JP2933025B2 - 復号化装置 - Google Patents

復号化装置

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JP2933025B2
JP2933025B2 JP24486696A JP24486696A JP2933025B2 JP 2933025 B2 JP2933025 B2 JP 2933025B2 JP 24486696 A JP24486696 A JP 24486696A JP 24486696 A JP24486696 A JP 24486696A JP 2933025 B2 JP2933025 B2 JP 2933025B2
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渉 吉川
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は限定受信方式による
復号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より特定の受信者のみに正常に復号
を行い、その他の受信者には復号できないようにした限
定受信方式が行われている。このような限定受信方式に
おいて、受信機毎に固有の受信キーを持ち、送信側では
特定の受信キーを持った受信機のみ復号できるように意
図した復号キーをデータに多重化して送信し、受信機で
は受信キーと復号キーとが一致したときのみ正常な復号
動作を行う方法が知られている。これをテレビ放送等の
放送用途に適用すると、有料で番組視聴契約を締結した
視聴者が前述の特定の受信キーを持った受信機を所有す
る視聴者に相当する。すなわち非契約者は番組を視聴す
ることができないことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の限定受
信方式においては、受信キーと復号キーとが一致しない
場合、復号化は行われず番組の内容は全く知ることがで
きない。しかしながら、非契約者であっても、ある程度
番組が認識できるほうが受信契約意欲促進には望まし
い。
【0004】そこで本発明は、受信キーと復号キーとが
一致しない場合であっても受信内容の概略を知ることの
できる復号化装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記目
的を達成するために、復号キーを含み符号化された受信
データを復号化する復号化手段と、前記受信データから
前記復号キーを検出するキー検出手段と、前記検出され
た復号キーと所定の固有キーとの一致および不一致を検
出する一致検出手段と、前記一致検出手段が前記一致を
検出したとき前記復号化手段の出力を逆量子化し、前記
不一致を検出したとき前記復号化手段の出力のうち特定
のデータのみを逆量子化する逆量子化手段とを設けてい
る。
【0006】また、前記逆量子化手段が、前記特定のデ
ータに所定の値を乗算して出力するようにしてもよく、
あるいは前記特定のデータを所定の値に変換して出力す
るようにしてもよい。また、逆量子化手段の出力を逆直
交変換する逆直交変換手段を設けてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明を限定
受信方式によるテレビ放送の受信機に適用した場合の復
号装置を示すブロック図である。ここで受信データはI
SO/IEC13818に規定されるデジタルビット列
等を想定しているが、直交変換と量子化を符号化アルゴ
リズムの要素としているデータであればこれに限定しな
い。
【0008】図1において、送信側で符号化された画像
データとしての受信データは復号化回路1により復号化
され、復号化データを出力する。また受信データはその
デジタルビット列からキー検出回路2により復号キーを
検出する。ここで復号キーとはテレビ放送局等の送信側
が特定の受信機のみ正常な復号を行わせる限定受信の目
的のために、送信データ中に重畳あるいは多重化するデ
ータを指す。尚、本発明では復号キーの重畳あるいは多
重化および検出の方法については、公知の技術を用いて
よいので特に言及しない。
【0009】検出した復号キーは一致検出回路3により
受信機が固有に持つ受信キー4と比較し、両者が一致し
ているか否かの判定信号を出力する。判定信号は一致の
場合に真、不一致の場合に偽と定義する。次に逆量子化
回路5では判定信号が真の場合、符号化時の量子化係数
と同一値により逆量子化を実行して逆量子化データを得
る。この逆量子化データは逆直交変換回路6で逆直交変
換され復号画像信号を得る。
【0010】また、判定信号が偽の場合は、逆量子化回
路5では特定の復号データのみ符号化時の量子化係数と
同一値により逆量子化を実行して逆量子化データを得
る。それ以外の復号データについては符号化時の量子化
係数と異なる値により逆量子化を実行するか、あるいは
復号データの値や量子化係数値と相関を持たない値、例
えば固定値を逆量子化データとして出力する。
【0011】図2は逆量子化回路5の構成を示すブロッ
ク図である。図2において、データ選択信号とは、前記
判定信号が偽のときに符号化時と同一の量子化係数によ
り逆量子化するデータとそうでないデータとを区別する
ための識別信号であり、本例ではデータ選択信号が真で
示されるデータを前者、偽で示されるデータを後者とす
る。選択信号生成回路13ではデータ選択信号が偽でか
つ判定信号が偽のときに偽の選択信号を出力するものと
する。スイッチ12では選択信号が真のとき符号化時に
用いた量子化係数を選択し、偽のとき固定値kを選択す
る。
【0012】次にデータ選択信号の例を説明する。送信
側において、n×mの画素ブロック、例えば8×8の画
素ブロックに対し直交変換、例えば2次元DCT(離散
コサイン変換)を行うことにより、直流成分と交流成分
とに変換され、8×8のマトリクス上には図3に示すよ
うに、原点位置(0、0)に直流成分を示す値、(0、
7)には縦方向の最大周波数成分の値、(7、0)には
横方向の最大周波数成分の値、(7、7)には斜め方向
の最大周波数成分の値がそれそれ出力される。それ以外
の位置には座標に対応する縦・横の周波数成分の値が出
力される。
【0013】一般的にDCT後の値は直流寄りが大き
く、高周波成分側が小さくなることが知られており、I
SO/IEC13818などで行われているように、直
流成分から高周波成分側に順にデータを並べかえ符号化
されることが行われる。この並べかえを一般にジグザグ
スキャンと呼ぶ。並べかえ順は図4に示すとおりであ
る。
【0014】本例でも上記のジグザグスキャンを用いて
説明する。ジグザグスキャン後のデータの並び方は図5
(a)のようになる。符号化の順序と復号化の順序とは
通常同一であることから図1において復号化回路1から
出力される復号データのフォーマットも図5(a)のよ
うになる。前記データ選択信号はこれらデータの中から
正常な逆量子化データを得たいデータの位置を示せば良
く、図5(b)に直流成分のみを指し示す場合のデータ
選択信号の例を示す。以上を図2の逆量子化回路5に適
用し、値kを0に固定すると、前記選択信号が偽のとき
は乗算器11において入力データと値kとが乗算される
結果、DC成分のみ復号されDC成分以外の係数は0と
なる出力データが得られる。
【0015】図6に逆量子化回路5の他の構成例を示
す。図6において復号化回路1からの入力データは乗算
器11において量子化係数により逆量子化されるが、デ
ータ選択信号と判定信号とにより生成された選択信号に
応じて逆量子化データをそのまま通過させるか、値kを
出力するかをスイッチ12で切り替えるようにしてい
る。
【0016】図1の復号化装置に以上のような図2又は
図6の逆量子化回路5を持たせることにより、DC成分
の画素ブロックで構成される復号画像を得ることができ
る。またkの値を0以外にすると、DC成分以外の成分
も復号されるが符号化前の映像と同等の画像にはなり得
ない。さらにこれまで説明した例ではDC成分のみ正常
に復号していたが、これはDC成分に限らずDC成分以
外の整数個の復号データを正常に逆量子化することでも
同様に符号化前の映像と同等の画像にはならない。
【0017】また、どの周波数成分の復号データをいく
つ正常に逆量子化するか、あるいは正常に逆量子化しな
い復号データの値をいくつにするかは、符号化前の画像
と復号画像との差異となるものであり、これを適当に選
択することによりキー不一致時の映像の見せ方を決める
ことができる。
【0018】以上のように本実施の形態において、受信
データから抽出した復号キーが受信機固有の受信キーと
一致しなかった場合、逆量子化データは特定のデータの
み正規の逆量子化を行った値を通過させるが、例えばデ
ータの直流成分のみを通過させるようにすると、復号画
像は受信データの直流成分のみ復号することになるの
で、例えば直交変換がn×m画素により行われていると
すると、n×m画素のブロック毎に直流成分で構成され
る。つまりn×m画素内の輝度・色位相・色レベルが同
一のモザイク状復号画像となる。視聴者はこれを見るこ
とで画像の細部を見ることはできないが大まかなところ
は認識可能となる。
【0019】従って、本実施の形態によれば、受信キー
と復号キーとが一致していない場合でも、画質が非常に
悪いながら視聴できるようにしているので、例えば有料
テレビ番組の非契約者であっても、どの様な番組を提供
しているか、あるいは番組の内容がどんなものなのかの
概略を知ることができる。このため、当該番組に対する
興味を持たせるきっかけ作りができ、受信契約の拡大に
つなげることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、復号キー
と受信キーとが一致しなくても、ある程度の受信内容を
認識することができるため、その受信内容に対する視聴
者の興味をひくことができる。このため、例えば有料テ
レビ番組の受信契約を締結する意欲の増大につながる効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】逆量子化回路の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】直交変換の結果を示す構成図である。
【図4】ジグザグスキャンを示す構成図である。
【図5】ジグザグスキャンの結果によるデータとデータ
選択信号の一例を示すタイムチャートである。
【図6】逆量子化回路の他の構成例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 復号化回路 2 キー検出回路 3 一致検出回路 4 受信機固有キー 5 逆量子化回路 6 逆直交変換回路 11 乗算器 12 スイッチ 13 選択信号生成回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復号キーを含み符号化された受信データ
    を復号化する復号化手段と、 前記受信データから前記復号キーを検出するキー検出手
    段と、 前記検出された復号キーと所定の固有キーとの一致およ
    び不一致を検出する一致検出手段と、 前記一致検出手段が前記一致を検出したとき前記復号化
    手段の出力を逆量子化し、前記不一致を検出したとき前
    記復号化手段の出力のうち特定のデータのみを逆量子化
    する逆量子化手段とを備えたことを特徴とする復号化装
    置。
  2. 【請求項2】 前記逆量子化手段は、前記特定のデータ
    に所定の値を乗算して出力することを特徴とする請求項
    1記載の復号化装置。
  3. 【請求項3】 前記逆量子化手段は、前記特定のデータ
    を所定の値に変換して出力することを特徴とする請求項
    1記載の復号化装置。
  4. 【請求項4】 前記逆量子化手段の出力を逆直交変換す
    る逆直交変換手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の復号化装置。
JP24486696A 1996-09-17 1996-09-17 復号化装置 Expired - Lifetime JP2933025B2 (ja)

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JPH1093945A JPH1093945A (ja) 1998-04-10
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