JP2889016B2 - 燃焼ガスシュミレート装置 - Google Patents
燃焼ガスシュミレート装置Info
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- JP2889016B2 JP2889016B2 JP3123020A JP12302091A JP2889016B2 JP 2889016 B2 JP2889016 B2 JP 2889016B2 JP 3123020 A JP3123020 A JP 3123020A JP 12302091 A JP12302091 A JP 12302091A JP 2889016 B2 JP2889016 B2 JP 2889016B2
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- gas
- flow meter
- mixing chamber
- mass flow
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン等の燃焼ガス
を、各種成分の標準ガスを混合して人工的に生成し、こ
れを反応試験及び分析する燃焼ガスシュミレート装置に
関するものある。
を、各種成分の標準ガスを混合して人工的に生成し、こ
れを反応試験及び分析する燃焼ガスシュミレート装置に
関するものある。
【０００２】
【従来の技術】エンジンの燃焼ガスの反応試験及び分析
するには、実機を運転して採取する方法と、ガスの種類
を限定し、各成分ガスの流量を設定して混合する方法が
採られている。
するには、実機を運転して採取する方法と、ガスの種類
を限定し、各成分ガスの流量を設定して混合する方法が
採られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の方法では、
その都度エンジンを運転しなければならない面倒な作業
を必要とし、また、後者ではガスの種類が多いと演算が
複雑となるためにガス成分が限定されるので実際のガス
と異なってしまう不具合がある。
その都度エンジンを運転しなければならない面倒な作業
を必要とし、また、後者ではガスの種類が多いと演算が
複雑となるためにガス成分が限定されるので実際のガス
と異なってしまう不具合がある。
【０００４】本発明の目的は、このような従来の不具合
を解消した燃焼ガスシュミレート装置を提供することで
ある。
を解消した燃焼ガスシュミレート装置を提供することで
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、各種成分の標準ガスが貯蔵された
複数のガスボンベと第１電磁弁及び第１マスフロメータ
を介して接続し、前記各種成分の標準ガスを混合するミ
キシングユニットと、前記ミキシングユニットと第２マ
スフロメータを介して接続した気水混合室と、前記気水
混合室にポンプ及び流量計を介して水槽と接続した気水
混合室への液体供給手段と、前記気水混合室に接続した
反応室並びにガス分析計と、前記第２マスフロメータと
気水混合室との間のガス通路に接続した第２電磁弁及び
圧力センサと、前記第２電磁弁とバイパス排気通路との
間に設置した第３マスフロメータとから構成され、前記
第１、２電磁弁、第１、２、３マスフロメータ、圧力セ
ンサ、ポンプ、流量計及びガス分析計は中央処理装置と
接続したものである。
めの本発明の要旨は、各種成分の標準ガスが貯蔵された
複数のガスボンベと第１電磁弁及び第１マスフロメータ
を介して接続し、前記各種成分の標準ガスを混合するミ
キシングユニットと、前記ミキシングユニットと第２マ
スフロメータを介して接続した気水混合室と、前記気水
混合室にポンプ及び流量計を介して水槽と接続した気水
混合室への液体供給手段と、前記気水混合室に接続した
反応室並びにガス分析計と、前記第２マスフロメータと
気水混合室との間のガス通路に接続した第２電磁弁及び
圧力センサと、前記第２電磁弁とバイパス排気通路との
間に設置した第３マスフロメータとから構成され、前記
第１、２電磁弁、第１、２、３マスフロメータ、圧力セ
ンサ、ポンプ、流量計及びガス分析計は中央処理装置と
接続したものである。
【０００６】
【作用】上記の構成により、ガスボンベの各種標準ガス
を中央処理装置が演算して流量を制御し、ミキシングユ
ニットで混合して燃焼ガスにシュミレートした混合ガス
を生成させ、エンジン等の実機を運転することなく燃焼
ガスの試験、分析を可能とする。
を中央処理装置が演算して流量を制御し、ミキシングユ
ニットで混合して燃焼ガスにシュミレートした混合ガス
を生成させ、エンジン等の実機を運転することなく燃焼
ガスの試験、分析を可能とする。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１において、１は例えば、Ｎ2 、ＣＯ2 、Ｏ2 、
ＳＯ2 、ＮＯ等の標準ガスがそれぞれ貯蔵された複数の
ガスボンベである。この複数のガスボンベ１は第１電磁
弁２及び第１マスフロメータ３を介して空胴のミキシン
グユニット４に接続されている。
る。図１において、１は例えば、Ｎ2 、ＣＯ2 、Ｏ2 、
ＳＯ2 、ＮＯ等の標準ガスがそれぞれ貯蔵された複数の
ガスボンベである。この複数のガスボンベ１は第１電磁
弁２及び第１マスフロメータ３を介して空胴のミキシン
グユニット４に接続されている。
【０００８】５は気水混合室である。この気水混合室５
は前記ミキシングユニット４とガス通路１７で接続さ
れ、このガス通路１７には第２電磁弁６が配置されてい
る。また、気水混合室５は水槽７とポンプ８及び流量計
９を介して接続され、さらに、この気水混合室５には反
応室１０とガス分析計１１とが接続されている。
は前記ミキシングユニット４とガス通路１７で接続さ
れ、このガス通路１７には第２電磁弁６が配置されてい
る。また、気水混合室５は水槽７とポンプ８及び流量計
９を介して接続され、さらに、この気水混合室５には反
応室１０とガス分析計１１とが接続されている。
【０００９】前記ミキシングユニット４と気水混合室５
とを接続するガス通路１７には第２電磁弁１２と圧力セ
