JP2913309B2 - 電気錠 - Google Patents

電気錠

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JP2913309B2
JP2913309B2 JP27554289A JP27554289A JP2913309B2 JP 2913309 B2 JP2913309 B2 JP 2913309B2 JP 27554289 A JP27554289 A JP 27554289A JP 27554289 A JP27554289 A JP 27554289A JP 2913309 B2 JP2913309 B2 JP 2913309B2
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康男 上野
文雄 渡瀬
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Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は玄関,門扉,金庫の扉等に広く用いられる電
気錠に関するものであり、特に発電機能を有し電池等に
よる外部からの電源供給がなくても作動することが出来
る電気錠に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、一般に広く用いられる扉用の錠は機械的ものが
多かったが、合鍵の作りやすさ、又ピッキング等に対す
る弱さから防盗性に問題があった。近来、これを改善す
る為に電気信号によって動作するいわゆる電気錠が採用
されつつあり、その数は急速に増加している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかるに、これまでの電気錠は外部から有線で供給さ
れる電源か、又は内部に収納するバッテリーによって作
動するものであり、前者は断線、又は停電により、後者
はバッテリー寿命がなくなることにより動作出来なくな
るものであり、その時の対策として別途機械的シリンダ
ーを並用したり、外部から電源を供給出来る様な装置を
設けたりしたものがある。しかし、いずれも本来の電気
錠としての特徴である安全性を損なうか、又はコストア
ップの原因となるものであり、より良い対策が望まれて
いる。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は上記のごとき問題点を解決する為に、回転式
発電機と、整流器と、コンデンサーと、該コンデンサー
に蓄えられた電力によって作動する判別回路と、該判別
回路の信号を受けて作動するドライブ回路と、該ドライ
ブ回路によって駆動される電磁アクチェータを有する電
気錠を供給するものである。
(ホ)作用 上記のごとく構成された電気錠は、解錠しようとする
時、先ず回転式発電機の軸を外部より回転して、整流回
路を介してコンデンサーに一定以上の電力を蓄える。
次にダイヤル回転、カードの挿入、テンキーその他の
方法により合い番号を入力し、その信号内容を判別回路
で判別した後その内容がOKであれば、解錠信号を出力し
その信号により駆動回路を介して、電磁アクチェータが
作動して解錠状態となる。不使用時は全く電力を必要と
しないので、次に使用する時に再び発電機の軸を回転し
てから使用すれば良い。従って外部配線もバッテリーも
不要であり、前述の機械的シリンダー、及び外部からの
電源供給装置も不要となる。
(ヘ)実施例 以下、図について本発明の構造を説明する。
第1図は本発明の一実施例の構造を示す構成図であ
る。
第1図において、回転式発電機1の軸2には外部より
手動でまわすためのツマミ3が設けられるとともに、出
力線には整流回路4を介してコンデンサー5が接続され
ている。又、コンデンサー5には判別回路6、及びドラ
イブ回路7を介した電磁アクチェータ8が接続されてお
り、判別回路6の出力によりドライブ回路7が作動し、
電磁アクチェータを駆動させることが出来るごとく構成
されている。又、回転発電機1にはその回転角度信号
S1、及び方向S2を検知するセンサー回路9が接続され、
その出力は夫々判別回路6に接続されている。更に電磁
アクチェータ8に取付けられたマグネット16に吸引され
ているピン10が、施解錠用のボルト11の穴12に嵌合して
おり、フック13は他端の穴14が発電機1の軸2に固着さ
れた偏心ピン15に嵌合して、往復運動する様に構成され
ている。
ピン10とフック13との働きにより軸2の回転とボルト
11の突出、引込み運動とを係脱する係脱機構を構成して
いる。17は外筺である。
次に以上のごとく構成された電気錠の動作について説
明する。先ずツマミ3を回転すると、発電機1により発
生した交流電力は整流回路4を介して直流電力としてコ
ンデンサー5に蓄えられる。次にツマミ3を逆方向に回
転するとセンサー回路9がそれを検知しS2信号を判別回
路6に送る。同時に回転角度を測定し次にツマミ3を逆
方向にまわす時、その反転信号S2と同時に回転角度信号
S1を判別回路6に送信する。
この動作を複数回繰り返すことによって判別回路6に
入力された信号が所定の内容と一致した時、判定回路6
は解錠信号を出力し、その信号によってドライブ回路7
を介して電磁アクチェータ8が動作して、第1図におい
てピン10を点線の位置まで押す。その状態でツマミ3を
回転するとフック13とピン10が係合し、逆にピン10の右
側は穴12の中に引込むのでツマミ3の回転によりボルト
11を点線の位置まで引込めることが出来、扉を開くこと
が出来る。扉を閉めた時には再びツマミ3をまわして、
ボルト11が突出した状態で電磁アクチェータ8を右方向
に作動させると、ピン10もマグネット16に吸引されて右
方向に移動し実線の位置にもどり施錠状態となる。
この様にツマミ3は、発電用,合い番号入力用,ボル
ト動作用と全ての操作に利用されるので、他の操作スイ
ッチが不要であり、構造が簡単で安価に製作し得るもの
となる。又、従来の電気錠の様に外部より配線をするこ
とも内部にバッテリーを収納する必要もなく、停電やバ
ッテリーの消耗により不動作とすることもないので、常
に安心して使用出来るものであり、電気錠の最大の欠点
を排除することが出来るものである。
第2図は本発明の他の実施例の構造を示す部分構成図
である。
第2図において、発電機1にはその回転角度のみを検
知するセンサー21と、外筺16に入力スイッチ22が設けら
れ判別回路6に接続されている。
この様にした場合、合い番号の入力はツマミ3の回転
角度を入力スイッチ22を外部より押した時にセンサー21
により検出して、この内容を判別回路6に送る。以下は
第1図に示すものと同様である。
この様にした場合の利点は、外部操作部が1つ増すか
わりに入力操作が簡単となる。例えば同じ番号をならべ
て入力する時はスイッチ22のみを複数回押すだけで良い
ことになる。
第3図は本発明の他の実施例の構造を示す部分構成図
である。第3図において、発電機1にはセンサーはなく
外部に入力装置31を有する。入力装置31はいわゆるテン
キー、又は磁気カードリーダ等の様なものでも良いが、
入力時の電力が少なくて済むものが望ましい。表示器32
はコンデンサー5に充分な電力が蓄えられたことを知ら
せる為の表示器である。尚、本発明におけるツマミ3は
いわゆる回転ノブと同一の意味を持つものである。
第3図における操作は、先ずツマミ3を回転して発電
し、その電圧の一定以上に達すると余った電力によって
表示器32が点灯する。その状態で入力装置31から任意の
方法で合い番号を入力し、判別回路6に送る。この後は
第1図に示す実施例の操作と同じである。
この様にした場合の利点は、従来のシステムに本発明
の電気錠を置き換える時、システム全体を変更する必要
がなくそのまま使用出来ることである。この場合も従来
必要であった機械式シリンダーや外部給電装置等は不要
となり、電池の交換による費用もなくなるので大幅な経
費の削減が可能となる。
その他、発電機1の軸2とボルト11の動作ハンドル機
構を別々に切り離して設けることも可能であり、この様
にした場合は部品点数は増加するが、発電用のダイアル
とボルト動作用のハンドルを各々任意の位置に配置し、
操作しやすく出来る利点がある。
又、電磁アクチェータとしてはソレノイド又はモータ
ーを使用することが出来るが、消費電力が少ないものが
望ましい。
(ト)発明の効果 以上の説明で明らかなごとく、本発明の電気錠は簡単
な構造で従来の電磁錠の最も大きな問題点であった、電
池寿命及び停電による不動作を完全に解決し得るもので
あり、更に入力装置及びボルト操作機構との一体化も可
能であり、その合理的な構造は安価で故障の少ない電気
錠として広く利用されるものであり、その効果は極めて
著しい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構造を示す構成図であり、
第2図,第3図は本発明の他の実施例の構造を示す部分
構成図である。 1……発電機,2……軸 3……ツマミ,4……整流回路 5……コンデンサー,6……判別回路 7……ドライブ回路,8……電磁アクチェータ 9……センサー回路,10……ピン 11……ボルト,13……フック 15……偏心ピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転式発電機と、整流器と、コンデンサー
    と、該コンデンサーに蓄えられた該電力によって作動す
    る判別回路と、該判別回路の信号を受けて作動するドラ
    イブ回路と、該ドライブ回路によって駆動される電磁ア
    クチェータと回転式発電機の回転軸の回転角度を検知す
    るセンサーと入力スイッチを設け、該センサーの角度信
    号を該入力スイッチにより前記判別回路に入力するごと
    くなしたことを特徴とする電気錠。
  2. 【請求項2】回転式発電機と、整流器と、コンデンサー
    と、該コンデンサーに蓄えられた該電力によって作動す
    る判別回路と、該判別回路の信号を受けて作動するドラ
    イブ回路と、該ドライブ回路によって駆動される電磁ア
    クチェータと、施錠用ボルトと、回転式発電機の軸に連
    動せしめた回転ノブと、施錠時には回転ノブと施錠用ボ
    ルトとの係合を断ち、解錠時には回転ノブと施錠用ボル
    トとの係合を結合する係脱機構を設けたことを特徴とす
    る電気錠。
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