JP2900123B2 - バックル - Google Patents

バックル

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JP2900123B2
JP2900123B2 JP11267594A JP11267594A JP2900123B2 JP 2900123 B2 JP2900123 B2 JP 2900123B2 JP 11267594 A JP11267594 A JP 11267594A JP 11267594 A JP11267594 A JP 11267594A JP 2900123 B2 JP2900123 B2 JP 2900123B2
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Morito Co Ltd
Furuya Industrial Co Ltd
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Morito Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーツケース用締縛ベ
ルト、乳母車の安全シートベルト、衣服用吊バンド等に
使用する合成樹脂製のバックルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スーツケース用締縛ベルト、乳
母車の安全シートベルトや衣服用吊バンドには、環体に
支持された棒状の止め金をベルトに等間隔で穿設された
孔に止めるようにした挺美錠や、ソケットにプラグを挿
入して係合するバックルが使用されているが、最近では
係合及びその解除が簡単で確実な後者のバックルが多用
されている。
【0003】このようなソケットにプラグを挿入して係
合するバックルとしては、例えば、実開昭61ー113
611号公報に示すように、ロック用空室を形成したソ
ケット本体の一端部にベルト連結部を具備し、他端部に
プラグ差込口が形成され、ソケット本体のロック用空室
には、ロック用突起を突設した押圧操作体が二本のバネ
片の弾発力に抗して揺動するように軸支係合されたソケ
ットと、ロック孔を開設した差込プラグとベルト連結部
とを一体に形成したプラグとからなり、前記プラグ差込
口からロック用空室へ挿入した差込プラグのロック孔
へ、前記押圧操作体のロック用突起を係合する構成と
し、押圧操作体の後端部をバネ片に抗して指先で押圧す
ることにより、ロック用突起とロック孔との係合を解除
するようにしたもの。
【0004】また実開平1−54805号公報に示すよ
うに、押圧弾力片(操作体)と弾性係止片とを備えた雌
部材(ソケット)の収納室へ、係合片を備えた雄部材
(プラグ)の前記係合片を挿入して弾性係止片に係合さ
せる構成とし、押圧弾力片の押圧操作により前記係合を
解除するようにしたバックル。
【0005】さらに実開平2−40209号公報に示す
ように、中央部に押圧操作体装着用凹部を形成したソケ
ット枠体の一端部にベルト連結部を形成し、、他端部に
前記押圧操作体装着用凹部に連通するプラグ差込口を開
口したソケット本体に、先端部近くの裏面にロック用突
起が、また後端部裏面にバネ押圧突起がそれぞれ形成さ
れて前記ソケット本体の押圧操作体装着凹部の側壁に揺
動自在に枢着支持され且つ押圧操作体装着凹部の底に形
成したバネ片によって係止方向に弾力付勢される押圧操
作体を装着したソケットと、前記ロック用突起が係合す
るロック孔を備えた差込プラグの後方に連続してベルト
連結部を一体形成したプラグとからなり、ロック用突起
をロック孔に係合させる構成であって、押圧操作体の後
端部をバネ片に抗して押圧することにより前記係合を解
除するようにしたバックル等が公知である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記公知のバ
ックルのそれぞれは、いずれも操作体の後端を押圧する
だけで係合が簡単に解除されるものであるため、操作体
の後端部に不用意に押圧力が作用したり、誤って押圧し
たりすると、意に反して係合が解除される欠点があり、