ンサ１３とが接続され、前記第２電磁弁１２は第３マス
フロメータ１５を介してバイパス排気通路１４に接続さ
れている。
とを接続するガス通路１７には第２電磁弁１２と圧力セ
ンサ１３とが接続され、前記第２電磁弁１２は第３マス
フロメータ１５を介してバイパス排気通路１４に接続さ
れている。
【００１０】そして、前記第１、２電磁弁２、１２、第
１、２、３マスフロメータ３、６、１５、圧力センサ１
３、ポンプ８、流量計９及びガス分析計１１は中央処理
装置１６と接続され、これらは中央処理装置１６によっ
て適宜制御されるようになっている。
１、２、３マスフロメータ３、６、１５、圧力センサ１
３、ポンプ８、流量計９及びガス分析計１１は中央処理
装置１６と接続され、これらは中央処理装置１６によっ
て適宜制御されるようになっている。
【００１１】本発明は上記の構成の装置であるから、図
２のデータ処理システム説明図で示すように、試験した
い各ガスの濃度とトータル流量を設定して、予めこのデ
ータを中央処理装置に入力されている。
２のデータ処理システム説明図で示すように、試験した
い各ガスの濃度とトータル流量を設定して、予めこのデ
ータを中央処理装置に入力されている。
【００１２】各ガスボンベ１のガス濃度及び試験した各
ガス濃度、トータル流量のデータから中央処理装置１６
が演算し、第１電磁弁２に開度指示を出し、第１マスフ
ロメータ３からの流量信号をモニタしながら各ガスの流
量を制御してミキシングユニット４で混合する。このミ
キシングユニット４では、その空胴内で各ガスが乱流し
て良好に混合された混合ガスとなる。
ガス濃度、トータル流量のデータから中央処理装置１６
が演算し、第１電磁弁２に開度指示を出し、第１マスフ
ロメータ３からの流量信号をモニタしながら各ガスの流
量を制御してミキシングユニット４で混合する。このミ
キシングユニット４では、その空胴内で各ガスが乱流し
て良好に混合された混合ガスとなる。
【００１３】さらに、ミキシングユニット４を通過した
混合ガス流量を第２マスフロメータ６で計測し、中央処
理装置１６にフィードバックして中央処理装置１６の計
算上の流量と対比して修正する。そして、トータルガス
圧を制御するため、圧力センサ１３の出力を中央処理装
置１６に入力し、中央処理装置１６より第２電磁弁１２
の開度指示を行い圧力を制御する。
混合ガス流量を第２マスフロメータ６で計測し、中央処
理装置１６にフィードバックして中央処理装置１６の計
算上の流量と対比して修正する。そして、トータルガス
圧を制御するため、圧力センサ１３の出力を中央処理装
置１６に入力し、中央処理装置１６より第２電磁弁１２
の開度指示を行い圧力を制御する。
【００１４】前記圧力を制御された混合ガスは気水混合
室５に導入される。ここで混合ガスと液体（水）を混合
する場合は、中央処理装置１６で制御されるポンプ８及
び流量計９により水槽７の液体を気水混合室５に所定量
導入し、気水混合室５に導入された混合ガスはこの液体
と混合される。また、混合ガスと液体を混合しない場合
は中央処理装置１６によりポンプ８の運転を停止状態に
制御する。
室５に導入される。ここで混合ガスと液体（水）を混合
する場合は、中央処理装置１６で制御されるポンプ８及
び流量計９により水槽７の液体を気水混合室５に所定量
導入し、気水混合室５に導入された混合ガスはこの液体
と混合される。また、混合ガスと液体を混合しない場合
は中央処理装置１６によりポンプ８の運転を停止状態に
制御する。
【００１５】前記気水混合室５で液体と混合した混合ガ
スあるいは液体と混合しない混合ガスは反応室１０とガ
ス分析計１１に送り、反応室１０では反応試験し、分析
計１１は分析した各ガスの濃度を中央処理装置１６にフ
ィードバックして中央処理装置１６によって処理する。
混合ガスを気水混合室５で液体と混合することにより、
例えば、自動車の雨天走行時における雨水と混合した状
態の排気ガスの情況をシュミレートすることができ、ま
た、液体と混合しない場合は晴天走行時における排気ガ
スの情況をシュミレートすることができる。
スあるいは液体と混合しない混合ガスは反応室１０とガ
ス分析計１１に送り、反応室１０では反応試験し、分析
計１１は分析した各ガスの濃度を中央処理装置１６にフ
ィードバックして中央処理装置１６によって処理する。
混合ガスを気水混合室５で液体と混合することにより、
例えば、自動車の雨天走行時における雨水と混合した状
態の排気ガスの情況をシュミレートすることができ、ま
た、液体と混合しない場合は晴天走行時における排気ガ
スの情況をシュミレートすることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明装置によると、ガス
ボンベの各種標準ガスを中央処理装置にて演算して流量
を制御し、空胴のミキシングユニットで混合して燃焼ガ
スにシュミレートした混合ガスを生成し、これを気水混
合室にて液体と混合し、又は混合しないで反応室にて反
応試験し、かつ分析計で分析するようにしたものである
から、ミキシングユニットでは各種標準ガスが乱流とな
って良好な混合を行うため、その後の反応室における反
応作用や分析計による分析が精度よく確実に得られる。
また、雨水等の水分を含んだ状態や含まない状態の実際
のガスと同等の条件の下に燃焼ガスの反応試験、分析が
得られる利点を有している。従って、従来のようにエン
ジン等の実機を運転することなく燃焼ガスの反応試験及
び分析を行うことができる。
ボンベの各種標準ガスを中央処理装置にて演算して流量
を制御し、空胴のミキシングユニットで混合して燃焼ガ
スにシュミレートした混合ガスを生成し、これを気水混
合室にて液体と混合し、又は混合しないで反応室にて反
応試験し、かつ分析計で分析するようにしたものである
から、ミキシングユニットでは各種標準ガスが乱流とな
って良好な混合を行うため、その後の反応室における反
応作用や分析計による分析が精度よく確実に得られる。
また、雨水等の水分を含んだ状態や含まない状態の実際
のガスと同等の条件の下に燃焼ガスの反応試験、分析が
得られる利点を有している。従って、従来のようにエン
ジン等の実機を運転することなく燃焼ガスの反応試験及
