JP2940871B2 - 記憶ディスク体の非破壊磁気測定方法およびシステム - Google Patents

記憶ディスク体の非破壊磁気測定方法およびシステム

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JP2940871B2 JP63164827A JP16482788A JP2940871B2 JP 2940871 B2 JP2940871 B2 JP 2940871B2 JP 63164827 A JP63164827 A JP 63164827A JP 16482788 A JP16482788 A JP 16482788A JP 2940871 B2 JP2940871 B2 JP 2940871B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ディスクドライブに使用する磁気媒体の非
破壊試験の分野に関し、更に詳しくは、記録体の円周ま
たは半径またはその両方の関数としての保磁力及び残留
磁気−厚さの積の測定に関する。データは、磁気記録体
を製造する場合にプロセスパラメータを調整するために
使用することができる。
(従来技術) 磁気記録体の記録性能は、第1次的には磁気特性、特
に保磁力、残留磁気、及び記録体の厚さによって決めら
れる。これらの磁気特性は、記録ディスク体の信号振
幅、周波数応答、解像度、及びオーバーライト特性を決
定する。
近年、これらの特性を測定するための2つの一般的な
方法があり、それらは振動サンプル磁力計及びヒステリ
ステスターである。前者は、加えられた磁界の関数とし
て磁化を測定し、一方、後者は、磁界の関数として磁束
密度を測定する。この装置を使用して基本的な磁気特
性、すなわち、保磁力、残留磁気、すなわち残留磁気−
厚さの積、並びに飽和磁化を得るには、測定目的のため
に、記録体から限られたエレメントを切断、すなわち、
限定することが必要である。従って、いずれの技術も破
壊的である。更に、両方の技術、すなわち、測定方法
は、記録体の表面の単一または複数の特定の場所の値で
はなくて、サンプル、すなわち、評価のために記録体か
ら分離された限られたエレメントの保磁力または残留磁
気またはその両方の平均値を決定するものである。更
に、このような方法は、不適当な磁気量のために進歩し
たディジタル記録システムに一般的に利用されている薄
膜媒体に対して実用的ではない。
一般的なヒステリスループ、すなわち、B−Hループ
が、第1図に示され、これは、サンプルの評価に必要な
一般的なヒステリス特性を説明している。一般的なディ
ジタル記録媒体は、非磁性有機結合剤中に拡散された磁
気酸化物(ガンマ鉄酸化物)によって構成される。
薄膜媒体は、固有の高い残留磁気と保磁力の値の結
果、微粒子の酸化物媒体に対して優れた記録性能を示す
ことが知られている。しかし、酸化物及び薄膜媒体の磁
気特性は、大部分微粒子の拡散の品質、酸化物微粒子の
配向の程度、及び微粒子のサイズによって決められる。
薄膜媒体の磁気特性は、付着処理のパラメータによって
決められ、例えば、スパッタフィルムの場合、処理温度
及び基板のタイプ、並びにスパッタ圧力が特に重要であ
る。その結果、記録体の磁気特性は、現場で、または事
実に基づいて決定される。現在、生産は、記録の仕様と
一致させるために進捗状況を監視するか、プロセスパラ
メータを調整するか、または、その両方のためには、記
録性能に頼らなければならない。
従って、磁気特性、特に、保磁力及び残留磁気−厚さ
の積を、非破壊的な方法で、迅速に決定する方法に対す
る必要性がある。
本発明の目的は、保磁力並びに残留磁気−厚さの積を
非破壊的な方法で測定するための方法と装置を提供する
ことである。
本発明の関連する目的は、ディスク表面の全ての場所
において前記パラメータの値を最少の程度の平均または
最少の空間的解像度で決定する方法と装置を提供するこ
とである。これは、記録性能の決定と生産工程の制御に
必要なディスクの表面上の保磁力及び残留磁気−厚さの
積の正確な測定を提供する。
(発明の概要) 本発明の目的は、ディスク部材の全ての記録されたト
ラック、すなわち、シリンダーの周囲の保磁力または保
