JP2914438B2 - データ端末装置 - Google Patents

データ端末装置

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JP2914438B2 JP30839596A JP30839596A JP2914438B2 JP 2914438 B2 JP2914438 B2 JP 2914438B2 JP 30839596 A JP30839596 A JP 30839596A JP 30839596 A JP30839596 A JP 30839596A JP 2914438 B2 JP2914438 B2 JP 2914438B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ端末装置によ
るネットワークへの接続に関し、特にネットワークへの
接続により発生する支払いの管理に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットやイントラネットのプロ
バイダ等のネットワーク接続サービスのネットワーク設
備や、オンライン情報サービスのネットワーク設備にパ
ーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略記)等のデ
ータ端末装置で電話回線を介して接続する場合、データ
端末装置からネットワーク設備までの電話回線の使用料
及びネットワーク設備サービス料金が必要である。
【0003】従来より、電話回線の使用料及びネットワ
ーク設備サービス料金からなるネットワーク接続料金を
計算して結果を数値で表示するデータ端末装置が提案さ
れている。
【0004】このようなデータ端末装置の第1の従来例
としては、時間帯によるプロバイダ設備までの電話回
線の使用料金の違いや、プロバイダの従量制、定額制な
どの別、単位時間、月、年当たりの料金などの料金設定
からなる課金データを、使用するプロバイダごとにあら
かじめユーザが入力し、これを保存する課金データ保存
手段、課金データと実際にネットワークにアクセスし
た時間からネットワーク接続料金を計算する計算手段、
計算結果を保存する結果保存手段、出力手段を備
え、出力手段によってユーザにネットワーク接続料金を
表示するデータ端末装置がある。
【0005】また第2の従来例として、上記の〜に
加えて、ネットワーク接続料金として使ってもよい最
大限の金額を使用限度額としてユーザがあらかじめ設定
し、この金額を保存する使用限度額保存手段、ネット
ワーク接続料金が使用限度額を越えそうになったときメ
ッセージを表示するメッセージ表示判断手段、表示す
るメッセージを保存するメッセージ保存手段、メッセ
ージ出力手段を備えるデータ端末装置がある。
【0006】第2の従来例では、ネットワーク接続料金
が使用限度額に近い一定金額に達すると、ユーザに対し
て「事前に決められた金額○○円に達しました。インタ
ーネットのご使用をやめますか?」等のメッセージを出
力する。ここで、ユーザが「はい」を入力すると接続を
終了し、「いいえ」を入力するとそのまま接続を継続す
る。
【0007】各プロバイダ別のネットワーク接続料金を
保存し、全プロバイダのネットワーク接続料金の合計を
表示する例としては、「INTERCOM まいとーく
for INTERNET」ユーザーズガイド6章3
−4プロバイダ別通信料金の表示ダイアログに記されて
いる。また、プロバイダの料金を保存し合計を計算して
いくらかかっているかを表示し、あらかじめユーザの決
めた額を保存しておいて合計がこの額を越えそうになっ
たらメッセージを表示する例については「NECパーソ
ナルコンピュータPC−9800シリーズSoftwa
reLibraryインターネットアクセスマネージ
ャ」(Ver.1.0)マニュアルの37〜40ページ
に記されている。
【0008】しかし、これら従来例によるネットワーク
接続料金を一定の金額内に納めようとする試みは十分に
機能していないのが実情である。
【0009】その第1の理由は、データ端末装置の代表
的な例であるパソコンの一般的なユーザは、パソコンの
購入時はお金がかかるが、購入後はテレビと同様に特別
な維持費をかけなくても使用できるという意識が根強い
ことである。
【0010】第2の理由は、パソコンをネットワークに
接続して使用した場合もスタンドアロンで使用した場合
も外観に大きな違いがなく、ネットワーク接続に電話機
を用いないために電話回線を使用しているという実感が
稀薄になりがちなことである。
