JP2902382B2 - 向上した感度を有するジアゾベース画像形成要素 - Google Patents

向上した感度を有するジアゾベース画像形成要素

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JP2902382B2
JP2902382B2 JP15734097A JP15734097A JP2902382B2 JP 2902382 B2 JP2902382 B2 JP 2902382B2 JP 15734097 A JP15734097 A JP 15734097A JP 15734097 A JP15734097 A JP 15734097A JP 2902382 B2 JP2902382 B2 JP 2902382B2
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、淡水により平版印刷版に現像
することができるジアゾ増感画像形成要素に関する。
【0002】
【発明の背景】平版印刷は、そのいくらかの領域が平版
印刷インキを受容することができるが、他の領域は水で
湿らされるとインキを受容しない特別に調製された表面
からの印刷の方法である。インキを受容する領域は印刷
画像領域を形成し、インキ−反発性領域は背景領域を形
成する。
【0003】写真平版印刷(photolithography)の分野で
は、写真材料が親水性背景上で露光領域において(ネガ
ティブ−作用性)、又は非−露光領域において(ポジテ
ィブ−作用性)油性又は脂性インキに対して画像通りに
受容性とされる。
【0004】サーフェスリトプレート(surface litho p
late)又はプラノグラフィー印刷版とも呼ばれる通常の
平版印刷版の作製の場合、水に対する親和性を有する、
又は化学的処理によりそのような親和性を得る支持体に
感光性組成物の薄層がコーティングされる。その目的の
ためのコーティングは、ジアゾ化合物、二クロム酸塩−
増感親水性コロイド及び多様な合成感光性樹脂を含有す
る感光性ポリマー層を含む。
【0005】特にジアゾ−増感系が広く用いられる。こ
れらの系はKosar J.により“Light−Se
nsitive Systems”,Wiley,Ne
wYork,1965,Chapter 7において広
範囲に考察された。一般に用いられるネガティブ−作用
性ジアゾ−増感系は、紫外線及び青色線に暴露されると
ポリマーを硬膜するジアゾ化合物の能力に基づいてい
る。それらの硬膜性に基づく平版印刷版の作製のために
用いられてきたジアゾ化合物は、例えばその光分解生成
物が直接ポリマー(天然コロイド又は合成樹脂)を硬膜
することができるジアゾニウム塩及びジアゾニウムポリ
マーである。ジアゾニウム基を含有するポリマーは大き
な構造を有するが、イオン性ジアゾニウム基の存在のた
めにそれらは水溶性のままである。これらの基が光への
暴露により破壊されると不溶性の樹脂が生成される。特
に有用なジアゾニウムポリマーはカルボニル化合物、例
えばホルムアルデヒドなどのアルデヒドと、例えばp−
アミノジフェニルアミンのジアゾニウム塩の縮合生成物
である。これらの縮合生成物は通常ジアゾ樹脂と命名さ
れる。これらの系においては場合によりポリマー性結合
剤がジアゾ樹脂コーティングに加えられることができ
る。
【0006】ジアゾ−増感平版印刷版の作製のためにい
くつかの型の支持体を用いることができる。通常の支持
体はAl又はZnのような金属支持体、ポリエステルフ
ィルム支持体及び紙ベースである。これらの支持体はそ
れ自身で十分に親水性でない場合、最初に親水性層がコ
ーティングされ、印刷版の親水性背景が形成され、ジア
ゾ化合物を含有する上層が次いで適用される(例えばD
E−P−1900469、DE−P−2030634及
びUS−P−3971660を参照されたい)。
【0007】これらの系における親水性層として、例え
ばGB−P−1419512、FR−P−230035
4、US−P−3971660及び4284705に記
