JP2886215B2 - 疑似太陽光照射装置 - Google Patents
疑似太陽光照射装置Info
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- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Description
特性試験等を行うのに好適な疑似太陽光照射装置に関す
るものである。
効率、低コストの小型太陽電池の開発が全世界的な規模
で進められている。このような小型太陽電池は、平面状
に直列または並列接続され、いわゆる“太陽電池パネ
ル”として用いられることが多い。
産時における、エネルギ変換効率、電圧−電流特性等の
特性試験用には、広範囲に亘って安定した疑似太陽光を
一定時間照射させることが可能な、大面積照射用の疑似
太陽光照射装置が用いられ、これまでに各種の照射装置
が開発されている。
−237338号公報には、放電灯ランプとして連続点灯用の
放電灯ランプを用い、非照射時は該放電灯ランプに定格
以下の微弱な定常電流を供給して放電を持続させてお
き、照射時には、所定時間だけ定格を超えるパルス状の
電流を前記微弱電流に重畳し、この重畳された電流を放
電灯ランプに供給する疑似太陽光照射装置の制御方法が
提案されている。
クトルおよび光強度が安定した、特性試験に必要な大出
力の疑似太陽光を、特性試験に必要な時間T1(例えば、
20〜200[msec])だけ照射することができるので、従
来のフラッシュランプを用いた場合に比べて、より長時
間、一定光量の疑似太陽光を照射できることになる。
しての機能は優れているものの、その構成に起因する以
下のような問題点を有していた。
給するためには、該光照射装置のトランス等に過剰な電
流を供給する必要があり、そのためには屋外や屋内の送
配電設備にも前記定格電流を超えるパルス電流を供給で
きるだけの容量が要求される。
ルス点灯時間が0.2秒であり、点灯間隔が20秒である
と、連続点灯の場合の1/100の時間しか利用されない大
電流のために該大電流を定格とする送配電設備を設置す
る必要があり、実質上、約100倍の過剰電力を供給する
ことが可能な送配電設備が必要となることになってしま
う。
設置場所が限定されたり、屋内外の送配電設備を増強し
なければならないという問題があった。
が可能な送配電設備に接続することができても、放電灯
ランプ点灯時に大きな過剰電力(例えば、60kw)を0.1
〜0.2秒間矩形波的に屋外から屋内に供給すると、強い
電磁ノイズが発生し、周辺装置に悪影響を及ぼしてしま
うという問題がさらに発生する。
いが、そのためのコストは大きく、実用的ではない。
した固有の問題(1)、(2)を解決して、経済性およ
び実用性に優れた疑似太陽光照射装置を提供することで
ある。
用の放電灯ランプを光源として用いた疑似太陽光照射装
置において、非照射時には、放電灯ランプの定格電流に
満たない微弱電流を発生して放電灯ランプの放電を持続
する手段と、前記定格電流を超えるパルス電流を発する
ための電荷を蓄える手段と、照射時には、前記パルス電
流を前記微弱電流を重畳して放電パルス電流を生成する
手段と、前記パルス電流および放電パルス電流の少なく
とも一方の波高を制御する手段とを具備し、光照射時に
は該放電パルス電流を放電灯ランプに供給するようにし
た。
る大電流を疑似太陽光照射装置内で発生させることがで
きるので、本装置の設置にあたって屋内外の送配電設備
に何等改良を加える必要がなく、どのような場所にも簡
単に設置することができるようになる。
経路が短くなり、電磁ノイズの強度を容易に従来の1/10
0ないしはそれ以下に減じることができるようになる。
1図は本発明の一実施例である疑似太陽光照射装置のブ
ロック図である。
圧器7の一次巻線に接続されている。前記変圧器7の二
次巻線は整流器17の入力端子に接続されている。前記整
流器17の出力端子は、定常光電流制御回路18およびラン
プ起動回路19を介して、キセノンアークランプ等に代表
される放電灯ランプ2に接続されている。
灯ランプ2を放電させるのに必要な電圧を該放電灯ラン
プ2に供給する。
最小の電流、例えば放電灯ランプ2の定格電流Irの1/5
倍ないし1/2倍の電流が該放電灯ランプ2に流れるよう
に、その値が設定されている。
な二次電池4、および波高制御回路10を介して前記ラン
プ起動回路19に接続されている。二次電池4は、前記定
格電流Irの約4倍のパルス電流を、前記試験時間T1だけ
放電させることが可能な電荷を蓄える。
説明する。
付勢して、放電灯ランプ2を放電(点灯)させる。放電
灯ランプ2が放電したならばランプ起動回路19の付勢を
停止する。前記ランプ起動回路19の付勢を停止しても、
スイッチ12が投入されているので、放電灯ランプ2が放
電を持続することのできる最小の微弱電流I1が該放電灯
ランプ2に流れる。
は定常光電流制御回路18の出力電流によって充電され、
該二次電池4には、放電灯ランプ2の定格電流の約4倍
のパルス電流を、特性試験の実施に必要な時間T1(例え
ば、20〜200msec)だけ放電させるのに必要な電荷が蓄