【0011】第3の理由は、ネットワーク接続料金につ
いての従来のメッセージ表示は数値が表示されるのみで
あるため、パソコンを使用中に表示される様々なメッセ
ージと感覚的な区別が困難であり、お金が減っていると
いう実感に乏しいことである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は、データ端末装置を使ってネットワー
クに接続するユーザが、ネットワーク接続料金の支出を
単なる数値としてではなく、ネットワーク接続の都度実
際に財布から現金を取り出して支払っているかのような
感覚を伴って把握できるデータ端末装置を提供すること
である。
【0013】ところで、インターネットの普及に伴い、
ネットワーク上での売買が盛んになりつつある。この売
買の支払いは現在クレジットカードや売買後の銀行振り
込みによっておこなわれることが多く、将来的には電子
通貨による支払いも考えられるが、いずれにしても実際
に財布から現金を取り出して支払う感覚をもつのは困難
である。
【0014】本発明が解決しようとする第2の課題は、
ネットワーク上の売買における支払いにおいて、実際に
財布から現金を取り出して支払っているかのような感覚
を伴って支払金額を把握できるデータ端末装置を提供す
ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明のデータ端末装置は、ネットワーク接続手段
により現在ネットワークに接続しているか否かを判断す
るネットワーク接続判断手段と、単位時間当たりのネッ
トワークへの接続に要する回線使用料及びネットワーク
設備の接続サービス料である課金データを保存する課金
データ保存手段と、あらかじめ前記データ端末装置のユ
ーザによって定められる金額であり、前記ユーザがあら
かじめ決められた単位期間に前記データ端末装置を利用
してネットワークに接続するために使用できる金額であ
る使用限度額を保存する使用限度額保存手段と、前記ユ
ーザによる前記使用限度額の増減及びオンラインショッ
ピングで支払う金額を保存する出入金データ一時保存手
段と、回線を通して銀行または信販会社のマネーカード
のデータであるカードデータにアクセスする手段である
カードデータアクセス手段と、前記カードデータアクセ
ス手段により得られた前記カードデータを保存するカー
ドデータ保存手段と、前記カードデータ保存手段、出入
金データ一時保存手段、使用限度額保存手段及び課金デ
ータ保存手段に保存された各データを元に、当該単位期
間での残高金額及びカード残高金額であるバーチャルお
財布データを計算するバーチャルお財布データ作成手段
と、前記バーチャルお財布データに対応したあらかじめ
定められたメッセージを保存するメッセージ保存手段
と、前記メッセージ保存手段に保存されたメッセージか
ら前記バーチャルお財布データに対応した前記メッセー
ジを選択する出力メッセージ選択手段と、前記バーチャ
ルお財布データを保存する履歴データ保存手段と、財
布、紙幣及び貨幣を表わすバーチャルお財布画像データ
を保存する出力画面用データ保存手段と、前記バーチャ
ルお財布データの金額を前記バーチャルお財布画像デー
タを用いて表示する出力画面を作成する出力画面作成手
段とを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態のブロ
ック図である。
【0017】データ端末装置100は電話回線200を
介してネットワーク設備300と接続される。
【0018】データ端末装置100はネットワーク接続
手段1を介して電話回線200と接続されており、モデ
ムやターミナルアダプターを含んでいる。
【0019】入力手段2はキーボード、マウス等に代表
される入力装置である。
【0020】ネットワーク接続判断手段3はデータ端末
装置100がネットワーク接続手段1により現在ネット
ワークに接続されているか否かを判断する。
【0021】使用限度額保存手段4は1ヶ月、1週間な
どの単位期間内にネットワーク接続料金として使用でき
る金額を保存する。図2は使用限度額保存手段4に保存
される使用限度額のイメージ図の例である。この例では
月当たりの使用限度額は1万円が設定されている。
【0022】出入金データ一時保存手段5はユーザが使
用限度額設定後に増減額する場合やネットワーク上で売
買を行ったときに動いた金額を一時的に保存する。
【0023】課金データ保存手段6は単位時間当たりの
電話回線200の電話料金及びネットワーク設備300
の接続サービス料金を保存する。図3は課金データ保存