び分析を行うことができる。
【図１】本発明装置を示す図
【図２】本発明装置によるデータ処理システム説明図
１ ガスボンベ ２ 第１電磁弁 ３ 第１マスフロメータ ４ ミキシングユニット ５ 気水混合室 ６ 第２マスフロメータ ７ 水槽 ８ ポンプ ９ 流量計 １０ 反応室 １１ ガス分析計 １２ 第２電磁弁 １３ 圧力センサ １４ バイパス排気通路 １５ 第３マスフロメータ １６ 中央処理装置 １７ ガス通路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−42885（ＪＰ，Ａ) 特開 昭49−111025（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−158710（ＪＰ，Ａ) 実開 昭56−107538（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−94747（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−82844（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01N 1/28 G01N 1/22 G01N 1/00 101 - 102
Claims (1)
- 【請求項１】 各種成分の標準ガスが貯蔵された複数の
ガスボンベと第１電磁弁及び第１マスフロメータを介し
て接続し、前記各種成分の標準ガスを混合するミキシン
グユニットと、前記ミキシングユニットと第２マスフロ
メータを介して接続した気水混合室と、前記気水混合室
にポンプ及び流量計を介して水槽と接続した気水混合室
への液体供給手段と、前記気水混合室に接続した反応室
並びにガス分析計と、前記第２マスフロメータと気水混
合室との間のガス通路に接続した第２電磁弁及び圧力セ
ンサと、前記第２電磁弁とバイパス排気通路との間に設
置した第３マスフロメータとから構成され、前記第１、
２電磁弁、第１、２、３マスフロメータ、圧力センサ、
ポンプ、流量計及びガス分析計は中央処理装置と接続し
たことを特徴とする燃焼ガスシュミレート装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3123020A JP2889016B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 燃焼ガスシュミレート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3123020A JP2889016B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 燃焼ガスシュミレート装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04328444A JPH04328444A (ja) | 1992-11-17 |
| JP2889016B2 true JP2889016B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=14850241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3123020A Expired - Fee Related JP2889016B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 燃焼ガスシュミレート装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2889016B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6329688B1 (ja) * | 2017-12-21 | 2018-05-23 | 株式会社ベスト測器 | ガス供給装置 |
| CN114486810B (zh) * | 2022-02-11 | 2024-03-15 | 迈射智能科技(上海)有限公司 | 一种基于多组分标气系统的油样混油系统及检测方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2309269A1 (de) * | 1973-02-24 | 1974-08-29 | Linde Robert Von Dipl Ing | Geraet zur simulation von motorabgasen |
| JPS5342885A (en) * | 1976-09-30 | 1978-04-18 | Toshiba Corp | Manufacturing apparatus of simulated malodorous gas |
| DE2823315C3 (de) * | 1978-05-29 | 1981-09-10 | Drägerwerk AG, 2400 Lübeck | Gasspür- bzw. -meßgerät unter Verwendung von Prüfröhrchen |
| JPS56107538U (ja) * | 1980-01-18 | 1981-08-21 | ||
| JPS5882844U (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-04 | 理化学研究所 | 湿度発生装置の飽和気体生成装置 |
| JPH0194747U (ja) * | 1987-12-09 | 1989-06-22 |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP3123020A patent/JP2889016B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04328444A (ja) | 1992-11-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |