JP2916794B2 - 二重窓 - Google Patents
二重窓Info
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- JP2916794B2 JP2916794B2 JP2123135A JP12313590A JP2916794B2 JP 2916794 B2 JP2916794 B2 JP 2916794B2 JP 2123135 A JP2123135 A JP 2123135A JP 12313590 A JP12313590 A JP 12313590A JP 2916794 B2 JP2916794 B2 JP 2916794B2
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- Japan
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- double window
- space
- powder
- polyphase
- pair
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/66—Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
- E06B3/6612—Evacuated glazing units
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/24—Structural elements or technologies for improving thermal insulation
- Y02A30/249—Glazing, e.g. vacuum glazing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B80/00—Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
- Y02B80/22—Glazing, e.g. vaccum glazing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は一般の建築物、車輌、船舶及び航空機の室
内の周囲及び天井等のガラス窓の改良に関するものであ
る。さらに詳しく述べるならば、空間を隔てて設けた一
対のガラス板のような透明板を窓枠に嵌め込んだ二重窓
の採光及び遮光装置に関するものである。
内の周囲及び天井等のガラス窓の改良に関するものであ
る。さらに詳しく述べるならば、空間を隔てて設けた一
対のガラス板のような透明板を窓枠に嵌め込んだ二重窓
の採光及び遮光装置に関するものである。
［従来の技術］ 従来この種の二重窓として一対のガラス板の間にブラ
インドシャッターを設け、そのブラインドシャッターを
閉じて遮光したり或はそれを開いて採光しているものが
ある。
インドシャッターを設け、そのブラインドシャッターを
閉じて遮光したり或はそれを開いて採光しているものが
ある。
しかし上述の二重窓は窓の全面を該シャッターで遮光
したり採光したりすることは可能であるが、その二重窓
の一部分を開け、他の部分を閉めて局部的に目隠しした
り、あるいは局部的に採光したりすることができない。
またその構造上断熱及び遮音も不十分である。
したり採光したりすることは可能であるが、その二重窓
の一部分を開け、他の部分を閉めて局部的に目隠しした
り、あるいは局部的に採光したりすることができない。
またその構造上断熱及び遮音も不十分である。
上記の問題を解決するものとして、この出願の発明者
は、先に空間を隔てて重ねた一対の透明板の周囲を窓枠
に嵌め込み、その窓枠の下枠内部を前記透明板の下部と
連通する開口部を有する粉体貯槽に形成し、上枠内部を
供給孔を有する水平通路に形成し、粉体貯槽と水平通路
を左右両側の窓枠内部に設けた垂直通路で連通し、さら
に垂直通路を介して粉体貯槽の粉体を上部水平通路に供
給する粉体移送装置を周囲窓枠内に配設し、また粉体貯
槽の開口部に粉粒体を透明板の空間へ充満および粉体貯
槽内へ排出可能な粉体移送装置を設けるとともに透明板
の内面に粒子付着防止装置を設けた二重窓を発明してい
る（特公平２−6915号）が、この二重窓は、二重窓の一
部のみを遮光したり、採光したりすることができ、また
断熱性及び遮音性を一重窓にした場合よりは向上できる
が充分でなく、特に、一対の透明板の空間部に収容した
粉体を窓枠下部の貯槽から窓枠上部水平通路へ移送する
