JP2900900B2 - 光導波路型デバイス - Google Patents

光導波路型デバイス

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JP2900900B2 JP28947796A JP28947796A JP2900900B2 JP 2900900 B2 JP2900900 B2 JP 2900900B2 JP 28947796 A JP28947796 A JP 28947796A JP 28947796 A JP28947796 A JP 28947796A JP 2900900 B2 JP2900900 B2 JP 2900900B2
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篤寛 河谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光導波路と発光ユニ
ットならびに受光素子から構成される光導波路型デバイ
スに係わり、詳細には構造の簡素化を図った光導波路型
デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の光導波路型デバイスの一例
を示したものである。この光導波路型デバイスは、パッ
ケージ111の凹部底面に発光ユニット112と台座1
13およびチップキャリア114を配置した構造となっ
ている。発光ユニット112は、V溝基板116の図で
手前側のV溝を切っていない上面に光半導体素子117
を配置している。台座113とV溝基板116の上には
光導波路118が保持されている。チップキャリア11
4における光導波路118と対向する面上には、受光素
子119が配置されている。
【0003】このような従来の光導波路型デバイスで
は、パッケージ111上にフェイスアップの状態で配置
された光半導体素子117や配線パターン121の所定
位置にワイヤ122をボンディングし、図示しない回路
基板上に配置された他の回路素子と接続して発光ユニッ
ト112の発光を制御するようになっている。
【0004】この図7に示したような光導波路型デバイ
スの実装構造は、例えば1996年2月、オー・エフ・
シー’96テクニカル・ダイジェスト第2巻第168〜
第169ページ(Optical Fiber Communication '96 Te
chnical Digest,Vol.2,p.168〜169 )に示されているよ
うに、発光ユニット12と光導波路18の結合を、無調
整で高精度に、かつ量産性よく行なうことを目的として
用いられているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしなから、従来の
このような光導波路型デバイスでは、光導波路118を
発光ユニット112と1つまたは複数の台座113で保
持する構造となっている。このため、受光素子119側
の高さと光導波路118の面の高さの精度が悪くなり、
光導波路型デバイスの良品率が低くなると共に性能の向
上を図りにくいという問題があった。
【0006】また、光導波路118を発光ユニット11
2と台座113で保持しているために、パッケージ11
1の底面から光導波路118の上面までの高さが高くな
り、光導波路型デバイスの小型化が困難であるという問
題もあった。
【0007】そこで本発明の目的は、デバイスの性能の
向上と小型化を達成することのできる光導波路型デバイ
スを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)周囲を取り囲んだ縁部以外が凹部となってお
り、その凹部底面が平坦となったパッケージと、(ロ)
このパッケージの凹部底面に底面側を固定した光導波路
と、(ハ)パッケージの凹部底面に一端部を固定した保
持部材上の光導波路と対向する面でこの光導波路の出射
側と光学的に結合する位置に配置された受光素子と、
(ニ)光導波路の入射側と光学的に結合する位置に発光
素子が配置されるようにこの発光素子を配置した側の面
の少なくとも一部を光導波路の上面に固定した発光ユニ
ットとを光導波路型デバイスに具備させる。
【0009】すなわち請求項1記載の発明では、パッケ
ージの凹部底面に光導波路と保持部材を固定し、保持部
材上に受光素子を配置することで、台座を不要にすると
共に、光導波路の上面に発光ユニットを固定し、デバイ
スの小型化を達成すると共に、パッケージの凹部底面を
基準として受光素子を配置し、また光導波路の上面を基
準として発光ユニットを配置できるので、光学的な結合
を良好として性能の向上を図っている。
【0010】請求項2記載の発明では、発光ユニットの
発光素子を配置した側の面には、発光素子と電気的に接
続するための配線パターンが配置されており、この配線
パターンとパッケージの縁部との間をリボン状の導体で
ボンディングによって接続したことを特徴としている。