手段6に保存される課金データのイメージ図の例であ
る。この例ではデータ端末装置とネットワーク設備A、
Bの間の1分あたりの電話料金が等しくなっている。ま
た、ネットワーク設備サービス料金はネットワーク設備
AとBで異なる料金設定になっている。ここでは時間当
たりの料金を設定する従量制の料金体系を例に挙げた
が、定額制の料金体系、または一定量まで定額制で一定
量を越えると従量制といった料金体系に対しても対応が
可能である。
【0024】カードデータ接続手段7はネットワーク接
続手段1を用いて信販会社などからカード残高を受信し
てカードデータ保存手段8に保存する。
【0025】タイマー9は時刻及び時間を計測する。
【0026】バーチャルお財布データ作成手段10はネ
ットワーク接続判断手段3、課金データ保存手段6及び
タイマー9から得られる情報を元に現在バーチャルお財
布に残っている金額である表示金額を算出する。
【0027】出力メッセージ選択手段11はバーチャル
お財布データ作成手段10で算出された表示金額によっ
てメッセージ保存手段12にあらかじめ保存されたメッ
セージの中からユーザに表示するメッセージを選択す
る。図4及び図5はメッセージ保存手段12に保存され
るメッセージの例であり、表示金額がプラスの場合は図
4を選択し、マイナスになったら図5を選択する。これ
らのメッセージの他に、表示金額があらかじめ定められ
た一定の金額に達したときや、一度に一定以上の金額が
使われそうなときに表示されるメッセージがメッセージ
保存手段12に保存され、出力メッセージ選択手段11
によって出力すべきメッセージが選択される。
【0028】履歴データ保存手段13は履歴データを保
存する。
【0029】出力画面作成手段14はバーチャルお財布
データ作成手段10で求められた現在の表示金額と出力
画面用データ保存手段15に保存された画像データによ
り、紙幣と貨幣の画像データの組み合わせにより表示金
額を視覚的に表現する画像データを生成する。例えば、
表示金額が1840円であるとすると、生成される画像
データは千円札1枚、500円玉1枚、100円玉3枚
及び10円玉4枚に相当する画像データが生成される。
図6は出力画面用データ保存手段15に保存される紙
幣、貨幣及び財布の画像データの例である。ここでは略
図で表現されているが、これらの紙幣及び貨幣の画像デ
ータは実際に発行されている紙幣及び貨幣の画像データ
或いはそれに相当するものが用いられる。
【0030】出力手段16は出力メッセージ選択手段1
1で選択されたメッセージ及び出力画面作成手段14で
生成された画像データを表示する。
【0031】次に、本発明のデータ端末装置100で初
めてネットワークに接続後、オンラインショッピングを
してから接続を終了するまでの過程を説明する。ここで
は、図2のように使用限度額を1ヶ月当たり1万円と設
定し、図3のネットワーク設備Aに午後12時から午後
1時まで接続したものとする。ネットワークとの接続の
経過は図7のように行われ、データ端末装置100は図
8及び図9の流れ図に従って動作する。以下の説明は図
7、8及び9により行う。
【0032】(1) 接続直前(12:00) ネットワークへの接続に先だって、データ端末装置10
0のユーザは使用限度額の1万円及び課金データを設定
する。設定は入力手段2から入力され、使用限度額保存
手段4及び課金データ保存手段6にそれぞれ保存され
る。使用限度額及び課金データの設定後、出入金データ
一時保存手段5の内容をクリアするクリア処理を行う
(S1)。続いて、ユーザが表示金額の表示を入力手段
2により入力した場合(S2)、バーチャルお財布デー
タ作成処理が行われる(S3)。
【0033】ネットワーク接続判断手段3により、ネッ
トワークと接続されているか否か、接続されている場合
はどのネットワークと接続されているかを調べるネット
ワーク接続調査を行う(T1)。今、接続前なので接続
時間はゼロ、よって従量制料金を採るネットワーク設備
Aへの電話料金及びネットワーク設備サービス料金はゼ
ロ、ゆえにネットワーク接続料金はゼロであると課金デ
ータ保存手段により計算される(T2)。また初めての
接続なので履歴データ保存手段11に履歴データは保存
されておらず(T3)、最終履歴データの取り出しは行
われない(T4)。次に、現在の表示金額に使用限度額
を追加するか否かが判断される(T5)。ここでは、初
めての接続であるので今月初めての接続であり、バーチ
ャルお財布データ作成手段10と履歴データ保存手段が