装置としてベルトコンベヤを設けるものは、その装置の
ため窓枠の形状が大きくなり、またそのベルトコンベヤ
の設置場所が限定される問題がある。
は、先に空間を隔てて重ねた一対の透明板の周囲を窓枠
に嵌め込み、その窓枠の下枠内部を前記透明板の下部と
連通する開口部を有する粉体貯槽に形成し、上枠内部を
供給孔を有する水平通路に形成し、粉体貯槽と水平通路
を左右両側の窓枠内部に設けた垂直通路で連通し、さら
に垂直通路を介して粉体貯槽の粉体を上部水平通路に供
給する粉体移送装置を周囲窓枠内に配設し、また粉体貯
槽の開口部に粉粒体を透明板の空間へ充満および粉体貯
槽内へ排出可能な粉体移送装置を設けるとともに透明板
の内面に粒子付着防止装置を設けた二重窓を発明してい
る（特公平２−6915号）が、この二重窓は、二重窓の一
部のみを遮光したり、採光したりすることができ、また
断熱性及び遮音性を一重窓にした場合よりは向上できる
が充分でなく、特に、一対の透明板の空間部に収容した
粉体を窓枠下部の貯槽から窓枠上部水平通路へ移送する
装置としてベルトコンベヤを設けるものは、その装置の
ため窓枠の形状が大きくなり、またそのベルトコンベヤ
の設置場所が限定される問題がある。
［発明が解決しようとする課題］ この発明の目的は上記二重窓における部分的遮光及び
採光或は断熱性及び遮音性を更に一層向上することであ
る。
採光或は断熱性及び遮音性を更に一層向上することであ
る。
他の目的はこの遮光性及び断熱性の度合いを居住空間
の使用目的に応じ自由に選択できるようにすることであ
る。
の使用目的に応じ自由に選択できるようにすることであ
る。
［課題を解決するための手段］ この発明は上述の課題を解決するために空間を隔てて
重ねた一対の透明板の周囲を窓枠に嵌め込み、その窓枠
の下枠内部を前記透明板の空間の下部と連通する粉体貯
槽に形成し、該粉体貯槽に粉体を収容し、前記透明板の
空間内壁面に多数の水平線状電極を水平に配置し、各線
状電極に多相交流電極を接続し、さらに一対の透明板内
部および下枠内部の気圧を真空にした二重窓とし、該一
対の透明板相互間の空間とその外部との間に真空弁を設
け、該真空弁を介して該一対の透明板相互間の空間空気
と吸引するようにしたものである。
重ねた一対の透明板の周囲を窓枠に嵌め込み、その窓枠
の下枠内部を前記透明板の空間の下部と連通する粉体貯
槽に形成し、該粉体貯槽に粉体を収容し、前記透明板の
空間内壁面に多数の水平線状電極を水平に配置し、各線
状電極に多相交流電極を接続し、さらに一対の透明板内
部および下枠内部の気圧を真空にした二重窓とし、該一
対の透明板相互間の空間とその外部との間に真空弁を設
け、該真空弁を介して該一対の透明板相互間の空間空気
と吸引するようにしたものである。
［作用］ 透明板の空間内壁面に設けられた多数の水平線状電極
に多相交流電圧を該粉体貯槽からその上方に位置する一
対の透明板間の空間に向って上方に移動する移動電界を
発生する如き相順方向をもって印加し、この移動電界に
よって窓枠の下枠内部の粉体貯槽に蓄えられた粉体を真
空状態の窓枠の下枠内から透明板の空間に向って誘導
し、徐々に上昇して上端から順次粉体膜を形成し、この
透明板の一側面から他側面に向って通る光を遮光するも
のである。そしてこの遮光が透明板全体に及んだとき全
面遮光になる。その状態で電源を遮断すると粉体は接触
帯電により上記透明板の内表面に附着して全面遮光状態
を維持する。また多相交流電源の出力電圧の相順方向が
逆になる様に切替スイッチを介して上記線状の電極に印
加すると、該透明板間の空間から該粉体貯槽に向けて下
方に移動する移動電界が発生し、上記透明板の内表面に
附着した粉体膜が下方に落下して粉体貯槽内に収容され
全面採光状態になる。
に多相交流電圧を該粉体貯槽からその上方に位置する一
対の透明板間の空間に向って上方に移動する移動電界を
発生する如き相順方向をもって印加し、この移動電界に
よって窓枠の下枠内部の粉体貯槽に蓄えられた粉体を真
空状態の窓枠の下枠内から透明板の空間に向って誘導
し、徐々に上昇して上端から順次粉体膜を形成し、この
透明板の一側面から他側面に向って通る光を遮光するも
のである。そしてこの遮光が透明板全体に及んだとき全
面遮光になる。その状態で電源を遮断すると粉体は接触
帯電により上記透明板の内表面に附着して全面遮光状態
を維持する。また多相交流電源の出力電圧の相順方向が
逆になる様に切替スイッチを介して上記線状の電極に印
加すると、該透明板間の空間から該粉体貯槽に向けて下
方に移動する移動電界が発生し、上記透明板の内表面に