【0011】すなわち、従来ではボンディングワイヤを
使用して配線パターンとパッケージの縁部とを接続して
いたため、発光ユニットはこれをフェイスアップでしか
取り付けることができなかったが、請求項2記載の発明
ではリボン状の導体でボンディングすることによって発
光ユニットをフェイスダウンで取り付けることができる
ようになった。
【0012】請求項3記載の発明では、発光ユニットの
発光素子を配置した側の面には、発光素子と電気的に接
続するための配線パターンが配置されており、この配線
パターンとパッケージの縁部との間をリボン状の導体で
はんだによって接続したことを特徴としている。
【0013】すなわち、従来ではボンディングワイヤを
使用して配線パターンとパッケージの縁部とを接続して
いたため、発光ユニットはこれをフェイスアップでしか
取り付けることができなかったが、請求項3記載の発明
ではリボン状の導体をはんだ付けすることによって発光
ユニットをフェイスダウンで取り付けることができるよ
うになった。
【0014】請求項4記載の発明では、発光ユニットの
発光素子を配置した側の面には、発光素子と電気的に接
続するための配線パターンが配置されており、この配線
パターンとパッケージの縁部との間を所定の太さのワイ
ヤではんだによって接続したことを特徴としている。
【0015】すなわち、従来ではボンディングワイヤを
使用して配線パターンとパッケージの縁部とを接続して
いたため、発光ユニットはこれをフェイスアップでしか
取り付けることができなかったが、請求項4記載の発明
ではボンディングワイヤよりも太い所定の太さのワイヤ
をはんだ付けすることによって発光ユニットをフェイス
ダウンで取り付けることができるようになった。
【0016】
【発明の実施の形態】
【0017】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例における光導波路
型デバイスの構成を表わしたものである。この光導波路
型デバイスは、パッケージ11の凹部底面に光導波路1
2とチップキャリア13を配置した構造となっている。
この凹部底面はパッケージ11の底面と平行で、かつ平
坦な面を形成している。発光ユニット14は、図7とは
上下逆向きのフェイスダウンの状態で光導波路12上に
保持固定されている。チップキャリア13における光導
波路12と対向する面上には、受光素子15が配置され
ている。発光ユニット14の図示しないV溝が切られた
底面側からはボンディングリボン17が複数本(図では
2本)引き出されている。
【0019】図2は、この光導波路型デバイスの発光ユ
ニットを図1の状態から長手方向に180度回転させた
状態を表わしたものである。発光ユニット14は、V溝
21が切られたV溝基板22上にジャンクションを基板
表面側に向けて実装されている。V溝21には、これと
等しい長さの光ファイバ23が溝の切られた方向に配置
されている。V溝21の開口部の幅および深さは、光フ
ァイバ23がこれに配置された状態で、光ファイバ23
のコアの高さが発光素子24の発光素子24の発光する
部分の高さとなるように設定されている。本実施例は、
発光素子24は光ファイバ23の配置されていない一端
部側に形成された配線パターン25の一部に形成されて
いる。これらの配線パターン25の端部近傍にはそれぞ
れボンディングリボン17の一端部が圧着されている。
また、配線パターン25の1つと発光素子24との間に
は、これらを電気的に接続するボンディングワイヤ27
のそれぞれの端部が圧接されている。
【0020】図3〜図6は、本実施例の光導波路型デバ
イスの製造過程を順を追って示したものである。図3に
示すようにV溝21の中心と発光素子24の発光中心と
が同軸上になのようにV溝基板22上に発光素子24が
固定されている。V溝21に沿うように、光ファイバ2
3を固定すると、光ファイバ23と発光素子24の光学
中心とが無調整で結合される。次に、発光素子24と配
線パターン25をボンディングワイヤ27で接続する。
この接続は、ボンディングマシンを用いて行なう。更
に、配線パターン25上にボンディングリボン17を圧
着する。ボンディングリボン17は例えば金あるいは銅
の表面を金メッキしたリボン状の導体からなり、それら
の端部を例えば400度Cの温度で配線パターン25上
に圧接することで、配線パターン25に固着することが
できる。
【0021】図4は、このようにして作成された発光ユ
ニットの完成状態を表わしたものである。発光ユニット
14は、このように従来、配線パターン25から引き出
していたボンディングワイヤの代わりにボンディングリ
ボン17を使用している。
【0022】図5は、作成された発光ユニットを光導波
路に取り付ける状態を表わしたものである。光導波路1
2は、パッケージ11の凹部底面に直接固定されてい
る。この凹部に、チップキャリア13を直接固定する。
