JP2884109B2 - 植毛用毛髪 - Google Patents
植毛用毛髪Info
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- JP2884109B2 JP2884109B2 JP29371590A JP29371590A JP2884109B2 JP 2884109 B2 JP2884109 B2 JP 2884109B2 JP 29371590 A JP29371590 A JP 29371590A JP 29371590 A JP29371590 A JP 29371590A JP 2884109 B2 JP2884109 B2 JP 2884109B2
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- Japan
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- hair
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- calcium phosphate
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、皮膚に直接植毛する為の植毛用毛髪に関す
る。
る。
皮膚に直接植毛する植毛法は、疑似毛髪あるいは人毛
を皮膚に刺入するものであるが、疑似毛髪が刺入され皮
膚と接触し、且つ、皮膚内に滞まる部分（毛根部）は、
生体との適合性を有する材料で形成されることが好まし
い。
を皮膚に刺入するものであるが、疑似毛髪が刺入され皮
膚と接触し、且つ、皮膚内に滞まる部分（毛根部）は、
生体との適合性を有する材料で形成されることが好まし
い。
現在この毛根部にシリコーン等の合成樹脂等からなる
生体反応性の無い材料を用いた植毛用毛髪が提案されて
いるが、これらはあくまで異物に他ならず、長期間の使
用に耐えられるものではなかった。
生体反応性の無い材料を用いた植毛用毛髪が提案されて
いるが、これらはあくまで異物に他ならず、長期間の使
用に耐えられるものではなかった。
本発明の目的は、皮膚に長期間滞まることができ、し
かも抜出し難い植毛用毛髪を提供することにある。本発
明は、植毛用毛髪の毛根部にリン酸カルシウム系セラミ
ックス部材乃至リン酸カルシウム系セラミックス複合部
材を配置したことを特徴とする。
かも抜出し難い植毛用毛髪を提供することにある。本発
明は、植毛用毛髪の毛根部にリン酸カルシウム系セラミ
ックス部材乃至リン酸カルシウム系セラミックス複合部
材を配置したことを特徴とする。
植毛用毛髪は、人工的に作成した柔軟性を具えた疑似
毛髪あるいは人毛等である。疑似毛髪の材料は従来使用
されている合成繊維等、特に限定されるものでない。
毛髪あるいは人毛等である。疑似毛髪の材料は従来使用
されている合成繊維等、特に限定されるものでない。
毛根部とは、生体皮膚と植毛用毛髪とが、接触する部
分全般を示すものである。従って一般的な毛髪でいう毛
根部よりも広い範囲を示すものである。
分全般を示すものである。従って一般的な毛髪でいう毛
根部よりも広い範囲を示すものである。
リン酸カルシウム系セラミックス部材とは、例えばハ
イドロキシアパタイト、リン酸三カルシウム、リン酸四
カルシウム等である。又その複合部材とは上記リン酸カ
ルシウム系セラミックスとシリコーン、テフロン等の合
成樹脂とを複合させたものを示す。
イドロキシアパタイト、リン酸三カルシウム、リン酸四
カルシウム等である。又その複合部材とは上記リン酸カ
ルシウム系セラミックスとシリコーン、テフロン等の合
成樹脂とを複合させたものを示す。
以下本発明の形状等を示す実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図は針状に成形したリン酸カルシウム系セラミッ
クス部材よりなる毛根部（12）に、毛髪部（11）を接続
したものを示す。第１図は、毛根部（12）を針状とする
ことにより、植毛時、頭皮に侵入しやすい形状を示すも
のである。第２図は、釣針状に成形したリン酸カルシウ
ム系セラミックス部材よりなる毛根部（12）に毛髪部
（11）を接続したものを示す。第２図は、毛根部（12）
を釣針状とすることにより、より植毛しやすく、ぬけに
くい形状を示すものである。
クス部材よりなる毛根部（12）に、毛髪部（11）を接続
したものを示す。第１図は、毛根部（12）を針状とする
ことにより、植毛時、頭皮に侵入しやすい形状を示すも
のである。第２図は、釣針状に成形したリン酸カルシウ
ム系セラミックス部材よりなる毛根部（12）に毛髪部
（11）を接続したものを示す。第２図は、毛根部（12）
を釣針状とすることにより、より植毛しやすく、ぬけに
くい形状を示すものである。
更に第３図は、楔状に成形したリン酸カルシウム系セ
ラミックス部材よりなる毛根部（12）に毛髪部（11）を
接続したものを示す。第３図は、第１図、第２図と同
様、植毛しやすく抜け難い構造を示すものである。
ラミックス部材よりなる毛根部（12）に毛髪部（11）を
接続したものを示す。第３図は、第１図、第２図と同
様、植毛しやすく抜け難い構造を示すものである。
リン酸カルシウム系セラミックス部材よりなる毛根部
（12）とは、単なる塊状化したリン酸カルシウム系セラ
ミックス部材、あるいは金属、セラミックス、ゴム、樹
脂、木、紙等を芯材としてその表面にリン酸カルシウム
系セラミックス部材の被覆層を形成したもの、あるいは
自然毛髪部の一端にリン酸カルシウム系セラミックス部
材の被覆層を形成したもの等がある。被覆層は、塗布、
物理蒸着、化学蒸着等の方法によって形成されるが、こ