えられる。
されると、該波高制御回路10は二次電池4に充電された
電荷によるパルス電流I2の波高を所定の値に安定化した
後、該パルス電流I2をランプ起動回路19に出力する。
記パルス電流I2を重畳して生成された、前記定格電流の
約4倍の放電パルス電流I3が供給され、該放電灯ランプ
2の光出力は所定の時間T1だけ定格出力の約4倍とな
る。
再び前記微弱な定常電流I1のみが供給されることにな
り、該微弱電流I1によって放電灯ランプ2の放電状態が
維持される。また、二次電池4も再び充電される。
合であっても微小電流I1によって放電灯ランプ2の放電
を維持させておき、照射時だけ二次電池4によるパルス
電流I2を前記微小電流I1に重畳するようにすれば、放電
パルス電流I3の立ち上りから放電灯ランプ2の照射光の
スペクトルおよび強度が安定するまでの時間が短縮され
る。
流I3の波高の安定期間が長くなり、特性試験を行うため
の時間を長くすることができる。
きなパルス電流I2を疑似太陽光照射装置内で発生させる
ことができるので、本装置の設置にあたって屋内外の配
送電設備に関して何等制約がなく、どのような場所にも
簡単に設置することができるようになる。
置内で発生させるので該電流の経路が短くなり、電磁ノ
イズの強度を容易に従来の1/100ないしはそれ以下に減
じることができるようになる。
置のブロック図であり、第1図と同一の符号は、同一ま
たは同等部分を表している。
入力端子に接続され、該整流器17の出力端子は、定常光
電流制御回路18およびランプ起動回路19を介して放電灯
ランプ2に接続されている。
きる最小の電流I1を該放電灯ランプ2に供給できるよう
に、その値が設定されている。
端子に接続されている。前記整流器5の出力端子は、定
電流充電回路14、二次電池4、および波高制御回路10を
介して前記ランプ起動回路19に接続されている。
4倍のパルス電流I2を前記試験時間T1だけ放電させるこ
とが可能な電荷を、予定の照射間隔の間に該二次電池4
に充電することができるように、その値が設定されてい
る。
出する光センサ1および切換スイッチ3の可動接点が接
続されている。切換スイッチ3の一方の固定接点にはコ
ンピュータ15が接続され、他方の固定接点には手動切換
装置16が接続されている。
したがってパルス起動信号aを出力し、手動切換装置16
は、オペレータの操作に応じてパルス起動信号aを出力
する。
説明する。なお、前記切換スイッチ3は、コンピュータ
15側に接続されているものとする。
を付勢して、前記と同様に放電灯ランプ2が放電を維持
することのできる最小の電流I1のみを該放電灯ランプ2
に供給する。
が定電流充電回路14の出力電流によって充電され、該二
次電池4には、放電灯ランプ2の定格電流の約4倍のパ
ルス電流I2を試験時間T1だけ放電させられるだけの電荷
が蓄えられる。
御回路10に対してパルス起動信号aを出力すると波高制
御回路10が付勢され、該波高制御回路10は二次電池4に
よるパルス電流I2を安定化した後、ランプ起動回路19に
出力する。
ス電流I2とを重畳した、前記放電灯ランプ2の定格電流
の約4倍の放電パルス電流I3が流れ、該放電灯ランプ2
の光出力も定格出力の約4倍となる。
センサ1で検出され、検出信号bが波高制御回路10に入
力される。波高制御回路10は検出信号bに応じて出力電
流を制御する。この結果、放電灯ランプ2には一定の過
剰電流が供給され、安定した照射が可能になる。
されている場合には、オペレータの操作によってパルス
起動信号aが発せられ、この結果、波高制御回路10が付
勢されて上記と同様に照射が行われる。
の強度が波高制御回路10にフィードバックされるので、
さらに安定した照射が可能になる。
ための電荷を蓄える手段として二次電池を用いたが、コ
ンデンサであっても良い。
て、放電灯ランプ2には、その定格電流の4倍の電流が
流れるものとして説明したが、本発明は特にこれのみに
限定されるものではなく、4倍に満たない、あるいは4
倍を超える電流が流れるようにしても良いことは当然で
ある。
放電パルス電流I3を安定化するために、パルス電流I2の
波高を制御するものとして説明したが、放電パルス電流
I3そのものの波高を制御するようにしても良い。
のような効果が達成される。
似太陽光照射装置内で発生させることができるので、本
装置の設置にあたって屋内外の送配電設備に関して何等
制約がなく、どのような場所にも簡単に設置することが
できるようになる。
経路が短くなり、電磁ノイズの強度を容易に従来の1/10
0ないしはそれ以下に減じることができるようになる。
ブロック図、第2図は本発明の他の実施例である疑似太
陽光照射装置のブロック図である。 2……放電灯ランプ、3……切換スイッチ、4……二次
電池、5、17……整流器、7,13……変圧器、10……波高
制御回路、11……交流電源、12……スイッチ、14……定
電流充電回路、15……コンピュータ、16……手動切換装
置、18……常光電流制御回路、19……ランプ起動回路
Claims (2)
- 【請求項1】連続点灯用の放電灯ランプを光源として用
い、光照射時には該放電灯ランプの定格電流以上の放電