載されているようなポリビニルアルコール及び加水分解
テトラエチルオルトシリケート、ならびに好ましくは二
酸化ケイ素及び/又は二酸化チタンも含有する層の使用
が既知である。この親水性層に、ポリマー性結合剤中に
ジアゾニウム塩又はジアゾ樹脂を含有する感光層が上塗
りされる。
【0008】感光層が画像−通りに露光されると、露光
された画像領域は水不溶性となり、非露光領域は水溶性
のまま残る。次いで印刷版は水で現像され、非露光領域
のジアゾニウム塩又はジアゾ樹脂が除去される。そのよ
うな現像は例えばEP−A−450199及びEP−A
−601240に開示されている通り、淡水を用いて行
うことができる。
【0009】しかし、例えばEP−A−450199、
EP−A−601240及びUS−P−3971660
に開示されている親水性(コ)ポリマー又は(コ)ポリ
マー混合物及び加水分解テトラエチルオルトシリケート
を含有する層を親水性層として含むジアゾベース画像形
成要素から得られる平版印刷版の平版印刷性は、画像形
成要素を保存すると低下するか、あるいは該画像形成要
素が低い感度を有することが見いだされた。
【0010】
【発明の概略】本発明の目的は、向上した保存安定性、
高い印刷耐久性及び向上した感度を有する平版印刷版の
作製のための、親水性表面を有する支持体を含むジアゾ
ベース画像形成要素を提供することである。
【0011】他の目的は下記の説明から明らかになるで
あろう。
【0012】本発明に従えば、水−不溶性ポリマーのカ
チオン性又は非イオン性水性分散液及びジアゾ樹脂を含
む少なくとも1層の感光層を支持体の親水性表面上に含
み、感光層が4,4’ ビス メトキシ メチル ジフェニ
ルエーテルとp−アミノジフェニルアミンのジアゾニウ
ム塩との縮合生成物である少なくとも1種のジアゾ樹脂
を含むことを特徴とする画像形成要素が提供される。
【0013】本発明に従えば、上記に定義されている画
像形成要素を画像−通りに露光し、続いて該画像形成要
素を水性液体で濯ぐか又は洗浄することにより、該画像
要素の非−露光の又は不十分に露光された領域において
感光層を除去する段階を含む平版印刷版を得るための方
法が提供される。
【0014】
【詳細な記述】本発明の画像形成において水−不溶性ポ
リマーのカチオン性又は非イオン性水性分散液及び4,
4’ ビス メトキシ メチル ジフェニルエーテルとp−
アミノジフェニルアミンのジアゾニウム塩との縮合生成
物である少なくとも1種のジアゾ樹脂を含む感光層を用
いることにより、現像性及び平版印刷性、例えば非−印
刷領域におけるインキ反発性は、画像形成の前に画像形
成要素を保存した場合に、より安定なまま残り、画像形
成要素の感度は向上する。
【0015】4,4’ ビス メトキシ メチル ジフェニ
ルエーテルとp−アミノジフェニルアミンのジアゾニウ
ム塩との該縮合生成物は、水素原子を含む2つのフェニ
ル基上のすべての位置における4,4’ ビス メトキシ
メチル ジフェニルエーテルの求電子的置換により得ら
れるいずれの構造を有することもできる。
【0016】該p−アミノジフェニルアミンはアルキル
又はアルコキシ基により置換されているのが好ましい。
該置換基は1〜4個の炭素原子を含むのがより好まし
く、1又は2個の炭素原子を含むのが最も好ましい。該
置換基はアルコキシ基であるのがさらにもっと好まし
い。アルキル又はアルコキシ基により置換されたp−ア
ミノジフェニルアミンのジアゾニウム塩を含む該ジアゾ
樹脂は、3−メトキシ−ジフェニルアミン−4−ジアゾ
ニウム基を含むのが特に好ましい。
【0017】該ジアゾニウム塩又はジアゾ樹脂はアニオ
ンとしてリン酸又は硫酸の酸残基を含むのが好ましい。
【0018】該ジアゾ樹脂は種々のp−アミノジフェニ
ルアミンから得られるジアゾニウム基を含むことができ
るが、該ジアゾ樹脂は1種のp−アミノジフェニルアミ
ンから誘導されるジアゾニウム基のみ、及び4,4’
ビス メトキシ メチル ジフェニルエーテルから誘導さ
れる結合基のみを含むのが好ましい。
【0019】該ジアゾ樹脂は第2のジアゾ樹脂又はジア
ゾニウム塩と混合して用いることができるが、1種のジ
アゾ樹脂のみが用いられるのが好ましく、4,4’ ビ
ス メトキシ メチル ジフェニルエーテルと3−メトキ
シ−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウム塩の縮合生成
物がより好ましい。
【0020】該ジアゾ樹脂は感光層において単独の化合
物として用いられるのが好ましいが、それらをジアゾ樹
脂の又はジアゾ樹脂及びジアゾニウム塩の混合物として
用いることもできる。
【0021】本発明の感光層は分散された水−不溶性ポ
リマーも含む。水不溶性ポリマーの該水性分散液は、例
えば乳化剤の結果として、あるいはポリマーに結合して
いるカチオン性又は非イオン性基を有することによりカ
チオン性又は非イオン性である。水不溶性ポリマーは直
径が約100オングストローム〜1ミクロンの範囲内の
寸法を有する固体粒子であるのが好ましく、30℃より
低温でフィルムを形成しないのが好ましい。一般にカチ
オン性又は非イオン性基を有するか、あるいはカチオン
性又は非イオン性乳化剤を用いて乳液に調製されること
ができるいずれのポリマーも本発明において用いること
ができる。適したポリマーはスチレン、メチルアクリレ
ート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメタ
クリレート、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、ブタジエン、メチルスチレン、ビニルトルエン、ジ
メチルアミノエチルアクリレート、アクリル酸、メタク
リル酸、イソプレン、クロロプレン、無水マレイン酸、
エチレングリコールアクリレート、例えばポリエチレン
グリコールアクリレート、ハロゲン化ビニル芳香族化合
物、例えばクロロスチレン及びブロモスチレン、メチル
ビニルエーテル、ビニルピロリドン、ポリウレタンなど
のホモポリマー及びコポリマーを含む。
【0022】本発明で用いることができるカチオン性及
び非イオン性乳化剤の中には、窒素に結合したアルキル
及び/又はアリール基を含有する置換アミンのアンモニ
ウム塩、アルキル又はアリールスルホニウム塩、アルキ
ル及びアルキル−アリールポリエーテル、カチオン性も
しくは非イオン性フルオロ界面活性剤、ならびにポリオ
ールがある。
【0023】本発明と関連する画像形成要素の感光層は
親水性結合剤も含むのが好ましい。適した親水性結合剤
は例えばプルラン及び加水分解ポリ酢酸ビニルである。
【0024】プルランはアウレオバシジウム・プルラン
ス(Aureobasidiumpullulans)
型の微生物(プルラリア・プルランス(Pullula
ria pullulans))により生産され、α−
1,6グリコシド結合により結合されたマルトトリオー
ス繰り返し単位を含む多糖類である。プルランは一般
に、部分的に加水分解された澱粉の発酵により、又はス
クロースのバクテリア発酵により工業的規模で生産され
る。プルランは例えばShodex,Pharmaco
smosから商業的に入手可能である。
【0025】別の場合、感光層は少なくとも95重量%
の程度まで加水分解されたポリ酢酸ビニルを結合剤とし
て含有することができる。
【0026】感光層はさらにカチオン性フッ素含有界面
活性剤、好ましくは過フッ化界面活性剤、より好ましく
は過フッ化アンモニウム界面活性剤を含むのが好まし
い。過フッ化アンモニウム界面活性剤の典型的例は: n.C817SO2NH−(CH23+(CH33-
(3MからのFluorad FC 135) n.C919SO2NH−(CH24+(CH33Br- n.C715CONH−(CH23+(CH33- (n.C817COO−(CH242+(CH32- である。
【0027】本発明の材料における感光層の厚さは、
0.1〜10μmの範囲内で変化することができ、0.