特に乳母車の安全シートベルトにおいては、押圧操作が
単純であることから乳幼児による誤操作を招来し危険性
が高く、またスーツケース用締縛ベルトに使用する場合
には、他物との衝突等によって不用意にスーツケースが
開くといった点に解決すべき課題があった。
【0007】本発明は、ソケットとプラグの結合は、従
来と同様、差込プラグをソケット内へ差し込むだけで簡
単確実にできるが、解除する場合には、スライド操作に
続いて押圧操作をしないと解除できないようにして、不
用意な押圧力の作用による意に反した解除を解消すると
ともに、乳母車の安全シートベルトに要求される安全性
を確保することができる、構造簡単なバックルを提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のバックルは、上
記課題を解決するものであって、中央部に押圧操作体装
着用凹部1を形成したソケット枠体の一端部にベルト連
結部3aを形成し、他端部に前記押圧操作体装着用凹部
1に連通するプラグ差込口4を開口したソケット本体5
に、プラグ差し込み方向側を後端部としプラグ抜き取り
方向側を先端部として、その先端部の裏面に係止爪6
突設した押圧操作体8が、押圧操作体装着用凹部1を閉
蓋し且つ先端部と後端部がシーソー状態に揺動するよう
に枢着され、押圧操作体8の後端部側の裏面に対応する
押圧操作体装着用凹部1の底には、押圧操作体8の後端
部裏面を押す方向に弾力付勢する弾性片7が、押圧操作
体8の後端部側が自由端となるように形成されたソケッ
トAと、プラグ差込口4から挿入されて前記係止爪6に
弾性変形して係止される弾性爪9を備えた差込プラグ1
0の差込方向の後方に、ベルト連結部3b一体形成
れたプラグBとからなるバックルにおいて、前記押圧操
作体8の後端部の幅方向中央に、前記弾性片7の自由端
部を跨ぎ揺動中心軸線に至る長さを限度とするプラグ抜
き取り方向に長くしたスライド用長孔11を貫設すると
ともに、押圧操作体8の裏面であってスライド用長孔1
1のプラグ抜き取り方向延長線上に受体12を突設し、
該スライド用長孔11に、スライド操作体13の裏面
押圧脚14を突設したロック体15を、その押圧脚14
を押圧操作体8の裏面へ突出させてスライド自在に装着
するとともに、押圧脚14と前記受体12の間に圧縮コ
イルバネ16を介装支持させ、押圧操作体装着用凹部1
の押圧操作体8の後端部に対応する底面を、通常時には
押圧脚14の先端が接して押圧操作体8の後端部の押圧
方向の揺動を阻止する面と、ソケットAからプラグBを
抜き取る操作時には、ロック体15をスライド用長孔1
1に沿う圧縮コイルバネ16に抗する方向の摺動操作に
より押圧脚14を前記面から弾性片7上に位置させて押
圧操作体8の後端部の弾性片7に抗する押圧方向の揺動
を許容する面とで形成して、押圧操作体8の後端部の押
圧方向の揺動を許容する位置にロック体15をスライド
させた状態で押圧する場合にのみ、押圧操作体8の係止
爪6と差込プラグ10の弾性爪7との係合が解除できる
ようにした構成となっている。
【0009】
【作用】上記のように構成したバックルは、従来と同
様、プラグBの差込プラグ10を矢印方向に移動させて
ソケットAのプラグ差込口4に挿入すると、弾性爪9の
変形によって、差込プラグ10のソケットA内への進入
が許容された後、弾性爪9の復元により弾性爪9と係止
爪6が係合されるようになり、ソケットAとプラグBは
ワンタッチの簡単な操作で連結されるのであるが、この
時、ロック体15の押圧脚14は、圧縮コイルバネ16
によって押し付けられて、押圧操作体8の後端部の押圧
方向の揺動を阻止する、押圧操作体装着用凹部1の底面
上に位置した状態にある。
【0010】従って、ソケットAとプラグBの連結を解
除するために押圧操作体8の後方を押圧しても、ロック
体15の押圧脚14が押圧を阻止するように作用する。
【0011】しかし、スライド操作体13にプラグ抜き
取り方向の力を加えてロック体15をスライドさせる
と、ロック体15の一部である押圧脚14は弾性片7上
へ移動するから、この状態においてスライド操作体13