パルス電流で、放電灯ランプを間欠的に放電させる疑似
太陽光照射装置であって、 非照射時には、前記定格電流に満たない微弱電流を発生
して放電灯ランプの放電を持続する手段と、 前記定格電流を超えるパルス電流を発生するための全電
荷を蓄える手段と、 照射時には、前記パルス電流を前記微弱電流に重畳して
前記放電パルス電流を生成する手段と、 前記パルス電流および放電パルス電流の少なくとも一方
の波高を制御する手段とを具備したことを特徴とする疑
似太陽光照射装置。 - 【請求項2】放電灯ランプの光強度を検出する手段をさ
らに具備し、前記波高制御手段は前記光強度に基づいて
前記波高を制御することを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の疑似太陽光照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29344889A JP2886215B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 疑似太陽光照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29344889A JP2886215B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 疑似太陽光照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03154840A JPH03154840A (ja) | 1991-07-02 |
JP2886215B2 true JP2886215B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=17794896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29344889A Expired - Lifetime JP2886215B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 疑似太陽光照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2886215B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1734373A2 (en) | 2005-06-17 | 2006-12-20 | Nisshinbo Industries, Inc. | Measurement method using solar simulator |
EP1998154A2 (en) | 2007-05-31 | 2008-12-03 | Nisshinbo Industries, Inc. | Solar Simulator |
WO2010007927A1 (ja) | 2008-07-18 | 2010-01-21 | 日清紡ホールディングス株式会社 | ソーラシミュレータ及び多接合型太陽電池の測定方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5309880B2 (ja) * | 2008-10-17 | 2013-10-09 | 岩崎電気株式会社 | キセノンフラッシュランプ及びそれを用いた擬似太陽光照射装置 |
-
1989
- 1989-11-10 JP JP29344889A patent/JP2886215B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1734373A2 (en) | 2005-06-17 | 2006-12-20 | Nisshinbo Industries, Inc. | Measurement method using solar simulator |
US7411408B2 (en) | 2005-06-17 | 2008-08-12 | Nisshinbo Industries, Inc. | Measurement method using solar simulator |
EP1998154A2 (en) | 2007-05-31 | 2008-12-03 | Nisshinbo Industries, Inc. | Solar Simulator |
US8198821B2 (en) | 2007-05-31 | 2012-06-12 | Nisshinbo Industries, Inc. | Solar simulator |
WO2010007927A1 (ja) | 2008-07-18 | 2010-01-21 | 日清紡ホールディングス株式会社 | ソーラシミュレータ及び多接合型太陽電池の測定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03154840A (ja) | 1991-07-02 |
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