附着した粉体膜が下方に落下して粉体貯槽内に収容され
全面採光状態になる。
この場合粉体の接触帯電による附着力が不足している
時は、全面遮光状態となった時も電源を遮断せず、電圧
出力を下げて上向き移動電界を弱め乍ら、残存させて、
粒体膜の落下を防いでもよい。
時は、全面遮光状態となった時も電源を遮断せず、電圧
出力を下げて上向き移動電界を弱め乍ら、残存させて、
粒体膜の落下を防いでもよい。
また上記水平状電極を上下方向に複数群に分割し、上
方から適当数の群には多相交流電圧を印加せず、その下
方の群のみに多相交流電圧を上方に向う移動電界が生ず
る如き相順方向で切替スイッチにより印加するようにす
ると、粉体膜は停止電極群の下端位置に停止し、所謂部
分的遮光状態になる。
方から適当数の群には多相交流電圧を印加せず、その下
方の群のみに多相交流電圧を上方に向う移動電界が生ず
る如き相順方向で切替スイッチにより印加するようにす
ると、粉体膜は停止電極群の下端位置に停止し、所謂部
分的遮光状態になる。
そのとき半採光状態となる。
［実施例］ この発明の二重窓の一実施例を図面に基づき説明す
る。空間１を隔てて一対の透明なガラス板２、３を平行
に設け、その一対のガラス板２、３を金属等で作った窓
枠４に気密状態を保てるように嵌め込み、その窓枠４を
構成する下枠4a内に粉体貯槽５を構成し、真空弁７に図
示してない真空ポンプの吸引管等を接続して一対の透明
ガラス板２、３間の空間１および下枠4aの内部の気圧を
真空にし、また該粉体貯槽５内に適当な色に着色した発
泡ポリスリロールないし中空のガラスバルーン等の電気
抵抗が高くかつ重量の軽い粉体６を収容する。一対の透
明ガラス板２、３の空間１の内壁面に酸化錫ないし酸化
インジウム等の導電性透明線状電極10………16を水平に
且つ平行に配置し、これらの電極を二本おきにそれぞれ
相順方向切替スイッチ8a付三相交流電源８の出力端子U,
V,Wを切替スイッチ8aを上方に投入して接続して三相電
界カーテン装置に構成し、透明ガラス板２、３の内面に
上向きの移動電界20を発生させ、その粉体に作用する重
力に抗して粉体貯槽５内の粉体を粉体貯槽５から一対の
透明ガラス板２、３の空間１内に向って上昇させ粉体粒
子膜に形成する。その粉体粒子膜の上縁6aが上枠4bまで
上昇したのち更に上から透明ガラス板２、３の空間１を
完全に充填して下端に至り全面遮光となる。この状態で
切替スイッチ8aを中立位置にして三相交流電源８を遮断
すると前記上向きの移動電界20が消滅するが、粉体は接
触帯電の作用で透明ガラス板１、２に附着して全面遮光
状態を維持する。この場合粉体膜が接触帯電力不足のた
め落下する様であれば切替スイッチ8aを切らず、電圧出
力調節器8bで出力電圧を下げて弱めの上向移動電界を維
持する。
る。空間１を隔てて一対の透明なガラス板２、３を平行
に設け、その一対のガラス板２、３を金属等で作った窓
枠４に気密状態を保てるように嵌め込み、その窓枠４を
構成する下枠4a内に粉体貯槽５を構成し、真空弁７に図
示してない真空ポンプの吸引管等を接続して一対の透明
ガラス板２、３間の空間１および下枠4aの内部の気圧を
真空にし、また該粉体貯槽５内に適当な色に着色した発
泡ポリスリロールないし中空のガラスバルーン等の電気
抵抗が高くかつ重量の軽い粉体６を収容する。一対の透
明ガラス板２、３の空間１の内壁面に酸化錫ないし酸化
インジウム等の導電性透明線状電極10………16を水平に
且つ平行に配置し、これらの電極を二本おきにそれぞれ
相順方向切替スイッチ8a付三相交流電源８の出力端子U,
V,Wを切替スイッチ8aを上方に投入して接続して三相電
界カーテン装置に構成し、透明ガラス板２、３の内面に
上向きの移動電界20を発生させ、その粉体に作用する重
力に抗して粉体貯槽５内の粉体を粉体貯槽５から一対の
透明ガラス板２、３の空間１内に向って上昇させ粉体粒
子膜に形成する。その粉体粒子膜の上縁6aが上枠4bまで
上昇したのち更に上から透明ガラス板２、３の空間１を
完全に充填して下端に至り全面遮光となる。この状態で
切替スイッチ8aを中立位置にして三相交流電源８を遮断
すると前記上向きの移動電界20が消滅するが、粉体は接
触帯電の作用で透明ガラス板１、２に附着して全面遮光
状態を維持する。この場合粉体膜が接触帯電力不足のた
め落下する様であれば切替スイッチ8aを切らず、電圧出
力調節器8bで出力電圧を下げて弱めの上向移動電界を維
持する。
次に切替スイッチ8aを下方に投入すると透明ガラス板
の内面に下向きの移動電界を生じ、前記空間１内の粉体