5〜2.5μmが好ましい。
【0028】支持体の該親水性表面は、柔軟性支持体の
上にコーティングされた親水性結合剤及び硬膜剤を含有
する硬膜親水性層であることができる。
【0029】本発明の画像形成要素で用いることができ
る適した柔軟性支持体は、例えば、写真フィルムベー
ス、例えば基質化ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、セルロースアセテートフィルム、その上に金属層又
は蒸着物を有するプラスチック及びポリオレフィン(例
えばポリエチレン)塗布紙であり、そのポリオレフィン
表面は親水性層の接着性を向上させるためにコロナ放電
に供されていることができる。
【0030】本発明と関連する画像形成要素の親水性層
における親水性(コ)ポリマーとして、例えばビニルア
ルコール、アクリルアミド、メチロールアクリルアミ
ド、メチロールメタクリルアミド、ヒドロキシエチルア
クリレート又はヒドロキシエチルメタクリレートのホモ
ポリマー及びコポリマーを用いることができる。用いら
れる(コ)ポリマー又は(コ)ポリマー混合物の親水度
は、少なくとも60重量%、好ましくは80重量%の程
度まで加水分解されたポリ酢酸ビニルの親水度と同じか
又はそれより高いのが好ましい。少なくとも80重量%
の程度まで加水分解されたポリビニルアルコールを本発
明と関連する親水性層で用いるのが最も好ましい。
【0031】加水分解テトラアルキルオルトシリケート
架橋剤の例は、加水分解テトラエチルオルトシリケート
及び加水分解テトラメチルオルトシリケートである。
【0032】本発明に従って用いられる画像形成要素の
該親水性層は、層の機械的強度及び多孔度を向上させる
物質も含有するのが好ましい。この目的のためにコロイ
ドシリカを用いることができる。用いられるコロイドシ
リカは、例えば最高40nm、例えば20nmの平均粒
子寸法を有するコロイドシリカの、いずれの商業的に入
手可能な水−分散液の形態であることもできる。さら
に、コロイドシリカより大きな寸法の不活性粒子、例え
ばJ.Colloid and Interface
Sci.,Vol.26,1968,pages 62
〜69に記載の通りStoeberに従って製造される
シリカ、あるいはアルミナ粒子又は二酸化チタンもしく
は他の重金属酸化物の粒子である少なくとも100nm
の平均直径を有する粒子を加えることができる。これら
の粒子の挿入により、親水性層のパッケージの表面は顕
微鏡的丘と谷から成る均一な粗いきめを与えられ、それ
は背景領域における水のための保存場所として働く。
【0033】本発明の材料における親水性層の厚さは、
0.2〜25μの範囲内、好ましくは1〜10μmの範
囲内で変えることができる。
【0034】本発明に従って用いるための支持体及び親
水性層の間に、これらの2つの層の間の接着性を向上さ
せるために1層又はそれ以上の下塗り層をコーティング
することができる。
【0035】本発明と関連して用いるための好ましい下
塗り層は、親水性結合剤及びリシカを含む下塗り層であ
る。
【0036】該下塗り層における親水性結合剤として通
常、タンパク質、好ましくはゼラチンを用いることがで
きる。しかしゼラチンは部分的に又は完全に合成、半−
合成もしくは天然ポリマーで置き代えられることができ
る。ゼラチンのための合成代用品は、例えばポリビニル
アルコール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリビニル
イミダゾール、ポリビニルピラゾール、ポリアクリルア
ミド、ポリアクリル酸及びそれらの誘導体、特にそれら
のコポリマーである。ゼラチンのための天然代用品は、
例えば他のタンパク質、例えばゼイン、アルブミン及び
カゼイン、セルロース、糖類、澱粉及びアルギン酸塩で
ある。一般にゼラチンのための半−合成代用品は修飾天
然生成物、例えばアルキル化もしくはアシル化剤を用い
るゼラチンの転化により、又はゼラチン上への重合可能
なモノマーのグラフト化により得られるゼラチン誘導
体、ならびにセルロース誘導体、例えばヒドロキシアル
キルセルロース、カルボキシメチルセルロース、フタロ
イルセルロース及びセルロースサルフェートである。
【0037】該下塗り層における好ましいシリカはアニ
オン型の二酸化ケイ素である。コロイドシリカは好まし
くは少なくとも1グラム当たり100m2の表面積、よ
り好ましくは少なくとも1グラム当たり300m2の表
面積を有する。
【0038】コロイドシリカの表面積は、S.Brun
auer,P.H.Emmettand E.Tell
er,J.Amer.Chem.Soc.60,309
−312(1938)により記載のBET−値法に従っ
て決定される。
【0039】シリカ分散液は他の物質、例えばアルミニ
ウム塩、安定剤、殺生物剤なども含むことができる。
【0040】そのような型のシリカはKIESELSO
L 100、KIESELSOL300及びKIESI
LSOL 500(KIESELSOLはFarben
fabriken Bayer AG,Leverku
sen,West−Germanyの登録商品名であ
り、ここで数字は1グラム当たりのm2における表面積
を示す)という名前で販売されている。
【0041】下塗り層における親水性結合剤対シリカの
重量比は1より小さいのが好ましい。下限はあまり重要
ではないが、少なくとも0.2であるのが好ましい。親
水性結合剤対シリカの重量比は0.25〜0.5がより
好ましい。
【0042】該下塗り層の被覆率は1m2当たり200
mgより高いが1m2当たり750mg未満であるのが
好ましいが、1m2当たり250mg〜1m2当たり50
0mgがより好ましい。
【0043】上記の下塗り層組成物のコーティングは、
場合により界面活性剤の存在下における水性コロイド分
散液から行われるのが好ましい。
【0044】支持体の該親水性表面は親水性金属支持
体、例えばアルミニウム箔であることができる。
【0045】本発明に従って用いるための画像形成要素
のアルミニウム支持体は、純粋なアルミニウム又は、ア
ルミニウム含有率が少なくとも95%であるアルミニウ
ム合金から作られていることができる。支持体の厚さは
通常約0.13〜約0.50mmの範囲である。
【0046】平版オフセット印刷のためのアルミニウム
又はアルミニウム合金箔の製造は以下の段階を含む:研
磨、陽極酸化及び場合により箔のシーリング。
【0047】箔の研磨及び陽極酸化は、本発明に従って
高品質のプリントを作製することを可能にする平版印刷
版を得るために必要である。シーリングは必要ではない
が、さらに印刷結果を向上させることができる。アルミ
ニウム箔は0.2〜1.5μmのCLA値を有する粗
さ、0.4〜2.0μmの厚さの陽極酸化層を有し、重
炭酸塩水溶液でシーリングされているのが好ましい。
【0048】本発明に従うと、先行技術において周知の
方法に従ってアルミニウム箔の粗面化を行うことができ
る。アルミニウム基質の表面を機械的、化学的又は電気
化学的研磨により、あるいはこれらの組み合わせにより
粗面化し、ハロゲン化銀乳剤層のアルミニウム支持体へ
の満足な接着性を得、印刷版表面上に非−印刷領域を形
成する領域に優れた保水性を与えることができる。
【0049】電気化学的研磨法は、平版印刷版に用いら
れる場合に通常望ましい非常に微細で平均化された粒子
を有し、平均表面積が大きな均一な表面粗さを形成する
ことができるので好ましい。
【0050】電気化学的研磨は塩酸及び/又は硝酸含有
電解質溶液中で、交流又は直流を用いて行うことができ
る。電気化学的研磨において用いることができる他の水
溶液は、例えばH2SO4、H3PO4などの酸であり、そ
れは必要ならさらに1種又はそれ以上の腐食防止剤、例
えばAl(NO33、AlCl3、硼酸、クロム酸、硫
酸塩、塩化物、硝酸塩、モノアミン、ジアミン、アルデ
ヒド、リン酸塩、H22などを含有することができる。
【0051】本発明と関連する電気化学的研磨は、単相
及び3相交流を用いて行うことができる。アルミニウム
板に適用される電圧は10〜35Vが好ましい。3〜1
50Amp/dm2の電流密度が5〜240秒間用いら
れる。電解的研磨溶液の温度は5〜50℃で変化するこ
とができる。電気化学的研磨は10Hz〜300Hzの
交流を用いて行われるのが好ましい。
【0052】粗面化の前に、主にアルミニウム箔の表面
から脂性物質を除去するために脱脂処理を行うのが好ま
しい。
【0053】従って、アルミニウム箔に界面活性剤及び
/又はアルカリ水溶液を用いて脱脂処理を施すことがで
きる。
【0054】粗面化の後に、酸を含有する水溶液を用い
た化学的エッチング段階が続くのが好ましい。化学的エ
ッチングは、好ましくは少なくとも30℃、より好まし
くは少なくとも40℃、最も好ましくは少なくとも50
℃で行われる。
【0055】エッチング水溶液で用いるために適した酸
は無機酸が好ましく、強酸が最も好ましい。エッチング
水溶液中の酸の合計量は少なくとも150g/lが好ま
しい。化学的エッチングの持続時間は3秒〜5分が好ま
しい。
【0056】粗面化及び場合による化学的エッチングの
後に、アルミニウム箔は陽極酸化され、それは以下の通
りに行うことができる。
【0057】硫酸、リン酸、シュウ酸、クロム酸又は有
