JP2900865B2 - 自動利得制御増幅器 - Google Patents
自動利得制御増幅器Info
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- JP2900865B2 JP2900865B2 JP34251695A JP34251695A JP2900865B2 JP 2900865 B2 JP2900865 B2 JP 2900865B2 JP 34251695 A JP34251695 A JP 34251695A JP 34251695 A JP34251695 A JP 34251695A JP 2900865 B2 JP2900865 B2 JP 2900865B2
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- Japan
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- agc
- amplifier
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- automatic gain
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTDMA通信方式等
を用いて無線伝達する無線LAN等の受信部に使用され
る自動利得制御増幅器(AGC AMP)に関し、伝送
効率低下の原因となるプリアンプル等を必要とせずに特
にQAM等振幅変化の必要な多値変調方式をバースト受
信することを可能にしたAGC AMPに関するもので
ある。
を用いて無線伝達する無線LAN等の受信部に使用され
る自動利得制御増幅器(AGC AMP)に関し、伝送
効率低下の原因となるプリアンプル等を必要とせずに特
にQAM等振幅変化の必要な多値変調方式をバースト受
信することを可能にしたAGC AMPに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種のAGC AMPは図3のよ
うな構成をしていた。すなわち、図3において、可変利
得増幅器21の出力信号のレベルをレベル検出回路22
で検出し、検波出力をAGC回路23に入力する。AG
C回路23は、基準電圧と検波出力を比較し、両者が一
致するよう可変利得増幅器21の利得を制御するよう制
御電圧を出力している。この結果入力信号のレベルを検
出し、検出結果に応じた制御電圧によりAMPの出力を
一定レベルに制御している。
うな構成をしていた。すなわち、図3において、可変利
得増幅器21の出力信号のレベルをレベル検出回路22
で検出し、検波出力をAGC回路23に入力する。AG
C回路23は、基準電圧と検波出力を比較し、両者が一
致するよう可変利得増幅器21の利得を制御するよう制
御電圧を出力している。この結果入力信号のレベルを検
出し、検出結果に応じた制御電圧によりAMPの出力を
一定レベルに制御している。
【0003】また、他の方式としては、図4に示すよう
にリミッタ増幅器31を用いて入力信号に対して所定の
レベルでリミッタをかけることによりリミッタ増幅器3
1の出力を一定レベルに制御するものである。
にリミッタ増幅器31を用いて入力信号に対して所定の
レベルでリミッタをかけることによりリミッタ増幅器3
1の出力を一定レベルに制御するものである。
【0004】さらに図5に示すように、特開平5−29
859号公報に記載された方法もある。
859号公報に記載された方法もある。
【0005】すなわち、可変利得増幅器47の出力側に
設けられたAGC電圧発生回路41の出力と増幅器47
の間に切り替えスイッチ48を設け、回線の初期設定時
のAGC電圧をA/Dコンバータ42によりディジタル
化して記憶する記憶回路43と、バースト信号受信のタ
イミングデータに従って記憶回路43から読み出したA
GC電圧をD/Aコンバータ44によりアナログ化して
AGC回路41からの出力を加算した電圧を切り替えス
イッチ48によって増幅器47の利得を制御する制御部
45から構成している。
設けられたAGC電圧発生回路41の出力と増幅器47
の間に切り替えスイッチ48を設け、回線の初期設定時
のAGC電圧をA/Dコンバータ42によりディジタル
化して記憶する記憶回路43と、バースト信号受信のタ
イミングデータに従って記憶回路43から読み出したA
GC電圧をD/Aコンバータ44によりアナログ化して
AGC回路41からの出力を加算した電圧を切り替えス
イッチ48によって増幅器47の利得を制御する制御部
45から構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3の構成で
は、入力信号がバースト信号の場合、AGCループの等
定数によってAGC AMPの出力レベルが安定するま
でに時間がかかるためデータの先頭部にデータ情報と無
関係のプリアンプルがつけられていた。このため伝送効
率を落とすことになり、問題を有していた。
は、入力信号がバースト信号の場合、AGCループの等
定数によってAGC AMPの出力レベルが安定するま
でに時間がかかるためデータの先頭部にデータ情報と無
関係のプリアンプルがつけられていた。このため伝送効
率を落とすことになり、問題を有していた。
【0007】また、図4の構成では、短時間にAMP出
力レベルの安定化は可能であるが、本方式では振幅成分
のリミッタ動作をしているため振幅の変化に対して情報
量が存在するQAM等の変調方式には使用できない。
力レベルの安定化は可能であるが、本方式では振幅成分
のリミッタ動作をしているため振幅の変化に対して情報
量が存在するQAM等の変調方式には使用できない。
【0008】また、図5の構成では回線の初期設定時の
信号レベルを記憶するものであり、初期設定時のAGC
電圧立上り特性は改善されるが初期設定時からのレベル
変動が大きくなった場合には、その立上り特性が劣下す
るという問題を有していた。
信号レベルを記憶するものであり、初期設定時のAGC
電圧立上り特性は改善されるが初期設定時からのレベル
変動が大きくなった場合には、その立上り特性が劣下す
るという問題を有していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の自動利得制御増
幅器は、一定のフレーム周期を有するバースト信号を受
信し、該受信信号を可変増幅器を介して出力し、前記出
力を一定レベルとなるよう利得が制御される自動利得制
御増幅器において、前記可変増幅器の利得を可変する制
御電圧が前記可変増幅器の出力レベルに基づく第1のA
GC電圧と、前記第1のAGC電圧で1フレーム前の値
に基づく第2のAGC電圧とを有し、前記第1、第2の
AGC電圧を比較して両者の差電圧を検出し、前記差電
圧に基づいて、前記第1、第2のAGC電圧のどちらか
を選択されることを特徴とする。
幅器は、一定のフレーム周期を有するバースト信号を受
信し、該受信信号を可変増幅器を介して出力し、前記出
力を一定レベルとなるよう利得が制御される自動利得制
御増幅器において、前記可変増幅器の利得を可変する制
御電圧が前記可変増幅器の出力レベルに基づく第1のA
GC電圧と、前記第1のAGC電圧で1フレーム前の値
に基づく第2のAGC電圧とを有し、前記第1、第2の
AGC電圧を比較して両者の差電圧を検出し、前記差電
圧に基づいて、前記第1、第2のAGC電圧のどちらか
を選択されることを特徴とする。
【0010】さらに、本発明は一定のフレーム周期を有
するバースト信号を受信し、該受信信号を可変増幅器を
介して出力し、前記出力を一定レベルとなるよう利得が
制御される自動利得制御増幅器において、前記可変増幅
器の利得を検出し、前記一定レベルを得るための第1の
AGC電圧を得るAGC手段と、前記第1のAGC電圧
を所定のタイミングで記憶する記憶手段と、前記記憶手
段で記憶された情報から第1のAGC電圧の1フレーム
前の第2のAGC電圧を読み出す手段と、前記第1のA
GC電圧と前記第2のAGC電圧との差を比較する比較
手段と、前記比較手段に基づき、前記第1のAGC電圧
又は前記第2のAGC電圧のどちらかを選択して前記可
変増幅器に出力する選択手段とを有することを特徴とす
る。
するバースト信号を受信し、該受信信号を可変増幅器を
介して出力し、前記出力を一定レベルとなるよう利得が
制御される自動利得制御増幅器において、前記可変増幅
器の利得を検出し、前記一定レベルを得るための第1の
AGC電圧を得るAGC手段と、前記第1のAGC電圧
を所定のタイミングで記憶する記憶手段と、前記記憶手
段で記憶された情報から第1のAGC電圧の1フレーム
前の第2のAGC電圧を読み出す手段と、前記第1のA
GC電圧と前記第2のAGC電圧との差を比較する比較
手段と、前記比較手段に基づき、前記第1のAGC電圧
又は前記第2のAGC電圧のどちらかを選択して前記可
変増幅器に出力する選択手段とを有することを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のAGC AMP
の実施の形態を示す図である。
の実施の形態を示す図である。
【0012】本図において、本発明はAGC制御電圧を
受けて利得が可変される可変利得増幅器11と、可変利
得増幅器11の出力レベルを検出し、所定の電圧と比較
することによりAGC電圧を出力するAGC回路12
と、AGC回路12の出力をデジタル信号に変換するA
/Dコンバータ13と、A/Dコンバータ13の出力を
記憶する記憶回路14と、記憶回路14の出力をアナロ
グ電圧に変換するD/Aコンバータ16と、A/Dコン
バータ13、記憶回路14、D/Aコンバータ16のタ
イミング信号を発生するタイミング発生器15と、AG
C回路12の出力とD/Aコンバータ16の出力とを入
力し、切り換えスイッチ17の選択信号を発生するレベ
ル差検出回路18と、レベル差検出回路18の選択信号
によりAGC回路12の出力かD/Aコンバータ16の
出力かのどちらかを切り替えて、可変利得増幅器11の
利得を制御する切り替えスイッチ17とを具備してい
る。
受けて利得が可変される可変利得増幅器11と、可変利
得増幅器11の出力レベルを検出し、所定の電圧と比較
することによりAGC電圧を出力するAGC回路12
と、AGC回路12の出力をデジタル信号に変換するA
/Dコンバータ13と、A/Dコンバータ13の出力を
記憶する記憶回路14と、記憶回路14の出力をアナロ
グ電圧に変換するD/Aコンバータ16と、A/Dコン
バータ13、記憶回路14、D/Aコンバータ16のタ
イミング信号を発生するタイミング発生器15と、AG
C回路12の出力とD/Aコンバータ16の出力とを入
力し、切り換えスイッチ17の選択信号を発生するレベ
ル差検出回路18と、レベル差検出回路18の選択信号
によりAGC回路12の出力かD/Aコンバータ16の
出力かのどちらかを切り替えて、可変利得増幅器11の
利得を制御する切り替えスイッチ17とを具備してい
る。
【0013】上述したAGC AMPについて、図1及
び各構成要素のタイムチャートを示した図2を用いて詳
細に動作を説明する。
び各構成要素のタイムチャートを示した図2を用いて詳
細に動作を説明する。
【0014】最初に、本AGC AMPに入力される受
信信号について説明する。本AGCAMPは多数の端局
から送信されたTDMA信号を無線回路を介して基地局
で受信する無線通信システムの基地局の受信信号増幅用
に用いられるものである。
信信号について説明する。本AGCAMPは多数の端局
から送信されたTDMA信号を無線回路を介して基地局
で受信する無線通信システムの基地局の受信信号増幅用
に用いられるものである。
【0015】ここで、多数の端局から送信された送信信
号は、バースト信号であり、それぞれ一定のフレーム周
期毎に、所定のタイミングにて基地局で受信される。
号は、バースト信号であり、それぞれ一定のフレーム周
期毎に、所定のタイミングにて基地局で受信される。
【0016】図2(a)は、バースト受信信号を示した
ものであるが簡単にするため端局が2局(CH1とCH
2)の場合について示している。
ものであるが簡単にするため端局が2局(CH1とCH
2)の場合について示している。
【0017】ここで、例えばCH1,CH2とも同一の
フレーム周期(TF )を有しておりその時間は、無線回
線で発生するフェージングを補償できる時間となるよう
考慮してある。すなわち、通常無線区間で発生するフェ
ージングの変化速度は、最大100dB/s程度である
ため、本AGC AMPを補償する1フレーム内での受
信信号のレベル変動を最大1dBとすると、TF を10
(ms)以下にすることによりフェージングによるレベ
ル変動を補償することができる。
フレーム周期(TF )を有しておりその時間は、無線回
線で発生するフェージングを補償できる時間となるよう
考慮してある。すなわち、通常無線区間で発生するフェ
ージングの変化速度は、最大100dB/s程度である
ため、本AGC AMPを補償する1フレーム内での受
信信号のレベル変動を最大1dBとすると、TF を10
(ms)以下にすることによりフェージングによるレベ
ル変動を補償することができる。
【0018】よって、本発明のフレーム周期(TF )
は、10ms以下に設定してある。
は、10ms以下に設定してある。
【0019】次に、本AGC AMPの具体的な動作に
関して説明する。
関して説明する。
【0020】AGC回路12は、可変利得増幅器11の
出力を検波し、所定の基準電圧と比較し、入力信号レベ
ルの変化に対応して一定の出力レベルを出力するための
AGC電圧(図2(b))を出力する。
出力を検波し、所定の基準電圧と比較し、入力信号レベ
ルの変化に対応して一定の出力レベルを出力するための
AGC電圧(図2(b))を出力する。
【0021】この出力電圧は切り替えスイッチ17及び
レベル差検出回路18に入力されると共にA/Dコンバ
ータ13にも入力される。A/Dコンバータ13は、タ
イミング発生器15の出力に従って、図2(c)に示さ
れるタイミングでデジタル信号に変換されると共に記憶
回路14に格納される。
レベル差検出回路18に入力されると共にA/Dコンバ
ータ13にも入力される。A/Dコンバータ13は、タ
イミング発生器15の出力に従って、図2(c)に示さ
れるタイミングでデジタル信号に変換されると共に記憶
回路14に格納される。
【0022】また、この記憶回路14のデータは、図2
(d),(e)のごとく記憶回路14及びD/Aコンバ
ータ16も同様にタイミング発生器15の出力に基づい
て次のフレームのバーストのタイミングで記憶回路14
から取り出される。
(d),(e)のごとく記憶回路14及びD/Aコンバ
ータ16も同様にタイミング発生器15の出力に基づい
て次のフレームのバーストのタイミングで記憶回路14
から取り出される。
【0023】レベル差検出回路18は、図2(h)に示
すごとくAGC回路12の出力及びD/Aコンバータ1
6の出力とを比較し、その差の電圧が所定の基準電圧X
よりも大きい場合にD/Aコンバータ16の出力を選択
するよう制御電圧を切り替えスイッチ17に出力する。
一方、その差電圧が所定の一定値Yより小さい場合にA
GC回路12の出力を選択するよう制御電圧を切り替え
スイッチ17に出力する。
すごとくAGC回路12の出力及びD/Aコンバータ1
6の出力とを比較し、その差の電圧が所定の基準電圧X
よりも大きい場合にD/Aコンバータ16の出力を選択
するよう制御電圧を切り替えスイッチ17に出力する。
一方、その差電圧が所定の一定値Yより小さい場合にA
GC回路12の出力を選択するよう制御電圧を切り替え
スイッチ17に出力する。
【0024】ここでAGC回路12の出力は瞬時のレベ
ル情報を有しているのに対して、D/Aコンバータ16
の出力は1フレーム前のレベル情報を有している。
ル情報を有しているのに対して、D/Aコンバータ16
の出力は1フレーム前のレベル情報を有している。
【0025】このため、無信号からバースト信号が入力
した場合等の両者の差が所定の基準電圧Xよりも大きく
変化する場合には前述した1フレーム前の安定したAG
C電圧情報を用いることにより信号立上り時においても
安定したAGC電圧を得ることができる。
した場合等の両者の差が所定の基準電圧Xよりも大きく
変化する場合には前述した1フレーム前の安定したAG
C電圧情報を用いることにより信号立上り時においても
安定したAGC電圧を得ることができる。
【0026】一方、バースト信号が入力されてから信号
レベルが安定した場合においては、両者の差が小さく、
例えば所定の値Yよりも小さくなる場合には、AGC回
路12の出力を直接利用して、微少なレベル変動を瞬時
に補償することができる。
レベルが安定した場合においては、両者の差が小さく、
例えば所定の値Yよりも小さくなる場合には、AGC回
路12の出力を直接利用して、微少なレベル変動を瞬時
に補償することができる。
【0027】ここでXとYとは、同一の値にしてもよい
が、XをYより大きく設定すればヒステリシス特性を持
たせることができ、ノイズ等の原因によるシステムの誤
動作を防ぐことができる。
が、XをYより大きく設定すればヒステリシス特性を持
たせることができ、ノイズ等の原因によるシステムの誤
動作を防ぐことができる。
【0028】この結果本AGC AMPは信号が入力さ
れてからAGC回路12の出力が安定するまでの過渡期
には前回のバースト信号のレベルを検波したときの結果
を参照し、レベル検出回路12の出力が安定した後はそ
の値を直接使われているため、従来の問題点を解決でき
る。
れてからAGC回路12の出力が安定するまでの過渡期
には前回のバースト信号のレベルを検波したときの結果
を参照し、レベル検出回路12の出力が安定した後はそ
の値を直接使われているため、従来の問題点を解決でき
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば多方
向の端局から受信されるバースト状の各々の信号の刻々
と変化する受信レベルに対応し次々にAGC制御電圧が
更新されて行き、しかもその更新の過程においても大き
な不連続点を生まず、プリアンプルも必要とせず、ま
た、QAM等の振幅変化のある変調方式を伝送すること
ができる効果を有している。
向の端局から受信されるバースト状の各々の信号の刻々
と変化する受信レベルに対応し次々にAGC制御電圧が
更新されて行き、しかもその更新の過程においても大き
な不連続点を生まず、プリアンプルも必要とせず、ま
た、QAM等の振幅変化のある変調方式を伝送すること
ができる効果を有している。
【図1】本発明の実施例によるAGC AMPの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1のAGC AMPの動作を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図3】第1の従来技術を示す図である。
【図4】第2の従来技術を示す図である。
【図5】第3の従来技術を示す図である。
11,21,47 可変利得増幅器 12,23,41 AGC回路 13,42 A/Dコンバータ 14,43 記憶回路 15 タイミング発生器 16,44 D/Aコンバータ 17,48 切り替えスイッチ 18 レベル差検出回路 31 リミッタ増幅器 45 利得部 46 加算器
Claims (6)
- 【請求項1】一定のフレーム周期を有するバースト信号
を受信し、該受信信号を可変増幅器を介して出力し、前
記出力を一定レベルとなるよう利得が制御される自動利
得制御増幅器において、前記可変増幅器の利得を可変す
る制御電圧が前記可変増幅器の出力レベルに基づく第1
のAGC電圧と、前記第1のAGC電圧で1フレーム前
の値に基づく第2のAGC電圧とを有し、前記第1、第
2のAGC電圧を比較して両者の差電圧を検出し、前記
差電圧に基づいて、前記第1、第2のAGC電圧のどち
らかを選択されることを特徴とする自動利得制御増幅
器。 - 【請求項2】 一定のフレーム周期を有するバースト信
号を受信し、該受信信号を可変増幅器を介して出力し、
前記出力を一定レベルとなるよう利得が制御される自動
利得制御増幅器において、 前記可変増幅器の利得を検出し、前記一定レベルを得る
ための第1のAGC電圧を得るAGC手段と、 前記第1のAGC電圧を所定のタイミングで記憶する記
憶手段と、 前記記憶手段で記憶された情報から第1のAGC電圧の
1フレーム前の第2のAGC電圧を読み出す手段と、 前記第1のAGC電圧と前記第2のAGC電圧との差を
比較する比較手段と、 前記比較手段に基づき、前記第1のAGC電圧又は前記
第2のAGC電圧のどちらかを選択して前記可変増幅器
に出力する選択手段とを有することを特徴とする自動利
得制御増幅器。 - 【請求項3】 前記バースト信号は、複数の端局から基
地局に対して所定のフレーム周期を有するTDMA通信
方式で伝達されることを特徴とする請求項1,2記載の
自動制御増幅器。 - 【請求項4】 前記第1のAGC電圧と前記第2のAG
C電圧との比較は、 各々の電圧の差が第1の基準電圧よりも大きい場合に、
前記第2のAGC電圧を選択し、 前記各々の電圧の差が第2の基準電圧よりも小さい場合
に前記第1のAGC電圧を選択することを特徴とする請
求項1,2記載の自動利得制御増幅器。 - 【請求項5】 前記第1の基準電圧と前記第2の基準電
圧とは、 前記第1の基準電圧を前記第2の基準電圧より大きく設
定し、前記第1のAGC電圧と前記第2のAGC電圧と
の比較においてヒステリシス特性をもたらすことを特徴
とする請求項4記載の自動利得制御増幅器。 - 【請求項6】 前記フレーム周期は、無線回線で発生す
るフェージングの変化速度に基づいて決定されることを
特徴とする請求項1,2記載の自動利得制御増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34251695A JP2900865B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 自動利得制御増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34251695A JP2900865B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 自動利得制御増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09186539A JPH09186539A (ja) | 1997-07-15 |
JP2900865B2 true JP2900865B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18354355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34251695A Expired - Lifetime JP2900865B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 自動利得制御増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2900865B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004214911A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Sanyo Electric Co Ltd | Agc回路 |
TWI492504B (zh) * | 2012-03-24 | 2015-07-11 | Richtek Technology Corp | 具有功率因子校正功能的電源供應電路,與用於其中之自動增益控制電路及其控制方法 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP34251695A patent/JP2900865B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09186539A (ja) | 1997-07-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990216 |