機12へ更新情報が配布され、また同時にスレーブ計
算機12の自システム内でレプリケーションの対象とな
っているデータベースに対して変更処理が発生した場合
の処理方法を示す機能ブロック図である。図6において
図1と同一または相当の部分については同一の符号を付
し説明を省略する。図6において、46はメッセージ連
携用のキューエリア、74はDML変換プログラム、7
6はスレーブ計算機12側で発生したデータベース変更
用言語DMLなどの言語形態で具現化されている更新情
報、77は前記更新情報76が発生した更新時刻、78
は更新情報76と前記更新時刻77とを対にしたデー
タ、79はDML実施前キュー、80は一意に決めた周
期、または、DML実施前キュー79に一定以上の更新
情報が蓄積した場合は時刻をキーにして実行されるソー
ト処理、81はDML実行(データベースの更新)であ
る。
【0018】マスタ計算機11から配信される更新情報
72は、一旦、メッセージ連携用のキューエリア46に
蓄積された後、時間間隔やキューの蓄積件数などのメッ
セージ連携システムのパラメータ設定に従って取り出さ
れる。
【0019】取り出された更新情報72はDML変換プ
ログラム74によってデータベース変更用言語DMLに
変換されるとともに、更新処理が発生した時刻を1対の
データ78としてDML実施(データベース変更用言語
DMLを実行してデータベースを更新する)前キュー7
9に蓄積する。一方、スレーブ計算機12は、自システ
ムで発生したデータベース変更用言語DMLなどの言語
形態で具現化されている更新情報76を、更新が発生し
た時刻77と対のデータ78にしてDML実施前キュー
79に蓄積し、双方で更新情報をまとめる。
【0020】DML実施前キュー79に蓄積された情報
についてはデータ更新が発生した時間的な順序でデータ
ベースを更新する必要があるため、あらかじめ一意に決
めた周期、または、DML実施前キュー79に一定以上
の更新情報が蓄積した場合の前記更新情報の数をキーに
して、ソート処理80を行いDML実行(データベース
変更用言語DMLを実行してデータベースを更新する)
81となる。ソート処理80を行なってからのDML実
行81は、前記周期が経過した場合、およびDML実施
前キュー79の更新情報が上限値を超えた場合に起動す
る。
【0021】図7は、前記ソート処理80および前記D
ML実行81によるデータベース更新処理の概要を示す
フローチャートである。システムを起動後、前記周期の
経過後、または更新情報が一定数以上蓄積された場合
に、マスタ計算機11から受信した更新情報の内でタイ
ムスタンプが最新の情報を選択し(ステップST9
1)、この時刻より以前に更新処理が発行された更新情
報(データベース変更用言語DMLなどの言語形態で具
現化されている)を抜き出し(ステップST92)、こ
れに対し実行時間順にソート処理80を行なった後(ス
テップST93)、DML実行81を行う(ステップS
T94)。そして、DML実行後のステータスをマスタ
計算機11に返すとともに(ステップST95)、キュ
ー内の実行済みの更新情報を消し込む(ステップST9
6)。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、一意に決めた周期、または、DML実施前キュー7
9に一定以上の更新情報が蓄積した場合は更新情報の数
をキーにして、ソート処理80を行なった後、データベ
ース変更用言語DMLを実行し、データベース変更用言
語DMLをもとに具現化されている変更情報によりスレ
ーブ計算機12のデータベース22に対し更新処理を行
うことで、マスタ計算機11からの更新情報が転送され
てきた際にスレーブ計算機12のデータベース22を一
時的に停止し、ローカルシステムでのデータ更新を抑止
することなく、各計算機が共通的に使用するデータベー
スをレプリケーションすることができる複数計算機間の
データベースレプリケーション制御方法が得られる効果
がある。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、マス
タ計算機でデータベースの変更が発生すると、データベ
ースの機能として有している回復用ログの他に回復用ロ
グデータの中から、レプリケーションに必要となるデー
タを抽出し、レプリカ用ログを作成し、該作成した前記
レプリカ用ログをスレーブ計算機に対しメッセージ連携
を用いて配信し、前記スレーブ計算機で前記配信された
前記レプリカ用ログをもとにデータベース操作言語に翻
訳し、当該スレーブ計算機のデータベースに対し更新処
理を施し、データベースレプリケーションの一貫性を保
証するとともに、スレーブ計算機のデータベースに対
し、当該スレーブ計算機において生じた更新処理と同時
に、マスタ計算機から配信されたレプリカ用ログによる
更新処理が発生すると、レプリケーションの対象となっ
ているデータベース操作言語に翻訳された前記レプリカ
用ログ、および前記スレーブ計算機において生じた更新
処理の対象となっているデータベース操作言語に翻訳さ
れたデータをキューへ蓄積し、前記レプリカ用ログおよ
び前記データに付されたタイムスタンプから更新の順番
を判定し、該判定した順番で当該スレーブ計算機のデー
タベースに対し更新処理を順次行うように構成したの
で、従来のように回復用ログに対し高い頻度でアクセス
することがなく、アクセス用のバッファをメモリ上に用
意する必要もなくなる効果がある。また、マスタ計算機