機酸、例えばスルファミド酸、ベンゾスルホン酸など、
あるいはそれらの混合物を含有する溶液中に陽極として
沈められた研磨されたアルミニウム箔に電流を通す。0
〜70℃の温度範囲内で1〜70重量%の電解質濃度を
用いることができる。1〜8g/m2 Al23・H2
の陽極酸化フィルム重量を得るために陽極電流密度は1
〜50A/dm2で、及び電圧は1〜100Vの範囲内
で変えることができる。陽極酸化されたアルミニウム箔
は続いて10〜80℃の温度範囲内で脱イオン水を用い
て濯ぐことができる。
【0058】陽極酸化段階の後に、陽極表面にシーリン
グを施すことができる。陽極酸化により形成される酸化
アルミニウムの孔のシーリングは、アルミニウム陽極酸
化の分野における熟練者に既知の方法である。この方法
は、例えば“Belgish−Nederlands
tijdschrift voor Oppervla
ktetechnieken van materia
len”,24stejaargang/januar
i 1980において、“Sealing−kwali
teit en sealing−controle
van geanodiseerd Aluminu
m”という標題の基に記載されている。多孔性陽極酸化
アルミニウム表面の種々の型のシーリングが存在する。
【0059】該シーリングは研磨され、陽極酸化された
アルミニウム支持体を重炭酸塩を含む水溶液で処理する
ことにより行うのが好ましく、これはEP−A 567
178に開示されており、従ってその記載事項は引用す
ることにより本明細書の内容となる。
【0060】上記の段階のそれぞれは濯ぎの段階により
隔てられ、特定の段階で用いられる液体が前段階の液体
で汚染されるのを避けるのが好ましい。
【0061】本発明と関連する好ましい実施態様に従う
と、カチオン性基を有する有機化合物の中間層が支持体
の親水性表面と感光層の間に設けられる。結局、そのよ
うなジアゾベース画像形成要素の淡水による現像が促進
される。
【0062】中間層において用いるためのカチオン性基
を有する有機化合物は親水性であるのが好ましく、低分
子量化合物であるこのができるが、ポリマーが好まし
い。好ましい化合物は1つ又はそれ以上のアンモニウム
基又は酸性媒体中でアンモニウム基に転化されることが
できるアミノ基を有する化合物である。特に好ましい型
のカチオン性化合物は、アンモニウム又はアミノ基を含
有する1つ又はそれ以上の基で修飾された多糖類であ
る。
【0063】最も好ましいカチオン性基を有する有機化
合物はデキストラン又はプルランであり、ここでデキス
トラン又はプルランのヒドロキシ基の少なくともいくつ
かは1つ又はそれ以上の以下の基: −O−R1 −O−CO−R2 [式中、R1はアミノ又はアンモニウム基を含有する有
機残基、例えばアミン置換アルキル、アミン置換アルキ
ルアリールなどを示し、R2はR1に関して示した意味の
1つを有するか、あるいは−OR3又は−N(R4)R5
を示し、ここでR3はR1に関して示した意味の1つを有
し、R4及びR5のそれぞれは同一又は異なり、R1に関
して示した意味の1つを有する]に修飾されている。
【0064】本発明に従って用いることができるデキス
トラン又はプルランの例は、ヒドロキシル基のいくつか
が表1に示される基の1つに修飾されたデキストラン又
はプルランである。
【0065】
【表1】
【0066】修飾デキストラン又はプルランは、デキス
トランと例えばアルキル化剤、クロロホルメート、酸ハ
ライド、カルボン酸などとの反応により製造することが
できる。
【0067】1つ又はそれ以上のカチオン性基を有する
有機化合物を含む中間層は、好ましくは5〜500mg
/m2の量で、より好ましくは10〜200mg/m2
量で設けられる。
【0068】本発明と関連する画像形成要素は水溶性色
素、例えばローダミン、スダンブルー、メチレンブル
ー、エオシン又はトリフェニルメタン色素、例えばクリ
スタルバイオレット、ビクトリアピュアブルー、マラカ
イトグリーン、メチルバイオレット及びフクシン、ある
いは色素顔料を含むのが有利である。これらの着色剤は
感光層及び/又は硬膜親水性層に挿入することができ
る。
【0069】本発明の画像形成要素から平版印刷版を得
るために、該画像形成要素は画像−通りに露光され、続
いて水性液体、好ましくは淡水を用いて濯がれるか、又
は洗浄され、画像形成要素の非−露光の、又は不十分に
露光された部分におけるジアゾ樹脂及び場合によりジア
ゾニウム塩が除去される。
【0070】本発明で用いられる画像形成要素の露光
は、250〜500nmの、場合により青光と組み合わ
された紫外光を用いて行われるのが有利である。有用な