部分を含む押圧操作体8の後端部を押圧すれば、押圧脚
14が弾性片7を下方へ押圧変形するようになるから、
押圧操作体8はその枢着部を揺動中心として押圧方向へ
回動し、その先端部の係 止爪6が差込プラグ10の弾性
爪9から外れ、ソケットAとプラグBの結合が解除され
るようになる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るバックルの分解
説明図、図2はソケットAとプラグBとを分離した状態
の断面図、図3はロック状態を示す断面図であって、熱
可塑性合成樹脂、例えば、ポリアセタール、ポリカーボ
ネイト、ナイロン等の硬質樹脂からなるソケットAとプ
ラグBとから構成されている。
【0013】まずソケットAについて説明すると、この
ソケットAは成型されたソケット本体5と、これに揺動
自在に支持結合される押圧操作体8と、該押圧操作体8
に装着さけるロック体15を結合したものである。
【0014】前記ソケット本体5は、中央部に押圧操作
体装着用凹部1を形成するとともに該凹部の底には縁抜
きにより、後記ベルト連結部3a側が自由端とした片持
梁状とした弾性片7を形成してなるソケット枠体の一端
部にベルト連結部3aを形成し、他端部に前記押圧操作
体装着用凹部1に連通するプラグ差込口4を開口させ、
押圧操作体装着用凹部1の後壁の上面中央部に、操作案
内用凹み17を形成し、プラグ差込方向の左右の側壁
は支持孔18を形成するとともに押圧操作体装着用凹部
1の内側であってプラグ差込口4に近い両隅に、押圧操
作体8のガタ付きを防止するための操作体受座2を形成
した構成となっている。
【0015】前記押圧操作体装着用凹部1の底は平面底
とせずに、弾性片7を形成した部分だけは上げ底として
ソケット本体5の底面に部分的な逃げ用凹み19を形成
し、弾性片7の自由端部が底面より突出しないようにし
てある。
【0016】また前記押圧操作体8は、ソケット本体5
の押圧操作体装着用凹部1に嵌合する形状をしており、
プラグ差し込み方向側を後端部としプラグ抜き取り方向
側を先端部として、その先端部の裏面に係止爪6を突設
した押圧操作体8が、押圧操 作体装着用凹部1を閉蓋し
且つ先端部と後端部がシーソー状態に揺動するように枢
着され、左右側面には前記ソケット本体5の支持孔18
に軸支される支軸20を突設し、また裏面であって後記
スライド用長孔11のプラグ抜き取り方向延長線上に受
体12を突設するとともに、裏面先端縁部には操作体受
座2の、2の間に位置するように係止爪6を突設し、さ
らに後端縁部中央には前記弾性片7の自由端部を跨ぐよ
うにプラグ抜き取り方向に長くしたスライド用長孔11
を貫設するとともに、前記スライド用長孔11が中央と
なる凹座部21を形成して、後記ロック体15のスライ
ド操作体13が表面へ突出することなく摺動できる構成
となっている。
【0017】さらにロック体15は、指先操作面となる
表面に滑止凹凸を形成したスライド操作体13の裏面
へ、これをスライド用長孔11に装着した際に突出する
部分の先端が上げ底状態の押圧操作体装着用凹部1の底
面に接する程度の長さとした押圧脚14を突設し、該押
圧脚14には抜止爪22とバネ受け突起23を水平方向
に形成した構成である。
【0018】上記のように構成したソケットAの各部
は、まず、前記押圧操作体8のスライド用長孔11に、
樹脂の弾力を利用して押圧脚14を圧入し、これを押圧
操作体8の裏面へ突出させてロック体15を装着し、突
出した押圧脚14のバネ受け突起23と押圧操作体8の
裏面に突出した受体12の間へ、圧縮コイルバネ16を
介装支持させた後、ソケット本体5の押圧操作体装着用
凹部1を塞ぐように押圧操作体8を嵌合して、ソケット
本体5の支持孔18に押圧操作体8の支軸20を支持さ
せて、揺動自在とすることにより組立てられ、ソケット
Aを得る。
【0019】次にプラグBの構成を説明すると、前記押
圧操作体8の裏面先端縁部の係止爪6に弾性変形して係
止される弾性爪9を備えた差込プラグ10の後方に連続
してベルト連結部3bを一体形成した構成であって、弾
性爪9は差込方向下がりの傾斜面24と係合垂直面25
