JP2927050B2 - テンサー - Google Patents

テンサー

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JP2927050B2
JP2927050B2 JP15117891A JP15117891A JP2927050B2 JP 2927050 B2 JP2927050 B2 JP 2927050B2 JP 15117891 A JP15117891 A JP 15117891A JP 15117891 A JP15117891 A JP 15117891A JP 2927050 B2 JP2927050 B2 JP 2927050B2
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JP
Japan
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weft
guide
yarn
post
ballooning
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正信 酒井
正己 新原
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Publication date
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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアジェットルームの
ような無杼織機において、緯糸チーズと緯糸測長貯留装
置との間に設置される緯糸張力付与装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアジェットルーム等の無杼織機におい
ては、緯糸チーズと緯糸測長貯留装置との間に、図3に
示すように、緯糸19を巻付ける円柱状のポスト11
と、このポスト11の両端部に固定して設けられそれぞ
れ1個のヤーンガイド16、17を具備したバルーニン
グ止め円板12および出口部ガイド13からなるテンサ
ーが設けられており、緯糸チーズから引出された緯糸1
9をポスト11に巻付けてその接触抵抗により緯糸チー
ズと緯糸測長貯留装置との間において緯糸19に適宜な
張力を付与することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のテンサ
ーにおいて、バルーニング止め円板12および出口部ガ
イド13にそれぞれ1個のヤーンガイド16、17が設
けられているだけであり、従って入口および出口のヤー
ンガイド16、17の間でポスト11への緯糸19の巻
付け数によって緯糸張力を調整している。このため緯糸
張力の調整は巻付け数を変更して行われるため粗い調整
しかできない。緯糸19の繊度や織機の条件等に応じ
て、緯糸チーズと緯糸測長貯留装置との間において緯糸
19に付与する張力を微妙に調整しようとする場合、従
来の装置においては巻付け数により整数倍の変化しか変
化させることができず、こまやかな張力調整を行うこと
ができない。
【0004】
【発明の目的】本発明においては上述した従来のテンサ
ーの問題点に鑑み、緯糸に付与する張力をきめこまやか
に簡単に調整することができるテンサーを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、緯糸
を巻付けるポスト、該ポストの両端部に設けられ、それ
ぞれヤーンガイドを具備したバルーニング止め円板およ
び出口部ガイドからなり、緯糸チーズと緯糸測長貯留装
置との間に設置されて緯糸に張力を付与するテンサーに
おいて、前記バルーニング止め円板と出口部ガイドとの
緯糸の走行しているヤーンガイドの相対位置を変更可能
としたことを特徴とするテンサーにより上記の目的を達
成する。
【0006】特に、本発明においては出口部ガイドに円
周方向に間隔を開けて複数個、例えば2個のヤーンガイ
ドを設けて、この出口部の2つのヤーンガイドの何れか
を選択的に使用するとともにバルーニング止め円板のヤ
ーンガイドとの間を通る緯糸をポストに巻付けることに
より緯糸のポスト巻付け数を0.5回間隔でこまやかに
調整することができる。
【0007】更に出口円板に設けるヤーンガイドの数は
3個以上とすることもできる。これにより張力調整はよ
りきめやかに行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例の断面側面図、図
2は図1に示す実施例の正面図である。図において、ポ
スト1は、例えばステンレス円柱からなり、ポスト1の
両端部にバルーニング止め円板2および出口部ガイド3
がそれぞれボルト5によりねじ止めされている。なお4