露光源は、例えば1000Wの高又は中圧ハロゲン水銀
蒸気ランプである。ほとんどの平版印刷がオフセット法
により行われるので、画像形成要素は、その上に得られ
る画像がライトリーディング(right readi
ng)であるような方法で露光されるのが好ましい。露
光は光学素子を用いる露光又は接触露光であることがで
きる。
【0071】ジアゾ樹脂及び場合によりジアゾニウム塩
は露光されると水溶性から水不溶性に転化され(ジアゾ
ニウム基の破壊により)、さらにジアゾの光分解生成物
はポリマー性結合剤又はジアゾ樹脂の架橋の程度を進め
ることができ、それにより画像パターンの表面を水溶性
から水不溶性に選択的に転化する。非露光領域は変化し
ないまま、すなわち水溶性のまま残る。
【0072】以下の実施例は本発明を制限するためのも
のではなく、本発明を単に例示するものである。示され
ているパーセンテージは、他に記載されなければ重量に
よる。
【0073】
【実施例】
実施例1 平版印刷ベースの作製 脱イオン水中に21.5%のTiO2(平均粒子寸法
0.3〜0.5um)及び2.5%のポリビニルアルコ
ールを含有する440gの分散液に、撹拌しながら、水
中の5%ポリビニルアルコール溶液の250g、水中の
加水分解22%テトラメチルオルトシリケート乳液の1
05g、及び湿潤剤の10%溶液の12gを連続的に加
えた。この混合物に193gの脱イオン水を加え、pH
をpH−4に調節した。
【0074】得られる分散液を175μmの厚さを有す
る(親水性接着層がコーティングされた)ポリエチレン
テレフタレートフィルム支持体上に、50g/m2の湿
潤コーティング厚さまでコーティングし、30℃で乾燥
させ、続いてそれを57℃に1週間供することにより硬
膜した。
【0075】このベースにさらに、Dormacid
(Pfeifer & Langenから入手可能なジ
エチルアミノエチル基で修飾されたデキストラン)の水
溶液(pH=5)及びカチオン性湿潤剤を1m2当たり
30mgのDormacidの乾燥コーティング厚さま
で設けた。
【0076】得られる要素を次いで57℃において1週
間加熱した。
【0077】画像形成要素の作製 感光性コーティングの調製: 脱イオン水中の、セチルトリメチルアンモニウムブロミ
ドで安定化されたポリメチルメタクリレート(40nm
の粒径)の20%分散液の63gに、撹拌しながら、水
中の98%加水分解ポリ酢酸ビニル(Wackerから
入手可能なPOLYVIOL W48/20)の5%溶
液の120g及び水中のHELIOGEN BLUE
(BASF)の10%分散液の15gを連続的に加え
た。次いでジアゾ樹脂I(3−メトキシ−ジフェニル
ミン−4−ジアゾニウム二水素リン酸塩と4,4’ビス
メトキシメチルジフェニルエーテルの縮合生成物、HA
KEIにより販売)の15%溶液の66gをゆっくり加
えた。最後に水中のカチオン性フッ素含有界面活性剤
(3Mから入手可能なFluorad FC135)の
1.6%溶液の30g及び726mlの水を加えた。
【0078】上記の感光性組成物を上記の平版印刷ベー
スに35g/m2(湿潤コーティング量)でコーティン
グし、それを30℃で乾燥させることにより画像形成要
素1を製造した。
【0079】画像形成要素2、3及び4は、ジアゾ樹脂
Iを画像形成要素2ではジアゾ樹脂II(3−メトキシ
−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウム水素硫酸塩とホ
ルムアルデヒドの縮合生成物、Fairmountによ
り販売)により、画像形成要素3ではジアゾ樹脂III
(ジフェニルアミン−4−ジアゾニウム二水素リン酸塩
とホルムアルデヒドの縮合生成物)により、及び画像形
成要素4ではジアゾ樹脂IV(ジフェニルアミン−4−
ジアゾニウム水素硫酸塩とホルムアルデヒドの縮合生成
物)により置換する以外は、画像形成要素1と同一の方
法で製造した。
【0080】得られた画像形成要素を25℃において4
0%相対湿度で24時間状態調節し、これらの条件下で
水に関して不浸透性である密閉アルミニウムバッグに包
装した。次いで包装品を57℃で種々の時間、保存し
た。
【0081】画像形成要素をそれぞれ1000Wの高圧
ハロゲン水銀蒸気ランプに70cmの距離で、現像後に
2ベタ段階(solid step)を得るのに必要な
時間、露光した。
【0082】続いて画像形成要素を、Agfa Hwp
450現像機において淡水を用いて洗い流すことによ
り現像した。かくして製造された、得られる印刷版をV
arn Compac II湿し系が装備されたオフセ
ット印刷機(AB Dick360−AB Dick