とによって形成され、スリット26によりバネ性を保有
させた構成である。
【0020】そしてソケットAとプラグBとは、プラグ
Bの差込プラグ10を矢印方向に移動させてソケットA
の差込プラグ差込口4に挿入すると、この差込プラグ1
0の弾性爪9が係止爪6に当たって押圧されるから、さ
らに差込プラグ10を押込むと、弾性爪9が復帰して係
止爪6と係合されて結合される。
【0021】そして、図3に矢印で示すように、スライ
ド操作体13にプラグ抜き取り方向の力を加えてロック
体15をスライドさせると、ロック体15の一部である
押圧脚14は弾性片7上へ移動するから、この状態にお
いてスライド操作体13を押圧すれば、押圧脚14が弾
性片7を下方へ押圧変形すと同時に、押圧操作体8はそ
の枢着部を揺動中心として押圧方向へ回動し、差込プラ
グ10の弾性爪9から先端部の係止爪6が上昇して外
れ、ソケットAとプラグBの結合が解除されるのであ
る。
【0022】以上のように構成された本発明に係るバッ
クルは、それぞれ一端が固定されるベルトCのそれぞれ
の自由端部を、ベルト連結部3a、3bに装着して、ベ
ルト相互を連結、解除すべく使用するものであって、主
として乳母車の安全シートベルト、スーツケース用締縛
ベルトに使用されるが、ズボンの肩紐、カバンのバンド
等にも使用される。
【0023】
【発明の効果】以上説明した本発明のバックルは、ソケ
ットとプラグの結合は、従来と同様、差込プラグをソケ
ット内へ差し込むだけで簡単且つ確実にできるものであ
るが、特に解除する場合に、スライド操作に続いて押圧
操作をしないと解除できないようになっているから、不
用意な押圧力の作用による意に反した解除を解消するこ
とができる。
【0024】したがって、乳母車の安全シートベルトに
使用した場合には、解除操作が押圧だけの単純操作では
ないから、乳幼児等が不用意に触っても解除されること
がなく高い安全性を確保することができる。
【0025】またスーツケース用締縛ベルトは、鍵を解
除した後スーツケースの開きを抑制しながらベルトを弛
めることによって、スーツケースの急激な開きを防止す
るものであるが、バックルの解除操作が単純な押圧力だ
けの場合であれば、開きを抑制する準備の過程において
不用意に押圧力が作用すると、急激にスーツケースが開
いて、収容物が散乱する恐れがある。しかし、本発明の
バックルであれば、スライド操作に続いて押圧操作しな
ければ解除できないから、開き抑制準備中に不用意な押
圧力が作用しても安全に取り扱うことができる。
【0026】なお請求項2に記載のように、ベルト連結
部3aとの境界部となる押圧操作体装着用凹部1の後壁
の中央部に、操作案内用凹み17を形成する場合には、
ロック体15のスライド操作が容易となる。
【0027】さらに請求項3に記載のように、スライド
用長孔11の周囲に凹座部21を形成することによっ
て、ロック体15のスライド操作体13が押圧操作体8
の表面に突出しないから、突出によって生じる種々の不
都合、例えば、衝突による手の切傷、他物を引っ掛か
り、誤操作を解消することができる。
【0028】また請求項4に記載のように、押圧操作体
装着用凹部1の底の弾性片7を、その自由端部が少なく
ともソケット本体5の底面に形成した部分的な逃げ用凹
み19内へ変形するように形成することにより、弾性片
7の変形が阻害されず、円滑な解除操作が確保できる。
【0029】さらにまた請求項5に記載のように、圧縮
コイルバネ16の代わりに、スポンジ、軟質ゴムのいず
れかを使用する場合には、折損による機能喪失がなく耐
久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るバックルの分解説明図で
ある。
【図2】ソケットAとプラグBとを分離した状態の断面
図である。
【図3】ソケットAとプラグBとを結合した状態の断面
図である。
【符号の説明】