は落下して粉体貯槽内へ収容され、このとき全面採光状
態となる。
の内面に下向きの移動電界を生じ、前記空間１内の粉体
は落下して粉体貯槽内へ収容され、このとき全面採光状
態となる。
この場合上記線状電極10………16と対向する位置の透
明ガラス板３の外面上（又は３の内部に埋入して）透明
導電層19を設け、これを接地すると安全上好適である。
また単に３のみでなく透明ガラス板２の内面にもこれら
の電極を設けてもよい。
明ガラス板３の外面上（又は３の内部に埋入して）透明
導電層19を設け、これを接地すると安全上好適である。
また単に３のみでなく透明ガラス板２の内面にもこれら
の電極を設けてもよい。
また第５図に示す様に線状電極10……18を三つの群10
−11−12、13−14−15、16−17−18に分割し、それぞれ
に三方向スイッチ20−ａ、20−ｂ、20−ｃ、を介して別
々に３相交流電圧を印加できる様にし、例えば20−ａを
オフ、20−ｂと20−ｃのみオンすると上方への移動電界
は電極13から上には存在せず粉体遮光膜の上縁6aが13の
位置に停止する。このとき透明ガラス板２、３は半採光
状態になる。また一対の透明ガラス板２、３を支持する
窓枠の上枠4bにおける該一対の透明ガラス板２、３の空
間１の内部と、その外部との間に真空弁７を設け、該真
空弁７に図示してない真空ポンプの吸引管を接続し、透
明ガラス板２、３の相互間の空間１及び粉体貯層５内を
真空にする。このことによって前述の粉体を上向きへ移
動する際の該空間１内における気体の抵抗を少くしたり
或は二重窓の一側面から他側面に至る遮熱性及び遮光性
を向上するものである。
−11−12、13−14−15、16−17−18に分割し、それぞれ
に三方向スイッチ20−ａ、20−ｂ、20−ｃ、を介して別
々に３相交流電圧を印加できる様にし、例えば20−ａを
オフ、20−ｂと20−ｃのみオンすると上方への移動電界
は電極13から上には存在せず粉体遮光膜の上縁6aが13の
位置に停止する。このとき透明ガラス板２、３は半採光
状態になる。また一対の透明ガラス板２、３を支持する
窓枠の上枠4bにおける該一対の透明ガラス板２、３の空
間１の内部と、その外部との間に真空弁７を設け、該真
空弁７に図示してない真空ポンプの吸引管を接続し、透
明ガラス板２、３の相互間の空間１及び粉体貯層５内を
真空にする。このことによって前述の粉体を上向きへ移
動する際の該空間１内における気体の抵抗を少くしたり
或は二重窓の一側面から他側面に至る遮熱性及び遮光性
を向上するものである。
［発明の効果］ この発明の二重窓は、上述の通りであるから粉体貯槽
内から一対の透明板相互の空間に向って移動電界を発生
して、その粉体貯槽内の粉体粒子を該一対の透明板の空
間内に移動したり、或は移動電界の方向を逆にしてそこ
から粉体貯槽内に収容したりすることによって、その二
重窓における採光の全遮光、全採光及び半採光は勿論そ
の度合いを自由に選択して得ることができる。又その際
一対の透明板間を真空にしたので、その中における粉体
粒子の上昇運動の際の抵抗が著しく低下すると共にその
二重窓を設けた室の内外における遮音性及び断熱性を著
しく向上することができる。
内から一対の透明板相互の空間に向って移動電界を発生
して、その粉体貯槽内の粉体粒子を該一対の透明板の空
間内に移動したり、或は移動電界の方向を逆にしてそこ
から粉体貯槽内に収容したりすることによって、その二
重窓における採光の全遮光、全採光及び半採光は勿論そ
の度合いを自由に選択して得ることができる。又その際
一対の透明板間を真空にしたので、その中における粉体
粒子の上昇運動の際の抵抗が著しく低下すると共にその
二重窓を設けた室の内外における遮音性及び断熱性を著
しく向上することができる。
更に上枠に真空弁を設けることによって、そこに必要
に応じて真空ポンプ等を接続し、空間内に空気を吸引
し、前記空間内の真空度を調節して遮音性及び断熱性を
自由に選択して、快適な居住空間を得ることができる。
に応じて真空ポンプ等を接続し、空間内に空気を吸引
し、前記空間内の真空度を調節して遮音性及び断熱性を
自由に選択して、快適な居住空間を得ることができる。
第１図は本発明の二重窓の斜面図、第２図は第１図のII
−II線部の断面図、第３図は第１図のIII−III線部の断
面拡大図、第４図は第３図のIV−IV線部の断面図であ
る。第５図は三相スイッチの接続図である。 １……空間 ２、３……透明ガラス板 ４……窓枠 ５……粉体貯槽 ６……粉体 ７……真空弁 ８……三相交流電源 8a……相順方向切替スイッチ 8b……出力電圧調節器 10〜18……線状電極 19……接地透明導電層 20−ａ、20−ｂ、20−ｃ……三相スイッチ