からの更新情報が送信されてきた際、スレーブ計算機の
データベース処理機能を一時的に停止しローカルシステ
ムでのデータ更新を抑止する必要がなくなる効果があ
る。
【0024】この発明によれば、キューへ蓄積するレプ
リカ用ログおよびデータの数または周期をあらかじめ設
定しておき、前記キューへ蓄積された前記レプリカ用ロ
グおよび前記データの数が前記設定した数または周期の
いずれかの値を超過した場合に更新処理が実行されるよ
うに構成したので、マスタ計算機からの更新情報が送信
されてきた際に、スレーブ計算機のデータベース処理機
能を一時的に停止してローカルシステムでのデータ更新
を抑止する必要がなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による複数計算機間
のデータベースレプリケーション制御方法が適用される
伝送媒体で接続されたマスタ計算機とスレーブ計算機、
およびデータベースシステムの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 この発明の実施の形態1によるユーザ計算機
とマスタ計算機内のデータベース処理動作を示すシーケ
ンス図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるマスタ計算機
におけるコミット実施要求後の処理動作を示す説明図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態1によるマスタ計算機
におけるメッセージ連携用のキューエリアに書き出す更
新情報を示すデータ構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態1によるスレーブ計算
機において更新情報を受け取ったときの動作を示す説明
図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるマスタ計算機
とスレーブ計算機で同時に変更が発生した場合の処理方
法を示す機能ブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態1によるソート処理お
よびDML実行によるデータベース更新処理の概要を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 伝送媒体(ネットワーク)、11 マスタ計算機、
12 スレーブ計算機、21,22 データベース、6
2 キュー。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−86426(JP,A) 特開 平1−196638(JP,A) 特開 平3−122729(JP,A) 特開 平4−294433(JP,A) 特開 平5−233409(JP,A) 特開 平7−13836(JP,A) 特開 平8−77053(JP,A) 特開 平8−235042(JP,A) 特開 平9−54718(JP,A) 特開 平9−54720(JP,A) 特開 平9−120370(JP,A) 特開 平10−49418(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一ネットワーク上に接続された複数の
    計算機のデータベースを連携して運用する複数計算機間
    のデータベースレプリケーション制御方法において、 マスタ計算機でデータベースの変更が発生すると、デー
    タベースの機能として有している回復用ログの他に回復
    用ログデータの中から、レプリケーションに必要となる
    データを抽出し、レプリカ用ログを作成する第1のステ
    ップと、 該第1のステップで作成した前記レプリカ用ログをスレ
    ーブ計算機に対しメッセージ連携を用いて配信する第2
    のステップと、 前記スレーブ計算機では、前記第2のステップで配信さ
    れた前記レプリカ用ログをもとにデータベース操作言語
    に翻訳し、当該スレーブ計算機のデータベースに対し更
    新処理を施し、データベースレプリケーションの一貫性
    を保証するとともに、スレーブ計算機のデータベースに
    対し、当該スレーブ計算機において生じた更新処理と同
    時に、マスタ計算機から配信されたレプリカ用ログによ
    る更新処理が発生すると、レプリケーションの対象とな
    っているデータベース操作言語に翻訳された前記レプリ
    カ用ログ、および前記スレーブ計算機において生じた更
    新処理の対象となっているデータベース操作言語に翻訳
    されたデータをキューへ蓄積し、前記レプリカ用ログお
    よび前記データに付されたタイムスタンプから更新の順
    番を判定し、該判定した順番で当該スレーブ計算機のデ
    ータベースに対し更新処理を順次行う第3のステップと
    を備えていることを特徴とする複数計算機間のデータベ
    ースレプリケーション制御方法。
  2. 【請求項2】 更新処理は、 キューへ蓄積するレプリカ用ログおよびデータの数また
    は周期をあらかじめ設定しておき、前記キューへ蓄積さ
    れた前記レプリカ用ログおよび前記データの数が前記設
    定した数または周期のいずれかの値を超過した場合に実
    行されることを特徴とする請求項1記載の複数計算機間
    のデータベースレプリケーション制御方法。
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