JP2929401B2 - ヨットシミュレータにおけるヒーブ装置 - Google Patents
ヨットシミュレータにおけるヒーブ装置Info
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- JP2929401B2 JP2929401B2 JP3771992A JP3771992A JP2929401B2 JP 2929401 B2 JP2929401 B2 JP 2929401B2 JP 3771992 A JP3771992 A JP 3771992A JP 3771992 A JP3771992 A JP 3771992A JP 2929401 B2 JP2929401 B2 JP 2929401B2
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- yacht simulator
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は陸上においてヨット操作
の基本動作を習得するためのセーリングシミュレータに
おけるヒーブ装置に関するものである。
の基本動作を習得するためのセーリングシミュレータに
おけるヒーブ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にヨットはセイルに発生する揚力お
よび抗力を利用して航走するものであるが、この揚力は
風速、風向およびセイル角などによって変化するため、
常に最適な推進力を維持し続けるには高度の技術を必要
とする。即ち、Ａ）テイラーの操作、Ｂ）ブームの操作
及び乗艇位置の移動によるヒールの操作などの基本動作
を十分に練習する必要がある。
よび抗力を利用して航走するものであるが、この揚力は
風速、風向およびセイル角などによって変化するため、
常に最適な推進力を維持し続けるには高度の技術を必要
とする。即ち、Ａ）テイラーの操作、Ｂ）ブームの操作
及び乗艇位置の移動によるヒールの操作などの基本動作
を十分に練習する必要がある。
【０００３】しかしながら、実際に海上でかかる練習を
行なうには海象条件、指導者、更には安全上等の種々の
問題がある。このようなことから陸上で練習することが
できる設備としてヨットシミュレータを用いることが考
えられ出願人はその一方法を先に提案した（特開平 2-2
55165 号) 。
行なうには海象条件、指導者、更には安全上等の種々の
問題がある。このようなことから陸上で練習することが
できる設備としてヨットシミュレータを用いることが考
えられ出願人はその一方法を先に提案した（特開平 2-2
55165 号) 。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
ヨットシミュレータにおいては、艇本体の上下動、即ち
被訓練者が乗艇したとき、被訓練者の体重により艇本体
が沈み込む現象に充分追従出来ないものであった。その
ため被訓練者が乗艇感覚を十分に得ることができないと
いう問題があった。
ヨットシミュレータにおいては、艇本体の上下動、即ち
被訓練者が乗艇したとき、被訓練者の体重により艇本体
が沈み込む現象に充分追従出来ないものであった。その
ため被訓練者が乗艇感覚を十分に得ることができないと
いう問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するためになされたものであって、支持台上に艇本体
を横揺れ可能に支持し、前記支持台の前後方向ほぼ中央
部に横方向に延在する支持軸を配置し、該支持軸の両端
部を夫々基台に取付けられた板バネにより支持するよう
に構成された装置を提供するものである。
決するためになされたものであって、支持台上に艇本体
を横揺れ可能に支持し、前記支持台の前後方向ほぼ中央
部に横方向に延在する支持軸を配置し、該支持軸の両端
部を夫々基台に取付けられた板バネにより支持するよう
に構成された装置を提供するものである。
【０００６】
【作 用】かかる構成においては、艇本体に被訓練者が
乗艇したとき、その体重が支持台を介して板バネに作用
し艇本体が沈み込む感覚を得ることができる。そして好
ましくは支持台の四隅にはピッチ用のバネが配置され
る。
乗艇したとき、その体重が支持台を介して板バネに作用
し艇本体が沈み込む感覚を得ることができる。そして好
ましくは支持台の四隅にはピッチ用のバネが配置され
る。
【０００７】
【実施例】以下図１及び図２に基づき本考案によるヨッ
トシュミレーターにおけるヒーブ装置の実施例を説明す
る。図１はヨットシュミレーターの一部破断斜視図を示
すものであって、１は艇本体で、この艇本体１の底部に
は前後に延在して回転軸２が取付けられ、この回転軸２
を支持台３に植立するように設けられた軸受４により支
持している。艇本体１には更にメッシュのセイル５及び
ブーム６を固定したマスト７が回動可能に取付けられる
とともに、このマスト７を駆動するためのブーム駆動装
置８とティラー駆動装置９とが取付けられている。ま
た、艇本体１の中央部には艇本体１を傾動させるための
ヒール駆動装置10が設けられている。
トシュミレーターにおけるヒーブ装置の実施例を説明す
る。図１はヨットシュミレーターの一部破断斜視図を示
すものであって、１は艇本体で、この艇本体１の底部に
は前後に延在して回転軸２が取付けられ、この回転軸２
を支持台３に植立するように設けられた軸受４により支
持している。艇本体１には更にメッシュのセイル５及び
ブーム６を固定したマスト７が回動可能に取付けられる
とともに、このマスト７を駆動するためのブーム駆動装
置８とティラー駆動装置９とが取付けられている。ま
た、艇本体１の中央部には艇本体１を傾動させるための
ヒール駆動装置10が設けられている。
【０００８】そしてこのような艇本体１を支持する支持
台３は、図２にもその一部を示すように、その前後方向