れらに限定されるものではない。
（12）とは、単なる塊状化したリン酸カルシウム系セラ
ミックス部材、あるいは金属、セラミックス、ゴム、樹
脂、木、紙等を芯材としてその表面にリン酸カルシウム
系セラミックス部材の被覆層を形成したもの、あるいは
自然毛髪部の一端にリン酸カルシウム系セラミックス部
材の被覆層を形成したもの等がある。被覆層は、塗布、
物理蒸着、化学蒸着等の方法によって形成されるが、こ
れらに限定されるものではない。
次に第４図に示す実施例について説明する。第３図迄
に示した実施例は、毛髪部１本に対してリン酸カルシウ
ムセラミックス部材よりなる１毛根部を形成したもので
あるが、１毛根部（22）に対して複数の毛髪部（21）を
接続したものが第４図に示す実施例である。本実施例に
よれば、植毛回数を減らすことができる。しかも毛髪部
と毛根部を着脱式とすれば容易に交換が可能となる。
に示した実施例は、毛髪部１本に対してリン酸カルシウ
ムセラミックス部材よりなる１毛根部を形成したもので
あるが、１毛根部（22）に対して複数の毛髪部（21）を
接続したものが第４図に示す実施例である。本実施例に
よれば、植毛回数を減らすことができる。しかも毛髪部
と毛根部を着脱式とすれば容易に交換が可能となる。
次に第５図に示す実施例を説明する。予め毛根部（2
2）のみを適当な各所に植設しておく。又、予めネット
（23）に複数本の毛髪部（11）を接続しておく。
2）のみを適当な各所に植設しておく。又、予めネット
（23）に複数本の毛髪部（11）を接続しておく。
第５図に示す実施例はネット（23）を頭の各所に植設
されている毛根部（22）に引掛けるだけで頭髪を形成す
ることができる。
されている毛根部（22）に引掛けるだけで頭髪を形成す
ることができる。
以上詳述した実施例の他にも、本発明はリン酸カルシ
ウム系セラミックス材を毛根部とするならば、様々な形
状乃至構造をとり得る。
ウム系セラミックス材を毛根部とするならば、様々な形
状乃至構造をとり得る。
以上詳述の如く本発明は、生体適合性及び生体との癒
着性に優れたリン酸カルシウムセラミックス乃至該複合
部材を毛根部に配置することにより、抜出し難くしかも
頭皮上に長期間、安定した状態で滞まることができる毛
髪を提供できる等の効果を有するものである。
着性に優れたリン酸カルシウムセラミックス乃至該複合
部材を毛根部に配置することにより、抜出し難くしかも
頭皮上に長期間、安定した状態で滞まることができる毛
髪を提供できる等の効果を有するものである。
第１図乃至第５図は、本発明の一実施例を示す図であ
る。 11……毛髪部 12,22……毛根部 AA……頭皮
る。 11……毛髪部 12,22……毛根部 AA……頭皮
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A41G 3/00 A61L 27/00
Claims (1)
- 【請求項１】毛根部がリン酸カルシウム系セラミックス
部材乃至リン酸カルシウム系セラミックス複合部材であ
る植毛用毛髪。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29371590A JP2884109B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 植毛用毛髪 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29371590A JP2884109B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 植毛用毛髪 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04174704A JPH04174704A (ja) | 1992-06-22 |
| JP2884109B2 true JP2884109B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=17798306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29371590A Expired - Fee Related JP2884109B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 植毛用毛髪 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2884109B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103892497B (zh) * | 2014-03-25 | 2015-05-13 | 刘知迪 | 一种人造发囊及根据人造发囊确定发型的方法 |
| CN105380326B (zh) * | 2015-10-30 | 2017-08-25 | 刘知迪 | 一种人造毛发 |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP29371590A patent/JP2884109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04174704A (ja) | 1992-06-22 |
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Legal Events
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