この際、チップキャリア13のパッケージ11側の面に
は、チップキャリア13の底面からの高さが、光導波路
12の底面から光導波路面の高さと一致する高さに受光
素子15を固定している。したがって、チップキャリア
13をパッケージ11の凹部底面に固定すると、受光素
子15と光導波路12が高さ方向に無調整で光学的な結
合が行なわれることになる。
【0023】次に、図4に示した発光ユニット14を光
ファイバ23を介して光導波路12が光学的に結合する
ように、表裏を逆にしたフェイスダウンの状態で固定す
る。図6は、この固定状態を表わしたものである。発光
ユニット14のボンディングリボン17がパッケージ1
1に接続されている。ボンディングリボン17のそれぞ
れには必要に応じて導線31が接続され、光導波路型デ
バイスの搭載された図示しないプリント基板上に配置さ
れた他の回路素子と電気的に接続されることになる。
【0024】以上説明した実施例では、ボンディングリ
ボン17を発光ユニットの配線パターン25に熱圧着に
よって接続したが、はんだ等の他の電気的な接続手段で
リボン状の導体あるいはボンディングワイヤよりも太め
のワイヤを接続するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、パッケージの凹部底面に光導波路と保持部材を固定
し、保持部材上に受光素子を配置することで、台座を不
要にすると共に、光導波路の上面に発光ユニットを固定
し、デバイスの小型化と光導波路型デバイスのコストダ
ウンを実現することができる。また、パッケージの凹部
底面を基準として受光素子を配置し、また光導波路の上
面を基準として発光ユニットを配置できるので、光学的
な結合が良好となり、歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光導波路型デバイス
の斜視図である。
【図2】本実施例の光導波路型デバイスの発光ユニット
を拡大して示した斜視図である。
【図3】本実施例の光導波路型デバイスの組み立ての第
1段階として発光ユニットの組み立ての状況を表わした
斜視図である。
【図4】本実施例の光導波路型デバイスの組み立ての第
2段階として発光ユニットの組み立て後を表わした斜視
図である。
【図5】本実施例の光導波路型デバイスの組み立ての第
3段階としてパッケージに発光ユニットとチップキャリ
アを取り付ける状態を表わした斜視図である。
【図6】本実施例の光導波路型デバイスの組み立ての第
4段階として光導波路型デバイスに導線を接続した状態
を示す斜視図である。
【図7】従来の光導波路型デバイスの一例を示した斜視
図である。
【符号の説明】
11 パッケージ 12 光導波路 13 チップキャリア 14 発光ユニット 15 受光素子 17 ボンディングリボン 21 V溝 22 V溝基板 23 光ファイバ 24 発光素子 25 配線パターン 27 ボンディングワイヤ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲を取り囲んだ縁部以外が凹部となっ
    ており、その凹部底面が平坦となったパッケージと、 このパッケージの前記凹部底面に底面側を固定した光導
    波路と、 前記パッケージの前記凹部底面に一端部を固定した保持
    部材上の前記光導波路と対向する面でこの光導波路の出
    射側と光学的に結合する位置に配置された受光素子と、 前記光導波路の入射側と光学的に結合する位置に発光素
    子が配置されるようにこの発光素子を配置した側の面の
    少なくとも一部を光導波路の上面に固定した発光ユニッ
    トとを具備することを特徴とする光導波路型デバイス。
  2. 【請求項2】 前記発光ユニットの前記発光素子を配置
    した側の面には、発光素子と電気的に接続するための配
    線パターンが配置されており、この配線パターンと前記
    パッケージの縁部との間をリボン状の導体でボンディン
    グによって接続したことを特徴とする光導波路型デバイ
    ス。
  3. 【請求項3】 前記発光ユニットの前記発光素子を配置
    した側の面には、発光素子と電気的に接続するための配
    線パターンが配置されており、この配線パターンと前記
    パッケージの縁部との間をリボン状の導体ではんだによ
    って接続したことを特徴とする光導波路型デバイス。
  4. 【請求項4】 前記発光ユニットの前記発光素子を配置
    した側の面には、発光素子と電気的に接続するための配
    線パターンが配置されており、この配線パターンと前記
    パッケージの縁部との間を所定の太さのワイヤではんだ
    によって接続したことを特徴とする光導波路型デバイ
    ス。
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