1万円に相当するデータを取り込む(T6、T7)。更
に、出入金データ一時保存手段5に出入金データが保存
されているか否かが判断され(T8)、保存されている
場合バーチャルお財布データ作成手段10は出入金デー
タを取り込む(T9)。ここでは出入金データは入って
いないので取り込みは行われない。また、カードデータ
保存手段8にデータが入っているかが判断され(T1
0)、保存されていないので取り込み(T11)は行わ
れない。最後にネットワーク接続料金、履歴データ、追
加すべき使用限度額及び出入金データを加えて表示金額
を計算して(T12)バーチャルお財布データ作成処理
は終了する。
【0034】出力画面作成手段14は出力画面用データ
保存手段15に保存された画像データを元にしてバーチ
ャルお財布データ作成手段10により計算された表示金
額に相当するお金の画像データを作成する。図10
(a)〜(f)はバーチャルお財布の中身を表示した例
である。ここでは表示金額は1万円であるため、お財布
の中身を表わす画像データは図10(a)のように1万
円札1枚の画像データとなる。
【0035】(2) 使用限度額の変更(12:10) 接続10分後の12時10分に使用限度額を1000円
増額するときの動作を説明する。
【0036】使用限度額の増額の処理に先だってクリア
処理(S1)が行われ、出入金データ一時保存手段5と
カードデータ保存手段8の内容がクリアされる。ユーザ
によって使用限度額の増額が指示されると(S5)、出
入金データ一時保存手段5に+1000円が保存され
(S6)、バーチャルお財布データ作成処理(S3)が
行われる。
【0037】バーチャルお財布データ作成手段では、ネ
ットワーク接続判断手段3によりネットワークと接続さ
れていることが確認された後(T1)、課金データ保存
手段6及びタイマー9によりネットワーク接続料金が計
算される(T2)。図3のように、ネットワーク設備A
への電話料金は200円、ネットワーク設備サービス料
金は10円、よって現在までのネットワーク接続料金は
210円となる。履歴データの有無を確認をすると(T
3)、履歴データ保存手段13に履歴データとして1万
円が入っているのでこれを取り出す(T4)。使用限度
額の増額はまだ1ヶ月経過していないので行わない(T
5)。出入金データの有無を確認すると(T8)、S6
で保存された+1000円があるのでこれを取り込む
(T9)。カードデータは無いので(T10)、以上よ
り現在の表示金額は1万円−210円+1000円=1
0,790円となる(T12)。履歴データ保存手段1
3の履歴データは11,000円に更新される。
【0038】ネットワーク接続直前と同様に、S4にて
10,790円相当の画像データが作成され、出力され
る。図10(b)はこのときの出力手段16により出力
される画像データの例である。
【0039】(3) オンラインショッピング(12:
20) ユーザが使用限度額を用いて支払いを行おうとしたとき
の本発明の動作を説明する。ネットワークに接続して2
0分経過後に2,000円の本をオンラインショッピン
グにて購入しようとしたときの例である。
【0040】クリア処理後(S1)、ユーザが支払いシ
ョッピング(S7)を選択すると、出入金データ一時保
存手段5に−2,000円が保存され、バーチャルお財
布データ作成処理(S9)が行われる。
【0041】T1からT7、T10及びT11について
は使用限度額の増額について説明したときと同様に処理
される。T8及びT9において出入金データ−2,00
0円が取り込まれ、表示金額は11,000−420−
2,000=8,580円となる。出力手段16は図1
0(c)のような画像データを出力する(S10)。続
いて出力メッセージ選択手段11はメッセージ保存手段
12に格納されたメッセージを選択して出力手段16よ
り出力する。今回の本の購入は使用限度額内であるの
で、図4のメッセージが表示される(S11)。ここで
ユーザから購入するか否かの指示を受け(S12)、購
入が決定した場合は履歴データ保存手段13の履歴デー
タは9,000円に更新される(S13)。
【0042】(4) オンラインショッピング2(1
2:30) ユーザが表示金額をマイナスにするような買い物をした
ときの動作を説明する。ネットワーク接続30分後に1
0,000円のワインを買うとする。
【0043】クリア処理後(S1)、ユーザが支払いシ
ョッピング(S7)を選択すると、出入金データ一時保
存手段5に−10,000円が保存され、バーチャルお
財布データ作成処理(S9)が行われる。