磁力の変化またはその両方を測定し、またはディスク部
材の全ての半径上の場所の保磁力を測定する方法と装置
を提供することである。
別の目的は、すべての記録されたトラック、すなわ
ち、シリンダー及び全ての半径方向の場所における残留
磁気−厚さの積の測定を可能にすることである。その結
果、本発明は、ディスク部材の記録性能を決定する基本
的な磁気特性の決定を可能にする。更に、異なった半径
方向の場所における保磁力または残留磁気−厚さの積ま
たはその両方の繰返し測定は、ディスク記録部材におけ
る基本的な磁気の変化の表面地図を得る手段を提供す
る。
本発明のこれら及びその他の目的は、保磁力を決定す
るためにディスク上に低周波数または長波長の記録パタ
ーンを書き、DC消去電流の関数としての信号振幅を測定
することによって達成される。それに続く分離された半
パルス幅の計算によって、ディスク媒体の残留磁気−厚
さの積の決定が可能となる。保磁力と残留磁気−厚さの
積は、このようにしてトラックの円周及びトラックの半
径の関数として決定することができ、これによって、デ
ィスク部材の保磁力または残留磁気−厚さの積またはそ
の両方の変化を取得すなわち決定する。このデータは、
ばらつきのない製品の生産を得るために生産工程のパラ
メータを調整するのに使用することができる。
保磁力または分離されたパルス幅またはその両方を測
定するための別の方法は、長い波長、すなわち、低周波
数の書き込みパターン、例えば、500KHzにおける分離さ
れたパルスの面積を測定することである。保磁力は、そ
こでパルスの面積を50%減少させるDC消去電流の大きさ
によって決定され得て、残留磁気−厚さの積は、分離さ
れた半パルス幅から決定される。
本発明の特徴及び利点は、添付図面を参照してなされ
る以下の詳細な説明から一層良く理解されよう。
(好適な実施例の説明) 本発明の基礎をなす理論は、第2図を参照してなされ
る以下の説明から理解されよう。そこに示されているよ
うに、磁気記録媒体の保磁力と残留磁気を試験するため
には、標準化されたテストヘッド4が使用される。記録
ヘッド4におけるエアギャップ2は、磁気記録媒体6と
近接している。ヘッドが起磁力(NI)によって駆動され
る場合、ギャップ2の近傍における洩れ磁束が磁化可能
物質の薄層を飽和させる。従って、媒体がヘッドの磁界
から離れる場合、それはヘッドの磁界の大きさ、媒体の
磁気特性、及び自己減磁によって決定される残留磁気を
保持する。
ギャップの近傍におけるヘッドの磁界は、次の式によ
って表すことができる。
H=Hg(g/1a) (1) ここで、Hgは、ギャップにおける均質な磁界、gは、
ギャップの長さ、1aは、空気中における磁束通路の長さ
である。1aは、半円であるから、1′a=πrで代入す
ることができ、ここで、r=(x2+y21/2、x、y
は、第2図に示すように、スカラー量の距離である。従
って、 しかし、この式は、x=y→0の場合、H→無限大であ
るから、ギャップのすぐ近くでは成立しない。理想化さ
れたヘッドの形状は簡単であるが、この等式の正確な分
析的解法を閉じた形で得ることはできない。距離の関数
としてのヘッドの磁界の分析的近似値は、Karlquist(I
rans.Royal Institute of Technology,Stockholm,Swede
n,No.86,1954)によって説明されており、一般的に次の
ように表される。
ここで、gは、ギャップの長さ、xは、ヘッド面に平
行なギャップの中心からの距離、yは、ヘッド面から垂
直な距離(yは、ヘッドの媒体のスペースに媒体の厚さ
の1/2を加えたものに等しい。このようなyを、有効保
磁力が測定されるヘッドの下の距離という)。その結
果、第2図に示されるように、x、y座標の関数として
の書き込み磁界は、均質ギャップ磁界(Hg)が既知であ
れば決められる。ギャップ内の均質磁界は、次のように
表すことができる。
もし、読出し/書込みヘッドがフェライトであれば、
深いギャップ記録磁界(Hg)がフェライトの飽和磁束密
度(Bs/2)の1/2を超える場合、ギャップのコーナーが
飽和し始めることは十分に成立するように考えられる。
(F.Jeffers他、IEEE Trans.「磁気について」、巻Mag.