−II線部の断面図、第３図は第１図のIII−III線部の断
面拡大図、第４図は第３図のIV−IV線部の断面図であ
る。第５図は三相スイッチの接続図である。 １……空間 ２、３……透明ガラス板 ４……窓枠 ５……粉体貯槽 ６……粉体 ７……真空弁 ８……三相交流電源 8a……相順方向切替スイッチ 8b……出力電圧調節器 10〜18……線状電極 19……接地透明導電層 20−ａ、20−ｂ、20−ｃ……三相スイッチ
Claims (8)
- 【請求項１】空間を隔てて重ねた一対の透明板の周囲を
窓枠に嵌め込み、その窓枠の下枠の内部に前記一対の透
明板の空間の下部と連通する粉体貯槽を形成し、該粉体
貯槽に粉体を収容し、また前記透明板の内壁面に多数の
線状電極を水平に且つ平行に配置し、各線状電極に多相
交流電源をその線状電極の長さ方向と直角の方向に移動
電界を形成するように接続し、該一対の透明板の空間お
よび粉体貯槽の気圧を真空にすることを特徴とする二重
窓。 - 【請求項２】透明板がガラス板であることを特徴とする
請求項１記載の二重窓。 - 【請求項３】透明板がプラスチック板であることを特徴
とする二重窓。 - 【請求項４】多相交流電源が三相交流電源であることを
特徴とする請求項１記載の二重窓。 - 【請求項５】多相交流電源と各線状電極との間に電圧出
力調節器を接続することを特徴とする請求項１記載の二
重窓 - 【請求項６】多相交流電源と各線状電極との間に相順方
向切替スイッチを接続することを特徴とする請求項１記
載の二重窓。 - 【請求項７】線状電極を上方から逐次複数群の群に分割
し、それぞれと多相交流電源との間に多相交流スイッチ
を挿入したことを特徴とする請求項１記載の二重窓。 - 【請求項８】一対の透明板相互間に空間とその外部との
間に空気吸引用の真空弁を設けたことを特徴とする請求
項１記載の二重窓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2123135A JP2916794B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 二重窓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2123135A JP2916794B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 二重窓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0420691A JPH0420691A (ja) | 1992-01-24 |
| JP2916794B2 true JP2916794B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=14853053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2123135A Expired - Lifetime JP2916794B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 二重窓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2916794B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05243948A (ja) * | 1992-02-27 | 1993-09-21 | Sanyo Electric Co Ltd | 光検出器 |
| JPH05340614A (ja) * | 1992-06-12 | 1993-12-21 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
| JP4979116B2 (ja) * | 2006-03-10 | 2012-07-18 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP2123135A patent/JP2916794B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0420691A (ja) | 1992-01-24 |
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