Coにより製造されるオフセット印刷機に関する商品
名)上に載せた。印刷実験の間、市販の湿し液及びVa
n SonゴムベースRB 2329インキを用いた。
得られる結果を表2に示す。
【0083】
【表2】
【0084】評価:画像形成要素2(比較要素)は実際
に優れた保存安定性を示すが、感度が非常に低いことが
明らかである。画像形成要素3及び4(比較要素)は実
際に合理的な感度を示すが、安定性が低く、一方、画像
形成要素1(本発明の画像形成要素)は優れた保存安定
性と非常に高い感度を同時に示す。
【0085】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0086】1.水−不溶性ポリマーのカチオン性又は
非イオン性水性分散液及びジアゾ樹脂を含む少なくとも
1層の感光層を支持体の親水性表面上に含み、感光層が
4,4’ ビス メトキシ メチル ジフェニルエーテルと
p−アミノジフェニルアミンのジアゾニウム塩との縮合
生成物である少なくとも1種のジアゾ樹脂を含むことを
特徴とする画像形成要素。
【0087】2.該p−アミノジフェニルアミンがアル
キル又はアルコキシ基により置換されている上記1項に
記載の画像形成要素。
【0088】3.該置換基が1又は2個の炭素原子を含
む上記2項に記載の画像形成要素。
【0089】4.アルキル又はアルコキシ基により置換
されたp−アミノジフェニルアミンのジアゾニウム塩を
含む該ジアゾ樹脂が3−メトキシ−ジフェニルアミン−
4−ジアゾニウム基を含む上記2項に記載の画像形成要
素。
【0090】5.p−アミノジフェニルアミンのジアゾ
ニウム塩を含む該ジアゾ樹脂がアニオンとして、リン酸
又は硫酸の酸残基を含む上記1〜4項のいずれかに記載
の画像形成要素。
【0091】6.該親水性表面と該感光層の間にカチオ
ン性基を有する有機化合物を含む中間層が設けられる上
記1〜5項のいずれかに記載の画像形成要素。
【0092】7.該感光層が少なくとも95重量%の程
度まで加水分解されたポリ酢酸ビニルを親水性結合剤と
して、及びさらにカチオン性フッ素含有界面活性剤を含
む上記1〜6項のいずれかに記載の画像形成要素。
【0093】8.支持体の該親水性表面が、柔軟性支持
体上にコーティングされた親水性結合剤及び硬膜剤を含
有する硬膜親水性層である上記1〜7項のいずれかに記
載の画像形成要素。
【0094】9.支持体の該親水性表面が金属性支持体
の親水性表面である上記1〜7項のいずれかに記載の画
像形成要素。
【0095】10.上記1〜9項のいずれかに定義され
ている画像形成要素を画像−通りに露光し、続いてかく
して得られる画像−通りに露光された画像形成要素を水
性液体で濯ぐか又は洗浄することにより現像する段階を
含む平版印刷版の作製法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−70440(JP,A) 特開 平2−12250(JP,A) 特開 平7−301911(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/021 G03F 7/11

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水−不溶性ポリマーのカチオン性又は非
    イオン性水性分散液及びジアゾ樹脂を含む少なくとも1
    層の感光層を支持体の親水性表面上に含み、感光層が、
    4,4’ ビス メトキシ メチル ジフェニルエーテルと
    p−アミノジフェニルアミンのジアゾニウム塩との縮合
    生成物であり且つアニオンとしてリン酸又は硫酸の酸残
    基を含む少なくとも1種のジアゾ樹脂を含むことを特徴
    とする画像形成要素。
  2. 【請求項2】 該親水性表面と該感光層の間にカチオン
    性基を有する有機化合物を含む中間層が設けられる請求
    項1に記載の画像形成要素。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に定義されている画像形
    成要素を画像−通りに露光し、続いてかくして得られる
    画像−通りに露光された画像形成要素を水性液体で濯ぐ
    か又は洗浄することにより現像する段階を含む平版印刷
    版の作製法。
JP15734097A 1996-06-06 1997-06-02 向上した感度を有するジアゾベース画像形成要素 Expired - Lifetime JP2902382B2 (ja)

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