16、No.6、1146頁、1982)。これは、ヘッドの透磁率を
約1000から50に減少させ、これはヘッド効率がコアの透
磁率、すなわち、aw=Ry/(Rg+Rc)に関係しているた
めにヘッド効率awを減少する。Rc、すなわち、コアのリ
ラクタンスは、次の式によって決められる。
Rc=1/uΣ(1c/Ac) ここで、Acは、コアの断面、1cは、Acに対応するその
結果としてコアの長さである。その結果、短波長におけ
る記録性能は、透磁率の減少並びにヘッド磁界の勾配の
減少によって大きく影響される。所与のR/Wヘッドに対
する飽和電流は、Hg、ギャップ長さ、効率及び巻回数の
値を代入することによって(4)式から決定される。そ
の結果、45マイクロインチのギャップ、19巻回数、およ
び1の効率のMnZnのフェライトのヘッド(ウインチェス
タータイプ)の場合、最小飽和電流は、次の式によって
決定される。
(3)式におけるHg、すなわち、ギャップ内の均質磁
界を代入すると、ギャップ(x、y)からの距離の関数
としての記録磁界は、次のように表される。
従って、保磁力(Hc=Hx0,y)を決める式は、次の式
によって与えられることを強調しておく。
しかし、awの正確な値は、それが周波数やコアのリラ
クタンスを含むヘッドの幾何学的形状に依存しているの
で、既知でない。従って、既知の保磁力の値を有する媒
体を利用してawの値を決定することが必要である。
その結果、未知の媒体の保磁力は、awが標準ディスク
の校正によって得られるから、(6)式から決定するこ
とができる。薄膜媒体に対する残留磁気−厚さの積の決
定は、直接または次に示すように分離された遷移パルス
の下の面積を積分することによって決められ得る分離さ
れたパルスの幅の測定を必要とするだけである。
ここで、T50=分離された遷移(時間)の半パルス幅 Ep=分離されたパルス(ボルト)の最大振幅 t=時間(秒) その結果、 Ap=πEpT50 (8) T50=Pw50/速度 (9) Pw50=速度Ap/Epπ (10) 残留磁気−厚さの積の決定は、そこで次の式を基礎にし
て既知の分離された半パルス幅から計算される。
Pw50=〔g2+4(a+d)1/2 (11) a=〔462Mr T d/Hc〕1/2 (12) ここで、d=媒体とヘッド、すなわち、フライング高
さの間の分離距離 g=R/Wヘッドのギャップの長さ a=遷移パラメータ 従って、(11)式に代入して残留磁気−厚さの積を解
くと、保磁力(Hc)、分離された半パルス幅(Pw50)、
R/Wヘッドのギャップの長さ(g)、及び分離長さ、す
なわち、フライング高さ(d)の関数としてのMrTに対
する式は、すなわち、次の通りとなる。
保磁力または残留磁気−厚さの積またはその両方を測
定するために利用される装置すなわちテストスタンド
が、第3図及び第4図に示されている。装置は、評価さ
れる部材6、ギャップ2において記録を行うヘッド4を
有するR/Wヘッド及びアームアッセンブリ8、半径の関
数として測定を行うためにギャップ2を位置決めするた
めのR/Wヘッド位置決めキャリッジ10、及びR/W増幅器1
2、例えば、SSI117チップによって構成される。R/W増幅
器12の出力dφ/dtは、A/D変換器14を介して直接マイク
ロプロセッサ16に接続される。同じ出力は、ピーク、す
なわち、包絡線検出器18を介して第2A/D変換器20に接続
される。ギャップ2の位置を受信中のデータと関連づけ
るために、R/W制御回路22及びプログラマブル遅延発生
器24がいずれも共通のINDX信号を受信する。R/W制御回
路22は、増幅器12を制御して情報を読取りこれを媒体6
に記録する。プログラマブル遅延発生器24は、同じINDX
信号に応答してディスク上の選択された点からのリード
バックされたデータを読み取らせ記憶させる。
ディスク部材の保磁力を測定するために、次のテスト
シーケンスが、マイクロプロセッサ16によって開始され
制御される。必要なプログラムは、一般的な技術水準の
ものであり、ここでは詳述しない。実施されるステップ
の概要は、第13図に示されている。
(1)分離された遷移(低周波数、すなわち、長波長
の)のシーケンスが、ヘッド8及び制御回路22を使用し
て、外側のトラックから内側のトラックのディスクの円
周に最適書込み電流で記録される(ステップ50)。
これによってディスク6のトラックは、磁化状態にな
り、ここには、正と負の方向(遷移)に面した同数の磁
気領域がある。遷移には、十分な間隔が設けられ、その