A ソケット B プラグ C ベルト 1 押圧操作体装着用凹部 2 操作体受座 3a,3b ベルト連結部 4 プラグ差込口 5 ソケット本体 6 係止爪 7 弾性片 8 押圧操作体 9 弾性爪 10 差込プラグ 11 スライド用長孔 12 受体 13 スライド操作体 14 押圧脚 15 ロック体 16 圧縮コイルバネ 17 操作案内用凹み 18 支持孔 19 逃げ用凹み 20 支軸 21 凹座部 22 抜止爪 23 バネ受け突起 24 傾斜面 25 係合垂直面 26 スリット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A44B 11/25 - 11/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に押圧操作体装着用凹部1を形成
    したソケット枠体の一端部にベルト連結部3aを形成
    し、他端部に前記押圧操作体装着用凹部1に連通するプ
    ラグ差込口4を開口したソケット本体5に、プラグ差し
    込み方向側を後端部としプラグ抜き取り方向側を先端部
    として、その先端部の裏面に係止爪6を突設した押圧操
    作体8が、押圧操作体装着用凹部1を閉蓋し且つ先端部
    と後端部がシーソー状態に揺動するように枢着され、押
    圧操作体8の後端部側の裏面に対応する押圧操作体装着
    用凹部1の底には、押圧操作体8の後端部裏面を押す方
    向に弾力付勢する弾性片7が、押圧操作体8の後端部側
    が自由端となるように形成されたソケットAと、プラグ
    差込口4から挿入されて前記係止爪6に弾性変形して係
    止される弾性爪9を備えた差込プラグ10の差込方向の
    後方に、ベルト連結部3b一体形成されたプラグBと
    からなるバックルにおいて、 前記押圧操作体8の後端部の幅方向中央に、前記弾性片
    7の自由端部を跨押圧操作体8の揺動支持部を結ぶ
    線に至る長さを限度とするプラグ抜き取り方向に長くし
    スライド用長孔11を貫設するとともに、押圧操作体
    8の裏面であってスライド用長孔11のプラグ抜き取り
    方向延長線上に受体12を突設し、該スライド用長孔1
    1に、スライド操作体13の裏面へ押圧脚14を突設し
    たロック体15を、その押圧脚14を押圧操作体8の裏
    面へ突出させてスライド自在に装着するとともに、押圧
    脚14と前記受体12の間に圧縮コイルバネ16を介装
    支持させ、押圧操作体装着用凹部1の押圧操作体8の後
    端部に対応する底面を、通常時には押圧脚14の先端が
    接して押圧操作体8の後端部の押圧方向の揺動を阻止す
    る面と、ソケットAからプラグBを抜き取る操作時に
    は、ロック体15をスライド用長孔11に沿う圧縮コイ
    ルバネ16に抗する方向の摺動操作により押圧脚14を
    前記面から弾性片7上に位置させて押圧操作体8の後端
    部の弾性片7に抗する押圧方向の揺動を許容する面とで
    形成して、押圧操作体8の後端部の押圧方向の揺動を許
    容する位置にロック体15をスライドさせた状態で押圧
    する場合にのみ、押圧操作体8の係止爪6と差込プラグ
    10の弾性爪7との係合が解除で きるようにしたことを
    特徴とするバックル。
  2. 【請求項2】 ベルト連結部3aとの境界部となる押圧
    操作体装着用凹部1の後壁の中央部に、操作案内用凹み
    17を形成した請求項1記載のバックル。
  3. 【請求項3】 ロック体15のスライド操作体13が、
    スライド用長孔11の周囲に形成した凹座部21内で摺
    動する構成の請求項1又は2に記載のバックル。
  4. 【請求項4】 押圧操作体装着凹部1の底の弾性片7
    は、その自由端部が少なくともソケット本体5の底面に
    形成した部分的な逃げ用凹み19内へ変形するように形
    成した請求項1、2又は3記載のバックル。
  5. 【請求項5】 圧縮コイルバネ16の代わりに、スポン
    ジ、軟質ゴムのいずれかを用いた請求項1、2、3又は
    4記載のバックル。
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