【0044】T1からT7、T10及びT11について
は使用限度額の増額について説明したときと同様に処理
される。T8及びT9において出入金データ−10,0
00円が取り込まれ、表示金額は11,000−630
−10,000=−1,630円となる。出力手段16
は図10(d)のような画像データを出力する(S1
0)。
【0045】続いて出力メッセージ選択手段11はメッ
セージ保存手段12に格納されたメッセージを選択して
出力手段16より出力する。今回のワインを購入すると
表示金額がマイナスになってしまうので、図5のメッセ
ージが表示される(S11)。ここではユーザは購入を
諦めたとする(S12、S13)。
【0046】(5) カードショッピング1(12:4
0) ユーザが前述のワインをカードで購入するときの動作を
説明する。クリア処理(S1)後、入力手段2によりユ
ーザからカードショッピングの指示を受けると(S1
5)、カードデータ接続手段7はネットワークを介して
信販会社等のデータにアクセスしてカード残高を参照
し、カードデータ保存手段8に保存する(S15)。以
降の処理は本の購入と同様だが、購入した場合、履歴デ
ータにはカードショッピングデータとして−10,00
0円が記録される。ここで表示されるバーチャルお財布
は図10(e)である。
【0047】(6) カードショッピング2(12:5
0) 更にユーザが50,000円のバッグをカードで購入し
ようとしたとする。クリア処理(1)の後、前記(5)
と同様に処理が進むが図7にあるように購入すると−3
0,000円となるので前記(4)と同様に図5が表示
される。
【0048】(7) 接続終了(13:00) ユーザが接続を終了しようとしたときの動作を説明す
る。クリア処理(S1)後、入力手段2によりユーザが
接続終了を指示すると(S16)、バーチャルお財布デ
ータ作成処理を実行した後、今回の接続に要したネット
ワーク接続料金を履歴データから引いた額に更新する。
ネットワーク接続後の履歴データは7,740円、カー
ドショッピングデータ−10,000円となる。
【0049】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、パソコンは購入
時にはお金がかかるが購入後はテレビのように只で使え
るという意識が根強い一般的なパソコンユーザが、予想
を超えた金額のネットワーク接続料金の請求を受けてし
まうことを未然に防ぐことである。
【0050】第2の効果は、オンラインショッピング時
の支払いをしたという感覚の希薄さを補い、金銭感覚の
コントロールを容易にすることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図2】使用限度額保存手段に保存される使用限度額の
例の図である。
【図3】課金データ保存手段に保存される課金データの
例の図である
【図4】メッセージ保存手段に保存されるメッセージの
例である。
【図5】メッセージ保存手段に保存されるメッセージの
例である。
【図6】バーチャルお財布及びバーチャルお財布内に納
められる紙幣及び貨幣の画像データの例である。
【図7】ネットワークとの接続の経過を示した図であ
る。
【図8】データ処理装置100の処理の流れ図である。
【図9】バーチャルお財布データ作成処理の流れ図であ
る。
【図10】バーチャルお財布の中身を表示した例であ
る。
【符号の説明】
1 ネットワーク接続手段 2 入力手段 3 ネットワーク接続判断手段 4 使用限度額保存手段 5 出入金データ一時保存手段 6 課金データ保存手段 7 カードデータ接続手段 8 カードデータ保存手段 9 タイマー 10 バーチャルお財布データ作成手段 11 出力メッセージ選択手段 12 メッセージ保存手段 13 履歴データ保存手段 14 出力画面作成手段 15 出力画面用データ保存手段 16 出力手段 100 データ端末装置 200 回線 300 ネットワーク設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 15/00 H04L 11/02 F

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段、出力手段、タイマー及びネッ
    トワーク接続手段を備えたデータ端末装置において、 前記ネットワーク接続手段により現在ネットワークに接
    続しているか否かを判断するネットワーク接続判断手段
    と、 単位時間当たりのネットワークへの接続に要する回線使