のほぼ中央部、具体的には艇本体１と支持台３との荷重
が前後においてほぼ平均するような位置となる部分に横
方向に延在する支持軸11が配置され、その両端11′が支
持台３から突出するようブラケット12を介して取付けら
れている。そしてこの支持軸11の両端11′は基台13にブ
ラケット14を介して取付けられた板バネ15により支持さ
れるように構成されている。16は支持台３の四隅であっ
て、かつ基台13との間に配置されたピッチ用のバネであ
る。
台３は、図２にもその一部を示すように、その前後方向
のほぼ中央部、具体的には艇本体１と支持台３との荷重
が前後においてほぼ平均するような位置となる部分に横
方向に延在する支持軸11が配置され、その両端11′が支
持台３から突出するようブラケット12を介して取付けら
れている。そしてこの支持軸11の両端11′は基台13にブ
ラケット14を介して取付けられた板バネ15により支持さ
れるように構成されている。16は支持台３の四隅であっ
て、かつ基台13との間に配置されたピッチ用のバネであ
る。
【０００９】このような構造のヨットシミュレータにお
けるヒーブ装置において、今、被訓練者が乗艇するとそ
の体重が艇本体１の支持台３を介して板バネ15に作用
し、艇本体の沈降現象を生じさせることとなる。
けるヒーブ装置において、今、被訓練者が乗艇するとそ
の体重が艇本体１の支持台３を介して板バネ15に作用
し、艇本体の沈降現象を生じさせることとなる。
【００１０】
【発明の効果】本発明のヨットジミュレータにおけるヒ
ーブ装置は、支持台上に艇本体を横揺れ可能に支持し、
前記支持台の前後方向ほぼ中央部に横方向に延在する支
持軸を配置し、該支持軸の両端部を夫々基台に取付けら
れた板バネにより支持するように構成されている。
ーブ装置は、支持台上に艇本体を横揺れ可能に支持し、
前記支持台の前後方向ほぼ中央部に横方向に延在する支
持軸を配置し、該支持軸の両端部を夫々基台に取付けら
れた板バネにより支持するように構成されている。
【００１１】従って、被訓練者が乗艇時に艇本体１が沈
み込む現象を体験できるため、その乗艇感覚を得ること
ができるという効果がある。
み込む現象を体験できるため、その乗艇感覚を得ること
ができるという効果がある。
【図１】本発明によるヨットシミュレータの一部破断斜
視図である。
視図である。
【図２】図１のＡ部拡大図である。
１ 艇本体 ２ 回転軸 ３ 支持台 ４ 軸受
５ セイル ６ ブーム ７ マスト ８ ブーム駆動装置
９ ティラー駆動装置 10 ヒール駆動装置 11 支持軸 12, 14 ブラケ
ット 13 基台 15 板バネ 16 バネ。
５ セイル ６ ブーム ７ マスト ８ ブーム駆動装置
９ ティラー駆動装置 10 ヒール駆動装置 11 支持軸 12, 14 ブラケ
ット 13 基台 15 板バネ 16 バネ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 雅人 東京都昭島市つつじが丘１丁目１番50号 株式会社三井造船昭島研究所内 (56)参考文献 特開 昭50−60338（ＪＰ，Ａ) 特開 昭50−60339（ＪＰ，Ａ) 特開 昭51−8036（ＪＰ，Ａ) 実開 昭50−156148（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A63B 69/00 512 G09B 9/06
Claims (1)
- 【請求項１】 支持台上に艇本体を横揺れ可能に支持
し、前記支持台の前後方向ほぼ中央部に横方向に延在す
る支持軸を配置し、該支持軸の両端部を夫々基台に取付
けられた板バネにより支持するようにしたことを特徴と
するヨットシミュレータにおけるヒーブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3771992A JP2929401B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | ヨットシミュレータにおけるヒーブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3771992A JP2929401B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | ヨットシミュレータにおけるヒーブ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05228231A JPH05228231A (ja) | 1993-09-07 |
| JP2929401B2 true JP2929401B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12505321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3771992A Expired - Fee Related JP2929401B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | ヨットシミュレータにおけるヒーブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2929401B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP3771992A patent/JP2929401B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05228231A (ja) | 1993-09-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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