JP2905363B2 - レーザ治療装置 - Google Patents
レーザ治療装置Info
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- JP2905363B2 JP2905363B2 JP5154174A JP15417493A JP2905363B2 JP 2905363 B2 JP2905363 B2 JP 2905363B2 JP 5154174 A JP5154174 A JP 5154174A JP 15417493 A JP15417493 A JP 15417493A JP 2905363 B2 JP2905363 B2 JP 2905363B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- microwave
- optical fiber
- treatment
- oscillator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ治療装置、より
詳細には、レーザ治療とマイクロ波治療を単一の装置を
用いて同時に又は個別に行えるようにしたレーザ治療装
置に関する。
詳細には、レーザ治療とマイクロ波治療を単一の装置を
用いて同時に又は個別に行えるようにしたレーザ治療装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】レーザ光を利用した治療法は、既に、種
々提案されており、例えば、ＨeＮeレーザの応用とし
て、レーザ光を光ファイバーで導き、身体の一部(例え
ば、炎症部位)に照射して、疼痛疾患,炎症性疾患などを
治療することが行なわれている。また、マイクロ波を利
用した治療法も提案されているが、これは、例えば、１
００ＭＨｚ以上のマイクロ波を身体の一部（例えば、疼
痛部位）に照射し、電磁波エネルギーを利用して体内で
発熱させるものである。
々提案されており、例えば、ＨeＮeレーザの応用とし
て、レーザ光を光ファイバーで導き、身体の一部(例え
ば、炎症部位)に照射して、疼痛疾患,炎症性疾患などを
治療することが行なわれている。また、マイクロ波を利
用した治療法も提案されているが、これは、例えば、１
００ＭＨｚ以上のマイクロ波を身体の一部（例えば、疼
痛部位）に照射し、電磁波エネルギーを利用して体内で
発熱させるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、現在、
レーザ光を利用した治療法とマイクロ波を利用した治療
法とが提案されているが、レーザ治療器とマイクロ波治
療器が別々であったため、同じ疾患部に、レーザ光とマ
イクロ波を同時に照射することができなかった。また、
２台の治療器を備えることは、費用も嵩み、また、その
ためのスペースを多く要し、更には、たとえレーザ治療
とマイクロ波治療を時間をずらせて行うにしても、これ
ら治療器を取り替えなければならず、操作性が非常に悪
かった。
レーザ光を利用した治療法とマイクロ波を利用した治療
法とが提案されているが、レーザ治療器とマイクロ波治
療器が別々であったため、同じ疾患部に、レーザ光とマ
イクロ波を同時に照射することができなかった。また、
２台の治療器を備えることは、費用も嵩み、また、その
ためのスペースを多く要し、更には、たとえレーザ治療
とマイクロ波治療を時間をずらせて行うにしても、これ
ら治療器を取り替えなければならず、操作性が非常に悪
かった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、レーザ光発振器とマイクロ波発振器とを
収納した筐体部と、前記マイクロ波発振器からのマイク
ロ波を放射するマイクロ波アンテナを収納し、前記レー
ザ光発振器からのレーザ光を照射する光ファイバーの先
端部を固定したヘッド部とから成り、該ヘッド部より前
面に向けてマイクロ波とレーザ光とを同時に又は個別に
放射可能にし、前記ヘッド部は、前面にカバー部材を有
し、該カバー部材の略中央に前記光ファイバーの先端部
が固定されていること、前記カバー部材は、前記光ファ
イバーの先端面に対向して、かつ該先端面に対して位置
調整可能にレンズを具備していることを特徴としたもの
である。
決するために、レーザ光発振器とマイクロ波発振器とを
収納した筐体部と、前記マイクロ波発振器からのマイク
ロ波を放射するマイクロ波アンテナを収納し、前記レー
ザ光発振器からのレーザ光を照射する光ファイバーの先
端部を固定したヘッド部とから成り、該ヘッド部より前
面に向けてマイクロ波とレーザ光とを同時に又は個別に
放射可能にし、前記ヘッド部は、前面にカバー部材を有
し、該カバー部材の略中央に前記光ファイバーの先端部
が固定されていること、前記カバー部材は、前記光ファ
イバーの先端面に対向して、かつ該先端面に対して位置
調整可能にレンズを具備していることを特徴としたもの
である。
【０００５】
【作用】レーザの光照射とマイクロ波の照射を単一のヘ
ッドより同時に又は個別に行い得るようにし、治療効果
の促進、治療時間の短縮、作業性の向上等を図る。
ッドより同時に又は個別に行い得るようにし、治療効果
の促進、治療時間の短縮、作業性の向上等を図る。
【０００６】
【実施例】図１は、本発明によるレーザ治療装置の一実
施例を説明するための全体構成図で、図中、１はレーザ
光発振器とマイクロ波発振器とを収納した筐体、２は前
記レーザ光発振器によって発生されたレーザ光を伝達す
るための光ファイバーと前記マイクロ波発振器によって
発生されたマイクロ波を伝達するためのマイクロ波伝送
線等を収納したケーブル、３は前記光ファイバーを通し
て伝達されてきたレーザ光及び前記マイクロ波伝送線を
通して伝送されてきたマイクロ波を放射するためのヘッ
ド、４は前記筐体１に取り付けられ、前記ヘッド３を懸
架するためのヘッドハンガーである。
施例を説明するための全体構成図で、図中、１はレーザ
光発振器とマイクロ波発振器とを収納した筐体、２は前
記レーザ光発振器によって発生されたレーザ光を伝達す
るための光ファイバーと前記マイクロ波発振器によって
発生されたマイクロ波を伝達するためのマイクロ波伝送
線等を収納したケーブル、３は前記光ファイバーを通し
て伝達されてきたレーザ光及び前記マイクロ波伝送線を
通して伝送されてきたマイクロ波を放射するためのヘッ
ド、４は前記筐体１に取り付けられ、前記ヘッド３を懸
架するためのヘッドハンガーである。
【０００７】図２は、前記ヘッド３の詳細を説明するた
めの図で、図中、１１は光ファイバー、１２はマイクロ
波アンテナ、１３はカバーで、光ファイバー１１の先端
は、前記カバー１３の略中央に固定され、前記マイクロ
波アンテナ１２はヘッド３の内部に収納されている。
めの図で、図中、１１は光ファイバー、１２はマイクロ
波アンテナ、１３はカバーで、光ファイバー１１の先端
は、前記カバー１３の略中央に固定され、前記マイクロ
波アンテナ１２はヘッド３の内部に収納されている。
【０００８】前述のように、筐体１内には、レーザ発振
器とマイクロ波発振器とが収納されており、これらが同
時に又は別々に駆動され、ヘッド３の前面から放射され
る。１４は光ファイバー１１の先端面に対向して設けら
れたレンズで、光ファイバー１１から放出されたレーザ
光は、該レンズ１４によって拡散されて放射される。
器とマイクロ波発振器とが収納されており、これらが同
時に又は別々に駆動され、ヘッド３の前面から放射され
る。１４は光ファイバー１１の先端面に対向して設けら
れたレンズで、光ファイバー１１から放出されたレーザ
光は、該レンズ１４によって拡散されて放射される。
【０００９】図３は、前記光ファイバー１１の先端面と
レンズ１４との関係を示す拡大図で、光ファイバー１１
の先端部は、図示のようにボルト状部材１５内を貫通し
て該ボルト状部材１５に固定されており、このボルト状
部材１５がカバー１３の略中央に開けられた穴に挿通さ
れ、ナット状部材１６によってカバー部材１３に固定さ
れる。レンズ１４は袋ナット状部材１７の略中央に固定
されており、この袋ナット状部材１７が前記ナット状部
材１６の外周に設けられたねじに螺合するようになって
いる。従って、袋状ナット部材１７を回転することによ
り、光ファイバー１１の先端面とレンズ１４との距離を
変えることができ、これによって、光ファイバー１１の
先端面から放出されるレーザ光の広がり角を任意に変え
ることができる。
レンズ１４との関係を示す拡大図で、光ファイバー１１
の先端部は、図示のようにボルト状部材１５内を貫通し
て該ボルト状部材１５に固定されており、このボルト状
部材１５がカバー１３の略中央に開けられた穴に挿通さ
れ、ナット状部材１６によってカバー部材１３に固定さ
れる。レンズ１４は袋ナット状部材１７の略中央に固定
されており、この袋ナット状部材１７が前記ナット状部
材１６の外周に設けられたねじに螺合するようになって
いる。従って、袋状ナット部材１７を回転することによ
り、光ファイバー１１の先端面とレンズ１４との距離を
変えることができ、これによって、光ファイバー１１の
先端面から放出されるレーザ光の広がり角を任意に変え
ることができる。
【００１０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、レーザ光とマイクロ波を単一のヘッドを用い
て同時に或いは個別に照射することができ、治療効率を
上げ、更には、治療時間を短縮することができる。ま
た、レーザ治療装置とマイクロ波治療装置を別々に備え
る必要がないので、コストも安く、また、スペースも少
なくすみ、しかも、レーザ治療とマイクロ波治療を時間
的にずらして行う場合においても、装置を替える必要が
ないので、作業効率を格段に向上することができる。更
には、レンズ１の位置を調整することにより、レーザ光
の照射面積を所望の面積に調整することができる等の効
果がある。
によると、レーザ光とマイクロ波を単一のヘッドを用い
て同時に或いは個別に照射することができ、治療効率を
上げ、更には、治療時間を短縮することができる。ま
た、レーザ治療装置とマイクロ波治療装置を別々に備え
る必要がないので、コストも安く、また、スペースも少
なくすみ、しかも、レーザ治療とマイクロ波治療を時間
的にずらして行う場合においても、装置を替える必要が
ないので、作業効率を格段に向上することができる。更
には、レンズ１の位置を調整することにより、レーザ光
の照射面積を所望の面積に調整することができる等の効
果がある。
【図１】 本発明によるレーザ治療装置の一実施例を説
明するための全体構成図である。
明するための全体構成図である。
【図２】 図１に示したヘッド３の詳細図である。
【図３】 図２に示した光ファイバー先端固定部の詳細
図である。
図である。
１…筐体、２…ケーブル、３…ヘッド、４…ヘッドホル
ダー、１１…光ファイバー、１２…マイクロ波アンテ
ナ、１３…カバー、１４…レンズ。
ダー、１１…光ファイバー、１２…マイクロ波アンテ
ナ、１３…カバー、１４…レンズ。
Claims (1)
- 【請求項１】 レーザ光発振器とマイクロ波発振器とを
収納した筐体と、前記マイクロ波発振器からのマイクロ
波を放射するマイクロ波アンテナを収納し、前記レーザ
光発振器からのレーザ光を照射する光ファイバーの先端
部を固定したヘッドとから成り、該ヘッドより前面に向
けてマイクロ波とレーザ光とを同時に又は個別に放射可
能にしたレーザ治療装置において、前記ヘッドは、前面
にカバー部材を有し、該カバー部材の略中央に前記光フ
ァイバーの先端部が固定されており、前記カバー部材
は、前記光ファイバーの先端面に対向してかつ該先端面
に対して位置調整可能にレンズを具備していることを特
徴とするレーザ治療装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5154174A JP2905363B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | レーザ治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5154174A JP2905363B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | レーザ治療装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06339536A JPH06339536A (ja) | 1994-12-13 |
| JP2905363B2 true JP2905363B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=15578457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5154174A Expired - Lifetime JP2905363B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | レーザ治療装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2905363B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997031681A1 (fr) * | 1996-03-01 | 1997-09-04 | Kabushiki Kaisha Art Of Hair | Dispositif emetteur de faisceau laser |
| JP4825615B2 (ja) * | 2006-08-03 | 2011-11-30 | ヤーマン株式会社 | 美肌装置 |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP5154174A patent/JP2905363B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06339536A (ja) | 1994-12-13 |
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