    用料及びネットワーク設備の接続サービス料である課金
    データを保存する課金データ保存手段と、 あらかじめ前記データ端末装置のユーザによって定めら
    れる金額であり、前記ユーザがあらかじめ決められた単
    位期間に前記データ端末装置を利用してネットワークに
    接続するために使用できる金額である使用限度額を保存
    する使用限度額保存手段と、 前記ユーザによる前記使用限度額の増減を保存する出入
    金データ一時保存手段と、 出入金データ一時保存手段、使用限度額保存手段及び課
    金データ保存手段に保存された各データを元に、当該単
    位期間での残高金額及びカード残高金額であるバーチャ
    ルお財布データを計算するバーチャルお財布データ作成
    手段と、 前記バーチャルお財布データに対応したあらかじめ定め
    られたメッセージを保存するメッセージ保存手段と、 前記メッセージ保存手段に保存されたメッセージから前
    記バーチャルお財布データに対応した前記メッセージを
    選択する出力メッセージ選択手段と、 前記バーチャルお財布データを保存する履歴データ保存
    手段と、 財布、紙幣及び貨幣を表わすバーチャルお財布画像デー
    タを保存する出力画面用データ保存手段と、 前記バーチャルお財布データの金額を前記バーチャルお
    財布画像データを用いて表示する出力画面を作成する出
    力画面作成手段とを備えることを特徴とするデータ端末
    装置。
  2. 【請求項2】 入力手段、出力手段、タイマー及びネッ
    トワーク接続手段を備えたデータ端末装置において、 前記ネットワーク接続手段により現在ネットワークに接
    続しているか否かを判断するネットワーク接続判断手段
    と、 単位時間当たりのネットワークへの接続に要する回線使
    用料及びネットワーク設備の接続サービス料である課金
    データを保存する課金データ保存手段と、 あらかじめ前記データ端末装置のユーザによって定めら
    れる金額であり、前記ユーザがあらかじめ決められた単
    位期間に前記データ端末装置を利用してネットワークに
    接続するために使用できる金額である使用限度額を保存
    する使用限度額保存手段と、 前記ユーザによる前記使用限度額の増減及びオンライン
    ショッピングで支払う金額を保存する出入金データ一時
    保存手段と、 回線を通して銀行または信販会社のマネーカードのデー
    タであるカードデータにアクセスする手段であるカード
    データアクセス手段と、 前記カードデータアクセス手段により得られた前記カー
    ドデータを保存するカードデータ保存手段と、 前記カードデータ保存手段、出入金データ一時保存手
    段、使用限度額保存手段及び課金データ保存手段に保存
    された各データを元に、当該単位期間での残高金額及び
    カード残高金額であるバーチャルお財布データを計算す
    るバーチャルお財布データ作成手段と、 前記バーチャルお財布データに対応したあらかじめ定め
    られたメッセージを保存するメッセージ保存手段と、 前記メッセージ保存手段に保存されたメッセージから前
    記バーチャルお財布データに対応した前記メッセージを
    選択する出力メッセージ選択手段と、 前記バーチャルお財布データを保存する履歴データ保存
    手段と、 財布、紙幣及び貨幣を表わすバーチャルお財布画像デー
    タを保存する出力画面用データ保存手段と、 前記バーチャルお財布データの金額を前記バーチャルお
    財布画像データを用いて表示する出力画面を作成する出
    力画面作成手段とを備えることを特徴とするデータ端末
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2のいずれかに記載のデー
    タ端末装置において、前記ネットワーク接続手段はイン
    ターネットサービスプロバイダであることを特徴とする
    データ端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のデー
    タ端末装置において、前記データ端末装置はパーソナル
    コンピュータ、ワークステーション、ネットワークコン
    ピュータ及びインターネット接続手段を備えたテレビの
    いずれかであることを特徴賭するデータ端末装置。
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