はねじ5挿入用の穴を示している。
【0010】バルーニング止め円板2および出口部ガイ
ド3にはそれぞれヤーンガイド6および7a、7bが止
着されている。
【0011】すなわち、バルーニング止め円板2はその
中心に1個のヤーンガイド6が取着され、ヤーンガイド
6の取着された中心から偏心した位置にねじ挿入用穴4
が開けられている。一方、円板形状をした出口ガイド3
には、中心にねじ5挿入用穴4が開けられ、出口部ガイ
ド3に止着されるヤーンガイド7a、7bは出口部ガイ
ドの中心部に形成されたボルト5装着用穴4を中心とし
て反対側の位置に設けられている。。
【0012】ヤーンガイドは従来からヤーンガイドに用
いられているものと同じ材質とすることができ、例えば
セラミックとする。
【0013】上記の構成とした本実施例においては緯糸
チーズ(図示せず)から解舒した緯糸9を、バルーニン
グ止め円板2に設けたヤーンガイド6に通し、その後ポ
スト1に巻付け出口部ガイド7a、7bの何れかに、例
えばズ1に実線で示すようにヤーンガイド7aを通すこ
とにより緯糸9はポストに1巻分巻付けられる。また出
口部ガイドのヤーンガイド7bを用いて糸を引き出す場
合には糸は半巻きされて引き出される。
【0014】緯糸測長貯留装置に供給する際には、ドラ
ムに緯糸を巻付け貯留し1ピック分の緯糸をドラムから
解舒して緯入れするが、ドラム上の貯留糸の状態が緯入
れの製品に大きく影響する。すなわち、ドラム上の糸が
緩んだ状態では輪抜けになり易く、この場合よこミスと
なる。このときにはテンサーによる緯糸張力は小さい。
一方、ドラム上の糸が締まった状態ではドラム表面と緯
糸の接触抵抗が大きく、メインノズル等の噴射圧力が高
くなり緯糸切れを起し易く、また空気消費量も増大す
る。このときテンサーによる緯糸張力は大きい。
【0015】このような点に鑑み本発明においては貯留
装置に貯留する緯糸張力を適宜に調整することができる
ため、緯糸張力の調整が容易に且つきめこまやかに行え
る。すなわち、従来、巻付け数による張力調整が1、
2、3というように整数巻付け数による調整しか行えな
かったものが、本発明の実施例によれば緯糸のポスト巻
付け数を0.5、1、1.5というようようにきめこま
かく調整が行え、調整も容易になり緯入れミスを起し難
くなる。また過度の張力を与えて緯入れに使用する空気
消費量の増大を防ぐこともできる。
【0016】なお、上記実施例においては、出口ガイド
に複数のヤーンガイドを設け、その複数のヤーンガイド
の1つを選択的に使用することにより、バルーニング防
止円板のヤーンガイドと出口円板のヤーンガイドとの相
対位置を変更しているが、他の実施例として、バルーニ
ング防止円板または出口ガイドをポストに対して位置調
節可能に取着することにより適宜バルーニング防止円板
と出口ガイドのヤーンガイド位置を変更可能としてもよ
い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、緯糸に付与する張力を
きめこまやかに簡単に調整することができ、ドラム上の
貯留糸の状態が良好となり、緯入れされた製品が良好と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断図である。
【図2】図1に対応する実施例の正面図である。
【図3】従来装置の断図である。
【符号の説明】 1 ポスト 2 バルーニング止め円板 3 出口部ガイド 6、7a、7b ヤーンガイド 9 緯糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D03D 47/28 - 47/38 B65H 59/10 - 59/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緯糸を巻付けるポスト、該ポストの両端
    部に設けられ、それぞれヤーンガイドを具備したバルー
    ニング止め円板および出口部ガイドからなり、緯糸チー
    ズと緯糸測長貯留装置との間に設置されて緯糸に張力を
    付与するテンサーにおいて、前記バルーニング止め円板
    と出口部ガイドとの緯糸の走行しているヤーンガイドの
    相対位置を変更可能としたことを特徴とするテンサー。
  2. 【請求項2】 前記出口部ガイドに円周方向に間隔を開
    けて複数個のヤーンガイドが設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載のテンサー。
JP15117891A 1991-05-27 1991-05-27 テンサー Expired - Fee Related JP2927050B2 (ja)

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