結果、それらは低周波数の書き込みによってお互いに干
渉することはない。遷移がヘッドを通って移動するに従
って、信号(dφ/dt)が磁気遷移によってヘッド8に
誘起される。この信号の振幅は、変換器14によってディ
ジタル化され、マイクロプロセッサ16によって一つの値
(Ep)として記憶される(ステップ52)。ここで、用語
「遷移」または「磁気遷移」は、磁化方向の変化を意味
している。従って、ディスクの回転中にヘッドに対して
それらの遷移が通過するとき、そのヘッドには、時間に
関する位相変化信号(dφ/dt)が誘起される。また、
用語「分離された」は、低周波数の書込み信号の結果と
してそれらの遷移が互いに意図的に分離していることを
意味している。
(2)DC消去磁界が、記録ヘッド8を通して少量の電流
を供給することによって加えられる(この磁界の大きさ
は、(6)式によって決められる)(ステップ54)。
(3)リードバックされた信号の振幅は、再び測定さ
れ、記憶される(ステップ56)。
(4)増幅器12及びヘッド8を介して加えられたDC消去
磁界は、少量インクリメントされ(ステップ58)、ステ
ップ2および3が繰り返される。ここで、インクリメン
トされたとは、測定の所望の解像度に対して決定され
る。すなわち、測定可能な範囲で少量ずつ増大されるこ
とを意味している。例えば、Xの電流範囲に亘って電流
変化の効果を測定したい場合に、その範囲を10個のイン
クリメント(増分量)に分けて、各測定に対する少量の
変化量をX/10とするようなことである。これに代わる方
法は、増幅器12及びヘッド8を介して加えられたDC消去
磁界が、最適書込み電流(ステップ1)でリライトされ
た後でのみインクリメントされるものである。ステップ
2、3、および4は、信号が基本的にゼロ信号水準に減
少され、信号振幅が書込み磁界消去マグニチュードまた
は書込み消去電流またはその両方の関数としてプロット
されるまで繰り返される。
(5)ディスクの保磁力は、50%損失の信号値における
DC消去磁界の大きさ、すなわち、−6dBの信号レベル対D
C消去電流値(DC磁界)として定義される(ステップ6
0)。これは、アナログ値、すなわち、振動サンプル磁
力計で測定されヒステリシスループ(M−Hループ)に
よって得られた保磁力、すなわち磁化を半分逆転するの
に必要な磁界に相当する(第1図参照)。M−Hループ
において、保磁力は、サンプルを飽和状態から磁化ゼロ
の状態にするのに必要な磁界と定義されている。しか
し、磁化ゼロの状態において、物質は多数の強磁性磁区
によって構成され、その中には同数の正と負の方向があ
り、これによって自分自身をキャンセルして合計ゼロの
モーメントを生み出している。説明した記録状態では、
遷移のみが信号に貢献しており、従って、状況は若干異
なる。磁化が加えられたDC磁界(消去磁界)の方向と一
致する領域は、それらが最初からその方向で飽和してい
るために、安定している。DC消去磁界は、磁化方向が加
えられたDC消去磁界と逆である領域にのみ影響を及ぼ
す。従って、信号において50%の削減を達成するために
必要とされる磁界(許容された磁区の50%の切り替え)
は、保磁力に相当する。
(6)実施上、ステップ2−4で使用されている磁界の
インクリメントは、一般的に50Oeである。磁界解像度の
この制約を解消するために、プログラムは、当業者によ
く知られている公知の数学的手順に従って50%の信号損
失点を一括するデータポイントの間の補間を行う。これ
は、650Oeのディスク部材に1.0Oeの解像度と3.0Oeの精
度を与えるのに十分である。記録されたトラックに沿っ
た保磁力の変化(方位角の変化)に関する情報を得るた
めに、ある固定された指標に対するトラックに沿う異な
った角度位置における測定列を得るために、プログラマ
ブル遅延発生器が、振幅検出器と組合わされて使用され
る。所与の測定列に対して、保磁力の値を見い出だす原
理は同じである。更に、異なった半径位置における測定
を繰り返すことが可能であり(ステップ60)、これによ
って、ディスク表面上の保磁力の変化の表面地図を得る
ことができる。
校 正 例 厚さが4.0マイクロインチ(X線蛍光分析によって決
められた)、校正された振動サンプル磁力計によって決
められた620Oeの既知の保磁力を有するディスク部材
が、標準ディスクとして使用された。標準読出し/書込
みヘッドは、MnZnフェライトヘッドによって構成され、
これは、ギャップ長さが40マイクロインチ、トラック幅
が0.72ミル、フライング高さが1.8インチのディスク半
径(5−1/4″のディスク)で19.4マイクロインチ、二
本巻きで19巻回数であった。信号の振幅が、そこで第5
図に示されるように、DC消去電流またはヘッド磁界また
はその両方の関数としてプロットされた。保磁力に相当
する−6dBの信号レベルにおけるDC消去電流値が、そこ
でこの場合6.3ミリアンペアと決められた。従って、
(6)式におけるawの値は、次のように計算される。
留意するべきことは、消去中のR/Wヘッドの効率a
wは、40マイクロインチのギャップのR/Wヘッドを使用す
る場合、DC消去電流の大きさの関数であることである。
これは、既知の増加する保磁力の値、すなわち、550Oe
から967Oe(振動サンプル磁力計)を有する標準ディス
クを利用することによって決定された。結果は、第6図
に示されている。その結果、DC消去電流値ゼロにおける
保磁力対DC消去電流をプロットする場合、保磁力の値
は、第7図に示されたままである。これは、より大きい
DC消去電流における書込み電流または部分ギャップの飽
和またはその両方の関数としてのヘッドコアの透磁性に
おける非直線変化によると考えられる。この影響は、ギ
ャップの大きなR/Wヘッドを利用することによって排除
または最小にされ得る。従って、40マイクロインチのよ
うなギャップの小さなヘッドを使用する場合に保磁力の
正確な値を決定するためには、DC消去電流(−6dBの信
号)を決め、その特定のDC消去電流値に対する効率aw
評価することが望ましい。その特定のDC消去電流に対す
る保磁力は、そこで第8図から決定され得て、そこにお
いて保磁力対書込み電流時間効率がプロットされ、これ
は直線で、DC消去電流ゼロで保磁力ゲロを通る。しか
し、一般的に40マイクロインチのR/Wヘッドに対して
は、次の例において0.877の効率が利用された。
1)保磁力の評価 円周(外側のトラックの半径の周りで30度の間隔)の
関数としての未知のディスク媒体の保磁力が、0.877のa
wの値を有する(6)式を使用して−6dBの信号レベルの
電流値から決定された。R/Wヘッドのギャップの長さ
は、40マイクロインチ(N−2本巻き19巻回数)であっ
た。
トラックの周りの平均保磁力は、625.5Oeであった。
最大保磁力は、651Oeであり、一方、最低保磁力は、605
Oeであった。保磁力の範囲は、460Oeであり、標準偏差
は、180Oeであった。角度の関数としての保磁力は、第
9図に示されている。
2)残留磁気−厚さの積の評価 信号の振幅の分離された半パルス幅、Pw50(周波数=
500KHz)が、そこで円周(外側のトラックの半径の周り
で90度の間隔)の関数として決定され、残留磁気−厚さ
の積、Mrは、上に示す角度の関数としての保磁力と共同
して(13)式を利用して測定された(ステップ64)。結
果は、次に示す通りである。
その結果、媒体の平均残留磁気−厚さの積は、2049.7
emu/ccマイクロインチ、すなわち、2.57マイクロインチ
Tesla(2049.7×4×10-6)であった。角度の関数とし
ての残留磁気−厚さの積のグラフ、すなわち、ディスプ
レイは、第10図に示されている。
3)保磁力の評価 外側トラックの半径(r=2.32″)と内側トラックの
半径(r=1.32″)上の円周(30度の間隔)の関数とし
ての未知のディスク媒体の保磁力が、23マイクロインチ
で外側トラック半径をフライングし、16マイクロインチ
で内側トラック半径をフライングし、ギャップが40マイ
クロインチのR/Wヘッドを利用して決定された。巻回数
は、2本巻きで19であった。保磁力は、例1に示される
ように、すなわち、0.877のaw値を利用し、(6)式に
基づいて決定された。結果は、次の表に示されている
が、ここで、IDCは、ミリアンペアのDC消去電流であり
(−6dB信号レベルにおける)、Hcは、対応する保磁力
の値である。
その結果、内側トラック半径における平均保磁力は、
677Oe、最大保磁力は、691Oeであり、最小保磁力は、65
6Oe(350Oeの範囲)であった。これらの結果は、第11図
に示されている。
計算された値は、特に磁気ディスクの生産工程を変更
する場合に有用である。現在、既知のテストシステムに
よって与えられるような破壊試験を行わない場合、生産
は、記録の仕様と一致させるために進捗状況を監視する
か、信号プロセスのパラメータを調整するか、またはそ
の両方のためには、記録性能に頼らなければならない。
一般的に、もし記録性能が使用されれば、高周波数にお
ける信号の振幅が、生産工程のパラメータを調整するた
めに利用される。しかし、高周波数における信号の振幅
は、残留磁気(Mr)、保磁力(Hc)、及び磁気媒体
(T)の厚さの複雑な関数である。従って、Mr(研
磨)、Hc(Crの厚さ)、温度等、またはT(タイムパワ
ー)のいずれを調整するかが問題となる。厚さは、X線
蛍光によって便利に監視することができる。しかし、Mr
またはHcを調整するかどうかを決めるためには、Mrと独
立してHcを規定するために、別の情報が必要とされる。
決められる必要があり、ディスクの開発工程の監視で
役立つ2つの別の記録パラメータは、分離された信号の
半パルス幅(Pw50)と最適書込み電流(Iw)である。
これらの値の計算は、上に示されている。最適書込み
電流(最大2fの信号振幅に対して最小書込み電流におい
て予め決められている)は、Mrから独立し、所与の読出
し/書込みヘッド及びスペースに対してHcに直接、Tに
間接に依存している。その結果、Iwの変化は、既知の厚
さに対してHcの変化に対応している。もし、Iwの値が一
定で、しかし、Pw50が変化すれば、Mrのみを変更する必
要がある。従って、信号の振幅、Pw50、Tw、及び厚さを
監視し比較することによって、MrまたはHcのいずれが調
整を必要としているかを決めることができる。
磁気特性の評価と見積もりを行いスパッタされたディ
スクの生産を最適化するための必要な調整を行う手順
は、第12図に示されている。監視工程は、先ず、このケ
ースでは、Co−Crの磁気媒体の厚さを測定する(ステッ
プ70)。ステップ72の仕様から変化している範囲に対し
て、厚さ(一般的には付着時間)を調整することができ
る(ステップ74)。もし、厚さの仕様が満足されていれ
ば、−6dBの信号振幅が、特定のDC消去電流IDCで決めら
れ(ステップ76)、これが保磁力の決定を可能にする。
もし、Hcが、Hcの仕様未満またはこれを超えていれば、
プロセスパラメータを調整する(ステップ80、82)。も
し、保磁力が仕様を満足すれば(ステップ78)、分離さ
れた半パルス幅が測定される(ステップ84)。分離され
た半パルス幅(Pw50)から、残留磁気−厚さの積(Mr
T)が決定され得て、また、厚さが既知であるから、Mr
が決められ得る。もし、MrTの積またはMrが、仕様を超
えているか未満であれば(ステップ86)、残留磁気、す
なわち、Mrが変化し、ディスク表面の研磨/組織は、再
評価されなければならない(ステップ88)。もし、MrT
の積またはMrが、仕様を満足していれば、スパッタシス
テム、すなわち、ディスク工程は、満足できるものであ
り、ディスクはそこで保証される(ステップ90)。
工程におけるこれらの調整によって、磁気記録媒体の
破壊試験を行わない一貫した生産が達成される。大量の
磁気ディスクの一貫した試験も同様に達成される。
本発明は、特定の実施例を参照して詳細に説明された
が、当業者にとって、種々の変更と変形が本発明の精神
と範囲から逸脱することなく行われ得ることは明らかで
ある。特に、より大きなギャップ長さのR/Wヘッドが、
記録部材の保磁力の分布、または残留磁気−厚さの積、
またはその両方を測定するために使用され得る。理解す
べきことは、本特許請求の範囲の請求項は、ここに説明
された発明の全ての包括的及び特定の特徴、及びそれら
の中間にあるといわれる可能性のある発明の範囲の全て
を包含することを意図しているものであるということで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、飽和磁化(Ms)、残留磁気(Mr)及び保磁力
(Hc)を示す磁気材料の代表的なヒステリシスループを
示す図である。 第2図は、代表的なヘッド−媒体のインターフェースの
形状を示す図である。 第3図は、本発明の装置の要素を示す図である。 第4図は、本発明の電子部品の幾つかを示すブロック図
である。 第5図は、本発明の装置の校正曲線を示す図である。 第6図は、−6dBの信号値におけるDC消去電流の関数と
してのR/Wヘッドの消去効率を示す図である。 第7図は、−6dBの電流レベルにおけるDC消去電流の関
数としての保磁力を示す図である。 第8図は、−6dBの信号レベルにおけるDC消去電流値に
よって乗じられたR/Wヘッドの効率(aw)の関数として
の保磁力を示す図である。 第9図は、角度の関数としての保磁力を示す図である。 第10図は、残留磁気−厚さの積対角度を示す図である。 第11図は、角度の関数としての保磁力を示す図である。 第12図は、本発明によって制御される製造工程のステッ
プのフローチャートを示す図である。 第13図は、本発明の方法に関与する場合に使用される測
定と計算の手順のフローチャートを示す図である。 2……ギャップ 6……評価部材(ディスク部材) 8……R/Wヘッド 10……ステップモータヘッドキャリッジ 12……R/W増幅器 13……低ノイズ広帯域増幅器 14……第1A/D変換器 18……包絡線検出器 20……第2A/D変換器 24……プログラマブル遅延発生器
フロントページの続き (72)発明者 ジェイソン ローソン プリセスキ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94025 メンロ パーク グリーンウッ ド ドライヴ 1039 (56)参考文献 特開 昭48−32505(JP,A) 特開 昭48−32516(JP,A) 特開 昭61−110072(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/84 G11B 5/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気媒体部材の磁気特性を媒体の種々の既
    知の座標位置で決定する方法において、 前記既知の座標位置に一連の分離された磁気遷移を記録
    するために、記録ヘッドのギャップを介して書き込み電
    流を加えるステップと、 の関係によって決定される前記ヘッドを通る電流量を供
    給することによって、DC消去磁界を加えるステップであ
    って、ここにおいて、yは、ヘッドと媒体との間のスペ
    ース、gは、ギャップ幅、Iは、ヘッドに加えられた電
    流、Nは、ヘッドの巻回数、awは、 によって決められるヘッドの形状に基づく校正定数であ
    るようなステップと、 結果として発生するリードバックされた信号を測定する
    ステップと、 加えられる磁界を測定可能な少量ずつ増加するステップ
    と、 前記信号のリードバックと加えられた磁界の関係をプロ
    ットするステップと、を備えており、これによって、信
    号値における50%の損失を表す点が、前記媒体の保磁力
    を規定するものとして選択されることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】磁気媒体部材の磁気特性を媒体の種々の既
    知の座標位置で決定するシステムにおいて、 前記既知の座標位置に一連の分離された磁気遷移を記録
    するために、記録ヘッドのギャップを介して書き込み電
    流を加える手段と、 の関係によって決定される前記ヘッドを通る電流量を供
    給することによって、DC消去磁界を加える手段であっ
    て、ここにおいて、yは、ヘッドと媒体との間のスペー
    ス、gは、ギャップ幅、Iは、ヘッドに加えられた電
    流、Nは、ヘッドの巻回数、awは、 によって決められるヘッドの形状に基づく校正定数であ
    るような手段と、 結果として発生するリードバックされた信号を測定する
    手段と、 加えられる磁界を測定可能な少量ずつ増加する手段と、 前記信号のリードバックと加えられた磁界の関係をプロ
    ットする手段と、を備えており、これによって、信号値
    における50%の損失を表す点が、前記媒体の保磁力を規
    定するものとして選択されることを特徴とするシステ
    ム。
  3. 【請求項3】前記プロット手段に応答して、前記リード
    バックされた信号の−6dBの値におけるDC消去電流を選
    択する手段と、前記リードバックされた信号に基づいて
    保磁力を計算する手段とを備える請求項2記載のシステ
    ム。
  4. 【請求項4】前記プロット手段に応答して、半パルス幅
    の値を選択する手段と、前記半パルス幅の値を処理して
    残留磁気−厚さの積を計算するための手段とを備える請
    求項2記載のシステム。
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EP0297922B1 (en) 1994-01-26
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